日本の伝統的な遊びである花札にはいろんな鳥や樹が描かれています。鳥が描いてある札ばかり集めましたが、何という鳥だか分かりますか?
左上から右下の順に、松に鶴(1月)、梅に鶯(2月)、藤に時鳥(ホトトギス)(4月)、芒(ススキ)に雁(8月)、柳に燕(11月)、桐に鳳凰(12月)。
正直言って、私はホトトギスとツバメが識別できませんでした。ホトトギスはツグミみたいだし、ツバメはサンコウチョウに見えます。ちなみに、尾羽の長いサンコウチョウのオスは日本で見られる最も美しい小鳥だと私は思います。
もう一つ、花札に対してバードウォッチャーが必ず突っ込みを入れることがあります。それは、「梅の枝に止まっているのはウグイスじゃなくてメジロ」ということ。
理由は、ウグイスはほとんど姿を見せないし、色も地味な茶色。一方、メジロはいわゆるウグイス色で、花の蜜を吸うために枝に止まることが多いから。
そうは言っても、昔から「梅に鶯」はセット物で、花札以外に歌や文学にも登場しますし、日本の文化として定着していますから、今さら「あれはメジロだ!」と目くじら立てるのは野暮ですけどね。
不思議なのは、柳(11月)と桐(12月)が季節に合わないこと。柳もツバメも春から初夏ですし、桐の花も初夏です。また、他の月のカス札が全部2枚なのに、11月(霜月)は1枚、12月(師走)は3枚というのもイレギュラーです。花札の歴史も面白そうですが、深入りは止めときます。
guitarbirdさんの「レコードジャケットでバードウォッチング」に比べると、種類も少なく地味な探鳥会になりました。
左上から右下の順に、松に鶴(1月)、梅に鶯(2月)、藤に時鳥(ホトトギス)(4月)、芒(ススキ)に雁(8月)、柳に燕(11月)、桐に鳳凰(12月)。
正直言って、私はホトトギスとツバメが識別できませんでした。ホトトギスはツグミみたいだし、ツバメはサンコウチョウに見えます。ちなみに、尾羽の長いサンコウチョウのオスは日本で見られる最も美しい小鳥だと私は思います。
もう一つ、花札に対してバードウォッチャーが必ず突っ込みを入れることがあります。それは、「梅の枝に止まっているのはウグイスじゃなくてメジロ」ということ。
理由は、ウグイスはほとんど姿を見せないし、色も地味な茶色。一方、メジロはいわゆるウグイス色で、花の蜜を吸うために枝に止まることが多いから。
そうは言っても、昔から「梅に鶯」はセット物で、花札以外に歌や文学にも登場しますし、日本の文化として定着していますから、今さら「あれはメジロだ!」と目くじら立てるのは野暮ですけどね。
不思議なのは、柳(11月)と桐(12月)が季節に合わないこと。柳もツバメも春から初夏ですし、桐の花も初夏です。また、他の月のカス札が全部2枚なのに、11月(霜月)は1枚、12月(師走)は3枚というのもイレギュラーです。花札の歴史も面白そうですが、深入りは止めときます。
guitarbirdさんの「レコードジャケットでバードウォッチング」に比べると、種類も少なく地味な探鳥会になりました。