ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

書くこと、考えること

2005-03-11 23:09:13 | 脳みその日常
テレビやネットを視聴していると、ふと自分が何も考えていないことに気づく。見るという行為は確かに能動的なことなのであるが、実際のところは「見えている」「眺めている」といったほうが正しい。だから知らず知らずのうちにボーッとしてしまうのだろう。

といってこれらは見るべきじゃないとは思わない。くだらない情報も流されるが、なかには有益な情報もある。情報化社会にあって、敢えて目を背けるのは正しい判断とはいえまい。

じゃあ、どうすればよいのか。考える習慣をつければよいのだ。たとえばワシはここでブログを毎日書いている。その理由は簡単だ。自分の感じたこと、考えたことを文字にすることで頭の中を整理したいだけである。曖昧な記憶や考えのままだと、文字に直せばすぐにわかってしまう。文章にすることで、いかに自分があるテーマについて知らないのかを自覚することができるのだ。それを意識するだけでもブログを書く意味はある。

ワシにとってブログを書く意味はほかにもある。書く仕事をしているとはいえ、やはり常に書いていないと文章のクオリティが落ちる。それは運動選手がトレーニングを怠けると記録が伸びないのと同じ。書き続けることで、書く能力の低下を防いでいるといっても言い過ぎではない。いくら大学時代に優れた論文を書いた人であっても、しばらく文章を書くことから離れているとまったく書けなくなるという話はいくらでも聞く。日々の訓練がいかに大切なのかがわかる。

昔読んだ本の中に「書くことは考えること」いう文章があったような気がする。誰が書いたんだっけ。梅棹忠夫だったかな。うーん、高校の現代国語の教科書だったかもしれない。まあ、そんなことはどうでもよいのだが。

(ここからはメモ)
昨日の東フィルの演奏会でNさんから声をかけられる。何かと思ったら、相変わらずの営業活動だった。すごいねえ。ある意味でワシも見習わなくてはと思ったり…(笑)
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