ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

感動の裏側 (前編)

2004-08-21 23:58:33 | 脳みその日常
東京オリンピック以来の金メダル・ラッシュである。
いや、今回はそれを凌ぐほどの活躍といえるだろう。
マスゴミは放映権料を払っているので、競って「感動をありがとう」的な番組を垂れ流す。
金メダルを取るや、選手はほぼすべての局の早朝番組に出演させられることになる。
そして、何度も同じ質問に対して答えなければならない。
まあ、それはそれで仕方のないことかもしれないが。
それにしてもさ、もうちょっと気の利いた質問はないのかね(蔑)
揃いも揃って、通り一遍な質問ばかりしおって…

国民は連日のメダル・ラッシュに対し、純朴な子供のように喜んでいる。
水を差すつもりはないが、メダルを取るってことはさ、成績至上主義による結果だよな?
我々が感動するのは、エリートたちのパフォーマンスを見てのこと。
つまりは、もの凄い競争を勝ち抜いてきた彼らの演技に対して、我々は「おおっ」と思うのさ。

これはオリンピックという名のお祭りだからクレームをつける者などいない。
ところが、大学受験みたいなことになると、途端に「あーだこーだ」言い出す奴が出てくる。
「受験戦争は良くない」とか「子供はノビノビ育てるべきだ」など。
ちょっと待てよ、オリンピックに出場する選手だって同じだろ。
国の代表になるためには、無数のライバルと闘ってきたわけだろが。
それはまるで東大医学部に合格するようなものかもしれん。
天性の素質に加え、やはり猛烈な練習がなければ代表になることは不可能なハズ。
同じ成績至上主義の出来事なのに、オリンピックの場合にはクレームが付けられないというのは、考えてみれば不思議だと思いませんか?

(つづく)
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