木に関する情報を集めていると、時々「木で作った自動車が登場!」というようなニュースに接します。その多くは趣味的に作った木製自動車の話ですが、ちゃんとしたメーカーが量産した「木の車」があります。
イギリスのモーリス社が1950年代に生産した「モーリス・マイナー・トラベラー」というワゴン車。下の写真のように、後部のフレームが木製です。しかも、飾りとして木を使っているのではなく、構造上も骨格としての機能を果たしているそうです。リアウィンドウのガラスも木製のフレームにはめてあります。
モーリス・マイナー・トラベラー(Public Domain)
私が読んだ本によると、この木材はセイヨウトネリコとのこと。トネリコといえば野球のバットに使われる木で、硬くてしなりのあるのが特徴。「なるほど!」と納得します。
湿気の多い日本では「フレームにキノコが生えた」という冗談もあるそうですが、木のフレームは修理用部品としても供給されているそうです。
私自身はこの車を見たことがありませんが、イギリスでは結構売れたようです。車は手放しましたが、こんな楽しい車ならもう一度乗ってみたいです。
イギリスのモーリス社が1950年代に生産した「モーリス・マイナー・トラベラー」というワゴン車。下の写真のように、後部のフレームが木製です。しかも、飾りとして木を使っているのではなく、構造上も骨格としての機能を果たしているそうです。リアウィンドウのガラスも木製のフレームにはめてあります。
モーリス・マイナー・トラベラー(Public Domain)
私が読んだ本によると、この木材はセイヨウトネリコとのこと。トネリコといえば野球のバットに使われる木で、硬くてしなりのあるのが特徴。「なるほど!」と納得します。
湿気の多い日本では「フレームにキノコが生えた」という冗談もあるそうですが、木のフレームは修理用部品としても供給されているそうです。
私自身はこの車を見たことがありませんが、イギリスでは結構売れたようです。車は手放しましたが、こんな楽しい車ならもう一度乗ってみたいです。