センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

野鳥の水飲み、水浴び!

2023-06-27 00:00:30 | 野鳥

野鳥が水浴びをする理由ですが、羽についた汚れやホコリを洗い落として綺麗にします。 羽についた寄生虫や積もった脂粉を落とすためとも言われています。 脂粉(シフン)とは鳥の体から出る粉。 鳥の種類で差がありますが、オウムやインコなどは多いといわれています。

野鳥が飛ぶためには、羽が重要なことになります。例えば、羽が汚れていたり、虫に食われてしまうと病気になり、羽が抜けてしまうことにもなります。ですから、野鳥の多くは綺麗好きで、毎日、水辺や水溜りがあると「水飲みと水浴び」をします。

特に、水浴び後には「毛繕い」をして羽を清潔に保ちます。

良く、観察していると水浴びの時にしぶきが大きくなることがありますが、これは、野鳥が頭を洗う時に水しぶきが上がります。

但し、水辺が近くいと、砂場でも水浴びの代わりに粉かな砂で羽に付いた虫や汚れを落とすこともあります。

野鳥たちが水飲み、水浴びをする時間単はほぼ決まっています。野鳥の詳しい人でも、水浴びの時間単を知っているひとは少ないはずです。それは、個体(種類)や時期によって早くなったり、遅くなったりします。

夏場は比較的早く、お昼前から午後14時ぐらいまでで、冬場はお昼過ぎから14時ぐらいと短い時間帯に集中して入れ替わり立ち代わり、同じ水浴び場を訪れます。

井之頭公園では、サンクチャリーの中に小さな池があります。そこに、大きな窪んだ石の上に水が溜まっていたりすると、水浴びに来ます。

ウグイスなどの小鳥は、笹薮の中から出てきて水飲みと水浴びをします。

キビタキなども訪れますが、決まって番で水浴びする時には、メスが先に水浴びしてから、その後にオスが水浴びします。

つまり、レディファストなんです。キビタキに限らずジョウビタキの番でも同様にメスが先に水浴びをしてから、オスが現れるところを確認、撮影したことがあります。

 

また、水浴び後の毛繕いが面白い行動や仕草をします。野鳥は嘴で羽を隅々まで水切りをします。嘴で水切りをする前には、身体がブルブル振るわせて水切りをします。

カワウのような大きな鳥は、杭などに止まり、太陽の方向を向いて羽を乾かします。

カルガモの水浴びは、他のカモと違い、浅瀬では水浴びのようなことをしますが、池などでは、池で水浴びをした後に、何と5秒ほど潜って身体の汚れ羽に付いた虫など落とします。

カルガモが潜ることは滅多にありません。潜るカモではないからです。潜っている姿を見たならそれは「水浴び」しているところです。

カワセミは中々水浴びをしない、見かけることが少ない鳥です。それは、何度も川や池飛び込んでいることもあり、水浴びすることもありませんが、夏場などでは水浴びをしているところを確認したことがあります。残念ながら撮影することが出来ませんでした。

バードカメラマンがサンクチャリーなどの水溜りや石の窪みの水溜りに野鳥が訪れることが分かっているので、長い時間、朝から座って陣取っています。

それで、訪れるのは、お昼過ぎぐらいから2時間程度なので、場所取りに朝から座って待つて、水飲みに来た野鳥を一気に撮影します。私的には、到底無理です。

何時間もじつと待っているなんて、せっかちな性格もあり、それなから歩きながら出逢う野鳥を撮影した方が多くの野鳥に出逢えます。

また、予想外なところでも水浴びします。以前に奥多摩の渓流沿いで野鳥撮影していたら、キセキレイやミソサザイなどが水浴びしていましたが、離れた崖の藪の中からニホンカモシカの子供が現れ、水飲みをしていました。川の仲間で入り流石に水浴びはしませんでしたが、人里近くまでニホンカモシカは水飲みに来ることが分かりました。撮影も出来ました。

 

人もそうですが、野鳥も身体の半分以上は水分で生成されています。ですから、また水飲みをしないと生命維持出来ません。

特に、暑い夏場は水飲み以外にも「ミネラル補給」が必要です。ですから、岩場の石を舐めたすることがあります。特に、昆虫類は、蝶々やハチ類は、石や河原の泥からミネラルを吸い取っています。

こうして、生き物たちの生態などを観察していると面白いだけではなく、新たな発見もあります。知らなかったことが分かったり、それがとても貴重な場面だつたりすることがあります。ただ、野鳥を観察し、撮影しているだけではこうしたことや場面に出逢うことは極めて稀になります。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 

 


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青梅市(永山公園)!

2023-06-20 00:00:30 | 野鳥

永山公園(ながやまこうえん)は、東京都青梅市にある総合公園である。

JR青梅線・青梅駅の真北に見える青梅市立第一小学校の上の青梅丘陵に位置し、総合運動公園(児童遊園、陸上競技場、サッカー場、野球場)、運動施設(体育館、テニスコート、ゲートボール場、弓道場)、キャンプ場などの公営レクリエーション施設『風の子太陽の子広場』、アスレチック遊戯施設(現在は老朽化により閉鎖)、自然観察施設、戦災慰霊施設、忠魂碑(東郷平八郎によって建立)などが包括されており、JR東日本の外郭団体による青梅鉄道公園や永山ふれあいセンター(旧・青梅青年の家)も隣接している。

青梅丘陵ハイキングコースへも接続しており、この一帯は地元民や観光客による散歩やジョギングのメッカとなっている。付近も神社仏閣や図書館、学校など各施設が密集している。

なお、青梅市で開催される夏の花火大会、秋の青梅産業観光まつり、などの会場でもある。

青梅駅からは、線路沿いへ東進し、南北へ延びる道を左折し北上、坂を上がり線路跨道鉄橋を渡ればあとは道なりで到着する。

東青梅駅からは、青梅市立第四小学校手前の「鉄道公園入口」信号より「永山公園通り」からのアクセスがある。

イベント時を除き、駐車場駐輪場は無料。混雑時には、自転車むけの有料駐輪場が駅前にあり、オートバイも小型二輪(原付二種125cc未満)までに限り駐輪可能である。東青梅駅側からのルートでは、青梅鉄道公園の近くにも駐車場がある。

私が6月15日に東青梅に引っ越すことから、定期的に散歩コースとして「永山公園」を選びました。何年も前から野鳥撮影などで訪れています。千葉からだと2時間以上かかりましたが、今度は、自転車で10分ほどで到着します。

永山公園の近くには「鉄道公園」などもあり、有名な公園です。

また、永山公園には「金刀比羅神社」があり、以前にも参拝したこともあります。

今後は、定期に参拝します。

 

金刀毘羅神社は、金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する単立神社である。明治初年の神仏分離以前は金毘羅大権現と称し、通称は「讃岐の金毘羅さん(さぬきのこんぴらさん)」で知られる。明治初年以降に神社になってからの当宮の通称は「金比羅さん」である。

金刀毘羅神社のご利益は、金運や縁結び、商売繁盛、健康運、人生に迷ったときに良い知恵を授かれる......など、実に様々なご利益があると言われています。 「一生に一度は、こんぴらさんへ」と古くから言われているほど有名なパワースポットなんです。

特に「縁結びにご利益」があると、若い女性にも人気の神社です。

また、永山公園周辺には「梅の里公園」など四季折々の花々などが楽しめます。

野鳥も山の鳥、多摩川の渓流沿いの野鳥やニホンカモシカ、アナグマ、モモンガなどの野生動物とも遭遇出来ます。

自然豊かで、撮影スポットに恵まれた地域です。

私には、パラダイスの場所です。東青梅に引っ越しすることにしたのも、こうした自然豊かで野生の生き物も多く、四季折々の自然を撮影出来る東京都だからです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 


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井之頭公園のオオタカ!

2023-04-15 00:00:30 | 野鳥

井之頭公園のオオタカを約1年見守って来ました。

昨年(2022年6月)に井之頭公園に伺い、野鳥の撮影をしていたら、公園内に木の上を見上げて撮影しているカメラマンが何人かおられたので、上を見上げたら「オオタカが営巣」していました。どうも、5月末に三羽のオオタカが生まれたということでした。私が伺った時は、12日頃なので雛に成長し、一羽は巣立ちが間もない状態でした。

高い杉の木に営巣したオオタカの雛は下からの撮影なので頭部しか写りませんでした。

その後も、一ヶ月に一度ほど、井之頭公園に出掛けていますが、オオタカを撮影出来たのは、昨年の12月のことでした。誕生してから半年が経ち「若鳥に成長」したオオタカがキューという鳴き声に気付き、公園のオオタカの森の裏側に廻ったら、大きな木のマタをテーブル代わりにして、オナガを捕らえ捕食していました。

オオタカの若鳥との距離は10mもありませんでした。私が近寄っても逃げることなく、オナガを捕食していました。30分以上は食べ続けていたと思います。時より私の方を見ていました。大きくなったねと声をかけて上げと、分かったように思えました。雛から見守って来ましたから、何度も遇っていますから私だと認識しているようです。

その日は、井之頭小学校の探鳥会が終了し、ランチしてからサンクチュアリに出向き、水飲みの野鳥を待っていたら「此処だよと言わんばかりに(キュー)」と鳴き、鳴き声で若鳥と分かるほどの鳴き声に気付き、駆け足で裏側に向かい、直ぐに見つけました。写真を写す前に大きくなったねと挨拶してから撮影しました。

年明けしてからは、井之頭公園に毎月出かけても、オオタカの姿は確認できませんでしたが、本日(4月9日)に午前中に木に止まってじっとしているオオタカを確認し、三枚でしたが撮影出来ました。立派になったねと声を掛けたら振り返ってくれましたが、たまたま、私の周りに何人かが気付き、それを見たオオタカが飛び立ってしまいました。

丁度、狩りに行くところでした。狩りに成功すれば午後、大体14時過ぎには、好みの大きな木のマタにテーブル代わりに獲物を置いて捕食するのですが、14時過ぎまで待ってみましたがオオタカは現れませんでした。

後ろ姿ではありますが「成鳥に成長」したオオタカが撮影出来ました。それで、約1年間の成長の記録写真が出来ました。雛から若鳥、そして成鳥になって「立派なオオタカ」顔つきが鋭くなり、かっこよくなりました。私はこのオオタカを「井の鷹」と名付けて愛護しています。今年は繁殖相手、メスを連れてくれたらよいのですが、早くメスを連れて繁殖して欲しいと願って井之頭公園を後にしました。センスプロデュース研究所、葛西行彦


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渡良瀬遊水地のコウノトリ!

2023-03-24 00:00:30 | 野鳥

国の特別天然記念物であるコウノトリは、体長約1.1メートル、体重4.5から5.5キログラム、両翼を広げると2メートルにもなる大型の鳥で、水田や湿地、河川などを好む水辺の鳥です。かつては日本中に広く生息・繁殖していましたが、明治期以降の乱獲や農薬の影響などにより餌となるドジョウなどが激減したことや、巣作りを行うための大きな樹木が少なくなったことなどから個体数が徐々に減少し、昭和46(1971)年に野生下では姿を消してしまいました。国際的にみてもコウノトリは希少な鳥で、IUCN(国際自然保護連合)によって絶滅危惧種に指定されています。野生のコウノトリは現在、ロシアのアムール川中流域や中国の黒龍江省などに2,500から4,000羽が生息するのみとなっています。

個体数が減少したコウノトリですが、昭和40(1965)年からはコウノトリの日本最後の生息地となった兵庫県豊岡市において人工飼育が開始されます。平成元年には、ロシアから寄贈されたコウノトリのつがいが飼育下繁殖に成功し、それ以来毎年、増殖に成功し、現在は約100羽のコウノトリが施設内で飼育されています。平成17(2005)年からはコウノトリ野生復帰に向けて放鳥が開始されました。平成19(2007)には日本国内の野外では43年ぶりにヒナが巣立ちし、以後毎年野外で繁殖してます。近年は野外で巣立った個体が日本各地へと長距離移動し、国内の各地でコウノトリを見かける機会が増えてきています。

ここ渡良瀬遊水地では、抱卵中のコウノトリが「営巣塔」の上で抱卵しています。今月の25日頃にヒナが生まれそうです。

三年連続での繁殖となり、3羽ほど孵っているそうです。

渡良瀬遊水地では、11羽程度までに増えたそうです。6羽ほどのコウノトリを確認しました。


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昭和の森公園のオオハクチョウ!

2023-03-22 00:00:30 | 野鳥

昭和の森公園のオオハクチョウ(モンタ君)に逢いに行きました。

何時も通りに、池の方を見ながらメスを探しているように悲しげに鳴いていました。

モンタと声をかけたら私だと分かり、何時ものように急ぐでもなく、ゆっくりと歩いて近寄って来ます。私がしゃがむと顔に頬ずりしてくれるように、耳元でグァーと鳴き声を出します。私もグァーと鳴き真似をすると、モンタが嬉しそうに何度も鳴き声を上げます。

それは、私には会いたかった。待っていたよと鳴いているように聴こえました。

今年の夏以降に千葉から引っ越しすると、モンタには中々会えなくなります。

そんなことを察したのか?今日は、低い鳴き声で悲しそうでした。そして、別れ際、私の後をついて来ました。流石に道路までは駄目なので、途中で止まり、戻りなさいと言うと立ち止まり、私の方を見ながらグァーと鳴いたのは「さようなら」に聞こえました。

私も堪えきれずに泣きました。

モンタは分かっていたようです。

今日は、モンタを忘れないために何枚も撮影し、側に居て、お昼寝もしていました。

モンタは、市民の人から可愛がれ、愛されています。但し、大勢の人が近寄ると池の中に逃げてしまいます。幾ら人馴れして、人懐こくてもオオハクチョウは野生動物です。

そんなに簡単に私のように分かって近寄ることはありません。


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葛西臨海公園

2023-03-21 00:00:30 | 野鳥

葛西臨海公園に行って来ました!

東京都都知事が葛西臨海公園の観覧車、ホテルがある公園を再開のために、壊して隣接森林を1400本の樹木を伐採し、そこに、日本最大級の太陽光パネルを設置すると発表したことがニュースとなり、話題になった場所になりました。

実際は、太陽光パネルを設置するのには、海岸が近く、鳥の糞害なども危惧され、メンテナンスが大変になると思われます。

もし、構想通りに太陽光パネルを設置されたら、葛西臨海公園には、渡り鳥が殆ど来なくなると思われます。


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幸せの青い鳥!

2022-12-24 00:00:30 | 野鳥

幸せの青と言うのは、メーテリンク童話の幸せの青い鳥が有名です。抜粋して紹介します。

むかしむかし、あるところに、まずしい二人の子どもがいました。

お兄さんの名前はチルチル、妹の名前はミチルと言いました。

クリスマスの前の夜のことです。

二人のへやに、魔法使いのおばあさんがやってきて言いました。

「わたしの孫が、今、病気でな。しあわせの青い鳥を見つければ病気はなおるんじゃ。どうか二人で、青い鳥を見つけてきておくれ」「うん、わかった」

チルチルとミチルは鳥カゴを持って、青い鳥を探しに旅に出ました。

チルチルとミチルがはじめに行った国は、『思い出の国』でした。

二人はこの国で、死んだはずのおじいさんとおばあさんに出会いました。

「人は死んでも、みんなが心の中で思い出してくれたなら、いつでもあうことができるんだよ」おじいさんは、そう言いました。

そして、チルチルとミチルに、この国に青い鳥がいることを教えてくれました。

このメーテリンク童話の中では、青い鳥に出逢えず、鳥かごには、青い鳥の羽しか残りませんでした。ところがチルチルとミチルは、気付きました。

幸せの青い鳥は、身近にいて、飼っていた鳩だと分かった物語です。

人の幸せは、その人の考え方一つです。

良いことがあれば、小さな幸せだと思えるし、最愛の人と一緒に居られたら幸せと思う人もいます。中には、お金が沢山あれば幸せと思う人もいるでしょう!人の幸せは、人それぞれの幸せの価値観で変わります。人が幸せと感じるのは、脳の働きです。

満たされた、満足したなどや目標や目的が達成出来たなども幸せだと思うでしょう!

私の幸せは、夢を叶えることや感動すること、大好きな生き物たちと触れ合いです。

中でも、私には幸せの青い鳥がいます。

 

それは、夏は「オオルリ」、冬は「ルリビタキ」です。他にも「コルリ」などです。

私は何度も視て、撮影もしていますが、時には、野鳥から近寄って来ては、私の側にじっとしていたり、私に奥さん(メス)を紹介してくれたモズなどや、ジョウビタキのメスの白い羽の模様がハートなどに出逢うとラッキーだけではなく、幸せだと感じます。それは、スピリチュアルなメッセージが込めらているからです。

鳥は昔から「神の使いの生き物」とされて来ました。

特に私のような霊感、スピリチュアル能力の高い人が野鳥とのアニマルコミニケーションが出来る人は稀です。

だから、最愛の人が天から鳥に乗り移り、愛のメッセージを伝えてくれているから、野鳥が私に近寄って来たり、直ぐ傍にいるなどがあるのです。

今年も、幸せの青い鳥、クリスマス前にルリビタキに出逢えたら幸せになれると私は信じています。

昨年は、年明けでしたが、今年はクリスマス前にルリビタキに出逢えました。

きっと、出逢えたら幸せの前兆なのだと思います。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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井之頭公園、生まれのオオタカ!

2022-12-13 00:00:30 | 野鳥

オオタカ(蒼鷹、大鷹、Accipiter gentilis)は、タカ目タカ科に属する鳥類で中型の種である。名前は大きさからではなく、羽の色が、青味がかった灰色をした鷹を意味する「蒼鷹(アオタカ)」に由来する。

日本における鷹類の代表的な種である。古今、タカといえば、オオタカを指すことが多い。

形態

雄の全長約50cm、雌の全長約60cm、翼開長約100-130cm。大きさとしては同じタカ科であるトビよりも一回り小さく、カラスと同程度であるが、尾羽は長いのが特徴。小さめの体は森の中で木々や茂みの間を飛行する際に有利であるほか、長い尾羽は空中でのブレーキや方向転換に役立つと考えられている。

幼鳥の体毛は褐色をしているが、成鳥になると頭から尾羽にかけた上面が灰色になる。灰色の体毛は光の当たり方によっては青っぽくも見えるため「蒼鷹(あおたか)」と呼ばれるようになり、これが名前の由来となった。

日本の亜種は白い眉斑と黒い眼帯が特徴である。北海道ではユーラシア大陸の亜種が往来するので別種とされていたが、現在は本州の亜種と同じものとして扱われている。

 

本日、撮影したオオタカは、井之頭公園の森林で、今年の9月に営巣していたオオタカの雛が三羽生まれましたが、一羽は巣から転落したのか行方不明、カラスの餌食になったとの情報もありました。

私が9月に訪れて、撮影した時には、最初に生まれた雛が羽ばたきの練習中で、数十センチ飛び上がっただけで、大勢のカメラマンたちから歓声が上がりました。雛の撮影したオオタカの雛が、三ヶ月が経って「若鳥」になり、井之頭公園の森林を「狩場」として縄張りを持ったようです。

井之頭公園のサンクチャリーの水飲み場に来る野鳥を待っていたら、オオタカの鳴き声、それも成長ではないと直ぐに分かり、森林を探して表側に出て、探しましたが、奥の木に止まっていると分かり、裏に回ったら、大きな木に止まって捕食していました。

撮影しながら、オナガの羽が視えたので、オナガを狩って捕食していました。

何と、20m以内と近いところでも、逃げることもなく、幸いカメラマンも私一人でしたので、驚かせないように「大きくなったね!」また、逢えたねと念を送ったら、こちらを見ていました。

そして、40分近くも一緒に捕食しているところを100枚以上撮影したのは初めてのことです。

時々、私の方を見ながら、上空のハシブトカラスを警戒、カラスはオオタカが食べ残した餌を狙って上空を飛んでいるものです。

私には、全く警戒することなく、まるで、私に若鳥になったよ!元気に育ったよと言われたように、立派になったオオタカに、来年は、メスを連れて来てねと告げてその場を立ち去りました。


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モズの不思議な生態!

2022-11-21 00:00:30 | 野鳥

スズメ目モズ科に分類される鳥類です。中国東部や朝鮮半島、日本に分布し、林や農地、河川敷などで姿を見ることが出来ます。

ただ秋から春にかけては開けた平地、夏から秋にかけては涼しい高原というように季節で生息地を変えることもあり、1年を通して同じ場所で見られるとは限りません。特に北海道に生息するものは、気温が下がる冬場は本州にまでやって来ます。

全長は20cmほどで、体の上面から側面は茶色やオレンジ、下面は白褐色をしていて、オスの顔にはクチバシの付け根から頬にかけて黒いラインが入っているのが特徴です。

クチバシは猛禽類のようなカギ状をしていて、食性は肉食です。昆虫や蛙、ネズミなどの小動物、小鳥などさまざまな獲物を捕食します。狩りをする時は見通しのよい枝の先などに止まっていることから、比較的見つけやすいでしょう。

モズの鳴き声について。名前の由来や「高鳴き」など、漢字では「百舌鳥」と表記されるモズ。これは、これは、シジュウカラやメジロ、ウグイスなど他の鳥の鳴き声を真似る習性から名付けられました。

鳴き真似が出来るのはオスのみで、繁殖期にメスにアピールをする際におこなうようです。鳴き真似が上手いオスほどモテる傾向があります。

また、秋になると「キィーキチキチキチ」と高く鋭い声で鳴く様子も見られます。これは「高鳴き」という自らの縄張りを主張するもので、こずえや電線など見晴らしのよい所で激しく鳴き続けるのが特徴です。

 

加えて、食料の少ない冬場に餌を見つけるためには、秋のうちに良質な縄張りを確保する必要があります。「高鳴き」は縄張りに侵入した者への警告の意味合いももっているのです。

縄張りは家族やつがい単位ではなく、1羽につき1つあります。性別や年齢を問わず激しい争いがおこなわれることも多く、空中戦や、地上でも激しくつつき合いをくり広げることも珍しくありません。競り合いの後11月頃には縄張りが確定し、単独で越冬をします。

モズの不思議な生態に、早贄(はやにえ)があります。はやにえは餌の少ない冬に備えた食糧で、モズは、はやにえの餌を食べることで冬の飢餓を回避できるという説です。はやにえは、カエルやトカゲ、昆虫、冬場はスズメまではやにえしています。

ところが木の尖った枝に獲物をはやにえしても、多くは場所を忘れてしまい、他の鳥の餌になることが多々あります。

モズは漢字で「百舌鳥」と書きますが、由来は、メジロ、スズメ、シジュウカラなど小鳥の鳴き真似をして、呼び寄せて近寄って来たところを襲うギャングでもあります。

こうしたことから、小鳥の仲間ですが、小さな猛禽と呼ばれ、私が名付け親ですが「ちびっこギャング」と何十年も前にブログで紹介してから全国的に知られるようになりました。

また、モズはスピリチュアル性の高い鳥です。

以前にも紹介しましたが、野鳥は、神様の使い!神様からの伝言を伝える役割も担っています。

今月、我孫子の手賀沼に行った時に、到着して直ぐに、木の下にあるベンチに座り、カメラとレンズを取り出したら、木の上からキィーキチキチキチと鳴き声が聴こえて来ました。

 

カメラとレンズをセットし終え、木の天辺を見たらモズのオスでした。おはようと声をかけて手を振ったら、こちらを視ていました。撮影もしました。

そうしたら、手賀沼周辺を野鳥を探しながら撮影していたら、目の前の木に先程のモズのオスが現れ、それが何と六回も遭遇したのは偶然ではなく、私の後を追いかけて来て、鳴きながら私に何か伝えたかったようです、

六回目に遭遇した時に、近くにもう一羽いて、鳴き声がしたので振り向いたらメスでした。

モズオスを「モズ太郎」と名付け、モズ太郎が私にメス(奥さん)を紹介してくれたのでした。

その時に、私はモズ太郎におめでとう!可愛いメスだねと拍手をおくりました。

普通では考えられない、信じ難いことですが、私と鳥の間では珍しいことではありません。

私の特殊能力に野生の生き物たちと会話が出来る能力「アニマルコミニケーション能力」があるので、そのことをモズ太郎も分かって私に近寄り、教えてくれたものです。

気性の激しいモズからは、想像も出来ない「不思議な生態」を目の前にしたのは、誰にも体験出来ない私だけの幸運なことでした。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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ジョウビタキの民話!

2022-11-16 00:00:30 | 野鳥

ジョウビタキ、全長15cm、オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色、メスは体が灰色味のある茶色、翼に白斑があります。

日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低地の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。但し、北海道では一例ですが繁殖したことがある他、本州中部の高原地帯では繁殖するものも出て来ます。

名前のジョウは「尉」で銀髪のこと。ヒタキは「火焚」で、火打ち石を叩く音に似た鳴き声から「ジョウビタキ」と呼ばれるようになりました。

翼にある白い斑点を着物の紋に見立て、モンツキドリという地方があり、時々ぴょこんとお辞儀をして尾を振るわせる、可愛い冬鳥です。

紋付き袴でぴょこんとお辞儀、冬の風物詩になっています。

その動作から、こんな民話があります。

昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。母親が重い病気になった時、スズメはお歯黒を塗っていましたが、直ぐに止めて駆けつけたので死に目に逢うことが出来ましたが、ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。

怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざい食べ物をやらない」と言いました。だから今でもモンツキドリ~ジョウビタキは、お辞儀をしているのです。

一方、スズメの口元が黒いのは、途中で塗るのを止めたお歯黒のあとだと言われています。・・・西瀬戸内地方にある民話から。

 

ジョウビタキは、今年の秋は、昨年よりも初確認が早く、10月末頃から確認され、撮影した人も多くおられます。私は11月3日に初確認し、撮影もしました。

確かにジョウビタキは、挨拶のようにお辞儀をします。中でも、三年前に、八景島の野島公園で、伊藤博文氏の別邸の中には、小さな梅の木があり、綺麗に梅の花が咲いていたのでカメラを向けて撮影しようとした瞬間に、カメラのレンズに鳥が飛び込んできて、梅の木に止まりました。私の方をちらりと見て、お辞儀していました。ジョウビタキだと直ぐに分かり、シャッターを切りました。

ジョウビタキのメスでした。とても可愛い顔と仕草でした。後に、写真を見て驚いたのは、ジョウビタキの羽根には、白い斑点があります。

パソコンの画面で視たら、何と「ハートの形」でした。以前にも、一度、千葉の植物園で遭遇したことがありましたが、ここ十数年でジョウビタキの写真は数百枚以上になりますが、白い斑点がハートの形は、メスの二羽だけです。

それは、私にお辞儀しながら、愛を届けてくれたように思えました。

梅の花にジョウビタキのメス、それも羽根の白い斑点がハートの形は絵になります。

とても可愛いメスを見ていたら、最愛の人が乗移って私の目の前に飛んできたのではと勘違いするほどでした。

こうして、私とジョウビタキのメスには「スピリチャルな関係」があります。現に、ジョウビタキの白い斑点がハートの形の羽根は二枚撮影出来ましたが、二羽ともメスでした。

偶々の偶然とは思えません。羽根の白い斑点がハートの形のジョウビタキのメスは、二羽とも花を撮影したら、目の前に現れて、鳴いて知らせるように、それも「私のことを写してと現れてくれた気がします」。

今年から来春の頃まで、ジョウビタキは確認できると思いますので、今年は白い斑点がハートのジョウビタキに逢えるのではと思っています。出逢えることはとても幸運なことなのです。

私がジョウビタキの写真は、10年前頃から数百枚にも及びますが、白い斑点がハートの形のジョウビタキには二度しか出逢えていません。ましてや他の人には気づかない、知らない人が殆どだと思います。それだけに、出逢えた人はとてもハッピーな気分になれると思います。センスプロデュース研究所、葛西行彦


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渡り鳥(冬鳥)の季節になりました。

2022-10-17 00:00:30 | 野鳥

日本で見られる野鳥の多くは、季節によって移動しています。

移動する距離は、山地と平地、北海道と本州、日本と海外など様々ですが、日本と海外とを移動するものを「渡り鳥」と呼んでいます。

特に、夏に日本を訪れる鳥を「夏鳥」、冬に訪れる鳥を「冬鳥」、渡りの途中で日本に立ち寄る鳥を「旅鳥」と呼びます。

日本で見られる代表的な冬鳥は、マガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・マガン・オオハクチョウなどです。

日本で見られる冬鳥の多くは夏の間シベリアで繁殖し、寒い冬を日本や東南アジアなどで過ごします。

カモ類など冬鳥の主要な渡りの経路はカムチャッカ半島・千島列島経由、サハリン・北海道経由、日本海横断、朝鮮半島経由が考えられています。

カモ類は、9~10月頃日本に渡り、冬を過ごして4~5月頃北方に渡ります。

一年でも、バードウォッチングには、最適な季節になりました。

夏場は、平地では気温が高いので、野鳥の多くは標高の高い、山岳地区に集中します。

平地の池や公園では、一年中確認できる「留鳥」が中心になります。また、樹木が葉っぱに覆われているので、隠れてしまい確認しずらいこともあり、夏場の野鳥観察はあまりされておりません。

 

但し、少しの標高の高い地域や干潟などでは開けた場所では「夏の渡り鳥」が確認できます。主に、東南アジアやオーストラリア方面からの渡り鳥が日本に渡来します。

10月に入ると「冬の渡り鳥」の偵察隊と呼ばれる。数羽から十数羽がシベリアから北海道を経由して、東北地方と関東に「カモ類」が多く渡ってくるのは、11月中旬頃から12月の上旬がピークになります。

ナベヅルなどの九州地方に渡る。冬鳥は、種類によってはエベレスト山を越えて、日本に渡ってきます。

例えば、身近なところでは、都心の公園でも、ユリカモメやオナガカモなどが数多く確認できます。

ユリカモメなどは人懐こいことなどもあり、良く餌付け、パンなどを上げてしまうこともあり、人を見ると近寄ってきます。

こうして、10月~3月にかけての数か月間は、一年でも種類を多く確認できる時期なのでバードウォッチャーも増加してくる時期です。

私が探鳥会の講師をしている。井之頭小学校の探鳥会も約3年近く、コロナウイルスの影響で中止が続きましたが、今年の春から再開となりました。

今月、井之頭公園などでは、冬の渡り鳥(ヒドリガモ)などが確認できました。

今年は、10月~11月上旬頃まで温かいとの予報出ていることもあり、冬の渡り鳥も例年よりも渡りのピークがずれる可能性もあります。

昨年もそうでした。ツグミという冬鳥が年内に確認できずに、年越ししてから初確認したことがあります。今年も、もしかしたらツグミが年内に見られない、確認できないかも知れませんが、これからのシーズンが木の葉も落葉して、野鳥が探しやすくなります。

また、数多くのカモ類などの群れで確認できます。

天気が良ければ、野鳥の撮影日和が続きます。そのために、新しいカメラとレンズも購入しました。ですから、野鳥撮影三昧をしたいと思います。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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千歳台野鳥観察園に行って来ました。

2022-05-16 00:00:30 | 野鳥

先月の6日に伺った時には、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギなどが卵を抱卵していましたが、本日、伺った時には、雛や幼鳥に巣立っていました。中でも、幸運だったのが、アオサギが抱卵していて、伺った直後には、卵があったのですが、池の周りを二周ほどしていたら、卵から雛が羽化していました。卵が割れる瞬間は撮影出来ませんでしたが、生まれたてのアオサギの雛が撮影出来ました。初めてのことです。

また、ツミが雛を狙うように木の上に止まっていて、森の中に隠れ、親鳥が餌を探しに行っている間を狙っているようですが、何せ、周りにはダイサギ、アオサギ、ゴイサギとツミよりも大きな鳥ですから、中々獲物を捕らえることが出来ずに飛び去りました。後ろ姿ではありましたが撮影出来ました。

本日確認した野鳥!

カワラバト、キジバト、ハシブトカラス、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、チゴモズ、カルガモ、オオバン、カイツブリ、ハシビロガモ、ゴイサギ、雛、幼鳥、ダイサギ、雛、アオサギ、雛、ツミ、

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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野鳥の羽の模様がハート!

2022-05-05 00:00:30 | 野鳥

ハートの意味は、心臓、「ハートが高まる」、心、感情、愛情、恋心などの意味があります。

あまり、皆さんは野鳥の羽の模様に「ハートの形」に気付くとか、見たことがあるなどの人は希薄だと思われます。

それは、野鳥に長年携わって来た人でも、分からない事であり、目にする機会は、とても貴重な体験となります。そのような鳥たちと出逢うこと、ましてや撮影することは「奇跡」に近いことでもあります。

そのような奇跡に近い出来事に、私は何度も遭遇し、撮影しています。

それは、私が探し求めて出逢ったのではなく、メッセージとして伝えに「私の目の前に現れた」という感じです。

数年前には、江ノ島の「野島公園」の伊藤博文別邸の中庭の小さな梅の木に、梅の花を撮影しようとして、カメラを構えたら、突然、目の前に鳥が梅の木に止まり、私も写してとばかりに写ったのが「ジョウビタキのメス」でした。

何と!そのジョウビタキのメスの羽の白い模様がハートでした。まさしく「あなたを愛しています」と言われたようなメッセージだと思いました。

最近では、青梅の森公園で金刀毘羅神社の近くの木に「アオゲラ」が止まり、ドラミングと鳴き声が聞こえて来たので、撮影し、その写真をパソコンで拡大して観たら、アオゲラのお腹の羽が沢山のハート型がありました。

 

アオゲラのお腹の辺りの羽には、ハートの形があることは以前から知っていましたが、これほど、はっきりと沢山のハートは見たことがありません。

誰が見てもハートの模様のように見えます。やはり、私宛へのメッセージなのだと感じました。

以前には、雲の形がハート型になったのを見たことがあります。それは、「クラウドメッセージ」という、天空(来世)に居る人からのメッセージだとも言われています。

こうして、身近にハートに出逢うことが多くなっています。偶然に視たとか?偶然に起きた現状などではなく、必然的に起きたものであることが分かります。

全てにメッセージ性があり、愛が込められています。

私に愛を届けるために、愛を感じて貰うために、他の人よりも、ハートに囲まれたように思えます。

また、日々の生活の中、週末の天気の良い日は、野鳥の撮影に出かけています。本来では、考えられない出来事や奇跡に近いようなハートの模様を持った鳥に遭遇するなど多くの出逢いを体験しています。

皆さんからすると、初期高齢の私が、ハートが気になり、好きだと思うことは、女性からすると気持ち悪いとか、おかしいと思われると思いますが、ハートに恵まれた人はとても希薄だと思われます。

ましてやハートに愛のメッセージ込めて、天空から届けてくれる人の存在によって、

誰よりも愛に恵まれていることに幸せに思います。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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野鳥の恋の季節!

2022-04-21 00:00:30 | 野鳥

日本で繁殖する野鳥たちの恋の季節になりました。既にカイツブリなどは池に「浮巣」という小枝や葉っぱで作った巣に卵を産み、雛が飼えっている場所もあります。

また、各地でオオタカなどが営巣していと聞きつけると、野鳥カメラマンたちが殺到し、トラブルになることもあります。

皆さんが良く知られる「春告げ鳥(ウグイス)」も平均気温が15度以上になると、メスにラブコールしますが、初鳴きする頃は、まだ、上手く鳴くことが出来ずに「ホ~ケキョ」と音程がズレたような鳴き方です。。そのために、雄のウグイスは「練習鳴き(ヴィストレーニング)ならぬ、囀りの練習に励みます。1週間~10日で「ホーケキョ、ケキョ」ととても癒される鳴き声が鳴くようになるのには、実は、一年以上かかると言われています。

特に、ウグイスは「鳴き声が上手く」ないと結婚相手、メスと出逢えません。

鳴き声が上手いかを決めるのは、メスの好みにあります。

そうして何日も、メスに出逢うまで鳴いて、ゴールディンウィーク前ほどには、営巣の準備(巣作り)が始まります。そして、ウグイスの抱卵日数は14日~16日で、巣立ちまでの日数は14日と約半月になります。

私が最近見かけたのは、ハシブトカラスが木の中に営巣し、卵を産んでいました。

それも、葛西臨海公園の池の葭原、ヒクイナなどが出現するスポットです。そこの木に営巣したので、卵を産まない前なら、撤去しても飼わないのですが、卵を産んで抱卵している巣を駆除することは「愛護違反行為」となります。

また、5月に入ると、4月に営巣した雛が巣立ちます。このころから「幼鳥」や雛に餌を与えるところなどを確認出来ます。

 

3年前の5月に地元の公園を、カメラを持って散歩中に、私の頭の上、手を伸ばせば当たりそうな高さをカラスぐらいの大きさの鳥が口にトカゲらしきを咥えているのが分かり、追いかけたら、松の木に「オオタカなメス(親)」が止まり(キィー)と鳴きました。直ぐにオオタカと分かり、カメラを構えて撮影しようとしたら、甘えるような鳴き声(キュー、キュウ)と鳴いたのは、オオタカの雛でした。

オオタカのメスが咥えていたのは、カナヘビでした。木の上に置いて、キィーと鳴いたのは「取りに来なさい」と狩りの仕方を教えていたところを撮影出来たのは、奇跡に近い偶然でした。

千葉に引っ越して35年になるのに初めての遭遇でした。それも親が雛に狩りの仕方を教えて、独りで狩りが出来たら、親離れして巣立ち出来るのです。

オオタカなどが雛に狩りの仕方を教えるというのは知っていましたが、それはNHKなどのテレビ映像や図鑑の写真などで観たことはありましたが、実際に目の前で10分ほど時間、オオタカの親は雛に狩りの仕方を教えていました。

その場面を撮影出来たことは、本当に幸運でした。

今年も、営巣や抱卵、巣立ちなど雛を既に何種類か撮影出来ましたが、今年はどんな「生命の誕生」に出逢えるか楽しみです。

一年に一度の時期にしか出逢うことがない「野鳥の恋の季節」がやって来ました。

残念ながら、私には恋の季節は来ないようです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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私の幸せの青い鳥(オオルリ)!幸運の黄色い鳥(キビタキ)!

2022-04-19 00:00:30 | 野鳥

これからの時期、初夏にかけて私の好きな青い鳥(オオルリ)と黄色い鳥(キビタキ)が関東周辺の森林に現れます。

冬場と違い、野鳥の種類も減り、樹木も葉っぱに覆われて野鳥も見えづらくなります。

こんな状況では「鳴き声が頼り」になります。

そんな中でも、姿(羽色)が綺麗で、鳴き声が美しく癒やされる。オオルリやキビタキは、バードウォッチャーの憧れの野鳥でもあります。

オオルリが撮影出来る場所には、朝早くからバードカメラマンが陣取っていたりします。

私も昨年の5月上旬に葛西臨海公園の森林でオオルリに出会い撮影しましたが、森林の中だったの暗くて写りが悪くなってしまいました。

今年、ゴールデンウィーク期間中に、青梅の森公園などに出かけて、オオルリかキビタキの初確認、撮影をしたいと願っています。

私が以前から紹介している「野鳥の種類や羽色の違いによって(スピリチュアルメッセージ)が込められています」。

 

鳥は空を自由に飛び回る、天に近い存在です。「自由」「上昇」のシンボルにされています。天と地上を行き来して、天にいる存在からメッセージを運んでいるといわれているのです。鳥をよく見かける時や近づいてきた時は、幸せなできごとの前触れを伝えているのかもしれません。見かけた時の様子で、メッセージの意味を読み解くことができます。

青い鳥を見るのは、「大きな可能性を秘めている」というスピリチュアルなメッセージです。青い鳥は、他の色の鳥に比べてピュアなエネルギーを持つとされています。そのため、幸せを呼ぶ鳥ともいわれていますよ。

ピュアなエネルギーを持つ青い鳥が、「あなたには大きな可能性があります」と教えてくれているのです。何かチャレンジしたいと思っているのであれば、勇気を出して踏み出すと良いと伝えています。

黄色の鳥は、「幸運な出来事が起こったり、金運がアップしたりする」というスピリチュアルなメッセージです。鮮やかな黄色の鳥が、これから思いがけない幸運が訪れると伝えています。そのため黄色の鳥を見かけた時は、良い出来事が起こると前向きに捉えてみましょう。

これらから「幸せの青い鳥、幸運の黄色い鳥」と言われる所以は、スピリチュアルメッセージにあるのです。

 

ですから、今年、来月頃からオオルリやキビタキを撮影したいとの思いはあります。

探し求めて出逢えるかは、その日の運なのです。

何度となく、鳴き声を聴いても姿が見えない、撮影出来ないことが幾度かあります。

まさしく、そんな時には天からのメッセージを受けらないと言うことなのです。

確かに、私は出現しそうな場所や環境、時間まで予想出来ますが、それでも、気候や天候によっては現れないことの方が多いから、出逢えた時、撮影出来た時の喜び、感動があるのです。

そして、出逢えた時こそ、幸せと幸運を感じるものです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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