気力って何だろう

脳みそがパニックに陥って、理性ではどうにもならなくなる。理性が「しっかりしろ！」と呼びかけてみるも、脳みそは頑として言うことをきかない。理性ってのは脳みそにあるはずなのに、両者はまるで別系統のものであるかのよう。

それはどうでもよい。要は脳みそがちゃんと機能してくれればいいのだから。でも機能してくれないとなると別の命令系統にお呼びがかかる。気力ってのがそれじゃないだろうか。

ふだん、何気なく「気力」っていうけれど、じゃあ気力って何だろうと問われると即座に答えられない。敢えて定義するとすれば、「精神から発せられるのが気で、気力とはその力を指す」 まあこんなところだろう。

じゃあ精神って何？ どこにあるわけ？ たぶんそれも脳みそのどこかにあるのだろう。しかし、考えていくとますますわからなくなる。

とはいえ、よくいわれるのは「気力で乗り切る」というフレーズ。「気合いだ！気合いだ！気合いだ！」っていうアレもまさしくそう。

でも気力を司るのはどこなんだ？ やはり理性なのか？

いやー、必ずしもそうでないような気もする。理性が「なんとかせい！」と強気であっても気力が萎えていたら何もする気が起きないし。

オーバーヒートした脳みそを冷やすため、いつもなら「例の場所」に行くことにしている。これまではそうして改善された。しかし、今回は行こうという気にすらならない。

身体が疲れているというのではない。脳みそそのものが疲弊しているのかもしれない。でも癒す方法が思いつかない。最悪だな、こりゃ。

そんな時、みなさんはどう乗り切ってますか？