センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ネットストーカーにご注意!

2022-08-25 00:00:30 | 警戒

1999年の夏に、桶川駅前で当時、短大生の女性が以前からストーカー行為をされた男性に殺害されるという事件が発生したことは、テレビでも報道され、衝撃的な事件として扱われました。

当時、こうしたストーカー行為に対して、地元の警察に通報しても、個人的な関わり合いでのことに関しては、警察は動けないと無視されたように扱われ、結局、殺害されたことになりました。

当時は、こうしたストーカーに関して取り締まる法律がなかったことが原因でもありました。

翌年の2000年に当時の法務大臣が知り合いでもあったので、動物の保護(愛護法)とストーカーを規制する法律(ストーカー規制法)の制定依頼をしました。10月に臨時国会が開かれて、同年の12月から施行された経緯があります。

私が、動物たちの保護や若い女性をストーカーから守ることを目的に法務大臣にお願いしたものです。

法律の改正後はストーカー行為も減りつつありますが、逆に最近増加しているのが「ネットストーカー行為」をすね人たちが増えています。

ネットストーカーとは、位置情報をなどを得て、女性の居場所を特定したりして、ストーカー行為をするというものです。

最近、高校生の男性が東京から福岡県まで出かけて、高校生女子とその母を襲ったというニュースに衝撃を受けました。

何故、犯人の高校生は福岡の自宅が分かったかですが、最近、仲の良い友達同士で「位置情報アプリ」などをインストールし合うと、相手の移動や場所が特定できるというものです。

本来は、親子などで災害時や非常事態時に、どこにいるのか、通話が繋がらなくても、居場所が確認できれば無事だと確認できるものなのですが、ところが使われ方は、友人同士が待ち合わせする時や、恋人同士がこのアプリを使っているようです。

正しい使い方をしないで、彼女が浮気していないか?どこに出掛けたのかなど知るために、意図的に位置情報アプリをインストール人たちが多いものです。

このアプリは、無料で簡単にダウンロード出来ることも問題だと思います。

 

福岡での高校生女子とその母親がナイフで刺され、怪我で済みましたが、当の犯人の高校生男子は、福岡でレンタル自転車を借りたようで、自宅から逃げる時に、踏切で電車と衝突し、即死だったようです。自殺と思われています。

東京と福岡の距離ではインターネットでの交流、現に出会い系サイトで知り合ったようです。

何か、トラブルがあったのか分かりませんが、別れ話なのか知りませんが、ネットで知り合った相手に「強い憎しみ」を覚え、殺害しようとする行為は異常な心理です。

また、ネットでの暴言、中傷、時には脅迫などこれらも一種のネットストーカー行為です。

私もある方から、誹謗中傷され、私と関わり合いのある人たちに片っ端から電話やメールで、私と関わるなとか、とんでもない奴だから注意してなどと警告してきたそうです。全ては、誹謗中傷した相手が、私に対して「嫉妬や妬み」から来るものでした。

あまり酷いことをするようなら、名誉棄損、営業妨害などで訴えると告げると直ぐに止めました。

こうした段階なら、良いのですが、怒りがエスカレートすると「殺意」の感情になることが最も怖いことです。

人とのコミュニケーションが希薄になっている現在、こうしてネットでの交流が増えることによる弊害とも言える「ネットストーカー」が急増しているということを私は 危惧しています。皆様におかれましても、仲が良い知り合いだからと位置情報などのアプリは共用しない、インストールしないなどの用心も必要であるということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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熱中症警戒(危険レベル)!

2022-06-27 00:00:30 | 警戒

梅雨入り中日なのですが、今年は雨量が少なく「空梅雨の傾向」のようです。現に沖縄地方が、昨年よりも13日も早く梅雨明けしました。例年のパターンですと、梅雨明けの目安が沖縄地方の梅雨明け日です。

また、今週末の金曜日から「梅雨休み」のような晴天が続き、予報では、土曜日に東京で33度、日曜日34度の最高気温となり、一気に梅雨明けのような天気となりそうです。急にこうして暑くなると心配なのが「熱中症」です。コロナ渦でマスクをしています。呼吸も暑くて、顔じゅうが汗だくになることから熱中症に疾患するリスクも増えそうです。

こまめな水分補給だけではなく、日傘や帽子をかぶるなど外出時だけではなく、室内でエアコン設定を高めにしていると熱中症に気づかない内に、頭が痛くなり、身体がだるくなったなどは熱中症の初期症状です。

急激に暑くなると、特に高齢者は気温の変化に体温調整(脳の機能)が低下していると、汗が止まることで熱中症の症状になります。毎年のように路上で熱中症で倒れた人や、初期症状の人を助けてきました。独身時代に救急隊員、救急救命士の経験もありましたので、その場ですぐに熱中症の症状が分かり、素早く対応、身体を冷やすことも大事ですが、直ぐにスポーツドリンクなどの水分補給も同時に行わないと時間の問題でもあります。

熱中症の怖さは、体温が下がらず、体温が39度以上、40度に達すると「脳が溶けるような状態」になり、脳細胞が壊死してしまうので、脳が機能しなくなり「脳死」宣告され、熱中症での死亡例のほとんどが脳死からです。


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