ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

もう釣堀でいいじゃん…鳴沢ダム

2021-12-21 15:14:31 | 群馬(ダム/堰堤)
雑誌編集部から「今月は年末進行ということで締切が早めになります」との連絡。12月は例年そうなのですが、考えてみればこれって要するに印刷屋の都合なんですよね。奴らはフツーに「正月休みを取るので早く入稿しろよな!」と圧力を掛けてくるわけです。最近はあまりありませんが、ひと頃は毎年正月返上でヒーヒー言いながら原稿を書いていました。正月明け締切の原稿があったからです。印刷屋の勝手で我々ライターは毎年翻弄される…。理不尽だなあと思いますが、仕方がない。あーあ。

あ、すみません。愚痴りました。どーも、ワシです。今回は群馬県高崎市箕郷町(みさとまち)富岡にある利根川水系の鳴沢(なるさわ)ダムを訪れます。ダム名はかつてこの場所に鳴沢寺があったことに由来するそうな(参考)。すごいねぇ、ダムを作るためには寺まで潰しちゃうんだからさ。アクセスは県道137号を行くと見えてきます。

県道からちょっと入ると到着です。これが左岸から見たダム上。



貯水湖の名称は鳴沢湖。山の中でなく、平場にあるダムによくあるパターンですがここも釣堀みたいな感じ。ワカサギを養殖しているそうな。



「ワカサギ釣りは秋から冬の期間です」とありますが、具体的な日にちが記されていません。こういうのって「じゃあ、いつからいつなんだ?」と思いませんか? こうした曖昧さ、好かんです。利用者だって困惑するだろうに。もっとも、この記事の上にあるリンク先には具体的な営業期間・時間が書かれているからいいじゃないかというのはお役所的な発想。現場に記してこそ意味があるんじゃないの?



ダム上、中央から見た鳴沢湖の様子。



一方、下流側はこんな感じ。



対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じです。



左岸、下流側から見たダムの様子。



鳴沢湖側からダムを見るとこんな感じ。



洪水吐は左岸の端にあって、ダム上から見るとこんな位置にあります。



それを裏側から見るとこんな感じ。越流式なのがわかりますね。



左岸には「鳴沢湖の概要」を記した案内板があります。元々は農業の灌漑用貯水池として1937年に着工し、1950年に完成したとあります。



その隣には釣場利用者への案内板。うーん、まあ先ほどの看板よりは具体的ですが、なんかツメが甘いような…。



山の中でなく人里にあるダムは大体が釣堀化しています。ダム自体はオープンなのでそれが悪いとは思いません。でも、カネを取るような商業化したダムは個人的にはあまり好きじゃない。構造上はダムなのかもしれませんが、表記上は「鳴沢釣堀」でいいんじゃないか…と。あくまで私見ですけどね。
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