センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

モスキート音「聴覚」

2009-05-30 00:18:13 | 感覚
今年5月に足立区で若者が屯(たむろ)する場所に、モスキート音を発生させる装置を取り付けたいというニュースがテレビで流れ、話題を読んでいる。
モスキート音とは高周波を発生する装置で、よく皆さんもネズミ駆除にこのモスキート音を使用したことからヒントに若者達の溜まり場にこのモスキート音
を発生させたら嫌な音なので若者がその場から立ち去ったという実例が以前、アメリカでコンビニの前に数人が屯し、常に屯しているので店主がこのモスキート音を発生させたら、たちまち若者達がいなくなったというのです。
これらは、私達の聴覚年齢と関わりがあり、専門的には「可聴域」範囲などと言われます。個人差はありますが、私達、人間が聞こえる可聴域は20~20,000Hz(ヘルツ)で、これらは10代の可聴域であり、加齢と共に衰え、高周波が聴きづらくなります。70歳代になると20~10.000Hzと10歳代の半分程度しか聞こえなくなるので耳が遠くなったと実感するのです。
なぜ、耳が遠くなり聴覚能力が衰えるかというと「蝸牛という、丁度カタツムリに似ている器官があり、この中に「有毛細胞」が加齢と共に減るので、耳小骨などへの伝達が減り、高周波の音が聞きづらくなるのです。
また、聴覚野という、脳部の細胞の死滅などにも関わっているのです。
これらを逆手に取ったのが屯している若者達を追い払うためにモスキート音は人が嫌がる高周波なので、若者達がその場から立ち去るのです。
但し、現在の若者達はゲーム機や携帯電話の着メロなどを心地よいと感じている。つまり、電子音楽的な音を好む傾向にあります。
例えば、風鈴や野鳥の鳴き声が雑音的な音と認識している子供達や若者達は多いのである。
人が心地よいと感じる音は、人の脳の左脳の聴覚野で認識します。ですから、心地よいと感じるのです。逆に雑音、喧しいと感じる音は、右脳の聴覚野で認識しているのです。
以前に、隣人の風鈴の音色が喧しいと訴えた若者が隣人を殺害してしまった事件は、記憶にも新しいところです。殺害の動機に風鈴が喧しいことに私はショックを受けたのです。
風鈴や野鳥の鳴き声を心地よいと感じられないのは、感性の違いだけでなく、脳(聴覚野)の認識の違いから感覚異変が生じているのです。
自然体験が希薄で、室内に籠もり、遊びもゲーム機で長時間遊んでいる人達によく見られる傾向です。
電子音が心地よく、私達の聴覚の認識の変化なのです。
私はこれらを「音認知の欧米化」と呼んでおります。
音の認知の異変だけではありません。最近、私が危惧しているのは若い人達を中心に「外傷性難聴」携帯音楽プレーヤーを大音量で聞いたり、歌手やロックバンドなど大音響の環境にいると外傷性難聴、騒音難聴などとも言われます。
また、騒音性難聴は、工場や工事現場、農機具などを扱う職業の人達によくみられます。私はこれら騒音性難聴防止に耳栓を推進している。
このように現代人は電子音、騒音の洪水の中で生活しているようなものです。これらが聴覚ストレスになり、感覚に関わる病気、精神的な病気に疾患することも多いのです。
高齢者の難聴は、加齢による高周波が聞こえないことで起こりますが、現在は高性能な補聴器も販売されているので、あまり心配はいりません。近い将来には、小形で高性能な補聴器も研究、開発も進んでおります。聴覚障害の人達にも朗報となるはずです。
今後の嗅覚研究に期待したいものである。


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子どもの集中力を養う!

2009-05-29 00:00:02 | 感覚、五感
なぜ、人には集中力が必要なのでしょうか? それは本来、人間が危険から身を守るための「危険回避能力」なのです。また、ヒューマンエラー予防など重大なミスを防ぐなどに集中力は役立ちます。
但し、人が集中することは脳のエネルギーと能力を使うため、長時間の集中は脳が疲れてしまうのです。脳生理学的には、人の脳が集中していられる時間は1時間30分程度とも言われているが、長時間だと脳が疲れて低下してしまうのである。
特に現在の子ども達の集中力が低下している。例えば好きなゲームをしているときには夢中になり、集中していられるが、嫌な勉強や嫌なことを無理矢理行うと集中力が極端に低下してしまうのである。
これらは人の脳の前頭葉に関わっている。人の前頭葉には「我慢中枢」が存在しているのです。
ところが、現在の子ども達は、前頭葉の発達不足、刺激不足から我慢が出来ず、「我が儘」に成っている。
では、前頭葉を子どもの頃から鍛練するのには、まずは親子で会話をし、子どもに我慢を教えることである。そして、我慢をしたら今度は褒めて上げることで前頭葉は刺激され、発達するのです。
私は前頭葉のトレーニングに、読書を勧めている。それも声に出して朗読することが良い効果を生みます。
また、手軽に集中力を養える絵本をご紹介します。
「じっとみて」という、私共の助手として、パーソナルカラー、カラー心理学の志田悦子が子どもの集中力を養うことを目的にカラー絵本を出版致しました。
一冊300円と手軽ながら内容はカラー心理学に精通しております。
詳しく説明すると、集中力を育てる不思議な色彩絵本出版、
はじめまして、IAACカラーコンサルタントのしだえつこと申します。
このような突然のご案内を差し上げる失礼をお許しください。
慌ただしい毎日の中で集中出来ない。じっとしていることが苦手、そんな子供たちのために、見つめることで集中力が育つ「不思議な色彩絵本」を作りました。どうぞ以下の説明を最後までお読みください。
この絵本はユニークでカンタンな「1、2、3」のステップで楽しんでいただきます。「1、2、3」ステップとは、(1)左ページのカラフルな絵を「じっと見て」(30秒)、(2)、シルエットだけの右ページ「目を移す」
(3)、何やらさっきとは違う色が「見えた!」という喜びと驚きがうまります。
もし最初から「見えた」とならなくても、焦らず楽しくのんびり何度も「1、2
3」ステップをお試しください。
知らず知らずのうちに集中力が育ってきて、今まで見えなかった違う色が「見えた」と言う驚きの体験ができます。
実は、この不思議な目の現象(補色残像現象)を見つけたのは、かの著名な劇作家でドイツの詩人ゲーテでした。
この不思議な目の現象(補色残像現象)とは、ある色を集中して見つめた後で、白や灰色の面に目を移すと最初の色と「反対の色(心理補色)が浮かび上がるというものです。
この原理は1980年代にオーストラリア・ザルツブルク大学教授で色彩心理学者のDrハインリッヒ・フレイリングが実際に心理療法として取り入れました。
絵本のストーリーは、種(命)からスタートして成長していくシンプルなものですが、色が心に及ぼす効果を考えて各ページには相応しい色を選びました。
日本語以外の身近な外国語(英語、中国語、韓国語)も併記して様々な言語にふれられるようにしました。
さらに欲張って「色と光」の不思議な子供たちの科学への興味に繋がるとうれしいと思っています。
こんなたくさんの思いを込めて作った絵本ですので、皆さまの手から子供たちの手へ届けていただけることを心より祈っております。
なおこの絵本の売り上げの一部は、森林保護を推進する団体への寄付に充てさせていただきます。敬具。
集中力を育てる不思議な色彩絵本出版のご案内より全文引用紹介。
私も拝見したが、なかなか上手く仕上がっている。私共五感教育研究所も推薦致します。また、主席研究員、荒木行彦も太鼓判を押して推薦致します。
最後のページには、補色残像と色と連想について説明しております。
私は、色の持つパワーに注目しており、ファッションは勿論、料理に出す器の色、色の持つ心理的活用により、パーソナルカラーとして意識することで気分も、感覚にも良い影響を与えます。
詳しくはhttp://www.e-color.ne.jp/picturebook.htmlにアクセスして頂き、ご注文頂ければ幸です。
今後とも私共は感覚に役立つ本や脳に役立つものを紹介して参ります。


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森林浴は期待できるか?

2009-05-28 00:01:18 | 感覚、五感
この頃、社員研修や心の癒しとして、森林浴や脳の癒し効果が期待されるということで、最近、日本政府もこれらに取り組み始めている。
森林浴は、よく言われるのが科学的な効能として知られる樹木が発散するフィンチッドです。中でもテルペン(植物油)の総称、青葉アルコール、青葉アルデヒドなどの揮発性の植物油が発散されることで外敵の昆虫から樹木が身を守るすべを身につけたのです。これらのテルペンが人が森林の中に入った時に植物油を吸い込むと、脳が癒され、抑制されるのです。自律神経によい影響を与え、血圧、心拍数の低下に繋がるので、心が癒されると言われております。
これらの効能から森林浴を企業では「メンタルヘルスケア」、鬱病対策などへの応用として、研修や子ども達には「体験型教育」の現場として森林浴を活用する事が多くなってきました。
このように森林浴に対する期待は大きいと思われがちですが、では本当に人の脳に心地よく、脳の癒しとして効能があるのでしょうか? 一般的には先ほど言いましたように、科学的な効能があるというデータでも証明されておりますが、私の見解は「個人差が大きい」と言うことです。
森林浴の効能や効果は、体験的記憶がある人と無い人の差が大きいと言うことです。例えば子どもの頃から森や公園で遊び、学んで来た子どもと室内に籠もってゲーム機で遊んで野外に出る機会の少ない子どもでは成人に成長しても、いきなり社員研修などで森林浴を体験させても効能も効果も期待できません。
逆に若い人達などではストレスになる場合もあります。これらは森林体験の豊かな人達が森林浴効果など期待できるのです。
つまり、脳の体験記憶を引き出すことで効能があるのです。
では、森林体験や体験記憶の無い人達には、どのように森林浴体験、研修などを行えれば良いかという事前に森林浴の効能について、理論、解説、脳の働きの関わりなどの説明が必要である。
また、人数にもよるが、事前に体験のある人、無い人に分けて研修を行わなければ成らないだろう!
例えば現在、多くの企業が年内や来年にかけて数多くの企業研修で森林浴が活用されるだろう。例えば地銀協、地方銀行60数社が集まる協会でも来年の新人研修に森林浴を活用して行うという新聞ニュースを読んだことがある。
また、農林水産省も全国各地の森林浴の出来る森林地区を紹介もしている。
つまり、政府も推進しているのです。
これらは社員研修やコンサルタント会社が請けよいビジネスチャンスとして捉えているようですが、先ほど言いましたように、研修プログラムがしっかりしていないと、森林浴の効能も効果も薄いと思われる。高い研修料が無駄になるのです。
その点、私共、五感教育研究所では、脳生理学、感覚生理学的見地から「五感療法」という医療的な森林浴効能として指導も、セラピーも行っております。
先ほどのように、ただ大勢の人達を森林の中に連れ出し、感じさせても一時的な効能でしかなく、期待できません。
私共はその後のアフターケアが大切と考えており、指導し、関係者、企業の皆様に提唱しております。
つまり、人の五感を総動員させ、感じ、脳に情報を送り脳(心)を癒し、活かし、次のアフターケアまで指導を出来るのは日本でも当社か、何社しかないと考えている。
ですから、今後森林浴を社員研修に活用しようと考えている企業の担当者、団体、学校関係、一般の方々が居られましたら、森林インストラクター資格取得の私共の室長高橋良寿と脳性理学、感覚生理学(五感療法)指導のスペシャリスト2名に助手女性2名(カラー心理学)カラーセラピストのサブ担当で私共は皆様の森林浴サポート、指導、プログラムを用意し、理論、科学的根拠、脳科学、体験という流れから、私共五感教育研究所は森林浴効果を単なるブームや誤った知識、指導方法では効能も効果も期待できないということを私から提言させて頂きます。
興味があり、当社でも社員研修に森林浴、メンタルヘルスケア対策に森林浴を取り入れたいとお考えの企業、団体、学校、一般人の方々が居られましたら、私共研究所にご相談頂ければ幸です。ブログからでもご連絡頂ければ、予算、日数、場所、人数等のご相談は無償で行っております。
男性、女性向けに分けたメンタルヘルスケアなど全て「五感療法」を取り入れた、日本初の研修を目指しております。


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子供の脳を伸ばす方法!

2009-05-26 23:58:24 | 感覚、五感
たっぷり遊んでいる子の方がなぜ伸びるのか?
「十分遊んだ子の方が遊び足りない子より頭がよくなる、魅力的な大人になる、特に男の子はそうだ」。
こう主張し、その方法を具体的に教えてくれるのが、松永暢史著「男の子はもっと遊ばせろ」だ。
昔の子どもは、学校から帰れば日が暮れるまで自然の中で友達と遊びまくっていた。そんな中で、豊かな体験をし、人間づきあいを学び、頭脳を鍛え、発想力を身につけ、後伸びの準備をしていた。今の子は、学校から帰ってくれば塾の宿題をやり、土日も塾や家庭教師に勉強を教わり、遊びといえばゲーム機でピコピコという状態だ。
そして、塾や家庭教師に教わる勉強といえば、知識を記憶し出された問題に答えるものばかり。
これで本当に20年後の日本は大丈夫なのか? 同じ優いを感じる人は、本書を読んで欲しい。また、男の子の扱いに困っているお母さんにも薦めてほしい」。
中村桂子著「子ども力を信じて伸ばす」も、現代のあたふたした子育てに警鐘を鳴らす好著だ。自分のやりたいことに時間を忘れて熱中する「五感を総動員して自然に触れる。動物や植物の命を実感する、縄一本やボール一個で何時間も遊ぶ、楽しい原体験をする、ゆったりした時間を過ごす、こういった現代の子育てで忘れている諸々のことが、なぜ必要なのか?それをじっくり語りかけてくれる。
最先端生命科学者として著名な氏の文章の土台には「生命とは何か?」と問い続けてきた長年の思索がある。そこに、深い説得力を感じる。
脳科学の分野から現代の子育てに警鐘を鳴らす本として、大島清著「子どもの脳を伸ばす親、壊す親」もお薦めだ。
氏は「人間を人間にするのは遊びだ」と言う。遊びこそ人間の前頭葉を発達させ、文明も文化もそこから生み出された、とも、個々の人間においても、まったく同じことが当てはまるようだ。週刊ダイヤモンド5/23号より引用。

今回、子育てに参考になる3冊を紹介したが、まさしく私どもの会社、五感教育研究所は、これら子ども達の五感を鍛練させ、脳を活性化させることを目的に十数年前に設立致しました。体験型教育の実施から自然から学び、遊びの中から色々な事を学び取る「五感教育」の信念がここにあるのです。
私が良く口にする言葉は「自然は先生であり、教科書以上のことを教えてくれる」です。
私が今回、3冊まとめて紹介するのには訳があります。中村桂子氏、生命科学博物館館長でもあり、生命科学、特に遺伝学では世界的にも著名な先生です。
何度か逢いましたが気さくな先生です。中村先生の本は、私の愛読本です。
また、脳科学で最も尊敬している先生の一人で大島清先生、大島先生の本は全て読ませて貰っております。私の脳科学、感覚生理学研究の足かがりになった私一人で思い込んでいる。私の師匠でもあります。
五感、脳の事を私達にも分かりやすく、尚かつ本格的に研究している。数少ない芸術タイプの脳科学者でもあります。
大島清先生の本は、脳を勉強するのには、現在ベストセラーに成っている脳科学者の本は、私は一冊も読んでいないので分からないが、ベストセラーの本より余程参考になる。
このように最近において、体験型教育、遊びと学びを融合させた教育、私はこれらにIT化時代なので上手く活用しながら「五感教育」を推進している。
私が関わっている子育てグループ、横浜市中区「マカドニア」という、子育て支援グループに私どもの室長高橋良寿と私主席研究員、荒木行彦が関わっており、監修役として参加しております。
今後、各地でこのように「体験型学習グループ」が増えてくれることを願っている。
私達の思いがやっと広がってきた事は嬉しい限りである。横浜市中区マカドニアのような子育て支援グループなどにも今後、高橋と私は出来る限り、時間が有る限り支援して行きたいと考えております。
これらの活動支援、私達の指導が全国各地に「五感教育」が広がって呉れればと願っている。
私共も、近く「五感教育」「体験型教育」の重要性を提唱した、本の出版も構想しております。脳科学(感覚生理学)的見地から、体験型教育、遊びの重要性、IT化を駆使した。脳開発、子どもの脳を伸ばし、個性を生かし、才能を伸ばす参考書になればと考えております。
現在、子育てや親子関係に戸惑い、悩んでいる親御さん達に是非、この3冊以外にも、私共が発行する「五感教育」本にも期待して欲しいと思います。
私から子育てに悩んでいる親子たちにメッセージとして、まずは親子で多くの会話をして下さい。無理に勉強させないことです。遊びをさせ、決してゲーム機での遊びでなく、出来る限り手、足を使い、動かす遊びから脳が刺激され、体を使えば身体も鍛えられます。そして学ぶとき(勉強は短時間でも良いので集中的に勉強させることです)。このメリハリが賢く、頭の回転、記憶力の良い子どもに育って行くのです。五感を総動員して脳に情報を送れば、短期間に人の何倍も学ぶ事になるのです。これこそが「子どもの脳を伸ばすことに繋がるのです」。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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梅干しと味覚!

2009-05-26 00:08:29 | 感覚、五感
今回の話題は、フジテレビ「めざましテレビ」からの取材を中心に紹介致します。放送予定は27日(水)朝7:15~7;30分の間で、毎回、スタッフが各地に取材に出掛け、流行っているモノや食品などを紹介している人気番組でもある。
私は、以前、昨年の10月にも同番組で「わさびと味覚」の関わりについて取材を受けております。
今回は二度目のめざましテレビの出演になります。
番組の内容は「梅干しと味覚」についてコメントしております。
若い世代に甘い梅干しや梅サワーなどの飲み物が流行っているようなのです。
現在、梅干しには二種類の梅干しがあります。一つは従来の塩で漬けた酸っぱい梅干しです。もう一つは、鰹節、しそ、昆布、蜂蜜漬けなどの人工甘味料を使用した。所謂甘い梅干しです。これらを「調味梅干し」と呼んでおります。
現在、流行っている梅干しが、この調味梅干しなのです。
梅干しには、クエン酸効果が良く知られており、身体の疲れ、乳酸を分解してくれる働きがあります。
天然の塩にはミネラルが多く含まれているため、血液をサラサラにして呉れる抗酸化作用があります。
但し、調味梅干しの場合は、減塩傾向から塩分は控えめで、逆に人工甘味料、多くの場合は、「ソルビット、ステビア」という甘味植物(人工甘味料)が使用されております。
現在、ノンカロリー、カロリーオフとして重宝されているのがこの人工甘味料類の一つでもあります。
以前に、私のブログでも紹介した。人工甘味料の甘さを美味しいと感じてしまうと、本来のブドウ糖の甘さを美味しく感じなくなるのです。
ステビアなどの甘味料は数年前に世界基準で禁止甘味料、禁止植物に指定され、諸外国では食品や飲料などの使用及び、これらが含まれた食品、飲料の輸入禁止がされている禁止指定甘味料です。
日本では、身体への影響が曖昧であり、研究データなどの不足だとして禁止指定も曖昧です。欧米諸国が禁止している甘味料を日本では認可している形です。
私はこのステビア入りの食べ物や飲み物はクスリ臭い味からすぐに分かるが、子供達や若者達にはダイエットに効果があり、ノンカロリーだと健康によいとされているようです。
ノンカロリーだからと決して身体に良いわけではありません。
糖質は、人の脳のエネルギー源であり、ブドウ糖を摂取することで脳の活動のエネルギー補給となるのです。
これら人工甘味料の甘さではこのブドウ糖や栄養素は摂取できません。
人の脳は以前にも何度も言っておりますように、エネルギー(栄養素)の20%を必要として、酸素に至っては40%も必要とする臓器で燃費の悪い臓器でもあるのです。
また、子供達や若者達の味覚にも異変が起こっております。以前に指摘したようにわさびや酸っぱい梅干しなど味覚に刺激の強い食品、食材を極度に毛嫌いする傾向があり、ですから刺激の薄い食べ物や飲み物が好まれます。
私はこれらから成人に成っても味覚が未発達のままの人達が多いのです。
これらを私は「味覚の幼稚化」と呼んでおります。
つまり、大人に成長しても大人の味が分からない。子供のままの味覚で育ち、刺激の少ない食べ物を選択して好きな食品、食材を食べてきたことにも関係しているようです。
このことから酸っぱい梅干しは若い人達に怪訝されるのです。
ですから、私は仕事柄現在の子供達に「食育」の重要性を提唱しているのは、味覚の発達だけでなく、身体、脳の健康維持に欠かせない大事な教育の一つだと考えております。
これこそが私達が長年提唱し、続けている「五感教育」なのです。
ですから、親御さん達は、ご自分のお子様に本当に身体にも脳にも良い食品、食事を選び、食べさせているでしょうか?
子供が食べたがるモノだけを食べさせていませんか? 味覚の発達だけでなく、身体の維持、免疫能力の低下、ブタインフルエンザなどへの抵抗力の低下など、また、脳が快感しない、食事が美味しく感じない。ただお腹を一杯にするための食事になっていませんか?
子供達が笑いながら食事をしていますか? 美味しいと口に出していますか?
これらの行動があれば、味覚も脳も正常化しております。
あれが嫌だ、これが嫌だとごねて好き嫌いが激しく、食べず嫌いは少なからず、身体的にも脳にも栄養不足が考えられます。
よく食べ、よく遊び、よく学ぶこれらが子供にとって将来必ずや大人に成長したときに、健康体で、脳も活性化し、脳の働きも良くなり、賢い、優しい人になれるのです。
ですから、親が本物の食品、食材を見抜き、五感を総動員して、人の口に入れるものですから、すぐに値段に拘らず、お子様には、質の良い食品、決して高級な食べ物が安全で、質の良いとは限りません。私達がこれら食品の安全、健康維持に良い食品、食材を選び家族に食べさせてあげることで、現にノンカロリーが、ダイエット効果があると健康に良いと勘違いしている人達は多いのである。今後とも私共は食と人の味覚の関係を提唱しながら、食の安全は自己の洞察力、観察力、五感を駆使して見抜き、賢い消費者に成られるように私どもは今後とも皆様を応援してまいります。

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各駅停車症候群とは!

2009-05-25 00:03:12 | 感覚
下痢(過敏性腸症候群)、
4月から新しい環境での生活をスタートさせた人に多い「各駅停車症候群」通勤電車に乗ると激しい腹痛と便意を催し、停車駅が少ない快速電車には乗れなくなる。
そうした下痢を抑える市販の下痢止め薬(止瀉剤)ししゃざいの市場規模は2008年約125位内(マーケティングリサーチ会社インテージ調べ)。07年126位からほぼ横ばい。
5割超のシェアを誇るトップ商品は、ラッパのマークで知られる大幸薬品の正露丸。1902年に発売され、100年以上の歴史を持つ、早い時期から積極的なラジオCMを展開し、家庭の常備薬として浸透した。生薬が腸の過敏な運動と水分分泌を抑制し、下痢の症状を抑える。
ただし水と一緒に飲み、効果が出るには通常30分程度かかる。
これに対し、水無で飲め、少しの唾液で溶け、腸へ達成するので時間を短縮できるのがライオンのストッパだ。正露丸が独特の匂いや苦味があるのに対して、ストッパはライチ味、「洗剤や歯磨きなどの製品を開発し、粉体技術に強いライオンならではの成果」(ライオン薬品事業部の田中学主任部員)が生きている。
「各駅停車症候群」になるのは、自律神経が乱れ、腸が異常収縮して下痢になるからストッパはロートエキスという神経の収縮を抑える作用のある成分を含んでおり、腸の異常を抑えることが出来る。
週刊東洋経済誌、5.21号クスリ全解明より一部引用。
以前に私のブログの中で「各駅停車症候群」(過敏性腸症候群)を詳しく説明しているのでそちらを参照して頂ければ分かると思います。
過敏性腸症候群の主な原因はストレスや不規則な生活などが考えられています。
腸は本来、脳からの指令がなくても、食事の量、食材の内容などを理解し、収縮を調整しているので、下痢などが起きにくいのです。ところが、脳がストレスを感じると、腸内にストレスホルモン(コルチゾル)が分泌され、本来腸の収縮に関わることのない脳が勝手に指令(セロトニン)を出し、食事をしていなくても勝手に腸が収縮を始めるので、腸が変形してしまいます。
ですから、腹痛や水分量の調整が出来ず下痢状態が続くのです。
腹痛などを感じますから、内科などで検査をしますが、胃カメラなどでは症状が確認できず、休めば治るなどの内科の医師が多いのも事実です。
これらの症状を確認するのはレントゲンで腸の変形を確認することで症状が理解できるのです。
また、これからのシーズンは急激に暑い日が続いたり、冷たい飲み物や冷たい食べ物を飲んだり、食べることが多くなります。
普段から、ストレスが多く、胃腸に不安がある方は、なるべく胃や腸に負担を与えない飲み物や食べ物に注意も必要です。
また、下痢が慢性的に続いたりした場合には、身体も脱水状態になりやすく、水分補給も重要になります。但し、冷たい飲み物は注意が必要です。
食欲が落ちた場合は、お粥でもよいので梅干し、溶き卵を入れてゆっくりと噛みながら食べることが必要です。また、ビタミンゼリーなどのサプリメント類も摂取しながら、ストレスを低減させ、心を落ち着かせ、脳を癒す環境を作って行くことで食欲と同時に腸内も活発になり、下痢も少なくなります。
まず、ご心配の方は出来れば内科でも、過敏性腸症候群の患者さんを多く扱っている病院を探し、医師に相談されることで改善して行きます。
下痢を甘く見て、過信してはいけません。長期間下痢が続くことは身体的にも精神的にも辛いものです。
下腹に力が入らないと歩くことさえ辛くなります。幾ら知識が高く有能なサラリーマンでも、不健康なら企業の戦力にならないのです。
健康こそが「ビジネスパーソン」であることを私から提言させて貰います。

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どうすれば女の子に好かれるだろうか?

2009-05-24 00:00:48 | 感覚
私のところには、よく若い男性からメールや講座、大学での講義などで若い男性諸君から、先生、どうしたら女の子に好かれるようになれるには、科学的根拠やアドバイスがありませんかとよく質問されます。
これらは非常に難しい質問で、答えにくい、答えが見つからない質問でもあります。
つまり、自分が女の子にモテたいと言うことだから、私は頑張りなさいと答えるしかないが、確かなことは、不真面目に質問しているか、真面目に真剣であるかが問題なのです。
私が言えることは、幾つかあるが、多分多くの男性が思い当たる節があると思うが、例に挙げると。良いマナーを身につける、清潔感に気をつける、会話術を身につける、相手の意見を重視する、女の子の気持ちになって考える、面白半分に声をかけない、現実的な見方をするなどである。
特に最近私が気になっているが、近頃の若い男性は「見た目を気に過ぎている」。
格好つけが多いのです。イケメンならすぐに女の子にモテたると勘違いしている人達が多いのです。その人の持つ雰囲気が重要なのです。
男性と女生とでは異性に対する好み、見方も違うのです。実はこの違いは脳の使われ方、脳の認知の違いでもあるのです。
男性の多くがバランス良く整っているものを好む、つまり美人を好むのです。
女性は男性のフェロモン(嗅覚)や全体の雰囲気、生理的な感覚で好む、好まないなんどを決定しているのです。
現に、結婚する相手を女性は、男性の体臭(フェロモン)によって、好む、好まないで、選んでいるのです。詳しくは私のブログでも紹介している。
HLA遺伝子と呼ばれ、通称「赤い糸遺伝子と呼ばれています」。あの人とは赤い糸で結ばれているという諺は、このHLA遺伝子から来ている言葉です。
出会った男女がこのHLA遺伝子配列が近すぎれば、生まれた子供は免疫力が弱く、病気に疾患すると生命維持に関わる問題なので、本能的にこのHLA遺伝子配列の違った相手を女性が選び、元気で免疫力の高い子供を産むことで子孫繁栄に繋がるのです。
女性の人達が、胸がときめき、キューンとなったと言葉で表現する感覚が嗅覚刺激、男性の体臭を好む人と好まない、汗臭いと感じるかの違いなのです。
ですから、女性が嗅覚に敏感で鋭いことから、私はハンカチやネクタイの裏などに香水では、合成の臭いでは心地よくないので、エッセンシャルオイル、ラベンダー(天然香料)を使用している。
ラベンダーは一般的に女性から好まれ、人気ナンバーワンの匂いだと、以前にアロマセラピーのインストラクターに聞いたことがあるので、私は取り入れております。
これらから、以前には、電車内で隣に座った女性から声をかけられ、この匂いは香水ですからと質問されたことがある。何とその女性は大手の化粧品会社の男性化粧品の開発担当者で、加齢臭や男性の汗くさい匂いを香水で何とか隠せないかと試行錯誤していたら、隣の男性(私)がオヤジ臭でなく、ラベンダーの匂いがしていたので驚いたようなのです。
このように男性諸君も強めの香水より、若い男性なら身体を清潔に保っていれば、汗くさくもなく、女性の人達に好まれるかも知れない。香水で誤魔化すよりも私の経験では効果がある。
自分の体臭で勝負出来るかである。また、これらに会話術、真面目、良い雰囲気があれば女性に好まれ、モテルはずです。
見た目だけで格好つけても何れはバレる。私からのアドバイスは、もっと若い男性諸君は、女性の気持ちを理解し、勉強すべきである。出来れば、男女の性格の違い、生理学的な違い、脳の違いなどを理解しておくと、女生との会話も弾み、理解し合える。
私は多くの女性に囲まれて、趣味も仕事もしている。だから、女性だけの中にただ男性一人、私だけということにも全く抵抗がない。
女性を意識しないし、私のことも男性として意識させない。これらのテクニックは多くの女性の人達に接していないと雰囲気は出せないかも知れない。
私の脳内には、女性的な部分と男性的な部分が同居している状態でもある。
だから、女生との会話も弾み、友達の多くが女性でもあることの証拠である。
男性の方々にアドバイスするのは、女の子にモテたいからと力を入れすぎず、頑張りすぎないこと、自分らしさをアピールし、女性を思いやり、労る心がきっと女の子達に好感度として印象づけられることを私から提唱いたします。







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テレビCMの衝撃!

2009-05-23 00:00:12 | 感覚
テレビCM衝撃の調査結果 「6割が印象に残らない」 (J-CAST)
テレビCMの約6割が視聴者の印象にほとんど残っていないーそんな調査結果が出て衝撃が広がっている。印象に残らないCMの中には、3億円以上を費やした企業や、年間に905回も流したものもあった、というのだから驚く。テレビでCMを流して知ってもらうという広告モデル自体が、破綻に向かっている、という見方も出ている。
年間905回のCMもダメだった。
この調査はCM総合研究所が調査したもので、読売新聞が2009年5月15日に報道した。研究所によれば、この調査結果は読売新聞の独自取材によって記事になったもので、プレスリリースのようなものは無く、今後メディアに公表する予定はないという。研究所も予想外の反響の大きさに戸惑っているようだ。 調査したのは関東地方に住む6~89歳の男女計3000人。筆記式で毎月、印象や好感を持ったCMを最大5つまで記入させた。08年4月から09年3月まで、1年間に流されたテレビCMの数は1万7765作品あり、CMを出した企業は2019社。そのうち、777社のCMの1万147作品は全く記載されなかった、というのだ。つまり、約6割のCMが印象に残っていない、というわけだ。印象に残っていないCMの中には、一つの商品のCMに最大3億円以上を費やした企業が3社あり、年間に905回流していた企業も存在していたのだという。
ただし、広告代理店関係者は、「調査方法や調査の意図がはっきりわからない」ということから、印象が残らないCMが6割もあるということに首を傾げる。
一方、放送評論家の志賀信夫さんはこの調査から、テレビCMで認知度を上げるという広告モデル自体が破綻に向かっていて、「放送産業の危機が訪れている」と見ている。それは、不況の中で企業が多くのテレビCMを打てなくなったことと、視聴者のテレビ離れが大きな原因なのだそうだ。
志賀さんによれば、これまではテレビでCMを打てば必ず売れる、という神話があった。ただし、何度も何度もリピートしなければ視聴者の記憶に残らない、という考えから、大企業は圧倒的な量のCMを打ってきた。それが放送産業の隆盛をもたらしたわけだが、長引く不況から企業の業績が低下、視聴者の記憶に留めるだけの数を打つことが困難になってきた。インターネット広告という新しいジャンルが現れ、限られた広告宣伝費を割かねばならなくなったことも、テレビCMが減った原因だと話す。
「スポンサーにとって今はまさに端境期なんです」
視聴者にも変化が現れた。かつてのテレビを一日中つけっ放しだった家庭が減り、見たい番組だけ見る、という人が増えていった。それは「テレビに対する関心の低下」でもあり、企業が従来通り大量のCMを打ったとしても、視聴者に届かなくなっている、というのだ。こうしたことから志賀さんは、
「テレビは圧倒的な影響力がある、と考えていたスポンサーは、インターネットの隆盛を見て、『テレビだけじゃない』と考えるようになっています。テレビCMをどうするか、スポンサーにとって今はまさに端境期なんです」と解説している。
事実、電通、博報堂といった日本を代表する広告代理店のテレビCM広告収入は3年前から下降。09年3月決算では2社とも赤字に転落した。両社ともにテレビの収入は下がり続けていて、電通の09年4月の売上げ実績は前年比17.5減。博報堂は11.6%減だ。広告費削減の動きはさらに強まっており、テレビ局の存亡にかかわる問題になっている。[ 2009年5月15日20時7分 ]
以前にも、私がテレビCMの監修に関わった経験もあるが、人の脳のインパクトを与え、瞬時に記憶されることが今後のテレビCMに重要な要素を私は関係者に提言したことがある。
以前は、会社名や商品名を印象づけるために、注視していたのだが、それでは人の脳になかなか記憶されず印象が薄いのである。
例えば、最近では、ソフトバンクのお父さん犬が話題になっているように、携帯電話との繋がりがないのに、人の脳の印象に残るのである。つまり、インパクトがあるということです。人の脳、視覚で記憶するためには、インパクトが必要なのです。幾らお金をかけて、一流芸能人を起用しても人の脳に記憶されないと駄目なのです。
そこで、私は人の五感研究から人の視覚によって、記憶されるのです。今年の2月に私が監修した「花粉症と嗅覚の関わり」テレビCMではないが、イベントCMとしてマスコミ関係20社ほどに向けて発信したのです。
グラクソ・スミス・クライン(コンダック総合研究所)主催、エーデルマン・ジャパン総合プロデュース、五感教育研究所、監修、主席研究員荒木行彦出演によって行われ、新聞、専門誌、インターネット発信などのコマーシャルを監修したが、各社インパクトがあり、好評だったのです。グラクソ・スミス・クライン(英国)は、コンダックS600などの鼻炎薬、風邪薬のCMで有名だが、私も気に入っているCMの一つである。
何より、CMの予算を掛けない割に効果的なCMを流しているという上手な企業である。数字やインパクトの高いCMに拘っているのです。
但し、もう少し人の脳(視覚)に訴えかけるCMならもっと効果的である。
私は今後、人の五感研究から人の脳に記憶され、視覚に訴えるテレビCMなどの監修やテレビ番組の監修から人の脳に印象づける方法、質の高いCM、番組に協力して行きたいと考えております。私に依頼があれば全力で取り組み致します。


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学習歴の勧め!

2009-05-22 00:30:16 | 感覚、五感
よく私は多くの人に研究者というと、高学歴で博士号を取得しており、海外留学の体験があるという肩書きを気にする人は多いと思われるが、とくにプロフィールにそのようなことが書かれていると、研究者として認められる風潮が日本では特に強いようである。
日本では、大学院卒で博士号を取得、豊かな経験、実績がありますとプロフィールに書いてあるとそれだけで権威があり、認められるのです。
これが学歴なのでしょう。
私のように大学も中退したような研究者は、研究者ではないと言う人も多いと思われるが、私には「学習歴」がある。
学習歴とは、如何に多くの時間を専門分野で学び、体験し、実験を行ってきたかという学問と体験の積み重ねである。
但し、世界に通用するような専門分野の論文や研究などより一層スペシャリスト的要素が求められる分野では、学歴だけでなくこの学習歴も求められる。
だから、このような場には、私が登場できるはずがなく、今後、私共は外部や社員として有能な研究員を派遣することに成るでしょう。
但し、マスコミや雑誌の取材や出演、ビジネスの段階では私のように学習歴のある研究者が必要なのである。研究分野に限らず、社会力があり、ビジネス力もある。
ここが高学歴の研究者達との違いがあるのです。
研究分野では高い能力があっても、ビジネスへの応用や教育現場への指導などになると私のような学習歴のある研究者でないと対応できないし、ましてや社員研修など企業で仕事をこなしてきた人材でなければ成らないのです。
これらが学習歴の重要性なのです。
これらから、私共は近年中に東京都内に海外の大学と日本の大学の提携も決定し、日本初の医療系の大学、オール英語で授業を行う大学の設立構想が有りますが、その大学こそ、日本初の新学部「感覚生理学」という新たな学部を設立し、そこで学位を取得させたいと考えている。勿論、大学院も設立予定である。
私共は、このように人の五感、感覚の研究をしてみたい、興味の有る若者達を応援しているし、後輩を育成することも目的の一つです。
現在の子供達の中から、人の五感に関する研究をしてみたい。勉強したいという人が一人でも出てくれたらと願っている。
私は主席研究員として、研究課題を研究者に与え、それを専任の研究者が人の五感研究を行うことを理想している。
理想の現実に向けて現在、人の五感研究に取り組んでおります。
ですから、自分は学歴はないが、研究者として興味のある分野、好きな学問を研究したいと意欲のある人達は「諦めず」「投げ出さず」独学でも結構です。
努力すれば研究者にもなれるし、学者にもなれます。
但し、学歴より学習歴が現在は必要であることを私から指摘致します。
やはり、私が良く口癖にする言葉で「自分が何をすべきか常に頭の中で考え、使命をもって取り組むかである」。
これらが学習歴と繋がれば、社会貢献にも繋がるし、多くの人達に役立つことでしょう。
私の使命は、学習歴という武器を人の五感研究から人の五感の重要性を提唱し、社会貢献を目的に皆様の感謝の言葉を励みに今後とも五感研究に取り組んで参ります。



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今年は5月病が増加傾向!

2009-05-21 00:07:50 | 感覚
ゴールデンウィークも終わり、今頃がゴールデンウィークの疲れや体調の乱れ、仕事が億劫になり、休んだり、精神的にも参ってしまう人達が多くなるのです。現に自殺者も多いのが5月です。
ましてや今年は会社、製造業などで多いのだが16連休という会社もありました。
好景気の時なら歓迎されるが、この不景気では派遣社員やパート社員は5月の給料が心配になる。
また、仕事量が減少するのではないかと精神的にも辛いのである。
16連休もすると仕事始めの当日出勤は辛いものである。ましてやリストラさせられるのではないかと不安を抱えての出社は精神的にも辛く、これらストレスの積み重ねで、気分が落ち込み、落ち込みが長引けば「鬱病」などに疾患することにも繋がるのです。
中には連休中に自殺や会社出社拒否なども5月に多いのです。
私はゴールデンウィーク中に仕事が多いので電車で出掛けることが多いが、何処かの線で人身事故の発生のニュースが流れ、電車が遅れている。
また、長期の休みが続くと体調の管理にも注意が必要である。毎日のようにストレスをお酒や暴飲、暴食、長時間の睡眠など逆効果の休みをしている人達も多いのです。
私は今回のゴールデンウィークはお陰様で殆ど仕事をしておりましたので、体調も緊張感持続できるが、今頃、ゴールデンウィークの疲れがでる時なのです。ですから、時には汗を流すなどの運動をして体調を整え、体調も健康を整えることがインフルエンザ予防にも繋がるのです。
今年の5月は例年と違って、ブタインフルエンザが急激に猛威を振るっている。
手洗いやマスクの着用は勿論、睡眠不足に注意し、疲れを残さないことで免疫力が高まるのです。この免疫力を高めるのがインフルエンザ予防の最大防御なのです。
やはり、会社での仕事と休んでいるときの心構えが重要なのです。休みだからと言って家でだらだらしていたり、何日にも好きなことをしているのもよいと思うが、休みの期間中に遊んで大怪我をしたりする人も多いのです。
この時代、休みだからと緊張感がないと怪我だけでなく、健康面、精神的面でも心配である。
私の知人も工場でパート勤務しているが、5月に連休、休みが多いのでパートの勤務日数が足りなく、給料が10万円に成ってしまうと心配だと、連休中も飲食関係でアルバイトしている人も居られるのです。
今年は、5月だけでなく9月にも5連休がある。やはり不景気だから8連休する会社も現れるだろう。日本人はあまり連休や長期休暇は苦手な民族である。
日本人の多くが勤勉で真面目に勤務している人達が多いのです。
以前に私のブログで紹介しました。日本人はストレスに弱い遺伝子を持っており、全体の96%に当たる人達が持っている遺伝子です。
ですから、昨年頃から鬱病で半年以上の通院や休職している人達が急増しているのです。以前は企業の従業員の1%程度と言われていた鬱が今年は5%以上の企業も多くあるのです。
鬱病の定義は、半年以上の通院及び半年以上の休暇、休職も含まれますが、これらは極度のストレス、特に30歳、40歳代の働き盛りに多いのです。
成果主義、合理化、100年に一度の未曾有の不景気といわれ日本経済、このような状態で社員に頑張れとプッシャーをかけられたら、現在の若い社員は精神的に参ってしまう。
私が指摘するのは、現在の若い人達はストレスに対する抵抗力がなく、また、ストレスに対する免疫も欠如している状態なのです。
ですから、ストレスに対してどのように対応したらよいのか理解できないので思い悩む人達が多いのです。
そこで私共研究所は「脳生理学」「感覚生理学」の見地からストレスの解決法、対策、対象法などの指導もしております。
これらは精神的障害予防、重度の鬱から自殺する人達を救うことにも繋がるのです。つまりメンタルヘルスケアでもあるのです。
私が5月の連休後が危ないと指摘するのは、連休が開けて仕事に励んでいる今が重要なのです。
注意散漫からヒューマンエラー、工場関係など危険な場所で働く人達には思わぬ怪我などにも注意が必要です。
人間には体内リズムがあり、仕事を中心に現代人はこの体内リズムが出来上がっております。仕事と休息、睡眠という体内リズムを整え、調整することで脳も安定し、精神的安定に繋がるのです。
ですから、体内時計、体内リズムを整えるよう努力することで脳も活性化し、身体も精神的にも健康に繋がることを私から提言致します。

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私の注目番組紹介!

2009-05-20 00:06:47 | 感覚
5月23日(土)TBSテレビ系19:54~特番100分、「ミスターブレイン」(MRBAIN)
木村拓哉主演、科学警察研究所を舞台に難事件を解決して行く、九十九を演じる木村拓哉「脳科学者」、ミスターブレインには、木村拓哉のほか、綾瀬はるか、水嶋ヒロ、平泉武、トータス松本、田中裕二(爆笑問題)、大地真央、香川照らがレギュラ出演している。
このドラマのあらすじ/ストリーは元ホストの九十九(木村拓哉)はある日、事故をきっかけに脳の一部だけが発達、人並み外れた発想力や思考力を持つようになる。そんな九十九が科学警察研究所に引き抜かれ、テロや誘拐などの難事件を駆け引きを通じて解決して行く脳科学と謎解きを結びつけた新タイプのコミカルミステリー。
私がこのドラマに注目しているのは、スタジオである。ドラマの中で使用されている機材やコンピュータは全て科学警察研究所で使用されているものと同じ物を使用しており、リアル感を醸し出している。
CG作製の場面では、番組収録内に舞台裏で専門のスタッフ6名が待機し、その場でCG作製をしているのでリアルタイムで拝見できるのです。
パソコンの大画面を指で操作するだけで情報が出てくる最新型のタッチパネルを使用し、これらのスタジオセットだけでも一見の価値はある。
実際に科学警察研究所の所長(山崎照氏)が指導し、監修している。
また、木村拓哉演ずる九十九「脳科学者」が色々と人の脳について説明しているのも実に面白い。一般の方々に分かりやすく解説していると思われる。
九十九「脳科学者」の口癖は「脳はウソをつかない」である。
人の脳の働きや機能、役割など脳力について知ることが出来る数少ない番組でもある。
番組の中で紹介されているように「脳トレ番組」と呼べるだろう!
脳科学の専門家数名も監修指導に関わっており、脳科学をコミカルに説明しながら神髄をついているところも私は注視しながらこの番組を拝見したい、また期待もしている。
脳科学のブームも数年続き、脳トレなどのゲーム機など色々販売もされている現在、脳科学ブームも下火になりつつある現在、このような人気俳優によるドラマには期待もしており、人の脳の再ブームに成るのではないかと期待している。
この脳ブームの流れから、ヒトの五感もブームに成っている。この私にもBSフジテレビ「ファイブセンス」、フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「所さんの目がテン」、テレビ朝日「Qさま」理科、人体の再生の問題監修、など資料提供や番組監修、講師、出演も果たしている。
現在、脳科学はテレビ番組は勿論、スポーツにおいても水泳の北島選手が「勝負脳」を活用し、2大会オリンピック金メダルに輝いている。
また、「ビジネス脳」として、自己の潜在的能力を引き出す方法として活用されている。
私達のヒトの脳は20%とも10%程度しか使われていないと専門家は指摘しているが、最近の脳科学で実は結構ヒトの脳は活用され、活発に使われていることが判明したのです。
但し、その使われ方に問題があるようなのです。男性は左脳中心に活用され、偏った刺激で偏った使われ方をしているのです。
ヒトの脳も筋肉同様に鍛練をしないと若くして衰え初め、一度脳細胞が死滅すると再生しないのです。ヒトの脳細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅して行きます。
但し、脳をフルに活用し、五感を総動員すると別のルートで脳細胞を伸ばし、これらの脳力を「可塑性」という新たな脳細胞を造りだすことが分かっております。
ミスターブレインの中でもこのようなヒトの脳の働き、仕組みを詳しく、分かりやすく説明している。番組内でもアニメを多用し、説明しているので分かりやすいと思います。
私も一部の番組を全部拝見させて貰ったが、まだ番組が始まっていないので詳しくは説明を控えるが、高視聴率を獲れる番組であると確信致しました。
ヒトの脳を知るのには、入門編としてこの番組は最適だと思われる。私はこの番組をきっかけにヒトの脳、五感に興味を持ち、私達の跡継ぎとして、生命科学の研究を受け継いで欲しいと願っている。
また何れ、五感や第六感的な題材にした番組やドラマが何処かの局で予定されていたら、私が監修として指導して行きたいと考えている。
これらの話題のドラマを今後とも取り上げて紹介して参ります。



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万能細胞活用へ規制緩和!

2009-05-19 00:01:25 | 感覚
ES細胞研究、国の審査撤廃へ、日本巻き返し狙う。
政府や再生医療の切り札とされる万能細胞の研究規制の緩和に乗り出した。
文部科学省の専門委員会は4月22日、人の万能細胞を使う研究に対する国の事前審査を撤廃する方針を決定。同省は5月にもクローン人間づくり繋がるとして禁じてきたヒトクローン胚の利用も解禁する。
再生医療の国際競争は厳しい、世界が一刻を競う研究で政府も一歩踏み出した形だ。
文部省の専門委員会は万能細胞の一つであるヒトの胚幹細胞(ES細胞)を使う研究を始める場合、国への届け出にとどめる規制緩和策をまとめた。
政府の統合科学技術会議(議長、麻生太郎総理)が正式に決める。
現在は、研究者が所属する研究機関の論理審議委員会と文科省が二重で審査している。だが国の審査会は開催頻度が少ない。
これに、生命の萌芽(ほうが)である受精卵を壊す論理面への配慮から有力研究にも動物実験の追加データの提出を求めることがあった。
研究者に「過度」と映るこうした二度の審査は1年以上かかる場合があり、研究の遅れを懸念する声が強まっていた。
専門委員会はES細胞で作った様々な細胞についても、特別な審査や報告がなくても自由に譲り渡すことを認めた。普通の研究材料のようにやりとりできるため、有力機関が取り組む共同研究がしやくなる。
一方、ヒトクローン胚から作ることも、パーキンソン病など難病の再生医療に繋がる基礎研究に限って認める。
5月にも方針を認める、クローン胚ES細胞は、患者それぞれの遺伝的特性に合うようにできるとされ、新たな万能細胞が再生医療の先端材料に加わることになる。
新型万能細胞(IPS細胞)の臨床研究についても厚生労働省から5月から方針づくりを始める。
日本は京都大学の中山伸称教授らが(IPS細胞)を開発し世界をリードしていたが、不安がないわけではない。
日本では2008年、09年度にIPS細胞研究だけで少なくとも100億円を投じる。
これに対し、米国はカリフォルニア州やマサチューセッツ州から10年で1000億円以上の予算を計、規制緩和の背景には資金援助だけでは、米国に太刀打ちできないことの危機感がある。
ES細胞研究との相乗効果は、IPS細胞の信頼性を高め、医学応用の可能性を広げる。京大IPS細胞研究センターの中畑龍俊、副センター長はIPS細胞の安全性は十分検証できていない。安全性が確保できれば医療応用の本命になるだろうと推理する。
ES細胞作りを進めている国立成育医療センターは「ヒトクローン胚ES細胞作製にも乗り出したい」(阿久津芝憲、生殖技術研究室長)考え。ただ高度な技術が必要な米国などとの連携が重要だ。4/23日、日経新聞引用。
私はこの記事を拝見し、これで再生医療(臨床応用)へ一歩近づいたと確信した。
私たちも嗅覚センサー開発から明海大学歯学部教授、外崎肇一氏の研究を支援し、政府関係の認可、認証などの期待もこれで膨らむものである。麻生総理大臣には医療関係に繋がる改革と教育改革などの認可、認証を世界レベルに上げて頂き、世界との競争力に日本が立ち向かえるようにして欲しいと願っている。
未だに、新薬の開発の遅れ、世界一厳しいと言われる日本での特許性、認可制の遅れが指摘されているが、是非ともこの機会に医療関係の制度、認証改善を求めて参ります。
これら全ては皆様のためであり、多くの病気で悩んでいる人達への明朗と成ることに繋がるからです。
私共が支援している嗅覚センサーの開発も、ヒト癌細胞の体臭変化を感知するシステムの開発で、初期癌細胞を発見でき、初期治療が可能になれば、近い将来には、癌で死亡するヒトが半減するし、撲滅も夢ではないのです。
これらを実現化するたにも医療関係での認可、規制緩和は大歓迎したいと思います。
医師だけが病気を治したり、改善出来るのではないのです。私たち研究者の熱意や情熱で多くの病気の改善、予防などにも繋がることを提唱致します。


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医療、バイオ研究の今後10年の歩み!

2009-05-18 00:12:42 | 感覚
日本の医療、バイオは今後10年先には、世界でもトップレベルに達すると予想される。現在も世界トップレベルかというとそうではない現状がある。
それは、政府の取り組み支援、予算体制、規制緩和などの国の取り組み政策が現段階では世界トップレベルに達していない現状である。
また、医療、バイオに関するベンチャー企業も、再生医療、リンパ球バンク(癌治療)など、医療、介護のロボット開発なども進むと思われる。
医療機器、検査機器の小型化開発研究も進む。嗅覚センサーの開発から、ヒト癌細胞の臭いを感知するシステムなども可能になる。
寝たきり状態や車椅子の人達の運動障害の改善に、再生医療(ES細胞)の応用から「脳細胞の再生」に関わる研究など多義に渡る研究が期待される。
私が期待しているのは、現段階ではアメリカが一歩も二歩も先を行っているが。ブレインインターフェース、脳から指令を出し、遮断された神経の変わりに、運動障害の改善、視覚障害者には特殊なメガネをかけるだけで杖なしで歩行が可能になるシステムの開発など実用化まですぐそこに来ている研究でもある。
これらから日本も含め医療の研究この10年間で大きく変貌し、医療ベンチャーとして一大産業にも発展すると見込まれている。
寝たきり状態、車椅子生活者は半減するどころか、10年先にはいない状態になるのも夢ではないと私は確信しております。
また、成人病など病気で死亡する人達も半減し、寿命も最高齢120歳を超える超高齢者も現れると予想されるのです。
賛否両論有ると思われるが、私共の研究も私欲や企業の営利目的で今後、医療ベンチャーに取り組むのでないことを是非、ご理解頂きたいのです。
一企業だけが潤っても、その恩恵に関わる患者さん、高齢者の人達など「全ては患者さん達のために」という思いがなければ、これらの研究には巨額な研究費だけかさみ、失敗するはずである。
だから、私は産学官民一体となった取り組み、支援、援助なども今後の重要な課題であり、皆様が今後日本の医療の 10年先に期待している所でもあります。
私共はその期待に添えるべく、使命と感じ努力して参ります。
また、日本政府にも国としての規制緩和、医療改革への期待も含め、提唱して参ります。

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嗅覚研究の今後!

2009-05-17 00:14:04 | 感覚、五感
現在五感に関する研究やビジネスは盛んである。私たちが会社を立ち上げた十数年前には、五感研究もビジネスもあまり注目されず,ましてやビジネスに繋がらなかった。ですからヒトの五感研究者も日本では極端に少なく,大学の研究室の片隅で地味な研究をされた人たちは多いのです。
これらから五感研究員が日の目を見たのは最近の事だと思われるのです。
日本の五感研究で,嗅覚研究の第一人者は何人かいるが,中でも海外からも高い評価を得ており,最近もオーストラリア,先月にはアメリカなどの学会から招かれている嗅覚研究者がいる。その人こそ,私が最も尊敬している五感の研究者(感覚生理学),明海大学歯学部教授,外崎肇一氏その人である。
日本でも犬の嗅覚研究から,人のガン細胞の発生時の体臭の変化を調査し,研究している人である。テレビなどで皆さんもご存じの方は多いと思うが,現在私ども研究所も嗅覚センサーの開発で支援したいと考えております。
日本の電子機器メーカー,通信機器メーカーなどの協力を得ながら,外崎教授の「臭気システム」という,ガン細胞の特定の臭いを感知する装置が完成すれば,僅かなガン細胞を発見でき,早期発見,早期治療によって,世界中のガンで死亡する人たちが半減すると予想されているのです。
また,ガン細胞の臭いを察知し,検査時にはホタル烏賊などの発光色素を応用し、僅かな癌細胞も見逃すことはないのである。
これらも人の視覚や嗅覚に関わる研究から生み出された技術でもあるのです。
私共は、人の五感研究を日本初の本格的研究所にするために、数年は掛かるが、東京都内に「生命科学研究所」を設立し、人の五感の感覚器官の研究を各感覚に有能な研究者に依頼する予定です。
嗅覚の研究には勿論、外崎教授に依頼予定です。
今後、人の嗅覚や五感研究は、幅広い研究分野であり、医学、感覚生理学、医療機器の開発、創薬などの新薬の開発、応用、ビジネスでは創造性の育成、バイオミオテックステクノロジー(生物模倣技術)の応用などの研究など。
芸術、美術における教育関係まで人の感覚研究は、現在のように便利で快適な環境になれば、なるほど人の五感が重要になります。
また、舞台芸術など感性を求められる環境でも人の五感は大切な要素でもあります。
私たちの健康維持、脳の活性化、病の改善、感覚の鍛練、ビジネスへの応用など、人の五感の研究機関、五感研究のパイオニアとして私共研究所は今後とも皆様に人の五感の重要性を提唱し続け、社会貢献を目的に世界に目を向けて、五感研究に取り組み続けて参ります。




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高層マンションの子供達が危ない!

2009-05-16 00:06:53 | 感覚、五感
私は以前から高層マンションに住む子供達の感覚が危ないと指摘してきた。
それは、子供達の遊び方、生活などの感覚にズレが生じているからです。
現在、高層マンションから落下事故が急増しているのです。
つまり単独落下事故で死亡する事故が多発しているのです。マンションの設計だけではありません。
子供達の「危険回避能力が低下しているのです」。私たち人の回避能力とは、自己に迫る危機を回避する本能的感覚、つくり、これこそが人の五感なのです。
見た目の危険(視覚)、危険な匂い(嗅覚)、危険な音(聴覚)、危険な刃物(触覚)、危険な味、毒性(味覚)のなどの回避能力が極端に低下している子供達が多いのです。
今回の高層マンションで生活している子供達がなぜ、視覚的に危ないかと申しますと、それは高さに対する反応、認知に関係しております。
私たちの視覚は実は、横方向に対する認識は高いのですが、縦方向は少し弱いのです。とくに高層マンションなどで生まれ育った子供達が高さの恐怖感、危険性を認識できない子供達が多いのです。
現に、高層マンションの子供達が急に公園などで遊び、転んだ時に反射的に手が着けず、顔を打って怪我をするというデータ報告もあります。
これらは高層マンションに住む子供達の遊び、生活に密接に関わっています。
高層マンションに住む子供と、一軒家などの低層の住宅に住む子供達の外遊びの時間、外出時間を比較すると一軒家などの低層住宅の子供達の方が圧倒的に多いことが分かっております。どうしても高層マンションの子供達はエレベーターなどを使用しなければ成らず、他の人と一緒になるのが嫌だとか、面倒くさいという感覚に陥るとどうしても外出が億劫になり、学校の通学程度の外出になることが怪訝されるのです。
高層マンションに住む子供達が全てこのような感覚に陥る訳ではありません。
外出、外遊びの時間との関わりにあります。室内でゲームなどに関わっている子供がこれらの高さに対する恐怖心、危険性を理解できないようです。
ですから、最近も屋上から転落、自宅のベランダから落下、階段から落下するなどの落下事故が多発しております。今後とも増加傾向にあるようです。
これらの危険性は高さに限らず、他の危険回避能力に関わっているのです。以前には、宮崎県の高校生が調理実施中に、ガス漏れに気づかず5人ほどガス中毒で倒れ、重症の人も居られたのです。一歩間違えば教室内で爆発していれば多くの死者も出ていたかも知れないのです。
天然ガスは無臭、無色なために敢えて、タマネギの腐った匂いをつけてガス漏れであることを警告している「悪臭」なのですが、この悪臭を普段から感じられない、認知できない人の「嗅覚」が招いた事故例です。
私はこれらから、フジテレビの番組で「現代人の五感が危ない」として指摘し。紹介しておりますが、今度共現代人の五感が危ないと警鐘を鳴らしながら指摘し、提唱して参ります。
これらから、高層マンションなどで生活する子供達には、普段から高さの恐怖を理解させるために地面と接する時間を増やし、体験させることで改善されます。また、親が屋上や階段でふざけない、遊ばないなと教え、指導して上げることも重要です。
高層マンションで生まれ育った子供達が高さに慣れてしまうのが人の脳の特徴でもあり、視覚の錯覚現象でもあるのです。
遅ない頃から野外で遊び、地面に転べば反射的に手が出て、顔や頭を守ろうとします。この感覚が高さの恐怖感に繋がり、高さに対する視覚の認知に繋がるのです。私のように高所恐怖症の人達は、これら高さの過敏性から来る感覚ですが、敏感すぎても生活に困りますが、逆に高さに対する恐怖感の希薄性は落下の危険性が高まり、時には命を落とすことにも成るのです。
でから、これらを改善するためには、五感体験、つまり五感を鍛練することです。出来る限り地面と接しする体験をさせ、転び高さを理解させることで人の脳は記憶し、体験記憶として残ります。幼い頃からこのような体験学習が重要なのです。現在のように体験学習が希薄だと、遊び方、生活の仕方に異変が生じ時には、命に関わる事、事故にも繋がりやすくなるのです。
私共はこれらを「五感力」と呼んでおりますが、普段から五感を総動員して感じ取り、体験していれば、自ずと身に付く能力です。これらが「五感教育」なのです。
五感教育こそ、目的は「危険回避能力」を高めることにあるのです。
今後とも、私共はヒトの五感の重要性を提唱し、子供達の安全、皆様の安全への提唱、健康維持に役立つことを提唱して参ります。

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