ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

合宿を振り返る

2006-10-04 14:39:12 | 脳みその日常
今年の合宿は例年よりも約1ヶ月遅い時期に行なわれた。こりゃ、かなり寒いかもしれんなと思ったが、そこそこの天候にも恵まれ心地よい秋空を堪能。

合宿第2日目
前回のブログに書いた通り、初日の飲み会についてはお開きになったのが午前6時半。午前8時半には目が覚める。二時間サイクルで目覚めるのはワシのパターンなので何の苦痛も無い。朝食後みんなで外出。ただしS先生だけは居残り。仕事をするからと言っていたが、実際に仕事をしたのかは誰も知らない。

外出の最初の目的地は西湖の畔にある「こうもり穴」。入り口ではケバいオネーチャンが「ヘルメットを被ってください!」と半ば投げやりな言い方で入場者ひとりひとりにヘルメットを手渡していた。もう少しソフトな言い方があるだろ!と思ったが、まあそんなことに腹を立てても仕方がない。華麗にスルーする。

穴の奥にコウモリがいるというこの場所、もちろんコウモリと触れ合うなんてことはできないし、できたとしてもお断りだ。そんなところだから穴は狭い狭い。なるほどヘルメット着用の意味がようやく理解できた。それにしても日頃の運動不足はこうした中腰になる時に如実に現われる。もうね、太ももがすぐにプルプル状態ですから。

穴から無事生還すると出口のところにある土産物屋の奥にウマそうなソフトクリームを発見。すぐに近くにいた1年生たちを招集。もちろんご馳走してやるためである。例年1年生には何かしらご馳走することにしているので、ちょうど良い機会だと思ったのだ。

彼らと「うまいねえ」と言いながら食べていると、そこへ2年生たちが「においを嗅ぎ付けて」やってきた。「えー、いいなー」とか抜かしやがる。これは1年生だけの特権なのだと説明すると、2年生たちは「えー、去年私たちは先輩からご馳走されてませんよ!」。え? そうだっけ? うーん、確かにそう言われればそうだったかもしれんな。しかし、オマエら、よくもそんな去年のことを覚えてやがるな…。まあ、しゃーない。1年遅れのご馳走をしてやることにする。食い物の恨みは恐ろしい。

予定よりも時間が早かったので、そのあと急遽「鳴沢氷穴」に向かう。ここはヘルメットを着用する必要はないが、穴の中の高低差があるので太ももプルプル状態は変わらず。これだけでもう1年分の筋肉運動をした気分。

氷穴探検で時間をつぶすことにより、ようやく予定の時間に戻る。次の目的地は紅葉台にある展望台だ。実は鳴沢氷穴とこの展望台は6年前の合宿の時にも訪れていた。だからワシにとっては何の新鮮味もない。R139から脇へ入る道は未だに舗装されておらず、おまけに穴ボコだらけ。だからライン取りを誤ると落輪したりクルマの下っ腹を擦ってしまう危険を孕んだとんでもない道。

緊張しながら坂を上ってゆくと、目の前にはうらぶれた展望台が現われる。展望台といっても、そこは単に時代遅れのドライブインの屋上に見晴し台を作っただけのもの。驚くのはこんな場所にも芸能人が来店していたことだ。店の壁にはしっかりその写真が飾ってあったりする。150円を払って屋上に上るが、景色はガスっておりイマイチ。…ったく。

再び緊張しながら坂を下りて下界に戻る。その頃ちょうど昼飯時。河口湖付近のほうとう屋でS先生と到着したばかりのN先生と合流し飯を食う。派手な店だが味は……。そのあと付近にある河口湖UKAIオルゴールの森を訪れ、品のない自動オルガンの演奏を楽しむ(泣)

日が暮れるころOGのIさんが到着。そして夕食はバーベキューで、たらふく呑み食う。さらに食休みもそこそこに湖岸で地味な花火大会をする。もちろん「火付け役」はワシだ。普段喫煙者は親の仇とばかりに嫌われるが、この時ばかりは人気絶頂のアイドルのような扱い。いや、単にワシがライターを持っていただけの話なのだが…。

季節外れの花火を楽しんでから、OGのAさんは翌日仕事のためアディオース。その後、宿から徒歩で15分ほどのところにある野天風呂の天水に行く。時間はもう午後9時近く。営業時間が午後10時までなので、そそくさと入湯。そういえば、このサイトにwebを見た人のための入浴割引券があったけど、幹事はそれを使ったのかな。まあ、いいけど。

暗い道を歩いて宿に戻る。そして2日目の飲み会が開始。日にちが変わろうとする頃、OGのNさんがフランスから帰国した足で到着。それも電車とタクシーを乗り継いで…。いやー、何たるエネルギー! 恐れ入谷の何とやら。

飲み会では近年のアトラクションとしては恒例になっているビンゴ・ゲームが行なわれた。気合い十分で臨んだものの、三回もやったにもかかわらず一度としてビンゴにならず(泣)そして結局散会したのは午前5時半。もちろん夜が明ける前にS先生とコッソリとボートに乗って湖上をプカプカしてたなんて大きな声では言えない。二人とも酔っていたから、まかり間違えば《琵琶湖周航の歌》になりかねなかったわけだし…。

合宿第3日目
最終日は午前9時頃に朝食。そして片付けをして宿を後にする。当初予定では土産物屋まで全員で行って学生たちはバスで帰ることになっていたが、全員がクルマに乗れることから結局予約していたバスをキャンセルし、中央道で東京へ戻った。いやー、幹事さん、お疲れさんでしたねえ。
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