センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

インフルエンザウイルスの万能ワクチンの開発!

2009-01-31 18:47:39 | 感覚
インフルエンザの万能ワクチン開発…厚労省研究班
2009年1月29日  提供:読売新聞
「新型」予防にも
いろいろなタイプのインフルエンザウイルスに効くワクチンを厚生労働省研究班が開発した。従来のワクチンと違い、ウイルスが変異しても効果が続くのが特徴で、動物実験で確かめた。
実用化までには数年かかるとみられるが、新型インフルエンザの予防にも役立つと期待される。
研究班は、国立感染症研究所、北海道大、埼玉医科大、化学メーカーの日油。
通常のワクチンは、ウイルス表面をとげのように覆うたんぱく質をもとに作る。接種後、ウイルスが体内に侵入すると、抗体がとげを認識して増殖を阻 止する。だが、インフルエンザは、とげの形が異なる複数のウイルスが流行することが多いうえに、頻繁にとげの形が変異するため、毎年のようにワクチンを作 り直す必要があった。流行する型の予測がはずれると、ワクチン接種の効果が薄れた。
研究班は、表面に比べて変異しにくいウイルス内部のたんぱく質を人工合成。それに特殊な脂質膜をくっつけてワクチンを作った。このワクチンを接種すると、免疫細胞が、ウイルスの感染した細胞を攻撃する。
実験では、新型インフルエンザウイルスに変異する可能性が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1、Aソ連型、A香港型の3種共通の内部た んぱく質を調べ、ワクチンを作製。免疫に関与する人間の遺伝子を組み入れたマウスに接種した後、ウイルス3種をマウスに感染させても症状が表れず、増殖も 抑えた。
ただ、これまでにないタイプのワクチンなので、人間に使って重い副作用が出ないか、慎重に確認する必要がある。同じ仕組みのワクチンを英オックスフォード大も研究中という。
研究代表者の内田哲也・感染研主任研究官は「人間に有効で安全な量を調べ、一刻も早く実用化につなげたい」と話している。
現在のインフルエンザワクチンは「複合型」と言われているが、Aソ連型、A香港型の複合型であり、トリインフルエンザウイルス(H5N1型)には、効果が薄いのである。
また、最近流行しているインフルエンザは、タミフル耐性という、タミフルが効かないインフルエンザウイルスなのである。
タミフル自体には、インフルエンザウイルスを死滅させる働きは無い。症状の悪化の広がりを防ぐための風邪薬である。
また、ワクチンを摂取したからと風邪(インフルエンザウイルス)に対して、効果があり、大丈夫な訳ではないのである。
症状を悪化させないのと、重度になるのを防ぐ働きがあるからワクチン摂取が効果があると言われているのです。
但し、今回の万能型「インフルエンザワクチン」は、トリインフルエンザウイルスにも対応し、このワクチンなら効果は高いと思われる。
但し、問題と課題は、安全性と厚生省の認可のために数年から3年の期間が必要であり、実用化されるのはどうも3年後ぐらいに成りそうである。
同様に同じ仕組みのワクチンを英オックスフォード大も研究中ということから、来年にはイギリスや海外から輸入としてインフルエンザ万能ワクチンが入ってくる可能性の方が高いのである。
だから、一刻も早い認可と実用化が求められているのである。
日本の薬の認可や医療の特許申請は世界一厳しいと言われているが、そうではなく、体質的にも体制も古いのであり、改革が必要だと何年も前から私共は指摘し、提唱してきた。
世界レベルからも立ち後れ、タミフルのように近いものが日本でも発明され、開発途中でスイスや海外に販売特許を譲る形で新薬が渡った経緯もあるのです。
つまり、医療の技術、研究、新薬も含め多くの頭脳が海外などに流失しているケースが多々あるのです。
これらから日本政府には、日本国内での医療の研究に関しての支援、援助などにも積極的に取り組み、今後とも日本国内からインフルエンザ万能ワクチンの開発などに着手して欲しいものである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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私の注目、本(ゆらぐ脳)

2009-01-30 00:14:46 | 感覚
新進気鋭の脳研究者が語る。サンエンス「本音の仕事論」
(ゆらぐ脳)、池谷祐二、木村俊介著、文藝春秋社、1300円(税込)>
世界最速の脳の活動の記録方法と開発、本書「ゆらぐ脳」は、脳研究者の最新の研究現場と。その裏に隠れた仕事の仕方や発想方法を一問一答形式にまとめてもので、著者は次の二人である。
語り手は、1970年(昭和45年)生まれ、38歳の脳研究者、池谷祐二氏、聞き手は77年(昭和52年)生まれ、31歳のジャーナリスト、木村俊介氏、この若手両氏が口語体で展開する。
それだけに、読者は難解な脳研究の世界の扉を容易に開くことになるだろう!
何年か前に空前の「脳ブーム」を巻き起こした。「脳内革命」という、脳ブームの火付け役になった本がある。
私も知人から勧められて読んでみたが、3分もしないうちに読むのを止めたのである。
内容は曖昧であり、参考に成らず、可成りでたらめな説明だったのである。
私はこれらから「脳小説」と、この本を呼んだが、何と100万部以上を売り上げ、パートⅡまで販売する勢いだったのである。
現に、著者は2億円の脱税容疑で逮捕され、後に開業医を廃業し、最近になって医師も辞めたという噂である。
この頃、私もホームページやブログなど発信していなかったので、警告出来なかったので多くの人達が、この本を読んで誤った脳の知識や医学の知識を得た人達が多かったのである。
例えば、著者はエイズのことをエイズ菌と呼んでいるようだが、ウイルス性であって、決してバイ菌などの菌ではないのである。
私はこれまでに脳や感覚の本を500冊以上読んでいるが、海外も含め脳に関する出版本は山とあるので、中には可成りいい加減な物や間違いだらけの資料も多くある。
だから、私は脳の本は、書いたヒトの研究者名、大学教授名を指名して本を選択して読んでいる。
最近も脳のベストセラーに成っている本は、私は読まない。
私達研究者は、研究課題の苦労が分かるので、その著者の研究内容や研究経験から参考になる本、ならない本が理解できるのである。
マスコミ等に出演し、あまり研究成果、課題(論文)をあまり出していない先生、研究者の本は私は信用出来ないのである。
ましてやヒトの五感、感覚生理学に関する論文も本も数少なく、この私にまである出版社が本を出しませんかと言われたほどである。
私がこの世界(感覚生理学)での日本での第一人者は、明海大学歯学部教授、外崎肇一先生である。私の知人でもあり、尊敬できる先生である。
テレビでなど拝見したヒトは多いと思うが、ヒトの嗅覚研究の第一人者であり、犬の嗅覚研究からヒトの癌細胞の発生時の体臭のニオイ変化で癌を発見するという発想で、犬の嗅覚並の発見装置の開発に、私共も支援して行きたいと考えている。
外崎教授は、最近の著書として「におい」と「香り」の正体、(青春出版社)、「イヌは匂いの夢をみる」
(フレグランスジャーナル社)、本日、私宛に著者からプレゼントされた「マンガでわかる香りとフェロモンの疑問50」、ソフトバンク、クリエイティブ株式会社など、本人の研究課題から研究成果、データなど面白い話題と近未来の研究に至るまで本に凝縮されているのである。
マスコミ等の取材は、私など足下に及ばない。外崎教授は、韓国、カナダ、ロシア、アメリカ、オーストラリア、勿論、日本のマスコミ等からも多く取材を受けている。
ヒトの癌の匂い発見装置、テレビ朝日、ジキルとハイドで近未来研究として、ヒトの癌の匂いを携帯電話などに備え付けることを紹介しておりました。
近年中に私共が東京都に海外の大学と日本の大学を提携させ、これらの施設内に「生命科学研究所」を設立構想があるが、これらの研究施設で、日本初の本格的なヒトの五感、感覚研究に取り組みたいと考えている。
この施設で、ヒトの嗅覚研究を外崎教授にお願いしたいとも考えております。
また、私がご紹介する。新進気鋭の脳科学者、池谷祐二氏は、現在、東京大学大学院薬学系研究科准教授であり、脳の神経の回路研究に対する取り組み、熱意は若くして日本の脳神経研究の第一人者とも言える脳研究者である。
専門領域以外の勉強の経験を生かし、薬学的な知識もあり、私は期待している脳研究者の一人でもある。
違いなく、近くマスコミ等にスポットライトが当たると思われるが、彼にはマスコミ等の出演より、研究本来の取り組みに専念して欲しいと願っている。
マスコミ等にどうしても出演回数が多くなると、脳以外の番組やゲーム感覚で脳研究者として紹介され、研究が疎かになるのです。
大学の研究者より、マスコミ、テレビなどに出演した方が、楽して稼げるのは確かである。
だから、どこかの脳科学者がどのテレビ局でも引っ張りだこで登場している。
出版本もベストセラーであり、私達からは羨ましい限りであるが、マスコミの怖さはすぐに飽きられ、いざ人気が落ちて、マスコミ等に当時しなくなると悲惨なものである。
どこかの大学教授に落ち着けば良いが、マスコミの怖さは、私や外崎教授はよく知っている。
外崎教授もマスコミ等の取材や出演依頼が多いが、選択し、調整しながら取材を受けており、研究が本職として専念しているのである。
是非、池谷氏には研究に専念して貰い、世界に目を向けて、今後とも脳神経系の研究に励んで欲しいものである。また、期待している。
今後とも、私は新進気鋭の研究者、研究本などご紹介して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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涙の話し!

2009-01-29 00:06:49 | 感覚
悔しいです!!と涙をながすときも長い人生にはある。悲しいとき、うれしいとき、様々な場面で感情がたかぶると僕らは泣く。
どうやらこれは、ほぼ人間だけがもつ特徴らしい。
「人間の涙には、反射性分泌と情動性分泌があるといわれています。眼は、常に涙で潤っていて、角膜に必要な栄養素を与えたり、眼が傷つかないようにガードしているんですね。
これは反射性分泌によるものですが、情動性分泌は感情によって流される涙です。
情動性分泌の場合、喜怒哀楽といった感情の違いで、やや成分比が異なる場合もあるんですよ」
と教えてくれたのは、「ぎもん・しつもん眼の辞典」という著書を持つ奥沢眼科医院の奥沢康正先生。
「涙腺は、三又神経、交感神経、副交感神経の三つの支配を受けています。悲しいときや嬉しいときは副交感神経が良く働いて、薄く水ぽっい涙が出るんです。
悔しいときや腹が立ったときは交感神経が良く働いて、ナトリウムの多い涙が出ます」。
とすると悔し涙はショッパイということですか。
「そうですね。涙を流す量が多ければそれだけ薄まりますが、一般的に交感神経系の涙は塩辛くなります。
どれだけナトリウムの量が増えるかは諸説ありますけど。涙の成分は98%が水分で、約 1.5%がナトリウム、カリウム。アルブミン、グロブリンなどのほか、0.5%のタンパク質が含まれています。
涙は、血液を凝固させたと上澄みにできる血清の成分とよく似ているといわれるんですが、血清にはタンパク質が含まれていますから、涙は血清をかなり薄めた感じになりますね。
角膜の損傷が激しいときなどは、まれに自分の血清を点眼液に使う場合もありますよ。
実は、涙って人間が排出するものの中でピュアな生理食塩水に近い一番きれいなものなんです」。
心を動かされると、人は涙で感情を洗い流す。その涙が一番きれいな体液というのは何ともできすぎた話しですね。
リクルートフリーペーパー紙R25より文書引用。
私ヒトは、感情的に涙を流す祐逸の生物と言っても過言ではない。一部象も仲間が死ぬと涙を流すという説もあるが定かではないのである。
東京電力の生活情報リサーチがアンケートを取った調べによると「最近、泣いた理由?」に対して、
1、テレビ、映画を見て泣いた。2、訃報、3、子供のことで、4、喧嘩、5、恋愛から。
と言うように、全てが衝動性の涙なのである。
如何にヒトは「感情の生き物かご理解頂けたと思う」。
私達は、悲しいとき、悔しいとき、嬉しいときにも涙が流れます。但し、花粉症や眼に埃が入っても涙目になります。
これらの涙が反射性分泌という涙で、ナトリウムも少ない、本当にきれいな涙なのです。
私達ヒトが排出する中でも最もピュアできれいな生理食塩水であり、純粋なものなのである。
私も、テレビや映画で感動し、涙ぐむことは多々あるが、加齢と共に「私は涙腺が緩い」と表現し、涙もろいことを誤魔化そうとしますが、それは、交感神経の働きの低下にも関わっているのです。
では、ヒトの脳の感情は何処で生まれるのでしょうか? それは「扁桃葉」という感情を司っている脳部が関わっております。
視覚や聴覚などヒトの五感からの情報が脳の前頭葉に送られ、五感情報を統合判断し、その情報を今度は感情的に判断して、悔しい思いや、辛い思い、楽しいときにも劇的な感動なとで精神が高ぶり、交感神経が刺激され、涙腺から涙が流れるのです。
これが涙の流れる仕組みですが、ヒトの感情は複雑であり、個人でも感情に違いもあり、涙もろいヒト、感情を表に出さない「鉄仮面」のようなヒトと様々です。
女性が涙もろいのは、男性との脳の差違でもあり、脳梁という左右の脳をジェインとしている脳部が男性より、女性の方が1・5倍ほど多く、細胞があり、左右の脳の情報を活発にしているので、直感力に優れておりますので、感動しやすく、傷つきやすく、立ち直りも早いのです。
だから、女性は感情や思考をすぐに口に出したり、顔の表情に出すことで、ストレスや悩みなどを忘れようとします。
涙ぐんだと思ったら、すぐに立ち直り、笑顔になれる女性も多いのです。
但し、恐怖や不安に関しては、女性の脳は直感力に優れているため、対処出来ないことも多く、悩み苦しみ、パニック障害、精神的不安に陥りやすいのも女性の脳の特徴です。
私のところには、若い女性から相談で、彼に振られたとか、別れたと相談されることがあるが、必ず私は「思いっきり泣いて、忘れるぐらい泣きなさい」とアドバイスします。
このようにヒトの涙は、不安や恐怖、悩みなどの解決をするためにヒトの脳が感情的に働き、眼から涙を流すのです。
そのことで脳(心)が癒され、落ち着くのです。
貴方は最近、泣いておりますか? 嫌な事、忘れたいこと事があったら、思いっきり泣いてみるのもよいでしょう! 
そのことで、ヒトの脳は安らぎ、安心するのです。涙はヒトには欠かせない感情の宝石である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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横浜市西区、マカドニア「五感講座」から!

2009-01-28 00:10:25 | 感覚、五感
1月25日、日曜日、マカドニアの五感講座が無事終了する。
今回は、二回目の講座である。
講座のテーマは「親子愛」「恋愛を科学」すると題して、愛情について「脳生理学的見地」と「感覚生理学」を交えて、受講者に分かりやすく説明したつもりである。
現在、親子での虐待や夫婦間での暴力、言葉の暴力など愛情が欠如している人達が多い現状について脳科学の見地から説明し、受講者は皆納得し、愛情の重要性を理解して貰いました。
幼い子供の頃から、愛情を受けなかった子供達の現状や実例を紹介しながら、人への思いやり、優しさの重要性を提唱致しました。
人の脳が愛情や思いやりなど関わる脳内物質が存在しているのですが、それは「オキシトシン」という物質が深く関わっているのです。
オキシトシン=愛情ホルモンである。
特に現代人には、この愛情ホルモンが希薄に成っている傾向が強いようです。
幼い頃から、両親に虐待や精神的苦痛を与えられると、人の脳はストレスと共に、成長や体重増加などに影響を与え、発達障害を引き起こします。
発達障害は身体的な要素だけでなく、精神的にも恒に不安がつきまとい、人間不信に陥るのです。
ですから、脳は人のコミュニケーションを避けるようになるので、口を閉じて自我の殻に閉じこもるので、発達障害に繋がるのです。
ここ10年で発達障害の子供達は急増しているのです。また、親子に限らず夫婦間でも暴力、特に言葉の暴力が目立つようです。
自分の思い通りに行かない、中には配偶者の看護に疲れたと脳が目一杯の状態から思い悩み、配偶者を殺害するケースも増えております。
このように私達の身の回りでも、人の愛情不足から、ぎくしゃくした人間関係に成っており、コミュニケーション能力も極度に低下している現状に私が怪訝するところでもあります。
良く、私は子育てに悩んでいる母親達からメールや時には電話で相談されますが、自分の子供を「抱く」ことが出来ない母親が多いのです。泣きやまないから、言うことを聞かないからとすぐに怒り、感情をむき出しにするので、子供達の脳は、親への不振、そして恐怖を感じるのです。
人が恐怖と感じたときには、脳内では「ノルアドレナリン」という、恐怖を感じたときに脳内で分泌される物質が発生するのです。
丁度、犬が怯えて尻尾を丸めて怖がるときに、人が手を差し伸べると犬は噛みつこうとするように恐怖を生き物が感じたときには、生命の危機を感じるのである。
人でも同様に恐怖や不安を感じると、人の脳は生命の危機を強く感じ、異常行動を起こすこともあるのです。
ですから、幼い頃に親から虐待やいじめを受けた子供が大人に成長しても、恐怖の体験記憶が残っており、トラウマ的な記憶として脳の奥底に残っているのです。
ですから、子供の頃に虐待を受けた人達がまた、自分の子供に虐待をするという体験や行為は多々あるのです。
これらから、子育てに悩んでいる親たちに私は、無言でも良いので優しく抱くことを勧めている。
親が子供を抱くことで、子供は親の温もりや匂い、鼓動の音などを聞き取り、感じ取ることで情緒も安定し、脳が正常化するのです。
これらの行為が、脳のオキシトシンの分泌を促し、活発化させるのです。
また、母親が赤ちゃんを抱っこするときにも「プロラクテン」という、こちらも人の愛情に関わる物質が、母親が赤ちゃんを抱っこすることで、このプロラクテンの分泌を促し、同時に母親の母乳の出を良くする働きがあるのです。
愛情ホルモンというわれる物質なのです。
ですから、親子での触れ合いが重要であることがご理解頂けたと思いますが、現在において、母親が子供を抱っこできない、どうしたらよいのか分からない人達も多いのです。
ですから、愛情ホルモンが脳内で分泌できず、益々子供に対して愛情を持てなくするのです。
これらから、私は子供を抱く重要性を私の講座では良く口にします。
今後とも、私は自分講座で人の愛情や人への思いやり、優しさの重要性を脳科学や感覚生理学的見地で今後とも提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


コメント (1)
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ヒトの聴覚の不思議!

2009-01-27 00:16:36 | 感覚、五感
私達、ヒトの聴覚は五感の中でも特殊な能力とも言えるのである。
音によって、時には不快に感じたり、心地よいと感じたり、快感にも繋がるのである。
例えば、好みの音楽を聴いたときには、ヒトの脳は心地よく、気持ちよくなることが有るだろう?
しかし、不快な音(雑音)などを聞いたときには、ヒトの脳、聴覚は不快や時にはストレスも感じることがある。
特に、この音の認知に日本人にも異変が起こっている。それは、音の認知能力の低下、特に特定の音認識力が低下しているのである。
昔、聖徳太子が10人の弟子が同時に発した言葉が分かり理解できたと言われているが、実は現代の聴覚の研究では不可能に近いという見解なのである。
確かに訓練すれば5人ぐらいなら同人に話しても理解できると思われる。
10人となると聴能力を超えた「超能力」が必要だからである。
私が想像するのには、5人ぐらいの話しを同時に聞き分けたので、自伝として伝える途中で噂的な拡大伝達という、一つの物が10ぐらいに伝わって現代に至っていることは多々あるのである。
これら音の特定の認識には、私達の聴覚は側頭葉の聴覚野に位置している「ヘシュル回」という脳細胞が深く関わっている。
このヘシュル回が発達しているのは、プロの指揮者である。演奏家が半音の違いやバイオリンやピアノ奏者が間違えた音を識別出来るほどである。
私達はこれらの音楽鍛錬をしていないので、まず分からないし、理解も出来ない。
これらは職人芸的な能力なのである。
では、私達がこのヘシュル回を鍛えるのにはどうしたら良いのか?
それは、日々の鍛錬によって鍛えられるのである。
例えば、音楽を聴くにしても、特定の楽器を聞き分け、集中して聞き取ることで鍛錬されるのである。
加齢と共に衰える聴覚の認識、例えば高周波といわれる音階などは10歳代では20Hz~20000Hzの可聴範囲で聞こえるが、私のように50歳代に成ると20Hz~15000Hzの可聴範囲に狭くなり、70歳代では20Hz~10000Hzと10歳代の半分まで可聴範囲が衰えてしまうのである。
同時に特定の音認識力も低下するのである。
では、この衰えはどこから来るのでしょうか? それは、脳細胞の死滅に関わっている。
ヒトの脳の特徴に20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞(ニューロン)が痩せて、消滅して行くのである。
同様に聴覚神経の伝達能力も低下するのである。
私達ヒトの五感は、脳で情報を受け止め、脳で認識し、判断しているのである。
だから、眼で物を見ているのでなく、脳で感じ、脳で理解しているのである。
聴覚も同様に耳で音を聞いているのでなく、脳で聞いて理解しているのである。
すべては脳で理解していると言っても過言ではないのである。
私達の耳を良く観察してみて欲しい。私達の両耳は実に面白い形をしているのである。外耳は皺が寄った理想的な集音装置なのである。
前方向から音源を捉え、内耳に音を送り、逆に後ろ方向からの音源を外耳の耳の皺に反射させ跳ね返って内耳に送られるように出来ているのである。
また、どの方向から音源が届いているのか、ヒトの聴覚は理解できるのである。
では、360度どの方向から音が聞こえるのかヒトの耳が理解するのは、実は音が左右の耳に到達する時間差、この時間差こそ1000/1秒という瞬きよりも早い時間をキャッチできるほど敏感なのである。
これぞ「聴能力」である。
私が最近危惧しているのが、子供達や若者達を中心に音の識別能力、特定の音の認識能力、認知能力が低下し、欠如していることに特に危機感すら感じている。
例えば、風鈴や野鳥の鳴き声を私達は心地よい「音色」と表現し、愛おしんでおりますが、幼い頃から電子音の洪水の中で育ち、成長してきた子供達は音の識別能力、特定能力、認知にも異変が起こっております。
私達は心地よい音を左脳の聴覚野で認識し、ヘシュル回で特定の音として認識しますから心地よい感情になりますが、現在の子供達や若者達は、風鈴や野鳥の鳴き声を「喧しい」「雑音」と認識しています。
「うざい」などと貧しい言葉で表現するように雑音と認識しています。
この時のヒトの聴覚認識は右脳で認知しますから、雑音に感じてしまうのです。
私は「音認識の欧米化」と呼んでいますが、欧米人の多くが風鈴などの音を雑音と感じ、認識しているのです。
幼い頃から、電子音、特にゲーム音で育った子供達の聴覚の認知能力は、自然界の音や弦楽器などの音色を識別、判別も出来ず、聴覚能力も低下するのです。
ですから、電子音以外の音を雑音と判断し、嫌がります。
携帯音楽プレーヤーの音量を最大に上げ、外部からの音源を遮断しようとします。例えば、これらの行為は路上など歩くときに背後から迫る車や危険を感じられません。危険回避能力も低下するのです。
私は、実験で携帯音楽プレーヤーを聴きながら路上を歩いているが、やはり音を大きくして聞くのは危険である。
私はこれらから大手音響メーカーと共同でヒトの聴覚刺激によって心理的作用、感覚(聴覚)作用によって、五感療法などへの応用、本物志向の音を聞き取ることで音に対する識別能力、特定能力、音認識能力の向上によって子供達や若者達が急激に音認識能力が低下している現状を打破出来ないかと考えている。
また、音楽療法への応用として、痛みの低減、脳の癒しに繋がると考えている。
補助療法という観点からも、聴覚刺激、心地よい音こそ、ヒトの聴覚(耳)と脳を鍛錬し、活性化させるのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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産学官民の再生医療の実用化へ!

2009-01-26 00:04:39 | 感覚
東京女子医科大学やオリンパス、大日本印刷は再生医療の実用化に向けて共同研究に乗り出す。
患者の体から採った細胞を薄いシート状にして患部に移植する技術で心臓や角膜の再生医療の成功率を飛躍的に向上できる。
来年度から7年間で約百億円の研究開発費で投資、文部科学省も支援する。
2014年にも実用化する考えだ。実用化するのは東京女子医大の岡野教授が開発した技術。体の細胞を特殊な培養器で薄いシートに成長させてから患部に移植する。
口の粘膜の細胞で作ったシートを傷ついた角膜に移植して、視力を回復したり、別のシートで肝硬変を治したりできる。
歯周病治療にも応用が見込まれている。実用化は官民が協力して進める。
オリンパスは開腹しないで手術する内視鏡技術を応用、細胞シートを体内に入れる装置を開発。
大日本印刷は印刷技術を活かし細胞シートの生産技術を実用化し、年間約一千万個の培養器の量産体制を整える。東京女子医大のベンチャー企業セルシード(東京、新橋)も開発に参加する。
年内にも歯周病治療の臨床研究に乗り出す。
さらに角膜損傷や食道癌、心臓病の国内治療も順次始める。
将来は国内外に販売する考えだ。
1月22日(木)日本経済新聞、夕刊から文書引用。
私は、この記事を拝見し、いよいよ産学官民の再生医療の開発、研究が本格化することに喜びと、今後の研究に期待もしている。
以前から私は、医療の開発、研究には産学官民の協力や取り組みが必要であり、急務であると指摘してきた。
アメリカでは、再生医療の特許認可も世界で70%近く得ており、ビジネスに繋げているのである。
再生医療などの開発、研究には莫大な開発費、研究費、人材の確保など抱える問題もあり、一施設や医学大学だけでは到底取り組むことは出来ないのである。
日本政府も後押しをする政策が欲しいのだが、本当に消極的で立ち後れていた現状が有ったのです。
万能細胞を発見した京都大学の中山教授の研究、日本政府が支援すると言いながら結局、海外の大学などとの共同研究に成りそうなのである。
このように日本で優れた研究が行われても、世界一厳しいと言われる。
認可や許可がネックになっているのも事実である。
私は、日本の医療に関する認可や許可は体質的に古く、制度も世界レベルから遅れていると指摘してきた。
安全性の問題や危険性など慎重になるのは理解できるが、あまりに慎重に成りすぎでも、結局は日本の技術や頭脳が流出してしまう結果に成り兼ねないのである。
私共も近年中に東京都内に海外の大学と日本の大学の提携に取り組んでいる。
医療系の大学の構想だが、これらの施設内に生命科学研究所を設立し、本格的な人の五感、感覚研究、勿論、医療産業という観点から開発や研究に取り組みたいと考えている。
私は、以前から医療の研究は医療産業という、成長が見込まれる産業だと指摘してきた。
今年以降、東京女子医大、オリンパス光学、大日本印刷社での共同研究、取り組みには特に期待している。
いよいよ、医療産業の幕開けと私は考えている。これらを期に各医学大学や産学官民の研究が加速的に進むと思われる。
医療産業と捉えるとビジネスに繋がるので、儲け主義や営利目的では無いかと指摘しますが、実は医療の研究、開発には莫大な資金が必要なため、その資金を捻出するために各研究期間は大変な思いをしているのです。
次の開発、研究のためにベンチャー的な企業も必要であり、新たな技術、新薬の開発、難病の研究など今後、取り組む課題は多く、産学官民一体となった取り組みにより、多くの患者さんの助けに繋がり、再生医療は勿論、新薬の開発や新たな医療技術の開発、研究が可能になるのである。
今後とも私共は医療産業の取り組みを紹介し、推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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エステサロンがヒトの感覚と脳を癒す効果がある。

2009-01-24 00:06:01 | 感覚、五感
私も以前に何度かエステを受けたことがあるが、本当に気持ちが良いものである。
女性の方々には美肌や美容のためにエステサロンに通う方々は多いと思われるが、実は美容より、私はヒトの脳を刺激し、感覚心理学的に効果があると指摘している。
詳しい、研究データが有る訳ではないので科学的根拠でお話出来ないが、何れ脳波や脳血流検査をすることで、エステサロンとヒトの脳の因果関係がはっきりすると思うが、今回は私の見解として読んで頂ければ幸いです。
特に私がエステサロンで注目しているのは「触覚の感覚」である。
特殊なオイルを使用し、背中やお腹などをエステシャンという人達がむみほぐすようにオイルを塗って行きが、この行為がヒトの脳を刺激し、癒されるのである。
私達がヒトに触られる感覚は触覚なのだが、ここには信頼関係も必要である。
初めてのヒトに触られたり、ましてや嫌なヒトに触られるとヒトは極度の緊張感などの感情になります。
これらは感情を司る「扁桃葉」という脳部が司っているのだが、何時も慣れているエステシャンなら安心して自分の体を触って貰っても抵抗がないのである。
通い慣れたエステサロンなら安心して、オイルマッサージーなど受けると心地良さと快感を得られるのである。
私がエステに注目しているのには訳があるのです。それは、ヒトの嗅覚刺激と触覚刺激がヒトの脳を刺激し、活性化させる効用があるのです。
また、日々のストレスの削減にも繋がり脳が癒されるのです。
アロマオイルで身体をマッサージすると特に女性は、嗅覚刺激から女性ホルモン(エストロゲン)という、女性ホルモンの分泌を安定化させ生理不順の改善や肌荒れの予防などに効果があると思われるのです。
何より、ヒトの手で身体をマッサージする事は身体の血行を促進し、全身の体温が上昇することで心地よさが増幅するのです。
この状態が脳細胞にも効果的で「心地よさを実感するのです」。
私はこれらから「補助療法」という、インドや海外では古くからエステも医療法の一環としての考え方があるのです。
日本では、医療法や薬事法からエステは医学や医療行為には認められていないのが現状である。
これらは五感療法という、ヒトの皮膚に触る触覚によって脳が活性化するのである。
ヒトに触られるとヒトの脳は安心感と心地よさを得られ、快感物質ドーパミンが分泌されることで快感と心地よさを得られることが出来るのである。
私は以前から幼い子供を持つ母親の人達に「抱っこを推進」している。
赤ちゃんを母親が抱くことで赤ちゃんの脳は安心感を得られ、赤ちゃんの脳は活性化し、成長するのである。
逆に母親は赤ちゃんを抱くことで「愛情ホルモン」ペプチドという脳内物質が分泌されることで愛情が生まれるのです。これらの効果が母乳の出をよくするのです。
このようにヒトの触覚は愛情や心地よさ、安心感などの心理的な働きもあり、重要なのである。
但し、現代人は概ね視覚からの情報が優先しているため、他の感覚が疎かにされているのである。
ですから、嗅覚、聴覚、味覚、触覚と退化してきていると言っても過言ではありません。
子供達や若者達を中心に顕著に感覚異変が生じているのです。
全国の小学生の半数に味覚障害が疑われており、同様に嗅覚にも異変が起こっている。
ガス臭い匂いが認識できず、ガス漏れを感じないなど、また、実体験不足から腐ったリンゴを食べてしまい、嘔吐した女児など報告は多くあります。
私が推進している「五感教育」にヒトとの触れ合いや触覚、嗅覚、味覚などの五感刺激によって子供達の脳の活性化、正常化に繋がると提唱している。
また、成人女性にも男性にも、ストレスの削減に「エステサロン」を勧めている。
但し、私が怪訝しているのは、ビジネスと考えて高級感を全面に出して高額な会費や一度のエステに数万円も支払うには限られた人達になるので、もっとエステサロンの経営者は営業努力をして一般的な人達が通えるような施設に成ればよいと考えている。
私のブログの愛読者にもエステサロンを運営している関係者は居るが、是非、エステサロンを一般の人達にも広めて欲しいと願っている。
心身共にリラックスして、脳を活性化、癒すことで心身共に健康で居られることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦







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インフルエンザ全国に猛威!

2009-01-23 00:11:39 | 感覚

記事:読売新聞提供:読売新聞 【2009年1月13日】
インフルエンザ治療薬「タミフル」が効かない耐性ウイルスについて、厚生労働省は今冬、緊急の研究班を設置し、耐性ウイルスに感染した患者の全国的な実態調査に乗り出すことを決めた。
欧米などで耐性ウイルスの急増が次々と報告されているが、世界最大のタミフル使用国である日本国内で耐性ウイルスが広まると医療現場が混乱する可能性があるためだ。
国立感染症研究所によると、国内の耐性ウイルスの出現率は昨冬で2・8%と低いが、米国では昨冬が11%、昨年秋に実施した50試料を対象にした 予備調査では98%に跳ね上がった。このため、米疾病対策センター(CDC)は先月、今冬の主流は耐性ウイルスであると判断し、薬を投与する際には、別の インフルエンザ治療薬であるリレンザなどを併用することを勧めた緊急の治療指針を発表した。
欧州全体でも昨冬、調べたウイルスの20%が耐性を獲得し、ノルウェーでは67%に達している。タミフルの使用頻度が低い国でも耐性を獲得していることから、耐性ウイルスは自然発生して流行しているとみられている。
新型インフルエンザへの変異が心配される高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した東南アジアなどの外国の患者で、タミフルを早期に服用 しなかった人はすべて死亡している。このため国などは、新型インフルエンザ対策として、流通分も含め2800万人分のタミフルを備蓄している。
しかし、耐性ウイルスが国内でも広まった場合、そこに人が免疫を持っていない新型インフルエンザが来襲すると、同時に感染するうちに新型インフルエンザが耐性を獲得、備蓄されているタミフルが効かないまま感染が拡大しかねない。
調査は、国立国際医療センターなどが中心となり、「Aソ連型インフルエンザウイルス」の3割以上に耐性が見つかった鳥取県を含め、北海道から九州 まで全国6~7か所で、流行状況を調べる。タミフル使用との因果関係や、家族内や学校内での集団感染などの患者情報も収集する。タミフル以外の薬の使用状 況も調べ、研究班では新たな治療指針を作成する方針だ。
国立感染症研究所によると、今冬も、宮城県や滋賀県の小学校児童から耐性ウイルスが見つかっている。厚労省は「耐性ウイルスがさらに広まったときに備え、治療薬の適切な使い方を検討したい」としている。
累計116人に 病院職員がウイルス拡散か 東京・町田のインフルエンザ集団感染
記事:毎日新聞社提供:毎日新聞社【2009年1月21日】
町田のインフルエンザ集団感染:累計116人に 病院職員がウイルス拡散か /東京
◇病棟間移動、患者は困難
町田市の鶴川サナトリウム病院(日野研一郎院長)で起きたインフ ルエンザの集団感染で、20日午後3時現在の発症者数は前日より4人増えて累計116人(うち死者3人)となった。都は感染ルートの特定を急いでいるが、 病棟間は患者が自由に行き来できる状況ではないのに各病棟で多くの発症者が出たことから、職員の移動で感染が拡大したとの見方が強まっている。【江畑佳 明】
■対策徹底せず
同病院によると、17日現在の入院患者は計448人で、平均年齢は83歳。寝たきりや車いす生活で自 由に移動ができない患者も少なくない。さらに建物は南、中央、北と三つの病棟がつながった形になっているが、各階の病棟間を扉で仕切って一つのフロアを構 成しており(一部を除く)、患者はフロア間を行き来できないようになっている。
一方、職員、患者ともに発症した7フロアのうち5フロアは 3-9日にかけてまず職員の発症がみられ、その後に患者の発症が確認された。職員のうち医師や技師はフロアをまたいで仕事をしていたほか、フロアごとに担 当を決めている看護師も仕事を終えるとフロア外に出ていたという。
さらに、都は病院からインフルエンザ発生の報告を受けた7日、職員のマ スク着用や手洗いなど「標準予防策」の徹底を指導した。その後も指導を繰り返したが、19日に実施した3度目の立ち入り調査の際にもマスク未着用の職員が 見られるなど、病院側が感染拡大防止策を徹底していなかったことも明らかになっている。
こうした点から、都は職員の移動によりインフルエンザウイルスが拡散したとの見方を強めている。ただ、南棟と中央棟については入院中の認知症患者が徘徊(はいかい)するケースもあり、患者間で感染が広まった可能性もあるとしている。
今年のインフルエンザウイルスは、極度の乾燥から全国各地で猛威を振るっており、既に子供と高齢者の死者も発生している。
インフルエンザウイルスにタミフルが効果的と言われているが、これは症状が軽い内である。
そもそもタミフルは、インフルエンザウイルスを死滅する働きはなく、感染の拡大を防ぐのに役立つのである。
最近、アメリカの大手製薬会社が鳥インフルエンザウイルスなどに効果的な薬を開発中は、このインフルエンザウイルスを直接死滅させる効果のある薬で、世界中が期待している風邪薬である。
タミフルは、鳥インフルエンザウイルスなどの感染が広がったり、症状が重度の場合は効かないのである。
症状が軽いうちは、インフルエンザウイルスの拡大を防ぐだけで、インフルエンザウイルスを直接死滅させる働きはないのである。
また、医師の処方箋も必要であり、キシミという主成分が植物毒性があるので、小学生や中学生が異常行動を起こすなど、脳の異常行動の因果関係もはっきりしていないことから、処方や服用には注意も必要なのである。
最近の鳥インフルエンザウイルスはこのタミフルが効かない「耐性インフル」が全国的に猛威をふるっており、驚異なのである。
今年の風邪の特徴は、インフルエンザウイルスに感染すると重篤になり、症状も咳き込み、高熱、悪寒なども数日続く可能性もあるのです。
免疫や気管の弱い、子供や高齢者、病院での入院患者など特に注意が必要である。
特に手荒い、うがいは毎日、帰宅したらすぐに行うことをお薦めします。
手荒いも、爪の中や手首、口や顔なども清潔に荒い、保つ事も予防になります。
これから、低温、高乾燥を好むインフルエンザウイルスは、来月にはピークを迎えるので注意が必要である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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メディカルツーリズムを日本でも採用を!

2009-01-22 06:20:57 | 感覚
海外から患者を受け入れ、金融危機が押し寄せる韓国や中東でも国を挙げて動き出した。
地上20階地下5階、ベッド数1300床の財閥系病院「サムスンソウル病院」、心臓病から泌尿器病院治療のために訪れる外国人は2007年に226人を数え、2005年の64人から急増した。
「観光」を柱に育成、従来、日本で治療を受けていた外国人も来るようになった。
韓国政府は治療や健診だけでなく、観光でも外貨を落とす「メディカルメーリズム」(医療観光)を医療産業の柱の一つに育てようとしている。「医療ビザ」も新設し政府が病院を後押し、深刻なウオン安も追い風に変える。
日本は認証ゼロ!
人材不足と医師不足が重荷となる日本も手をこまねいてばかりでは質にまで影響を及ぼしかねない。経済産業省は「医療は極めて将来性の高いサービス産業、低コストで長寿を実現した日本は、潜在的な国際競争力はある」とみる。
国内ニーズに発想を縛られた病院は、海外からの患者受け入れの機会を逃すことに気づかない。
その一例が、海外の民間保険の使いづらい。欧米の保険会社が保険を適用する目安である。
国際的医療認証器官「JCI」(米ワシントン」、アジアの著名病院が軒並み認証取得に走る中、日本は未だゼロである。
安全、治療の質、院内、感染対策など八百数十項目の審議を受ける。認証を目刺し準備を始めた。千葉県鴨川市の亀田総合病院、理事長の亀田隆明(56)は「治療の流れを患者の目線でチェックする徹底ぶり」と審議の厳しさを話すが、「医療の質向上により国内の患者にも貢献出来る」。
日本経済新聞1月15日(木)、蘇れ医療より、抜粋引用。
私は以前から病院の運営、経営には医療関係者以外の能力も必要と指摘してきた。
私共も近年中に東京都内に海外の大学と日本の医療系の大学の提携も決定し、現在文科省の認証、認可を待っている状態である。
日本初の医療系の大学という事でもあり、認可に時間が掛かっている。
これらの施設以外にも附属病院、本格的な「救急救命センター」の設立構想も予定している。
この病院こそ「産学官民連携体制」の病院の運営として考えている施設である。
私も勿論、参加し色々と意見を述べて病院の運営に携わって行きたいと思っている。
私共は医療産業として捉えており、やり方によっては病院や医療の研究は日本経済にも良い影響を与えるものだと確信している。
但し、病院や医療研究で私欲や儲け主義ではないことをご理解頂きたいと思います。
これら産学、病院が認証、認可を得られたら、国内外から患者を受け入れ、世界トップレベルの医療を提供できると考えている。
言葉の問題もクリアーできるものである。なぜなら、私共の医療系大学は日本初の授業がオール英語で行ない、留学生には「日本語学科」を専攻して貰い、日本での国家試験に合格して貰い、私共の病院や施設で勤務して貰うことを願っている」。
日本でのメディカルツーリズム(医療観光)の実現が近づくと考えている。但し、問題は世界一厳しいと言われる日本での医療の認証、審議の厳しさである。
私から提言させて頂ければ、世界一古い体質と遅れている認証、審議である。
慎重性は理解できるが、認可や認証を簡単に下すと後々問題責任を問われるので、責任を負いたくない人達がどうしても慎重になり、細かな項目を設け、認証や認可まで数年も掛かることもざらである。
これらが医療認可、再生医療の特許もアメリカなどが7割方世界でも認証と認可を得ている。
中には、日本産、日本で開発、発見された物も沢山あるのです。
新薬の開発の遅れ、医療の認可、認証、審議の遅れと古い体質の改革に取り組むべきである。
今回のメディカルツーリズムの考え方など政府機関はもっと柔軟な考え方と「変革と改革」を強く望みたいものである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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記憶する心臓!

2009-01-21 00:24:47 | 感覚
キイナ、不可能犯罪捜査官、日本テレビ系列、21日(水)22:00~22:50放送。
変死体が発見され、警視庁捜査一課の新人捜査官・山崎タケル(平岡祐太)は、係長・雅一馬(沢村一樹)とともに出動した。現場は林の中で、うつ伏せの女性 の変死体の周辺には、おびただしい数の魚が落ちている。捜査官・津田明彦(金田明夫)や服部浩二(東根作寿英)は、魚が空から降ってきたという第一発見者 の作業員の証言に首をひねる。死体所見は、頭部損傷による脳挫傷らしかった。
そこに登場したのは、女性捜査官の春瀬キイナ(菅野美穂)。キイナは、傷だらけの魚を見て、海で発生した竜巻によって運ばれた、と直ちに分析。さらに死体を検証したキイナは、女性の死因を状況から推理した。
私の個人的な興味と私の主観で新番組などを紹介しているが、これらは私の仕事柄、感覚的な出来事や五感に関する話題がある番組を紹介している。
この番組は、以前に放送された特命リサーチ200Xなどの科学番組や実際に起こった事件や怪奇現象などを題材にドラマ化しているのが面白いところでもある。
中でも私が題材として興味を持ったのは、心臓移植を受けた人が以前の心臓の持ち主の記憶や好みまでも受け継いでしまうという現象を紹介している。
日本では心臓移植の件数も少ないので、あまりこれらの現象は無いと思われるが、移植件数の多いアメリカでは実際に起こった現象である。
良く私達が人のハート(心)は何処にあるかと問われると、多くの方々は胸を指してここにあるという人は多いと思われるが、私は頭を指して脳にありと答える。
例えば、アメリカで実際に何例かの報告があり,心臓移植を受けた患者が移植を受けたその日から,食事の好みや趣味の一部を受け継ぎ,人が変わったようにスポーツ励んだり、大食いになったという嘘のような本当の話である。
30歳代の男性が脳死状態になり,40歳代の男性が心臓移植を待っていたのである。
その30歳代の男性は,自転車が趣味でツーリングを何度も行っていたことが分かり,肉類など好んで食べていたのだというのである。
心臓移植を受けた40歳代の男性は普通のサラリーマンであり,自転車競技など無縁の人だったというのである。
ところが。心臓移植を受けた頃から急に自転車に乗りたくなったと本人が語り,同席していた奥さんがびっくりしたというのである。
それどころか,食事の好みの内容も,食事の量も以前とは比べ物に成らないほど変わったというのである。
これはもはや,心臓移植を受けた人から,食の好みや趣味などを受け継いだとしか考えられないのである。
ところが,このようなケースは本当に稀であり,何千件もの心臓移植が実施されているが,実際には数例程度と報告されているのだ。
アメリカのヒューマンエネルギーシステム研究所のアリゾナ大学(神経学),ゲーリー・シュワルツ博士が次のように述べている。
私の理論では,様々な情報は脳以外の臓器にも蓄積されている。
シュワルツ博士の仮設では,脳と心臓の間では電気信号や血液などで情報をやり取りしている。
脳と心臓はお互いに情報をフィードバックしている可能性がある。
心臓は,脳の500倍の発電力を持っている。血液循環によって他の臓器と関係している。
心臓=発信機,脳=受信機,心臓が放出する情報や信号を脳が受け止め記憶が再生されるのである。
この仮設以外にも,
○脳と同じ神経化学物質が心臓にあるため。
○脳を刺激するアミノ酸が原因などの説もある。
私の見解は,私の仮説であるがヒトの心臓にも「アドレナリンが存在している」。があり,このアドレナリン物質(脳内ペプチド)は記憶に関わっている物質であり,心臓にも記憶が残っている可能性は否定できないのである。
心臓が発信機でそれを受け止める脳が受信機で,丁度周波数が合った時に,以前の心臓の記憶が脳の記憶に再生され,食事の好みや趣味の好みなどが再生されると考えられるのである。
これらは何千件に一回の稀なケースであり,殆どの場合,以前の心臓の持ち主からの記憶は消えてしまうのである。
これらは偶然の一致であり,心臓移植を受けた人とのチャンネルが偶然にも合ってしまったという感じなのである。
また、アメリカでは怪奇的な事件や行方不明の捜査などに科学捜査官、中でも「超能力捜査官」が実際に存在しているのである。
透視能力や超能力を駆使して、難問事件を多く解決に導いているのも確かである。
人の脳が超能力的な能力を発揮するのは、私達があまり活用されていない「右脳」が活発化することで潜在的な能力が働くことが分かっているが、では透視能力や超能力に関しての研究論文も少なく、研究もこれからの脳研究課題でもあるのです。
この番組を通じて、怪奇現象や難事件を解決に導くストーリーを楽しんで欲しいと思います。
私は、日本の警視庁にも科学捜査官の増員と出来れば超能力捜査官も増員して欲しいと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
コメント (1)
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人の五感をビジネスに活かす!

2009-01-19 23:54:55 | 感覚
以前に大手スーパーからの依頼で、食品売り場(野菜売り場)の売り上げを上げるために、人の五感を刺激し、数を売れないかとの依頼されたものである。
ジャガイモの売り上げを上げるために、私が取り組んだのは、カレーの匂いを発生させる装置をジャガイモの売り場の台の下に備え付けたものである。
人の購買力は、その場の雰囲気や環境などが「衝動買いに繋がるのである」。
ジャガイモを見ただけでは、そのジャガイモをどのようにして食べようか、どのように料理しようかと悩むのである。
そこで、カレーの匂いを発生させると、今日はこのジャガイモを使ってカレーを作ろうと思考するのである。
カレーの匂いを発生させたら、その日はジャガイモが普段の3倍の売り上げを上げたのである。同時にカレールーも3倍の売り上げが有ったのである。
また、一流レストランからの依頼では、料理を一層美味しくさせるための工夫と、雰囲気造りを依頼されたことがある。
私が提案したのは、照明と音響の拘りである。
従来の照明をオレンジ系の柔らかな色に変え、音響も心地よい音楽が店中に流れるようにスピーカーも照明型の物に変えて、器にも彩りや料理の彩りも工夫をするように指導した。
同じ食材で、同じ味付けでも、照明や音響などの雰囲気で人の味覚は変化し、敏感になるのです。
このような感覚を「複合感覚」と呼びますが、私達の味覚は実は、80%嗅覚が関わっているのです。
ですから、レストランでの嗅覚刺激、視覚刺激、聴覚刺激によって出された料理や店の雰囲気(高級感)なども変わってくるのです。
やはり、人の五感を刺激する取り組み、脳を刺激する工夫がお店の売り上げや来客数の増加にも繋がるのである。
私は2年前に大手の自動車会社に人の五感を刺激することで、「車の五感」「感動」と言った刺激が必要であり、車の売り上げを上げるためにも重要であると指摘したことがある。
例えば、デパートなどでも音楽など流していたり、雰囲気の良いお店は多いが、人の五感を刺激するまでの雰囲気に成って居らず、店構えが高級感だけの雰囲気に成っている日本の百貨店は数多いのである。
私は、品揃えもそうだが、日本の百貨店に人の五感を刺激したり、脳を刺激しながら購買力を向上させる「購買心理」をくすぶるような工夫が必要なのである。
日本は未曾有の不景気に陥っている。従来の店構えでは、来客の人達のお財布のヒモは弛まないのである。
人が欲しい物を購入するときには、人は快感を覚え、興奮するのである。
但し、時には冷静に考えて買わなければ良かったと後悔もするのが人の脳なのである。
今後、私共はヒトの五感を理解し、刺激させることで、ビジネスに繋がると考えている。
これらのビジネスの考え方は「感覚生理学」という、聞き慣れない言葉であるが、アメリカや海外では古くから人の五感をビジネスに繋げ、心理的な作用によって企業の繁栄をサポートする考え方である。
ビジネスだけでなく、医療の現場でも人の五感が注目されているのである。
それは、「五感療法」という取り組みである。人の痛みや苦しみを人の五感を刺激することで癒し、改善するというものである。
音楽療法、アニマル療法、嗅覚療法など様々な取り組みがある。
認知症の患者さんや病院での入院患者さん達にも応用が可能であり、一部の病院では「五感療法」を取り入れている場所では効果も上がっている。
この五感療法は、ドイツで生まれ、本場ドイツでは歴史も古く、安全療法として現在も注目され、多くの病院でも採用されているのである。
私共が構想している医療施設では本格的に五感療法を積極的に取り入れる予定である。補助療法として今後注目され、日本の各地の病院で採用されることを願っている。
このように人の五感を刺激することは、人の体の健康、脳の心理的な作用など様々な応用が可能であり、将来的にはビジネスチャンスでもあり、日本での研究や研究機関も研究者も数少ないのが現状である。
私共は先駆者として今後ともヒトの五感の重要性、五感ビジネスなどの提唱をし続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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腕組みの不思議!

2009-01-18 23:57:50 | 感覚
私達は考え事などすると無意識に腕組みをしますが、これらには理由があるのです。
ヒトの心理的作用なのですが、歩きながら、迷ったり、考え込んだりすると無意識に腕を組みます。
では何故、ヒトは無意識に腕を組むのでしょうか?
それは「本能的行動」心臓を隠そうとする意識が働くからです。
つまり、他人に考えている(思考)していることを悟られないために働くヒトの心理なのです。
ヒトが思考し、集中すると腕組みをするのです。
その腕組みにも特徴があります。私のように左腕が上に来る人と、逆に右腕が上に来る人が居られます。
これらの特徴は、ヒトの脳の使われ方と、身体のバランス(小脳)に関わっているのです。
つまり、私のように真っ直ぐ立っていても、右に少し傾くヒトは、腕を組むと左腕が上に来るのです。
逆に右腕が上に来る人は、身体が左に傾いているヒトなのです。
また、普段から計算や読み書きなど左脳を優先しているヒトは、腕を組むと右腕が上になります。
空間認知や芸術など右脳を頻繁に活用するヒトは腕を組むと左腕が上に来るのです。
このように無意識の運動には「小脳」が関わっているのだが、私達が出掛ける前に鍵を掛けたかどうか途中で思い出し、自宅に戻った事はないだろうか?
これらは無意識の運動「小脳」が関わっているのです。
逆に意識しながら運動を行なうときには、頭頂葉の運動野が関わってきます。
良くスポーツなどをするときに「体で覚える」と上達の早道であると良く指導されますが、これは小脳に記憶しておくことなのです。
例えば、私達が何年も自転車を乗っていなくてもすぐに乗りこなせるのは、この小脳の運動性記憶によるものです。
先ほどの腕組み行為に話しを戻しますが、ヒトが思考し、集中して考え込むと無意識に心臓を隠そうとする行為と言いましたが、心理的には心を読まれたくない、隠したいとの思いから腕組みをするのです。
皆さんは腕を組んだときに左右の腕のどちらが上に来るかで、身体の傾き、バランスが分かります。
これらは脳との関わりと身体のバランス(傾き)の関係なのですが、そのままの状態では肩こりや腰痛に成りやすいのです。
ですから、時には、腕組みをしたときの上に来る腕を変えて、腕組みをしたまま、左右に腰をゆっくり10回動かし、次に腕組みしたまま、今度は前後に10回ほど動かします。
出来れば、その場跳びで両足を前後に開いて(欽ちゃん跳び状態)を5回ほど行ないます。
驚くことに、前屈運動したときに床に手が着かなかったヒトも着くようになるのです。
これらは骨や骨格が堅くなり、柔軟性を失っているので肩こりや腰痛に成りやすいのです。
ですから、腕組みや両手を組んだときに左右の親指のどちらが上に来るかでも身体の傾き、右傾き、左傾きが分かります。
無意識の動作の中から、私達の身体のバランスを理解し、改善することで脳が活性化し、骨格などを柔軟に働かせます。私達の脳には「潜在的能力があるのです」。
私達ヒトの身体の傾きやバランスを保っているのもヒトの脳です。これらの感覚は五感のうちでも「聴覚」が関わっております。
三半規管の蝸牛という小さな感覚器官にリンパ液が入っており、このリンパ液の傾きが蝸牛内にある神経に伝わり、脳がコントロールして、脚や手の筋肉神経に働き、身体バラスを保てるので真っ直ぐ歩けるのです。
瞬時の内にヒトの脳はコントロール出来るので、走ったり、ジャンプしたり出来るのです。
私が良く皆様に運動による脳の活性化を推進しているのは、この運動性の感覚によって、頭頂葉の運動や小脳などの運動野を活発化させることで、他の脳部位も活性化させる働きがあるのです。
私共と大学の共同研究で、運動した時と、運動をしないで暗記したときの記憶力や記憶を引き出す能力にも差が生じることが分かっております。
但し、身体が極度に疲れるような運動をすると逆効果でも有るのです。
適度な運動、私共が高齢者に30分程度の散歩を推薦するのは、足腰の筋肉強化だけでなく、骨の強化、脳細胞の活性化に繋がるのです。
つまり、身体バランスを保つことが可能になるのです。
ヒトが腕組みをすることは記憶力や判断力など集中している時なので、理解度や認知力も向上しているのです。
何度か私は脳講座や五感講座で多くの方々に話しているが、最初の頃は受講者が腕を組まれる私の話がつまらないのか、偉そうな雰囲気に思えたが実は、集中して私の話を聞いていたのである。
だから、私は講座の時にどれだけ多くのヒトが腕を組んでいるかで私の講座の内容を評価するようになったのである。
貴方も、考え事や集中するときに腕組みをしてみては如何でしょうか?
但し、身上のヒトや上司の前や先生の前で腕組みをしながら話しを聞いていては失礼に当るので、時と場所を考えながら腕組みして色々試行錯誤し、思考してみてください。
時には面白い発想や創造性が生まれるかも知れません。
勉強や学習の時にも腕組みは効果的であることを私から提唱させて頂きます。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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医療系のテレビドラマに期待!

2009-01-17 00:04:31 | 感覚
最近、テレビドラマに医師や看護師などを題材にしたテレビドラマが人気を得ている。
特にフジテレビ系列では、「白い巨塔」から始まり、最近まで放映されていた「コード・ブルー・
ドクターヘリ救急救命」と今回は、同じフジテレビ系列で「ヴォイス~命なき者の声~」12(月)21:00~放映というヴォイス~命なき者の声~(新番組)◇医大の法医学ゼミに所属する学生たちの奮闘を描くヒューマンドラマ。金子茂樹脚本、成田岳ほか演出。東凛大学医学部 4年の大己(瑛太)は、志望していた心臓外科学ゼミに不合格となる。同級生の親友、亮介(生田斗真)は一番人気のゼミだから仕方がないと声を掛けるが、大己は自分が受かっていたにもかかわらず落とされたような気がしてならない。大己が合格したのは、亮介も合格した法医学ゼミだった。そのころ、同医学部4年で脳神経外科学ゼミに合格した佳奈子(石原さとみ)はゼミの教授を訪ね、自分を法医学ゼミに移らせてほしいと頼んでいた。一方、ふに落ちない大己は法医学教授室に教授の佐川(時任三郎)を訪ねる。
このように私が注目しているのは「法医学部」が舞台と言うことである。
医学部の中でも、法医学は人気もなく、また、法医学を専攻する人達は本当に少ないのが現状である。
また、フジテレビ局はこれら医療のドラマを積極的に題材にして取り上げ、人気ヒットになっている。
これらから若者達や子供達に将来、医師を目指したい。人を助けたい思う人が増えてくれればと願っている。
また、特番でも医療問題に取り組んでおり、医療の改革に与える影響も大きく、私共は今後もフジテレビ局に期待しており、また、私共も協力や支援もして行きたいと考えている。
私が昨年の10月にフジテレビの取材や出演を果たしているので贔屓(ひいき)しているわけではない。
マスコミの力はやはり必要であり、影響力も大きいのでどうしても期待してしまうのである。
私共が構想している。海外の大学と日本の大学の提携によって、東京都に日本初のオール英語の授業を行なう医療系の大学を構想しているが、当初は看護師、介護師など医療スタッフの育成を目刺し、順次「医学薬科大学」の設立を目指します。
出来れば、4年制「メディカルスクール」医学大学院的な医療系大学も設立したい考えている。
大衆衛生、法医学、解剖学、東洋医学と西洋医学を融合し、哲学など日本の医療系大学では学べない大学を目指します。
海外からの留学生も多く採用する予定で、国際色豊かな大学を目指します。
英語圏からの留学生には「日本語学科」を採用し、日本での国家試験に合格して貰い、日本での医療施設や介護施設での勤務も出来ればと願っている。
また、日本での医学を学んで貰い、自国に戻って活躍できる医療関係者に成って欲しいとの思いもあります。
このように私共は私学でありながら、日本の企業が支援する日本初の医療系大学を設立予定です。
学校内には、私が構想している生徒に「もてなし」や「勉強に専念出来る環境」を造りたいと願っている。
大学内には生徒のために「専用オーディオルーム」、ケンウッド社に協力を求める予定である。
図書館もペーパーオフ化を推進し、学校全体をIT化を促進します。生徒には学生書(ITカード)でセキュリティーや授業も生徒一人一人にパソコンや大型モニターなど円卓的な授業を実施する予定です。
自然環境を活かし、自然に優しく、ヒトの五感に優しい、刺激する学校環境、施設を目刺し設計致します。
私共が構想している大学で設計的に譲れないところです。
完成すれば、見学者は勿論、世界からも注目される大学を目指すことで、大学のレベルと学ぶ環境の良さを売りに将来的に当校を目指す医療関係者が増えてくれたらと願っている。
現在は、文科省の前例がないという訳で認可に時間が掛かっているが、認可と支援が頂ければ、実現する可能性の高い日本初の医療系の大学が出来上がります。
私共決して諦めず、文科省の認可を求めて参ります。
また、大学に隣接して、高齢者施設、介護施設、救急救命センター、生命科学研究所などを設立し、私共の会社の本社も移行したい考えております。
順次これら施設を建設することで、日本の医療に一石を投じる施設になると確信しております。
医局や学閥など派閥にも拘らない医療系の大学を目刺し、世界に通用する医療の施設を設立することが私の夢でもあります。
今後とも、私共は「全ては患者さんのために」をモットニーに社会貢献し、皆様のご健康を見守って行きたいと考えております。
感謝の言葉を励みに私共は今後とも取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
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鳥インフルエンザの予防に画期的な消毒薬を開発

2009-01-16 00:02:59 | 感覚
1月11日 06時48分
抗ウイルス薬「タミフル」が効かないインフルエンザウイルスが世界に広がり、なかでも鳥インフルエンザの爆発的な流行が懸念されているなか、テクノマイニ ング株式会社と日本エコロジア株式会社は、鳥インフルエンザの予防に役立つ画期的な消毒薬、仮称「BV4」を共同開発した。
「BV4」の最大の特徴は、強力な殺菌力と人間に対する完全ともいえる安全性。鳥インフルエンザの消毒薬としては空中散布できることが不可欠だが、 「BV4」は、「食品あるいは食品添加物として認可されている成分だけで構成」されているため、安全性が極めて高い。殺菌力については、京都産業大学鳥イ ンフルエンザ研究センターでの調査の結果、「10分間で1億個のウイルスを検出限界以下まで除去する」効果があることが実証された。また低コストで、水で 1000倍に薄めても効果があるため輸送費も節減できるという特徴もある。
日米両国に特許を申請、近く発売も予定。
アメーバー経済ニュースより引用、
以前から、私のブログでも新型インフルエンザウイルスの猛威、驚異を指摘してきたが、未然に予防することの重要性を私は説いてきたが、今回の消毒薬の開発の成功は、簡単にウイルスの駆除や対策に効果があると期待されるのである。
私も販売されたらすぐに購入し、車内や室内、洋服などで活用したいと考えている。そして、マスクの着用、手荒いうがいの徹底で有る程度は鳥ウイルスの感染など防げるものである。
何より、身体の免疫力を高めることが最も重要なのである。身体が疲れている。寝不足だ、ストレスが溜っているなどの状態が続くと身体の免疫力が極端に低下するので、風邪ウイルスに対しても抵抗力が低下しますから、感染しやすくなるのです。
ですから、抵抗力の弱い、幼い子供や高齢者が風邪をひいて重度の症状が現れやすいのも抵抗力の低下かが招いているものです。
鳥インフルエンザは渡り鳥から経由して日本に入り込むケースが多いのですが、その鳥ウイルスには現在の研究で鴨や白鳥などの渡り鳥の体内から144種ものウイルスが専門家によって発見されております。
A型インフルエンザウイルスをさらに細かく見ると、H5N1、H7N7などの型になるり、このHやNは、ウイルス表面にある突起物の略称だ。Hは15種類、Nは9種類で、A型は理屈上は全部で135種類に分けられる。
このように基本型から、環境などの変化から新型インフルエンザウイルスにと変化して行くことが解明されております。
新型インフルエンザウイルスの進化の過程で、以前は、鳥インフルエンザウイルスも渡り鳥などの野鳥から日本の留鳥に感染し、それから家畜の鶏や豚などに感染し、そして人間に感染するルートが有りましたが、最近見つかっている新型インフルエンザウイルス(H5N1、H7N7型)などは渡り鳥から直接人間に感染することが報告されているのです。
今年も既に中国では野鳥の鴨を食べるために、料理をしていたヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染し、死亡するケースもあります。
日本でも今年から渡り鳥の名所の場所では人間から直接の餌上げの中止をしている。
勿論、野鳥観察でも靴の消毒や野鳥との距離を溜っている場所も増えております。
ですから、私もバードウォッチングの指導者として、死んだ野鳥は触らない、拾わないでと指導しております。
昨年の冬には、道路で死亡していた「シロハラ」という渡り鳥を私が見つけ、研究所に持ち帰り、解剖して死因を解明したのである。
勿論、鳥インフルエンザウイルスに感染の危険性もあるので、万全をきして行なったものである。
道路で死んでいたので車との接触だと考えていたが、建物の近くなので激突したのではないか予想したのである。
シロハラからの鳥インフルエンザウイルスは確認できず、首の骨が折れていたのと、頭蓋骨を切開してみたら、脳内出血が見られたので、窓ガラスに激突したのだと確認致しました。
このように野鳥が自宅の近くで死んでいたり、弱っていた野鳥を確認したら自分で処理するのでなく、すぐに保健所などにご連絡下さい。
万が一鳥インフルエンザウイルスに感染してからでは遅いのである。
渡り鳥は既に日本の各所に渡っており、3月の末頃まで日本に滞在しております。
ですから、渡り鳥たちは決して悪者では有りません。私共は鳥インフルエンザウイルスは地球温暖化や急激な環境の異変、変化の代償だと考えております。
むやみに野鳥をいじめたり、駆除するような事のないようにお願いしたいと思います。
誤った知識で渡り鳥に近寄ったからでは鳥インフルエンザウイルスに感染することは有りません。
中国の人達のように自分で内臓を処理したり、料理をする場合は危険であるが、それ以外は鳥から感染はあまり危険性は高くないのです。
但し、新型インフルエンザウイルスに感染が確認されたヒトに接近することが感染ルートを拡大し、移される事の方が危険なのである。
もし、普段の風邪とは違う、高熱が続き、咳き込みも激しいと自覚したら、病院ではなく地元の保健所に相談され、指示を受けて欲しいのです。
すぐに具合が悪いからと病院に駆け込むと院内感染から、入院患者などに感染すると重度の症状から死者も増加する可能性もあるからです。
丁度17日土曜日に「感染列島」という、新型インフルエンザウイルスの猛威をパニック映画として紹介しております。こちらもご参照頂ければ幸いです。
今後とも、私共は鳥インフルエンザウイルスに感染に関するニュースや話題を取り上げ、皆様に予防の重要性を提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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花粉症がヒトの嗅覚の鈍感化に繋がる!

2009-01-15 00:06:00 | 感覚、五感
鼻や眼の機能と花粉症
鼻の機能は呼吸する空気の加温、加湿、防塵です。花粉が鼻粘膜からはいると表面についた花粉は鼻の粘膜の上皮細胞にある線毛がベルトコンベアのように働 く事により鼻の外に運び出されます。運び出されなかった花粉は鼻の粘膜に付着し、抗原成分を鼻粘膜にしみこませます。鼻の粘膜の中にはアレルギーの細胞で ある肥満細胞があります。スギ花粉症患者さんの場合にはスギ花粉に対するIgE抗体が肥満細胞のまわりに結合しています。このIgE抗体が溶けだしたスギ 花粉の抗原成分を捕らえて結合して肥満細胞が活性化し、反応を生じます。その結果、放出されたヒスタミンが鼻粘膜表面の神経を刺激し、くしゃみを起こし反 射的に鼻汁の分泌を生じさせます。さらにヒスタミンは血管を刺激して鼻づまりの症状を引き起こします。繰り返しスギ花粉との接触が多くなると、花粉症の症 状は強まります。結膜も肥満細胞上のIgE抗体と結膜の表面で溶けだしたスギ抗原成分が結合してヒスタミンが放出されます。ヒスタミンも同じく結膜表面の 神経を介して痒みを生じ、反射性に涙の分泌が増え、神経の過敏によって異物感が強くなります。掻痒感が強い場合にはドライアイという乾く目の病気の合併の 可能性があります。
日本医科大学耳鼻咽喉科 大久保公裕医師、厚生省花粉症ホームページより、文書一部引用。花粉症は、ヒトの免疫反応の誤作動から起こる症状である。杉花粉や檜花粉自体は身体には無害なのだが、免疫能力が過剰反応して、バイ菌やウイルスと勘違いすることから身体から排除しようとする反応が起こり、鼻水、目の痒みから涙目などの症状が現れるのです。
私が花粉症での症状に関して提唱しているのは、鼻水や鼻づまりの症状がヒトの脳の集中力、生産性の低下など、目の痒みなどの症状から「危険回避能力の低下」などが怪訝されるのである。
例えば、ヒトの命に携わっている職業の方々などでは花粉症が重度になると危険回避能力の低下から思わぬヒューマンエラーなどを起こすこともあるのです。
また、私達でも鼻が詰まるとヒトの嗅覚能力も鈍感化してしまい、食事も美味しく感じなくなります。
勿論、匂いも感じられなくなるので集中力や生産性も低下するのでヒューマンエラー、危険回避能力の低下など思わぬ自体を招くこともあるのです。
ですから、これらの症状を鼻炎薬の服用を上手く活用し、改善することが重要になります。
現在は非アスピリン系の鼻炎薬も販売されております。
花粉のシーズンは間もなく始まります。毎年花粉症で悩んでいる方々でも有る年突然のように症状が和らぐことがあります。これらは個人差も有りますが、許容範囲のようなもので、花粉症は何度か繰り返しながら症状が変化します。
私はここ数年は花粉の症状はあまり現れないが、今年は心配である。余程でないと私は鼻炎薬を飲まないが、それは集中することが多いからである。
現在の鼻炎薬は朝と夕方の二回の服用で一日効果がありますのでこれら鼻炎薬を正しく服用して欲しいと思います。
鼻炎薬も薬ですから、コーヒーやお茶で飲んだりしないことです。やはり水で決まった時間を空けて飲むことで効き目や副作用にも関わってきますので注意をして下さい。
厚生省花粉症ホームページの花粉症のセルフケアをご紹介します。
ご自分でできるセルフケアとしては外出時にマスク、めがねをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。花粉症用のマスクで は花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっています。また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるよ うにしてください。家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をしましょう。もし、外出する場合にはけばけばした花粉のつきやすいコー トを着ることは避けましょう。外出から帰ってきてもすぐに顔を洗い、うがいをすることをお勧めします。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状 を軽くすることができると考えます。鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、喫煙、飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽 い運動などは花粉防御をしたうえで推奨されると思われます。セルフケアと医師、薬剤師による治療を含め、花粉症の季節を快適に過ごせるよう努力してみてく ださい。
花粉症によってヒトの嗅覚、味覚などにも異変が起こることをご説明致しましたが、普段何気なく無意識に使用されている五感の一部でも異変が生じると不便だけでなく、精神的にも辛いものです。
このようにヒトの五感は重要な感覚器官です。ヒトの五感は脳に情報を送るアンテナでもあります。ですから、日々五感を鍛錬することでヒトの脳も活性化出来るのです。
これらを来月の12日(木)、場所、千代田区丸の内国際ビルB2、abcクッキングスクール、
時間19:00~20:30まで外資系鼻炎薬会社主催、外資系PR会社総合プロデュース、
監修、五感教育研究所、出演、主席研究員、荒木行彦により開催されます。
内容は「取り戻そう!花粉症で失った感覚とふたりの愛!」と題して疑似実験イベントを行ないます。
当日の開場には、新聞社、雑誌社、テレビ局各社など多くのマスコミ関係者が集合し、これらのイベントを取材予定である。
これらの模様は2月の下旬に新聞や雑誌、テレビで拝見できると思われる。
開場のお近くの方は是非、立ち寄って頂ければ幸いです。
今後とも私共はヒトの五感の重要性、感覚の大切さを今後とも提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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