ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

大戸川発電所のための…桐生取水堰

2022-09-02 06:55:28 | 滋賀(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は滋賀県大津市上田上牧町(かみたなかみ まきちょう)にある淀川水系の桐生取水堰を訪れます。「桐生」とあるのはここの右岸下流側の地名が上田上桐生町(きりゅうちょう)なので、それに由来するものと思われます。アクセスは県道16号(大津信楽線)沿いにあるので迷うことはないと思います。ただ、道が狭いので目的地の横に駐車することはできません(実際には空きスペースはありますが、そこは駐車禁止)。停める場所はちょっと上流側が良いと思います。

これが桐生取水堰の全体像。



右岸の県道沿いには「監視室」の建物があります。取水堰は県道よりも下にあるので目的地に辿り着くにはこの監視室を目印にすると良いかもしれません。





取水堰の横から見ると、こんな感じ。左岸側に見える口のような形をしたところが取水口でしょうか。



左岸の下流側には水利使用標識が見えますが、距離があってズームしても読み取れず。なぜ対岸にあるんでしょうね。右岸側の監視室のところに設置すれば良いのに。



調べてみると、この取水堰で取水した水は直線距離にして3km下流のところにある関西電力 大戸川(だいどがわ)発電所へ送水されるようです。発電所の諸元を見ると運用開始は明治44年(1911年)1月なので桐生取水堰もその頃に築造されたものと思われます。ただし、その形状からするとそこまで古い感じではないので現在の取水堰は改築されたものなのかもしれません。たぶん。
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