センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

フラワーショーDVDに癒される!!

2017-06-02 00:00:30 | 映画、DVD
2016年7月2日公開の映画「フラワーショウ」を私は一人で映画館で見ました。それは、お花の好きな幸子さんがこの映画を知った時に、観に行きたいとメッセージされたからでもあります。
そのフラワーショーの感動を今度は、2017年4月にDVDの販売とレンタル開始になりました。週末にDVDをレンタルして借りて見ました。
解説
100年以上の歴史を誇るイギリスのガーデニング世界大会「チェルシー・フラワーショー」に挑む女性の奮闘を描いた人間ドラマ。型破りなアプローチでフラワーショーの歴史を塗り替えた実在の景観デザイナー、メアリー・レイノルズをモデルに、夢にも恋にも全力でぶつかるヒロインの姿を描き出す。アイルランドの片田舎で育ったメアリーは、いつか自分のデザインした庭で世界を変えることを夢見ていた。念願かなって有名ガーデンデザイナーのシャーロットのアシスタントに採用されるが、高慢なシャーロットにコキ使われた上に、これまで書き溜めてきたデザインノートまで盗まれクビにされてしまう。それでも夢を諦めきれないメアリーは、世界中の注目が集まるチェルシー・フラワーショーに出場することに。恋心を寄せる植物学者クリスティやヒッピー風の庭師らと寄せ集めチームを結成して優勝を目指すが……。
世界最古にして最高峰のチェルシー・フラワーショーに斬新なアプローチで臨み、史上最年少で優勝したメアリー・レイノルズ。その挑戦が描かれると聞けば、ガーデニングを愛する女性たちのツボを刺戟するキュートなサクセスストーリーを想像する人も多いだろう。確かに、いまや世界的なランドスケープ・デザイナーとして活躍するメアリーの夢の実現への道のりがハートウォーミングに描かれているけれども、これはたんなるサクセスストーリーではない。
なぜなら、著名な園芸家たちが最先端のデザインを競い合うガーデニング&フラワーショーに、アイルランドの田舎娘が野草とサンザシの木だけという型破りな庭で挑んだ原動力は、彼女が子供の頃から自然の力を感じ、自然本来の美しさを感じてもらいたいという想いだから。

無名の女の子が挑戦の入り口に立つことすら難しいチェルシーへの扉が開かれるきっかけや、夢をかなえようとするメアリーや彼女を支持して集まる人々の姿の織り成す物語は、エンターテインメントとしてもウェルメイド。だが、その一方で、メアリーの夢の背景にあるビジョンを丁寧に描いているからこそ、観客も彼女の夢の庭園の実現にときめかずにいられなくなる。その丁寧さは、チャールズ皇太子も参加するフラワーショーでの造園作業の騒動がメインになるのかと思いきや、むしろ、肝心の庭園作りがなかなか始まらないことにヤキモキさせるくらい。
そんなサクセスストーリー以上にときめかせてくれるのが、彼女が愛する自然の美しさ。アイルランドの緑の風景はもちろん、遥かエチオピアの断崖からの臨む風景。そして、フラワーショーの常識を覆し、世界を変えることになった「ケルトの聖域」。自然の雄大さや、草木の繊細さをとらえた映像も、この作品のもう一人の主人公なのはいうまでもない。信念と情熱で夢に向かって突き進むパワーの持ち主でありながら、決して暑苦しくないメアリーのキャラクターとあいまって、幸せな高揚感に浸らせてくれる。

このフラワーショーは実話を基に描かれています。主人公が植物学者と恋に落ちるのですが、その恋は実らず、実名で登場する日本人女性「香織」と植物学者と婚約してしまうのです。
自然やお花の好きな人には必見の映画です。映像美も綺麗で、音楽もバイオリンの音色が綺麗で癒される映画です。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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