センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

フランスツ・リスト(リスト・フェレンツ)Liszt Ferenc!

2012-11-29 00:00:40 | 感覚

フランツ・リスト(ドイツ語:Franz Liszt, ハンガリー語:Liszt Ferenc, 1811年10月22日 - 1886年7月31日)は、ハンガリーに生まれ、ドイツやオーストリアなどヨーロッパ各国で活躍したピアニト・作曲家。両親の血統、母語、もっとも長い活躍地のいずれもドイツに属し、当時中東欧に多数存在したドイツ植民の一人だが、自身生地のハンガリ(当時はオーストリア支配下の形式的独立国としてのハンガリー王国の版図内、現在はオーストリアに帰属している)を祖国と呼び、死後もドイツ人(オーストリア人)よりはハンガリー人と記載されることが多い。
ただし、こうした出自や、生涯ハンガリー語を習得することがなかったこともあり、非音楽大国系の民族運動としての国民楽派に含めることは殆どなく、多くはドイツロマン派の中に位置づけられる。
ピアニストとしては演奏活動のみならず、教育活動においてもピアニズムの発展に貢献をした。演奏会形式としての「リサイタル」を初めて行った人物と言われている。また、作曲家としては新ドイツ楽派の旗手、および交響詩の創始者として知られる。ハンス・フォン・ビューローをはじめとする多くの弟子を育成した。

1850年代の頃、ピアノの演奏は、グランドピアノの蓋を閉めたまま演奏して、聴いているお客様には、背を向けて演奏していたと言います。
また、一曲ごとにピアニストが変わるというものでした。
これらの演奏スタイルに疑問と、違和感を覚えた、フランツ・リストは、グランドピアノの蓋を開けて、自分の作曲した曲を何曲も弾いたのです。
現在でいう「演奏会形式のリサイタル」を世界で初めて行ったピアニストでもあったのです。
なによりも、演奏スタイル、グランドピアノを従来の演奏者が背中を向けるのに対して、横にして、演奏者が横顔を見せながらの演奏スタイルになったのです。
当時のフランツ・リストのピアノ演奏を聴いた人達からは、彼の手や指に何か仕掛けがあるのではないかと、話題になったそうです。そして、男前のリストは、忽ち人気者となり、スーパースターになったのです。

もし、フランツ・リストが演奏スタイルを変えずに演奏していたら、私たちが身近に聴いている。ピアニストが私たち、聴いている人に横顔を見せて、グランドピアノの蓋を開けて演奏する現在の演奏風景が、変わって、昔のスタイル、演奏者が、私たちに背を向けて、ピアノの蓋も閉めたまま演奏していたかも知れないのです。現在では、考えられない演奏風景ですが、当時は、斬新で創造的な演奏だったと予想されます。まさしく、リストはピアノ演奏の革命児であり、先駆者だったのです。
そんな、フランツ・リストが私は好きです。参考資料、Eテレ、ららら♪クラシック。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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