センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

セックスか、キス。あなたにとってどちらが重要?

2016-03-28 00:00:30 | 愛情
いまの時代、恋の仕方は本当に自由。恋のパートナーは性別を問わないし、誰かと付き合っていたとしても結婚をしないという選択肢もあります。
そんな恋愛の形がたくさんあるなかで、人類の歴史で変わらないのが、「キス」が持つ重みです。
映画で観るような何時間も続くキス。「いいなぁ」と思ってしまうのは、キスから伝わる2人の親密さを感じるから。
そしてキスには、セックスでは味わえない感情の交わりがあると、Elite Dailyの「A Kiss Can't Lie - Why Kissing is Far More Intimate Than Having Sex」という記事が気づかせてくれました。
作者のZara Barrieさんは、ある日女友だちと「キスとセックスどちらの方が親密なのか?」と話し合っていたとき、セックス特有のある点に気づきました。
「セックスは必ずしも感情を必要としていません。相手の目を見なくても、セックスをすることはできます。また、エロティックなオーガズムの快感に溺れることもできます。目を閉じて他の誰かとセックスをしていると想像したり、セクシャルな動物的快感だけにふけったりすることができます」。
「でも、キスは感情がないと成り立ちません。キスは感情の全てを包み込むもの。キスは、親密さを大きく意味しているのです。相手の本質そのものを、舌で受け入れることを許し、互いに呼吸します。相手のいい部分も、悪い部分も、口で受け入れあうのです」。

セックスは自分の一番デリケートな部分を交えてする行為なのに、キスがくれる喜びの感情にはかなわない。確かに、キスだけがくれる独特の幸せな気持ちは、セックスだけでは得られないから不思議。
セックスの快感は、一人でも、道具を使ってでも、得ることができる。「セックスだけの関係」を、誰かと割り切ってもつこともできます。
そして「なんとなくの流れ」で、好きかどうかもわからない人とセックスをしてしまうこともあります。でも、本当に好きじゃない人ともつ体のつながりは、「恋をしている」という錯覚、または「恋ではないセックス」という空虚さを突きつけてくるのです。ましてや、会うたびにセックスしかしないという関係は、感情のごまかしに基づいています。
でも、キスは嘘をつきません。キスのベースにあるのは、相手を好きという感情だけ。
もし、誰かのことが気になっていて、好きかどうかまだわからなかったら、その人とセックスをする前に、キスするだけの期間をもってみて。好きかどうかわからない相手とは、いずれキスをするのはなんとなく嫌になり、大好きな相手とは、キスをするたびにハートが思いきり喜ぶはず。
唇は、いつでも素直。誰かをキスしたいときは、「好き」という理由しかないから。

私は長年の感覚研究から人の愛を交わすのには、人の五感で感じることの重要性を説いております。
愛する者同士が手を握り合い、キスを交わすことは、触覚の刺激により女性の肌の柔らかさ!温もりなどを感じます。
キスも同様に、唇の柔らかさ!そして愛情を深く感じられます。
キスする時には、人の脳内には「オキシトシン物質」が分泌されます。このオキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれ、愛情の感覚が沸き上がります。
SEXの場合は「ドーパン物質」快感ホルモンとも呼ばれる者で、一時的快楽になりますが!愛情の深さではキスの方が感じ合うものです。
また、過去の思い出も初キスした場所や相手など詳細に記憶出来るのもキスの魅力です。
日本人には、挨拶はお辞儀をするか握手程度ですが、欧米の人たちはハグして頬にキスして確認し合うことで相手を忘れないためにキスして挨拶するのです。
私もよくハグして挨拶などしますが、慣れない人は驚きます。
こうして、愛し合う者同士には、キスは愛、愛情を確認し合うには大切な行為であると言うことを私から提唱致します。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、
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