センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

潜在能力を引き出す!

2024-05-28 00:00:30 | 人の脳

能力開発や自己啓発などの分野では、人間は本来素晴らしい本質を持っているが、社会や育ちのためにそれが失われている、または抑圧されていると考え、その能力を潜在能力(せんざいのうりょく、英:Human potential)、人間の潜在的な可能性と呼ぶ。こうした考えを潜在能力主義(英:Human potentialism)という。現在の自分からのさらなる向上を志すならビジネス訓練に、病んだ自分の回復というロジックでは癒しの実践となりうる。

仕事術、記憶術、集団心理療法などにみられる考え方で、プラグマティズムも潜在能力主義を前提とすることが多い。連鎖販売取引(ネットワーク・ダイレクトセリング)や自己啓発セミナー、自己啓発本にも「潜在能力の開発」というレトリックが見られる。潜在能力を開発すると主張する様々な潜在能力開発法が作られ、積極思考や民間のセラピーと共に、セールスワーク(営業、販売業)において活用された。

 

潜在能力とは、読み方と意味 「潜在能力」の読み方は、「せんざいのうりょく」です。 意味は、「表に出ていない、内に秘めた才能」のこと。 まだ表面には表れていないため、周りの人はもちろん、本人すらその才能に気づいていません。

潜在能力こそが、その人の隠された能力や眠っている能力とも言えます。

潜在的能力も人の脳の働きです。

潜在的能力を引き出すのには、脳トレや講座に参加したからと引き出されるものではありません。また、意識的に引き出そうとしても発揮出来ません。

それは、人の脳の働きに関係しています。

普段から人の脳は、活発に使われています。人の脳は20%ほどしか使われていない説は、都市伝説に近いものです。

 

日中仕事したり、会話したり、歩いたり、時には走ってみたりと、脳は休むことはありません。眠っている時にも、脳は活発に働いています。

その日に体験したことや学んだことを記憶を定着させるためと、疲れた身体を休めるために、人は眠るのです。

こうして、人の脳は日々、80%程は活用されています。但し、残りの20%は働いていません。それは、人の脳は幾ら頑張っても、8割程度の力と脳力しか発揮出来ません。

それは、常に100%の力や脳力を発揮し続けると、骨や筋肉などを痛めてしまい、身体が壊れてしまいます。また、脳力も常に100%を発揮し続けると、脳疲労が激しくなり、精神状態に異常を来します。

だから、脳がセーブして、身体と精神に異常を来さないようにコントロールしている訳です。

この残された脳力こそが「潜在能力」なのです。

例えば、火事場の馬鹿力のように、怪我をしても瓦礫を押し退けて、逃げ出したとか人を助けたなどが、潜在的能力のなせる業なのです。

ですから、潜在的能力は「いざと言う時や何かのキッカ」を体験したりすることで、自身の潜在的能力に目覚めるように気付きます。

 

また、人の潜在的能力は、人それぞれ違い、個性のようなものです。

私の場合は、2007年にソウル繋がりした体験から、自身の潜在的能力に目覚め、不思議な能力なども身に付きました。私の潜在的能力は「スピリチュアル能力」でした。

丁度、50歳の時でした。それまでは、自身にスピリチュアル能力なんて無い、あり得ないと信じていませんでした。

以後、私のスピリチュアル能力で大勢の人たちを癒やして差し上げ、助けても来ました。

現世の人に限らず、来世の方も癒やして差し上げています。迷い、執着などを悟りに変えて、来世に辿り着けるように導いて差し上げています。

こうしたことは、私のお役目(使命)となり、その使命を果たすために、私の潜在的能力が役立っております。

皆さんにおかれましても、誰しも潜在的能力を持っていますが、人を騙したり、悪事などを働く人たちには、無縁の能力です。

自身が行うこと、使命がはっきりと分かっている人たちに、突然のように目覚めたように、潜在能力を発揮するきっかけが出来た時こそが「潜在的能力」の目覚めなのです!

この内容は、日本テレビ「世界まる見え」の番組内で出演し、紹介した内容です。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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15分の仮眠が脳を回復させる!

2024-03-13 00:00:30 | 人の脳

仮眠は、通常の睡眠とは別に短時間の睡眠をとることを指します。15分の仮眠には以下の脳疲労の回復効果があります。

集中力の向上、記憶力の向上、やる気の向上、判断力の向上、注意力の向上、イライラが減少、人間関係トラブルの予防、勉強や仕事の効率化、業務上の事故予防、交通事故の減少などです。

正しい15分仮眠のやり方を実践することで、すっきりと目覚めることができます。以下のポイントに注意して下さい:

仮眠の計算基準: 仮眠の開始から終了までの時間を15分としてカウントします。入眠までに10分かかる場合は、10分+15分でセットしても構いません。

仮眠の回数: 1日1回が充分です。2回以上の仮眠は不眠症状を引き起こす可能性があります。

仮眠をとる時間帯: 12:00~16:00が眠くなりやすい時間帯です。この時間を狙って仮眠をとりましょう。

寝る場所: 静かで薄暗い場所が望ましいです。

寝る姿勢と起きた後: 布団に入らず、イスで寝るなどの方法をお勧めします。目が覚めたらすぐに立ち上がり、睡眠慣性を軽減させましょう。

アラーム選定: 心地よすぎない音を選びましょう。

15糞の仮眠は、正しく行えば効果的であり、デメリットはありません。

 

但し、ベッドなどで仮眠することは、目覚ましをかけないと、1時間以上眠ってしまうことになるので逆効果です。出来ましたら、ソファーがあればそこで横になり、スマホでタイマーを15分にセットして仮眠を取ることが脳がリラックス出来ます。目覚めもすっきりします。それ以上だと目覚めが悪くて、ボォーとしてしまい逆効果です。

私はお昼過ぎに15分仮眠をします。仮眠する前にブラックコーヒーを飲んで、椅子に座ったままでコクリと眠ります。タイマーをかけなくてもちゃんと15分後に目覚めます。

それは、コーヒーのカフェインが脳に覚醒作用を齎すのに「15分」程掛かるからです。

15分ほどの仮眠は、昼間に仮眠するから効果的なのです。

15分程の仮眠は夜の睡眠の「1時間程度に匹敵します」。私が睡眠不足を補うこともあり、仮眠を取ります。

特にランチ後に眠くなるので仮眠がお勧めです。

最近では、大手企業が「リラックスルーム」と言って、薄暗い部屋に寝そべられるリクライニングの長椅子のような物を何台も設置し、社員が昼休に15分仮眠を実践したら「ヒューマンエラー」の回数が劇的に減ったと言う報告もあります。

また、社員の気力も向上したことで営業成績なども上がったと言われています。

人が集中していられる時間と言うのがほぼ、決まっています。それは「90分(1時間30分)」と言われています。ですから、本来は90分集中して、10分休んでまた、90分集中するその繰り返しだと、ほぼ、ヒューマンエラーが発生しません。

無理に数時間も無理して集中し、同じような姿勢で続けていると「脳疲労」脳が酸欠状態になると、強い眠気が起きます。人の脳のエネルギー消費は激しく、普通でも一日(500㌍)程度は消費しています。

その消費エネルギーが多ければ(脳疲労)も激しくなります。あまりにも過酷なほど脳を使うと「精神的な異常を来します」。知られているのが「鬱病」です。

こうして、身体の酷使よりも「脳の酷使」の方が人にはダメージが大きいということです。

だからこそ「15分仮眠法」を皆様に推進している訳です。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 


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加齢と脳機能の衰えは無関係!?

2024-02-26 00:00:30 | 人の脳

人間の知能は加齢と共に低下する。そう考えられていたのは一昔前のことだ。

現在の脳機能に関する研究から、知能は年齢と共に向上するだけでなく、60歳を過ぎてピークを迎える知能があることが解明されており、経験の積み重ねの重要性が注目されている。

近年の研究では、人間の知能は年齢と共に深まっていくと言われているそうです。加齢と脳機能の衰えは無関係なのです。

多くの人は、脳機能は年齢と共に衰えていくと思われているようですが、「物忘れが酷くなった」「頭の回転が鈍くなった気がする」など、自分で実感があるからでしょう。

しかし、人間の脳は年齢の積み重ねによって知識や経験といった情報が記録されていくので、むしろ知識は伸びています。

ある程度の年齢になると、蓄積した知識を取り出すのに時間がかかるようになってくるのです。それは蓄積している量が膨大になったことにも関係しています。

これまで脳機能には「流動性知能」と「結晶性知能」という二つの概念があると考えられて来ました。

流動性知能とは、経験とは無関係の智的能力で、直観力や処理のスピード、暗記力、集中力などをいいます。新しい情報を得て、それを処理し、操作していく知能です。

一方、結晶性知能とは、経験を積むほどに高まる知的能力のこと。言語力、洞察力、社会適応力、コミュニケーションと言った能力が含まれます。これは積み上げ型で消えてなくなることはありません。

人の脳神経細胞!

人の脳の神経細胞は電気諡号(パルス)信号を発して情報のやり取りする特殊な細胞です。その数は、人の大脳で(約160億)、小脳で(約690億)、脳全体では約860億個になります。神経細胞同士はシナプスとう間隙で繋がり合い、複雑なネットワーク(神経回路)を形成しています。

ところが、この脳の神経細胞は、20歳を過ぎた頃から毎日(10万)という数の神経細胞が死滅していきます。だからと一生の間では、脳機能が極端に低下したり、頭の中に空洞などが出来ることはありません。

逆に加齢と共に再生する脳神経細胞もあります。グリア細胞とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことです。神経膠細胞とも呼ばれています。

哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在しています。

形態や機能によって「アストロサイト」「オリゴデンドロサイト」「ミクログリア」「上衣細胞」の四種類に分類される。

グリア細胞の働きは、死滅した脳神経細胞を掃除したり、脳に栄養を送ったりと、また、体験や学習の積み重ねによって活性化する脳神経細胞でもあります。約1000億個もある脳神経細胞です。

私のような60歳を過ぎた初老になると脳機能が低下して来た。衰えたと実感するのは、人の名前を聞いても思い出せない、あの芸能人と名前が思い浮かびません。これらは、物忘れ現象であり、膨大な情報を脳に蓄積させているために、取り出す、引き出すスピードに関係しています。

人の脳の発達において、10代がピークを迎え、その後は脳神経伝達速度が低下していきます。10歳代の頃は、ニューロンネットワークを伝達するスピードは新幹線よりも早い速度、400km近い速度で伝達し合います。それが私たちのような年齢になると200km以下、個人差もありますが特急電車並みの速度だと、思い出すのに時間がかかります。思い出せない、もどかしい、若い時は思い出せたのにと嘆くことになります。こうして、脳が衰えたと思い込んでしまうのです。

逆に加齢と共に活性化する感覚もあります。それは「観察力、洞察力、社会適応力」などがそうです。

他にも経験豊かさなどによる「知恵力」は若い頃よりも、年齢を積み重ねることで活性化し、発達していきます。

但し、脳梗塞や脳卒中などに疾患すると、脳神経細胞の一部が壊死し、半身不随などの後遺症が残ったりします。

此処に「脳を健康に保つ重要性」があります。脳の衰えは、脳トレといわれるゲーム的鍛錬も必要ですが、私からは、人と関わり合い、軽い運動でもよいので、手足を動かし、感動し、時には泣いたり、感情を吐き出すなど「ストレスを貯めない」ことが最大の脳トレだと思います。

何時までも、脳が健康な人は、アルツハイマー病などに疾患しにくく、元気で長生き出来るということを私から提唱致します。センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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人の脳は、幻覚や錯覚をする!

2024-01-13 00:00:30 | 人の脳

「幻覚」とは、 実際にそこには無いものを見聞きしたり、感じたりすることです。 一方、「錯覚」とは、 あるものを別のものに誤認識することです。

二つの違いは、 認識する対象が実在するかしないかという点にあります。「幻覚」とは、 実際には存在しないものを知覚することです。

「錯覚」とは、錯覚(さっかく、英: illusion)とは、感覚器に異常がないのにも関わらず、実際とは異なる知覚を得てしまう現象のことである。

対象物に対して誤った感覚や認識を得るのが錯覚であり、存在しない対象物を存在すると見なしてしまう幻覚とは区別される。

一般に、錯覚は知覚の誤りと考えられていて、感覚・知覚・認識過程のどこかの部分がミスしたことで生じると認識されている。

しかし、心理学でいう錯覚とは、間違いや誤りの類いでは無い。注意深く観察しても、予備知識があっても生じてしまう、人間の感覚・知覚特性によって作り出される現象を指す。

幻覚というのは、薬物の影響、心身の疲労による影響などによって、そこにはあるはずもないものが見えてしまう、という現象のことである。幻覚の場合は、本人には本当に見えているように感じるのだが、実際には存在していないものがはっきりと見えるような、神経の麻痺した状態になってしまうことである。

錯覚というのは、自分の勘違いや見間違い、思い込みなどによって、現実ではないものが見えてしまうことである。「目の錯覚」というのはよく使う言葉で、だいたいの場合、一瞬ありもしないものが見えたり、見たいという願望のものが実際にそこにあるように見えたりすることである。

幻覚と錯覚、どちらの場合も、自分の意思とは関係なく、ありもしないものが見えてしまう、ということである。

 

よく、他の人に見えないものが視えたり、他の人が感じないことを感じたりすると、よく人は、それは「幻覚だの錯覚」だと否定的なことを言う人は多いものです。

例えば、幻覚などでは「薬物依存症」の人が他の人には見えないものが見えたりすることはあります。それは、人の脳内で作り出した「像」なのです。

視覚(眼)で見ているものではなく、脳内で作り出された映像だったり、像だったりするのが幻覚です。

一方、錯覚は極度の疲れや強いストレスなどを受けたりすると、謝った判断をすることがあります。ですから「対象物に対して誤った感覚や認識をすることがあります。これらは「錯覚」と言えます。

例えば、壁の染みが人の顔に見えたりするのが錯覚です。但し、こうした幻覚でも錯覚でもないのに、他の人には視えないものが見える人が居られます。

代表的なものが「幽霊」や「UFO」などの部類がそれに当たります。

私は両方を視ています。幽霊が視える人と視えない人の違いは、幻覚でも錯覚でもありません。「認識の仕方の違いです」。私が何度も人陰やその日に着ていた洋服のままなど、姿,容を視ています。

視ているという感覚とは少し違い、人の視覚(眼)で見ているのではなく、思念のエネルギーを感じ取る能力に優れているから、目で見ているのではなく、脳で感じて「脳で視ている」という感覚です。

私の場合は、第6チャクラ(眉間)で感じて、「脳の視覚野で映像として視ている」ので、人の視覚で見えていたのなら、他の人にも同じように見えている訳です。

思念体(幽霊)も思念と言うエネルギーを持っています。そのエネルギーは(波動)となり、周波数のような波として感じ取れます。

但し、その波動を受け止められる能力が「霊感や霊性能力」の高い人でないと感じられない、分からない事です。

ですから、知らない人や見たことがない人には、私たちのことを疑い、信じません。それどころか、奇人扱いされたり、嘘呼ばわりされたり、中には中傷する人まで居られます。

では、何故?私たちのように他の人には視えないものが見えるのかは「お役目(使命)を担い、その使命を果たすことにあります」。

つまり、特殊な能力で「人助け(貢献)」のために役立てているということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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毎日のように夢を見る!

2023-12-16 00:00:30 | 人の脳

【だからあなたの頭痛は治らない】!

50代半ばという年齢ではめったにない異常な興奮状態の脳波の持ち主。今回も引き続きその女性記者の話をしたいと思います。

若い世代ならいざしらず、50代ともなると脳波が激しい興奮状態を示すことはそうはありません。

では、なぜ彼女の脳はそんなふうになっているのか。診察室で問診をしているうちに、この記者は夜眠る時に「必ず夢を見る」と話すことが引っかかりました。

記者は「でも8時間以上は寝ているから、睡眠不足では決してない」と言い張りますが、夢を見ているということは脳が休養できていないということ。睡眠時間が8時間であっても、きちんと脳が休めているのはそのうちの何時間であることか……。

この興奮状態の脳波は、睡眠の質が関係しているのではないか。

そう考えた私は、睡眠中に脳もしっかりと休めるように2種類の薬を処方しました。バルプロ酸ナトリウム錠とクロナゼパム錠、それぞれ眠る前に飲んで貰うことにしました。どちらも脳の興奮状態を抑制し、片頭痛を予防する効果のある薬です。

来年の1月にまた弊クリニックで脳波検査を行う予定です。それで、おそらく脳波の興奮状態はある程度治まるはず。脳波が安定すると、記者が3~4年に一度必ず繰り返すという「3日間寝込んでなにも出来ない状態になる」ような酷い片頭痛も起こりにくくなると思われます。

記者から一つ質問がありました。「眠る時に音楽を聴いているのですが、これはどうでしょう?」と。私は「脳には刺激になります。睡眠時間以外ならいいですが、睡眠時はやめて起きましょう」とアドバイスをしました。片頭痛持ちの方は、眠る際は無音で眠ることを推奨します。

 

さて、真夏に彼女が起こした酷い片頭痛ですが、今回は39度近い熱が原因で、酷い頭痛を引き起こしたのではないかと思います。脳というものは熱にとても弱い。

高熱を出した人の脳波をチェックすると、通常の倍ぐらいの波形を示します。

記者さんによれば、子供の頃から少し疲れると熱を出すタイプ。特に今年の酷暑で体内に熱がこもっている感覚が長くあったそうです。

私が多くの頭痛患者さんを診療して感じることですが、頭痛持ちの人は熱中症になりやすい人が多い。脳や神経細胞は高熱に弱いのです。彼女もおそらく熱中症から高熱を出し、脳が刺激されひどい片頭痛につながったのではないでしょうか。

なお、熱中症になった際に行って欲しいのは、体の外側ではなく内側を冷やすこと。とにかく冷たい氷水を沢山飲む。

胃には毛細血管が沢山あるので、胃を冷やすことで血液が冷え、毛細血管を通して脳に運ばれる血液も冷えるのです。ちょうど車のラジエーターのような役割をしているのです。結果的に熱中症による脳の熱も冷やしてくれるので、症状が早めに改善します。

(清水俊彦/東京女子医大脳神経外科客員教授)より引用。

 

頻繁に夢を見る。夢の内容を覚えている人は「何かのストレスや悩み、不安」などを抱えていると、脳が興奮状態になり、夢を見ることで興奮した脳を宥めるように「抑制」が働くことで夢などを見たりします。

但し、夢の内容は個人差があり、頻繁に夢を見るからと直ぐに「片頭痛」などには繋がりません。私も30歳台の頃に週末ごとに酷い片頭痛で頭痛薬を頻繁に飲んでいました。酷い時には嘔吐することもありました。

原因は、寝不足や疲れなどが溜まっていて、週末の休みなどにその疲れが出やすくなるときに、私は片頭痛が起きます。そんな時には、私は夢など覚えていませんでした。

男性は、女性と違い片頭痛の原因となることも違いがあります。

女性の人は、慢性的な頭痛持ちと呼ばれる人の多くは、高血圧で眼鏡疲労などが激しく、夢を頻繁に見る傾向があります。

人の脳が興奮すると脳内に「アドレナリン」という物質が分泌され、アドレナリンの場合は「興奮作用」なので、眠る前にアドレナリンが分泌されると中々眠れません。

脳が疲れている時に、人は夢を見ている状態は「脳が休めていない状態」と言えます。

つまり、寝ている間も脳は興奮していると言えます。

心身共に疲れが酷い場合は、夢の内容から「金縛り」になったと言う経験をされたことがある人も居られると思います。

霊的な影響で金縛りになることは、極めて稀です。霊感や霊性能力の高い人ならあり得ますが、普通であれば「脳の指令の誤作動」で金縛り状態になります。

寝ていて、脳は活発的に働き、寝ている身体を動かそうとしても、脳の指令の誤作動が起きるので、身体は全く動きません。そして、人によっては幻覚を見たりもします。その幻覚から「幽霊」に身体を抑えられたと錯覚したりすることになるのです。

 

こうした状態を経験することは、極めて脳や身体も疲れ切っている時に起きやすくなります。多くの場合は、翌朝に起きて片頭痛に悩まされることが多いのです。

頭痛が起きたら、頭痛薬だけではなく、アイシングして額辺りの血行をよくすることで緩和されることがあります。

片頭痛は「通称(孫悟空のリング」と呼ばれていて、締め付けられるような(ズキン)とした脈打つような痛みが特徴です。

片頭痛は、多くは眼鏡疲労からや酷い肩凝りなどからも起きることがあります。つまり、首周りや頭部の近くが疲労していた、痛みなどを感じたら同時に頭も痛くなります。

特に女性の方で「慢性的な頭痛」は多くは「極度のストレス」から起きることが多いので、病院での検査と治療を受けて改善しないと、頭痛薬ばかりを飲み続けると少なからず薬の副作用なども心配されます。酷い頭痛が続くようなら、市販の頭痛薬は利かなくなる可能性もあります。

鎮痛作用の強い薬は副作用もあるということです。薬の副作用から脳が興奮して、夢を頻繁にみるようになり、不安に陥ることもあります。

脳を興奮させない方法は「無理をしない、疲れ切ってしまうほど頑張らない」。目や脳も集中していられる時間は「1時間30分」ほどです。ですから、途中で休憩や休息してから再度行うことで疲れは半減します。

また、眠る1時間前にはスマホを操作したり、ゲームなどしない。出来たら、読書や音楽を聴いたりと「リラックス出来る状態」を作り、欠伸が出そうになったら、直ぐに眠ることで脳の興奮状態を抑制出来ます。明日のことや色々なことを思い出したり、考えたりする脳は直ぐに興奮状態になります。ですから、眠る前には色々なことを考えずに前向きにポジティブなことを思考して「脳を癒して」差し上げて下さい。

そうすれば、床に就いて15分以内で眠りについたら、翌朝はすっきり目覚めます。勿論、頭痛なども感じません。センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 


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脳疲労について!

2023-11-28 00:00:30 | 人の脳

脳疲労とは、情報過多やストレスが続くことで、脳が「オーバーヒート」のような状態になっていることです。

脳がオーバーヒート状態になると、睡眠不足や仕事中の「ヒューマンエラー」が増加して業務にも集中出来なくなります。

また、脳疲労が過度に続くと「精神障害」にも繋がります。うつ病の様に、笑顔が消えて、下ばかり向くようになります。

脳疲労とは、視覚や聴覚(五感)を経由して大量の外的情報を脳が処理仕切れずに、集中力が続かなくなったりします。仕事中にヒューマンエラーが生まれやすくなった状態を指す言葉です。

脳の疲労を減らす対策や工夫が必要となります。

以前から、私は若い人ほど「脳疲労が激しい」と指摘し、提唱して来ました。

それは、スマホなどの操作時間と比例するように「脳疲労が生じる」からです。

特に、スマホなどの通信が「5G通信」になってから、顕著に脳疲労が激しくなって来ています。それは、5G通信のスピードの速さに「人の脳の処理が追い付かない」。特に、私のような高齢者には、早すぎて理解できないまま、進んでいます。

特に、スマホゲームなどを長時間、長期間行っている人に極めて「脳疲労」が激しいことが分かっています。

先ず、脳疲労の初期症状には「眼鏡疲労」があります。それでも無理して続けていると何れ「片頭痛」が起きるようになります。

 

例えば、私が推進しているのが「脳休み」です。人の脳は集中していられる時間がある程度決まっています。その時間とは「1時間30分」だと言われています。

ですから、大抵の映画は「2時間以内」で終了する作品が多いのです。

脳休みをせずに何時間も「脳労働的なことを続けている」とイライラしたり、焦りが出たりと心境に変化が起き始めます。心理状態なのですが、この心理状態の変化こそ「脳疲労のシグナル」なのです。

この脳疲労のシグナルを感じ取ったら、直ぐに作業やゲームなどを中断し、10分で良いので休息を取ることが重要となります。出来ましたら今時期なら温かい飲み物に甘い物を一緒に食べて「リラックス」させることで脳は復活します。

時間や目標の達成のために、休まずに無理して脳を使い続けていたら、それが「ストレス」となり、脳細胞にも悪影響が出るほど死滅を加速させることを皆さんは御存じないと思われます。

人の脳細胞は、18歳をピークに、20歳ころから「毎日10万という数の脳細胞」が死滅していきます。だからと、脳が変形したり、空間が出来たりすることはありません。

よく、脳科学者や雑誌などで「人の脳は20%」ほどしか使われていないと言われていますが、それは「都市伝説」的な話題です。

実際には、80%ほどが使われています。もし、20%ほどしか使われていないとしたら「脳疲れ」なんて感じ無いはずです。眼鏡疲労もましてや片頭痛なども起きないはずです。

例えば、脳卒中(脳梗塞)など、脳の血管の一部が詰まって(梗塞)が起きたならば、充分な酸素が行き届かずに、脳神経細胞が(壊死)します。その壊死した脳細胞の部位がもし、視神経細胞にダメージを享けたら、視覚障害、失明には至りませんが、視力が極度に低下したり、左脳の部位なら、右半身が「不随」になる可能性があります。それも梗塞やくも膜失血してから2時間以内に脳外科に搬送されて、手術を享けたならば後遺症は残らない可能性が高くなりますが、半日などの時間が経過していたら、ほぼ、半身不随や言語障害などの生じて(後遺症)が残ります。

 

人の脳はこうして普段から80%ほど使われいます。何故?100%使われいてないかは、常に100%使っていると、筋肉や骨が壊れてしまいます。精神的にも異常を来たしてしまい「精神障害」に至ります。ですから、幾ら頑張っても脳は80%程度にセーブして「脳の疲れや異常を来たさないようにコントロール」しているのです。

これらも「生命維持のための脳の活動」です。

但し、いざという時には「火事場の馬鹿力」のように100%の脳力を発揮することであります。その脳力こそ「潜在的脳力」です。

人の脳は、一日の消費するエネルギーは(500カロリー程度)と言われいます。但し、あくまでも平均的な消費です。脳疲労が起きるほど使い続けていたら、600カロリー以上になれば、自覚出来るほど脳が疲れている状態です。

また、人の脳は年代によっても脳神経細胞(ニューロンネットワーク)の伝達スピードが違います。

10代や20代なら新幹線よりも速いスピード(400km)で伝達し合いますが、それが私のような高齢者になると、半分のスピード200kmぐらいの速度まで落ちます。だから、思い出すのに時間がかかるのです。

例えば、人の名前が思い出せない、懐かしい映画の題名が思い出せないなどがそうです。

こうしたことから、若ければ、若い人ほど「脳は疲れやすい」と言われるのです。

体力なら、高齢者は長い時間は働けないし、動けませんが、若い人ならバリバリと働けるし、動けますが、それと逆に「脳は疲れています」。高齢者の人たちには「長年の経験」があるから、脳や身体の使い方を心得ているから、脳が比較的疲れにくいと言えます。

こうして、若者たちは「何かと無理をして頑張ります」。頑張ることは悪いことではありませんが、脳にとっては「負荷をかけることになるのです」。

この負荷が脳へのストレスとなり、脳が疲れたと自覚できる時は、直ぐに「脳休め」をすることで次の日には復活出来るのです。

人の脳が疲れた時には「栄養補給が必要です」。脳のエネルギー消費を補う栄養素は「良質なブドウ糖とB6」などです。日本人が総じて頭が良いのは「主食が美味しいご飯」だからと言えます。お米こそが良質なブドウ糖摂取になるのです。

他にも、リラックスする時間を設ける。つまり「脳を癒す時間が必要」ということです。休日にはゆっくりと休み、好きな音楽を聴いたり、映画を見たりして感動したり、泣いたりしてと、脳に「良い刺激を与える」ことで脳疲れの改善と復活に繋がると言うことを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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人の潜在的能力を引き出す!

2023-08-23 00:00:30 | 人の脳

能力開発や自己啓発などの分野では、人間は本来素晴らしい本質を持っているが、社会や育ちのためにそれが失われている、または抑圧されていると考え、その能力を潜在能力(せんざいのうりょく、英:Human potential)、人間の潜在的な可能性と呼ぶ。こうした考えを潜在能力主義(英:Human potentialism)という。現在の自分からのさらなる向上を志すならビジネス訓練に、病んだ自分の回復というロジックでは癒しの実践となりうる。仕事術、記憶術、集団心理療法などにみられる考え方で、プラグマティズムも潜在能力主義を前提とすることが多い。連鎖販売取引(ネットワーク・ダイレクトセリング)や自己啓発セミナー、自己啓発本にも「潜在能力の開発」というレトリックが見られる。潜在能力を開発すると主張するさまざまな潜在能力開発法が作られ、積極思考や民間のセラピーと共に、セールスワーク(営業、販売業)において活用された。

潜在能力とは、人間が持っている潜在的な能力のことです。この能力は、表に現れず内側に潜んでいるため、他の人が気づかないこともあります。潜在能力を引き出すことで、自分の長所や得意なことに気づくことが出来ます。また、持っているポテンシャルを100%発揮することが出来ます。

潜在能力が高い人には、好奇心旺盛で些細なことにも興味を示す、素直な性格で吸収力が高い、我慢強く、結果が出なくても努力を続けられる、自己分析が得意で、自分を客観視できる、フットワークが軽く、行動力があるなどの特徴があります。

潜在能力を引き出す方法としては、睡眠をしっかりとって脳や体を休ませる、拘りや固定観念を排除して、何事にも興味や関心を抱くようにする。人の助言やアドバイスにはしっかりと耳を傾ける。新しいことに積極的にチャレンジしてみる、苦手だと思っていることにも果敢に挑戦してみるなどがあります。

以前にも説明したことがありますが、人の脳はいくら頑張っても、必死になっても「80%程度しか脳力」は使われていません。それは、常に100%の能力や力を使うと、筋肉や骨などが壊れてしまうから脳が勝手にセーブする働きがあるからです。それは「生命維持の本能が働くからでもあります」。

 

また、精神も同様で常にフルに精神力を使いすぎると異常を来たし、精神障害などになるので脳がコントロールしてセーブします。

但し、精神に関しては、自身でコントロールできないこともあります。それは「ストレス障害」などで精神的に弱ってしまい、鬱状態などになると脳だけではコントロールが出来なくなります。

良く脳科学者が「人の脳は20%程度しか活用されていない」などと本などを出版して提唱していますが、現代科学では人の脳は80%程度使われていることが分かっています。

例えば、20%程度しか使われていなのなら、脳梗塞を起こして、脳の毛細血管が詰まっただけで「脳梗塞」を起こし、治療が遅くなれば「半身不随」などになります。

人の脳は普段から使われています。言葉を交わす、身体を動かす、思考したり想像したりもします。時には、思い悩んだりもします。

一日の計画を立てたり、スケジュールを組んだり、仕事に励んだりと常に脳はフル活動しています。

もし、20%程度しか使われていないのなら、脳が疲れたと感じることも無いでしょう!脳のエネルギーは「良質なブドウ糖」でしか摂取出来ません。他にも、ビタミンDなども必要になります。脳細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という脳細胞が死滅して行きますが、私のように高齢になると物忘れが激しいとか?記憶を引き出すスピードが遅くなるなどで実感出来ますが、だからと脳が変形したり活動が鈍化するなどにはなりません。

ただ、引き出すスピードが遅くなるだけです。逆に加齢と共に活性化する脳細胞もあります。その細胞は「グリア細胞」と呼ばれています。

脳細胞が100億の数に対して、グリア細胞は1000億もあります。ですから脳細胞が毎日死滅しても脳活動には支障は出ませんが、但し、脳梗塞や脳内出血などを発症すると脳に多大なダメージを受けることになるので、脳の損傷した部位と反対の身体に「不随」が起きます。

良く、脳トレなどがブームとなりましたが、私からは「脳の活性化」のために「自身の潜在的脳力」を引き出すことを提唱しています。

以前に日本テレビで「火事場の馬鹿力を科学する」で脳科学で解説コメントしました。

まさしく、火事場の馬鹿力こそ「人の潜在的脳力」の賜物です。

先ほど、説明しましたように人の脳は常に80%緯度は使っています。残りの20%は使われていません。この脳力が「潜在的脳力」なのです。

例えば、オリンピック競技などで自身の力(能力)を80%程度しか使わないと勝てません。100%の力を発揮しないとライバルなどに負けてしまいます。そのためには、隠されている能力を発揮、引き出す必要があります。

その潜在的能力を引き出すのには「必死になる、目的意識を持ち、そのために努力する」などのことが必要となります。ただ、意識しただけでは引き出せるほど簡単ではありません。

 

競技の中で「やり投げや砲丸投げ」などの力が必要な競技では、大声を出しながら投げますが、まさしく大声を出すことで潜在的能力が発揮されますが、実は大声だけでは100%の力は出せません。90%程度です。この大声を出す方法は「シャウトの法則」と呼ばれ、古い時代の研究なので100%の能力は出せないことが分かっています。そこで、私たちは100%の力を発揮するため、潜在的能力を引き出すのには「脳刺激が重要」だと提唱しています。

つまり、踏ん張る力、人が踏ん張る力を発揮するのは「食いしばる」つまり、歯と歯に力を入れて踏ん張るので、パワー競技の選手たちの歯はボロボロになっていることが分かりました。そこで、私は「マウスピース」を噛んで踏ん張って力を出して見て下さいと告げると、記録が伸びました。来れこそが潜在的能力を簡単に引き出す方法でした。

マウスピースを噛むことで顎から額にかけて「三叉神経」があります。その神経が脳に伝わり、脳が潜在的能力を出せと指示して100%の能力を引き出せるのです。

スポーツ競技に限らず、私たちでも潜在的能力は誰にもあります。存在しています。

仕事でもプライベートでももし、自身の潜在的能力に気づいたのなら「それは驚く」と思います。今までに経験したことがないことが目の前で起きたり、時には不思議な現象まで目の前にしたら仰天すると思います。

人の潜在的能力は「個人差」のように人それぞれ違います。それは、目的意識が違いますから、その目的のために潜在的能力を活用することが出来たら素晴らしいことです。

人の潜在的能力は「力や能力」だけではありません。「自身の才能や感性」などにも関係しています。

私の場合の潜在的能力は「霊感やスピリチャル能力の開花」でした。2007年の出来事がきっかけで私の潜在的能力が引き出され、人に見えないものが視えたり、感じたりすることが出来るようになりました。

そのことで多くの人たちを癒して、助けて参りました。

人の脳の潜在的能力は計り知れない力と神秘性もあり、謎めいています。実際に私の潜在的能力は数パーセントしか使っていないように思えます。

人の脳(能力)の凄いところは、この潜在的能力の数パーセントを活用するだけで、皆さんが想像も出来ない、あり得ない能力を発揮することも可能なのです。

スポーツ競技での潜在的能力を100%引き出すのは実は、短時間、競技によっては数秒で終わるからです。例えば、何時間も何日も100%の能力を使っていたら、間違いなく身体は壊れてしまい、精神的にも異常を来たしてしまいます。

ですから潜在的能力は「いざという時に集中した時に発揮される能力」つまり「火事場の馬鹿力」と同じだと言うことをご理解頂けましたら幸いです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 

 

 

 

 


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危険を感じる感性を養う!

2023-08-19 00:00:30 | 人の脳

私が長年「人の感覚に特化」して来た研究課題に「危険回避能力を養う」ことにあります。

例えば、危険な箇所での作業や現場などでは「ヒューマンエラー」から事故に繋がったり、時には大惨事にも成り兼ねません。

これらを「未然に防ぐ」ためのにも「危険を感じる感性」が重要となります。現在では、危険な個所などの点検や業務として担当者が当たっていますが、多くは「マニュアル通りに進められています」。

車両や航空機などの機械的な点検ばかりではありません。危険を伴う現場は沢山あります。

工事現場での作業中の事故は特に危険を伴い、時には命を落とすことにもなります。

特に、急ぎの工事や作業があると思わぬ落とし穴のような「危険個所」を見逃したりして、事故に遭ったりすることになります。

ベテランの作業員は、常に「異常なことや状態があれば感じ取り、分かります」。それは、普段と違った。音や臭い、揺れ方などの「体感」で感じ取り、分かるからです。

つまり、「五感で異常を感じることが(危険を感じる能力)」に繋がり「危険回避能力」を養えることになるのです。

何時もと違った音や臭い、感じた方で「嫌な感じがする」などが危険を感じる感性なのです。

特に、現場の監督(指示役)の方々には特に、部下の安全を守る義務があり、謝った指示や指導をした場合は、危険に晒すことにも成り兼ねません。幾ら慎重にやれと指示しても危険な箇所や状態を把握していないと正しい指示が難しくなります。

 

以前に消防署の隊員、幹部の人たちに「危険回避能力を高める方法」として講演と指導をしたことがあります。同時期、自衛隊幹部にも同じように指導したことがあります。

消防隊員も自衛隊員も災害時の救助などに当たります。火事現場に消火するために、駆けつけ、放水して消火に当たりますが、時には、高層マンションだったり、民家は勿論、山火事の現場など多義に渡ります。そんな状況の現場に「目に見えない危険箇所が潜んでいます」。こうした目に見えない危険を「五感で感知し、判断、指示」するのが現場の指示役(所長)だったりします。火を消すことばかりに集中し、二階に入った隊員が床が抜けて崩落して、下で消火に当たっていた隊員が下敷きになり、死亡するということが何十年か前にあり、現在では建物の外からの放水が中心となりました。

密集した住宅街の火災では、隣接火災という火の粉が飛び火して大火になる可能性があるので、隊員は風向きや火の粉の飛ぶ先に放水したりとしますが、その時に、見た目よりも隣の住宅に火の粉が燃え移る間際に大きな音が出ることが分かっています。パチパチというような音にベテランの隊員でも気づかないことがあります。それは、目(視覚)に頼っているからです。

日々の訓練でも「異常な音や臭い、熱さを皮膚感覚で感じるなどの訓練はしていません」。

それは、指導マニュアルにはありませんし、過去の指導からもしたことがないからです。

私が消防隊員に指導したのは、室内での理論と、実際に野外に出て、森林での異常な音や臭い、風の温度を感じるなどの方法で訓練の実施を行いました。

時には「ユニークな方法」も活用します。微かな音を聞くために、手の平を耳に充てて、像のように耳で音の方向を探る方法です。

10Hzほど聞く感度が上がることで、異常な音の箇所を探ることが出来ます。同時に森林の匂いと違う場所があれば、焦げ臭いなどと分かれば、その箇所から火の気が出ていると分かります。私は焦げ臭い臭いなどは100m以上離れても風向きにもよりますが分かります。

私が最近、山火事寸前の火の気を見つけ、撮影せずに直ぐに消火した時も火の気が見える前に焦げ臭い匂いを感じたので直ぐに見つけられました。

同様のことも自衛隊員にも必要な能力です。1997年には、青森駐屯の自衛隊員が八甲田山山中訓練の最中に窪んだ箇所での救助訓練中に、5人の隊員が倒れて、うち3人が意識不明のまま亡くなった事故がありました。

 

決して危険な箇所での訓練ではありませんでした。崖などの崩落事故でもありません。指揮官のヒューマンエラーによる事故でした。

事故が起きた現場は、真夏でほぼ無風状態でした。山岳の真夏の時には窪んだ箇所には、生き物の死骸や腐葉土などのガス以外にも「有害なガス」(火山ガス)「硫化水素や二酸化炭素」によるガス中毒で死亡しています。

2010年には女子中学生が3人が同様に火山ガス中毒で亡くなっています。

私なら、こうした火山ガスの臭いは、硫化水素の臭いは、硫黄臭い、鼻にツーンとするような臭いで、私は無風でも数百メートル先から感じ取り、その場には行かない、行かせないです。

私が提唱する「危険を感じる感性を養う」には、日々から訓練が必要であると指摘しています。肉体と精神を鍛え、訓練したとしても「危険回避能力」の向上には繋がりません。

いち早く、異常なことに気づき回避するために「自己の五感を鍛錬」することから訓練していかないと私のように異常を感じる能力は養えません。

もはや、私の感覚は「動物的感覚に近い」ものです。長年の研究と日々の訓練、意識と守るという使命感の賜物です。

私が推進する「危険を感じる感性を養う」指導は、多くの人たちを救う術となると信じております。センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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アイスクリーム頭痛って!

2023-07-17 00:00:30 | 人の脳

皆さんが、アイスクリームやかき氷を食べたときに、こめかみの当たりがキーンと痛み出した経験が誰しも有ると思う。これは味覚の過敏反応で、アイスクリーム頭痛と正式名称があります。

口の中でアイスクリームやかき氷を冷たいという情報が脳に伝わり、刺激が強過ぎると、神経の中継場所で情報が混乱してしまうのである。冷たさを伝える神経だけでなく痛みを伝える神経も刺激されてしまう。しかも痛いのが口の中でなく、こめかみやおでこの裏あたりという、場所まで間違った情報が脳に伝わってしまうもの。 これら伝達する神経が存在する。この神経細胞を「三叉細胞」という。

三叉神経(さんさしんけい、英:trigeminal nerve)は、12対ある脳神経の一つであり、第V脳神経(CN V)とも呼ばれる。三叉とはこの神経が眼神経(V1)、上顎神経(V2)、下顎神経(V3)の三神経に分かれることに由来する。

これらから、冷たさを痛み刺激と脳が勘違いし、誤作動してしまうと考えられている。

よって自律神経に影響を与え、こみかみ当たりの血管を拡張し、ズキンズキンやキーンと表現されるように急激に痛みだす。但し、慣れてくるとすぐに治ります。

これらに似た味覚の誤作動が「激辛」などの辛みは、人の味覚は味として感じていなく、人の触覚的感覚「痛覚」として、痛みとして感じるので、自律神経に作用し、まず額などから汗が噴き出ます。

痛みですから、すぐに治らず舌が痺れたような感覚に陥ります。

このようなときには、水を飲むのでなく、牛乳やヨーグルトで中和することで和らぎます。

アイスクリームもかき氷も脳にこれから食べますと言い聞かせるようにゆっくり食べることです。急いで食べると三叉神経などの反応が追いつかず、誤作動した状態からアイスクリーム頭痛が起こるのです。

 

ところが、子どもたちの中には、このアイスクリーム頭痛が面白くわざと急いでたべ「来たー」と叫びながら喜んでいるようです。

いずれにしても、刺激の強い食べ物はゆっくりと食べる。味わって食べることが重要です。

現代人は、味覚を刺激する食べ方、味覚を鍛錬する食べ方などしておらず、味覚の未発達の子どもたちが多いのです。

フジテレビの調査では、全国の小学生の半数に味覚障害が疑われております。味覚の発達を促すのは、刺激の強い食材もゆっくり食べ、ご飯と一緒に食べるなど「口内調味」中和して食べることが味覚の発達を促すのです。

現在の子どもたちの食べ方は、「ばっかり食べ」という、最初にご飯を食べ、食べ終わったら、次におかずだけを食べるという食べ方です。

ですから、酸っぱい物、辛い物、苦い食材など刺激の強い食べ物が食べられない、食べず嫌いの傾向が強いのです。

ですから、わさびや酸っぱい梅干しも食べられず、甘い食品ばかり好んで食べるのです。甘い味=美味しいなのです。

これらの味覚では、味覚も発達せず、料理を美味しいと感じません。

ですから、アイスクリームなども早食いして、アイスクリーム頭痛を起こすのです。

これらの繰り返しで身体的な影響は研究データが不足しているのではっきりしたことは言えないが、私からは味覚の発達に影響し、脳の栄養不足、甘い味が美味しいと感じる味覚は、好き嫌いが激しくなると危惧している。

これらから、箸を上手く使い、ゆっくりと食事を楽しみ味わって食べて欲しいと願っている。そうすれば、味覚と脳が刺激され、身体も脳も健康でいられるということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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人の脳の処理能力!

2023-05-26 00:00:30 | 人の脳

脳の処理能力とは 脳の処理速度と聞くと抽象的なイメージがあると思いますが、簡単に言ってしまえば視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの五感からの情報に対する、認知速度が早いことが共通するポイントです。 平たく言えば「視る」、「聞く」、「話す」、「覚える」、「味わう」、「嗅ぐ(匂い)」、「触る」といった感覚です。

人の脳の最大の特徴に「個人差」があると言うことです。

例えば、孫とおじいちゃんでは、脳の働き、記憶力や脳の処理速度にも違います。

それは、加齢と共に脳は衰えていくからですが、それは、人の脳の特徴に、20歳を過ぎた頃から「毎日10万という脳細胞が死滅していきます」。

また、子供や若い人たちは、脳の神経細胞の伝達速度も新幹線より、早い400kmの速度のスピードで伝達し合っています。だから、記憶を引き出すスピードも早いので、認知速度も早いものです。

私たちのような高齢者になると、在来特急並みの速度、300km〜200kmぐらいの伝達速度の処理能力だから、記憶を思い出したり、テレビに久しぶりに出て来た。芸能人の名前が浮かばなかったりともどかしくなります。

だから、人の脳は高齢者になったからと極端に衰える訳ではありません。

それは、補う脳力があるからです。豊かな人生経験や多くを学んで来た知恵などは、子供や若者は敵いません。

 

それは、グリア細胞(ぐりあさいぼう、glial cell)とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことである。 神経膠細胞とも呼ばれる。 哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在している。 形態や機能によってアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア、上衣細胞の4種類に分類される。

このグリア細胞は、1000億もの中枢神経細胞の数があり、加齢と伴に毎日10万と言う数の神経細胞が死滅してもグリア細胞が補ってくれます。

ですから、脳みそが変形したり、隙間が出来ることはありませんが、認知症や脳梗塞などで血管が詰まったり、破裂したりすれば、脳部の一部が死滅した痕として残ります。

グリア細胞の働きは、死滅した神経細胞を掃除したり、脳に栄養を送ったり、スポーツをして「身体で覚えろ」と指導しますが、それは「小脳」に記憶させることなのです。

身体を動かしたり、好奇心を持って色々なことにチャレンジしたりして「快感」を得ることが一番の脳トレになります、

人と会話を楽しんだり、好きなことを楽しんで、笑顔が耐えない人ほど長生きしています。

それは、脳の若さを保っているからでもあります。

逆に何時もイライラしている人は、ストレスや不安ばかり抱えて、ネガティブな人は、脳にダメージを与え、正しい判断や認識が出来なくなると、理性の働きも鈍るので悪事を働いだり、窃盗などを繰り返すようになります。

こうした人たちは、若くして「脳が不健康」な状態です。

自分が高齢になったからと諦めたりせず、私のように好奇心を勿論、チャレンジしてみたりと、私は夏以降にヨガ教室に通う予定しています、

私の娘世代と一緒に汗を流して、身体のバランスを整えたいと思っていますが、ヨガ教室の生徒からは、変態オヤジがヨガかよ?と思われないようにしないとヨガ教室には通え無くなりそうです。

こうして、人生を楽しむことが「脳へのご褒美」だと言うことなのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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潜在能力を引き出す!

2023-05-25 00:00:30 | 人の脳

能力開発や自己啓発などの分野では、人間は本来素晴らしい本質を持っているが、社会や育ちのためにそれが失われている、または抑圧されていると考え、その能力を潜在能力(せんざいのうりょく、英:Human potential)、人間の潜在的な可能性と呼ぶ。こうした考えを潜在能力主義(英:Human potentialism)という。現在の自分からのさらなる向上を志すならビジネス訓練に、病んだ自分の回復というロジックでは癒しの実践となりうる。

仕事術、記憶術、集団心理療法などにみられる考え方で、プラグマティズムも潜在能力主義を前提とすることが多い。連鎖販売取引(ネットワーク・ダイレクトセリング)や自己啓発セミナー、自己啓発本にも「潜在能力の開発」というレトリックが見られる。潜在能力を開発すると主張する様々な潜在能力開発法が作られ、積極思考や民間のセラピーと共に、セールスワーク(営業、販売業)において活用された。

潜在能力とは、読み方と意味 「潜在能力」の読み方は、「せんざいのうりょく」です。 意味は、「表に出ていない、内に秘めた才能」のこと。 まだ表面には表れていないため、周りの人はもちろん、本人すらその才能に気づいていません。

潜在能力こそが、その人の隠された能力や眠っている能力とも言えます。

潜在的能力も人の脳の働きです。

潜在的能力を引き出すのには、脳トレや講座に参加したからと引き出されるものではありません。また、意識的に引き出そうとしても発揮出来ません。

それは、人の脳の働きに関係しています。

普段から人の脳は、活発に使われています。人の脳は20%ほどしか使われていない説は、都市伝説に近いものです。

 

日中仕事したり、会話したり、歩いたり、時には走ってみたりと、脳は休むことはありません。眠っている時にも、脳は活発に働いています。その日に体験したことや学んだことを記憶させるためと、疲れた身体を休めるために、人は眠るのです。

こうして、人の脳は日々、80%は活用されています。但し、残りの20%は働いていません。それは、人の脳は幾ら頑張っても、8割程度の力と脳力しか発揮出来ません。それは、常に100%の力や脳力を発揮し続けると、骨や筋肉などを痛めてしまい、身体が壊れてしまいます。

また、脳力も常に100%を発揮し続けると、脳疲労が激しくなり、精神状態に異常を来します。

だから、脳がセーブして、身体と精神に異常を来さないようにコントロールしている訳です。

この残された脳力こそが「潜在能力」なのです。

例えば、火事場の馬鹿力のように、怪我をしても瓦礫を押し退けて、逃げ出したとか人を助けたなどが、潜在的能力のなせる業なのです。

ですから、潜在的能力は「いざと言う時や何かのキッカ」を体験したりすることで、自身の潜在的能力に目覚めるように気付きます。

 

また、人の潜在的能力は、人それぞれ違い、個性のようなものです。

私の場合は、2007年にソウル繋がりした体験から、自身の潜在的能力に目覚め、不思議な能力なども身に付きました。

私の潜在的能力は「スピリチュアル能力」でした。

丁度、50歳の時でした。それまでは、自身にスピリチュアル能力なんて無い、あり得ないと信じていませんでした。

以後、私のスピリチュアル能力で大勢の人たちを癒やして差し上げ、助けても来ました。

現世の人に限らず、来世の方も癒やして差し上げています。迷い、執着などを悟りに変えて、来世に辿り着けるように導いて差し上げています。

こうしたことは、私のお役目(使命)となり、その使命を果たすために、私の潜在的能力が役立っております。

皆さんにおかれましても、誰しも潜在的能力を持っていますが、人を騙したり、悪事などを働く人たちには、無縁の能力です。

自身が行うこと、使命がはっきりと分かっている人たちに、突然のように目覚めたように、潜在能力を発揮するきっかけが出来た時こそが「潜在的能力」の目覚めなのです!

この内容は、日本テレビ「世界まる見え」の番組内で出演し、紹介した内容です。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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野鳥観察が脳を活性化させる!

2023-03-18 00:00:49 | 人の脳

野鳥観察が脳を活性化させる!
この話題は、十数年前にテレビ番組から取材を受けて話題にもなり、放送後には子供に野鳥観察(バードウォッチング)を親子でする人たちが増えました。
私は井の頭小学校で「探鳥会」の講師をしてから三十年以上が経ちました。
そんな大勢の子供たちに指導して感じたのは、普段では中々見られない、感動や感激を感じて喜ぶ姿をよく見かけます。
そんな子供は、いきいきとして、笑顔が絶えません。
私には孫はいませんが、孫のような世代から頼りにさせる。子供たちとコミュケーションが取れます。
また、野鳥を探す方法、早く見つけ出す方法を私の独自の指導方法、「脳科学の応用」にあります。
此処で何故?野鳥観察が脳を活性化させるかについて脳科学で説明します。

野鳥を探す。早く見つけ出すのには、目で探しても居場所は、経験がないと分かりません。ですから、私は「野鳥の鳴き声」に耳を傾け、鳴き声のする方向を探します。
木の上なのか?林の中にいるのかを探し当てます。
次に、木に止まっていれば、風で動いているのと違い、早く動いたりしたら、其処に野鳥が止まっていたりします。
笹薮でも同様に笹が風で動いていないのに、カサカサと音がしたり、動いていたら笹薮の中には小鳥がいます。
そして、肉眼で見て「いた!」と見つけたら、種類を確認するために、双眼鏡で見ます。そして、カワセミだと分かると、ブルーの綺麗な鳥と分かり、綺麗だと感動します。
カワセミを始めて見たことがきっかけで、野鳥観察、バードウォッチングをする人が多いのも納得します。
こうした一連の動作は、感覚を研ぎ澄まし、集中力を養うことになります。
私は専門的に「センストレーニング」と名付けています。

つまり、野鳥観察をすることは、人の五感を総動員し、見つけた時の喜びこそ「感動と快感」に繋がります。
人の脳は「楽しい、楽、快感」などが好きで、「辛い、苦しい、不快」などが嫌いです。
ですから、嫌いなことはストレスでしかありません。ストレスは、全てが脳に悪い訳ではありません。人の脳には、強いストレスはあまりよくありませんが「刺激的なストレス」は、脳の活性化には必要なことです。
例えば、探鳥会では季節によって確認出来る野鳥も違います。勿論、気温も違います。
時には、野外ですから不快に感じるかも知れませんが、こうした場面も踏まえて、野鳥を探し廻りそして、野鳥を探し当てて、見つけた喜び、それが誰よも先に見つけたお子さんを私は褒めます。 よく見つけたね!と言うと笑顔で喜んでくれます。
こうした笑顔や笑いが特に子供たちの脳には、一番の良い刺激となり、活性化するのです。
バードウォッチングなどでは、単なる野鳥を見つけるだくではなく、脳をフル活動させることになります。 

鳥を見つけるために集中し、洞察力を使い、そして観察力を養います。
こうしたことから私が「センストレーニング」と名付けたように、子供の成長と共に脳の発達にも繋がります。
現に探鳥会に参加された親御さんから、我が子が探鳥会に参加してから落ち着いて来たとか、宿題も嫌嫌でなく、自主的に集中して出来るようになり、学校の成績も上がりましたと言われ、私の予想通りに、センストレーニングされた訳です。
こうした体験は、子供だけではなく、我々大人、特に高齢者の方々にも応用は出来ます。
但し、指導員が野鳥のばかりを集中して教えていては、逆効果になります。
それは、飽きてしまったり、つまらないと感じたら脳はストレス状態だからです。
こうした。センストレーニングを応用した「探鳥会」やバードウォッチング指導が出来るのは、日本では私だけと自負しています。
そもそも、バードウォッチングが人の脳を活性化させると言う、長年の指導経験と人の感覚や脳の関連研究をしてきた賜物です
今後も子供たちに愛護を目的に野鳥を探しながら同時に脳を鍛える方法で指導して参ります。
センスプロデュース研究所、葛西行彦


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脳疲労!

2023-03-16 00:00:43 | 人の脳

脳過労について!
最近「スマホ脳過労」と言う言葉が、脳科学の世界で物議を醸している。今や生活に欠かせないスマホだが、スマホに依存することで、物忘れや判断力が欠如したり、意欲などが低下します。
また、スマホで何時間もスマホゲームに夢中になる。子供や若者たちにも「脳過労」の症状が現れています。ゲームの途中でクリアしないと、イライラしたり、中には大声を出して叫ぶ者まで居ます。
スマホから文字や画像などの膨大な情報が絶えず流入し続けることにより、情報処理が追いつかなくなっいます。
また、通信スピードも早く「5G」などの通信スピードも拍車をかけるように、情報処理が早いので、人の脳の処理脳力を遥かに超えています。
人は外的情報を脳の「前頭前野」と言う脳部で処理しています。
その処理の機能には大きく分かて3つあります。
➀浅く思考する機能、➁深く思考する機能、➂何となく思考する機能です。

絶えずスマホを見続けて情報をインプットしていると、浅く思考する機能ばかりを使うことになり、脳は疲れてしまいます。
このような状態なら「脳疲労」ですが、休まずにスマホを何時間も見続けると「脳過労」になります。
脳過労になると、以下のような症状が現れます。

●「うっかりミスが増える」、浅く思考する機能の処理能力が低下し、物忘れやうっかりミスが増えます。それに加えて判断する能力も低下するのでミスが起きやすくなります。
●「感情のコントロール力の低下」!
深く思考する機能が低下すると、集中力、意欲の低下などに繋がり、イライラして切れやすくなります。
●「自律神経の乱れで身体的不調になる」!
前頭前野の働きが悪くなることによる自律神経の乱れは慢性的な疲れに繋がり、眼鏡疲労や頭痛、腹痛などはストレス障害から起きます。

では、こうした「脳疲労や過労」を防ぐ対策としては、スマホを使う時間を決める。どうしても長時間操作しなければ成らない時は、90分操作したら、10分休息、目休めをして下さい。
ぼんやりする(リラックス)する時間を作る、休日のお昼なら短い時間の仮眠がお勧めです。
充分な睡眠を取るためには、眠る1時前には、スマホもパソコン、ゲーム機を見ないこと、使用しなければ、脳は興奮状態ではなく、リラックス状態であれば、入眠時間が短ければ、朝の目覚めも良く、脳疲労も和らぎます。
人の脳には「脳の疲れを見張る、監視している脳部が在ります」。その脳部は(前頭眼窩野)です。
外的情報を脳の前頭前野で認知し、判断、決定を瞬時に行うことが出来ます。
但し、そんな状態を長時間続けていると「脳が疲れている!」と前頭眼窩野からシグナルが送られます。

まず、目が疲れてピント調整が低下して、眼鏡疲労が起きます。
それでも我慢して続けていたら、生欠伸が頻発に出ると片頭痛が起きることもあります。
こうした症状が起こらないように、人の脳は疲れをコントロールする働きがありますが、脳を酷使している人は、前頭眼窩野の働きも低下しているから「脳過労」になるです。
ですから、前頭眼窩野を鍛える必要があります。鍛えるのは簡単です。
人と会話、対話すること、コミニケーションすることで鍛えられます。また、スマホのようなデジタル情報だけでなく、アナログ刺激のある場所に出かけることでも鍛えられます。自然の中に佇み、自然の音、臭い、樹木に触る、野鳥の鳴き声に耳を傾けるなど、五感を総動員して活用することで、脳全体の鍛錬になります。
スマホの情報は、脳が興奮するので疲れやすく、自然の情報は、脳がリラックス状態だから、脳のリハビリにもなります。
こうした状態は、脳波の違いにより疲れやリラックスとの違いになるのです。
人の脳は、人体の中でも「酸素を40%、栄養素を20%」必要とする臓器です。

脳の栄養素の中でもほとんどを「良質なブドウ糖」で摂取しなければ、脳の疲れ回復も遅くなるのが「脳の慢性的過労」に繋がると言うことです。
前頭眼窩野を鍛えるためには、子供の内からスマホやゲームをする時間を決める。そして、脳にインプットしたことを親に話す。アウトプットすることでも前頭眼窩野は鍛えられ、脳が過労しにくいと記憶力も意欲も湧いてくれば、学校の成績も上がります。
皆さんは、あまりにも自身の身体のこと、特に脳をことを知ら過ぎるどころか?酷使し過ぎています。
もっと自愛して下さい、自愛することは「脳と心を労る」ことで心身も健康で居られると言うことを私から提唱致します。
センスプロデュース研究所、葛西行彦、


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脳過労について!

2023-01-16 00:00:30 | 人の脳

最近「スマホ脳過労」と言う言葉が、脳科学の世界で物議を醸している。今や生活に欠かせないスマホだが、スマホに依存することで、物忘れや判断力が欠如したり、意欲などが低下します。

また、スマホで何時間もスマホゲームに夢中になる。子供や若者たちにも「脳過労」の症状が現れています。ゲームの途中でクリアしないと、イライラしたり、中には大声を出して叫ぶ者まで居ます。

スマホから文字や画像などの膨大な情報が絶えず流入し続けることにより、情報処理が追いつかなくなっています。

また、通信スピードも早く「5G」などの通信スピードも拍車をかけるように、情報処理が早いので、人の脳の処理脳力を遥かに超えています。

人は外的情報を脳の「前頭前野」と言う脳部で処理しています。

その処理の機能には大きく分けて3つあります。

➀浅く思考する機能、➁深く思考する機能、➂何となく思考する機能です。

絶えずスマホを見続けて情報をインプットしていると、浅く思考する機能ばかりを使うことになり、脳は疲れてしまいます。

このような状態なら「脳疲労」ですが、休まずにスマホを何時間も見続けると「脳過労」になります。

 

脳過労になると、以下のような症状が現れます。

  • 「うっかりミスが増える」、浅く思考する機能の処理能力が低下し、物忘れやうっかりミスが増えます。それに加えて判断する能力も低下するのでミスが起きやすくなります。
  • 「感情のコントロール力の低下」!

深く思考する機能が低下すると、集中力、意欲の低下などに繋がり、イライラして切れやすくなります。

  • 「自律神経の乱れで身体的不調になる」!

前頭前野の働きが悪くなることによる自律神経の乱れは慢性的な疲れに繋がり、眼鏡疲労や頭痛、腹痛などはストレス障害から起きます。

では、こうした「脳疲労や過労」を防ぐ対策としては、スマホを使う時間を決める。どうしても長時間操作しなければ成らない時は、90分操作したら、10分休息、目休めをして下さい。

ぼんやりする(リラックス)する時間を作る、休日のお昼なら短い時間の仮眠がお勧めです。

充分な睡眠を取るためには、眠る1時前には、スマホもパソコン、ゲーム機を見ないこと、使用しなければ、脳は興奮状態ではなく、リラックス状態であれば、入眠時間が短ければ、朝の目覚めも良く、脳疲労も和らぎます。

人の脳には「脳の疲れを見張る、監視している脳部が在ります」。その脳部は(前頭眼窩野)です。

外的情報を脳の前頭前野で認知し、判断、決定を瞬時に行うことが出来ます。

但し、そんな状態を長時間続けていると「脳が疲れている!」と前頭眼窩野からシグナルが送られます。

 

まず、目が疲れてピント調整が低下して、眼鏡疲労が起きます。

それでも我慢して続けていたら、生欠伸が頻発に出ると片頭痛が起きることもあります。

こうした症状が起こらないように、人の脳は疲れをコントロールする働きがありますが、脳を酷使している人は、前頭眼窩野の働きも低下しているから「脳過労」になるのです。

ですから、前頭眼窩野を鍛える必要があります。鍛えるのは簡単です。

人と会話、対話すること、コミニケーションすることで鍛えられます。また、スマホのようなデジタル情報だけでなく、アナログ刺激のある場所に出かけることでも鍛えられます。自然の中に佇み、自然の音、臭い、樹木に触る、野鳥の鳴き声に耳を傾けるなど、五感を総動員して活用することで、脳全体の鍛錬になります。

スマホの情報は、脳が興奮するので疲れやすく、自然の情報は、脳がリラックス状態だから、脳のリハビリにもなります。

こうした状態は、脳波の違いにより疲れやリラックスとの違いになるのです。

人の脳は、人体の中でも「酸素を40%、栄養素を20%」必要とする臓器です。

脳の栄養素の中でもほとんどを「良質なブドウ糖」で摂取しなければ、脳の疲れ回復も遅くなるのが「脳の慢性的過労」に繋がると言うことです。

前頭眼窩野を鍛えるためには、子供の内からスマホやゲームをする時間を決める。そして、脳にインプットしたことを親に話す。アウトプットすることでも前頭眼窩野は鍛えられ、脳が過労しにくいと記憶力も意欲も湧いてくれば、学校の成績も上がります。

皆さんは、あまりにも自身の身体のこと、特に脳をことを知ら過ぎるどころか?酷使し過ぎています。

もっと自愛して下さい、自愛することは「脳と心を労る」ことで心身も健康で居られると言うことを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦、


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潜在能力の活用!

2022-08-31 00:00:30 | 人の脳

潜在能力とは「普段は見ることが出来ない内に秘めたその人自身の可能性」という意味があります。

そして「潜在能力」が高い人には幾つかの特徴があります。

潜在能力の高い人は「更に上昇する可能性のある能力のことです」。

ビジネスで言えば「成長できる可能性」や「将来性」を言い表していることが多いです。

つまり「潜在能力」とは「普段は見ることの出来ない内に秘めたその人自身の能力の可能性」を表現している言葉であるということです。

類似語では「隠れた能力」「才能」などと類似されます。

では、潜在能力とはどんな能力のことを言うのでしょうか?辞書引きすると「普段は見ることが出来ない内に秘めたその人自身の可能性」となるのですが、内に秘めた能力は、私たちでは普段の生活の中では「活用したり、引き出す」ことは稀なことです。

潜在能力は、意識したからと発揮したり、引き出すことは中々難しいものなのです。

例えば「火事場の馬鹿力」がそうであるように、自身に迫る危険を回避するために、発揮する「自己防衛能力」として自身が想像も出来ない力を発揮して「危険回避」出来るものです。

こうした能力こそが「潜在能力」なのです。

人の能力は「脳の力(脳力)」なのです。

人の脳は、必死に頑張っても80%程度しか普段は使われていません。それは、常に100%の力や能力を発揮し、使っていたら「筋肉や骨」が壊れてしまうから脳が無意識に(セーブ)するものです。能力も同様で常に100%の能力を発揮し続けると、脳が疲れてしまい「脳の栄養不足」などを引き起こし、極度のストレス状態になると「精神障害」を引き起こすことにもなります。

生命維持として脳活動で「コントロール」している訳です。つまり、普段使っていない能力こそが「潜在能力」なのです。

 

また、人それぞれに潜在能力に違いがあり、それは個性のようなもので、自身では想像も出来ない能力だったり、何かきっかけで気付くことが多い能力なのです。

ですから、多くの場合は自身の潜在能力があるのか分からない、もしやこの能力がそうなのかと気付く程度なのです。

私のように明確に理解し、脳科学で説明できるまでには、多くの学びや体験なども必要となります。

私のように「内に秘めた能力」が引き出されるきっかけがありました。それは、14年前(2007年)のある朝方に「正夢」を見ていたことから始まり、それがきっかけで私の潜在能力に気付き、覚醒も出来たものです。

私の潜在的能力は「霊感、スピリチャル能力」でした。若き頃から私には霊感などあり得ない!幽霊なんて信じないと否定的な人でした。

 

それが、14年前にソウル繋がりした方から教えて貰うように、私の潜在能力に気付かせてくれたものです。

そして、私の潜在能力は普通の人たちとの能力の次元を超越したものでした。あれほど、幽霊の存在を信じなかった私が幽霊の姿を何度も見るようになり、実体験すると真実であると確信も出来ました。人の魂の存在なども理解だけではなく、繋がりから信じるようになったし、そのことを皆さんに伝える「使命」も担いました。

皆さんにも、人それぞれの「潜在能力」は誰でも持っているのです。多くの場合は、どの能力が潜在能力で、自身でもずば抜けて、他の人よりも優れた能力はあるはずです。その能力こそが潜在能力なのです。

但し、普通の生活や日常的に潜在能力は使われていない、いざという時に発揮できるのが潜在能力なのです。

その潜在能力を悪事や自身の邪心のために活用することは良いことは言えません。人助けや社会貢献に潜在能力を活用できれば、その能力は益々強まり、人に役立つ能力ともなるということです。余話、自身の潜在的能力をどのような活用するか、生かすかはあなた次第ですが、出来れば自身に与えられた「使命」に活用して頂ければと願っています。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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