2カ月ほど前、NHKの「クローズアップ現代」で大型木造ビルが都心部で次々に建設されているという話題を放送していました。
その中で取り上げられたのが、横浜市に建築中の大型商業施設「サウスウッド」。建築面積約3,000㎡、延床面積約1万㎡という巨大な木造建築で、地下は駐車場、1~2階はショップフロア、3階は学校や病院のフロア、4階はオフィスフロアという本格的な複合ビルです。
番組では今年3月に竣工した「大阪木材仲買会館」も紹介していました。たまたま、私がよく行く大阪市中央図書館の近くなので見学してきました。
こちらは、地上3階、建築面積457㎡、延床面積1,093㎡と小規模ですが、都心部にこうした大型木造ビルが建ったのは50年ぶりだそうです。
それを可能にしたのが、2010年に施行された法律。CO2を固定する環境素材として木が見直され、公共建築物の木造化を進めるために制定されたそうです。国産木材の利用促進という目的もあるはずです。
もう一つは、耐火・耐震性能の高い木質建材が開発されたこと。NHKなので社名も商品名も伏せていましたが、調べてみると竹中工務店が開発した「燃エンウッド」。
3層構造になっていて、外側が燃えても第2層のモルタル層で燃焼を食い止め、中心部は燃えずに強度を維持するという仕組みです。
使われているのは国産のカラマツ。スギよりも強度が高いため、都心部の大型施設に必要な9mスパンの建築にも使えるとのこと。
横浜の「サウスウッド」には、この「燃エンウッド」の柱が56本、梁が114本使われているそうです。
「大阪木材仲買会館」のエントランスは内装も木材
コピーライターとしては「燃エンウッド」というネーミングに物足りなさを感じますが、こういう木造ビルのオフィスで仕事がしたいですね~。
その中で取り上げられたのが、横浜市に建築中の大型商業施設「サウスウッド」。建築面積約3,000㎡、延床面積約1万㎡という巨大な木造建築で、地下は駐車場、1~2階はショップフロア、3階は学校や病院のフロア、4階はオフィスフロアという本格的な複合ビルです。
番組では今年3月に竣工した「大阪木材仲買会館」も紹介していました。たまたま、私がよく行く大阪市中央図書館の近くなので見学してきました。
こちらは、地上3階、建築面積457㎡、延床面積1,093㎡と小規模ですが、都心部にこうした大型木造ビルが建ったのは50年ぶりだそうです。
それを可能にしたのが、2010年に施行された法律。CO2を固定する環境素材として木が見直され、公共建築物の木造化を進めるために制定されたそうです。国産木材の利用促進という目的もあるはずです。
もう一つは、耐火・耐震性能の高い木質建材が開発されたこと。NHKなので社名も商品名も伏せていましたが、調べてみると竹中工務店が開発した「燃エンウッド」。
3層構造になっていて、外側が燃えても第2層のモルタル層で燃焼を食い止め、中心部は燃えずに強度を維持するという仕組みです。
使われているのは国産のカラマツ。スギよりも強度が高いため、都心部の大型施設に必要な9mスパンの建築にも使えるとのこと。
横浜の「サウスウッド」には、この「燃エンウッド」の柱が56本、梁が114本使われているそうです。
「大阪木材仲買会館」のエントランスは内装も木材
コピーライターとしては「燃エンウッド」というネーミングに物足りなさを感じますが、こういう木造ビルのオフィスで仕事がしたいですね~。