センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

大学の新設ラッシュ

2008-07-31 00:03:49 | 感覚
特に医療関係者を育成する専門大学が目立っている。中でも来年の4月に開校予定の学校法人モード学園が「首都医校」という、日本最大級の専門大学を開校する予定である。
何と建物の高さは50階建てとスケールも施設も壮大である。
他にも、お台場にも特色のある大学が開校する予定である。
私が特に気になっているのが、薬学部の開校である。
2008年度の開校を目指しているのが、鈴鹿医療科学大学、つくば薬科大学、立命館大学などその後、広沢学園、千葉科学大学などが平成21年度頃までに開校予定である。2010年度までには76大学になる予想されているのです。
勿論、私共の構想している医学薬科大学も予定しております。
では、なぜ、このように医療関係の大学が次々と開校されるかと言うと、最近薬学部は4年制の大学から6年制に変更になり、特に私学は急激に増加しているのである。
薬剤師の就職困難と言われている時代になぜ、薬学部だけが増加するのでしょうか、それは、医療現場での薬剤師が不足しているからであり、また、新薬の開発、研究者などの人材の確保が目的なのです。
日本では医師不足は勿論ですが、看護師、麻酔医、臨床工学士などチーム医療が中心の現在では、医療スタッフが全体に不足しており、欧米諸国から比べても、チーム医療スタッフの人材不足など深刻なのである。
私共が構想している医学薬科大学は、勿論日本では6年制だが、医学大学院「メディカルスクール」を設立したいのである。
普通大学を卒業した人達でも、医療関係者として従事したい人達に希望と道を広げてあげたいのである。
東洋医学と西洋医学を融合した「大衆衛生学や未病」など予防医学に力を入れ、漢方の研究などを推進して行く予定である。
日本の医学部の大学院は、医学部の卒業生が研究や教授になるために進学し、学んでいる。
日本にも「メディカルスクール」の開校が急務であると私共は提言しております。
今年から来年にかけて開校する私学の大学は、どちらかというと専門学校の4年生版的な要素の大学である。
日本では少子化の時代にそれも大学の4割弱は入学者予定者が定員割れであり、今後は5割近い大学が新入学者が定員割れになるだろう!
勿論、大学の競争が始まり、淘汰されるだろう。例え、有名国立大学でも、人気がなければ定員割れになる時代である。
また、私が危惧しているのは、薬剤師の国家試験の合格率が大幅に低下し、低レベルに達しているのである。
これらは選択される大学によって将来の就職や医療関係者とし従事するときに格差が生じるのである。
私共が構想している医学薬科大学は、日本だけではなく、世界に目を向け、世界で活躍出来る人材の育成を目刺し、オール英語で授業を行なうので、留学生も多くなると予想されるのである。
日本国内に居ながら、世界レベルの医療、学問を学べる特徴がある大学を目指しているのである。
だから、就職や病院の勤務も即戦力になるべく指導し、体験して貰うのである。
本人の為であり、頑張る若者を私達は後押しをし、応援する予定でもある。
大学の運営だけではメリットがないので、附属病院、生命科学研究所を設立し、難病や生命の研究に取り組み、世界の頭脳を結集して研究に取り組むのが私の夢でもある。
新医療機器の開発、新薬の開発、研究、難病の研究など取り組むべき課題は沢山あります。ですから、私共は海外の大学を日本に誘致し、優秀な人材の育成と若者達の夢を叶えてあげたいのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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側で人が倒れたら?

2008-07-30 00:00:34 | 感覚
夏休みに多い熱中症や水の事故、そばで人が倒れたら?
記事:毎日新聞社提供:毎日新聞社 【2008年7月22日】
医療ナビ:応急手当て 夏休みは熱中症や水の事故などが多い。そばで人が倒れたら?
◆応急手当て 夏休みは熱中症や水の事故などが多い。そばで人が倒れたら?
◇安全な所に移動 声かけて意識あるか確認
◇心肺蘇生で回復に差
■頸椎の保護忘れずに
倒れている人を見たら手当てより先にすることがある。関西医大付属滝井病院高度救命救急センター(大阪府)の津田雅庸医師は「自分の安全を確保する。それから、近づき話しかける」と話す。
6月の東京・秋葉原の17人殺傷事件では、はねられた男性を介抱していた警察官が刺された。交通事故の現場など、道路なら車にも注意が必要だ。
手当てする場合は患者をその場から動かさないのが原則だ。しかし道路上なら、安全な場所まで移動させる。この際頸椎(けいつい)の保護が大切だ。ぐらぐらしないよう頭を支え、何人かで持ち上げたい。
安全に手当てができる状態になったら、まず声をかけ、意識があるか確かめる。呼びかけに反応しない場合、119番通報とAED(自動体外式除細動器)の手 配をし、あおむけにしてあごを持ち上げ、頭を後ろにそらせて気道を確保する。呼吸を確かめ、していなければ心臓マッサージと人工呼吸(心肺蘇生)をする。
■酸素不足に注意
人工呼吸は省略もできるが、心臓マッサージは欠かせない。
脳の最大の弱点 は酸素不足だ。酸素は血流で供給される。心臓マッサージをすると、心臓が動き出すまでもある程度血流を保てる。「病院に運ばれる救急患者でも、居合わせた 人が心肺蘇生をしていると回復が全く違う。一人の命を助けることにつながると思い、勇気を持って積極的に」と津田医師は勧める。
けがをしている場合は、止血のため患部にガーゼやタオル、ハンカチなどを当て、手で強く圧迫する。刃物が刺さっている場合、抜くと大量出血する可能性があるので抜かない。
傷口より心臓に近い部位を縛る止血法もあるが、正しい方法を学んでいないと、患部を壊死(えし)させる心配がある。一度は講習会に参加したい。
■こまめに水分補給
夏にはプールや海でおぼれる事故も増える。助ける側までおぼれないよう注意し、砂浜や陸地に引き上げる。体を横向きにして、口にたまった水などを出し、人工呼吸や心臓マッサージをする。
熱中症も要注意だ。暑さで体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れて起きる。重い場合はけいれんや意識障害に陥る。特に子どもは体重の割に体の表面積が広く、汗をかく量が相対的に多い。湿度が高い日は汗が蒸発せず、皮膚を流れるだけで体は冷えない。こうなると水分を失うばかりで、熱中症になりやすい。
予防には、こまめに水分を取るのがよい。それでも立ちくらみやめまい、けいれん、頭痛や吐き気が起きたら、日陰など涼しい場所に移して水分を飲ませる。吐き出すなど水分をとれないようなら、病院を受診した方がいい。
ハチなどに刺されるのも侮れない。アナフィラキシーショックと呼ばれる激しいアレルギー反応が起き、呼吸困難などで死亡することがあるからだ。
最初に刺されると、体内に抗体ができる。この抗体が原因で、2回目に刺された時にアナフィラキシーが起きる場合がある。「刺された部分だけでなく、全身が真っ赤になったり、息苦しくなったらすぐに病院へ」と津田医師は警告する。【渋江千春】
私のブログでも紹介したが、現在は昔と違って、人が路上や駅、商店街などの人が集まる場所で急に具合が悪くなったり、時には通り魔事件のように多数の死傷者が出ることもある。
このようなときには、救急車や隊員が到着するまでの約15分~20分間に上記で紹介したような応急処置が出来るか、出来ないかでは、急病人の蘇生や後遺症などの差として現れます。
特に心臓発作や重度の熱中症などでは初期対応が重要なのです。
もし、あなたの側で人が急に具合が悪くなり、倒れたらどうしますか?
普通は慌てて、人に助けを呼ぶはずです。自分では何も出来ないので不安だと思うはずです。
人に助けを呼ぶのは非常に大切なことであり、大声で助けを呼ぶことです。
特に、体の大きな男性が倒れたりすると女性一人では幾ら医療関係者でも体を起こしたり、対応するのも難しいのです。
数年前に私は電車の車内で心臓発作から心拍停止状態の高齢者の女性の心臓マッサージを試み、蘇生させた経験があるが、慣れた人でなければ、野次馬の言葉や目が気になって集中出来ないのである。
現在のように携帯電話でカメラ撮影されたり、映像として簡単にネットで公開されたりするのである。
私の時にも、中年の男性が、私の心臓マッサージに対して、そんなに強くマッサージすると肋骨が折れるとか、呼吸も見なければならないと指摘した。
私は、その中年男性に、「肋骨は折れても再生するが、心臓は停止したら再生しない」。そして、あなたは医療関係者か、口を出すのなら手伝って欲しいと頼むと、関係者じゃないと答えたので、邪魔だから何処かに行って欲しいと頼み、私は関係者だから口を出すなと思わずきつい口調で言ったのである。
普通、このような状態で冷静には判断出来ないのである。これが初めての人なら慌てて何も出来ないはずである。
何も出来なく、その急病人の方が急死しても決して、あなたの責任では有りません。それより見捨てて死なせる方が後で後悔するはずです。
出来れば、地元の消防署が主催する「上級救急救命」の仕方を受講しておくと必ず役立ちます。家族の誰かが倒れたときに役立つからです。
また、インターネットや市町村に問い合わせるなどして、地元の救急指定病院の状況、夜間に受け入れてくれるのかなどを確認しておき、自宅の電話代の下や見えるところに救急病院の電話番号を貼っておき、家族が急に具合が悪くなったときに救急車が到着するまでに病院に直接電話しておき、救急車が到着したらその病院に電話を入れたので、ドクターが待機しておりますと救急隊員に告げるとスムーズに病院に直行出来るのです。
我が家の家内の母が不整脈で倒れたときには、このような対応で具合が悪くなってから30分以内に病院に到着できたので、後遺症も入院日数も短縮でき、医療費の削減にもなりました。
普段から、心構えが重要であることを私から指摘致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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和食で五感と脳を刺激しよう!

2008-07-29 00:00:55 | 感覚、五感
私は以前から、日本人の食卓(和食)と脳の関係の研究課題に取り組み、子供の味覚障害や感覚障害の原因の一部に食事の変化を提唱している。
最近において、日本人の食事内容も激変している。好きな時に好きな量を好む食べ物を好きなだけ食べられる日本、食事の欧米化によって、肉類などを中心に加工食品、インスタント類などが主食になっている人達も多いのである。
私は、五感の研究から「味覚と脳」の関係を提唱しており、食事内容が「人の脳の栄養素不足を招いている」。と警鐘を鳴らし続けている。
人の脳は、人体の中でも最も栄養素と酸素を必要とする。臓器であり、重要な臓器なのである。
人の脳は人体の酸素の40%を必要とし、栄養素もブトウ等などを20%も必要とする臓器である。
それだけ。活動しており、エネルギー消費も激しいのである。
だから、私は規則正しい生活と食生活が脳の活性化と正常化に重要であると長年提唱し続けているのです。
人の脳が栄養素不足、特にブドウ糖の不足は、「血糖値」に影響を与え、血糖値を上げようとするために脳内では「アドレナリン」などの脳内物質を分泌させ、このアドレナリンは「興奮状態時に働く物質」で、このホルモンには「攻撃性」などに関わっており、すぐに切れやすく、興奮しやすい、脱力感や情緒不安定などを引き起こします。
最近、飲み物にも異変が起こっている。世間では「ゼロカロリー」「カロリーオフ」などの飲み物がダイエットによい、身体に良いと思われている。
流行もしており、多くの人達が愛用していると思われる。
中には、海外で数年前から禁止植物、禁止人工甘味料に指定されている。「ステビア」が一部の飲み物に人工甘味料として使用されているのである。
日本では世界基準が曖昧であり、科学的な根拠やデータが不足ということから現在も使用されているのだ。
以前から、私はステビアなどの人工甘味料が味覚障害を引き起こす一部の要因であると指摘している。
特に「甘味」に関する認識(記憶)に関係する。
幼い頃から人工甘味料の甘さに慣れ、甘味として記憶されると、砂糖本来の甘さが甘くない、美味しくないと認知するのです。
ブドウ糖が主成分でないため、脳に栄養素が届きません。
また、食生活でも、朝食からハンバーガーや加工食品、インスタント類でも同様に身体と脳に十分な栄養素が摂取出来ないのです。
その点、和食はご飯を中心に魚やお味噌汁などの食事は、ブドウ糖は勿論、ビタミン類も摂取でき、日本人には適した食事なのである。
それは、私達の身体、それも腸の長さに関係しているのです。日本人は体型や身長に反比例して腸が長いのである。
欧米人のように肉類中心の食事は体型や身長の割に腸が短く、消化器官は日本人とは違うのである。
日本人は穀物中心の食事で、和食を中心に私達の先祖の人達が食してきました。
日本人が昔から頭が良いと言われるのは「魚を食べていたからと言う研究内容もあります」。
私達がよくカルシウムが不足するとイライラすると言われるのは、人の脳のニューロンネットワークの伝達が悪くなることから起こるものです。それは、カルシウムがこのニューロンネットワークの伝達を円滑にしてくれる働きをするからです。
また、私共が大学の医学部の大学院生と共同研究した内容に、同じ料理を箸で食べた時と、フォークとナイフで食べた時の脳の血流の変化を測定し、脳の活動を測定したのである。
同じ料理なのに、フォークとナイフではあまり脳に刺激が送られず、脳の血流にもあまり変化は見られなかった。
逆に箸で食べたときには、前頭葉と頭頂葉という、触覚を司る脳部が刺激され、脳の血流も活発に働いていることが分かったのです。
つまり、和食を箸で食べ、ゆっくり咀嚼して食べると脳が活性化し、脳にも身体にも栄養素が行き届き、身体も脳も健康になれるのです。
他に、私が危惧しているのは、小学生の全体の6割を超える人達が体型の二極化が進んでいることである。全体の4割は肥満体型であり、極端に痩せている体型は全体の2割と標準体型の4割を遙かに超えているのである。
私はこの子供達の体型の変化も、食生活の変化だと考えている。
子供の中には、朝食からおやつなどのお菓子でお腹をいっぱいにする子供やサプリメントなどで栄養素を摂らせている親御さんも多いと言います。
やはり、日本人の体型、脳の栄養素、五感の鍛錬のためにも「和食を見直し、親が手作りで食べさせ、箸を上手く使って、魚中心の食生活に改善するだけでも、標準体型の維持、健康脳の維持に繋がるのです」。
人が口にいれる食材こそ、健康や脳の健康維持、活性化に大切なのである。
他にも、運動に心がけ、夏場の暑いときには汗を流し、寒い冬には寒さに耐える身体造りこそ、免疫力と抵抗力を高め、同時に脳が対応できるのです。
現在の子供達は、あまりにも快適すぎた生活環境に慣れ親しみ、身体も脳もストレスや生活環境の変化に対応出来ないのです。
ここに私は脳の不健康だと指摘して、皆様に提唱と警鐘を鳴らしているのです。
まずは、日々の生活を見直し、規則正しい生活と和食中心の食事に改善し、定期的な運動と健康的な活動は、成長段階の子供達に限らず、我々大人でも同様に日本人の健康維持と脳の活性化、正常化に繋がることを私から提言させて頂きます。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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コーヒー、紅茶のカフェインが脳卒中を予防する!

2008-07-28 06:16:01 | 感覚
コーヒーと紅茶が脳卒中を予防する可能性がある。
提供:Medscape 
コーヒーまたは紅茶の1日消費量が多いと、消費量が少ない場合に比べて、他のリスク因子とは独立に脳梗塞のリスクが有意に小さくなることが観察研究で示された。
【6月24日】コーヒーまたは紅茶の毎日の消費量が多いと、男性喫煙者は少なくとも1種類以上の脳卒中が予防されることが、最新の研究で示された。
こ の大規模プロスペクティブ(前向き)観察研究によれば、フィンランドの喫煙者のうち1日にコーヒーを8杯以上飲む者は、飲む量が少ないか飲まない人に比べて脳梗塞のリスクが23%低くなり、紅茶を1日に2杯以上飲む者は、飲む量が少ないか飲まない人に比べて同様の脳卒中のリスクが21%低くなることが示さ れた。この関連性は、冠動脈疾患の履歴といったその他のリスク因子とは独立していた。
この報告は『Stroke』2008年6月号に掲載されている。
抗酸化物質の健康への有益性
コー ヒーも紅茶も広く飲まれているカフェイン飲料であり、いずれも抗酸化物質による健康への有益性があることが知られている。例えば、コーヒー飲用は炎症および内皮機能障害に対して負の連関があり、インスリン感受性を改善して2型糖尿病のリスクを減らす可能性があることが観察研究で示されている。ポリフェノー ル類を豊富に含む紅茶も同様であり、低比重リポ蛋白コレステロールの酸化を防止し、血小板活性化と、炎症のマーカーである血漿C反応性タンパク質のレベル を下げるとされている。
こうした健康への有益性は脳梗塞の防止にまで及ぶ、と著者らは述べている。「コーヒーや紅茶の 飲用の脳梗塞リスクに対する有益効果は、生物学的に充分納得できる。コーヒーや紅茶はフェノール化合物を含み、それが抗酸化作用を持っていてアテローム性 動脈硬化を予防するからだ」と著者らは記している。
しかし、カフェイン飲料の飲用と冠動脈疾患リスクとの関係は積極的に研究されているが、今回の研究を含め、脳卒中リスクとの関連性についての研究はわずかしかない。
今 回の研究は、ランダム化二重盲検プラセボ対照一次予防試験であるα-トコフェロール・β-カロテン癌予防研究の被験者を対象にした。このがん予防研究の元々の目的は、α-トコフェロール、β-カロテン、およびその両方が男性喫煙者の癌発生率を下げるかどうかを検証することである。コホートは、50歳から 69歳までのフィンランド人男性29,133例で、タバコを1日に5本以上吸い、脳卒中の履歴を持たない者で構成した。1985年から1988年の期間 で、該当する男性を募集し、1993年まで研究を行った。
調査開始時には被験者に質問表に答えさせ、医療歴、喫煙歴、運動歴といった全般的な背景情報を収集した。身長、体重、血圧を測定し、肥満指数を算出し、血清総コレステロールと高比重リポ蛋白の濃度を測定した。
調 査開始時にはさらに、妥当性が確認されている食品摂取頻度質問表を用いて、過去1年間におけるコーヒーと紅茶の消費量を評価した。ランダム化対象の被験者 のうち26,556例からこの情報が得られた。ランダム化から2年ないし5年後に、被験者のいつものコーヒーの淹れ方、すなわち、濾過、煮出し、インスタ ントなのかを尋ねた。この情報は20,427例の被験者から得られた。ほとんどの者が濾過(14,513例 [71.1%])か煮出し(4,232例 [20.7%])であった。
カフェイン含有量を算出
カフェイン摂取量は、コーヒーと紅茶のカフェイン含有量に消費量を乗じて算出した。カフェイン含有量は、コーヒーが100 mLあたり80 mg、紅茶が100 mLあたり26 mgとした。
コーヒーはまったく飲まないと回答した者が調査サンプルのおよそ2.5%おり、紅茶をまったく飲まないと回答した者がおよそ64%いた。飲用者における1日あたりのコーヒーの平均消費量は5.7杯だった。
コーヒーの消費量が多い男性は消費量が少ない男性に比べて、年齢がやや若く、喫煙量が多く、収縮期血圧と拡張期血圧が低く、糖尿病または冠動脈疾患の履歴を持つ割合が小さい傾向があり、運動量が多く、アルコールと紅茶の消費量が少なかった。
紅茶を飲む者は飲まない者に比べて、喫煙量がやや少なく、運動量が若干多く、アルコール消費量は多いがコーヒー消費量は少ない傾向があった。
分析には、ランダム化から2004年12月31日までの期間で起きた脳卒中を含めた。平均13.6年間の追跡期間において、脳梗塞が2,702例、脳内出血が383例、くも膜下出血が196例、原因不明の脳卒中が84例あった。
その他の種類の脳卒中とは関連性がない
年齢と心血管系リスク因子について調整すると、コーヒー消費および紅茶消費の両方とも、脳梗塞リスクとの間に有意な負の連関があったが、その他の種類の脳卒中との間には連関が見られなかった。
コーヒーおよび紅茶の消費量がもっとも多い群ともっとも少ない群の脳梗塞の多変量コーヒー消費量と脳梗塞リスクとの間の負の関係は、糖尿病および冠動脈疾患の履歴、血圧、アルコール消費量、喫煙本数について調整しても維持された。同様に、年齢層、肥満指数、血清の総コレステロールと高比重リポ蛋白の濃度、運動量の違いによる有意な差はなかった。
この連関は、コーヒーの淹れ方が煮出しか濾過かに関係なく、同じように見られた。また、追跡期間が10年未満と10年以上の被験者の結果も一致していた。
紅茶についても、消費量と脳梗塞との間の連関に、年齢および心血管系リスク因子による変動はなかった。
α- トコフェロール・β-カロテン癌予防研究は男性喫煙者のみを対象にしているので、上記の結果は、女性や非喫煙者に一般化できない可能性があると著者らは記 している。「以上の知見を別の集団、特に女性や非喫煙者で確認する必要があるだろう」と著者らは結論で述べている。
α- トコフェロール・β-カロテン癌予防研究は、米国衛生研究所の支援を受けている。筆頭著者のSusanna C. Larsson氏がフィンランド国立公衆衛生研究所(ヘルシンキ)で行ったポストドクター研究は、スウェーデン労働社会研究評議会の支援を受けている。そ の他の著者の開示情報には、関連する金銭的利害関係はない。
コーヒーには利尿効果や抗酸化作用があり、私は毎日3杯以上は飲んでいる。私には命の飲み物であり、若返りの飲み物なのだ。
また、カフェインは脳の活性化と定期的な運動により、身体の健康維持と健康脳に繋がることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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医師不足の解決になるか?

2008-07-26 00:00:25 | 感覚
医師養成数増で報告書「安心と希望の医療確保ビジョン会議」
2008年6月25日 厚生労働省は6月18日、医師の養成数増や多様な勤務形態の導入などを盛り込んだ「安心と希望の医療確保ビジョン」の報告書をまとめた。
17日に舛添要一厚生労働相と福田康夫首相が、医学部定員削減に取り組むことを決めた1997年の閣議決定を外すことで合意したことを受け、報告書は医師数の不足を認めた上で、医師の養成数を増加させることを明記した。
このほか、公務員の医師が週に数日非常勤として他の病院で勤務することや、看護師や助産師などとの連携、メディカルクラークの活用も提案している。さらに、救急医療体制を充実させるために、地域でトリアージ(重症度・緊急度による患者の選別)を行うための「管制塔機能を担う病院」を設置することも提示した。
提供: マインズ・オフィス
このように厚生労働省は「安心と希望の医療確保ビジョン」を報告書にまとめ、医師確保に取り組んでいる。
日本では現在、医師は26万人居られますが、これでも欧米諸国から比較すると人口比で14万人も足りないのである。
最近、日本の大学医学部の募集人員を増やすと発表したが、これらのビジョンの効果が現れるのは10年後であり、急務の対策には成っていないのである。
また、私は日本の医療の古い体質、医学部も同様で自主選択制の医療科目を選べるので、楽で責任感の少ない整形外科や内科、開業医などを選択する若い医師は増加しているのである。
私は選択制ではなく、科目ごとの人員制をとるべきであると考えている。
つまり、開業医を希望する医師は今年200名認可などである。
特に産婦人科医、小児科医、救急医など責任も重く、仕事量の割には報酬も決して恵まれて居らず、何より、医療ミスで訴えられるのを怖がり、現在の若い医師達には敬遠される科目でもある。
これらから、私は日本の医療崩壊は目の前であり、医療崩壊を防ぐために、外国人医師の日本での勤務や補佐的な役割でも良いので導入して欲しいと強く願っている。
以前から、日本医師会は日本での医師免許所得、つまり、日本の国家試験に合格した外国人医師しか採用しないと発表している。
日本の医学部に入学し、国家試験に合格した外国人医師は日本では数える程度である。
そうではなく、海外で活躍している外国人医師を日本の医師と同等の技量や知識があれば、導入すべきであると指摘している。
私共は民間で出来ることは民間でと考えており、海外の医学大学の誘致も構想している。現にオーストラリア大学がマレーシアで開校しており、実績も上げております。
私共はこのオーストラリア大学を日本に誘致し、附属病院、生命科学研究所などを構想しており、関東に出来れば誘致したいと考えている。
国際的なレベルまで学力と手技能力を向上させ、海外でも活躍できるように授業はオール英語で行なう予定である。
「医学薬科大学」として近年中に開校したいのである。
来年の4月以降には、医療スタッフの専門大学や専門校が各地に開校する。
私立の専門学校などが4年生の大学、看護師や臨床工学など医療スタッフを養成するために、民間企業も参入している。
この少子化の時代に医療関係の学校は過当競争が始まるだろう!
余程特徴のある大学や専門校など人気のある学校には生徒が集まるが、歴史があっても、校舎が古い、見新しさが無い学校は今後衰退するだろう。
あの早稲田大学や明治大学も医学部が欲しくて、医学大学との提携や合併を構想しており、模索しているところでもある。
私の希望はこれらの大学と私共が構想しているオーストラリア医学薬学大学との提携を望んでいる。
どうも私の片思いに成りそうだが、このぐらいの事をしないと現在の大学には世界から生徒を集め、世界的に通用する医療関係の人材の育成にはならないのである。
日本国内だけで医師不足の解決を望むのは難しいところでもある。海外の力も借りてでも日本での医師不足の解決を急務と考え、速急に日本政府は具体的な医師不足の解決策と医療確保ビジョンを机上の理論ではなく、即効性のある取り組みを望みたいものである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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無差別殺人事件の模倣犯が続いている!

2008-07-25 00:05:55 | 感覚
私が以前から、警告していた無差別殺人事件を真似た犯罪がまたも起きてしまった。
先ほども、官邸内に直接メールで今回の八王子での無差別殺人事件の模倣犯の殺人動機について説明をした。
秋葉原での無差別殺人事件に影響されて、今回の八王子での無差別事件は、手口を真似たのである。
動機に包丁を買えば、誰でも簡単に殺せる。「誰でもよかった」仕事が上手く行かず、むしゃくしゃしていた。ヒトを殺せばマスコミが騒ぎ、注目してくれるだろう。
秋葉原で無差別殺人事件を起こした犯人と全く同様の動機なのである。
今年に入り、無差別殺人事件はすでに数件以上起こっており、今後とも増加傾向である。
今回も派遣社員ということであり、派遣社員の多くの人達が迷惑をしているのである。
仕事が上手く行かなかったから、親に相談したかったのに話を聞いてくれなかったと、本当に甘えた考え方でもある。
私は以前から、現在の若い人達の「コミュニケーション能力の欠如」を危惧している。
ヒトとヒトとの顔を合わせた会話やコミュニケーションが出来ず、一人悩み、携帯電話やパソコンのメールでなら話せるのである。
ヒトに自分の思いを上手く伝えられず、仕事が上手く行かないからとか生き甲斐がないから、恋人と別れ話からなどの感情からむしゃくしゃして短絡的に「誰でもよかった」「通り魔殺人があっちこっちで起きているから」俺も起こしたいと思考するのである。
私はヒトの感覚、脳の研究から科学的な犯罪心理の科学的な解明が急務であり、警視庁内にも有識者から組織された「無差別殺人事件、通り魔殺人抑制委員会」なる組織が必要であると日本政府に提案している。
連続する無差別事件の犯人の脳の科学的な調査と解明が今後の犯罪の抑止に繋がればと願っている。
アメリカなどの犯罪大国では犯罪心理学者、脳科学者、学者からなる組織が異常犯罪や無差別殺人などの事件の科学的な調査、解明をしているのである。
例えば、1993年、オランダの遺伝子学者ハン・ブルーナー博士は、攻撃性と遺伝子に関係があることを突き止めたアメリカの雑誌サンエンスで報告した。
ブルーナー博士らは、オランダで放火やレイプなどの非常に衝動的な行動をとる人が多い家系の遺伝子を調べてみると、MAOA(モノアミン酸化酵素A)という酵素を造る遺伝子に異常があり、MAOAは、セロトニンやドーパミンなどのモノアミノという種類の神経伝達物質を酸化し、機能しないようにする酵素である。
ブルーナー博士らは、このオランダの家系の中でMAOAが造られない男性全員が反社会性な行動を起こしていることから、MAOAが攻撃性と強く関わっていると結論づけた。
MAOA以外にも、性格と関係があると考えられる遺伝子の個人差が幾つか指摘されている。
セロトニンをニューロン内に再取り込みするセロトニントランスポータの遺伝子(S遺伝子)が不安と関係しているという研究や、ドーパミンの受容体の遺伝子と新しいもの好きな性格が関係していると言った研究である。
これらの研究はオランダ人に限らず、日本人はこのセロトニントランスポータ遺伝子(S遺伝子)を国民の96%もの人達が持っている遺伝子であり、日本においても、最近、切れやすい若者達や子供達が多いのも、私はこのS遺伝子とモノアミン酵素Aの働きが少なからず影響していると考えている。
また、人のコミュニケーション能力不足を私は指摘している。現在のように携帯電話やパソコンのメールでの文字的な会話が中心であり、幼い頃から一人で室内に籠もり、ゲームをしている人達が多い。このような環境では人の脳の前頭葉、特に視床下部という我慢に関わっている脳部位が発達せず、わがままで自分の思いを人に上手く伝えられず、ストレスからイライラして短絡的に殺人事件などを引き起こすのである。
つまり、興奮した脳をコントロール出来ず、抑制も出来ない。「理性の働きが欠如しているのである」。
私達の脳ではアウトプット(五感情報)から脳に情報が送られ、脳内で計算→判断→決定→行動(アウトプット)という一連の思考性がありますが、犯罪や異常行動を引き起こす人達では、計算は出来ても正しい判断が出来ないのです。よって行動にも異常を来すのです。
このように犯罪心理を科学的に解明することは可能であり、これらの警告が今後の無差別殺人事件の抑止に繋がればと強く願っている。
若者よ、仕事が上手く行かないのは誰にもある。思い通りに成らないのが世の中である。もっと脳を鍛錬し、ヒトとのコミュニケーションをすることである。
全く面識もなく、初対面の一般人が犯人に突然大事な命を絶たれてはたまらない。私にも二人の成人した娘が居るが心配である。
私は、日々、意識しながら歩き気配に注意している。駅でも誰か後ろから押されるのではないか、危なげな人は居ないか絶えず注意を払い歩いている。
いつ頃から「危ない日本」に成ってしまったのだろう!
今後とも私共は警告や警鐘を鳴らしながら少しでも犯罪の抑止に繋がればと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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ヒトの五感が注目されている!

2008-07-24 00:05:31 | 感覚
最近、テレビのCMに私のコメントや五感に関するテーマでテレビコマーシャルが流れている。
以前は、大手の自動車会社でイチロー選手が「車の五感」「ときめき」などのコメントは以前に私が自動車会社にメールで提供した内容である。
今回は、東京ガスのテレビコマーシャルで親子が料理を造ながら、ヒトの五感の重要性、「食育」に関してのなかなか内容のある仕上がりの良いCMに成っている。
是非、皆様にもご覧頂きたいCMである。
東京ガスは、以前から五感を重視した内容でメルマガなど発信している。
特に力を入れているのが「食育」である。食事だけでなく、食材の大切さや味覚に関する事柄まで提案している。
私はこの企業に賛同しており、会社の取り組みに関して支援もする予定である。
このように企業の多くも、マスコミ等もヒトの五感の重要性、大切さを理解し始めている。
私共の会社や私宛にマスコミやテレビ番組制作会社から出演依頼や資料提供などの依頼も増えている。
例えば、バライティー番組でも、雑学や巷の噂を検証するなどの内容で五感に関する話題で私共や他の研究者などに依頼が入っている。
ハイテクな時代にヒトの五感研究をすることはつい最近の研究とも言えるのである。ましてや「五感生理学」などの研究をしているのは、本当に日本での研究者の人数も少なく、数名とも言われているのである。
確かにローティクな研究だからあまりお金にも成らず、他から見ると古くさい研究かも知れないのである。
現に、ヒトの五感に関する研究でノーベル賞を授与した研究者は4年前という、つい最近の事である。研究内容はヒトの嗅覚に関する研究である。
私共はヒトの五感の研究はこれからであり、未来の研究だと自負している。
現に、医療関係での検査機器の開発やロボット工学などの開発、研究にはヒトの五感研究が欠かせないのである。
私共の研究所も本格的なヒトの五感研究をするために、近年中に「生命科学研究所」の設立構想を考えている。
この施設では世界中から優秀な研究者を集め、ヒトの五感研究、生命科学の研究を行ないたいと構想している。
これらの研究の応用として、ヒトの癌のニオイをキャッチするシステムや装置の開発、研究、ブレインインターフェースの研究、装置の開発によって視覚障害者や筋萎縮障害者のヒトのためのコミュニケーションツールの開発などに応用が可能であり、勿論、ロボットの進化にも欠かせないのがヒトの五感の認知である。
つまり、ヒトの五感を真似るロボットがより人間に近寄り、人間的な運動や感覚までも得られ「アトム型ロボット」になるのである。
ですから、これらハイテクな技術や商品の企画、開発、研究などにもヒトの五感は重要であり、開発、研究のヒントにも成るのである。
だから、私共研究所は、ヒトの五感研究は、ヒトの脳の研究でもあり、色々な開発、研究に必ずや役立つものであると提唱している。
これからも皆様にヒトの五感の重要性、必要性を提唱続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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人間関係に異変!

2008-07-23 00:03:21 | 感覚
最近、親子喧嘩や夫婦喧嘩で殺害するケースが多発している。
私は数年前から、日本人の人間関係に異変が生じていると警鐘を鳴らし続けて来た。
すぐに切れやすく興奮しやすい人達が急増しているのである。
若者や子供達に限らず最近では、高齢者でも切れやすい人達が多いのである。
65歳以上の人達で殺人事件など起こす人達が若者達より実は数字的には多い現実がある。
私共はこれらの現実を脳科学の見地から解明しようとしている。
以前には、内閣府に有識者からなる凶暴犯罪抑止メンバーなる団体組織を結成し、通り魔や無差別殺人事件などを起こす人達の脳の調査、検査をして抑止を目的に解明するという組織を作って欲しいと願ってメールを送り続けている。
犯罪心理学者や脳科学者、学者、警視庁関係者からなる組織で本格的な凶暴な犯罪の解明をして、抑止力に繋がればと考えている。
では、なぜ、日本人はこのように凶暴な犯罪を引き起こす人達が急増したのでしょうか?
これは私共の仮説として読んで頂ければ幸いです。
日本人は不安を感じやすい遺伝子を持っている!
理化学研究所脳科学総合研究センターの山田和男博士は語っている。
「何人かの日本人研究者が行なった結果、日本人の96%が不安の強いタイプのセロトニントランスポータ遺伝子(S遺伝子)を持っていることが分かった。しかし、実際には不安を感じやすい人も、感じにくい人もいます。また、性格の遺伝子研究においては、同じ遺伝子の研究を行なっても、異なる結果が出ることもあります」。
遺伝子の影響で、非常に攻撃的になった家系が見つかった!
1993年、オランダの遺伝子学者ハン・ブルーナー博士は、攻撃性と遺伝子に関係があることを突き止めたアメリカの雑誌サンエンスで報告した。
ブルーナー博士らは、オランダで放火やレイプなどの非常に衝動的な行動をとる人が多い家系の遺伝子を調べてみると、MAOA(モノアミン酸化酵素A)という酵素を造る遺伝子に異常があり、MAOAは、セロトニンやドーパミンなどのモノアミノという種類の神経伝達物質を酸化し、機能しないようにする酵素である。
ブルーナー博士らは、このオランダの家系の中でMAOAが造られない男性全員が反社会性な行動を起こしていることから、MAOAが攻撃性と強く関わっていると結論づけた。
MAOA以外にも、性格と関係があると考えられる遺伝子の個人差が幾つか指摘されている。
セロトニンをニューロン内に再取り込みするセロトニントランスポータの遺伝子(S遺伝子)が不安と関係しているという研究や、ドーパミンの受容体の遺伝子と新しいもの好きな性格が関係していると言った研究である。
これらの研究はオランダ人に限らず、日本人はこのセロトニントランスポータ遺伝子(S遺伝子)を国民の96%もの人達が持っている遺伝子であり、日本においても、最近、切れやすい若者達や子供達が多いのも、私はこのS遺伝子とモノアミン酵素Aの働きが少なからず影響していると考えている。
また、人のコミュニケーション能力不足を私は指摘している。現在のように携帯電話やパソコンのメールでの文字的な会話が中心であり、幼い頃から一人で室内に籠もり、ゲームをしている人達が多い。このような環境では人の脳の前頭葉、特に視床下部という我慢に関わっている脳部位が発達せず、わがままで自分の思いを人に上手く伝えられず、ストレスからイライラして短絡的に殺人事件などを引き起こすのである。
つまり、興奮した脳をコントロール出来ず、抑制も出来ない。「理性の働きが欠如しているのである」。
私達の脳ではアウトプット(五感情報)から脳に情報が送られ、脳内で計算→判断→決定→行動(アウトプット)という一連の思考性がありますが、犯罪や異常行動を引き起こす人達では、計算は出来ても正しい判断が出来ないのです。よって行動にも異常を来すのです。
私はこの前頭葉の発達不足は日本人の体質と脳の刺激不足、発達不足が招いていると考えている。つまり「実体験の不足」なのである。
幼い頃から、わがままに育ち、何不自由なく育てられ、同様に褒められる体験も希薄である。
幼い子供には、我慢をさせ、我慢したら褒めて上げる。これらの行為が実は人の「前頭葉を発達させ、正常化させるのである」。
わがままに育ち、我慢をせずに、人から褒められないと人の脳の前頭葉は刺激不足になり、同時に発達しないのである。よって正しい判断、理性の働きが鈍り、凶暴性や主張だけが全面に出て、「犯罪を起こしても、親が悪い、世間が悪い、無視されたなど他人のせいにし、自己は悪くないと主張したがります」。
私達が子供の頃は兄弟喧嘩でも親子喧嘩でも殴られ、殴ったりして痛みと手加減を学びました。また、我慢も教えられ、絶えました。そして、褒められもしました。現在のようにハイテクな物に溢れ、好きな時間、好きな量だけ食べられる時代何不自由なく育っている子供達、逆にわがままに成り我慢が出来ず、痛みも理解できません。よって手加減も理解できず、暴力を振るっても相手が死亡するまで暴力を続けます。
このように切りやすく、興奮した脳をコントロールも抑制も出来ない人達が急増しております。特に、男性は子供の頃から競争や競い合うことを教えられます。社会人に成ってもサラリーマンには外に出ると7人の敵がいると言われ、闘います。これらの社会性から脱落し、社会に対応できなくなった若者達が、世間に悲観し、自分を諦めて、世の中が悪い、世間を騒がしてやろうと思考すると短絡的に人を殺害するのです。殺害する相手は誰でも良かったと無差別に殺害することが最も怖い思考です。
このように模造する人達や賛同する人達も多い現実があるのです。
今後とも私共は感覚、脳科学の見地から警鐘を鳴らしながら犯罪抑止のために役立てばと願っている。
これらは突然の犯罪で命をなくした人達の供養も込めて提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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東京ディズニーランドを科学的に解明する!

2008-07-22 06:14:24 | 感覚
東京ディズニーランドが日本にオープンして25年になるが、私の親戚が千葉の浦安市に住んでおり、30年前にこの場所にアメリカのディズニーランドが出来上がると壮大な空き地を紹介されたことを思い出す。
親戚の叔父さんは建築業を営んでおり、東京ディズニーランドの建物に関わっている。
本家のディズニーランドも日本のディズニーランドも人間工学や人間心理学を取り入れた設計や建物、カラーに関する物まで「ヒトの五感を重視した設計」に成っており、ヒトの五感を刺激する(脳)を刺激する工夫などされているのである。だから、日本でも多くの人達が来場し、人気スポットに成っているのである。
特に私が注目しているのは「ディズニーシー」の設計である。
人間の心理や五感を刺激する工夫が盛りだくさんなのである。入り口からすぐに開けた海が見える。そして山も有り、お城と民家なども設定してある。
海はズバリ「母」をイメージし、山などの自然は「父」をイメージしている。
そして、お城は「聖地」をイメージし、港や民家は「庶民」感覚をイメージしている。
これらのコラボレーションにナチュラルカラーで統一されたカラー(アースカラー)という、人間が最も心理的に癒され、懐かしくも感じます。
ですから、最初にディズニーシーに行った事がある人は、何処か懐かしく感じなかっただろうか?
他にも、景色や風景だけがヒトの感覚や脳を刺激する演出しているのではない。
アトラクションなども徹底してヒトの五感や心理を考えられた演出をしているのである。
水と地球をイメージしたディズニーシーでは、放水や水辺でのショー、炎を使ったアトラクションが盛りだくさんある。
人間は、羊水という母親の胎内で10ヶ月ほど過ごす、その後地上に誕生するのだが、私達の脳の奥底に母親の胎内に居た、記憶が蘇り、水辺で心が癒され、ヒトの五感も刺激されるのである。
だから、人間は水辺を好み集まるのである。
これら人間の心理、脳の科学から研究されてディズニーランドは設計されているので人気もあり、25年過ぎても発展途上なのである。
以前にディズニーランド関係者から、本場アメリカのディズニーランドの設計や建設の主旨、ゲストのおもてなしなどの関連資料は莫大な量で到底1日では読めない量である。
私が注視したのは建物の設定やイメージである。本当に上手く人間心理学、人間工学を取り入れ、実践していることである。
他のテーマパークでは、このように人間の感覚や心理まで取り入れた施設もなく、徹底して完璧までに考えられたテーマパークは他に類を見ない。
また、私はデイズニー効果と呼んでいる、ビジネス戦略があるのです。
それは、10年後の構想やテーマなどが決定しており、ゲストに新鮮さと興奮感や五感、脳の刺激する手段を描いているのである。
つまり、現在の東京ディズニーランドはこれで完全に完成したわけではないのである。ほんの一部が完成しただけであり、今後数年間でも新しい施設や乗り物、アトラクションは毎年更新しているのである。
つまり、ゲストが毎回東京ディズニーランドに来たくなる感覚を狙っているのである。
つまり、「飽きらせない演出をしているのである」。ここにディズニーランドのビジネス戦略があるのです。
但し、本場アメリカのディズニーランドは苦戦している状態であり、祐逸、日本でのビジネスに成功して居るとも言えるのである。
ヒトの脳は飽きやすく、刺激を求め、新たな好奇心によって感動(快感)を得るために投資するのである。
私は多くの企業にこの脳の生理学をビジネスに活かすとして「ディズニーランド効果」と題して、何度か講演したことがある。
このように東京ディズニーランドは今後もヒトの五感、脳を刺激し、感動と癒しを与え続けるだろう!
夏休みに入った事でもあるので、東京ディズニーランドは毎日満員御礼である。
私の自宅からも車なら20分で行きますが、なかなか中年のオヤジが一人では行けない場所である。
皆様も、自己の五感、脳を刺激する為にも東京ディズニーランドを一度視点を変えて、建物のカラーや演出、アトラクションの演出方法、食べ物の拘りなど五感を総動員して感じて欲しいと思います。
そうすれば、楽しみ方も2倍に増加するはずである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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ヒトのストレス反応

2008-07-21 00:04:42 | 感覚


心の変化は、体の変化を起こす。
ヒトのストレスは私達の脳で感じ、脳で反応している。
ストレス反応には二つの経路がある!
ストレス反応には、血液中のホルモンを介して起きるものと、自律神経系を介して、神経の働きによるものとがある。
感覚情報(五感)は大脳皮質で処理され、扁桃体(感情を司る)を経由して視床下部へと伝達される。扁桃体で感覚情報がストレッサー(ストレス)だと感じると、その情報が視床下部に伝えられ、自律神経の働きを活発にします。
また、ホルモン(グルココルチコイド)を分泌するように指令を出すのです。
このストレスホルモンが内臓(肝臓)や筋肉に作用すると、活動するときのエネルギーとなるブドウ糖が血液中に増加し、血糖値を高めたりする。
また、自律神経系が活発化されると、心臓や血管に作用して、心拍数の増加からドキドキ感や血管が収縮して血圧上昇する。
自律神経は胃腸の働きも調整しているので、胃腸に流れる血流が減少し、働きを悪くする。その結果、食欲がなくなったり、胃液の分泌を増加させたりするので、酷い場合は胃潰瘍などに疾患するのである。
ホルモンを介したストレスの反応!
扁桃体からストレッサーの情報が視床下部の室傍核というニューロンが集まった場所へ伝えられると、室傍核のニューロンはCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンを血液中に放出する。
CRHが脳下垂体前葉の細胞に辿り着くと、脳下垂体前葉の細胞はACTH(副腎皮質刺激ホルモン)というホルモンを血液中に放出する。ACTHが全身を駆けめぐり、最終的には副腎皮質に辿り着く。
ACTHが副腎皮質の細胞の受容体に結合すると、副腎皮質からグルココルチコイドというホルモンが放出される。グルココルチコイドは、肝臓や筋肉に作用して、血液に糖が増加する。
このホルモンを介したストレス反応はあまり自覚それることはないが、グルココルチコイドがないと人間は生きて行けないのである。
自律神経系を介したストレスの反応!
室傍核のニューロンは、自律神経系を介して心臓や血管の働きを調整している。
自律神経系のニューロンが活発化されると、神経の末梢から血液中にノルアドレナリン(恐怖の物質)が放出され、心臓や血管に作用する。その結果、心拍数が増加したり、血管が収縮し血圧が上昇する。
また、胃腸などの消化管も自律神経系に支配されている。ノルアドレナリンが放出されると、胃腸に流れる血流を減少させ、胃腸の働きが悪くなる。
自律神経は肝臓の上にある副腎髄質も調節している。副腎髄質からアドレナリンが放出されると、心臓や血管、胃腸に作用し、やはり心拍数や血圧が上昇し、胃腸の働きが悪くなるのです。
自律神経系を介したストレス反応は、心臓のドキドキをはじめ、どれも自覚されやすい反応である。
日本人は不安を感じやすい遺伝子を持っている!
理化学研究所脳科学総合研究センターの山田和男博士は言っている。
「何人かの日本人研究者が行なった結果、日本人の96%が不安の強いタイプのセロトニントランスポータ遺伝子(S遺伝子)を持っていることが分かった。しかし、実際には不安を感じやすい人も、感じにくい人もいます。また、性格の遺伝子研究においては、同じ遺伝子の研究を行なっても、異なる結果が出ることもあります」。
遺伝子の影響で、非常に攻撃的になった家系が見つかった!
1993年、オランダの遺伝子学者ハン・ブルーナー博士は、攻撃性と遺伝子に関係があることを突き止めたちアメリカの雑誌サンエンスで報告した。
ブルーナー博士らは、オランダで放火やレイプなどの非常に衝動的な行動をとる人が多い家系の遺伝子を調べてみると、MAOA(モノアミン酸化酵素A)という酵素を造る遺伝子に異常があり、MAOAは、セロトニンやドーパミンなどのモノアミノという種類の神経伝達物質を酸化し、機能しないようにする酵素である。
ブルーナー博士らは、このオランダの家系の中でMAOAが造られない男性全員が反社会性な行動を起こしていることから、MAOAが攻撃性と強く関わっていると結論づけた。
MAOA以外にも、性格と関係があると考えられる遺伝子の個人差が幾つか指摘されている。
セロトニンをニューロン内に再取り込みするセロトニントランスポータの遺伝子(S遺伝子)が不安と関係しているという研究や、ドーパミンの受容体の遺伝子と新しいもの好きな性格が関係していると言った研究である。
これらの研究はオランダ人に限らず、日本人はこのセロトニントランスポータ遺伝子(S遺伝子)を国民の96%もの人達が持っている遺伝子であり、日本においても、最近、切れやすい若者達や子供達が多いのも、私はこのS遺伝子とモノアミン酵素Aの働きが少なからず影響していると考えている。
だから、犯罪抑止のためにも、科学的な解明、脳科学の解明が教務であると私は考えている。
では、これらストレスと闘うために、私達はどのように対応したら良いのでしょうか、これと言った効果的な方法は現在有りませんが、何より、ストレスを溜めない、一人で悩まない、ストレスを発散することに心がけ、人との会話でも、趣味でも良いので夢中になり、ストレスを忘れるようにすることが効果が高いと思われる。まずは、ストレスを忘れるぐらい夢中になる事柄や行動などを行なうことである。
そして、ストレスに強くなる体質と脳を鍛錬することが最も予防策となることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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よく動く人は癌を遠ざける!

2008-07-19 00:04:49 | 感覚
よく動く人、がん遠ざける 厚労省研究班が調査 「医療ニッポン」
仕事か余暇かにかかわらず体をよく動かす人は、そうでない人より、がんになりにくいことが厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)の疫学調査で明らかになり、10日発表された。
男性は大腸、肝臓、膵臓(すいぞう)のがんで、女性では胃がんでそうした傾向が目立った。詳しい原因は解明されていないが、研究班は、運動で肥満が改善されたり、免疫機能が高まったりすることなどが関係しているのではないか、と推測している。
調査は、岩手から沖縄まで9府県の45―74歳の男女約8万人を約8年にわたり追跡。期間中に約4300人が何らかのがんにかかった。
激しいスポーツをした時間や、歩いたり立ったりした時間、睡眠時間などをアンケートし、対象者の平均身体活動量を算出。その量の多さによって4グループに分け、がんとの関連を分析した。
その結果、身体活動量が最多のグループは最少グループに比べ、がんになるリスクが男性で13%、女性で16%低かった。
研究班は同様の疫学調査で、体をよく動かす人は死亡リスクが低いとの研究も6月に発表している。(記事提供:共同通信社)
以前から、私は、運動と人の病気の因果関係を提唱してきたが、病気に限らず、定期的な運動などは脳細胞を活性化し、免疫力を高め、また肺活量などを高めてくれる。
私は、毎週二回は可成りハードな運動をこなしている。他にも週末には公園の散歩やランニングなどをしている。
だから、体脂肪率も10%台を維持している。
但し、皆様はご自分の体力や体の調子、筋肉の状態などを把握し、自分に合った運動などを心がけることである。
他にも、年齢などにも関係するので無理は運動などせず継続的な運動に心がけることである。継続こそ力なりである。
軽い散歩から始め、徐々に歩くスピードを速くし、距離を伸ばして行くなどの方法で行なうと長続きします。
夏場は暑いからとエアコンの強く効いた室内に籠もったり、近くの買い物も車やスーパーの2階なども階段を使用せず、エスカレーター、エレベーターに乗るとつい運動不足になり、身体のバランスや筋肉の衰えが若い頃から出ます。
身体のバランスは三半規管の調節によるものですが、この身体のバランスこそ、人の脳が関わっている。
私が皆様に定期的な運動を推進するのには、この三半規管のバランス、筋肉の衰えや脳細胞の活性化に役立つからである。
つまり、運動こそ、人の脳と身体を鍛錬する一番の方法なのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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アルコールが脳に与える影響!

2008-07-18 00:04:08 | 感覚
これからのシーズン、ビアガーデンや花火大会、社内の飲み会など、アルコールを飲む機会は増えることでしよう。
お酒を飲まれる方なら皆さんが経験されたと思いますが、お酒を飲み過ぎてお店からどのように自宅に帰ったのか記憶が定かでないと言うような体験をされた方は多いと思われるが、これは最近の記憶(海馬)に影響を与えるからである。
但し、長期記憶(大脳新皮質)の記憶は失われないから自宅に戻れるのである。
お酒を飲むと、ニューロンの抑制がきかなくなる。
これらは、ヒトの感情にも関わってくる。特にアルコールが入ると感情が高ぶり、泣き上戸、笑い上戸などと表現されるように普段では見られないその人の感情がお酒を飲むことで表面に現れるのである。
ドーパミンニューロンを抑制する仕組み!
通常、私達の脳内では腹側被蓋野のドーパミンニューロンは、腹側被蓋野内にある抑制性によって、興奮を抑制させます。
抑制性のニューロンは神経伝達物質ギャバ(GABA)を放出する。
ギャバがドーパミンニューロンの細胞膜にあるGABAAチャンネルの受容体(レセプター)に結合すると、塩素イオンが流れ込み、ドーパミンニューロンの興奮が抑制される。
しかし、オピオドペプチドやアルコールが作用すると、この抑制がきかなくなると考えられている。
これらから泣き上戸や笑い上戸、怒りぽいなどの感情に繋がるのです。
特に笑い上戸の感覚は、お酒とモルヒネの意外な共通点である。
お酒やモルヒネから快感が得られる仕組み。
オピオドペプチドやモルヒネ、アルコールがドーパミンニューロンを抑制しているニューロンニューロンに作用すると、抑制がきかなくなる。すると、側挫核でのドーパミンの放出が増えて、快情動が得られやすくなると言われています。これらがお酒による快感でもあるのです。
お酒は、ニューロンの表面にあるイオンの通り道に作用する!
田和隆博士はいう、「アルコールが高濃度になると、ニューロンの細胞膜が酷い状態になります。しかし、飲酒程度の濃度では、アルコールが特定のタンパク質に作用することが分かってきました。特に、私達は、アルコールが細胞膜の表面にあるカリウムイオンの通り道となるタンパク質に作用することを発見しました」。
アルコールがニューロンの表面にあるカリウムイオンの通り道に作用すると、カリウムイオンがニューロンの外に出ていき、そのニューロンから次のニューロンへの情報伝達が抑制されるのです。
ここで面白い研究をご紹介致します。
この実験はまさしく私の性格にぴったり合った実験内容です。
恐がりはお酒に弱い!
理化学研究所脳科学総合研究センターの二木弘明博士らは、「Fyn遺伝子」という遺伝子は、脳内で作用するFynという酵素をつくる遺伝子だ。二木博士によると、マウスのFyn遺伝子が機能しないようにすると、正常なマウスよりも電気ショックなどにより恐れるようになったという。
二木博士は、このFyn遺伝子が機能しないマウス(恐がりマウス)と正常なマウスは2~3分ほどで起きあがってくるのに対して、恐がりマウスは起きあがるまでに10分もかかったという。
「これまで、お酒に強い弱いというのは、アルコールを分解する肝臓の酵素の働きで解明されています。しかし、我々の実験では、どちらのマウスも血中のアルコール濃度は同じでした。ということは、脳内で恐怖や不安と関係しているFynという酵素が、お酒の強さ弱さにも関係しているということです。
私達の実験は、恐がりマウスがお酒に弱いことを示しています」(二木博士談)
二木博士によると、Fyn遺伝子は人間にもあるので、マウスの場合と同じようにお酒の強い人、弱い人に関係している可能性があるという。
私は全くお酒が飲めないアルコールアルデヒドを分解する肝臓の酵素の働きが弱いのである。
また、高い場所、狭い場所、暗い場所など怖いのである。つまり、弱虫でもある。たまたまかも知れないが、二木博士の説には私は賛同できる研究内容である。
皆様も、お酒が弱い方で、恐がりではありませんか? 臆病とは違います。
これからも私達の五感、感覚、脳の関係を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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本当は怖い熱中症の話!

2008-07-17 00:01:55 | 感覚
熱中症370人超える 各地で猛暑日、男児死亡
記事:共同通信社 提供:共同通信社【2008年7月14日】
日本列島は13日、高気圧に覆われ、各地で最高気温が35度を超す「猛暑日」となり、岐阜県揖斐川町で36.4度を記録した。東京、大阪など大都市部も軒並み30度を超え、名古屋市は35.5度に達した。
また共同通信の午後9時半現在の集計では、熱中症(疑い含む)で病院に運ばれた人は42都府県で計371人に上った。うち大阪市港区の駐車場に止めた車中で男児(9)が死亡、大阪府東大阪市のマンションで倒れた男性(75)が意識不明の重体となった。
気象庁によると、猛暑日となったのは、揖斐川町や名古屋市に加え、岐阜県多治見市(35.9度)、愛知県愛西市(35.8度)、同県東海市(35.6度)、岐阜県大垣市、浜松市の佐久間(ともに35.4度)など。多治見市と東海市以外は今年最高の暑さ。
大気の状態が不安定な関東・甲信地方などは一時、大雨洪水警報や雷注意報が出され、局地的に雨が降った。
熱中症の搬送者が多かったのは東京33人、神奈川28人、愛知と大阪各26人、兵庫25人、千葉19人-など。大阪市此花区で開かれたトライアスロンの大会や前橋市での野球の試合中、選手らが病院に運ばれた。
以前にも、炎天下の駐車場でエンジンを掛けて、アイドリング状態でエアコンをつけて、子供を残し、パチンコに夢中に成っていた母親が戻ったときには子供は熱中症で死亡したケースは後を絶たないのである。
幾ら、真夏の野外で車のエンジンを掛けて、エアコンをつけたとしても車内温度は40度以上になることがある。
ましてや子供に給水もさせないで、炎天下の車内に居たら、数時間もしないうちに熱中症に疾患し、酷い場合脳死状態になります。
熱中症が幼い子供と高齢者に多いのは脳の低下によるものです。
私達は体温を維持するために、寒い冬は体温を上げます。この働きは体内の細胞の「ミトコンドリア」人の体内には60兆個のある細胞が活発に働き、体温を上げるのです。そして、身体をブルブル震わせて運動によって体温を上げるのです。
暑い夏場は、体温の上昇を抑えるために汗を流し、発汗作用によって体温の上昇を抑えるのです。
この働きを司っているのが脳の「視床下部」(脳幹)自律神経などを左右している脳部で、食欲や体温維持など生命の維持にかかせない脳部なのです。
この脳部の働きは幼児や高齢者では未発達と衰えから体温調節が出来なくなるのです。
ですから、熱中症に疾患しやすいのです。つまり、汗を流せないのです。
また、最近では野外活動やスポーツなどで熱中症に疾患する人達が急増しております。
特に、真夏のマラソンや野球、テニスなどハードなスポーツは基本的に野外気温が30度以上の場合は禁止の指導をしているのです。
大阪市此花区で開かれた大阪市此花区で開かれたトライアスロンの大会の記事を拝見したときに、私は関係者や主催者の責任を強く感じたのである。
ましてや予想される炎天下の中でハードなトライアスロンの大会など無謀としか言えないのである。
最近では、若い人達でも熱中症に疾患する人達が急増しております。それは、幼い子供の頃から快適な室内で育ち、野外で遊ぶ機会も希薄であり、自律神経の発達が未発達のまま大人に成長するからである。
つまり、暑さに体が調整出来ない。脳の視床下部の発達不足、刺激不足が招く症状です。
熱中症の初期症状は、顔だけが赤くなり、急に汗が止まり出なくなります。
その後、目眩や筋肉痙攣などを起こし、気絶することもあります。
顔が赤くなり、汗が止まった時点で、塩分とブドウ糖を含んだ飲み物で水分補給と涼しい場所に移動し、体温を下げるようにします。
体を冷やすときには、冷たいタオルなどで動脈にタオルを当てます。
首の横、脇の下、足でしたら内股のあたりを冷やします。
症状が回復しない場合はすぐに救急車を依頼して下さい。
熱中症の怖いところは、体温が40度以上に上昇し、意識を無くして、脳細胞が死滅することです。
人の脳は体温が42度に上昇すると脳が溶けるのです。そして脳死状態から死亡するのです。
学生時代、熱中症で死亡した高齢者の脳解剖に立ち会い、脳の皺も形もあまりハッキリしていたかった記憶があります。
ですから熱中症を甘く見ないことである。ましてや草野球など炎天下で運動し、スポーツドリンクではなく、ビールなど飲んでプレーすることはとても危険であり、無謀である。
野外スポーツに限らず、室内でも熱中症は起こります。まめな水分補給、冷たい水ではなく、吸収を助ける塩分を含んだ飲み物を摂取して下さい。
そして、出来る限り炎天下の野外で作業や活動を控え、どうしても作業をしなければ成らない場合飲み物を用意し、水分をまめに補給して下さい。熱中飴なる物が販売されております。
この熱中飴は建設会社とお菓子会社が共同で開発したものです。
以前に、建設作業員が熱中症で高所の場所から落下死亡事故など多発したことから開発されたものです。
私は、真夏のスポーツ時に舐めている。効果は確かにあります。
塩分もミネラルを含んだ沖縄の塩を使用しており、これにスポーツドリンクを飲むことで炎天下での作業やスポーツに効果は高いものです。
それから、携帯用に子供用の熱冷ましシート、8時間有効の小さな冷却を使用すると見た目は悪いが、効果は抜群である。
また、熱中症に疾患したときの応急処置として使用できます。
一箱購入しておくと良いでしよう! 関東はまだ梅雨明けしておりませんが、本格的な暑さはこれからです。野外に限らず、室内でも汗を流し、暑いと感じたらまめに水分補給して下さい。少しでも具合が悪くなったら、作業でも、仕事でも、スポーツ時は勿論のことすぐに中断し、涼しい場所に移動し、体調を整えて下さい。無理は禁物です。
皆様も、熱中症に注意し、暑いからとすぐにエアコンを強にして冷えた室内に長時間居ないことも熱中症予防になるのです。
脳の視床下部を鍛錬し、夏の暑さに強くなることが重要なのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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富士山に異変!

2008-07-16 00:06:34 | 感覚
先週13日(日)に井の頭小学校の探鳥会の参加親子、先生、そして私と総勢59名で富士山の五合目「奥庭」の周辺の野鳥を観察した。
天気も良く、10:30頃到着した私達は五合目の駐車場が満杯なのでUターンして奥庭の駐車場にバスを停車した。
数年ぶりに私も富士山に行き、驚いたのはいつもより、涼しくないのである。
私が最初富士山に登ったのは30年前だが、その頃は7月の中旬頃には残雪も多く残り、涼しかった記憶がある。
数年前に行ったときにも、東京が34度の気温でも富士山は摂氏15度程度であったのだが、13日には東京が32度に対して、富士山が18度近くあり、体感的には20度を超えていたように感じたのである。
天気も良いこともあるが、私はやはり地球温暖化の影響ではないかと思っている。
その原因の一つに野鳥観察、3500m上空をツバメが飛んでいるのである。
「アマツバメ」という種類の大型のツバメが3500mの岩田に巣を造るのだが、その数が極端に少ないのが気になったのである。当日も数羽しか確認出来なかった。数年前には20羽ほど確認出来たのである。
他に、キクイタタキ、ホシガラス、メボソムシクイ、ウグイス、ヒガラ、ルリビタキなどを確認致しました。
山岳地では、100m上昇する事に0.6度気温が下がると言われている。これら基準なのだが、最近はもっと上昇していると考えている。
また、富士山に観光に来る人達にも異変が起きている。私は首を傾げたくなる行動や格好、ペットの犬を連れてくる観光客など、モラルや意識が悪すぎるのである。
若い女性はハイヒールで登山しているし、ペットの犬を同伴すると富士山の生態系に影響を与えるし、車の運転でも自分が優先で制限速度を超えて走る車など様々である。
現に、当日には救急車が富士山五合目に到着していたのである。
但し、五合目以上の場合は、場所によっては救急車の依頼は不可能になり、山岳救助隊の派遣になり、ヘリコプターや山岳隊員の救助には有料の場合もあります。
あまりにも、富士山という観光地を甘く見ているし、手軽に考えている人達が多すぎるのである。
確かに、富士登山有料道路の入り口から五合目の駐車場まで順調に行けば30分程度で2300mの高さまで上れるのである。
13日の当日も軽装、Tシャツにジーパン、ハイヒールなどの格好から近くの観光地に来ているような格好の人達が多いのである。
幾ら簡単に2300mの高さまで上れるとしてもそこは山岳地である。
寝不足でこの高さまで来ると軽い登山病、頭痛やお腹が膨れる感じ、便秘がちの人達にはとくに注意が必要である。つまり、お腹や腸の空気が膨張するからお腹が痛くなることもあります。
皆様もご存じだと思いますが、2300mの高さでは、ペットボトルがパンパンに膨れ、袋菓子もパンパンになります。
私は若き頃、インドネシアの山々を登り、高山の危険性や高山病の恐怖を実感したのである。4500m級の山を登ったときに幻覚を見たのである。
意識が朦朧として脳が酸欠状態に成ったのである。激しい頭痛と顔の浮腫感などを感じたのである。
すぐに私は危ないと思い、酸素ボンベの酸素を吸引し、ブドウ糖の注射をして登ったのである。
幾ら体力があるからと簡単に高山登山はしないことである。また、豊かな経験の登山家と同行することである。
最近では富士山を「世界遺産」の指定を受けようと富士山のゴミの清掃などを行なっているが、私は安易に富士山を世界遺産に指定して欲しくないと考えている。
あまりに観光地化されているからである。確かに日本を代表する山ではあるが、残念ながら世界遺産としての価値はとても低いモノである。
五合目の駐車場のトイレはとても汚くて使い物にならないし、車の数の多さでも驚くが、8月の夏休みに入ると富士登山客で長蛇の列で渋滞になる。
ゴミの量の問題も有るかも知れないが、私は富士山に観光に行く人達の意識の低さを指摘し、世界遺産に指定するべきではないと考えている一人でもある。
世界遺産にもし指定されれば、今以上に観光客が増え、益々トイレの問題、ゴミの持ち込みや廃棄の問題など山積みとなるだろう!
ハイキング程度と軽く考えて富士山に登ろうとする人達や気軽な格好で山の知識や体験の希薄な人達が富士山を訪れると他の人達に迷惑を掛けるし、時には命に関わることもあるのです。
現に富士登山では年間1人~2人は死者が出ている。何年か前には大きな崩落事故があり、3名死亡と数人が重傷するという岩の崩落事故が起きている。
普通の人達は冬山の富士山に入ることはないが、調査や山小屋の管理者など関係者は冬山に入ることがあるが、私も関係者に同伴し、冬の富士山登山をしたがそれは、寒さと風の強さは強烈としか表現出来ないほど厳しいものである。
13日も私達は13:30頃富士山を出発予定だったが、私は雲の動きと体感的な湿気を感じ、バスの出発を13:00に短縮するように先生方に申し出た。
子供達は何で戻るのと言われたが、山の天気は急に変わると私は子供達に説明した。確かに13:00頃は天気からやや曇りがち程度だからその後に雨が降ると予想しないからである。
私達は下山し、富士有料道路の出口を出た頃13:30頃、空は急に暗くなり、雷が鳴り、急に土砂降りの雨に成ったのである。私の予想通りに雨に成ったので、親子や先生方は荒木先生の言うことを聞いて良かったと感謝されたのである。
大雨の頃、ハイヒールを履いた若い女性や高齢者の団体、観光客はずぶぬれに成ったか、雷の恐怖で立ちすくんだはずである。
山の天気は急変するのが当たり前なのである。
そのためにも、軽装ではなく、雨具やいざというときの救急用具は用意しておくことである。
安易に、富士山を甘く見ないことである。自然は私達が想像する以上に厳しい環境なのである。
皆様も、これらをご参考に今年の夏富士山登山をしようとする人達が居られたら雨具と寒さ対策も必要です。また、チョコレートなど甘い食べ物も用意しておくことである。特にブドウ糖を含んだ飲み物も用意すると良いでしょう。
また、スポーツシューズや間違ってもハイヒールで富士山登山をしないことである。足を切って怪我をするのが落ちである。
富士山の五合目の異変は、車の多さ(排気ガス)や観光客の多さで平均気温が上昇したと考えられるのである。
世界遺産に指定し、認めて貰うためには、入場者制限や環境保全が急務である。
富士山は遠くから眺めるから美しいと感じるのであることを私から指摘致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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iPhone携帯ついに日本で発売!

2008-07-15 00:00:05 | 感覚
私は以前にアップルコンピュータ社のノートパソコンを所有していたが、少しマニアックなコンピュータであり、音楽や写真などの保存や処理などには本当に役立ち便利なパソコンである。
そのアップル社が携帯音楽プレーヤで大人気になり、記録的な販売を伸ばし、アップル社の営業成績が傾き掛けた企業が復活した。今回はその第二弾として世界的に流行しているiphone携帯が先週の金曜日(11日)に日本のソフトバンク社から販売されたのである。
ソフトバンクの表参道店には火曜日から並んでいたお客を含め多くの人達が待ちわびていたのである。
7時の開店と同時に多くのお客さんが購入し、このアイホン携帯を手に入れた人達の笑顔と満足感が私には伝わってきたのである。
実は、この販売に関して日本の関係者、ソフト開発、雑誌社、日本の携帯電話会社などの社員が前日から長蛇の列に並んで購入していたのである。
それだけ、話題もあり注目もされているのである。
私がこの携帯に注目しているのは、操作性の簡単さ、ソフトの充実さと無駄なソフトを排除し、使いやすにあるのです。
ワンレグ機能や動画撮影、お財布携帯機能など搭載されていないのが私はこの携帯の魅力の一つだと考えている。
私のブログでも紹介したが、災害時や救急時などに携帯で簡単に動画撮影し、自分のブログなどで公開したり、中傷的なコメントを乗せたりと野次馬的な手段として活用されることが多いので、私は個人情報保護法からも携帯電話の写真撮影や動画撮影機能の排除をメーカーに求めている一人である。
私も近未来の携帯電話として2013年頃までに健康管理をしてくれる携帯電話の開発、研究に取り組みたいと構想している。
それは、人の癌のニオイを感知できる携帯電話である。初期癌などでは体臭、吐く息でも変化が起り、ニオイが変わるのである。
我々人間の嗅覚では感じることは出来ないが、犬は飼い主の体臭が変化するだけで感じとり吠えるのである。
アメリカの研究員が犬の嗅覚からヒントを得て癌のニオイ研究に取り組んでいるのである。
日本では、明海大学歯学部教授、外崎肇一氏が癌のニオイ研究をしており、日本の第一人者でもある。
今年の春に大学の研究所に訪問し、外崎肇一教授と2時間ほど対談した私は、嗅気システムの開発、研究に支援したいと依頼し、携帯電話にこの嗅気システムを導入し、ニオイをキャッチしたときに携帯電話で知らせ、検査出来る病院を検索し、簡単に癌予防が可能になるシステムの開発を日本かアップル社に提案していと考えている。
他に、健康管理が出来る携帯電話や音声認識システム、タッチパネルは勿論、電話やメールも音声で入力し操作できるシステムが近年中には開発されると予想されるのである。
そうすれば、高齢者にも簡単に操作ができ、誰でも簡単に操作できるのである。
現在の日本の多くの携帯電話は多機能過ぎて使用しない機能や高齢者では扱いにくい機能が多いのである。
今回のアイホン携帯を我が家のお婆ちゃんに購入して上げる予定である。
触って操作するのは「ユニバーサルデザイン」であり、誰でも簡単に操作できるのが便利である。詳しくはアップル社のホームページをご参照下さい。http://www.apple.com/jp/iphone/
私は、日本のコンピュータ会社でも携帯音楽プレーヤや携帯電話の新規機種の開発や研究などに取り組んで欲しいと願っている。
逆に韓国などの製品が世界中に出回り、日本のメーカーのシェアは本当に低いモノである。
私は以前のように「モノ造り」日本の復活を今回のアイホン携帯電話で実感したのである。
国内の携帯電話を提供しているメーカーもワンセグ機能やメール機能、お財布携帯、写真撮影、動画など複雑化している機能が多い上に、ファッション性も拘ったメーカーが多いが、使い勝手に限っては日本のメーカーは今一度研究してみる必要性がある。防水機能も良いが、人の触覚研究や聴覚などの五感「人間工学」の見地から開発、研究されていないのである。
握りやすさ、扱いやすさ、視認性、操作性などの見地から残念ながら日本の携帯電話は開発されていないのである。
つまり、見た目のカッコウ良さや彩りが綺麗、おしゃれであるという感覚で開発されているからである。
今回のアイホンは実は、私達感覚の専門家から見ると握る感覚や操作性の簡単さ、扱いやすさなど良く研究された製品なのである。
また、今後、メールのやり取りのためにパソコンを購入しようとする人にはこのアイホンがお薦めである。価格も22.000円前後と比較的安く購入できるところが魅力でもある。
逆に日本の携帯電話機種が多機能過ぎて割高になっているのである。
今一度日本の携帯電話メーカーは機能性の無駄や扱いやすさ、斬新さなどを見直し、アイホンを参考にして欲しいと強く願っている。
また、日本の携帯が世界で話題になるように願っている。
頑張れニッポンである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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