クリスマスから2カ月が過ぎました。世界中で膨大な数のクリスマスツリーが飾られたわけですが、終わった後はすべてゴミとして処分されるのでしょうか? 気になったので調べてみました。
最も有名なクリスマスツリーは、ニューヨークのロックフェラーセンターに飾られる巨大ツリー。毎年、全米各地で69~100フィート(21~30メートル)の樹を探して、トレーラーで運ぶそうです。
欧米でクリスマスツリーに用いられるのは基本的にはモミですが、このロックフェラーセンターのツリーは代々ヨーロッパトウヒを使うそうです。
ヨーロッパトウヒ。ドイツトウヒとも呼ばれる
ニューヨーク市ではクリスマスツリーのリサイクルに取り組んでいて、このロックフェラーセンターのツリーも枝を切り払ってチップ化。幹は製材して板に加工され、低所得者向けの住宅用木材に再利用するそうです。
また、市内80カ所に粉砕機を置き、市民が持ち込んだツリーをチップ化するイベント「マルチフェスト」も行われます。日本でもお正月の松飾りやしめ縄をまとめて焼く「どんど焼き」がありますが、それに似ていますね。
マルチフェストのロゴ。粉砕機と鳥がモチーフ
チップは子どもの遊び場にケガ防止のために敷き詰めたり、街路樹のマルチ材にしたり、さらに細かく粉砕して腐葉土に再利用するとのこと。
しかし、ニューヨーク市で使われるツリー約150万本に対して、「マルチフェスト」で処理されるのは約1万2000本。残りは、各家庭から道路に出され、市の回収車が回収して同じくチップにしてリサイクルするそうです。
日本でこういう取り組みをしているところはないようですが、ペレット化して発電に利用するとか何かリサイクルを考えた方がいいですね。
最も有名なクリスマスツリーは、ニューヨークのロックフェラーセンターに飾られる巨大ツリー。毎年、全米各地で69~100フィート(21~30メートル)の樹を探して、トレーラーで運ぶそうです。
欧米でクリスマスツリーに用いられるのは基本的にはモミですが、このロックフェラーセンターのツリーは代々ヨーロッパトウヒを使うそうです。
ヨーロッパトウヒ。ドイツトウヒとも呼ばれる
ニューヨーク市ではクリスマスツリーのリサイクルに取り組んでいて、このロックフェラーセンターのツリーも枝を切り払ってチップ化。幹は製材して板に加工され、低所得者向けの住宅用木材に再利用するそうです。
また、市内80カ所に粉砕機を置き、市民が持ち込んだツリーをチップ化するイベント「マルチフェスト」も行われます。日本でもお正月の松飾りやしめ縄をまとめて焼く「どんど焼き」がありますが、それに似ていますね。
マルチフェストのロゴ。粉砕機と鳥がモチーフ
チップは子どもの遊び場にケガ防止のために敷き詰めたり、街路樹のマルチ材にしたり、さらに細かく粉砕して腐葉土に再利用するとのこと。
しかし、ニューヨーク市で使われるツリー約150万本に対して、「マルチフェスト」で処理されるのは約1万2000本。残りは、各家庭から道路に出され、市の回収車が回収して同じくチップにしてリサイクルするそうです。
日本でこういう取り組みをしているところはないようですが、ペレット化して発電に利用するとか何かリサイクルを考えた方がいいですね。