ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

悪質詐欺には気をつけろ!

2005-11-17 01:43:42 | 脳みその日常
ここ数日、同じ大学を卒業した仲間や後輩から同じ内容のメールが届く。それによると悪質業者が往復ハガキを送付してきて、いわゆる「同窓年鑑」なるものを作るので個人データを書き込んで送り返せ、と。それは大学とは全く無関係のものなので返信しないようにとの忠告メールだった。

あぁ、そういえばウチにもそんな往復ハガキが届いていたな。もうね、記載内容を見て、すぐに「これは怪しい」と直感しましたよ。だからもちろん返信なんてしてない。むしろ慌てて返信してしまった同窓生がいるんじゃないかと心配している。

このようなところで具体的な社名を出すのは少し憚られるが、今後被害者を出さないために敢えて公表することにする。その会社とは、

「人事新報社」

住所は大阪の都島区となっている。最初にハガキを見て怪しいと思ったのでネットで検索してみた。しかし同社のサイトはもちろんない。Yahoo! の電話帳で検索してみても同社はヒットしなかった。うーん、ますます怪しいよな、この会社。

そんなことを思いながら、さらに検索をしてみると次のようなサイトをみつけた。この告発板をみると「人事新報社」はあちこちの学校の卒業生に同様の手口で悪事を働いているのがわかる。しかも、サイトに書かれてある住所や連絡先までワシのところへ届いたハガキと全く同じ!

いまや個人情報も漏洩しまくっている時代。ここにデータを送らなくても、どこかの業者は情報を握っているはず。だからワシはちっとも驚かない。我々のプライバシーはあるようで実は全くないのだ!それが現状なのだろう。

許せないのは個人のデータを収集した挙げ句、それを他の業者に売買する奴がいることだ。この「人事新報社」もたぶんそういうこともするだろう。しかし、名目はあくまで「同窓年鑑」を作成することと主張するに違いない。でも、大学の同窓会事務局が与り知らぬところで勝手に作ったそれを 11,340円(税込)で我々に売りつけ商売をしようという魂胆には本当に腹が立つ!

こうした行為を法的に罰するのはなかなか困難らしい。一応は「商品」を作ってお金と引き換えに渡すらしいから。もっとも、本当にそんな「年鑑」が入手できるかは知らないけれど。いやー、きっと客から入金だけさせておいてそのままかもしれんな。

みなさま、くれぐれもご注意を。
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