ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

木下街道を下ってみる

2008-03-06 04:00:40 | ドライブ関連
いやいや、ちょっとご無沙汰してました。みなさん、お元気でしたか?

さて、今回は昨日の深夜に行ったドライヴのことを書きます。実はですね、木下(きおろし)街道を制覇していなかったことにふと気づいたわけですよ。木下街道は千葉県市川市の鬼越(おにごえ)2丁目あたりを始点とし、終点は印西市(いんざいし)の木下つまりは利根川にぶち当たるところまで続く道。思い立ったらすぐ行動するのがワシのパターンなので、早速出撃開始!

とにかくほぼ道なりに行けば良いので難しくはありません。途中、白井市あたりでひとつの看板を見つけました。それがこれ。



美容室なんでしょうね。ええ、それはわかります。でも「フォルテ」ってのを見ると行ってみようかなという気にはあまりなれないなあ。だってさ、フォルテ(イタリア語で「強く」の意)ですよ? なんか、豪快な美容師がいてですね、「オラオラ、ザックザクに切ってやるわよ!」みたいな雰囲気がそこはかとなく漂ってきそうじゃないですか。下手をすれば耳を切られるかも…ってのは、ワシの勝手な妄想。きっとそんなことはないと思いますよ。いや、思いたい。もちろん知らんけど。

そんなこんなで成田線の木下に到着。これで木下街道を走破完了! でもこれだけでは物足りない。もうちょい走りたいな。そう思っていると目の前に利根川がドーン。ワシのクルマは残念ながら陸上しか走れないので、そのままジャブジャブと川を渡ることは出来ません。仕方ないので今度は利根川沿いを銚子方面に向かいます。

利根川沿線の道路はR356ですが、これは通称「利根川水郷ライン」と呼ばれる道。ほとんど信号もなく、仮にノロノロ走っている車両がいても追い越しが可能なので走りやすい。さあ、そのまま銚子へ行くぞー!

と、意気込んでみたものの、R51を横切って香取市役所付近に来た時、前方に恐ろしくノロノロ走る大型トラックが…。おまけにこのあたりから道路はめちゃくちゃ狭くなる。追い越しも出来ない。ああ、銚子がえらく遠くに感じる…。このまま金魚のフンのようにくっついて行ったら、銚子に到着する頃には夜が明けそう…(実際にはそんなことはないだろうけど)。

そもそも家を出発したのが午前零時ですからね。時間が遅かった。これが今回の敗因。時刻はすでに午前3時。うーん、ワシのなかではタイムリミット。残念だけど、ここで今回の冒険は終了。自分なりに見切りをつけないと永遠に走り続けそうでコワイ。潔く諦めることも大切なのです。

そう決断するや、今度は帰り道をどうするか考えるわけですよ。そのまま引き返すのはあまりに芸がない。まあ東京方面に行けばいいので、どの道でもいいか…。で、香取郡にあるいくつかのゴルフ場の間をのらりくらり抜けてR296に合流し、西へ。

時間があればそのまま佐倉、八千代、船橋まで来て、R14から東京へ戻ればいいんですが、今回はそうノンビリしてもいられない。時間が時間なだけに佐倉から東関東自動車道に乗って京葉道路へ。途中、鬼高PAに立ち寄る。



以前から疑問だったんですが、なぜ「鬼高」というんでしょうねえ。不思議な地名だよね。帰宅して調べてみたら由来が判りました。江戸時代よりあった鬼越村、高石神村が、明治時代末期から大正にかけて区分統合する際にそれぞれの村の頭文字をとって鬼高になったとのこと(参考サイト)。へぇ~、そういうことだったのか。なるほど。

でもさ、じゃあ、木下街道の始点である鬼越の由来は何なんでしょうねえ。気になって眠れないじゃないですか!

で、やはり調べてみたら判明。かつてこのあたりには恐ろしい鬼が棲んでおり、最初は「鬼子居」と呼ばれていたそうな。それが後世になって鬼越と書かれるようになったとあります(参考サイト)。へぇ~、へぇ~、へぇ~。

本当は帰宅してすぐにこの記事を書こうと思ったんですが、疑問が解けたら急に睡魔が…。それで1日遅れのご報告という次第に。ええ、もちろん良く眠れましたとも。

さあて、原稿書かなくちゃ。
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