ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

細道の奥に…山郷大池

2022-03-04 07:08:38 | 三重(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は三重県いなべ市北勢町鼓(ほくせいちょうつづみ)にある員弁川(いなべがわ)水系の山郷大池(やまさとおおいけ)を訪れます。アクセスは六石ゴルフ倶楽部の北側にあり、その位置は県道609号から入っていきますが説明が難しいので、いなべ市が作成したため池マップを参考にしてください。

これが山郷大池です。自然の中の手つかずの池という感じでしょ?



それもそのはず。軽トラなら行けないこともないんでしょうが、こんな道を進んでいきます。もちろんワシのクルマは軽トラじゃないので歩いて進みます。





やっとこさ左岸に到着。これがダム上になります。進んでみましょう。



洪水吐は左岸側にあります。規模の小さい越流式の洪水吐があり、増水すると水はここから溢れ出て、



あちらへ流れてゆきます。



ダム上、中央から見た下流側の様子。暗く見えますが、実際は明るいんですよ。



対岸(右岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。



右岸、貯水側にあるこの小屋のような建物はなんでしょうか。もはや木々に埋もれそうになっています。



建物の名称を示すプレートはありませんが、その壁面には「山郷大池」と書かれたものが貼り付けられています。1964年3月竣工とあります。



この場所はダム便覧にも載っていますが、それを見るとダムの高さは22.0mと記されています(参考)。ところが三重県ため池データベースによれば、ここの高さは25.0m。3.0mの違いはなんなんでしょうか…。また、竣工年もダム便覧では1963年とありますが、上に書いたように現地のプレートには1964年と記されてますね。

なんとまあ適当なことか…。ネットの情報を迂闊に信じてはいけない例です。
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