樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

茶玉

2009年06月29日 | 木と飲食
宇治茶の老舗・中村藤吉本店は以前もご紹介しましたが、今その軒先にお茶の木の枝葉を集めて作った茶玉がぶら下がっています。「新茶ができました」というお知らせです。
他のお茶屋さんでは見かけないので、おそらくこの店独自の風物詩なのでしょう。八十八夜の茶摘みの頃には、茶玉が5~6個ぶら下げられた奥の座敷も公開されます。

       

酒蔵では新酒ができると軒先に杉玉をぶら下げますが、多分それにあやかってのことだと思います。茶玉に近づいてよく見ると、中の方にはスギも使われていました。杉玉の作り方をベースにしているようです。

       
              (伏見の酒蔵でぶら下げられる杉玉)

宇治茶の老舗が大手のドリンクメーカーとタイアップしてペットボトルのお茶を出しています。福寿園とサントリーの「伊右衛門」、上林春松本店とコカ・コーラの「綾鷹」、辻利一本店とJTの「辻利」。そのほか抹茶入りスイーツでも、老舗と大手メーカーがタイアップしています。
タイアップと言っても、老舗の茶葉を使うわけではなく、名前を貸すだけのようですが…。

       

以前仕事で中村藤吉本店を取材した際、個人的な興味からそのことを尋ねたら、「タイアップのお話はいろいろ来ますが、当社は自分たちが作ったものを自分たちで販売したいと考えております」という答が返ってきました。
その姿勢といい、独自の茶玉といい、この老舗に対する好感度はますます高まりました。
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植生調査

2009年06月25日 | 木と鳥・動物
私の主なフィールド・栃の森は4年前に入山禁止になりました。でも、私たちは10年以上前から野鳥の調査をしているので、それを継続するために許可を得て入っています。私はほとんど貢献していませんが、この森が鳥獣保護区になったのもその調査の成果です
先週末、そのレギュラーの調査に加えて、5年に一度の環境省の調査のお手伝いをしてきました。いつまで経っても鳥の識別力が向上しないので、野鳥の調査は他のメンバーに任せて、私は植生調査を担当。調査地点の植物を高さ1m、3m、10m、15m以上の4段階ごとに調べるのです。

       
              (15m以上は樹木で覆われています)

この作業で改めて痛感したのは、ササがなくなったこと。調査票にはそれぞれの高さごとに植物が覆っている割合を記入する欄がありますが、15m以上ではほとんどの地点が上の写真のように75%以上なのに、1mの高さではほぼ0%。シダやトリカブト、バイケイソウが少し生えている程度で、地表面には植物がほとんどないのです。

       
        (ある調査地点の植生。地表面には植物がありません)
       
         (先日ご紹介した妙高高原の夢見平はササが豊富)

10年くらい前までは、場所によっては藪漕ぎしなければならないほどササが茂っていました。それが今は皆無です。原因はシカ。
有毒なトリカブトやバイケイソウは避けてササだけ食べるのでこんな状態になったのです。林内では最近オオバアサガラとテツカエデが異様に多く、この2種もシカが食べないから増えたのだろうと私は推測しています。
シカと接近する機会も増えました。この日も近くで何度も鳴き声を聞きましたし、同行のメンバーは3頭目撃したそうです。京都大学がこの森でシカの食害調査をしていますが、原生林のためか有効な対策は打てないようです。

       
       (森で増殖しつつあるオオバアサガラ。ちょうど満開でした)

話は変わりますが、今回また遭難騒ぎがありました。一人で入山した人が帰宅しないとのこと。京都府警のヘリコプターや滋賀県警のパトカー、消防署のレスキュー隊も出動していました。お陰で、遭難者は無事保護されたようです。
こうした遭難者が増えたこともあって入山禁止になったようですが、自然観察やトレッキングの本には「関西の秘境」として紹介され、800mくらいの低山なので安易に一人で許可なく入山する人が後を絶ちません。自戒も含めて、低くても山を舐めたらいけませんね。
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ツバメの楽園

2009年06月22日 | 野鳥
京阪電車の宇治駅は超モダンな建物で、私鉄の駅として初めてグッドデザイン賞を受賞しました。設計は関西で有名な建築家・若林広幸氏。南海電車の特急ラピートも氏のデザインです。

       
                  (横から見た京阪宇治駅)
       
                    (駅内部の造形)

ラピートもそうですが、宇治駅も丸と直線を組み合わせたユニークな造形です。開口部がたくさんあって鳥も虫も自由に出入りできるので、今の時期はツバメがたくさん巣を造って繁殖に励んでいます。
前から気になっていたので、巣を詳しく観察してきました。駅舎内部にある巣は合計10個。その他に、落ちたのか駅の職員が落としたのか、巣の跡も4~5個ありました。
高い天井にくっついているのはコシアカツバメの巣。花瓶を半分に割ったような形で、泥の色でストライプ模様が描かれ、こちらもグッドデザイン賞もの。少し離れた場所では普通のツバメも営巣しています。

       
               (天井に造られたコシアカツバメの巣)
       
         (普通のツバメの巣。誰かが糞除けを作ってくれました)

10個すべてが現在使われているかどうかは確認していませんが、おもしろいことに、そのうちの1個をスズメが使っていました。スズメは草やワラで巣を作りますが、泥を固めたツバメの古巣でも繁殖するんですね。巣の中からは「チュルチュル・・・」とスズメのヒナの声が聞こえてきます。

       
            (ツバメの古巣を使うスズメ。ヒナは3羽)

駅の横には宇治川が流れているので巣材の泥には困らないし、餌になる虫もたくさん飛んでいるし、コンクリートの絶壁なので蛇や猫も寄ってこないし、宇治駅はツバメにとって楽園のような繁殖環境です。
ツバメやスズメに成り代わって若林さんにお礼を申し上げます。

※鳥の繁殖シーンは撮影しないのがマナーですが、ツバメの巣の場合は繁殖を阻害するとは思えないのでデジスコで撮影しました。
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森林セラピー

2009年06月18日 | 木と医薬
鳥見ツアーで訪れた妙高高原の笹ヶ峰一帯は、林野庁が提唱する「森林セラピー」の基地として認定されています。
森林セラピーとは、森の癒し効果を利用してストレスを解消したり、うつ病など心身の病を治そうとする療法。これまで「森林浴」として感覚的に語られてきた癒し効果を科学的に解明し、一つの療法として確立しようとするものです。

       
                  (笹ヶ峰のブナ林)

具体的には、セラピストと会話しながら森を歩いたり、森の中でヨガや体操、瞑想などを体験するほか、写経など各基地オリジナルのプログラムもあります。
認定された森林セラピー基地は北海道から沖縄まで全国に31ヵ所あり、特に長野県は7カ所と最多。ちょうど私が笹ヶ峰を歩いていた6月7日に第1回目の森林セラピスト資格認定試験が行われたようです。

       
              (霧が出て幻想的なシラカバ林)

森の癒し効果に関する科学的なデータもあって、例えばせせらぎや鳥の声など聴覚刺激によって交感神経が鎮静化し、生理的にリラックスすることが確かめられたそうです。また、中高年30人に対する実験では、森林を散策すると免疫細胞の活性が1日目で27%、2日目で56%高まったというデータもあります。ヨーロッパでは広く認知されていて、ドイツでは健康保険も適用されるそうです。

       
              (巨木の周囲に広がるハルニレ林)

笹ヶ峰の森は確かに歩いていて気持ちのいいコースでした。多少のアップダウンはあるものの全体としては平坦で、歩くに従ってブナ林→シラカバ林→ハルニレ林→カラマツ林と異なった林層が迎えてくれるので飽きません。
また、所々に小川や展望台があり、野鳥も豊富で、聴覚や視覚が心地よく刺激されます。まだ始まったばかりの森林セラピーですが、今後は徐々に注目されるのではないでしょうか。

       
                    (カラマツ林)

私はしょっちゅう森の中で鳥を見たり聴いたり、木の花を探したり、葉っぱの匂いをかいだりいているせいかストレスもなく、心身ともすこぶる健康ですが、森林セラピーはメタボには効果がないようです(笑)。
森林セラピーのポータルサイトはこちら
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信越の木

2009年06月15日 | 樹木
斑尾・妙高ツアーの目的はバードウォッチングですが、当然ツリーウォッチングも楽しんできました。鳥を探しながら、他の2人は草花や虫に興味があるので下ばかり、私は木の花や葉を観察するので上ばかり見て歩きます。
信越地方まで足を伸ばすと関西では見られない樹木に出会えます。その筆頭はシラカバ。大阪の「咲くやこの花館」の高山植物室にサンプルがありますが、自生のシラカバは中部以北の山に行かないとお目にかかれません。

       

シラカバを見ると「信州へ来たな~」と実感します。日本人はシラカバ林と同様ブナ林も好きですが、樹皮の白い木が林立している風景はやさしい印象だからでしょう。
シラカバに良く似た茶色い樹皮はダケカンバ。最近はシラカバとダケカンバの交配が進んでいるらしいので、雑種かも知れません。シラカバは立ち木としては人気が高いですが、材としてはあまり有用ではなく、割り箸やパルプに使われる程度。一方、ダケカンバはフローリング材などに使われる有用材です。

       
             (ダケカンバ。シラカバとの雑種かも)

夢見平の遊歩道にはハルニレの巨木がありました。案内板によると幹周5m、樹高25m。このあたりの王者として崇められているそうです。一帯はハルニレの純林になっていましたが、おそらくこの王者の子孫でしょう。
ハルニレは京都府立植物園にサンプルがありますが、関西周辺で自生を見たことはありません。信州や北海道に多く、アイヌ民族にとっては神聖で重要な木です。アキニレは宇治にも自生しています。

             
                 (ハルニレの巨木)

夢見平にはシナノキもたくさん茂っていました。図鑑によると本州全域に分布するようですが、私は自生を見たことがありません。この木も信州方面に多く、私は信じていませんが、「信濃」という地名の由来になったという説もあります。

       
                    (シナノキの葉)

花もいろいろ咲いていました。アズキナシ、ナナカマド、ズミ、ムシカリ(オオカメノキ)などは毎月通っている栃の森でも観察できますが、開花時期が1ヶ月ほどズレています。また、現地でウワミズザクラと思った花は、帰宅後に画像を確認したらシウリザクラでした。中部以北に分布するサクラで、私は初めて見ました。

       
        (ブラシのような花で葉の基部がハート型はシウリザクラ)
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デジスコ・デビュー

2009年06月11日 | 野鳥
先週、毎年恒例の鳥見ツアーに行ってきました。去年は沖縄でしたが、今年は新潟県と長野県の県境にある斑尾高原と妙高高原。いつもの3人で、金曜の夜出発して日曜の夜に帰るというハードスケジュールです。
土曜の朝5時頃、斑尾高原の沼の原湿原に到着。あまり期待してなかったポイントで、ミズバショウもすでに開花時期を過ぎていましたが、京都近辺にはこういう湿原がないのでけっこう楽しめました。

       
                     (沼の原湿原)

今回、私は初めて“デジスコ”に挑戦。デジカメとスコープ(望遠鏡)を組み合わせて鳥の写真を撮ろうというのです。カメラはコンパクトだし、スコープはもう20年も使っている古いものでレンズもEDではないのできれいな写真は無理ですが、このブログで鳥の記事を書くときに使いたくてアダプターとフードを揃えました。

       

ツアーでは20回ほどシャッターを押しましたが、予想どおり、使えそうなものはほとんどありません。恥ずかしながら、デジスコ・デビューの記念として1枚だけ掲載します。
ノジコという、関西ではほとんど見られない夏鳥です、近辺で繁殖しているのか、オスとメスが何度もこの木に止まってさえずったり、巣材をくわえていました。不鮮明ですが写真はオスです。

       

ノジコのほか、妙高高原の夢見平ではコルリのさえずりを何度も聴き、姿も数回じっくり見ました。クロジもあちこちで鳴いていました。クロジはこの冬、大吉山の散歩コースで何度も目撃していますが、繁殖地でさえずりを聴くと有り難味があります。

       
             (妙高高原・夢見平から望む乙見湖)

「さぁ、京都に帰ろうか」という時、駐車場の上空をハチクマ(大型のタカ)がゆったりと旋回。3人とも大喜びで帰路に就きました。
見聞きした鳥は合計48種類。沖縄の65種類に比べると少ないですが、十分満足できました。もっとデジスコを練習して、もう少しマシな写真が撮れたら、また鳥の記事で使います。
同行の友人がビデオ撮影したコルリのさえずりはこちら
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時計と木

2009年06月08日 | 木の材
あさって10日は時の記念日。天智天皇が作った日本初の時計が最初の時報を打ったのが671年の6月10日だったからだそうです。その時計は「漏刻」と呼ばれる水時計。
滋賀県の大津にある近江神宮は天智天皇を祭り、境内に時計博物館を設けています。内部には水時計の復元模型や江戸時代の時計、世界各国の珍しい時計が展示され、屋外には日時計や中国の火時計が設置してあります。

       
                 (近江神社の本殿)

内部は撮影禁止なので画像はありませんが、江戸時代の枕時計やカラクリ時計、近代以降の柱時計などの外装にはケヤキがよく使われたようです。シタン、コクタンなど銘木を使ったものもありました。
下の写真は古代中国の火時計。龍の背で線香を炊き、燃え進んで糸が焼き切れると銅球が落ちてドラが鳴るという仕組みです。寄贈したのはスイスのロレックス社。

       

平井堅が『大きな古時計』で歌ったような時計にはもうほとんどお目にかかれませんが、昔は木製の柱時計や掛け時計が1家に1台ありました。チクタクという音や、ボーンボーンと鳴る時報は今では「うるさい」と言われそうですね。
それでも木製の掛け時計にはニーズがあるらしく、ある店には写真のような新しいタイプの時計がたくさん並んでいました。

             

以前たまたま入った喫茶店では珍しい全面木製の掛け時計を発見。近づいてよく見ると、材はミズナラのようでした。店のオリジナルでしょう。

       

近江神社の時計に関するこだわりは半端ではなく、博物館だけでなく、時計づくりの技術を学ぶ専門学校も境内に設けています。6月10日に行われる漏刻祭には、国内外の時計メーカーの関係者も多数参列するようです。
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ヤシの実

2009年06月04日 | 木と歌
♪名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ・・・という歌をご存知でしょうか。作詞は明治の文豪・島崎藤村。この歌は、民俗学者の柳田國男が伊良湖岬でヤシの実を拾った話を友人の藤村に伝えたことから生れたそうです。

       
                     (ヤシの実)

その故事にちなんで、伊良湖岬がある愛知県田原市では毎年おもしろいイベントを実施しています。「ヤシの実会員」を募集して沖縄の石垣島からヤシの実100個を海に流し、日本の海岸で拾った人を伊良湖岬に招待し、その実のオーナー(会員)と対面させるというもの。何ともロマンチックなイベントです。
過去20年間に合計101個の実が鹿児島県から山形県までの16都県に漂着し、2001年には見事に田原市の海岸にも流れ着いたそうです。

              
           (ヤシの分布は南の島)(著作権フリー画像)

樹木は自分の子孫を増やすために、虫や鳥に花粉を運んでもらうように蜜を出したり、種を風に運んでもらうように綿毛を作ったりプロペラのような羽をつけたりしますが、ヤシは海流に実を運んでもらうという方法を編み出したわけです。

       
         (大阪「咲くやこの花館」のヤシも実をつけていました)

伊良湖岬はバードウォッチャーの間ではタカの渡りの名所として知られています。私も何度か訪れましたが、南へ渡っていくタカがたくさん見られます。子孫を残すために鳥は空を渡り、ヤシの実は海を漂流するわけで、自然の驚異を感じる場所です。
この記事のためにあらためて『椰子の実』の詞を読みましたが、文豪の作だけあって格調高く、情感も豊か。「最近耳にする歌とはレベルが違うな~」と思いました。
歌詞とメロディーはこちら
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バーボンとウォッカ

2009年06月01日 | 木と飲食
お酒は普通に飲みます。若い頃、日本のウイスキーが物足りなくなってバーボンに走ったことがあり、最終的に「ジャック・ダニエル」に行き着きました。しかし、正確にはジャック・ダニエルはバーボンではなく、テネシー・ウイスキーという区分になるそうです。
トウモロコシと麦を原料にして蒸留するところまでは同じですが、内側を焼き焦がした樽に貯蔵するのがバーボン、蒸留後に炭で濾過するのがテネシー・ウイスキー。どちらも燻製の香りがしますが、私にはジャック・ダニエルの方が香りは濃いけどマイルドな感じがします。

             
         (久しぶりにジャック・ダニエルをいただきました)

ジャック・ダニエルはテネシー州産のサトウカエデの炭で濾過するそうで、その濾過槽は3m以上の深さがあり、一滴一滴濾されるのでまろやかな味わいになるといいます。
ちなみに、バーボンを貯蔵する樽はホワイトオーク。バーボンとテネシー・ウイスキーの違いは、ナラとカエデの炭の香りの違いでもあるわけです。

       
            (サトウカエデの葉。カナダの国旗のモチーフ)

ついでながら、ロシアの酒ウォッカも炭で濾過するそうです。もともとはそのまま飲んでいたようですが、1800年頃スミノフという人が蒸留後にシラカバの炭で濾過する方法を考案し、クセのない飲みやすいお酒になったとか。アメリカとロシアの酒がどちらも炭で濾過されるというのはおもしろいですね。

             
        (炭の濾過方法を考案したスミノフ・ブランドのウォッカ)

なお、これまで週3回(月・水・金)記事をアップしてきましたが、都合により6月から週2回(月・木)の掲載とします。お酒を飲み過ぎた訳ではありません。
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