バラが美しく咲く季節を皆さんはご存じでしょうか?数多くある花の中でも、バラは「愛情」を表現する際によく使われ花として誰もが知っています。
また、バラの花言葉には、色や蕾、本数になどにもよって違います。多くある花の中でも、バラの花言葉が多く、複雑です。
しかし、バラが咲く季節について知っている方は、意外と少ないと思われます。バラが咲く季節には、二シーズンあります。
春のバラの見頃、開花期間は「5月~6月頃」を春のバラと呼びます。秋のバラの見頃は「10月から11月」にかけて秋のバラと呼びます。
春のバラに比べて色鮮やかで強い香りに特徴が秋のバラです。
最近では、毎年「交配」されており、新しい品種から誕生しますので、多種多様な品種があり、通年を通じて楽しめる花だと言えます。
一季咲は普通の花と同じように見頃の時期が決まっているバラで、一方の四季咲きは通年を通じて楽しめるバラです。
特に四季咲きのバラは「春バラ、夏バラ、秋バラ」に花を咲かせるという特徴があります。
「一季咲きのバラ」!
バラの品種の中でも、一季咲きのバラというのは春(地域によっては夏)にしか咲かないバラです。
4月末~5月頭に開花し、5月~6月に美しく咲き、見頃の時期となっていまする
品種改良されていないバラの原種も5月~7月が見頃となっており、最も原種に近い特徴を持った品種だと言えるでしょう。
これら一季咲きのバラはオールドローズとも呼ばれてり、中世ヨーロッパ時代に栽培されている品種だとされています。
オールドローズ系の一季咲きのバラは同じ時期に一斉に咲き始め、沢山の美しいバラの色や香りが広がっていきます。
園芸家やオールドローズ系のバラを育てている人にとっては至福の時だと言われています。
「四季咲きのバラ」!
もう一方の四季咲きのバラとは、どのような性質を持っているバラなのでしょうか?
一季咲きの特性を持っているのか既に予測がついている方もいらっしゃると思います。四季咲きのバラは先述の通り、通年通じて楽しむことが出来るバラの品種であることが名前の由来です。
しかし、四季咲きのバラは春夏秋冬に花を咲かせるという訳ではありません。厳密に言えば「春、夏、秋」の三シーズンに花を咲かせます。
何故?冬は咲かないのか、疑問に思うかも知れません。バラが好きな方ならお分かりだと思いますが、バラは暖かい地域で育つ花です。
故に、冬の低い気温では開花する事が出来ないのです。
では何故、四季咲きという名前なのでしょうか?それは四季咲きのバラはシーズンに影響されず、暖かい温度と適度な日光を当てれば花を咲かせるという性質から「四季咲き」と呼ばれているのです。
一年中お花屋さんにバラが並んでいるのは、こうした温度や日光などを室内(温室)で育てて出荷しているからです。
四季咲きのバラで間違えてはいけないことは、「決して枯れない」ないという訳ではありません。どのシーズンでも咲いたバラが見られるように、剪定する時期を少しずつ変えることで一年中バラを楽しむことが出来るようになるのです。
私がこうしてバラの花が好きになったのには、きっかけがあります。それは、2007年にソウル繋がりした方が「花が大好き」な人でした。
好きなだけではなく「フラワーリーフ」などを作成し、個展を開くなどの腕前でした。師範になれるとまで言われていました。
その方からメッセージを貰い「花が好きです。特にバラの花が大好きです。赤いバラに心ときめく」とメッセージされました。
それらをきっかけに私もバラの花やラベンダーの香りに癒されます。
ソウル繋がりする前までは、まるで別人のように趣味嗜好が男性的で「硬派」でした。聴く音楽は、海外のロック、ロックバンドの曲ばかりでした。
また、お酒が飲めないのでブラックコーヒーばかりを飲んでいました。
ましてや花などは雑草しか見たことがないほど興味もなく、バラの花など全くして興味対象外でした。
女性にバラの花束をプレゼントするなんてありえませんでした。私にはロマンチックやセンシティブなんてセンスは微塵もありませんでした。
そんな私が丁度、50歳の時にその方とソウル繋がりをしてから私の趣味嗜好ががらりと変わり、女性的になり「軟派」になりました。
聴く音楽も、女性的な愛の曲に心ときめき、花の香に癒され、アロマも始めました。勿論、バラの花、香りが特に心地よく癒されます。
ですから、バラ園などに行くようになり、同時に撮影も本格的に始めました。カメラもプロ級の腕前の人でした。
こうしたきっかけで、私が楽しんでいることを一緒に楽しんでいることになります。
生前に好きな花を観たり、撮影したりすることが中々出来なかったようです。ですから、私が代わりに行きたいところや関わり合いのあるような場所に連れて行って一緒に楽しんでいます。
独りだけど、独りじゃないという感覚です。
私のお気に入りのバラ園があります。平塚市にある。花菜ガーデン(神奈川県立花と緑のふれあいセンター)です。
初めて知ったのは、ソウル繋がりした方の本当の生家を知って、思い出の地を訪問しました。
生家の近くに小山(低山)があり、そこを幼い頃に、母と一緒に手を繋いで上った場所でした。天辺からの眺めは絶景でした。
相模湾、箱根山、丹沢の峰、反対には富士山が大きく見えていました。そして、平塚市が一望出来ます。
駐車場の草間から眺めていた時に、不思議と込み上げるものを感じて泣いてしまいました。
そして、そう「懐かしい、私の故郷」と伝わりました。
その場所から数キロ離れた場所こそが「花菜ガーデン」でした。10数年前までは、農業高校の研究施設の跡地に植物園を誘致したものです。
こちらでは、春のバラと秋のバラのシーズンには遠方からも大勢の人たちで賑わいます。
何年か前に関係者の人と話す機会があり、バラの話をしている時に、私からせっかく、香りのよいバラの品種が多いのだから、皆さんに知って貰うために「香りのよいバラ」のコーナーのようなものを看板で説明したら、皆さんに分かりやすいと思いますと告げら、翌月には看板を設置して「香るバラ」と看板がありました。
今月(5月)も下旬頃が見頃となりますので、伺う予定しています。春のバラの特徴は、香りよりも色鮮やかさにあります。
逆に秋のバラは、満開時の香りが漂うほど良い香りに包まれます。とても癒されます。
こうして、私にはバラの花は「二人の絆の花」になっています。センスプロデュース研究所、葛西行彦