じっくり観察できるので私はシギが好きですが、中でもお気に入りはオグロシギ。この鳥を見ると、着物姿の女性を連想します。ただ、姿や色は優雅ですが、餌を食べるときは忙しく頭を上下させます。関西弁でいうと「せわしない」。
下の動画は2011年9月に近くの干拓地で撮ったオグロシギ。もう1羽のハマシギと比べると、その忙しさがよく分かります。
どれくらい忙しいか、動画をコマ落としで調べてみたところ、1秒間に10回~12回クチバシを地面に差し込んでいます。
この動きで思い出すのは、キツツキのドラミング。コゲラやアオゲラは1秒間に20回、クマゲラは18回木をつつくとされています。分かりやすい例として、クマゲラのドラミングをご紹介します(撮影は私ではありません)。
オグロシギのように忙しく採餌する鳥が他にいたかな?と思って、シギの動画をチェックしたところ、オオソリハシシギが浮上しました。オグロシギの近縁種で、見分けが難しいほどよく似ています。
下の動画は昨年11月に千葉県の谷津干潟で撮影したオオソリハシシギ。1秒間に7回~8回クチバシを出し入れしています。
同じく近縁種のオオハシシギやシベリアオオハシシギについてYou Tubeで調べてみましたが、こんなに忙しい採餌はしないようです。
オグロシギやオオソリハシシギはなぜ忙しく採餌をするのか? 泥の中にいる虫を驚かせて追い込むためか? 水中のユスリカの幼虫が小さいのでたくさん食べないとお腹が一杯にならないからか? いろいろ推測しましたが、正解は私分自身が3年前に撮った動画の中にありました。
泥の中の貝のようなものをクチバシの中に放り込んでいます。この干拓地にたくさん生息するジャンボタニシのようです。図鑑によると、オグロシギの餌はミミズ、ゴカイ、水生昆虫、甲殻類とのことですが、私自身はオグロシギがミミズやゴカイを食べるところは見たことがありません。
いずれにしても、忙しく泥の中にクチバシを突っ込んで、餌となる虫やタニシ、甲殻類を探しているわけです。
私としては、最もお気に入りのシギなので、食事ももう少し優雅にしてほしいのですが…。
下の動画は2011年9月に近くの干拓地で撮ったオグロシギ。もう1羽のハマシギと比べると、その忙しさがよく分かります。
どれくらい忙しいか、動画をコマ落としで調べてみたところ、1秒間に10回~12回クチバシを地面に差し込んでいます。
この動きで思い出すのは、キツツキのドラミング。コゲラやアオゲラは1秒間に20回、クマゲラは18回木をつつくとされています。分かりやすい例として、クマゲラのドラミングをご紹介します(撮影は私ではありません)。
オグロシギのように忙しく採餌する鳥が他にいたかな?と思って、シギの動画をチェックしたところ、オオソリハシシギが浮上しました。オグロシギの近縁種で、見分けが難しいほどよく似ています。
下の動画は昨年11月に千葉県の谷津干潟で撮影したオオソリハシシギ。1秒間に7回~8回クチバシを出し入れしています。
同じく近縁種のオオハシシギやシベリアオオハシシギについてYou Tubeで調べてみましたが、こんなに忙しい採餌はしないようです。
オグロシギやオオソリハシシギはなぜ忙しく採餌をするのか? 泥の中にいる虫を驚かせて追い込むためか? 水中のユスリカの幼虫が小さいのでたくさん食べないとお腹が一杯にならないからか? いろいろ推測しましたが、正解は私分自身が3年前に撮った動画の中にありました。
泥の中の貝のようなものをクチバシの中に放り込んでいます。この干拓地にたくさん生息するジャンボタニシのようです。図鑑によると、オグロシギの餌はミミズ、ゴカイ、水生昆虫、甲殻類とのことですが、私自身はオグロシギがミミズやゴカイを食べるところは見たことがありません。
いずれにしても、忙しく泥の中にクチバシを突っ込んで、餌となる虫やタニシ、甲殻類を探しているわけです。
私としては、最もお気に入りのシギなので、食事ももう少し優雅にしてほしいのですが…。