週末、今年初めて栃の森へ行ってきました。予報が少し外れて、土曜の深夜から小雨。ここの天気は予想しにくく、雨具は常備しているのでだいじょうぶでしたが、朝5時にキャンプサイトを出発した頃は写真のような幻想的な風景に包まれました。
7時頃には雨雲も消えて、春の森を満喫できました。例年この時期は雪が残っていますが、今季は少なかったようで、谷にも残雪は見られません。林内で目立ったのは、オオカメノキ(ムシカリ)。あちこちの斜面で白い花を咲かせていました。
早朝から雨が降った割にはたくさんの鳥が確認できました。特にキツツキの声があちこちから聞こえてきます。マヒワも20羽ほどの群れがまだ残っていて、キビタキなど夏鳥と競演してくれました。
この森に通い始めたのは25年前。鳥獣保護区を設定するための調査を5~6人で始めて以降、ほぼ同じメンバーでその後も管理者の許可を得て自主調査を続けてきました。この間、鳥は種類、数とも減少傾向にありますが、相変わらず元気なのはオオルリとミソサザイ。この2種に限れば、「少なくなった」という感じはありません。
林道にはヤマザクラが咲いていました。下界よりも1カ月ほど遅い春です。
私は草本には無頓着ですが、同行の仲間が皆詳しいので、いつの間にか名前を覚えます。下のイワカガミもその一つ。かわいいピンクの花を付けていました。
25年と言えば4分の1世紀。こんなに長く続いたのは、それだけこの森に魅力があるからです。私が樹木に興味を持ってこのブログを始めたのもこの森のおかげ。年々、歩くスピードが遅くなり、鳥の声も聞こえにくくなりましたが、もう少し通い続けようと思います。
7時頃には雨雲も消えて、春の森を満喫できました。例年この時期は雪が残っていますが、今季は少なかったようで、谷にも残雪は見られません。林内で目立ったのは、オオカメノキ(ムシカリ)。あちこちの斜面で白い花を咲かせていました。
早朝から雨が降った割にはたくさんの鳥が確認できました。特にキツツキの声があちこちから聞こえてきます。マヒワも20羽ほどの群れがまだ残っていて、キビタキなど夏鳥と競演してくれました。
この森に通い始めたのは25年前。鳥獣保護区を設定するための調査を5~6人で始めて以降、ほぼ同じメンバーでその後も管理者の許可を得て自主調査を続けてきました。この間、鳥は種類、数とも減少傾向にありますが、相変わらず元気なのはオオルリとミソサザイ。この2種に限れば、「少なくなった」という感じはありません。
林道にはヤマザクラが咲いていました。下界よりも1カ月ほど遅い春です。
私は草本には無頓着ですが、同行の仲間が皆詳しいので、いつの間にか名前を覚えます。下のイワカガミもその一つ。かわいいピンクの花を付けていました。
25年と言えば4分の1世紀。こんなに長く続いたのは、それだけこの森に魅力があるからです。私が樹木に興味を持ってこのブログを始めたのもこの森のおかげ。年々、歩くスピードが遅くなり、鳥の声も聞こえにくくなりましたが、もう少し通い続けようと思います。