認知症の種類と特徴
一口に「ボケ(老人性認知症、痴呆)と言っても二種類に分かれます。
2005年現在、全国で170万人の認知症(痴呆)の高齢者が居られます。
※アルツハイマー型認知症(痴呆)=
原因=良く分かっていないが、以下の説が有力であるとされている?
∗アルミ製食器の長年の使用、(現在はあまり使用されていない)
∗遺伝子の異常、遺伝子要因、
∗ベータアミロイドという物質が脳細胞に発生するといことが起こる。
※脳血管性認知症(痴呆)=
∗脳梗塞などが原因、脳の血管が詰まって脳の組織が破壊されることが原因で起こる。
※複合型認知症(痴呆)=
∗アルツハイマー型と脳血管性認知症(痴呆)の複合している(認知症)、痴呆症、
※症状=
○記憶障害
∗同じことを繰り返し尋ねる。
∗食事したことを忘れる。
∗電話のかけ方が分からない。
∗電灯の付け方が分からない。
∗自分の居る場所が分からない。
∗自分の家族のことが分からない・
○被害妄想、
∗物を盗まれた。 ∗配偶者が不倫した。 ∗人が悪口を言っている。
○頭痛、目眩、失語など、
∗言葉が出なくなる。
○モラル、道徳観の欠如、不潔など、
∗風呂に入らない、嫌がる、排泄物を家中にする、食べるなど。
○性的トラブル、
∗理性が働かない。
○認識障害、
∗娘を母親と勘違いする、息子を孫と勘違いするなど。
○幻覚、幻視、自己中心的、頑固、
○感情の障害、
∗異常な興奮、怒り狂うなど。
○意欲障害、
∗躁鬱状態、徘徊など。
※特徴、
※アルツハイマー型認知症=
∗発症から5~6年で死亡、 ∗身体的な変化,異常は起こらない。
∗比較的変化、徐々に進行、 ∗人格的に崩壊してしまう場合が多い。
※ 脳血管性認知症=
∗発症から数年で死亡、 ∗梗塞の場所で、身体的異常が見られる場合もある。
∗比較的徐々に進行、 ∗人格は保たれる場所が多い。
※発症時期=
※アルツハイマー型認知症=
∗40~60歳、初老期認知症(若年性認知症)(短期的で一気に進行)、
∗65歳~、老年認知症(痴呆症)
※脳血管性認知症=
∗脳卒中や脳梗塞の発症に伴って起こる。
※全体の割合=
※アルツハイマー型認知症=20%~30%
※脳血管性認知症=40%~60%
※複合型認知症(痴呆)=10%~20%
※予防=
※アルツハイマー型認知症=
∗無理なダイエットをしない、脳の栄養不足は認知症(痴呆症になりやすい、疾患し易くなる。
∗右脳、左脳をバランス良く活用する。
∗左右の手を均等に使う。
∗好奇心を持つ、大いに遊び、学び、大いに仕事する。
∗創造力をフルに鍛えることである。
∗女性ホルモンが効果あり、(閉経後の女性のみ)。
※脳血管性認知症=
∗悪玉コレステロールを溜めない、食生活で血液をサラサラにする。
∗ストレスを溜めない、禁煙に心がける。
∗中性脂肪や高血圧に注意し、塩分や高脂肪の食事は控えるようにする。
認知症学会ホームページより引用、
特に私が気になっているのが、若年性40~60歳の年齢の方々の認知症が急増している事である。
働き盛りの40歳代に急増しているのである。
当初は健忘症と勘違いされることもある。
最近では、渡辺謙主演の「明日の記憶」という、若年性アルツハイマーを取り上げた、映画が話題を呼んだが、決して架空の出来事ではなく、働き盛りの若い人達にも襲いかかる脳の病でもある。
現在のような極度のストレス社会では、健忘症や若年性アルツハイマーは他人事では無いのである。
ストレスと上手くつきあい、暴飲暴食、生活習慣の見直しなど普段から健康体と健康脳に心がける必要がある。
スウェーデンのカロリンスカ研究所などで、75歳以上の776人を6年間追跡した結果、日常的に
(1)体を動かす
(2)頭を使う
(3)社会参加する
高齢者が最も認知症になる率が低かったと述べている。
というように高齢者の方々でも若年性の方々でも同様に体を動かす「運動」、アメリカの大学では1マイル1.6kmの散歩が効果的であると指摘している。
また、頭を使うは、一般の方でも高齢者でも左脳と右脳のバランス良く使うことを意味する。
特に右利きでは利き手の反対側の左手などを使うようにしたり、五感を総動員して脳に刺激を送ることである。
現在のように視覚優位だと、感覚が偏り、一遍的な感覚でしか脳に刺激が送られない。よって脳の活性化も鈍くなるのです。
社会に参加するは、人との関わり、コミュニケーションなどに関係している。
独居高齢者が以前認知症や他の病気の疾患、孤独死に関係すると私が指摘したが、部屋に閉じこもり、外部との接触を拒む高齢者も多いが、特に男性にこの傾向が見られるのですが、これら人との関わりがないと脳の低下が加速し、脳の疲れやすい体質に変わるのです。
これは人の脳には脳の疲れをコントロールしている。「前頭眼窩野」というは人との関わり、コミュニケーション能力に関係している。
前頭眼窩野は、脳が疲れたと感じるとこの脳部が活発に働くのです。
ところがこの脳部が低下していると脳の疲れをコントロール出来ず、絶えず疲れた状態、人との関わりが億劫に成ったりするのです。
これらは高齢者や若年性だけの問題でもないのです。
私が怪訝しているのは、現在の子供達や若者達に見られる傾向なのです。
運動不足、偏った食事、視覚優位の感覚、夜遅くまで起きている。
人とのコミュニケーション不足などの生活習慣を改善する必要があると提唱している。
子供や若者の人達の中には、若くして脳が低下している傾向が見られます。
良く、車内で疲れたといって床に座り込んでいる学生を見かけるが、これらの人達は身体的な疲れでなく、脳が低下し、三半規管の低下から、長い時間立っていられないのである。以前、床に座り込んでいた学生に問いかけたことがあるが、本当に疲れ切っているのである。
身体的運動能力、三半規管(平衡感覚)、前頭眼窩野の能力低下など脳全体の低下の表れでもあるのです。
このような人達が若年性(40歳~60歳)に成った頃には、健忘症や認知症に疾患する可能性も高くなるのです。
ですから、子供の頃から偏った脳の刺激ではなく、バランス良く、五感を総動員して脳に刺激を送ることが重要に成ります。
また、運動性刺激も大切です。脳の栄養不足になっている現状が有るので、脳の栄養の原料も重要である。
肉食や加工食品の摂取が多いが、魚や和食などは脳の原料として最適な食事である。ナイフやフォークで幼い頃から食事しているのと箸を使って食事しただけでも脳刺激に左右してくる。ましてや現在のように携帯ゲームやテレビームなどの遊び時間が長いと脳の思考性の変化などに影響を与える。
日本古来の遊び、剣玉や折り紙など手を使うゲーム、遊びこそ脳を刺激するのである。
だから、今一度、子供達や私達の生活習慣の見直し、運動に心がけ(身体の鍛錬)、
五感を総動員する遊びや行動などが重要課題に成るのです。
これらを実施することはすべて脳の活性化の為である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
一口に「ボケ(老人性認知症、痴呆)と言っても二種類に分かれます。
2005年現在、全国で170万人の認知症(痴呆)の高齢者が居られます。
※アルツハイマー型認知症(痴呆)=
原因=良く分かっていないが、以下の説が有力であるとされている?
∗アルミ製食器の長年の使用、(現在はあまり使用されていない)
∗遺伝子の異常、遺伝子要因、
∗ベータアミロイドという物質が脳細胞に発生するといことが起こる。
※脳血管性認知症(痴呆)=
∗脳梗塞などが原因、脳の血管が詰まって脳の組織が破壊されることが原因で起こる。
※複合型認知症(痴呆)=
∗アルツハイマー型と脳血管性認知症(痴呆)の複合している(認知症)、痴呆症、
※症状=
○記憶障害
∗同じことを繰り返し尋ねる。
∗食事したことを忘れる。
∗電話のかけ方が分からない。
∗電灯の付け方が分からない。
∗自分の居る場所が分からない。
∗自分の家族のことが分からない・
○被害妄想、
∗物を盗まれた。 ∗配偶者が不倫した。 ∗人が悪口を言っている。
○頭痛、目眩、失語など、
∗言葉が出なくなる。
○モラル、道徳観の欠如、不潔など、
∗風呂に入らない、嫌がる、排泄物を家中にする、食べるなど。
○性的トラブル、
∗理性が働かない。
○認識障害、
∗娘を母親と勘違いする、息子を孫と勘違いするなど。
○幻覚、幻視、自己中心的、頑固、
○感情の障害、
∗異常な興奮、怒り狂うなど。
○意欲障害、
∗躁鬱状態、徘徊など。
※特徴、
※アルツハイマー型認知症=
∗発症から5~6年で死亡、 ∗身体的な変化,異常は起こらない。
∗比較的変化、徐々に進行、 ∗人格的に崩壊してしまう場合が多い。
※ 脳血管性認知症=
∗発症から数年で死亡、 ∗梗塞の場所で、身体的異常が見られる場合もある。
∗比較的徐々に進行、 ∗人格は保たれる場所が多い。
※発症時期=
※アルツハイマー型認知症=
∗40~60歳、初老期認知症(若年性認知症)(短期的で一気に進行)、
∗65歳~、老年認知症(痴呆症)
※脳血管性認知症=
∗脳卒中や脳梗塞の発症に伴って起こる。
※全体の割合=
※アルツハイマー型認知症=20%~30%
※脳血管性認知症=40%~60%
※複合型認知症(痴呆)=10%~20%
※予防=
※アルツハイマー型認知症=
∗無理なダイエットをしない、脳の栄養不足は認知症(痴呆症になりやすい、疾患し易くなる。
∗右脳、左脳をバランス良く活用する。
∗左右の手を均等に使う。
∗好奇心を持つ、大いに遊び、学び、大いに仕事する。
∗創造力をフルに鍛えることである。
∗女性ホルモンが効果あり、(閉経後の女性のみ)。
※脳血管性認知症=
∗悪玉コレステロールを溜めない、食生活で血液をサラサラにする。
∗ストレスを溜めない、禁煙に心がける。
∗中性脂肪や高血圧に注意し、塩分や高脂肪の食事は控えるようにする。
認知症学会ホームページより引用、
特に私が気になっているのが、若年性40~60歳の年齢の方々の認知症が急増している事である。
働き盛りの40歳代に急増しているのである。
当初は健忘症と勘違いされることもある。
最近では、渡辺謙主演の「明日の記憶」という、若年性アルツハイマーを取り上げた、映画が話題を呼んだが、決して架空の出来事ではなく、働き盛りの若い人達にも襲いかかる脳の病でもある。
現在のような極度のストレス社会では、健忘症や若年性アルツハイマーは他人事では無いのである。
ストレスと上手くつきあい、暴飲暴食、生活習慣の見直しなど普段から健康体と健康脳に心がける必要がある。
スウェーデンのカロリンスカ研究所などで、75歳以上の776人を6年間追跡した結果、日常的に
(1)体を動かす
(2)頭を使う
(3)社会参加する
高齢者が最も認知症になる率が低かったと述べている。
というように高齢者の方々でも若年性の方々でも同様に体を動かす「運動」、アメリカの大学では1マイル1.6kmの散歩が効果的であると指摘している。
また、頭を使うは、一般の方でも高齢者でも左脳と右脳のバランス良く使うことを意味する。
特に右利きでは利き手の反対側の左手などを使うようにしたり、五感を総動員して脳に刺激を送ることである。
現在のように視覚優位だと、感覚が偏り、一遍的な感覚でしか脳に刺激が送られない。よって脳の活性化も鈍くなるのです。
社会に参加するは、人との関わり、コミュニケーションなどに関係している。
独居高齢者が以前認知症や他の病気の疾患、孤独死に関係すると私が指摘したが、部屋に閉じこもり、外部との接触を拒む高齢者も多いが、特に男性にこの傾向が見られるのですが、これら人との関わりがないと脳の低下が加速し、脳の疲れやすい体質に変わるのです。
これは人の脳には脳の疲れをコントロールしている。「前頭眼窩野」というは人との関わり、コミュニケーション能力に関係している。
前頭眼窩野は、脳が疲れたと感じるとこの脳部が活発に働くのです。
ところがこの脳部が低下していると脳の疲れをコントロール出来ず、絶えず疲れた状態、人との関わりが億劫に成ったりするのです。
これらは高齢者や若年性だけの問題でもないのです。
私が怪訝しているのは、現在の子供達や若者達に見られる傾向なのです。
運動不足、偏った食事、視覚優位の感覚、夜遅くまで起きている。
人とのコミュニケーション不足などの生活習慣を改善する必要があると提唱している。
子供や若者の人達の中には、若くして脳が低下している傾向が見られます。
良く、車内で疲れたといって床に座り込んでいる学生を見かけるが、これらの人達は身体的な疲れでなく、脳が低下し、三半規管の低下から、長い時間立っていられないのである。以前、床に座り込んでいた学生に問いかけたことがあるが、本当に疲れ切っているのである。
身体的運動能力、三半規管(平衡感覚)、前頭眼窩野の能力低下など脳全体の低下の表れでもあるのです。
このような人達が若年性(40歳~60歳)に成った頃には、健忘症や認知症に疾患する可能性も高くなるのです。
ですから、子供の頃から偏った脳の刺激ではなく、バランス良く、五感を総動員して脳に刺激を送ることが重要に成ります。
また、運動性刺激も大切です。脳の栄養不足になっている現状が有るので、脳の栄養の原料も重要である。
肉食や加工食品の摂取が多いが、魚や和食などは脳の原料として最適な食事である。ナイフやフォークで幼い頃から食事しているのと箸を使って食事しただけでも脳刺激に左右してくる。ましてや現在のように携帯ゲームやテレビームなどの遊び時間が長いと脳の思考性の変化などに影響を与える。
日本古来の遊び、剣玉や折り紙など手を使うゲーム、遊びこそ脳を刺激するのである。
だから、今一度、子供達や私達の生活習慣の見直し、運動に心がけ(身体の鍛錬)、
五感を総動員する遊びや行動などが重要課題に成るのです。
これらを実施することはすべて脳の活性化の為である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、