先週、あるグループに誘われて伊吹山へ行ってきました。伊吹山は固有の植物も多く、お花畑が主目的ですが、私は草本にはあまり関心がないのでイヌワシ目当てで参加しました。
そのGolden Eagleは約3秒間だけ現れたところを同行7名のうち5名が目撃したのみ。しかも、私は残りの2名。20年以上前、同じくイヌワシ観察会で伊吹山に来たことがありますが、そのときもチラッと見えた程度。どうも相性が悪いようです。
野草の花はたくさん見られました。私には猫に小判ですが、いくつかご紹介します。
アケボノソウ
ルリトラノオ
私の目はどうしても樹木にいくのですが、頂上付近は草原で木本はまばら。それでも、「こんな所にこんな樹が?」という出会いがいくつかありました。
まず、クマシデ。栃の森では10mくらいの中高木ですが、さすがに標高1300m以上の山頂周辺では風と雪による矮性が出るようで、樹高は3mほど。最初は「本当にクマシデかな?」と疑いました。
クマシデの葉
次は、マユミ。私の頭の中では、山中の谷筋に2m程度の低木がところどころ生えているというイメージですが、ここでは山頂近くの草原の斜面に4~5mの樹高で生えています。
弓に使われたくらい弾力性に富むので、クマシデとは逆に風や雪の影響が出ないのかも知れません。
実をつけるマユミ
意外に多いのがカエデ。最初はコハウチワカエデ(別名イタヤメイゲツ)と識別しましたが、帰宅後に精査すると同類のオオイタヤメイゲツのようです。なぜか、このカエデだけが山頂周辺に密生しています。
オオイタヤメイゲツの葉
調べてみると、「滋賀県内の石灰岩地帯ではブナに代わって優占種となり、極相林を形成する」とのこと。伊吹山は石灰岩質なのでオオイタヤメイゲツが多いわけですね。
フラワーウォッチングする人が多い中、一人ツリーウォッチングを楽しんでおりました。
そのGolden Eagleは約3秒間だけ現れたところを同行7名のうち5名が目撃したのみ。しかも、私は残りの2名。20年以上前、同じくイヌワシ観察会で伊吹山に来たことがありますが、そのときもチラッと見えた程度。どうも相性が悪いようです。
野草の花はたくさん見られました。私には猫に小判ですが、いくつかご紹介します。
アケボノソウ
ルリトラノオ
私の目はどうしても樹木にいくのですが、頂上付近は草原で木本はまばら。それでも、「こんな所にこんな樹が?」という出会いがいくつかありました。
まず、クマシデ。栃の森では10mくらいの中高木ですが、さすがに標高1300m以上の山頂周辺では風と雪による矮性が出るようで、樹高は3mほど。最初は「本当にクマシデかな?」と疑いました。
クマシデの葉
次は、マユミ。私の頭の中では、山中の谷筋に2m程度の低木がところどころ生えているというイメージですが、ここでは山頂近くの草原の斜面に4~5mの樹高で生えています。
弓に使われたくらい弾力性に富むので、クマシデとは逆に風や雪の影響が出ないのかも知れません。
実をつけるマユミ
意外に多いのがカエデ。最初はコハウチワカエデ(別名イタヤメイゲツ)と識別しましたが、帰宅後に精査すると同類のオオイタヤメイゲツのようです。なぜか、このカエデだけが山頂周辺に密生しています。
オオイタヤメイゲツの葉
調べてみると、「滋賀県内の石灰岩地帯ではブナに代わって優占種となり、極相林を形成する」とのこと。伊吹山は石灰岩質なのでオオイタヤメイゲツが多いわけですね。
フラワーウォッチングする人が多い中、一人ツリーウォッチングを楽しんでおりました。