センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

オウム病にご注意!

2024-03-22 00:00:30 | 感染

(CNN) 欧州各国で細菌感染症の「オウム病」の症例が昨年から今年にかけて急増している。世界保健機関(WHO)は5日、これまでに5人が死亡したと発表した。

オウム病は野鳥やペットの鳥に感染する細菌のオウム病クラミジアを原因とする疾患。感染した鳥に症状がなくても、呼吸や糞(ふん)を通じて人に感染することがある。

米疾病対策センターによると、人には鳥の分泌物が混じった埃(ほこり)を吸い込んだり、鳥にかまれたり、嘴と口で接触するなどして感染する。

人から人に感染する可能性はあるものの、極めて稀だという。

感染すると、5~14日で頭痛、筋肉痛、せき、発熱、悪寒などの症状が表れる。抗生剤で治療でき、人が死に至ることは極めて稀。

WHOによれば、今回はペットの鳥や野鳥を通じて感染した症例が大多数を占めている。

オーストリアでは2023年に14例が確認され、今年は3月4日までに更に4例が確認された。人から人への感染は確認されていない。

いずれも海外への渡航歴はなく、野鳥とも接触していなかった。

デンマークでは2月27日までに23例が確認された。実際の数はもっと多いと保健当局は見ている。感染者のうち17人は入院して15人が肺炎になり、4人が死亡した。

ドイツでは23年に14例、今年に入って5例を確認。ほぼ全員が肺炎を発症し、16人が入院した。

スウェーデンでは11月~12月にかけて症例が急増して26例になり、今年に入って13例を確認した。

オランダは昨年12月下旬から今年2月29日にかけて確認された症例が21例に上り、前年に比べて倍増。全員が入院し、1人が死亡した。

 

実は、日本でも「オウム病クラミジアを原因」と思われる「オウム病」で年間、数人以上の死者が出ています。

飼っていた「オウム」から感染だけでなく、日本に多いのは「ハトの糞」から「クラミジア」が人の口から吸い込むことで感染するものです。

感染すると、5~14日で頭痛、筋肉痛、咳、発熱、悪寒などの症状が表れる。

以前には、古いビルのダクトの中に「鳩が巣」を作り、その巣の周辺のハトの糞が乾き、粉状になったものをビルの中に居た人たちが吸い込み、数人が倒れて救急車で搬送された過去の事例があります。当初、サリンなどの有毒ガスによるものなど推測され、調査して原因が分からずに、有毒ガスは検知されませんでした。

ビル管理の調査で、ダクトに鳥の巣があることを見つけ、そこにハトの糞が大量に在ったことから「オウム病」によるものだと判明したものです。

身近なところでは、公園が近くにあるマンションなどでも、ベランダにハトが止まり、可愛いからと餌づけしたりすると、居座ってしまい、そしてベランダに糞を残していきます。その糞が乾き粉状になり舞うと、吸い込んでしまいます。部屋にいた子供が急に熱を出してせき込むと驚くはずです。

ですから、公園でハトを見つけても決して、食べているパンやお菓子などを上げないで欲しいのです。公園のハトなどは餌を貰えることが分かっているので、人を見ると近寄って「おねだり」をします。可愛いからと餌を上げた途端に、何羽ものハトが身体まで上ったりします。万が一、クラミジア菌を移されたらオウム病に疾患することにもなるので決して、食べ物を上げないで欲しいのです。

ハトなどの鳥は、3月中旬頃から「繁殖期」に入りる種類が多いのです。中でもカワラバト(鳩)も、オスがメスを追いかける姿をこれから確認することが多くなると思います。

また、鳩の巣などを見つけた時には、駆除したりせずに保健所に連絡して撤去して貰って下さい。個人で駆除すると「愛護法の違反行為」と見なされます。

巣に卵や雛が居たら駆除出来ませんが、巣だけでしたら駆除して貰っても構いません。愛護法違反にはなりません。

コロナウイルスも正式名所は「動物由来感染症」、動物には、コラモそうですが、ユーカリーなどを捕食しているので、ユーカリには毒素が強い植物ですが、コアラだけはこの毒素を分解できる酵素を持っています。但し、コアラの体内(内臓)などに感染症の病原菌を持っているのです。

コロナなどの感染症は、衛生的に良くない環境に生育している「ネズミ」「コウモリ」「ハクビシン」など、比較的高地の乾いた環境で生育している生き物たちはこうした感染症を齎す「菌」を持っています。中国の四川省は「サーズの発祥地」です。コロナウイスるの発祥地は「湖北省武漢」です。何れの場所も高地と冬場は乾いた環境で、両地区とも「野生動物」で市場などで売られています。衛生的に良くない環境だから感染症が発症しやすいということなのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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新型ウィルスの脅威!

2020-03-03 00:00:30 | 感染

皆さんが「新型ウィルス」と聞くと思い出すのが「SARS(サーズ)」だと思われます。このサーズは「重症急性呼吸器症候群」のことです。

SARSコロナウイルスによる全身性の感染症で、2002年11月16日に、中国南部の広東省で定形肺炎の患者が報告されたのに端を発し、北半球のインド以東のアジアやカナダを中心に感染拡大、2003年3月12日にWHO(世界保健機構)から「グローバルアラート」が出され、同年の7月5日に終息宣言が出されるまで、32の地域と国に渡り8000人を超える症例が報告されました。

感染経路は、飛沫及び接触(糞口)感染が主体となりますが、空気感染も否定できません。

コウモリを初め、ハクビシンやタヌキ、ネズミなどの動物が媒介する可能性も指摘されておりますが、確定的な結論はまだ出でいません。

人で感染源となりうるのは「有症者」だけで、潜伏期間にある発症前の患者が感染源になった症例は確認されていません。

潜伏期間は「2~7日間」のことがほとんどで、最長10日間です。

 

インフルエンザなどの感染、病原体の伝播は、感染源の動物から直接人間に移る「直接伝播」と感染源である動物と人間の間に何らかの媒介物の存在する「間接伝播」の二つに分けられことが出来ます。

感染ルートで多いのは「動物が持っている(桿菌)」だと考えられています。

この桿菌は「通性嫌気性グラム陰性の桿菌」です。

よく知られている感染ルートは、渡り鳥などが家畜の餌を食べて、そこに糞などしたのを家畜(豚)などが食べて感染し、その家畜の飼い主に感染することが感染源でした。

今回の「コロナウイルスの発症源は「中国の武漢市」でした。武漢市には「動物市場」という、食材(動物の肉)を販売しています。それも家畜の肉ではなく「野生動物の肉」を販売しているものです。

中国政府が「感染源」を最近、コウモリからセンザンコウに感染し、センザンコウの毛皮は中国では珍重され、高値で売られてもいます。こうした闇の取引などから、肉と皮をは剥いだ人が調理し、衛生的に不十分な環境で捌いたために「新型ウィルスに感染」したのが昨年の11月末頃だと予想されています。

そして、12月には、新型ウイルス感染したことを中国政府が分かっていても、パニックにならないようにと隠すように未発表だったことが分かっています。

近年の新型インフルエンザウイルスの発生は「中国本土」であることから、何れ、近年、コロナウイルスよりも勢力が強く、インフルの型を変える(進化型)の新型ウイルスが発生すると、コロナウイルスよりも猛威を振るい、感染者も世界で10万人超えなどになると予想されます。

 

この新型ウイルスも生き物なので、環境に適応するために「勢力を広げる」性質があり、より、強力で驚異的になる特徴があります。

こうした事から、来年以降の11月~3月の間で、中国本土の「野生動物取引禁止」や「動物市場」などある場所、野生動物を食べる風習、文化のある地域を「監視し、新型ウイルス」を水際で防ぐ「世界的な取り組みが必要である」と私から提唱し、警鐘を鳴らしていきます。

そうしないと、数年後に同じような中国本土で野生動物と接触の多い地域で「新型ウイルス(未知のウイルス)」が発生することも怪訝されます。

世界的に広がり、感染者が10万人を超える状態にもなり兼ねません。

地球の温暖化と気候変動などの猛威が齎した「新たな脅威」であると私から提唱致します。

世界保健機構の2月26日現在の情報によると、中国以外で既に約40ヶ国で感染が確認され、中国を含む世界全体の感染者数は8万人を超えています。これは、18年前に発生した(SARS)の10倍の感染者数です。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


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ペットからの感染!

2020-03-02 00:00:30 | 感染

カプノサイトファーガ・カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)は通性嫌気性グラム陰性の桿菌で、人獣共通感染症の病原体である。イヌやネコの健康な歯肉の細菌叢の構成細菌である。

学名は、Capnocytophaga canimorsus。属名のCapnocytophagaは、二酸化炭素を要求することと、Cytophaga属に近縁と考えられたことから(現在では同じバクテロイデス門に属すもののやや離れていると考えられている)、καπνός(希;煙)+Cytophagaに由来し、種形容語canimorsusは、全体として「イヌによるかみ傷」(canis(羅;犬)+morsus(羅;かむこと、かみ傷))を意味し、犬の咬傷によって感染することから名づけられた。

 

※カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症

主にイヌやネコなどによる咬傷・掻傷から感染し、発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛などの症状を伴う。重症例では劇症の敗血症や髄膜炎を引き起こし、播種性血管内凝固症候群(DIC)や、敗血性ショック、多臓器不全に進行して死に至る事がある。脾臓摘出者がかかり易く、免疫機能の低下(アルコール中毒、糖尿病などの慢性疾患、免疫異常疾患、悪性腫瘍にかかっている方、高齢者など)が重症化に繋がりやすい。

 

予防法!

動物との過度のふれあいは避け、動物と触れあった後は手洗いなどを確実に実行することが、厚生労働省により推奨されている。

 

診断方法!

患者の体液を培養し、単離、同定するか、PCRを用いて検査する。

 

治療方法!

有効な抗生物質にはペニシリン系やテトラサイクリン系がある。中にはβ-ラクタマーゼを産生する耐性菌もあり、ペニシリンを含むβ-ラクタム系抗生物質を使用する場合には、クラブラン酸やスルバクタム等のβ-ラクタマーゼ阻害剤との合剤を用いる方がよいとされる。(オーグメンチン®やユナシン®など)。

 

発症例!

2018年にアメリカ合衆国で飼い犬に足をなめられたと思われる男性が発症し、血行障害や血圧の低下により両手両脚の切断手術を余儀なくされた。家族は、当初インフルエンザと疑っていたが、次第に全身に炎症が出てバットで殴られたようだったと証言している。2019年にも飼い犬に舐められた女性が発症、両手両脚の切断に至った。

日本においては、1993年から2017年末までに計93例(うち死亡19例)が確認されています。大半がC. canimorsusの感染例ですが、このうちの重症例3例(うち死亡1例)は2016年に登録された新しい菌種であるC. canisの感染であることがわかっています(参考文献6参照)。また、C. cynodemgi感染は軽症例2例の報告があります。

感染事例の内容をみると、患者の年齢は、40歳代以上の中高年齢者が95%超を占めており、平均年齢は約64歳です。性別は男性が68例、女性が25例です。患者のうち、糖尿病、肝硬変、全身性自己免疫疾患、悪性腫瘍などの基礎疾患を有する方は約半数にとどまります。生来、健康な方でも感染・発症することが確認されています。

 

感染原因は、イヌの咬掻傷52例、ネコの咬掻傷20例、イヌ・ネコとの接触歴のみ18例、不明3例となっています。93例のうち、2011年以降の症例が68例で、本感染症の認知度の高まりや検査法の進歩によって確認される症例数が増えていると考えられます。しかしながら、把握されていない患者も多く存在していると推測されています。厚生省資料参照。引用。

 

感染症と言えば、今年猛威を振るっている「新型インフルエンザ(コロナウイルス)」だと思っている人は多いと思いますが、実は、身近なところに様々な「感染症」が潜んでいます。

今回紹介した「カプノサイトファーガ・カニモルサス」は、ペット、日本で飼われている犬の約80%、猫で65%程度、持っている「桿菌」です。

特に、飼い主が高齢者で「免疫力が弱っている人」や手などに傷があり、その手を犬が嘗めたなどや直接、口を犬が嘗めるなどで感染することがあります。

1993年から2017年末までに計93例(うち死亡19例)が確認されています。

感染による、死亡例は少ないものですが、その分重症者では「後遺症が残ったり」と身体的な障害が起きる人もおられます。また、近年、増加していることが怪訝されています。

ペットの散歩や、過剰な接触などを避けるようにして「ペットライフ」を楽しんで欲しいと思います。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


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日本最古のラブストーリー小説(源氏物語)!

2015-03-16 00:00:30 | 感染
『源氏物語』(げんじものがたり)は、平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説である。文献初出は1008年(寛弘五年)で、このころには相当な部分までが成立していたと思われる。
古写本は題名の記されていないものも多く、記されている場合であっても内容はさまざまである。『源氏物語』の場合は冊子の標題として「源氏物語」ないしそれに相当する物語全体の標題が記されている場合よりも、それぞれの帖名が記されていることが少なくない。こうした経緯から、現在において一般に『源氏物語』と呼ばれているこの物語が書かれた当時の題名が何であったのかは明らかではない。古い時代の写本や注釈書などの文献に記されている名称は大きく以下の系統に分かれる。

「源氏の物語」、「光源氏の物語」、「光る源氏の物語」、「光源氏」、「源氏」、「源氏の君」などとする系統。
「紫の物語」、「紫のゆかり」、「紫のゆかりの物語」などとする系統。
これらはいずれも源氏(光源氏)または紫の上という主人公の名前をそのまま物語の題名としたものであり、物語の固有の名称であるとはいいがたい。また、執筆時に著者が命名していたならば、このようにさまざまな題名が生まれるとは考えにくいため、これらは作者によるものではない可能性が高いと考えられている。
紫式部(詳細は作者を参照)の著した、通常54帖(詳細は巻数を参照)よりなるとされる。写本・版本により多少の違いはあるものの、おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2400枚に及ぶおよそ500名近くの人物が登場し、70年余りの出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語である。物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから、しばしば「古典の中の古典」と称賛され、日本文学史上最高の傑作とされる。

ただし、度々喧伝されている「世界最古の長篇小説」という評価は、近年でも2008年(平成20年)の源氏物語千年紀委員会の「源氏物語千年紀事業の基本理念」でも、源氏物語を「世界最古の長編小説」と位置づけするなどしているが、王朝文学に詳しい作家中村真一郎による、(古代ラテン文学の)アプレイウスの『黄金のロバ』や、ペトロニウスの『サチュリコン』に続く「古代世界最後の(そして最高の)長篇小説」とする知見や、島内景二のように日本国内にも「竹取物語」や「うつほ物語」などがあるから最古とは認定出来ないという意見もあり、学者たちの間でも見解が異なる。20世紀に入り、英訳、仏訳などで欧米社会にも紹介され、『失われた時を求めて』など、20世紀文学との類似から高く評価されるようになった。
母系制が色濃い平安朝中期(概ね10世紀頃)を舞台に、天皇の親王として出生し、才能・容姿ともにめぐまれながら臣籍降下して源氏姓となった光源氏の栄華と苦悩の人生、およびその子孫らの人生を描く。通説とされる三部構成説に基づくと、各部のメインテーマは以下とされ、長篇恋愛小説としてすきのない首尾を整えている。
ウィクペディアフリー百科事典により抜粋引用。

この源氏物語は平安時代中期、11世紀の始め頃、紫式部によって創作された長編小説。日本文学に多大な影響を与えただけではなく、英訳もされ、海外でも広く読まれている。現代語訳として、與謝野晶子の他、窪田空穂、谷崎潤一郎、五十嵐力、円地文子のものがある。最近では、瀬戸内寂聴の訳した作品が刊行され話題になったものです。
私が勝手に解釈すると、源氏は現在で言う、イケメンでカッコいい「美男子」、平安の時代も、現在も女性からモテていました。
ですから、そん所そこいらの女性では物足りずに、女遊びばかりして、務めを果たさない源氏を見て、母親は嘆くのですが、母系制が色濃い平安朝中期(概ね10世紀頃)を舞台に、天皇の親王として出生し、才能・容姿ともに恵まれながら臣籍降下して源氏姓となった光源氏の栄華と苦悩の人生、およびその子孫らの人生を描いた物語です。
平安中期ごろからも、現在も同様に「愛に悩み、苦しむ」ことはあったのだと想像できます。

その悩みの仕方は変化したと思いますが、純粋に人を愛することは、何も変わっていないと思われます。
きっと平安の時代の方が、現在よりも、人を想い、労り、愛おしむ感覚は深かったように思えます。
また、源氏物語は映画化もされています。
『源氏物語 千年の謎』(げんじものがたり せんねんのなぞ)は、2011年12月10日に公開された日本映画。配給は東宝。主演は生田斗真。上演時間2時間16分。

『源氏物語』そのものではなく、高山由紀子の小説『源氏物語 悲しみの皇子』(文庫版では『源氏物語 千年の謎』に改題)の映画化作品である。

『源氏物語』の作者である紫式部と時の権力者藤原道長が男女の関係にあったという設定の下、平安時代の式部の物語と、式部の書いた光源氏の物語が同時進行して交錯する。
私は、DVDをレンタルして拝見し、平成の時代に想いを馳せて、純粋な愛を学びたいと思います。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦



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やばいの語源、由来!

2014-11-11 00:00:30 | 感染
やばい「具合が悪いさま」「不都合」を意味する形容詞「やば」を形容詞化した語で、もとは盗人や香具師などの隠語であった。
戦前、囚人が、看守を「やば」と呼んだことを語源とする説もあるが
「やば」は江戸後期には既に使われているため、形容詞化の由来として考慮できるが「やば」の語源としては誤りで「彌危ない(いやあぶない)、あやぶい」と同じ語源と考えられる。
その他「夜這い」から転じ「やばい」なったとする説もあるが、民間話語源である。
1980年代から若者言葉で「やばい」が格好悪いの意味として用いられ、90年代から「凄い」が用いられるようになった。

最近、何かにつけて「やばい」を多用している若い人を見かけます。
テレビ番組でも、ヤバイよヤバイよなど面白おかしく表現しています。
私のところのスタッフも、ミスをしたり、不都合があると口癖のようにヤバイよ、荒木先生に怒られると直ぐ言うから、私は普段からそんなに怒っているかと言うと、怒られたことが無いのに、ヤバイよと言うと私まで勘違いされる!
自分に不都合や不味いことがあるとやばいと口に出します。
同様な言葉に「ダメよ、ダメよ」も流行語のように使います。
プライベートなら良いが仕事で上司にやばい、ダメよ、ダメよは使うべきではない!
正しい日本語も知らない、使い方が分からない?時と場所を察知し、使い分ける能力に欠如しているから、私がスタッフに今、それを使うタイミングなのか、言葉を選びなさいと注意をします。
私がテレビ番組などの監修をし、コメント出して、テレビの前の人たちが、私が今の人たちの感覚がやばいと言ったら、品格が無い先生だとか、言葉遣いが悪いなど、テレビ局にクレームが殺到して、次回からは問い合わせも無いだろう!

だから、私は若い人たちに、スマホやパソコンなどのメール、チャット、ラインばかりでコミュニケーションせず、出来るだけ、人と会い、顔を見合わせるコミュニケーションを取って欲しい!
そして、会話し、言葉を選び、思いやりと労わる気持ちで相手と接して欲しいと告げています。
そうすれば、ミスしても、やばいと言う前に、ゴメンなさいや申し訳ありませんと言う言葉が先に出るはずです。
綺麗な日本語をつかい、知的な人になるために努めて欲しいと願っております。
言葉の力は偉大です。世界も情熱という言葉で動かすことも出来るのです。
ですから、安易にやばいやダメよは、時と場合を選び使い分けたいものです。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、



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自分を楽にさせる!

2014-10-03 00:00:30 | 感染
人が辛い、苦しいと感じるのは、人の心(脳)なのですが、これらも強さ、弱さも個人差があります。
特に強いストレスと感じるのは、親族や知人の死などを辛い、悲しい想いが募ります。
他にも、信じていた人から裏切られたり、騙されたりするのも、辛い思いなどをします。
これらは、肉体的な疲労よりも、精神的な疲労を伴うので、回復するまでに時間を要します。
人によっては「ストレス障害」から体調を崩したり、精神障害から「うつ病」適応障害、パニック障害などに疾患する人たちも多いのです。
以前に紹介しました。日本人が世界的にみても、不安やストレスに弱い遺伝子を持っていることが分かっております。
不安遺伝子という、この不安遺伝子には、不安に弱いSタイプ、やや弱いSSタイプ、強いLタイプと3タイプに分かれています。
日本人は、このSとSSタイプの不安遺伝子を人本人の97%の人たちが持っているので、総じて、不安、プレッシャー、ストレスに弱い国民性を持っていると言えます。また、総じて神経質な人が多く、神経に触るような音、臭いなどにとても敏感です。
ですから「五感ストレス」という私が造った俗語ですが、世界でも稀な、繊細な感覚からこのように不安遺伝子を日本国民の多くが持っているのだと思います。

ですから、私は不安やストレスはこのように誰でもある、辛い事、苦しいことは誰しも「嫌なことです」。これらは人の脳の特徴で、楽な事、楽しい事、快感が好きで、逆に苦しい事、辛い事、悲しい事などの不快が「嫌いなのです」。
このように、人の脳は自他楽なので、個人差もあり、辛い、苦しい体験を重ね。乗り越えて来た人は、不安やストレスには強く、これらが「精神力」「忍耐力」などの脳力になるのです。
ところが、精神力、忍耐力の弱い、現在の子供たちや若者たちでは、我儘になり、少しの辛さ、苦しいことがあると抵抗力も欠如しますから、私たちでは弱い、不安、ストレスだと思っても、本人たちには強いストレスとなり、精神状態などに影響を与えるのです。
自らから苦しめている!? 
ですから、私が提唱している「自分を楽にさせる」ことに努めることが大切に成ります。
自分が想い悩んでいることは、他の人も体験し、多くの人が乗り越えて、生きているのだと想い、自分の不安、悲しみ、ストレスは大したことが無いとか、相談相手から励まされ、一緒に乗り越えられるように工夫するなどが乗り越えられる術なのです。

私も昨年の10月に連続的な別れと、父の死、大切な方からの裏切りなど、所有物に不都合や故障など続き、交換や交信など公私に渡り、人生初の辛さ、悲しみ、辛さを体験し、体調を崩して、ストレス障害で一週間下痢が止まりませんでした。
そんな時に、7年前に不思議な繋がりをした女性から「私が居るじゃない!」。
「あなたが辛い時、苦しんでいる時には、私(幸子)が時空から逢いに行くわ!」だから、元気を出して、ユキヒコさんが辛いと、私も辛いと言われて、目覚めた私は、立ち直り、体調も治り、その後は、どんなに辛くても、苦しくても、悲しくても乗り越えられる。
独りじゃない! 心配してくる人が居る。心の支え、共に悩み、苦しみ、辛さをシンクロする。
だから、自分を楽にすることの術を私は得たのです。
ですから、今後は怖いことも何もありません。不安も、悩みも、辛さも乗り越え、不安、ストレスに対応する脳力が身に付きました。
今後とも、皆さんに、不安、ストレスと上手く付き合う、自分を楽にする方法を伝授して参ります。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦


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デング熱、日本のヤブカが感染源!

2014-09-08 00:00:30 | 感染
デング熱の感染が現在拡大中で、代々木公園、新宿公園、横浜の公園と、感染者は今週中に100名を超えて、急増しております。
感染ルートが分かりました。
今年の夏休みに海外に旅行した人が、デング熱に感染したまま、国内に帰国し、何かの理由で代々木公園に訪れ、ヤブカに刺され、蚊がデング熱ウイルスに感染し、また、他の人を刺し、デング熱に感染させ、感染した人を蚊が刺すことでデング熱感染者が拡大するという仕組みです。
当初、ネッタイシマ蚊が日本に侵入したか思われましたが、日本の気候では生存できないと思われます。
ところが、日本のヤブカが感染拡大を広めたのです。
デング熱感染者の血液を吸うことで、ヤブカがデング熱ウイルスを持ち、一週間ぐらいで、ネッタイシマ蚊と同様に「デング熱ウイルス感染源」になるということです。
今後も、デング熱拡大は危惧されます。蚊の飛ぶエリアはそんなに広がりませんが、人の移動は電車や車など、感染者が移動した場所で拡大を広げるので、全国的に広がる可能性があります。

ですから、蚊に刺されないように、長袖、長ズボン、手や首の周り、耳などに虫除けスプレー、消毒液などを持参し、刺されたら毒抜きや消毒し、感染予防、蚊に刺されないようにご注意下さい。
デング熱などのウイルスは目に見えないだけに蚊に刺されないように、自宅ではベープなどの蚊取りを付け、蚊に刺されないようにして下さい。
※デング熱、疾病
デング熱(デングねつ、まれにデンゲ熱とも)は、デングウイルス(Dengue virus)が原因の感染症であり、熱帯病の一つである。2014年現在、実用化されている予防ワクチンはまだない。
一過性の熱性疾患であり、症状には、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛(Arthralgia)、はしかの症状に似た特徴的な皮膚発疹を含む。治療方法は対症療法が主体で、急性デング熱にはいま起きている症状を軽減するための支持療法 (supportive therapy, supportive care)が用いられ、軽度または中等度であれば、経口もしくは点滴による水分補給、より重度の場合は、点滴静脈注射や輸血といった治療が用いられる。稀ではあるが、生命を脅かすデング出血熱に発展し、出血、血小板の減少、または血漿(けっしょう)漏出を引き起こしたり、デングショック症候群に発展して出血性ショックを引き起こすこともある。

デング熱の予防は、先ずは蚊に刺されないこと、日本の蚊、二種類ほどあり、中でも公園などに生育しているヤブカが痒みを伴い、数も多いことから、デング熱の感染拡大の原因です。
デング熱感染者の血液を日本のヤブカが吸って、デング熱に感染、その蚊が別の人を刺して、その人にデング熱を感染させて、感染者の血液を別の蚊が吸って感染するという、人は長距離を移動するため、各地で感染者が広がると予想されます。まずは、蚊に刺されないように今年は特に警戒が必要です。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、


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