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センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ニホンカモシカの子供(ガンジロ)の成長記録!

2025-03-14 00:00:30 | 生物

私がニホンカモシカの親子に最初に遭遇したのは、昨年の6月上旬でした。私が確認する前に知り合いから、5月下旬に「黒くて小さな、犬みたいなカモシカの子供」を見たよと連絡があり、カモシカの子供が誕生したことを知りました。

私が6月上旬に遭遇した時は、子供が私のことを警戒して、崖の上に居て下りて来れませんでした。

親の(チャバコ)だけは、私に子供が生まれたよと!教えてくれました。

撮影したかったのですが、無理に追いかけるのはしません。改めて翌日と想い、青梅の森に通いました。

数日後、今度は、親子一緒のところに遭遇し、子供のカモシカも私のことを見ていました。

そしたら何と、チャバコが我が子に何やら話しかけているように思えました。その瞬間、子供のカモシカが私のことをじっと見つめてくれました。2分ほど見つめてくれたのは、どうやらチャバコのことなので「ママの知り合いだから挨拶しなさい」とでも言ったのだと思われます。

カモシカはカモシカ同士でも初対面とか偶然に出逢ったら顔を合わせて、お辞儀をします。

挨拶している訳ではなく争いを避けるために「敵対意識はないよ」と意思表示のような行動です。

 

そのことを知っている私は、チャバコに何時もお辞儀をして、私の場合は挨拶です。そうするとチャバコもお辞儀をしてくれます。

カモシカの子供にもお辞儀をしたら、何とお辞儀をして「こんにちわ」とでも言っているように挨拶してくれました。可愛すぎます。

カモシカの親子は、約1年間、子供の面倒を見ます。カモシカは毎年、出産する訳ではなく、ましてや一頭しか出産しないのと、妊娠期間も7ヶ月なので、例年は10月~12月に繁殖行動をして、5月~6月上旬の頃に出産します。

昨年の3月頃にチャバコが妊娠していることが分かり、何と私が金刀比羅神社に参拝していたら、チャバコらしきカモシカが神社の石段を上って来ました。私が鳥居を潜り、どうぞと促しても、どうしても鳥居を潜ろうとしませんでした。

チャバコは普通のカモシカと違い、賢く「神がかったカモシカ」です。私は直ぐに分かりました。前年に我が子を亡くしているので「安産祈願」したかったのだと分かりました。

現に、石段の後、一歩のところで止まってしまい、私にお辞儀して「無理です」と伝わり、代わりに私が安産祈願した訳です。お蔭で、昨年の5月下旬に「オスのカモシカ」が誕生しました。

6月上旬に初撮影した写真がチャバコが我が子を紹介してくれたものです。その後も月に数回以上出逢っています。既に撮影し写真も数百枚以上になります。

 

親子して私のことを見つめてくれた瞬間の写真など思い出もあります。そんな可愛い子供のカモシカにそうだ!名前を付けて上げようと想い、顔が白かったのとオスなので「ガンジロ」と名付けました。

親のチャバコは、頭の毛が茶髪に染めたようになっているので「チャバコ」と名付けました。呼ぶと私の方を見てくれるようにもなりました。

こうした親子の関係は、普通では約1年間続き、1年過てから自立して、親の縄張りを受け継ぐように、2年~3年は青梅に居ますが、その後はどうなるかはチャバコ次第です。

ところが、賢いチャバコなので普通なら1年間一緒にいるはずなのに、先日(2日)に太陽の子広場の崖にガンジロ一頭でした。後からチャバコが来るのかと待っていても来ません。どうやら親離れしたようです。それにしてもガンジロは生後10か月目です。

普通なら、後二か月ほど一緒に居られるのですが、賢いチャバコは、逞しくなった我が子を早目に「自立」させたようです。

カモシカの親は、自立を促すために近寄って来た我が子を前足で蹴とばします。「もう離れなさい」と自立を促すのです。多分、ガンジロは悲しかったと思います。まだ、幼さも残っています。

何時までも親に甘えることも出来ませんから、これから独り立ちして生きて行かないといけません。後2~3年は青梅にいると思うので、独り立ちしたガンジロの成長記録は撮り続けていきます。センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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青梅のニホンカモシカ!

2025-02-13 00:00:30 | 生物

ニホンカモシカ (漢字表記:日本氈鹿、Capricornis crispus) は、ウシ科カモシカ属に分類される偶蹄類。単にカモシカとも呼ばれる。また、地方により「バカジシ」「オドリジシ」「ニクバカ」「アホ」などという呼び名がある。この呼び名はカモシカが好奇心が強く、人などをじっと動かず見つめている為に捕まえやすいという所から来ている。

分布

日本(京都府以東の本州四国九州固有種

本州では東北地方から中部地方にかけて分布し、京都府北部、鈴鹿山脈紀伊半島などに隔離分布する。九州では大分県熊本県宮崎県に分布する。

形態

頭胴長(体長)105 - 112センチメートル。尾長6 - 7センチメートル。肩高68 - 75センチメートル。体重30 - 45キログラム。全身の毛衣は白や灰色・灰褐色。毛衣は個体変異や地域変異が大きい。

体形はヤギに似て、四肢と前半身の筋肉が発達している。

頭骨の額は隆起する。角長8 - 15センチメートル。角は円錐形。角は雌雄両方にあり、やや後方へ湾曲して基部に節があるが、ニホンジカと異なり抜けない。

耳長9 - 11センチメートル。耳介は幅広く、やや短いため直立しても耳介の先端と角の先端が同程度の高さにある。

眼窩はやや小型で、涙骨の窪みは前頭骨に達しない。第2前臼歯前端から第3臼歯後端までの最大長(臼歯列長)が左右の臼歯の間の幅よりも長い。四肢は短い。眼下腺が何らかの理由で肥大化すると眼球と同程度に膨らみ、四ツ目に見えることがある。

 

低山地から亜高山帯にかけてのブナミズナラなどからなる落葉広葉樹林や混交林などに生息する[4]。以前は高山に生息すると考えられていたが、生息数の増加に伴い低地にも出没するようになり、下北半島では海岸線付近でみられることもある。

季節的な移動は行わない。10 - 50ヘクタールの縄張りを形成して生活し、地域や環境により変異があるがオスの方が広い縄張りを形成する傾向がある。眼下腺を木の枝などに擦り付け縄張りを主張する(マーキング)。縄張りは異性間では重複するが同性間では重複せず、同性が縄張りに侵入すると角を突き合わせて争ったり追い出す。

単独で生活し、4頭以上の群れを形成することはまれ。木の根元・斜面の岩棚・切り株の上などで休む。

広葉草本、木の葉、芽、樹皮、果実などを食べる。下北半島では114種、飛騨山脈ではササ属Sasaやスゲ属を含む95種の植物種を食べていた報告例がある。

日光国立公園でのメスの遺骸の胃内容物調査では同定が可能なものはチシマザサナナカマドが多く、オオカメノキクロベコメツガカエデ属・地衣類などが検出された例もある(クロベ・コメツガについては地衣類を食べた際に樹皮や落葉を副次的に摂取したとする意見もある)。積雪時には前肢で雪を掘り起こして食物を探す。

 

一夫一妻で繁殖力は強くない。繁殖様式は胎生。10 - 11月に交尾を行う。妊娠期間は215日。5 - 6月に主に1回に1頭の幼獣を産むが、複数頭を出産することや毎年出産することは少ない。

幼獣は生後1年は母親と生活する。生後1年以内の幼獣の死亡率は約50 %で、特に積雪が多い年は死亡率が高くなる。

青梅の二ホンカモシカは、全体で6頭ほどいると思われます。中でも昨年の5月末に生まれた「ガンジロ」と名付けた個体と別の幼体も確認しています。

本来、ニホンカモシカの交尾は「10月~11月」に行い「妊娠期間215日」と言われています。

昨年は5月下旬に子供のカモシカが誕生しています。つまり、2年前の10月~12月に交尾したという事のようです。

また、昨年の5月下旬に生まれた。子供のカモシカ(ガンジロ)は2月に入っても親と一緒にいます。また、昨年の10月~12月にかけて交尾の確認は、私は見ていないのと親子で一緒ですから交尾していないと思われます。

よって、今年の5月~6月の出産はないと思われます。

親子が今年の何月まで一緒にいるのかは分かりませんが、見守って行きたいと思っています。また、今年の4月頃からチャバコのお腹が大きくなっているかも確認したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


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これからのシーズンがハチに刺されやすくなります!!

2024-10-01 00:00:30 | 生物

これから秋にかけては、ハチに一番刺されやすいシーズンです。日本では、年間10~20名くらいの方が、ハチの被害で亡くなられています。今回は、これから秋にかけての時期に刺されやすいスズメバチの生態と刺されないための対策をお教えします。刺されるのはどんな時?ハチの巣やハチ自体へ刺激を与えた時に刺される危険があります。巣を揺すったり石を投げたりといった直接的な刺激だけでなく、人が巣に気付かず必要以上に近づくことも、ハチにとっては刺激になります。巣の出入り口付近では常に見張り役が警戒にあたっています。ハチが人を刺す理由は、人が嫌いだからとか、人を刺すのが好きだからとか思っているわけではありません。ハチは、自分たちの巣と女王、また自分自身を守るためだけに攻撃して(刺して)来るのです。

秋に攻撃的になるのはなぜ?

ハチが秋に攻撃的になるのは、ライフサイクルと関係しています。スズメバチは秋頃、巣がいちばん大きくなり、繁殖のピークを迎えます。また、9~11月頃は来年女王となる新女王が誕生する大切な時期なので、働きバチは、次期女王を必死で育て、守っています。その巣に、誰かが近づくと、巣を狙われているのではないか? 潰されてしまうのではないか? と、いつも以上に攻撃的になります。

これから秋にかけてよい季節になり、ハイキングやキャンプ、散策などで、山や森に行く機会が増えることから、ハチに刺される被害が出てしまいます。

 

もしハチと遭遇したらどうしたらいい?

もし、巣があることに気付かず、近づいてしまっても、いきなり刺してくることはめったにありません。まず、2~3匹が、纏わりつくように飛び回り様子を確認してきます。「カチカチ」という大あごを噛み合わせる音や、「ブーン」という攻撃的な羽音がしたり、また、自分の周りで停止飛行したりしている時は、「これ以上、近づいたら攻撃する!」というハチからの警告です。

このような場面に遭遇してしまったら、悲鳴を上げそうになるのを我慢して、走らず、静かにゆっくりと来た道を後ずさりしましょう。この時に、注意が必要なのは、手を振って、ハチを追い払うような動きをしないことです。

この動きを見たハチは人に攻撃されると感じます。そうなると、ハチは警報フェロモンを出し、仲間に敵が近づいていることを 伝えます。すると、巣から多くの働きバチが飛び出してきて、敵を倒そうと毒針で襲ってきます。こうなってしまっては、一刻を争う状況で猶予はありません。必死に逃げるしかなくなってしまいます。

 

ハチに刺されないためには?

ハチに刺されない方法を具体的にお教えします。

ハチは黒い色に対して攻撃的になります。

ハチは、黒色に対して最も激しく反応し、攻撃的になります。山や森へ行く時は、黒色の服やバッグ、靴は避け、攻撃性が低くなる白色や淡色の服を着て、また、黒い髪を隠すために白っぽい帽子も着用しましょう。

ハチはニオイに敏感です!

香水や化粧品、整髪料などの人工的な強いニオイがハチを興奮させる原因になりますのでニオイの強いものを身に着けることは控えましょう。また、ジュースやお菓子などの食べ物にも寄って来ます。甘いニオイを嗅ぎつけて、ジュースの缶に入り込んだりするので注意が必要です。

 

大きな音や動きは苦手です!

ハチは、大きな音や激しい動きに敏感です。もし、ハチが近くに寄ってきたら、大きな声を出したり、慌てて振り払ったりするのは絶対にやめましょう。ハチは攻撃を受けていると感じてしまいます。走らず、騒がず、静かにゆっくりと後ずさりしましょう。

もし、刺されてしまったら

もし、ハチに刺されてしまったら、まず、安全な場所で安静にして、刺された部分を冷却して様子を見ます。刺された部分だけの痛みや腫れという軽い症状だけであればいいのですが、人によっては、アナフィラキシーショック といった全身症状を起こすことがあります。刺された部分の局所的な症状だけでなく、蕁麻疹(じんましん)や、血圧低下、呼吸困難という全身症状が見られたら、直ぐに医療機関への搬送が必要です。毎年、ハチに刺されて亡くなっている方の多くがアナフィラキシーショックによるものです。

私は、こうしたハチに限らず、生き物たちの生態に詳しいこともあり、子供の頃に刺されてから今まで50年以上、ハチに刺されたことはありません。例え、刺されたとしても対処方法を知って居ますので重症化することはありません。

それは、「毒吸引器(ポイズンリムーバー)」をリックに入れて、救急用の袋に入れて持ち歩いています。私が刺されなくても、近くに居る人が刺されたら直ぐに応急処置すれば、病院に行かなくて済みます。

今年の夏は暑い日が続いたことや残暑も厳しいことから、オオスズメバチは既に「女王バチ」の交尾も確認しました。そのことで間もなく何処かの木に巣を作り始めると思います。

クマの被害よりも怖いのがオオスズメバチに刺されることで年間、今年は20人近く死者が出そうな予測をしています。

 

また、今後は、野鳥撮影と同時に、ハチの巣を確認したら撮影し、市役所に報告、駆除して貰う予定でいいます。

これから、野山に出掛けるのに良いシーズンになりました。人出も多く成れば、それだけハチに遭遇し、刺されることも多くなります。

野山に出掛ける時には、長袖、帽子を被る。女性の人は柑橘系の香水をつけない、休憩所でオレンジジュースなどの空き缶などを捨てない、直ぐに飲み切ってバックの中に仕舞い込むなどしないと、甘い匂いに誘われてハチが寄ってきます。

私の周りにもよくハチが飛んできますが、手で払ったりなど早い動きをせずに静かにしていれば刺されることはありませんが、巣があるような場所の近くでは、絶対に刺激などさせない、大きな音や足音の振動でハチが巣を護るために数匹のオオスズメバチが飛んで来たら、駆除しようなんてしないで下さい。

カチカチと嘴を鳴らすのは「刺すぞ」と警戒です。そんな時は、早い動きをせずにクマと遭遇した時と同じように、静かにゆっくりと後ず去りすれば刺されません。

オオスズメバチの毒は、発痛物質による激しい痛みに襲われます。更にアレルギー反応として蕁麻疹や発汗、酷い場合は血圧低下や意識喪失などの「アナフィラキシーシッョク」を伴う可能性もあります。これらの原因で年間、20人以上が死亡しているということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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柚木愛宕神社~青梅!

2024-07-02 00:00:30 | 生物

6月25日、19時15分頃、青梅市柚木町1丁目122番地の住宅街にツキノワグマ三頭が目撃されたとの報告を受けて、早朝から現地調査に伺い、足跡などの痕跡を探しましたが、道路は舗装道路なので足跡は見つかりませんでした。 

森から降りてくる一本道があり、そこを通って民家周辺に現れたようです。丁度、自宅栽培の野菜を収穫していた人に聞いたら、トマトや果物には被害がなかったと言われ、トマトもミニトマトだったので被害に合わなかったようです。 

話している間に、第一発見者の方を紹介して貰い、聞き取りしたら、夕飯の支度をしてご飯だよと家族に声を掛けた時に、飼っていた犬が外に向かって吠えるので、何だろうと思い、玄関を開けたら三頭のクマで、メス熊と子供クマが二頭と分かりました。 

出現時間が夕飯時のこともあり、その匂いに誘われるように山から降りて来たようです。 

周辺の森を撮影しましたが、どうやら「日出山」に潜伏しているようです。 

今後は、幸せの鈴展望台がありますので、そこにハイキングなど来てランチなどをすると臭いの痕跡が残ると、匂いに誘われて夕方から夜にかけて出現しそうです。 

市役所に通報があたのですが、職員が詳しく聞き取っていないようで、出現時間とクマ三頭だけではよく分かりませんでした。 

シングルマザー(メス)と小熊二頭が出没したことが正確な情報でした。このことを市役所に連絡しないといけません。 

 

今頃の山はドングリもなく、葉っぱや木の実、ヘビイチゴなどではお腹いっぱいになりません。人もそうですが、我が子を飢え死にさせる訳に行かないので、民家から出ている調理した料理、特に魚類の匂いに敏感に反応します。 

柚木町1丁目は、細い道を挟んで何件か住宅が並んでいる場所です。そして、裏山が直ぐ側で、森から細い道があり、そこを下って住宅街の生ごみや調理している匂いに誘われて出没したことが分かりました。 

近くには、柚木愛宕神社があります。徒歩で3分も掛かりませんでした。青梅に帰る途中で参拝して、青梅の森に入り、カモシカの子供を探しましたが今日は出逢えませんでした。 

代わりに小さな池に水生昆虫やヤゴを狙っていた。カワセミが撮影出来ました。 

また、モリアオガエルは今日は一匹も居ませんでした。近くにはモリアオガエルの卵の泡がありました。間もなく、オタマジャクシになると思われます。 

久しぶりに愛宕神社に参拝し、88段と言われる階段、実際は94段でした。それを上り、クマが出没したことで、住民に被害が出ないようにと、小熊二頭が丈夫に育つようにお祈りしました。個人的な祈願もして来ました。 

 

柚木愛宕神社の創建は元慶年間と伝えられ、火産神(ほむすびのかみ)が祀られています。 

愛宕神社と言えば「出世の階段」が有名ですが、東京都港区にある。愛宕山の愛宕神社の石段は88段ですが、階段の角度が急で、上るよりも降りる方が危ないと言うことで側には迂回路があります。 

愛宕神社のご利益は、出世、金運アップ、縁結びなどにご利益あると言われ、若い女性からはパワースポットの神社として人気もあり有名です。 

私もクマの調査を終えて直ぐ近くなので参拝して、その帰りに青梅に立ち寄りました。 

何時もよりも倍の距離と標高差のある場所を往復して、きっと標高1200mぐらいの登山した距離と時間を歩きました。スマホの歩数計が25,000歩を越えていました。 

 


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ヘビトンボの生態!

2024-06-27 00:00:30 | 生物

ヘビトンボは昆虫! 

ヘビトンボは体長4㎝ほどの、やや大型の昆虫です。頭や胸は黄土色で、幅の広い透明なはねを前後2対、合計4枚もっており、どことなくトンボを連想させる姿です。 

「ヘビ」+「トンボ」の名前の由来! 

ヘビトンボは、漢字では「蛇蜻蛉」と書きます。名前に「ヘビ」が含まれる理由は、捕まえようとすると大きな噛むからのようです。ヘビトンボに噛まれると傷口が痛みますが、毒は持っていません。 

名前の「トンボ」の部分は、大きく透明なはねが目立つ外見に由来すると考えられるでしょう。【参考】「ヘビトンボ」日本大百科全書(ニッポニカ) (小学館) 

ヘビトンボの仲間! 

生物学的な分類上は、ヘビともトンボとも関係ありません。昆虫の分類に「アミメカゲロウ目」というグループがあり、そのの「ヘビトンボ亜目」というカテゴリがヘビトンボの仲間です。 

熱帯から温帯にかけての地域に生息し、世界に約100種いると言われています。 

日本にいるヘビトンボの仲間! 

日本では、北海道から本州、四国、九州、沖縄に広く分布しています。近年になって、福井県で「カクレクロスジヘビトンボ」、佐賀県・福岡県の里山で「チクシクロスジヘビトンボ」が発見され、全部で15種いることが確認されています。 

 

ヘビトンボの一生! 

ヘビトンボは、卵から幼虫になり、を経て成虫に育ちます。 

水の中に住む幼虫! 

ヘビトンボの幼虫は、川や渓流の石の下などに生息します。幼虫は肉食で、ユスリカなど水辺に住む小さな昆虫類や小動物をエサにします。 

気温の下がる冬期は成長せず、4年ほどかけてゆっくり育ち、6㎝ほどの大きさになります。 

日本では民間薬だったヘビトンボの幼虫! 

幼虫の黒焼きの粉末が、孫太郎という体の弱い男の子の病気を治したと伝えられたことから、「孫太郎虫」(まごたろうむし)という名前でも知られています。 

かつては、子どもの疳(かん)を鎮める効能のある民間薬として、広く使われていました。奥州斎川(現在の宮城県白石市)の孫太郎虫が有名でしたが、戦後は周辺の開発など環境の変化でヘビトンボが採れなくなり、今では幻の薬になっているようです。 

【参考】「斎川小生きもの調査~孫太郎虫探検隊~」(宮城県) 

なのに噛む? 活動的なヘビトンボの蛹! 

ヘビトンボの幼虫は、水中で育ちます。3度の冬を越した初夏から夏に、湿った土の中に楕円形の穴を掘り、になって籠(こ)もります。そして、およそ2~3週間で羽化します。 

は石や木の下の地中に潜んでいるので、目にする機会はあまりなさそうです。しかし、にも大きながあり、噛まれることがあります。 

もしを見かけても、刺激しないようにそっとしておきましょう。 

夏の夜に活動するヘビトンボの成虫! 

成虫は、6月の終わりから夏にかけて活動します。夜行性で、とくに活発に動くのは日没後から数時間のです。灯りに引き寄せられる習性があり、同じように灯りに集まる小さな昆虫をエサにします。 

このため、街灯や玄関灯、室内の灯りがもれる窓辺で見かけることがあるかも知れません。成虫の寿命は数日~10日ほどで、日中は水辺の石の下や木の上で過ごします。雑木林などでヘビトンボを見かけることがあるのは、水分を補給するために樹液を摂るからのようです。 

 

ヘビトンボと自然環境 

ヘビトンボは、河川や渓流に生息する昆虫です。きれいな水にしか住まないので、水質を示す「指標生物」になっています。 

「きれいな水」の目安になるヘビトンボ! 

環境省は、河川の水質の状況を調べるため、全国水生生物調査をおこなっています。 

この調査では、「分類が容易で水質に係る指標性が高い」とされる29種類の水生生物を観察します。 

その結果により、「きれいな水」「ややきれいな水」「きたない水」「とてもきたない水」の4階級で水質を判定します。 

この方法は、特別な薬品や高価な機材を必要とせず、また実践的な環境教育にもなることから、全国の自治体や学校などで取り組まれています。この調査で用いられる、水質の手がかりとなる「指標生物」の一つがヘビトンボです。 

対象河川が、4階級で一番汚染の少ない「きれいな水」であることを示す生物の一つになっています。 

【参考】「川の生きものを調べよう 水生生物による水質判定」環境省水・大気環境局、国土交通省水管理・国土保全局編 

フマキュラーホームページより、抜粋引用。 

 

ヘビトンボと名前は付いていますが、トンボらしくないトンボなので「アミメカゲロウ目」というグループ」のヘビトンボの仲間の「昆虫」として分類しているようです。 

比較的、大きいので目立つます。飛び方もトンボらしくなく、ゆっくりと優雅な感じで飛翔します。始めて見る。撮影したので直ぐにネットで調べたら「ヘビトンボ」とあると分かり、それも「綺麗な水質の場所」でないと生息出来ないことも分かりました。青梅の森の入り口の渓流沿いで見つけて、撮影しました。夜行性らしいのですが、私が見つけたのは昼間でした。青梅の森の入り口は昼間でも薄暗いので、昼間から活動しているようです。 

青梅に引っ越してから早一年が過ぎましたが、見たことのないトンボや蝶々、ニホンシカやニホンカモシカも身近にいます。 

他にも、クマ、イノシシ、アライグマ、テン、アナグマ、タヌキなど「多様性の森」に済む生き物たちが青梅には沢山います。 

きっと青梅の生き物たち、全てを撮影するまでには何十年も掛かりそうです。 

センスプロデュース研究所、葛西行彦 

 

 


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ツキノワグマの生態!

2024-06-06 00:00:30 | 生物

ツキノワグマの生態■外形的特徴! 

黒色の体毛と丸く比較的大きな耳を持つ中型のクマです。 

胸には三日月に似たV字模様の白い毛があります。この「ツキノワ模様」を持つことがツキノワグマの名前の由来とされています。 

英語ではMoon Bear(ムーンベア:月熊)とも呼ばれます。ツキノワ模様の形状は個体ごとに異なるため、この斑紋の個体差を利用して個体を識別することも可能です。 

また、ツキノワグマは樹上生活に適応した短く丈夫な爪を持っています。後肢に比べて前足の筋肉がよく発達しており木登りを得意とします。 

ツキノワグマの後ろ足ツキノワ模様(胸部斑紋)■大きさ(四国で確認された個体の計測値を基に紹介します) 

頭胴長 オス平均140cm、メス平均120cm (鼻先から尻尾の根元までの長さ) 

体高  50~60cm 

体重  オス平均約60kg、メス平均約45kg 

ただし、個体や季節による変化が大きく、過去には体重100kg近いオス個体(7月に捕獲)も確認されています。オスの方がメスよりも大きい性的二型を示します。 

 

■ツキノワグマの一年と食べ物 

ツキノワグマは植物を主食とした雑食性の動物です。季節や生息地域の環境によって柔軟に食べ物を変えて生活しています。 

基本的な食性は、春には色々な植物の新芽、若葉、花など、夏にはイチゴの仲間やサクラ類の果実、ハチやアリ等の社会性昆虫、秋にはブナやミズナラのドングリやミズキやヤマブドウなどの様々な果実をひたすら食べて、冬眠に備えてエネルギーを蓄えます。 

所謂「狩り」をして獲物を捕らえることは不得意ですが、シカなどの死体を見つけた時にはこれからも食べます。 

 

二日前ほどに青梅の森の遊歩道で「クマの爪痕」を確認し、撮影もしました。春先は、永山公園(矢倉台)付近で昼間にツキノワグマを見たと言う情報は、先月上旬にありました。 

近くにはクマがいるからと注意勧告されていました。 

それが、青梅の森まで降りて来たようで、6月頃から繁殖期に入るので、青梅にいるツキノワグマがオスなのか?メスなのかも確認が出来ていません。 

ましてや一頭なのか/もしかしたら子供連れならましてや危険です。 

クマが居ると言っても、後ろ姿やはっきりしない写真なので、そこで、私が鮮明な写真でツキノワグマを識別出来るようにと思い、本日、気合を入れて早朝の6時からムササビ広場では、度々確認されていますので、早朝からクマは行動し始めます。 

ましてや先日にムササビの広場の近くの道で爪痕を私が確認しましたから、近くにいるのではないかと思い、本日はクマ探しを9時近くまで森林など、良く、クマは木登りが上手いので、木に登っていたり、青梅の森には「キイチゴ」(ヘビイチゴ)が沢山実っています。クマさんの大好物のスイーツです。そんな場所も私は熟知しているので、その周辺などを撮影のために「超望遠レンズ」(1200mm)のレンズで撮影したいと青梅の森に入ります。 

9時過ぎからは、オオルリの営巣場所の近くとサンコウチョウを探して、撮影します。 

もし、クマが撮影出来たら、真っ先に市役所に報告し、早朝の散歩や青梅の森の探索などには注意との看板を立てて貰うことも怪我人を出さないことにもなるし、私的にはツキノワグマを護って上げたいのです。 

市政では、イノシシ、クマ、シカは「駆除対処」なので、猟流会を通じて猟銃で殺処分されます。 

 

あまりに可愛そうです。ですから、もしも私がクマに遭遇したら、此処には現れないで、人前には出てこないでと「アニマルコミュケーション」で伝えて、駆除、殺されないようにと逃がして上げたいと思っています。 

皆さんには、信じられないと思いますが、クマもイノシシも目の前に何度か現れても襲われることは一度もありませんでした。それは、実として、怖がらないし、刺激しない、静かにしてじっとしていれば、クマもイノシシも怖がりません。 

但し、子供連れのクマは、私でも襲われる可能性はあります。それは、小熊は怖さを知りませんし、人を見たこともなれば、分かりませんから近寄って来たりします。それは、好奇心があるので、何だろうと人に近寄ってくるのを離れたところで親が見守っているから、襲われたと勘違いして、親が人に襲い掛かります。 

また、奥多摩湖で連続して、ツキノワグマに襲われて何人か怪我をしているのは、ダムの近くの参道口で、ハイカーなどがリックの中に入ってる食べ物、特におにぎりは大好物です。 

犬並みに嗅覚が鋭いので人を襲うのは、リックの中の食べ物の臭いで奪うために襲います。 

私のように袋に入ったパンなどは、一切臭いが外に漏れません。 

それに、クマが遠くに居ても、私は見えますし、感じます。だから襲われる危険性は他の人に比べたら確率は低いです。だからと過信など絶対にしません。 

確かにクマ類は全国的にも、年々頭数を増やしているので、山岳ではクマに遭遇しやすいです。 

だからとクマは悪い動物でも、人に害を与える「害獣」でもありません。人が勝手に「危ない動物」と決めつけている。可愛そうな野生動物です。 

センスプロデュース研究所、葛西行彦 

 

 

 


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写真日記、太陽の子広場!

2023-12-26 00:00:30 | 生物

青梅地方は、朝の9時近くまで小雨でした。それが、9時過ぎには雨も止みましたから、9時30分頃に自転車で太陽の子広場に行きました。その頃には、晴れていて野鳥も囀っていました。

土曜日ということもあり、伐採の作業がなかったので静かでした。

今日こそ、フクロウの(ふくちゃん)が現れるだろうと期待しました。遅めの朝食と早めの昼食を一緒に済ませてから来ましたから、お昼を食べずに探し廻りました。青梅の森から入り、永山公園ではジョウビタキのメス(ジョビコ)に逢いました。

お昼過ぎに太陽の広場に戻り、渓流沿いなどを探していたら、上空をカラスに追われていた。タカを見つけもしやと思っていたら、杉林から「クゥー、クゥー」という高い鳴き声に直ぐに分かりました。ハイタカでした。杉の森林の中を探しましたが、カラスに追われてしまったようで撮影出来ませんでした。

そうしている内に、13時10分頃に、白い羽の大きな鳥にフクロウと分かり、広場の坂を静かに上って確認したらふくちゃんでした。

私的には5日ぶり再会となりました。餓死したのではないかと心配しましたが、元気でした。

そして、知り合いから朗報が届けられました。どうやら、親らしきフクロウを撮影したと私に写した写真を見せて貰ったらふっくらとしているし、羽もふさふさで身体も大きいことから母親だと分かりました。

どうやら、青梅の森の深いところの古い木の雨露の穴に自然繁殖したのではないかと思われます。

 

本来、親は昼間に現れることは滅多にありません。それは、今日もそうですが、カケスの群やアカゲラまで加わり、威嚇して森から追い出そうとします。親は、餌が目的ではなく、眠りたくて休みたかったようです。それを邪魔されたので、我が子の様子も見られなかったようです。

まだ、親離れしていないことからふくちゃんは「フクロウの幼鳥」だと分かりました。だから、狩の仕方を親から教えて貰い、それを今は練習中(修行中)なのだと思われます。

本日は、ウグイスを狙っていましたが、姿が中々見えないので捕えることが出来ません。切り株の木に降りて来て、下から狙っていますが、私はそれは無理だよと教えて上げたので、私のことを何度も見ていました。それは「ウグイスを捕まえたい」と分かりました。どうしたら、捕まえることが出来るのと私に尋ねて来たような目で訴えておりました。

私は、手で指さしそこだから飛びかかってと念を送りましたが、結局は捕まえることが出来ずに、木の上に止まったら、今度は一羽のハシボソカラスに追われて、逃げ去りました。

まだ、臆病なフクロウですが、夜は親から獲物を貰っているようなので餓死はしないようです。これで一安心出来ました。

きっと年内は青梅の森に居て、年明け早々には独り立ちして青梅から立ち去るのではないかと予想されます。今のうちにふくちゃんを沢山撮影したいです。既に500枚以上は撮影しています。

元気に大きく育って欲しいと願いながらカメラのシャッターを切るのは我が子のように思えてなりません。

 


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タイワンリスの駆除!

2023-12-13 00:00:30 | 生物

神奈川県鎌倉市内で今年度、特定外来生物「タイワンリス」の捕獲数が、11月末時点で年間捕獲数が過去最多だった5年前に迫る勢いとなっている。

あまりの多さに、市は駆除のための関連補正予算案を急きょ提案する。餌を与えると個体がさらに増える可能性があり、市は観光客らに注意を呼び掛けている。

タイワンリスは台湾などに生息している。ペットとして輸入された後、野生化し県内では多くが三浦半島に生息。体長は30~50センチで背中は黒と黄土色が混ざり、腹部は灰褐色や赤褐色。愛くるしい姿を見せるが、生態系の破壊や農作物への被害が指摘され、外来生物法で輸入、飼育、譲渡などが禁止され駆除対象になっている。

鎌倉市では、捕獲がスタートした2000年度に69匹だったが、徐々に増加して18年度は1571匹と過去最多に。その後は年間1000匹前後で推移していたが、今年度は11月末時点で1553匹(速報値)となった。三浦半島の近隣自治体では大きな変化が見られない一方、鎌倉市では担当者が「異常」と言うほどのハイペース。市は被害の発生事例を記したポスターを各地の掲示板に張り出している。

捕獲数が増えた理由について、市環境保全課の担当者は「今夏の猛暑によりリスの餌となる山の実が採れなくなって鎌倉の市街地に現れるようになったのかもしれない。ただ近隣自治体では、鎌倉のような状況になっていないので何とも言えない」と困惑気味に話す。

市内では市民の庭の果実が食い荒らされたり、戸袋や電線が齧られたりする被害が出ており、市は約200台の檻(おり)を市民に無料で貸し出してリスを捕獲。これを委託業者が1匹当たり6270円で殺処分している。

捕獲数の急激な増加によって委託料が不足する恐れが出ているため、市は6日開会の市議会定例会に700万円を増額する関連補正予算案を提案する。可決されれば過去最高の1860万円となる。

観光スポットの神社や寺などでは、木々の間を走り抜けるリスが人気者になっており、市の担当者は「地元の人は被害を受けて困っているので、見かけても餌を与えないで」と呼びかけている。【橋本利昭】。ヤフーニュースより、引用。

 

数年前に、鎌倉の鶴岡八幡宮を訪れた時に、池がある周辺にタイワンリスがよく現れます。それは、観光客が可愛いからと餌を上げるので、人を見ると近寄って来たりします。

中には、私のようにリックサックなどを背負っていると、背中からリックサックに上りしておねだりをしたりします。

木の上からじつと見ていています。手に食べ物などを乗せた途端に何匹かのタイワンリスが近寄って来ます。

人を恐れることがなく、例えばベンチでお弁当やパンなどを食べていると、リスだけではなく、時には、ハトや木の上にはトビまでも狙っています。

神奈川県に多く生育しているタイワンリスですが、鶴岡八幡宮でも食害などが報告されていて、20匹以上を駆除しても、数は年々増加しております。

江の島や藤沢の海岸沿いでは、トビが観光客がお昼時に食べているお弁当やパンなどを横取りされることがあります。

私も数年前に、野島公園の展望台のベンチでお昼をしていたら、背後にいた飛びに気づかず、バサッと音がした瞬間に、パンの中身を取られ、見事に袋だけが残りました。

幸い、鋭い爪で私の手は傷一つありませんでした。見事としか言えない早業でした。本当に一瞬の出来事でした。

一方、タイワンリスは、そうした盗み取りなどはしませんが、可愛い仕草をすると食べ物が貰えると言うことを覚えているのか?学習したのかも知れませんが、若い女性やお菓子などを食べている人たちを見たら、直ぐに何匹も近寄って来て、おねだりします。

可愛いと言ってお菓子を上げると、リスには「高カロリー」なので、繁殖の回数が増えることに繋がると言うことを皆さんは知りません。ただ、可愛いからと、食べている様子が「超可愛い」とスマホなどで写真を写します。

幸い、青梅にはタイワンリスは確認されていません。二ホンリスなので警戒もしますので、中々出逢えません。私はまだ出逢っていません。

本来、リスは「ドングリやクルミの実」などを主食としています。自然界の植物や木の実などを食べていると違い、タイワンリスが観光地に多く居るのは、先ず、天敵が居ないことや観光客から施し(餌)を貰えるから集まり、繁殖回数も増加するので一気に数を増やす結果となり、増えすぎた場所では「駆除対象」として、殺処分されます。

タイワンリスは「保護動物対象外」なので、処分対象となっています。

観光地に行って、タイワンリスに遭遇したら、そっと見守って上げて下さい。写真は写しても結構ですが「食べ物だげは上げない欲しい」のです。

それが、一番の「愛護」に繋がると言うことです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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青梅に生息している(ニホンカモシカ)!

2023-11-17 00:00:30 | 生物

 

私が青梅に6月15日に引っ越してから、青梅の森、永山公園、太陽の広場などを探索しながら野鳥、昆虫、動物たちを撮影して来ました。

そんな中で「ニホンカモシカ」に何頭か出逢いました。当初は「個体識別」が難しかったのですが、最近は、何んどか出逢って「年齢識別」も出来るまでになりました。

カモシカは、一年に一度「角が生え変わるように伸びます」。その時に「角に年輪」のような物が刻まれます。

但し、オス、メスの識別は特に難しく、お尻を見て、付いているか?付いていないかで「オス、メスの判断」しないと分かりません。

ニホンカモシカは、生まれて約1ヶ月半ほどで「親離れ」して単独で縄張りを持ちます。

親は、青梅から離れて、生まれた場所を譲ります。そして、生まれた子供は、生後三か月ほどで大型犬ぐらいの大きさになり、縄張りを持ちます。

縄張りは「餌場」であることを主張するため、木の枝などに「マーキング」をします。

マーキングの方法は、目の下にある「眼下腺」から分泌物を出して「臭い付け」をします。

他のカモシカがその臭いを嫌がり、その場から離れます。お互いに争いたく無いからです。

青梅には、推定年齢8歳の個体と、今年の6月まで推定年齢12歳のメスが、生まれて一ヶ月もしない子供を連れて現れたところを撮影したのが「青梅のカモシカとの顔合わせ」でした。

それから、7月には親子は確認できずに居たら、8月に突然に若いカモシカと出逢いました。その個体は、親離れした。生後三か月のニホンカモシカです。

子供の頃から見も待っていた。カモシカなので何度か出逢っている内に「顔馴染み」となり、私を見つけると近寄ってくれるようになりました。

 

青梅生まれのカモシカなので「アオシカ」と名付け、年齢8歳のカモシカには、人間でいう年齢は、60歳ぐらいなので「オジシカ」と名付けました。

そして、先月には「二頭のカモシカ」と出逢いました。こちらは「双生のカモシカ」分かり、兄弟で何時も現れます。

こちらは、アオシカよりも二ヶ月遅くうまれた。8月頃の生まれで、生後三か月ほどと分かります。

こうして、青梅の森には、オジシカが縄張りを持ち、太陽の広場には、若いカモシカ、三党が縄張りを持つています。

アオシカは、太陽の森の奥側が縄張りになっていて、太陽の広場の入り口から入り、トイレの低物がある手前側が兄弟のカモシカの餌場と分かれています。

ですから、出現する場所、時期にもよりますが出現時間までほぼ決まっています。それを分かっていれば、私のように毎日のように出逢える訳です。

青梅の森の奥に、オジシカがいるので、こちらの大きなカモシカには中々出逢えません。

頻繁に出逢うのは、太陽の広場に現れる。アオシカと兄弟のカモシカです。

出逢った当初は、体つき、顔なども似ていて判別が難しかったのですが、最近は直ぐに分かるようになりました。

こうして、四頭のホンカモシカに遭遇していますが、もしかしたら、まだ、出逢えていないカモシカも居るようです。


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生き物たちの感情について!

2023-10-27 00:00:30 | 生物
生き物たちの感情について!
現在では、動物に感情があるということは科学的に証明されていますが、嘗ては「動物に感情はない」というように否定されていました。
17世紀、フランスの哲学者である「ルネ・デカルト」は、「動物は身体的にも感情的にも感じることがない」と断言したそうです。
そこから長年に渡って動物に感情がないという説が通説になりますが、近年、おこなわれた研究によれば、この説は逆だということがはっきりしています。
人の感情と言えば「喜怒哀楽」に代表されるように、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだりと言った「感覚」を「感情」と呼んでいます。
では、動物たちには感情があるのでしょうか?勿論、感情はあります。
人も動物も「感情は脳の働き」から湧き上がる感覚です。
私は長年、野生動物を観察だけではなく、写真撮影したり、洞察して「種の生態」など観察して来ました。
最早、私の「感覚研究の課題」でもあります。
例えば、カラスなどは皆さんには、嫌われる鳥でが、黒い姿に、鳴き声も「カァー・カァー」と大きな鳴き声で五月蠅いほどです。
そんな、カラスですが、カラスにも喜怒哀楽があります。それは、人の様に顔の表情や言葉遣いなど事細かな表現ではありませんが、カラスが喜ぶときには「羽をバタバタと動かして、カァーと甲高い声で鳴きます。また、怒っている時は、縄張り争いなどで荒そう時などは、一際甲高く、短く「カァカァ」と鳴きます。
時には、仲間の一羽のカラスが天敵に襲われたり、縄張り争いの犠牲になった。仲間のカラスを一羽のカラスが、亡くなったカラスの羽を口で咥えて、持ち上げて(大丈夫かと)と心配し、確認します。亡くなったことを確認した一羽のカラスが、頭を上下に振って「カァ~カァと低い声で鳴いて、仲間に知らせ」ていました。その後、何羽かのカラスが死んだ仲間のカラスのところに集まり、それは、まるで「葬儀」をしているように見えました。
 
私は、仲間のカラスが低い声と、ゆつくりな鳴き方で「悲しんでいる」と分かりました。
こうしたことから「カラスは葬儀をする」と提唱しております。
カラス(ハシブトカラス)ですが、カラスの悲しみの感情があることが証明されたことになります。その一部始終を撮影しました。きっとカラス研究を専門にしている人でも、カラスが葬儀をするなんて思わないでしょう!!
論文を書けば間違いなく、話題になりますが、私はカラスの研究の専門家ではないので論文までは書きませんが、間違いなく、カラスには「悲しいと言う感情」があります。
また、楽しむ(遊び)もカラスはすることが知られています。
以前に、アルミの滑り台の上に一羽のハシブトカラスが居ました。何か餌でも探しているのかと思っていたら、カラスが何と滑り台を滑って降りました。
そうしたら、上に飛んで、もう一度滑りました。滑り終わると、羽をバタバタと羽ばたいていたので「楽しんでいる」と分かりました。
身近なところでは、ペットの犬や猫では、感情がはっきりしています。「喜びと怒り」が明確に分かります。
犬が喜んでいる時には、尻尾を振って嬉しいと言う感情を表します。逆に怒っている時(怯え)て居る時には、尻尾を丸めて、歯を剥き出しにして「ウーという唸り声で怒りを露にします」。
猫は、鳴き声が変わるので分かります。仕草などが微妙な違いで分かるほどですが、では、悲しいとか楽しいとかの感情に関しては、ペットなので野生動物と違い、明確ではありません。悲しいからと「クンクンと鳴いて、飼い主を心配」したりするのが、悲しい感情に近いかも知れません。遊びなどで楽しむ感情は、犬は飼い主と一緒に遊ぶことで楽しむことに近い(喜び)を感じています。
私が今年の6月から青梅に引っ越して来て、引っ越してから2週間目に青梅の森の中で親子のニホンカモシカに出逢いました。勿論、撮影出来ました。
そのカモシカの子供が大きく成長して、9月上旬に出逢った。若いカモシカでした。
8月中は親子に逢いたいと思っても逢えませんでした。それもそのはずです。
 
9月上旬に出逢った若いカモシカが、子供だったのが一ヶ月で親離れして(独り立ち)したものです。
子供の頃から見守っているカモシカなので、私だと直ぐに分かってくれて、私の近くまで寄って呉れるようになりました。
10月の中旬ごろには、私がカモシカを探さなくても、カモシカが私を見つけては、藪の中から走って来たりするようになりました。
先日は、坂の藪から勢いよく走って来て、私とぶつかるのではないかと思うほどでしたが、そこは野生のカモシカです。近くまで寄って来て止まりました。
そうしたら、突然、なだらかな所で、左右に走り回り、はしゃいでいました。
それは、私に逢えた「喜びを表現」しているように思えました。
まるで犬が飼い主と久しぶりに出逢ったような感じです。
最初に親子のカモシカに出逢った時には、親のカモシカが警戒したように、鼻を膨らませ「フィシュ」と鳴きました。始めてカモシカの鳴き声を聴いて感動したのですが、それは、親が子供を護るための警戒鳴きでした。つまり、近寄ってくるなと親が怒っている感情だと分かりました。
よく、昔からカモシカは「バカシカ」と呼ばれていました。それは、人が近寄っても逃げないから直ぐに捕まるからと言うことで馬鹿シカと呼ばれていたのですが、実は、そうではなく、カモシカは近い距離は良く見えていません。ましてや昼間の明るい時は「視野が極端に狭くなるから見えないのです」。
だから、人が近くに寄って来ても良く見えていないからです。逆に遠くからだと見えているので、よく、私の方を振り向いたり見たりしています。
こうして、生き物たちには「ちゃんと感情」があります。野生の生き物たちと接していると、時に野鳥も感情があることが分かります。皆さんには、中々分かりづらく感じられないかも知れませんが、私のように生き物たちと「アニマルコミュニケーション」が出来る人は、感情が直ぐに分かります。だから仲良くなれるのです。
センスプロデュース研究所、葛西行彦
 
 
 
 

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東京「トンボ王国(青梅)」!

2023-10-26 00:00:30 | 生物

喜多さんと仲間の研究者の調査では、過去に一度でも記録された東京のトンボは108種類(絶滅したものも含む)。鹿児島県の120種類に次いで2番目に多いという。全国平均は94種類。日本全体では204種類が確認されている。

東京の変化に富んだ地形が多様性を育んでいる。東西に長く、西に2000メートル級の山、東には海抜ゼロメートル地帯。都の東部にはかつてヨシ原や湿地もあり、武蔵野は井の頭池など湧水源がある。

珍種もいる。「八王子やあきる野、青梅などで見られるムカシトンボは、生きた化石といわれる。体はヤンマの仲間に似ているけど、羽はカワトンボに似ている。世界で同じ科のトンボは4種類だけ。東京の誇り」と喜多さん。汽水域をすみかとするヒヌマイトトンボも多摩川河口で見ることが出来る。

1936年に現在の葛飾区水元付近で見つかったオオモノサシトンボは唯一、学名の種小名に「TOKYO」の名が付いた。だが2004年以降は確認されておらず、残念ながら最近、名前が変更された。

TOKYOの名が付いていたオオモノサシトンボ=「東京都のトンボ」から転載

「飛ぶ美しさに魅了されて」中学生の頃からトンボの写真を撮ってきた喜多さん。19年まで12年間、トンボ学会の役員を務めていた。今年7月、出身地の東京に絞り、生きた姿を中心に108種類全て掲載した「東京都のトンボ」(いかだ社)を出版。大手製薬会社を退職した2年前から準備して来た。

書籍は、都内の自治体別に確認できる種類の一覧表を載せた。これまで最も多様な種類が確認されたのは八王子市の72種類。意外にも2位は杉並区と練馬区の65種類。それぞれ、善福寺池と三宝寺池があり、水辺に恵まれている。

区市町村別、確認されたトンボの種類、2000年以降!

八王子(68種) 2、あきる野(62種) 3、青梅(61種) 4、町田(58種) 5、日野(53種)となります。

 

ところが2000年以降に限ってみると様相が変わる。杉並と練馬が後退。トップの八王子は同じだが、2位はあきる野市、3位は青梅市に。「都区部に比べて生息しやすい豊かな自然が比較的よく残されている」と喜多さんは推察する。確認記録は出版社ウェブで更新していくという。

「都心部も、ある程度の種類は見られ、中には回復した種類もいる。でも以前に比べれば多様性は後退した。様々なトンボを見られる環境は人にとっても言いはずで、トンボをきっかけに考えてみて欲しい」。東京新聞より、抜粋引用。

今年の6月に青梅に引っ越して来た理由は「生き物たちを撮影する」ことが一番で、知り合いも居るので引っ越して来たものです。

動物好きの私には、何年も前から千葉から片道2時間以上かけて撮影に来ていました。

その頃は、主に野鳥ばかりを撮影していましたが、引っ越してからは自転車で10分程度で目的地に到着できることから毎日のように通い詰めています。

毎日のように撮影に出掛けても、毎回、違った種類や生き物たちと遭遇するのが楽しみになりました。

昆虫に至っては何種いるのか把握できないほどです。見たことがない虫たちばかりです。

トンボもそうです。千葉では見られないトンボを引っ越してから三か月で20種類以上を見ました。オニヤンマと思っていたら、似てはいましたがオニヤンマでないことに驚きました。

先日は絶滅危惧種に指定されている「ミヤマアカネトンボ」のオスとメスを撮影出来ました。本当に美しいトンボです。ところが、残念なことに何時もトンボが多く集まる場所は「太陽の広場の池」なのですが、水がある池には、鯉と亀が多く居るので、こうした珍しいトンボが産卵して、ヤゴに成長したら全て食べられてしまいます。

そこで、私から市役所の職員、教育課や森林課などの公園担当の方に「絶滅危惧種の保護」からも水の無い池に、水を入れて「池を再生」して欲しいと願い出ました。

そうしたら、太陽の広場を5年計画で整備し、子供たちの憩いの場として提供して呉れることになりました。取り急ぎは、二つある人工池の工事が年内に始まります。

完成すれば、来年の夏までには間に合うと思うので、絶命危惧種のトンボの羽化が見られるかもしれません。

池は、大小二つあるのですから、鯉や亀を大きな池に移して、小さな池には、水草などを入れて綺麗になれば、ミヤマアカネやオオルリボシヤンマなどのトンボが産卵して、ヤゴから羽化すれば「繁殖地」として全国的にも有名になります。

私が2000年に「愛護法」を制定依頼してから「生き物たちの保護や愛護」に努めて来ました。今回は「青梅のトンボ」を護りたいとの想いがあります。

こうした、私の想いが通じたのか?不思議なことに私の廻りを20匹ほどのトンボが飛び回ったり、時には、帽子や手に止まったトンボもいました。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 


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これからが「ハチに刺されやすい」時期です!

2023-09-20 00:00:30 | 生物

これから秋にかけては、ハチに一番刺されやすいシーズンです。日本では、年間10~20名くらいの方が、ハチの被害で亡くなられています。

今回は、これから秋にかけての時期に刺されやすいスズメバチの生態と刺されないための対策をお教えします。刺されるのはどんな時?

ハチの巣やハチ自体へ刺激を与えた時に刺される危険があります。巣を揺すったり石を投げたりといった直接的な刺激だけでなく、人が巣に気付かず必要以上に近づくことも、ハチにとっては刺激になります。巣の出入り口付近では常に見張り役が警戒にあたっています。

ハチが人を刺す理由は、人が嫌いだからとか、人を刺すのが好きだからとか思っているわけではありません。ハチは、自分たちの巣と女王、また自分自身を守るためだけに攻撃して(刺して)来るのです。

秋に攻撃的になるのはなぜ?

ハチが秋に攻撃的になるのは、ライフサイクルと関係しています。スズメバチは秋頃、巣がいちばん大きくなり、繁殖のピークを迎えます。また、9~11月頃は来年女王となる新女王が誕生する大切な時期なので、働きバチは、次期女王を必死で育て、守っています。その巣に、誰かが近づくと、巣を狙われているのではないか? 潰されてしまうのではないか? と、いつも以上に攻撃的になります。

これから秋にかけてよい季節になり、ハイキングやキャンプ、散策などで、山や森に行く機会が増えることから、ハチに刺される被害が出てしまいます。

 

もしハチと遭遇したらどうしたらいい?

もし、巣があることに気付かず、近づいてしまっても、いきなり刺してくることはめったにありません。まず、2~3匹が、まとわりつくように飛び回り様子を確認してきます。「カチカチ」という大あごを噛み合わせる音や、「ブーン」という攻撃的な羽音がしたり、また、自分の周りで停止飛行したりしている時は、「これ以上、近づいたら攻撃する!」というハチからの警告です。

このような場面に遭遇してしまったら、悲鳴を上げそうになるのを我慢して、走らず、静かにゆっくりと来た道を後ずさりしましょう。この時に、注意が必要なのは、手を振って、ハチを追い払うような動きをしないことです。

この動きを見たハチは人に攻撃されると感じます。そうなると、ハチは警報フェロモンを出し、仲間に敵が近づいていることを 伝えます。すると、巣から多くの働きバチが飛び出してきて、敵を倒そうと毒針で襲ってきます。こうなってしまっては、一刻を争う状況で猶予はありません。必死に逃げるしかなくなってしまいます。

イラストはイメージ(提供:いらすとや)

ハチに刺されないためには?

ハチに刺されない方法を具体的にお教えします。

ハチは黒い色に対して攻撃的になります。

ハチは、黒色に対して最も激しく反応し、攻撃的になります。山や森へ行く時は、黒色の服やバッグ、靴は避け、攻撃性が低くなる白色や淡色の服を着て、また、黒い髪を隠すために白っぽい帽子も着用しましょう。

ハチはニオイに敏感です!

香水や化粧品、整髪料などの人工的な強いニオイがハチを興奮させる原因になりますのでニオイの強いものを身に着けることは控えましょう。また、ジュースやお菓子などの食べ物にも寄って来ます。甘いニオイを嗅ぎつけて、ジュースの缶に入り込んだりするので注意が必要です。

 

大きな音や動きは苦手です!

ハチは、大きな音や激しい動きに敏感です。もし、ハチが近くに寄ってきたら、大きな声を出したり、慌てて振り払ったりするのは絶対にやめましょう。ハチは攻撃を受けていると感じてしまいます。走らず、騒がず、静かにゆっくりと後ずさりしましょう。

もし、刺されてしまったら

もし、ハチに刺されてしまったら、まず、安全な場所で安静にして、刺された部分を冷却して様子を見ます。刺された部分だけの痛みや腫れという軽い症状だけであればいいのですが、人によっては、アナフィラキシーショック といった全身症状を起こすことがあります。刺された部分の局所的な症状だけでなく、蕁麻疹(じんましん)や、血圧低下、呼吸困難という全身症状が見られたら、直ぐに医療機関への搬送が必要です。毎年、ハチに刺されて亡くなっている方の多くがアナフィラキシーショックによるものです。

私は、こうしたハチに限らず、生き物たちの生態に詳しいこともあり、子供の頃に刺されてから今まで50年以上、ハチに刺されたことはありません。例え、刺されたとしても対処方法を知って居ますので重症化することはありません。それは、「毒吸引器(ポイズンリムーバー)」をリックに入れて、救急用の袋に入れて持ち歩いています。私が刺されなくても、近くに居る人が指されたら直ぐに応急処置すれば、病院に行かなくて済みます。

今年の夏は暑い日が続いたことや残暑も厳しいことから、オオスズメバチは既に「女王バチ」の交尾も確認しました。そのことで間もなく何処かの木に巣を作り始めると思います。

クマの被害よりも怖いのがオオスズメバチに指されることで年間、今年は30人近く死者が出そうな予測をしています。

 

また、今後は、野鳥撮影と同時に、ハチの巣を確認したら撮影し、市役所に報告、駆除して貰う手筈をする予定で居ます。

これから、野山に出掛けるのに良いシーズーんになりました。人出も多く成れば、それだけハチに遭遇し、刺されることも多くなります。

野山に出掛ける時には、長袖、帽子を被る。女性の人は柑橘系の香水をつけない、休憩所でオレンジジュースなどの空き缶などを捨てない、直ぐに飲み切ってバックの中に仕舞い込むなどしないと、甘い匂いに誘われてハチが寄ってきます。私の周りにもよくハチが飛んできますが、手で払ったりなど早い動きをせずに静かにしていれば刺されることはありませんが、巣があるような場所の近くでは、絶対に刺激などさせない、大きな音や足音の振動でハチが巣を護るために数匹のオオスズメバチが飛んで来たら、駆除しようなんてしないで下さい。カチカチと嘴を鳴らすのは「刺すぞ」と警戒です。そんな時は、早い動きをせずにクマと遭遇した時と同じように、静かにゆっくりと後ず去りすれば刺されません。

オオスズメバチの毒は、発痛物質による激しい痛みに襲われます。更にアレルギー反応として蕁麻疹や発汗、酷い場合は血圧低下や意識喪失などの「アナフィラキシーシッョク」を伴う可能性もあります。これらの原因で年間、20人以上が死亡しているということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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オコジョの生態!

2023-08-25 00:00:30 | 生物

オコジョ(白鼬)(学名: Mustela erminea Linnaeus1758)は、ネコ目(食肉目)イタチ科イタチ属分類される動物の1。別名ヤマイタチ(山鼬)、エゾイタチ(蝦夷鼬)、クダギツネ(管狐)。イギリスを含むヨーロッパ中北部、アジア中北部、北米、本州の東北地方や中部地方など(日本)に生息している。また、移入されたオコジョがニュージーランドに生息している。2015年、IUCN(国際自然保護連合)から絶滅危惧種の評価を受けている。

形態!

体長はオスで16–33 センチメートル体重は150–320 グラム程度。

イタチ科は一般に胴長短足であるが、オコジョの後ろ足は比較的長く、これによる強力な跳躍力を有している。目から鼻にかけてのが短く、イタチ科にしては丸顔をしている。耳も丸い。

一年に2回換毛をし、は背側が茶色で腹側が白い。は全身が白になる。尾の先は黒い。

生態!

気性が荒く、ノネズミなどを食べる他、自分の体よりも大きいノウサギライチョウを捕食することがある。

単独で生活し、岩や樹根の隙間に営巣したり、ネズミの巣穴を乗っ取って自分の物にすることもある。

他のイタチ科と同様、オコジョには着床遅延という現象があることが知られている。交尾後、受精卵は長期間にわたり発生を休止し、妊娠、出産に適した暖かい季節になって初めて子宮壁に着床する。妊娠期間は1ヶ月程度である。

動きは極めて敏捷で、木登りや泳ぎなども得意。

分類!

 

ホンドオコジョ

オコジョは35以上の亜種に分類される。一般に哺乳類は寒い地方ほど大型化する傾向があり、ベルクマンの法則として知られているが、オコジョでは北方に生息するものほど小型化する傾向がある。このため、ロシアなど北方に分布するオコジョは、今後別種として分類される可能性もある。日本では、環境省指定の準絶滅危惧種に指定されており、2亜種が生息している。

ホンドオコジョ M. e. nippon Cabrera1913

青森県から本州中部にかけて生息する。尾の先の黒い部分が尾長の1/3程度と小さいことが特徴である。

エゾオコジョ M. e. orientalis Ognev1928

北海道ロシア極東に生息する。ホンドオコジョに比べ、一回り大きい。東シベリアの M. e. kaneii Baird1857 のシノニムとする説もある。

 

ミンク同様に「オコジョ」も特にオコジョの冬毛は真っ白なこともあり、毛皮に良いとされ珍重されました。

戦後に毛皮のためにミンクとオコジョが飼育された時もありました。

現在は、両種とも野生しているものの数は減っている。現在「環境省指定の(準絶滅危惧種)に指定」されています。

オコジョは、冬毛で雪の中に二本足で立つ姿は、超可愛いく、子供たちに人気が有りますが、山岳部ではノウサギやライチョウまでも捕食するということで「害獣」扱いされています。

青梅では、珍しく確認した人はあまりいません。やはり、動物の生態や出現場所等の予測が出来ないと出逢えません。

幸い、私は以前に姿を確認しているので、(19日)に撮影出来ました。

青梅のオコジョは、冬場も真っ白な毛にならず、お腹が白くなる程度だと思われます。


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セミの羽、身体に(殺菌作用!

2023-08-15 00:00:30 | 生物

夏の風物詩とも言えるセミの羽には、触れたバクテリアを殺してしまう強力な抗菌作用があります。アメリカのストーニーブルック大学とオークリッジ国立研究所の研究者らが、スーパーコンピューターを用いてセミの羽の微細構造の働きを明らかにし、細菌を破壊して自然に自己洗浄するメカニズムを突き止めたことを報告しました。ストーニーブルック大学の高分子材料科学者である古賀忠典氏と遠藤まや氏がセミの羽に注目したきっかけは、2012年に科学誌「Small」に掲載された論文です。羽の表面の微細構造が細菌に穴を開けて破壊するとの報告に触発された古賀氏らは、セミの羽にあるナノサイズの柱状構造「ナノピラー」を自己組織化という現象で再現する研究を開始しました。

古賀氏は研究の目的について、「セミの羽は実に美しいピラー構造をしているので、これを利用しつつ構造の最適化も行いたいと考えました。これまで、セミの羽がバクテリアの付着を防ぐことまではわかっていましたが、そのメカニズムは不明でした。そこで、ピラーの大きさや高さ、ピラーとピラーの間隔を変えることで、バクテリアを死滅させるのに最も効果的な構造を確認しようというのが、このプロジェクトの全体像です」と説明しています。 ナノ試料の作成を担当したブルックヘブン国立研究所のダニエル・サラット氏が、包装材などで広く使われているポリスチレンとアクリル樹脂を使ったポリマーでナノピラーを作って細菌を付着させる実験を行ったところ、細菌が死滅するだけでなく破壊された菌体が自動的に除去されることがわかりました。「セミの羽」に触れた細菌が破壊される秘密がスパコンにより判明、抗菌作用だけでなく自己洗浄作用も発揮© GIGAZINE 提供

セミの羽には、高さと柱同士の間隔が150ナノメートル(nm)のナノピラーがありますが、サラット氏が高さ10nm、幅50nmのナノピラーを70nm間隔で設置したところ、大腸菌を最も効果的に破壊し、少なくとも36時間は菌を寄せ付けないことが示されました。 微細構造を使って細菌を殺す研究はこれまでにも行われてきましたが、死んだ菌がそのままになっているとそこにゴミや別の菌が付着して抗菌効果がなくなってしまうため、死んだ菌の除去は材料科学者にとっての鬼門だったとのこと。 この画期的な作用の発見について、サラット氏は「菌の細胞が死ぬとその破片が表面にこびりつき、それが仲間の菌がくっつく足がかりになりますが、ここで多くのバイオメディカル材料の研究者がつまずいてきました。なぜなら、周囲の環境に多かれ少なかれ有毒な可能性がある化学物質を使わずに、表面のゴミにうまく対処できるものが見つからなかったからです」と話しています。 実験によりナノピラーが菌を殺すことが確かめられましたが、なぜ破壊された菌が除去されるのかという謎が残りました。そこで、研究チームは次に、オークリッジ国立研究所のナノフェーズ材料科学センターに勤めるヤン・マイケル・カリーヨ氏に依頼して、具体的にどのようなメカニズムで菌が破壊されるのかを調べました。 カリーヨ氏が約100万個の粒子を使った分子動力学(MD)シミュレーションを行ったところ、菌がナノピラーの表面に接触した際に、脂質の膜がナノピラーと強い相互作用を起こしていることがわかりました。具体的には、脂質の膜がナノピラーの表面に強力に吸着することで、膜がピラーの表面や角に張り付いて引っ張られ、最終的に破れて菌が破壊されてしまったとのこと。

 

また、死んだ菌がナノピラーから剥がれた後には破片が残りますが、これが水にさらされるとミセルという細かい粒子になって洗い流されてしまうため、この働きが自己洗浄作用を発揮していることも分かりました。

最近、セミの死骸をよく見かけますが、本来ならばアリが集り、身体を分解されてしまうのですが、セミが弱って地面に落ちていたら「ハチ類」は肉食なので身体の肉を食いちぎりますが、アリなどには捕食されていません。また、ヒヨドリの餌ともなります。ましてやハエなども集りません。

何時もおかしいと想いながら「もしや身体(殻)」に殺菌作用があるのではないと私も思っていました。今回の論文の発表は医学界にも「殺菌作用効果」のある物質などが見つかれば、新薬などの開発にも繋がります。

我が家には、セミの死体などを飾ってあります。虫嫌いの人にはやめてよと言われそうですが、私には縁起物です。

セミは、土の中に6年~7年いて、地上に出てからは水も飲まずに「子孫繁栄」のために鳴き続けます。そして、1週間という命の限り鳴きます。命尽きていも、身体は何時までも綺麗に残っています。防腐剤無しで私の部屋に飾っているセミは6年以上腐ることもありません。

子供のころに「昆虫採取」をしていました。勿論、防腐剤薬の注射やピンセット、止めるピンなどの本格的なセットを購入して、蝶々や甲虫を飾っていましたがセミだけは、防腐剤の注射も必要ありませんでした。子供のころから不思議に思っていました。

殺菌作用のある身体なんて喧しく鳴くセミがと思うと驚きです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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青梅で出逢える動物たち!

2023-08-05 00:00:30 | 生物
青梅で出逢える可愛い動物たち!
「ムササビ」
長い前足と後足との間に飛膜と呼ばれる膜があり、飛膜を広げることでグライダーのように滑空でき、樹から樹へと飛び移ることができる。手首には針状軟骨という軟骨があり、普段は折りたたまれているこの軟骨を、滑空時に外側に張り出すことで、飛膜の面積を増やすことができる。長いふさふさとした尾は滑空時には舵の役割を果たす。頭胴長27-49cm、尾長28-41cm、体重700-1500gと、近縁のモモンガ類に比べて大柄である(ホンドモモンガは頭胴長14-20cm、尾長10-14cm、体重150-220g)のみならず、日本に生息するネズミ目としては、在来種内で最大級であり、移入種を含めても、本種を上回るものはヌートリアくらいしかいないとされる。
「二ホンリス」
体長16 - 22センチメートル。尾長13 - 17センチメートル。体重0.3キログラム。腹面や尾先端の毛衣は白い。染色体数は2n=40。
夏季は背面が赤褐色(夏毛)、冬季は耳介先端の体毛が伸長し背面が灰褐色になる(冬毛)。冬毛では眼の周囲にわずかに白い体毛が生える。
「オコジョ」
体長はオスで16–33 センチメートル、体重は150–320 グラム程度。
イタチ科は一般に胴長短足であるが、オコジョの後ろ足は比較的長く、これによる強力な跳躍力を有している。目から鼻にかけての吻が短く、イタチ科にしては丸顔をしている。耳も丸い。
一年に2回換毛をし、夏は背側が茶色で腹側が白い。冬は全身が白になる。尾の先は黒い。
「アナグマ」
体長は40 - 60センチメートル程度[3]。尾長11.6 - 14.1センチメートル。体重12 - 13キログラム。地域や個体差により、かなり異なる。
歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、臼歯が上下6本、大臼歯が上顎2本、下顎4本で計34本
「アライグマ」
頭胴長(体長)41.5 - 60センチメートル。尾長20 - 40.5センチメートル。体重2 - 22キログラム。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
「ニホンカモシカの子供」
頭胴長(体長)105 - 112センチメートル。尾長6 - 7センチメートル。肩高68 - 75センチメートル。体重30 - 45キログラム。全身の毛衣は白や灰色・灰褐色。毛衣は個体変異や地域変異が大きい。
頭骨の額は隆起する。角長8 - 15センチメートル。角は円錐形。角はやや後方へ湾曲し、基部に節がある。耳長9 - 11センチメートル。耳介は幅広く、やや短いため直立しても耳介の先端と角の先端が同程度の高さにある。眼窩はやや小型で、涙骨の窪みは前頭骨に達しない。第2前臼歯前端から第3臼歯後端までの最大長(臼歯列長)が左右の臼歯の間の幅よりも長い[5]。四肢は短い。眼下腺が何らかの理由で肥大化すると眼球と同程度に膨らみ、四ツ目に見えることがある。
「ノウサギ」
体長は45 - 54センチメートル。尾長は2 - 5センチメートル。体重は1.3 - 2.5キログラム。全身の毛衣は褐色、腹部の毛衣は白い。耳介の先端は黒い体毛で被われる。
耳長は6 - 8センチメートル。後足長は12 - 15センチメートル。
東北地方や日本海側の積雪地帯に生息する個体群(トウホクノウサギ)や、佐渡島の個体群(サドノウサギ)は冬季に全身の毛衣が白くなる。積雪する地域では秋頃より体毛の色が抜け落ちはじめ、冬には耳介の先端の黒い体毛部分を除き白化し、早春頃より白い体毛が抜け、徐々に赤褐色から茶褐色の体毛が生えてくる。
「テン」
体長44-55センチメートル[5]。尾長17-23センチメートル。体重0.9-1.5キログラム。
M. m. melampus ホンドテン
夏季は毛衣が赤褐色や暗褐色で、顔や四肢の毛衣は黒、喉から胸部が橙色、尾の先端が白い(夏毛)。冬毛は毛衣が赤褐色や暗褐色で頭部が灰白色(スステン)か、毛衣が黄色や黄褐色で頭部が白い(キテン)。
「タヌキ」
頭胴長(体長)50 - 68センチメートル。尾長12.5 - 25センチメートル。体重4 - 6キログラム。秋季には体重6 - 10キログラムに達することもある。冬場に向けてのタヌキは長短の密生した体毛で、ずんぐりとした体つきに見えるが、見かけよりは足も尾も長く、毛がなければ顔つきも犬に似ている。そのため、生まれたばかりで毛が短い幼少期は、犬の子供と間違われて拾われて飼われることもある。
「ハクビシン」
体長51 - 76センチメートル。頭胴長約61 - 66cm。尾長40 - 60センチメートル。尾長約40cm。体重3.6 - 6キログラム。体重2 - 3kg程度。ネコのような体つきで鼻すじが長い。オスとメスで体長の差はない。柔らかく長い体毛で被われる。体色は明褐色や暗褐色で個体変異が大きい。耳介や頸部・四肢は濃色や黒。体は暗い灰褐色で頭、手足、尾が黒い。尾は全体もしくは先端が黒い。一方でボルネオ島など南方系の個体では尾の先端が白い個体もいる。額から鼻鏡にかけて白い筋模様が入る個体が多いが、不明瞭な個体もいる。和名(漢字表記では白鼻心)はこの筋模様に由来し、種小名 larvata や英名 Masked は「仮面をつけた」の意で顔の斑紋に由来する。頬も白い。
「キツネ」
一般的に、キツネの体格は、オオカミ・ジャッカルなど、イヌ科の他の種よりも小型である。平均的なオスのキツネの体重は、5.9kg、メスはそれより軽い5.2kg。俗に言うキツネ顔で、ふさふさした尾を持つ。典型的なアカギツネの毛色は、赤褐色で、通常尾の先は白い。
ロシアでは45年の選択的交配でギンギツネの創出に成功している。この選択的な繁殖により、毛色のバリエーション・丸い耳・巻き尾など、猫・犬・その他の動物で見られるような物理的・行動特性が変化することが分かった。
青梅の森では、アナグマ、二ホンリス、ニホンカモシカの子供、シカ、オコジョ、ムササビ、アライグマ、ツキノワグマ、ノウサギ、タヌキなとが確認されているようです。
青梅市全体では、他にもヌートリア、奥多摩地区でニホンザルなどが確認できます。
私は青梅に引っ越してから一ヶ月で、カモシカの子供、アライグマ、オコジョなどや20種を超える野鳥に出逢いました。
これから何年かかけて、リス、キツネ、テン、ムササビ、ミミズク、ハクビシン、テンなどを撮影したいと思っております。
センスプロデュース研究所、葛西行彦
 
 
 

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