ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

東海環状道と交叉する小渕ダム

2020-03-29 08:03:17 | 岐阜(ダム/堰堤)
新型コロナ・ウイルスの猛威は大都市でえらいことになっています。そりゃあ人口が密集していればそれだけ濃厚接触の機会もありますから罹患するのも無理ありません。

そもそも政府と行政の初動が遅すぎますよ。今頃になってロックダウンとかオーヴァーシュートとかあたふたしてますもんね。当初は「ウチは島国だから大丈夫だろう」なんて楽観していたんですかね。なんとまあ危機意識のない人たちなんでしょうか。そんな奴らのため税金が使われていると思うと腹が立ってきます。で、実際に被害にあうのはわれわれ国民なんですから…。

幸いなことにワシは田舎暮らしなので濃厚接触の機会もなく今のところ安全なのですが、間接的な影響を受けているという意味ではやはり被害者みたいなもの。何しろ今月はレッスン関係は全て中止ですし、原稿の仕事だってわずかなもんです。こんな状態なので来月だってどうなるかわかりません。

だからといって悲観的になっても何も生まれません。むしろ自由な時間ができたからラッキーと思うことにしています。不要不急の外出は避けましょうって? いやいや、人があまりいない場所ならいいでしょ? そんなワシには強い味方がいます。そう、ダム巡り。自然を満喫できるし、楽しいですよ〜。ひひひ。


そんなわけで、可児市久々利にある木曽川水系の小渕(こぶち)ダムに来ました。場所は県道84号沿いなのですぐにわかります。

ダム上は県道の入口から始まります。



下流側の景色です。ここがロックフィル・ダムであるのがわかりますね。遠くに見えるのが県道84号。



このダムは久々利川を堰き止めて作られていますが、ここが位置的には川の中央部になります。



しかし川幅が広いためか、他の防災ダムなどで見られる自由越流式の排水路の幅もご覧の通り扇型で広いのが特徴と言えるでしょう。



その排水路の下流はこんな感じです。



排水路にかかる橋から見た上流側の久々利川。遠くに見える陸橋のようなものは東海環状自動車道です。



対岸に来ました。岩の上に傘のようなものが見えますね。あとで行ってみます。



こちらにはちょっとした公園が用意されており、こんな看板や、



小渕ダムを記したプレートがあります。それによれば、1952年3月31日に完成したこのダムはわが国最初のロックフィル・ダムとのこと。へぇ〜、そうなんだ。



先ほど書いた岩の上の傘のある場所に来ました。ここからはダム全体が一望できます。





県道沿いの上流側には見張所のような建物があります。



県道側から見たダム。



県道84号はなかなか交通量が多いため、ここは静寂を楽しむ場所には適さないかもしれません。しかしちょっとした気分転換をするにはお手軽なスポットといえるでしょう。
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