「ナニコレ珍百景」というテレビ番組があって、いろんな不思議な光景を紹介しています。その中で、以前このブログで取り上げた「鉄柵を飲み込む街路樹」が紹介されたようです。
(2008年4月にご紹介した鉄柵を飲み込むプラタナス)
あちこちでツリーウォッチングしていると、時々こういう不思議な樹の姿に出くわします。今日はそんな「樹の珍百景」をご紹介します。
これは15年ほど通っている栃の森で見つけたもの。枝があっちへ伸びたり、こっちへ伸びたりしながら、結局360度回転して元の方向へ戻っています。樹種はミズナラ。どういう経過でこんな複雑な形に伸びたのか不思議です。
これは雷に打たれたスギ。落雷で枝や幹が折れた樹は時々見かけますが、こんな割り箸を割ったように真っ二つに割けたのは珍しいです。これも栃の森で発見。
栃の森でいつも歩くコースにあるL字型のサワグルミ。地面に接しているのは幹でしょうか、それとも根でしょうか。サワグルミは真っ直ぐ上に伸びる樹なので、こんな形は珍しいです。
2本の樹がいったん合着した後、再び別れて伸びています。枝が合着したままの樹はたまにあって、「連理の枝」と呼んで夫婦愛のシンボルにされますが、この場合は離婚のシンボル? 鳥見ツアーで訪れた妙高高原で発見しました。樹種は確かハルニレ。
一見珍しくも何ともない光景ですが、問題は場所と樹種。宇治川を市街地から3kmほど遡った山中にプラタナスが生えているのです。冒頭で鉄柵を飲み込んでいるように、プラタナスは街路樹に使うために外国から移入した樹ですから、こんな上流にあるはずないです。
人が降りられる場所じゃないので植樹ではなく、カラスがいたずら半分に市街地の実をくわえてこの場所に落としたのではないでしょうか。
こういう光景に出くわすたびに、「自然はワンダーランド」という言葉を思い出します。
(2008年4月にご紹介した鉄柵を飲み込むプラタナス)
あちこちでツリーウォッチングしていると、時々こういう不思議な樹の姿に出くわします。今日はそんな「樹の珍百景」をご紹介します。
これは15年ほど通っている栃の森で見つけたもの。枝があっちへ伸びたり、こっちへ伸びたりしながら、結局360度回転して元の方向へ戻っています。樹種はミズナラ。どういう経過でこんな複雑な形に伸びたのか不思議です。
これは雷に打たれたスギ。落雷で枝や幹が折れた樹は時々見かけますが、こんな割り箸を割ったように真っ二つに割けたのは珍しいです。これも栃の森で発見。
栃の森でいつも歩くコースにあるL字型のサワグルミ。地面に接しているのは幹でしょうか、それとも根でしょうか。サワグルミは真っ直ぐ上に伸びる樹なので、こんな形は珍しいです。
2本の樹がいったん合着した後、再び別れて伸びています。枝が合着したままの樹はたまにあって、「連理の枝」と呼んで夫婦愛のシンボルにされますが、この場合は離婚のシンボル? 鳥見ツアーで訪れた妙高高原で発見しました。樹種は確かハルニレ。
一見珍しくも何ともない光景ですが、問題は場所と樹種。宇治川を市街地から3kmほど遡った山中にプラタナスが生えているのです。冒頭で鉄柵を飲み込んでいるように、プラタナスは街路樹に使うために外国から移入した樹ですから、こんな上流にあるはずないです。
人が降りられる場所じゃないので植樹ではなく、カラスがいたずら半分に市街地の実をくわえてこの場所に落としたのではないでしょうか。
こういう光景に出くわすたびに、「自然はワンダーランド」という言葉を思い出します。