ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

みくまりダムを見まくり!

2022-09-10 06:59:12 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は兵庫県丹波篠山市三熊(たんばささやまし みくま)にある加古川水系のみくまりダムを訪れます。アクセスは国道173号から県道702号(篠山京丹波線)へ入り、「みくまりダム」の看板のあるT字路を入って行くと到着します。

まずは左岸から見た「ご尊顔」をご覧ください。



順に見ていきます。最初はダム下に行ってみました。これが正面から見た「ご尊顔」。



ダム下にある案内板。ダム名の「みくまり」とは篠山川の上流に住んでいたと伝えられる「水分(みくまり)の神」に由来するそうな。この神様は清らかで美味しい水をこの地に住む人々に分け与えていたと言われています。そこからここの地名が「みくまり(水分)」と呼ばれるようになり、その後「三熊」の字が当てられるようになったとか。



では、左岸のダム横に行ってみます。すぐに目に飛び込んでくるのが「みくまりダム管理所」の建物。





そして、「みくまりダム」と記された石碑。



さらに、ダム下の案内板よりも詳しい案内板。諸元のデータも記されています。これによると、ダム築造に着手したのは1993年4月で、2009年5月に完成したとあります。洪水調節、水道用水の確保、農業用水の安定化と河川流量の確保を目的とした多目的ダムなんですね。諸元表の位置の項目には「兵庫県篠山市三熊地先」とありますが、2019年5月1日に元号が令和になったのと同じ日から丹波篠山市に変わっています。





案内板にも書かれていますが、ダム湖名は「大芋湖(おくもっこ)」。これは公募で決定したもので、丹波篠山市の東端にある大芋(おくも)小学校の元気な子供達のことを「大芋っ子」と呼んだことにかけているようです。残念ながら大芋小学校は2016年3月に閉校となり、現在は宿泊施設になっています。(参考



管理所付近からダムを見ると、こんな感じ。



これがダム上です。歩いてみましょう。



ダム上、中央から見た「大芋湖」の様子。



このダムの高さは26mなので真下を見てもさほど恐怖は感じません。



下流側の遠景。



対岸(右岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。



「大芋湖」側から見たダムの様子。



右岸から見た「ご尊顔」もなかなか絵になります。



治水ダムということで派手なデコレーションはありませんが、必要十分な情報がちゃんと示されていて、さすが県営のダムという感じがします。
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