久しぶりに樹木の話題です。1カ月ほど前、あらためて樹木を勉強し直そうと、書店で『樹木博士入門』という本を買いました。その中に、以前から疑問に思っていたことの答えが書いてあってスッキリしました。
その疑問というのは、「赤い葉はどうやって光合成するのか?」。葉が赤いということは葉緑素がないということですが、葉緑素なしに光合成はできないはずで、光合成ができなければ樹木は成長できないはずです。
その本によると、「一見赤く見えるけれど、赤いのは繊毛で、葉っぱそのものは緑」とのこと。早速、近くにあるアカメガシワの新葉で確認しました。赤い葉の表面を爪で削ると、確かに緑色の葉の表面が出てきました(写真右下の葉)。
しかし、赤い葉はほかにもいろいろあります。例えば、生け垣によく使われるカナメモチ(アカメモチ)は、今ごろ赤い新葉で覆われますが、この葉には繊毛がありません。まるっきる赤い葉です。赤くなるのは新葉だけなので、奥にある常緑の葉が光合成するのでしょうか。
もっと分からないのは、園芸品種の赤いカエデ。下の写真はご近所の庭にあるカエデですが、すべての葉がずーっと赤いままです。人工的につくられた樹木ですが、それにしても光合成なしには成長も更新もできないはずです。
アカメガシワなど落葉樹の新葉については、赤いのは繊毛だけということで納得できましたが、赤い葉への疑問はまだ残ったままとなりました。
その疑問というのは、「赤い葉はどうやって光合成するのか?」。葉が赤いということは葉緑素がないということですが、葉緑素なしに光合成はできないはずで、光合成ができなければ樹木は成長できないはずです。
その本によると、「一見赤く見えるけれど、赤いのは繊毛で、葉っぱそのものは緑」とのこと。早速、近くにあるアカメガシワの新葉で確認しました。赤い葉の表面を爪で削ると、確かに緑色の葉の表面が出てきました(写真右下の葉)。
しかし、赤い葉はほかにもいろいろあります。例えば、生け垣によく使われるカナメモチ(アカメモチ)は、今ごろ赤い新葉で覆われますが、この葉には繊毛がありません。まるっきる赤い葉です。赤くなるのは新葉だけなので、奥にある常緑の葉が光合成するのでしょうか。
もっと分からないのは、園芸品種の赤いカエデ。下の写真はご近所の庭にあるカエデですが、すべての葉がずーっと赤いままです。人工的につくられた樹木ですが、それにしても光合成なしには成長も更新もできないはずです。
アカメガシワなど落葉樹の新葉については、赤いのは繊毛だけということで納得できましたが、赤い葉への疑問はまだ残ったままとなりました。