センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

写真日記(11日)太陽の広場~永山公園!

2023-11-14 00:00:30 | 野鳥

11月11日という1並びの日ということもあり、11時11分には永山公園にある「金刀毘羅宮神社」に感謝とこれからの目標などを報告しました。祈願というよりは、感謝と報告のようなお願いでした。

朝から「奇跡」が起こるような予感がして、ウキウキした気分で出かけました。

早速、太陽の広場の野鳥たちが曇天でしたが、何時もより賑やかに囀っていました。

中でも、アカゲラが近くで鳴いて、ドラミングをしていました。それは「巣作りのために、メスが柔らかい木に穴を掘っていました」。但し、巣は丸い穴を掘りますが、納得いかないと直ぐに別な場所を探して嘴で掘り始めます。

身体の半分が入るほどまで掘っていました。撮影も出来ました。

神社に参拝後に奇跡的なことが起きました。ジョウビタキのメス「ジョビコ」がいました。私は坂の傾斜に上り、ヤマガラやシジュウカラの混群を撮影しようとしていたら、ピョーと鳴き声が聴こえ、振り向いたらジョウビタキのメスでした。

ジョウビタキのメスは、私の好きな鳥でもあります。目が丸く、可愛い顔をしています。近くまで寄って撮影していたら、何と目の前の枝に止まり、その距離は30cmほどです。

間違いなく、挨拶に止まって呉れたのだと思います。

あまりに近いので撮影出来ませんでした。スマホを取り出すのにも十数秒で立ち去りました。

目と目が合い、尻尾を上限に振って愛嬌たっぷりに鳴いて立ち去りました。私は思わず逢いたい恋人に逢えたようなとても良い気分になり、思わずに微笑んでしまいました。

神社の下に居たのも偶然ではなかったように思えます。

本日も知り合いのご夫婦と待ち合わせして、撮影しましたが、曇天だとカモシカたちはお昼ごろには現れません。本日もやはり、アオシカに逢いたがっていた奥さんは、残念そうに帰って行きました。今度、天気の良い日のお昼ごろにはきっと私たちの目の前に現れると思います。

来週頃から本格的に寒くなりそうなので、冬鳥はこれからが種類も増えてきます。

やはり、今日は11月11日に奇跡が起きると言われていました。早速に私は奇跡を体験しました。そのことで、私の願い、希望が叶いそうな予感もした一日でした。

野鳥たちには感謝です。

 


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私が野鳥に拘る意味!

2023-05-13 00:00:30 | 野鳥

私と野鳥の関わり合いは既に55年以上になります。私が野鳥好きなったのは、小学校の理科の授業で、鳥は恐竜の子孫から進化した生き物であり、証拠に鳥の足の鈎爪や恐竜の鱗が羽になったと聞いて、恐竜好きの私には目からうろこでした。

また、当時、犬の散歩中に木の下に蠢く小さな黒い生き物が居ました。それは、木の上を見上げるとカラスの巣がありました。

巣から落ちた雛と分かり、巣に戻そうとしても木の上なので無理でした。そこで、自宅に持ち帰り、私が面倒を見て育てることにしました。

ハシボソカラスのメスと分かり、面倒を見ました。半年もしないうちに若鳥に成長したカーコが、母親が私のことをヒコと呼んでいたので、ヒコと呼び捨てとか、はいとか、葛西ですとなどと人真似して驚かせます。

私がカーコと呼ぶとはいと返事までします。それは、ペットのオームのようでした。

そんなことから私が野鳥を益々好きになり、同時に他の種類も知りたくなり、お小遣いをためて双眼鏡と野鳥図鑑を購入して、自転車で川沿いや時には、十数キロ離れた野山、沼などにも出かけて野鳥観察していました。

ただ、バードウォーチングするだけではなく、野鳥日記なども書き込んでいました。

こうしたことが高じて、野鳥との関わり合いが本業とまでは行かなくても、30数年前からは井之頭小学校の探鳥会の講師と同時に、武蔵野市の教育委員会の特別メンバーにも入っております。

ボランティア活動しとての役割ではありますが、以前と違いボランティア活動では無くなりました。

「野鳥の先生」としての役割となり、今年の5月で会社を退職することもあり、本格的には6月から平日に活動が出来ることから、小学校での特別授業(野鳥の授業)をして欲しいと井之頭小学校から依頼もされています。

 

また、この特別授業に関しては、文科省が推進している。一般の方々の専門家を呼んで特別授業を推進していることにも関係しています。

小学校で金融の勉強しても難しくて分かりませんから、身近な生き物たちと題して「野鳥の授業」が提案された訳です。

井之頭小学校の関係と、私が6月に引っ越し先予定が青梅ということもあり、青梅の小学校でも野鳥の授業との依頼もありそうです。また、千葉でも我孫子で出逢った方が小学校で私のような民間人が支援学習指導などしている関係から、私にも我孫子でも特別授業をして欲しいですねと言われました。

こうして、今年の秋以降から本格的に始まる「特別授業(野鳥の授業)」が始まると益々、子供たちが野鳥に関心を持って貰い、私が指導する趣旨は「愛護と自然保護」との関連を分かりやすく重要性を提唱して行きたいと思っております。

私の想いは「身近な鳥に興味を持って貰う」ことにあります。特に子供たちに野鳥を好きになって貰い、愛護の精神を育むことを願っております。

私の長年の想いが、最近、届いたと思った出来事によく出逢います。それは、私が毎週のように各地に出かけて、バードウォッチング&バート撮影していると、家族連れが目立つようになり、中には今年(最近)からバードウォッチング始めましたとか、野鳥が好きになった子供たちが増えています。

それは、ネット社会の現在、野鳥に関わる事柄を検索し、調べていくと私のことを初対面の人が知っていた人、子供に出逢ったことがありました。

「梅の花にメジロが花の蜜」を吸いに来た写真に「ウメジロー」と名付けたと、それは葛西さんが名付け親ですよと言われ、驚きと嬉しさに握手した程です。

他に、ハクセキレイのアルビノ化し他真っ白な「ハクセキレイ」を公開し、全国的に話題になったり、モズのオスを「モズ太郎」、メスのことを「モズ子」と言いますとブログで公開したら、子供たちが親に説明していたことをところを見かけて、お声をかけたことがありました。

こうして、私は愛称で呼んだりして、子供たちに身近な野鳥から興味を持って貰うために、写真撮影したり、小学校で探鳥会の講師をしたり、時には、大人の人たちにも指導することもありますが、子供たちに「野鳥と環境」に興味を持って貰うことを第一に考えています。私の私欲や邪心などない、大好きな野鳥を護る(愛鳥)のために活動しているものです。

長年の私の想い、活動が最近、結果して現れたように「子供たちに鳥見が人気」になりました。現に、お店でも「双眼鏡と野鳥図鑑」の売れ行きがよく、品物によっては入荷待ち状態になっています。また、私がブログ更新したりするのを閲覧している人も増えて、gooブログで公開していますが、年間の閲覧者、一か月1万人を超えて、年間数十万人の人たちが私のブログ、中でも野鳥の写真や説明を楽しみにしている子供たちも居られます。また、私の影響力も感じていますので、いい加減なことは出来ないと思っています。こうして、徐々にではありますが、私の想い、活動が子供たちに受け入れられていることに嬉しく思います。今後の活動に遣り甲斐を感じます。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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野鳥と共に!

2023-04-14 00:00:30 | 野鳥

野鳥の意味は、家畜やペットなどの人に飼われるBird」に対応する語として、中西悟堂が「野鳥」の言葉を俗語した。

日本鳥類学会の鳥類目録では「自然分布種」と「外来種」を分けて掲載している。一方、中西悟堂が設立した日本野鳥の会の「フィールドガイド日本の野鳥」では「野生状態で記録された鳥」を掲載しているが掲載対象は「自然分布種」であり、外来種などの「野生化した飼鳥」(ドバト)なとは、それとは別に扱っている。つまり、野山で観察されても、それは(狭義の)「野鳥」(つまり外来種)とは限らない。

分類!

一年中その土地に留まっているものを「留鳥」と呼び、その土地に春に来て夏を過ごす「夏鳥」。秋に来て冬を過ごす「冬鳥」、渡りの途中で日本を通過していく際に見られる「旅鳥」、台風や悪天候などの影響で迷い込んだ鳥「迷鳥」などがある。

私がこうして、長年野鳥の関わり合いは、単なる「野鳥観察」や「バードウォッチング」などの指導が目的ではなく、私の主目的は「野鳥の愛護」にあります。

例えば「絶滅危惧種」に指定された野鳥を調査確認したり、出現した場所等を資料やデータとして残すために撮影しています。

また、野鳥などの渡り鳥は「その場の環境変化」に敏感です。万が一、群れでその場に残り、エサが不足すると群れ全体が絶滅の恐れになります。

ですから、渡り鳥の群れには「リーダー的役割」を担う鳥がいます。私は「偵察」と呼んでいますが、木の実や昆虫などがいるのかなどを探り、状態を見ながら、群れに戻り、その場所に群れを

連れて移動します。

よく、ハシブトカラスがカラス同士追っかけて、喧嘩しているように見えるのは「縄張り争い」からです。例えば、小さな公園にもハシブトカラスは何十羽も居りますが、その公園では精々20羽ほどのカラスが捕食する獲物やエサはありますが、数十羽になると、エサや食べ物が不足し、カラスの群れが絶滅する可能性があることを知っています。ですから「テリトリー争い」を繰り返し、負けた群れは、別なエリアを探して求めます。

カラスの縄張り争いでは、メスや小さな幼鳥なども犠牲になることがあります。カラスの縄張り争いで命を落すカラスもいます。そんな時にはカラスは「敵討ち」の争いをすることが分かっています。

 

こうした行動は「子孫繁栄」が目的で行うものです。

また、湖沼などの「水鳥」の渡り鳥の種類と数でその場の環境指標がある程度わかります。例えば、大きな沼が生活用水で汚れると、水草などが生えなくなります。そうした場所には、水草を捕食する「キンクロハジロ」などが訪れません。逆に水鳥でありながら陸の雑草などを捕食する「オオバン」などが数を増やします。

水草は太陽光が入り込むほど水質の綺麗な湖沼でないと訪れません。近年では関東の湖沼が汚れてきているので、十数年前に比べたら半減いかになっています。代わりに冬場などでは海岸沿いに群れでいることが多いです。

私は渡り鳥で「四季を予測します」。例えば「ウグイスの初鳴き確認が例年よりも一週間」早いと春の訪れも、桜の開花も早まります。

夏鳥の渡りでは「燕の初確認」があります。私が燕の初確認したのは4月1日でした。例年よりも一週間ほど早かったものです。

春が早ければ、夏も早まると考えられます。

こうして動植物から「四季を感じ、天候までも予測」出来ます。つまり「自然は教科書以上のことを教えてくれるのです」。

野鳥を観察、撮影するのは「資料とデータ分類」をするためです。そのことで、子供たちや大人の人たちに「野鳥と自然の関わり」を説明したり、時には解説もしています。

今年の夏以降には、小学校で特別授業を平日に依頼されそうです。その特別授業とは「野鳥の授業」です。自然と野鳥の関りなどを分かりやすく簡単に説明します。

そして、野鳥を好きになって貰い、探鳥会に参加して貰えたら嬉しいです。

今年の6月に会社を退職と同時に長年住み慣れた千葉から引っ越す予定しています。その引っ越し先こそが「自然豊かで動植物が豊富な場所」です。

其処を起点に野鳥撮影を本格的に行いたいと思っています。野鳥と共に暮らしていくということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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アリスイという鳥!

2023-04-13 00:00:30 | 野鳥

アリスイ(蟻吸、Jynx torquilla)は、キツツキ科アリスイ属に分類される鳥類。アリスイ属の模式種。

分布!

アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス(ジブラルタルを含む)、日本。

夏季にアフリカ大陸北部やユーラシア大陸で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部やインド、東南アジアへ南下し越冬する。日本では北海道、本州北部では夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)、本州中部以西では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。アリの出現に合わせて移動しているらしく、クロナガアリが出現している間は冬の関東地方でも長い間越冬し、厳寒期に南下する。

形態!

全長17-18cm。背面は灰褐色の羽毛で覆われ、褐色や黒褐色の複雑な斑紋が入る。た頭頂から背面にかけて暗褐色の太い縦縞が入り、側頭部や肩部にも黒い斑紋が入る。喉から胸部にかけては黄褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の横縞が入る。尾羽は丸尾で繋がっておらず、黒褐色の横縞が約5本入。

生態!

開けた森林、林縁、草原、湿地、農耕地、川原などに生息する。樹上では木の枝に対して水平に止まる。外敵に巣を狙われた場合、大声で鳴いて巣の周りを飛ぶ、警戒のために頻繁に首を傾げるような行動を行う。種小名torquillaは「首を捻る者」の意で、英名(Wryneck=曲がった首)と同義。

食性は動物食で、主にアリを食べ、和名の由来になっている。地表や朽ち木に止まって舌を伸ばし、獲物を捕食する。

繁殖形態は卵生。樹洞や地面に空いた穴、キツツキの古巣に営巣し、日本では6-7月に1回に6-10個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから18-25日で巣立つ。

 

アリスイは、幹だけではなく地上にも降りて歩いて地表や地中の餌を採るのが特徴です。 食性は動物食で、主にアリを食べるので和名の由来になっています。アリを吸うように捕食するから「アリスイ」と言う和名が付けられました。

私がアリスイと出逢い撮影したのは、昨年は葛西臨海公園の葦原の湿地に、クイナとヒクイナなどが出現する場所にいました。

その場所は、クイナとヒクイナが良く出現する場所なので、バードカメラマンが何人も陣取っています。

その日も数人のカメラマンがクイナが現れ、一斉にカメラのシャッターを切り、僅かの時間で奥の葦原に隠れてしまい、同時にカメラマンも居なくなりました。私だけは残り、ヒクイナが現れないか待っていたら、突然、葦原の奥からアリスイが飛び出し、首を持ち上げ、上空を見上げていました。3枚シャッターを切り、直ぐ隠れてしまいました。

今年は、冬場に手賀沼で二度、アリスイに遭遇し、撮影も出来ましたが、木に止まっていたので遠かったですが確認出来ました。

その時には、隣にモズと一緒でした。モズもアリスイも動物食なので獲物を横取りしようとしたかも知れません。

二度目もやはり、木に止まっていました。アリスイは警戒心の強い鳥なので、手賀沼のような人出の多い場所では、道端から離れた木に止まったりします。

生態もそうですが、アリスイは姿形もユニークな野鳥です。

また、バードウォッチャーにも人気のある野鳥です。

センスプロデュース研究所、葛西行彦、


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井之頭公園のオオタカ!

2023-04-10 22:49:34 | 野鳥

井之頭公園のオオタカ!

井之頭公園のオオタカを約1年見守って来ました。

昨年(2022年6月)に井之頭公園に伺い、野鳥の撮影をしていたら、公園内に木の上を見上げて撮影しているカメラマンが何人かおられたので、上を見上げたら「オオタカが営巣」していました。どうも、5月末に三羽のオオタカが生まれたということでした。私が伺った時は、12日頃なので雛に成長し、一羽は巣立ちが間もない状態でした。

高い杉の木に営巣したオオタカの雛は下からの撮影なので頭部しか写りませんでした。

その後も、一ヶ月に一度ほど、井之頭公園に出掛けていますが、オオタカを撮影出来たのは、昨年の12月のことでした。誕生してから半年が経ち「若鳥に成長」したオオタカがキューという鳴き声に気付き、公園のオオタカの森の裏側に廻ったら、大きな木のマタをテーブル代わりにして、オナガを捕らえ捕食していました。

オオタカの若鳥との距離は10mもありませんでした。私が近寄っても逃げることなく、オナガを捕食していました。30分以上は食べ続けていたと思います。時より私の方を見ていました。大きくなったねと声をかけて上げと、分かったように思えました。雛から見守って来ましたから、何度も遇っていますから私だと認識しているようです。

その日は、井之頭小学校の探鳥会が終了し、ランチしてからサンクチュアリに出向き、水飲みの野鳥を待っていたら「此処だよと言わんばかりに(キュー)」と鳴き、鳴き声で若鳥と分かるほどの鳴き声に気付き、駆け足で裏側に向かい、直ぐに見つけました。写真を写す前に大きくなったねと挨拶してから撮影しました。

年明けしてからは、井之頭公園に毎月出かけても、オオタカの姿は確認できませんでしたが、本日(4月9日)に午前中に木に止まってじっとしているオオタカを確認し、三枚でしたが撮影出来ました。立派になったねと声を掛けたら振り返ってくれましたが、たまたま、私の周りに何人かが気付き、それを見たオオタカが飛び立ってしまいました。

丁度、狩りに行くところでした。狩りに成功すれば午後、大体14時過ぎには、好みの大きな木のマタにテーブル代わりに獲物を置いて捕食するのですが、14時過ぎまで待ってみましたがオオタカは現れませんでした。

後ろ姿ではありますが「成鳥に成長」したオオタカが撮影出来ました。それで、約1年間の成長の記録写真が出来ました。雛から若鳥、そして成鳥になって「立派なオオタカ」顔つきが鋭くなり、かっこよくなりました。私はこのオオタカを「井の鷹」と名付けて愛護しています。今年は繁殖相手、メスを連れてくれたらよいのですが、早くメスを連れて繁殖して欲しいと願って井之頭公園を後にしました。センスプロデュース研究所、葛西行彦


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涙の科学!

2023-03-03 00:00:30 | 野鳥

悔しいです!!と涙をながす時も長い人生にはある。悲しい時、嬉しい時 、様々な場面で感情が昂ると僕らは泣く。

どうやらこれは、ほぼ人間だけが持つ特徴らしい。

「人間の涙には、反射性分泌と情動性分泌があると言われています。眼は、常に涙で潤っていて、角膜に必要な栄養素を与えたり、眼が傷つかないようにガードしているんですね。

これは反射性分泌によるものですが、情動性分泌は感情によって流される涙です。

情動性分泌の場合、喜怒哀楽といった感情の違いで、やや成分比が異なる場合もある」と教えてくれたのは、「ぎもん・しつもん眼の辞典」という著書を持つ奥沢眼科医院の奥沢康正先生。

「涙腺は、三又神経、交感神経、副交感神経の三つの支配を受けています。悲しい時や嬉しい時は副交感神経が良く働いて、薄く水ぽっい涙が出るんです。

悔しいときや腹が立ったときは交感神経が良く働いて、ナトリウムの多い涙が出ます」。

とすると悔し涙は塩っぱいということですか。

「そうですね。涙を流す量が多ければそれだけ薄まりますが、一般的に交感神経系の涙は塩辛くなります。

どれだけナトリウムの量が増えるかは諸説ありますけど。涙の成分は98%が水分で、約          1.5%がナトリウム、カリウム。アルブミン、グロブリンなどのほか、0.5%のタンパク質が含まれています。

涙は、血液を凝固させたと上澄みにできる血清の成分とよく似ていると言われるんですが、血清にはタンパク質が含まれていますから、涙は血清をかなり薄めた感じに成りますね。

角膜の損傷が激しい時などは、まれに自分の血清を点眼液に使う場合もありますよ。

実は、涙って人間が排出するものの中でピュアな生理食塩水に近い一番綺麗なものなんです」。

心を動かされると、人は涙で感情を洗い流す。その涙が一番綺麗な体液というのは何とも出来過ぎた話しですね。

リクルートフリーペーパー紙R25より文書引用。

 

ヒトは、感情的に涙を流す雄一の生物と言っても過言ではない。一部象も仲間が死ぬと涙を流すという説もあるが定かではないのである。

東京電力の生活情報リサーチがアンケートを取った調べによると「最近、泣いた理由?」に対して!

1、テレビ、映画を見て泣いた。2、訃報、3、子供のことで、4、喧嘩、5、恋愛から。と言うように、全てが衝動性の涙なのです。

如何にヒトは「感情の生き物かご理解頂けたと思う」。

私たちは、悲しい時、悔しい時、嬉しい時にも涙が流れます。但し、花粉症や眼に埃が入っても涙目になります。

これらの涙が反射性分泌という涙で、ナトリウムも少ない、本当に綺麗な涙なのです。

私たちヒトが排出する中でも最もピュアでき綺麗な生理食塩水であり、純粋なものなのです。

私も、テレビや映画で感動し、涙ぐむことは多々あるが、加齢と共に「私は涙腺が緩い」と表現し、涙もろいことを誤魔化そうとしますが、それは、交感神経の働きの低下にも関わっているのです。

では、ヒトの脳の感情は何処で生まれるのでしょうか? それは「扁桃葉」という感情を司っている脳部が関わっております。

視覚や聴覚などヒトの五感からの情報が脳の前頭葉に送られ、五感情報を統合判断し、その情報を今度は感情的に判断して、悔しい思いや、辛い思い、楽しい時にも劇的な感動などで精神が高ぶり、交感神経が刺激され、涙腺から涙が流れるのです。

これが涙の流れる仕組みですが、ヒトの感情は複雑であり、個人でも感情に違いもあり、涙もろいヒト、感情を表に出さない「鉄仮面」のようなヒトと様々です。

女性が涙もろいのは、男性との脳の差違でもあり、脳梁という左右の脳をジョイントしている脳部が男性より、女性の方が1・5倍ほど多く、細胞があり、左右の脳の情報を活発にしているので、直感力に優れておりますので、感動しやすく、傷つきやすく、立ち直りも早いのです。

だから、女性は感情や思考をすぐに口に出したり、顔の表情に出すことで、ストレスや悩みなどを忘れようとします。

涙ぐんだと思ったら、すぐに立ち直り、笑顔になれる女性も多いのです。

但し、恐怖や不安に関しては、女性の脳は直感力に優れているため、対処出来ないことも多く、悩み苦しみ、パニック障害、精神的不安に陥りやすいのも女性の脳の特徴です。

貴方は最近、泣いておりますか? 嫌な事、忘れたいこと事があったら、思いっきり泣いてみるのもよいでしょう! 

そのことで、ヒトの脳は安らぎ、安心するのです。涙はヒトには欠かせない感情の宝石なのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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ソウシチョウ

2023-03-02 00:00:30 | 野鳥

ソウシチョウ(相思鳥、学名Leiothrix lutea)は、鳥綱スズメ目ソウシチョウ科に分類される鳥類。外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種。

分布!

インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等に移入。

日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。現在、関東、東海、近畿、中国、四国、九州の各地で繁殖が確認されており 、関東では筑波山、近畿では六甲山系、九州では九重山系によく見られる。なお日本以外ではハワイ諸島で観賞目的で放鳥されたことがある。

形態!

全長がスズメと同じくらいの14-15 cmほど。背面の羽毛は暗緑色。眉斑から頬は薄い黄色、咽頭部の羽毛は黄色で胸部は濃いオレンジ色、翼に黄色と濃い赤の斑紋がある。

幼鳥の嘴は黒いが、成長に伴い赤くなる。体色に雌雄の別はないが、メスの体色はオスのそれより幾分薄くなる。

生態!

ササ類の繁茂する標高1,000 m以下の常緑広葉樹林、落葉広葉樹林に生息する。またこういった藪の中に営巣し、越冬期は標高の低い地域に移動し、主に竹林や笹藪に生息し小群をなす。カラ類との混群をなすこともある。

食性は雑食で、昆虫類、果実、種子等を食べる。

繁殖形態は卵生で、1回に3個の卵を産む。

名の由来!

番のオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われる。ちなみに中国現地名は「紅嘴相思鳥」である。

英名には代表的な Red-billed Leiothrix のほかに Pekin Robin, Pekin Nightingale, Chinese Nightingale などがある。数ある英名の一つに Japanese Hill Robin があり、またオランダ名はJapanse nachtegaalであるが、日本在来の野鳥ではない。


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野川公園に行って来ました!

2023-02-15 00:00:30 | 野鳥

野川公園(のがわこうえん)は、東京都調布市野水一・二丁目、小金井市東町一丁目、三鷹市大沢二・三・六丁目にまたがる都立公園である。指定管理者として西武造園など4団体で構成される「西武・武蔵野パートナーズ」が管理を行っている。

園の東西を東八道路が横切り、その北側を野川が西から東に流れる。園の東端近くで東八道路と野川が交差する。東八道路と野川に挟まれた区域や東八道路以南の各所には武蔵野の雑木林が多く残存する。自然観察園から西方へ野川沿いに細い市道を越えると、東京都立武蔵野公園である。また、人見街道(東京都道110号府中三鷹線)を挟んで南に200mほどの所に東京都立武蔵野の森公園がある。

元は国際基督教大学(ICU)所有のゴルフ場であった。現在もかなりの面積で芝生が広がる。園西部にデイキャンプ場、南部にテニスコート、バーベキュー場、駐車場、中央部に児童遊具施設「わんぱく広場」とアスレチック場を備える。

井の頭小学校探鳥会、今年、2回目になる探鳥会を野川公園で行いました。

先月は、あまりの寒さに途中で切り上げましたが、本日は、晴天と風も弱いので、比較的温かく感じられます。

2年ぶりに「リュウキュウサンシュクイ」が撮影出来ました。何度も現れてくれたのはラッキーでした。

確認した野鳥は!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、カワラバト、キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツグミ、カワラヒワ、ヤマガラ、ジョウビタキ、オス、メス、シロハラ、アトリ、カワセミ、リュウキュウサンシュクイ、カルガモ、ヒドリガモ、ヒバリ、ビンズイ、アオジ、カワウ、カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、30種確認、


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56種の野鳥確認!

2023-01-09 21:40:39 | 野鳥

2023年1月新年の三連休で「56種類の野鳥を確認」したのは、初めてのことです。

私が野鳥の観察、バードウォッチングの指導員になってから三十数年が経ちますが、その間に、日本の野鳥を観察、確認した野鳥は300種を超えます。

但し、三日間で50種を超える野鳥を確認できたのは、初めてのことです。

今年は、間違いなく私にはラッキーな年になりそうです。新年早々、幸運なことでした。三連休も晴天で色々な野鳥にも出会えました。

中には、コブハクチョウが「鳥インフルエンザに感染」して、水辺公園が立ち入り禁止になっていた場所もありました。ところが、市民の方だと思われますが、コブハクチョウ、ユリカモメ、シナダチョウに餌を上げて近寄っていました。幾らマスクしても素手でパンなどを上げていては、鳥インフルエンザ(H7N9)型に感染するリスクが高まります。公園の閉鎖も大事ですが、もっと大事なのは、鳥インフルエンザに感染した。コブハクチョウに近寄らないことだが重要で、鳥インフルエンザの感染予防になります。


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千葉昭和の森のオオハクチョウ!

2022-12-19 00:00:30 | 野鳥

千葉市昭和の森(ちばししょうわのもり、英:Showa no Mori Park)は、千葉県千葉市緑区にある都市公園(総合公園)である。名称に公園はつかない。敷地面積は約100haと千葉市内最大規模の公園であり、広場、遊び場、キャンプ場、野球場、テニスコート、サイクリングコース、ウォーキングコース、展望台、アウトドア施設、宿泊施設等多くの施設がある。園内には遺跡も保存されており、荻生道遺跡は県指定史跡に指定されている。公園は一部を県立九十九里自然公園に指定され、日本の都市公園100選、房総の魅力500選にも選定されている。

今年の12月は、冬の渡り鳥の初確認が昨年よりも二週間ほど早かったのですが、何と梅の花が咲いていました。また、2月下旬から3月上旬に咲く「彼岸桜」も何輪か咲いていました。

此処、昭和の森公園は、オオハクチョウが一羽、一年中います。

2015年の6月までは、オオハクチョウはペアーでした。メスがその年に亡くなっても、真冬にオオハクチョウの小群が現れても北に戻ろうとしません。それは、ハクチョウは、番相手とは一生を共にする鳥です。決して浮気なんかしません。番相手が亡くなるまで一緒にいます。

 

オオハクチョウのメスが亡くなってから今年で7年目になりますが、私が毎回、昭和の森の池に行くと、私が勝手に「ガァーコ」と名付けました。

ガァーコも私が声をかけたら、分かったようで私の方見ては、池を見ながら、悲しげな鳴き声をします。

それは、メスが帰ってくるのではと探している!呼びかけています。

時より、ダイサギを見つけるとハクチョウのメスに見えるのか?鳴き声も早く、高い鳴き声になるので勘違いしていました。

勿論、ダイサギは逃げてしまいます。ガァーコは、また、池の方を見ながら来るはずの無い、メスを探して鳴いています。

直ぐ側にいながら、メスのカァーコは死んだんよ、今度の冬に渡って来たオオハクチョウと一緒にシベリアに渡る体力もなく、高齢になったガァーコは、今日も来るはずの無いメスを探して鳴いています。

私も悲しくなり、側で泣いていました、そうしたらガァーコが近寄り、私を慰めてくれたようです。

元気で長生きしてね!と告げて池を後にしました。

人でも、こんなパートナーを愛せるでしょうか?

7年間も毎日のように池を眺めながらメスが来るのを待ち続けています。毎年、少数ですがオオハクチョウが渡って来ますが、別なメスではガァーコは駄目なのです。カァーコでなければならないのです。

昭和の森の池「下夕田池」のオオハクチョウの愛の物語になりそうです。


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21世紀の森と広場

2022-12-06 00:00:30 | 野鳥

21世紀の森と広場(にじゅういっせいきのもりとひろば)は、千葉県松戸市にある公園。湿地帯や森林といった、昔からある自然を生かした自然尊重型の「都市公園」を理念としてつくられた。オープンは1993年4月29日(旧みどりの日)。

公園の基調となる概念は「千駄堀の自然を守り育てる」。都市公園化の際、小川を舗装して親水公園化したり、芝生広場を造成するために湿地帯の埋め立てなどの大掛かりな整備工事が行われたため、千駄堀の自然を最大限残した自然公園化を求める市民との間で議論があった。

道路(主要地方道51号)が公園を貫通し、公園の谷を越える大きなアーチ橋がランドマークとなっている。松戸市立博物館・森のホール21が公園内に隣接する。広大な芝生広場と、千駄堀池にくる野鳥などを観察できる自然観察舎、散策路が整備されている。また、バーベキューもできる森、農園などがある。

学校などの団体の遠足や親子連れの行楽客、ピクニックの人々が訪れる。

市立博物館からの入園も可能。東京ドーム11個分の広さがある。千駄堀池は東京ドーム約1個分。ペット及び自転車は入園不可(野生動植物保護のため)。動植物保護のため、ゴミは持ち帰り(園内にゴミ箱は無い)。 中央口の下から森のホール21へ(BIF - 1F)、松戸市立博物館へ(B1F - 1F)、エレベータと階段がある。

久しぶりに21世紀の森に野鳥撮影に伺いました。

池の周辺には、ガモ類も確認出来ます。また、周りの樹木には、小鳥も多くいます。

池に張り出すように、展望出来るところからは、大きな木に、ノスリやオオタカが止まっているところを確認も出来ます。

池から離れた藪などでは、ウグイスやジョウビタキ、ルリビタキなどが見られます。

特に冬場は、野鳥の種類も増えます。海岸沿いの野鳥公園などとは、野鳥の種類も多くありませんが、オオタカなどがカルガモなどを狩るところなどが目の前で見られることもあります。

近くには、博物館などもあり、休日には家族連れで賑わいます。

確認した野鳥!

スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、カワラバト、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ダイサギ、コサギ、アオサギ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、エナガ、モズ、カルガモ、マガモ、コガモ、オオバン、ハシビロガモ、カワウ、カワセミ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ミコアイサ、オオタカ、ツグミ初確認、ウグイス、地鳴き、30種確認!


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オシドリ面白い生態!

2022-10-27 00:00:30 | 野鳥

種 名 カモ目/カモ科/オシドリ 鴛鴦 Aix galericulata Mandarin Duck

時 期 留鳥、または冬鳥。東北地方以北では夏鳥。

形 態 L 450mm 嘴峰27-32mm 翼長214-250mm  尾長90-109mm ふ蹠33-40mm.雌雄異色。♂は、冬羽がカモ類中、特に鮮やか。 三列風切の内側の一枚は、大きな銀杏の葉の形をしたイチョウ羽となる。

嘴は紅色で、先端が白色。 頭頂は金緑色で、後頭部の羽毛は長くのび、白色と赤栗色が混じる。

背は暗褐色で、肩羽は藍黒色と白色が混じる。 眼先は淡い黄褐色で、頸側には栗色の細長い羽毛がある。

胸は紫黒色で、胸側には2本の白帯があり、腹は白い。♀は、嘴が赤黒色。上面が暗褐色で、眼の周囲の白色が後頸にかけてのびている。

胸は黒褐色で、白色斑が散在し、上嘴の基部両側、喉、腹は白色。脇は黒褐色し黄褐色の斑。

オスはエクリプス時にイチョウ羽が消え、メスの体色に似ているが、嘴は紅色。鳴き声:オスは「ピューイ ピューイ」 メスは「キュッ キュッ」

 

生   態

分 布 旧北区。

ユーラシア大陸東部のウスリーと中国北部に繁殖分布し、冬は中国南部に渡って越冬する。

イギリスに生息するオシドリは、飼育していた個体が逃げて野生化した個体。日本では、四国を除く北海道から沖縄まで繁殖記録がある。 冬は本州以南に分布、四国にも分布する。

生息地 低地から亜高山帯にかけて生息する。

繁殖期には、大木の多い広葉樹林内の河川、湖沼で生息し、ミズナラの多いブナ林、シイ・カシ林などを特に好む。

冬は、山間の河川、ダム湖、湖沼、樹林に囲まれた池、溜池などで生息し、林内の枯れ木に止まることもある。

採 食 主に植物食の雑食性。

草の種子、果木の果実、水生昆虫などを食べる。特にシイ、カシ、ナラ類のドングリを好んで食べる。

夜行性のため、夜間、水田や湿地で採食する。日中は、水辺の陸地、岩、樹上で休むことが多い。

採食の仕方は、地上を歩きながら採食、水面を泳ぎながら採食、水面で逆立ちをして上半身を水中に入れて採食、水底を水掻きでかき回して浮いてきた水草などを採食、シイ・カシの木に登ってドングリを摘み取る採食をする。

繁 殖 繁殖期は、4-7月。 一夫一妻。 つがいで分散するが、コロニーにはならない。 抱卵期につがいを解消する。

縄張りは、巣の周りだけ。巣づくり: ♀のみで巣をつくる。 巣は、大木の虚(うろ = 洞穴)内や、地上の窪みに巣をつくる。

巣場所の選定は♀が行い、巣づくりの間、♂は縄張りの見張り役。

木の虚(うろ)に巣をつくる場合は巣材を敷かないが、地上の窪みに巣をつくる場合は巣材に木の葉を敷き、♀が巣に♂の胸・腹の綿毛を敷いて産座をつくる。

産卵: 1巣卵数、7-12個。抱卵: ♀のみで28-30日間、抱卵する。 雛は早成性の離巣性。

育雛: 母親のみで行う。雛は母親に促されて樹の洞穴から飛び下り、かなり(2kmの記録)歩いて水に入る。雛は40-45日で親元を離れ、独立する。

抱卵期につがいを解消した♂は、♂同士で群れを作ったり、第2の♀に求愛することもある。

冬期は、水系で大小の群れをつくる。

つがい形成は、9月から翌年2月ごろまでつづき、群れの中でグループディスプレイが行われる。

求愛のディスプレイは夕方・明け方に多く行われ、2-数羽の♂が1-2羽の♀の周囲を泳ぎながらメスの横に並ぼうとする。冠羽やイチョウ羽を起こして♀に見せつけ、首を上下させたり、上半身をもち上げたり、振り返ったりのポーズをして、求愛のディスプレイをする。

♀は、首を前方に伸ばし、嘴を水面に触れるほど下げて左右に振り、♂をそそのかす。

 

オシドリのメスを巡る争い!

本日、千歳台野鳥観察園で、オシドリ群れ、約30羽を確認し、そのうち、メス二羽を確認しました。撮影中、それは突然に起こりました。一羽のオシドリが甲高い声で鳴き、池の真ん中の方に出て来た時に、一羽のメスと10羽近いオスが同時に飛んできて池の真ん中で、オス同士の「メスを巡る争い」が始まりました。オシドリのオスが興奮すると、頭の後ろの羽が真っすぐに伸びたようになり、首を長く、身体を大きく見せようとします。

の貴重な場面を5分以上撮影出来たことはとても幸運なことでした。

そして、 一羽のオシドリのオスが、別のオスを足で抑えて池に沈めようとします。

上になった方が優位なので、メスと番になる権利を得たことになります。

但し、メスを巡る闘いは、何度となく繰り返されます。それは、30羽近い群れの中でメスは二羽しかいません。つまり「オシドリ夫婦」になれるのは極めて、強いオシドリのオスしか残れない厳しい世界なのです。

参考に、仲の良い夫婦のことを「オシドリ夫婦」と呼びますが、実は、間違いで失礼なことであると言われています。それは、オシドリは繁殖が終わると、次の繁殖相手(メス)を求めて別の群れに入ります。つまり、浮気する鳥です。見た目が仲良く泳いでいるように見えるので「オシドリ夫婦」と呼ばれるようになったということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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行徳近郊緑地(行徳野鳥保護区)に行って来ました!

2022-08-24 00:00:30 | 野鳥

行徳近郊緑地とは?

行徳近郊緑地(総面積83ヘクタール)は、行徳地区の内陸部の湿地帯や東京湾の埋め立てが進む中で、野鳥の生息の場と緑地を保全することを目的に、人工的に造成された緑地です。

この緑地には行徳鳥獣保護区(56ヘクタール)と宮内庁新浜鴨場の二つがあり、都市部の中に残された貴重な自然環境です。

野鳥にとって貴重な生息空間であると同時に、市民が自然とふれあう場としても利用されています。

この緑地ではイベントが定期的に開催されており、千葉県から管理業務を受託したNPO行徳自然ほごくらぶが中心となって、行徳鳥獣保護区の自然や生きものに親しむ講座が催されています。

平常時は立ち入り禁止ですが、周辺の通路からでも緑地内の野鳥を観察することができます。

市川野鳥の楽園(いちかわやちょうのらくえん)は千葉県市川市新浜にある特別緑地保全地区。行徳地区の内陸部の湿地帯や東京湾の埋め立てが進むなか、野鳥の生息の場と緑地を保全することを目的として人工的に造成された緑地である。また、近隣の谷津干潟と共に鳥獣保護区に指定されている。隣接する宮内庁新浜鴨場と合わせた約83ヘクタールが行徳近郊緑地保全区域に指定されており、敷地のすぐ近くを首都高速湾岸線とJR京葉線が通過している。環境保護の観点から平常時は立ち入ることができず、定期的に開催されるバードウォッチングなどの観察会の場合のみ一般にも開放されている。

 

此処が、全国的に有名になったのは、今から27年前の10月3日、2台の車が赤坂御所用地を走り抜けました。土曜日のこと、二台の車は警護のチェックを受けることなく都心を抜け、宮内庁が管理する千葉県の新浜鴨場に向かってひた走りました。

新浜鴨場は凡そ20万平方メートルもの広大な野鳥の生息地で、海外からのゲストの招待に使われることが多い場所です。

小豆色の軽ワゴン車は、浩宮様、自ら運転されたそうです。

浩宮様と雅子さんは、昼食後、水鳥が観察できる池の周りの遊歩道を散歩したり、輪投げをして遊んだり、楽しい一時を過ごされました。この時浩宮様は。雅子さんにプロポーズの言葉を切り出したといいます。

そして、雅子さんは「お断りする場合も含めて、きちんとご返事します」とお応えしたそうです。

新浜鴨場での浩宮様のプロポーズに対して、10月20日過ぎに一旦、宮内庁にお断りの返事を出します。雅子さんの答えは「自信がありません」でした。

その後、浩宮様からの何度かの申し出に、ようやく雅子さんのお気持ちが固まったのは12月12日のことでした。東宮仮御所で、雅子さんは浩宮様に結婚の承諾を伝えました。その一週間後に、赤坂御所で上天皇陛下と美智子様にご対面され、二人は婚約することのご報告されたそうです。

私も20数年前に行徳、新浜鴨場に宮内庁の関係者の方と一緒に見学したことがあります。丁度、行徳野鳥保護区の直ぐ側、木の仕切りで囲まれた。一般人は入れない場所です。

明治天皇のころまでは、新浜鴨場で、鴨狩をしていたそうです。散弾銃ではなく、弓矢だったそうです。

 

こうした経緯から、行徳野鳥保護区では、日本初の「野鳥病院」もあります。怪我した野鳥の世話をしております。何度も訪れていますが、私にも特別な場所となっています。

FBの友達登録をした女性と初めて出会ったのが、この野鳥病院の前でした。当時、フクロウが保護されていて、私を見た瞬間に「ホォー」と鳴いたのです。私は助けと聞こえたので近づいてみたら、猛禽類に襲われたのか?羽を怪我していました。

そんな様子を見ていた女性がおられました。何か居るんですかと尋ねられ、怪我したフクロウが私に助けて欲しいと鳴いていましたと告げると、普通の人なら、おかしなことを言う人だと思われるのですが、分かりますと言われて驚いたのは私でした。そんな思い出の場所でもあります。


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野鳥の世界は、ベビーラッシュ!

2022-06-16 00:00:30 | 野鳥

この時期、多くの野鳥が営巣し、雛が孵るころです。早速、カイツブリ雛が親から、小魚や川エビをおねだりしていました。

また、抱卵中のカイツブリもいて、確認しただけで、4組のカイツブリ親子を確認しました。また、この場所(公園)では、毎年、この時期にオオタカの営巣を確認しています。

本日、天気予報では、15時ころから雨が降るということで、早めに出かけて、お昼過ぎに帰ってきました。幸い、雨に濡れることはありませんでした。

オオタカの雛、営巣中の巣の中では、3羽確認しましたが、表に出てきたのは、2羽でした。1番目のオオタカは、木の上で羽ばたき、浮き上がることが出来るのでねまもなく、2日、3日の内に巣立ちすると思われます。ですから、親(メス)のオオタカも、午前中に2回、姿を確認しましたが、餌は運んでいなく、巣立ちを促す短い鳴き声を発していました。

オオタカが巣立ったからと、親は雛を突き放しません。それは、オオタカの雛が単独で狩が出来るまで「狩の仕方を教えます」。

その様子を3年前に私の地元の公園で散歩中に撮影することが出来ました。丁度、その時は、母親のオオタカが雛に、カナヘビを与え、木の上でキィーとないて、ここに取りに来なさいと促し、羽ばたきの力と狩の仕方を教えていました。そして、単独で餌が取れたら「独り立ち」となります。オオタカの親は、子育ても長く、3羽生まれても、1羽が巣立っていければ、都心の公園では餌の関係から、大自然の中と違い、餌探しが大変です。

こちらのオオタカは、主に野鳥を獲物にしているようです。通っている人に聞いたら、ムクドリやコゲラまで襲っていたそうです。本来は、カワラバトやカルガモなどが良いのですが、警戒して、周りには野鳥が居ません。ですから、オオタカのオスは遠くまで、大物の餌を探しに行くので中々戻って来ません。ですから、半日居ても、メスは確認できましたが、オスは確認できませんでした。


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ハシブトカラスがスズメを襲う!

2022-05-26 00:00:30 | 野鳥

スピリチャルとカラス(カラスは神様の使い)!

カラスの知能指数は鳥の中でもダントツ!記憶力、観察力に優れた賢い鳥!

カラスは何故、古くからスピリチャルの世界で「神様の使い」と言われて来たのでしょうか。それはその「賢さ」も理由の一つになっていると言われています。

カラスは非常に知能指数が高く、賢い鳥です。

鳥の中には勿論、ダントツ一位、それどころか犬や猫よりも知能が高く、トンパンジーに匹敵する問題解決能力や観察力、記憶力を持っていると言われています。

専門家からは「羽を持った霊長類」と呼ばれるほどです。

カラスは生きるため、子孫を残すためにその優れた知能を使い、人間の力を上手く利用しています。

例えば、道路にクルミを於いて、車に引かせて硬い殻を割ろうとしたり、小さな穴に入っている虫を食べるために木の枝を使ってほじくり出そうとしたりします。

水道の蛇口をひねって水を飲むことだって出来ます。そんな賢さを持つ鳥こそ「神様の使者」としてふさわしい存在であったのでしょう。

私とカラスには、特別な関係性があります。野鳥全般に関わり合いの長い私ですが、カラスには特別な思い、関係性もあります。

 

専門家でも体験したことのないことや出来事にも遭遇しています。

カラスから沢山の「スピリチャルなメッセージ」も受けています。

数年前には、八景島の「野島公園」に野鳥撮影に伺った時に、到着して直ぐに、木の上からハシブトカラスの何羽か甲高い声で鳴いていました。何か異常があったと直ぐに分かり、地面を視たら、一羽のカラスが横たわり、ぐったりしていました。近くに寄って見たら、羽の付け根に深い傷を負っていて、瀕死の状態でした。

私は、そのカラスを手で撫でながら、大丈夫だから楽になりなさいと無言で伝え、そのカラスは、私の方をじっと見ながら、目を開けたり、閉じたりしていました。

痛かったでしょうと両手でカラスを包み込んだら、目を閉じてハシブトカラスのメスは、私の手の中で息を引き取りました。

本来ならば、ケガしたカラスなどを誰も気にしないし、嫌がります。

勿論、カラスたちも襲って来ます。それなのに、私のことを木の上からカラスたちは見守っていました。分かっていたようです。

 

私がカラスを来世に見送って上げたのは初めての事です。その翌年には、成田山新勝寺に参拝に行き、成田山公園にある石の石碑がハートの形が刻まれた剣の石碑が珍しいと思い、撮影しようとしたら、裏側にある杉の木のあたりに気配を感じながら撮影しました。

写真を見て驚いたのは、私の守護霊たちが写っていました。成田山で修行した武士や來世に見送ったカラスが生まれ変わり「カラス天狗」になっていました。また、最愛の人の愛犬などが写っていました。

本日、17日(火)にも、仕事で日銀に伺った途中で中庭の広場で、スズメをハシブトカラスが追いかけ、仕留めました。その場で捕食されてしまいました。きっと幼いスズメらしく、逃げ遅れたところにカラスに捕まり餌食になったものです。実は、カラスがスズメを襲い、捕まえて捕食したのを見たのは初めてのことでした。

それも、日本銀行の歴史のある中庭での出来事でした。何か?私に伝えたい「神の使いからの伝言」なのではないかと思いました。

ハシブトカラスやハシボソカラスのことを多くの人は、ゴミを漁り、食い散らかす厄介な「害鳥」と思っている人やカラスが鳴くと縁起が悪いなど、決して良いイメージを持っていません。

私は、長年、カラスと関わり合い、カラスの生態の調査や研究などにも取り組んでいます。

そして「愛護」もしています。

だからか、そんなことをカラスは知っているようで、私のことを見ると木の上から見つめていることが多いです。決してカラスは害鳥でもなければ、不要な鳥ではありません。もし、カラスが絶滅してしまうと、カワラバトやムクドリが増え過ぎで「人に害」を与えます。

現在は、日本の自然の生態系ビラミットに君臨している「野鳥の中でも群を抜いて、頭が良く、賢い鳥」ということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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