書店の樹木コーナーに行くと、棚の約4分の1を巨樹関連の本が占めています。ネット上にも巨樹に関するサイトが山のようにあります。世の中にはそれだけ巨樹ファンが多いということでしょう。
巨樹が定義されたのは最近のことで、1988年に環境庁(当時)が「全国巨樹・巨木調査」を行う際に、「地上1.3mの位置で幹の周囲3m以上の樹木」と定めました。「胸高周囲」と言います。その後2000年にもフォローアップ調査が行われ、日本全国で68,000本の巨樹・巨木が記録されています。
(下谷の大カツラ。物差しになっているのは同行の仲間)
私がいつも行く栃の森に、京都府で3番目に大きい(太い)巨樹があります。樹種はカツラ。先日訪れた際、コースを少し外れて同行の仲間といっしょにその大カツラを見に行きました。
案内看板によると、2007年4月の測定で直径3.4mですから、周囲は10m。樹高は38.4m。驚いたことに、まだ成長し続けているようで、看板の数字が書き替えられていました。
(前の数字が削り取られて新しい数字が書き込まれています)
樹齢は示してありませんが、私の推測で800~1000年というところでしょうか。あまりにも長く、大きく成長したので、枝の又などにコシアブラやカエデ、アズキナシなど別の樹が生えています。
私は巨樹マニアではありませんが、このクラスの巨木の前に立つと、やはり畏敬の思いが湧いてきます。「よくぞここまで生きてきましたね~」と声をかけたくなります。
(大カツラの樹皮。風格があります)
近くにもう1本カツラの巨木があり、それが第4位。特に京都府にカツラが多いというわけではありません。京都府の巨樹を樹種で分けると、スギ(148本)、ケヤキ(102本)、クスノキ(69本)、エノキ(56本)、スダジイ(48本)がベスト5。ちなみに、京都府の巨樹第1位はトチノキ、第2位はスギです。
カツラは彦生えが出て株立ちになるので太さの勝負には有利で、全国的にはカツラの巨木は多いはずです。ちなみに、わが家の庭のカツラを計ったら周囲78cm。ついでに自分の腹囲を測ったら、メタボぎりぎりセーフの82cmでした(ウェストじゃないですよっ)。ダイエット成功!
巨樹が定義されたのは最近のことで、1988年に環境庁(当時)が「全国巨樹・巨木調査」を行う際に、「地上1.3mの位置で幹の周囲3m以上の樹木」と定めました。「胸高周囲」と言います。その後2000年にもフォローアップ調査が行われ、日本全国で68,000本の巨樹・巨木が記録されています。
(下谷の大カツラ。物差しになっているのは同行の仲間)
私がいつも行く栃の森に、京都府で3番目に大きい(太い)巨樹があります。樹種はカツラ。先日訪れた際、コースを少し外れて同行の仲間といっしょにその大カツラを見に行きました。
案内看板によると、2007年4月の測定で直径3.4mですから、周囲は10m。樹高は38.4m。驚いたことに、まだ成長し続けているようで、看板の数字が書き替えられていました。
(前の数字が削り取られて新しい数字が書き込まれています)
樹齢は示してありませんが、私の推測で800~1000年というところでしょうか。あまりにも長く、大きく成長したので、枝の又などにコシアブラやカエデ、アズキナシなど別の樹が生えています。
私は巨樹マニアではありませんが、このクラスの巨木の前に立つと、やはり畏敬の思いが湧いてきます。「よくぞここまで生きてきましたね~」と声をかけたくなります。
(大カツラの樹皮。風格があります)
近くにもう1本カツラの巨木があり、それが第4位。特に京都府にカツラが多いというわけではありません。京都府の巨樹を樹種で分けると、スギ(148本)、ケヤキ(102本)、クスノキ(69本)、エノキ(56本)、スダジイ(48本)がベスト5。ちなみに、京都府の巨樹第1位はトチノキ、第2位はスギです。
カツラは彦生えが出て株立ちになるので太さの勝負には有利で、全国的にはカツラの巨木は多いはずです。ちなみに、わが家の庭のカツラを計ったら周囲78cm。ついでに自分の腹囲を測ったら、メタボぎりぎりセーフの82cmでした(ウェストじゃないですよっ)。ダイエット成功!