ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

これから活躍!…栗柄ダム

2022-09-15 18:12:16 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は兵庫県丹波篠山市栗柄(たんばささやまし くりから)にある由良川水系の栗柄ダムを訪れます。アクセスは県道97号沿いの「栗柄ダム」の看板のあるT字路を入って行くと到着します。

ところでダム名ですが、もちろんそこの地名に由来するのですが、さらに栗柄の起源を調べてみるとこの地名は同地にある不動の滝に祀られている「倶利伽羅不動明王」に由来するものなのだそうです(参考)。

じゃあ「倶利伽羅」ってなに?ってなるわけですが、これは古代インド語であるサンスクリットの「クリカ kulika」を音訳したもの。クリカはインドの八大龍王のうちのひとりの名で、『陀羅尼集経(だらにじっきょう)』では鳩利龍王とも訳されています。倶利伽羅龍王は岩上に直立した剣に炎に包まれた黒龍が巻きついている形で表現され、その剣と炎で全ての邪悪や罪障を滅ぼすと言われます。倶利伽羅龍王が不動明王の化身として崇められるのはそういうわけなんですね(参考)。

…というわけで、栗柄ダムが見えてきました。あれですね。



左岸のダム横に到着です。そこで目にするのが「栗柄ダム管理所」の建物。





ダム横には栗柄ダムの案内板があります。これによれば、当該ダムは洪水調節、水道用水、流水の正常な機能維持を目的とした重力式コンクリートダムだそうです。







その案内板付近からダムを見ると、こんな感じ。



これが左岸から見たダム上。行ってみましょう。



ダム上、中央から見た貯水側の景色です。



一方、下流側はこんな感じ。



対岸(右岸)に来ました。振り返ると、こんな景色。



右岸、下流側から見たダムの様子。



同、貯水側からダムを見ると、こんな感じ。



ダム本体に貼られているプレート。ここには2014年3月と記されていますが、完成式は2015年5月24日のようです(参考)。ということはプレートの年月はダム本体が完成した時なのかな。



完成してまだ7年ほどのダムですが、今後地域のために活躍してくれることでしょう。
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