センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

女を磨く!

2010-02-27 00:00:51 | 感覚、五感
私は以前に大手化粧品会社で「女性の美」について講演し、健康美人という考え方からアンチエイジングの取り入れ方などについて話した。現在の若い女性たちはとにかく見た目を気にする。スタイル、ファション、そして化粧も雑誌やテレビなどのメディアに登場するモデルさんのようになりたいと思い真似ようとする。
以前、大手化粧品で話したのは、日本人はイタリア人やフランス人の4倍のお金を化粧品に費やしており、アメリカ人などの他国からも2倍のお金を化粧品に費やしているのです。古来、日本人女性はふくよかで、肌が綺麗な国民だった。しかし、最近は肌美人が少なくなってきた。私が危惧しているのは、食事の乱れから肌荒れ、栄養素の乱れから、肌の潤いなど、若くして、肌年齢が高いのが気になるのです。これらを誤魔化すために厚化粧になるのです。
そして、ヨーロッパ人女性たちより、4倍も化粧品にお金を使うのです。その昔、海外の女性は日本人の肌のきめ細かさ、綺麗に憧れて、「食事から綺麗になる」を真似て実施しているのです。日本人女性を「ヤマトナデシコ」と呼び、ヨーロッパ人女性は日本人の綺麗さに憧れたのです。
現在は日本人女性も背が高くなり、スタイルも良くなって来た。現にミス世界大会で好成績を残しています。但し、私は日本人女性の二極化と呼んでいますが、「女性をサボっている」人も多いのである。最近、テレビで「男性化している女性が増えた」と報道しています。例えば、草食男子に対して、肉食女子がそうであるように、趣向が変わったのだろう。また、恋愛することを面倒くさがり、気楽な生き方を選ぶ若い女性も増えている。一人部屋に籠もり、片手に缶ビールを飲んでいる姿から、最近の女性は男性化して来ていると思わている。
確かに私も見たことがあるが、夜遅く帰宅するとお酒に酔った若い女性が電車内で座りながら、口を大きく開け、それもヨダレを流しいる姿を見たら、以前なら中年男の代表なイメージだった。本当に現代女性は仕草や言葉遣い、歩く姿など女性らしくない。昨年に私が女性雑誌(マリークレール)の取材を受け、女性の性機能の低下から、恋愛の能力低下など警鐘を鳴らした。これらこそ、脳活動の低下であり、五感力の低下である。あなたは女性をサボっていませんか?魅力ある女性になるために努力すれば年齢に関係なく、我々男性を虜にし、魅了するでしょう。
最近、会った女性に私は久々に女性の魅力を感じたのである。
私共、研究所は今後共、女性の美しさ、魅力について人の五感研究から提唱して参ります。五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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臭いの副作用!

2010-02-26 00:00:15 | 感覚、五感
皆さんは臭いにも副作用があることをご存じだろうか?、私のように小さな犬のような嗅覚の持ち主は、時には臭いが凶器にすら感じることがある。
以前に事務所で整理棚のシールを剥がすために、シール剥がしスプレーを使用したときに、私はあまりに強烈な臭いで、ノックダウン寸前でその場を逃げたのである。
後に強力粘着剤剥がしスプレーの成分を調べたところ、IPA(酢酸ブチル)LPGだった。私の鼻、嗅覚は酢酸に対して敏感に反応し、気分が悪くなる前に逃げたので頭痛も気分も悪くなることを事前に防げたのである。
嗅覚の鋭い人なら、酢酸の臭いは通常の何百倍も敏感に感じるので女性の多くの方々は気分や気持ち悪くなることもあると思われる。これらが臭いの副作用である。
私はスーパーなどで買い物をするときに、思わずハンカチなどで鼻を塞ぐことがある。例えば、餃子を焼いている油の焦げた臭い、お茶葉の蒸したような臭いや、揚げ物のと化粧品などの混ざった臭いなど、様々な臭いを私は感じてしまうのである。仕事柄五感の発達と共に常に意識しているので敏感に反応し感じるのである。これらから、五感の鍛錬は歳にはあまり関係ないのである。
私がこのように嗅覚や五感が鋭くなったのは40歳過ぎ頃からである。
同時に臭いなどの副作用も感じるようになり、私は合成アロマや脱臭剤、芳香剤などの副作用についしても警鐘を鳴らしながら、警告を発しているのです。
現在、市販されている脱臭剤、芳香剤、合成アロマなど正しい使用の仕方、誤った使用方法によって頭痛や気分が悪くなったりと自覚症状も現れます。
以前に、私が嗅覚ビジネスを展開をするベンチャー企業に訪問したときに、臭い発生装置から合成の臭いを発生させていたのだが、10分もしない内に気分が悪くなり、その臭い発生装置を止めて欲しいとお願いしたほどである。
本来は、臭いのプロフェッショナル集団のはずなのに、合成臭を作り出すことに専念しているため、臨床やデータ、資料不足から副作用まで考えておらず、私はその企業のレベル、医療や本格的な施設には向かいないことを指摘し、その会社を後にした。
つまり、感覚生理学を理解していない企業である。その発生装置を喫茶店やレストランで常に臭いを発生させていたら、とても不快であるどころか、嗅覚の鋭い人は気分が悪くなる。副作用が心配でもある。
臭いは、時間を置き、ほのかに香り、質の良いアロマや天然素材などを使用した香りを楽しむという感覚が大切なのである。ただ、臭いを発生させ、臭い匂いを良い匂いで誤魔化すという手法は決してよくないのである。
これら感覚生理学、副作用を理解していなければ、その製品など不評となるのです。
私共は、これら五感のプロフェッショナル集団なので、人の嗅覚、心理、脳への影響なども理解している。これらが私共の研究課題だからである。
嗅覚だけではありません。視覚的要素、カラーによっても気分が悪くなることが多々あります。飲食関係ではブルー系(冷色)はタブーといわれている。
それは、器などにブルー系の色を使用すると暖かな料理も冷たく感じ、不味く思えるのである。食欲不振になるのです。
例えば、壁紙など室内に鮮やかな赤色は、血液の色をイメージ、長時間眺めていると副作用から、脳が興奮し、気分が悪くなることがある。逆に夕日のような紅の赤色は、炎の赤から「心地よさを感じる」のである。
聴覚でも同様に、気分が悪くなる音、発泡スチロールをガラスに擦りつけたような高周波の音や騒音などを長時間聴いていると、自律神経に影響を与え、心拍数の上昇から動機、血圧上昇などにも繋がるのです。これらも副作用といえるでしょう。副作用は薬を飲む副作用だけではないのです。精神面でも副作用が生じるということです。
ですから、脱臭剤、芳香剤などを扱っている企業、メーカーは臨床実験やテスト、実験を重ね、嗅覚の鋭い人たちへの対応として、副作用や長時間の使用、正しい使用の仕方の指導は勿論、扱い書も副作用まで表示し、注意を促して欲しい。また、人の嗅覚のことをもっと理解し、感覚生理学などを学んだ開発者、研究者を育成することも私共研究所の使命であり、役割だと考えている。
五感研究のパイオニア企業として、今後とも、人の五感に関わる話題、問題を取り上げ、五感オンデマンド、五感ビジネスを推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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プロスポーツに「五感鍛錬法」!

2010-02-25 00:00:21 | 感覚、五感
私は五感研究から、運動能力アップ、最大限の能力を発揮させるために脳科学、感覚生理学を応用し、効率よく自己の「潜在的能力」の発揮のためのトレーニング(メンタルトレーニング)に五感鍛錬法を推進している。
例えば、プロゴルファーの石川燎君を拝見していると、昨年と今年では格段と五感が磨かれている。私はゴルフのことはよく知らないが、スポーツ感覚、運動力学は理解している。これらから昨年の石川選手は直感的プレーしているので安定性がなかったが、本年以降は感覚的プレーが出来るようになった。本人が一番自覚していると思うが、石川選手は私は遠くない2年~3年でタイガーウッズ選手の代わりにゴルフ界のスーパースターとなる日が近いと思われる。
但し、ゴルフコースを五感で総動員し、感じる感覚、その日の天候や芝目、風の流れなど体感的に五感で感じ、その日の体調、調子に合わせて感覚ゴルフが出来れば、メジャー優勝も可能になるだろう。
ゴルフに限らず、プロスポーツ界では、技術、体力だけでなく、精神面の影響が大きいのである。つまり、常に感覚も身体もベストな状態、モチベーションを維持させるなど重要となる。これらメンタルをトレーニングすることも大切である。また、試合中は五感を研ぎ澄まし、豹が獲物を捕らえるように挑んで欲しい。集中しプレー出来れば必ずや好成績に繋がると考えている。
私が野球などのスポーツの話題にするときにイチロー選手の名をあげるが、彼は野球界きっての五感の達人である。野球を感覚的に捉えている数少ない選手である。彼の野球の道具にもそれは表れている。彼のバットを見せて貰ったことがあるが、他の選手達とは全く違うのである。拘りがあるのです。
それは、バットのグリップ感、握る感覚を重視している。
また、グローブも普通の選手達とは違い、一見だらしないように見える紐が長いのである。彼に訪ねたら、手で捉える感覚を重視しているので、グローブの指先が広がらないといけないと答えて呉れたのである。
それから、イチロー選手は打席に立ったときに、動体視力より本能的に打つと語ってくれた。だからストライクゾーンのボールを選んで打っていない。打てるボールならストライクゾーンから外れたボールでも打ちという。
自分の脳で考えている前に反射的に打ち返すのである。この感覚はボクサーや格闘家の感覚に似ている。だから年間200本以上を連続、今年200本以上を打てば10年連続となる。彼なら達成できるだろう。
昨年の3月にBSフジテレビ「ファイブセンス」1時間スペシャル番組の監修、講師として出演したときに、視覚編で動体視力について説明した。そのときに150kmのスピードボールを誰でも簡単に打てる方法を紹介、速読術という方法で動体視力や他の感覚、脳の潜在的能力を引き出す方法です。
これらこそ、脳科学と感覚生理学をスポーツのトレーニングに応用する方法です。イチロー選手や水泳の北島選手などはこれら脳科学と感覚生理学を応用し、取り入れている数少ない選手達である。
また、運動力学から脳科学を応用し、無意識の反応、身体バランス、スポーツの種目に合った運動能力や筋肉、身体能力の開発など今後、日本のスポーツ界に広め、日本選手を世界で活躍するように私共は指導して行きたいと考えている。
現在は、根性や気合いだけでは世界で闘えない。ましてや猛練習したからと国内では勝てても、国際の試合や大会では勝てないのである。特に精神面、運動感覚が重要となる。私共はこれら人の五感から運動感覚を鍛え上げる方法を指導、提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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間違える脳!

2010-02-24 00:00:15 | 感覚、五感
私たちが間違える時には、勉強や仕事でミスする。間違えたと自覚するが、今回は脳の間違え「錯覚」について説明したいと思う。
私たち人は五感の中でも視覚が80%もの情報を脳に送っている。しかし、その人の視覚は必ずしも脳は正確に認識できないのである。
思い込みやイメージ、とくに大人になると「先入観」や「概念」が強くなるため「錯視」が起こりやすいのである。錯視は推測によってイメージをつくる脳なのである。
先ほど述べたように「必ずしも脳は外界の情報を正確にコピーするように出来ていない」。むしろ、パターンを把握しやすいように、対象の特徴を誇張して捉える性質を持っている。つまり、脳によってその情報を脳が作り直すことが行われることで、大きさやその物までの距離、形などですら判断することが出来なくなるので「錯視」するのです。
例えば、インターネットの検索サイトから「目の錯覚」を検索すると錯覚の動く絵など見られるが、本来その絵は動いていないのだが、回ったり、動いて見えるのである。
以前にテレビ番組で監修した。回転するお面をじっと見ていると、時計回りに回っているはずのお面が途中で反転して見えるので皆さん驚きます。
これらも私たち人の脳の先入観、イメージである。お面は出っ張っていると思い込み、お面の裏側が引っ込んでいるのに出っ張っていると認識しますから、視覚の錯覚により反転して見えるのです。脳が視覚情報を間違えてしまうのである。
また、視覚だけでなく、私たちの味覚にも同様の現象が起こります。例えば、昨年の3月にBSフジテレビ「ファイブセンス」1時間特番でその番組の監修、講師を担当した時に、味覚の錯覚をタレントさん5人に体験して貰った。皆さんもご存知のプリンに醤油をかけたら「ウニの味」に似ているとか、アボガドにわさび醤油で「マグロのトロ」に似ているなどがある。
これらは、視覚情報が入ると「偽物」と理解出来るが、例えば目隠しをして食べると偽物と分からなくなるのです。これらは「味成分」が似ているからです。
プリンに醤油も味グラフを作成するとよく似ているのです。
甘み成分、そして醤油の塩分、プリンの食感などがウニの味に似ているのです。
これらを利用し、製品化したのが「人工イクラ」がそうであるように、子供たちや若者たちでは、人工イクラを本物のイクラと勘違いしている人は多い。逆に人工イクラと本物のイクラを食べさせる実験を行ったら、多くの大学生が人工イクラが美味しいと答えたのである。
私は子供の頃から本物のイクラを食べて美味しいと脳が記憶しているので、人工イクラは食べずとも、見ただけで分かる。
また、聴覚にも間違えが生じている。つい最近まで流行していた女子大生3人組ユニットで乗りのよい曲で一世風靡し、独特のダンスと共に流行した音楽がそうである。音楽の全てを楽器で演奏せず、歌の音程までもコンピュータで制御し、音楽のリズムもコンピュータで作り出す手法で作られた音楽なのだが、これらの音楽(音)を快適、乗りがよいと感じているのである。
私たちが若き頃は「テクノミュージック」として知られていた。だから電子音で作られた音を本物の音と勘違い、間違えている人は多いのである。
これらは自然体験が希薄で、自然界の音に耳を澄ましていない、体験していないなど音の認識にも変化が起こっている。
何年前かに「バーチャルリアルティー」について説明したことがあるが、例えばテレビゲームに依存し、長時間、長期間行っていると、現実の世界と非現実の世界観を理解出来ないことがある。例えばフライトシュミレーションゲームでゲームの中でジャンボジェットを飛ばせるので、本物のジェット機も飛ばせると思い込み、ハイジャックしパイロットを殺害した事件など記憶に残る事件である。
犯人は普段からテレビゲームに填り、ゲーム依存症という状態である。このような状態の脳が「ゲーム脳」と言われたこともあるが、これらはみな「間違える脳」なのである。
今後とも私共研究所は、人の五感と脳の関わりを提唱し、感覚異変の現状や重要性を今後とも提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/5f/8dafb3c2e51ddc56a4808170a62f4d12.jpg

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クルマと五感の関係!

2010-02-23 00:00:12 | 感覚、五感
私は以前に大手自動車会社に「人の五感を刺激し、五感に訴える」クルマ作りを提案、五感を揺さぶり、ときめくようなクルマ作りが重要であると指摘した。数年前に、イチロー選手が「クルマの五感」のコメントをテレビCMがそうである。
やはり、クルマを運転する喜び(快感)が重要である。この感覚には個人差もあるが、加速を求める人、私のようにクルマの車内の内装やデザインを楽しむ人など様々である。このようにクルマ好きの人なら運転する喜びなど感じられるだろう。これこそが「クルマと五感の関係」なのです。
最近、日本の自動車メーカーはエコカー重視になり、私のように感覚の鋭い人には「つまらないクルマ」が多くなっている。
つまり、儲かるクルマを作るために、合理化、生産性などを重視した結果なのである。現に日本最王手の自動車会社のエコカーを中心とした大リコール問題、これらは人的ミス「ヒューマンエラー」によるものだが、危機管理、生産管理など、ハイテクに拘り、コンピュータや機械的な耐久テスト、実験などでは得られない欠陥や部品の異常を感知できないのである。
私が監修した大手自動車会社には、その車のエンジン音、ブレーキを踏んだときの感覚、ハンドルから手に伝わる感覚、車体から伝わる乗り心地など、他にもドアを閉めたときの音などにも拘る必要性を提唱した。これらトータル的、五感の刺激、五感に訴えることで「クルマを運転する喜び、感動、そしてときめく」のである。
残念ながら、私も多くのエコカーを運転したが、10年前のクルマの方が実は運転して楽しいのである。これらは自動車を開発する人たちがクルマと人の五感の関係を理解していない人たちが多いのである。経営者も勿論、技術畑の油まみれになり、自動車をいじった経験のない人が経営者になっている現在において、私は危機管理能力不足、安全管理、生産管理など現場のことを理解しているのかと首を傾げたくなる経営者が多いのである。現に、海外で経営学を学んだり、高学歴の経営者が多いのである。
頭の中ではクルマの事は理解していても、本田宗一郎氏のように体に染みついている経営者が少ないので、今回のような大リコールに繋がるような結果を生んだのだと私は考えている。これらも人の五感とクルマの関係なのである。
技術力も人の匠の技である。この匠の技が日本から消えつつある。
何でもかんでも工業化を推進し、人の五感を駆使して物作りをしなくなった日本人、だから日本の技術力が低下してきていると私は指摘し、警鐘を鳴らしながら重要性を提唱しているのです。工業製品だけではありません。農林水産もそうであるように、巧みの技を継承しているのは高齢化しており、若手の育成も望まれるのです。
私が提唱する匠の技こそ、人の五感力が求められ、五感の達人でなければ技の巧みとはいえないのである。
クルマ作りにおいても全てオートメーションで機械が作っているわけではありません。ドアのカーブなどの型作りは、職人が磨きあげ、微妙なカーブを手探りで凹凸などを触覚で作り上げているのです。そして美しく、格好良いクルマが完成するのです。
今一度、日本の自動車メーカーは人の五感を刺激し、五感に訴えるクルマ作り、手作りの重要性を再認識して欲しいと思います。
そして、消費者が乗って楽しい、快感できるクルマを目指して欲しいと願っている。そうすれば日本車の復活は早くなると確信している。
私共は自動車メーカーに限らず、日本の多くの企業に「脳科学、感覚生理学」の応用を推進して参ります。私共のノウハウを必要とする企業や団体等があれば、私共研究所は惜しみなく、ノウハウを提供致します。
そして、日本の経済の復活に繋がればと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e5/00f231e8dc7b3f825c9f162175400a88.jpg

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音を楽しむ!

2010-02-22 00:00:15 | 感覚、五感
私たち人は他の生き物たちと違い音を楽しむ事が出来ます。これらは他の生物たちと違い、巨大化し発達した脳のお陰なのです。
中でも、音楽という「楽器」を発明した人間はこれらを利用し、音を楽しむ「音楽」が生まれたのである。
現在はハイテクな道具が開発され、何時でも、何処でも音楽を楽しむ、聴くことが出来ます。音楽を聴くだけでなく、歌うことも人はできます。そして、オペラ、コンサートなどの音楽を聴く、見ることで「感動」するのです。
私たち人は耳で音を聴いていますが、耳は音を集める役割を担い。脳の聴覚野で音の方向や音の高低、音質などを認知するのです。
音色は、同じ音の高さ、同じ強さの音でも区別した音の特徴、音波の波形によって決まるのです。音には「純音と複合音」がある。様々な音の中でも、もっとも単純な正弦(サイン)曲線の形をとる音は純音と呼ばれます。
これは単一の振動数の音波で、音叉の発する音です。
これに対して、複合音は、音声や動物の鳴き声、楽器や機械などの発する音は複雑な波形をしており、これらの音は複数の異なる振動数の純音を色々な割合で含んでいるので「複合音」と呼びます。
また私たち人の聴覚は「雑音」を感じる。害音とは異なり、快感を感じない音を「雑音」と呼び、この波形は非常に不規則で、周期性を示しません。雑音の中でも、生活上に妨害する音がストレスになりやすい音は健康上の障害になったりする音は「騒音」と呼びます。
但し、私が危惧しているのは、現代人の「無音傾向」の強い音認識に警鐘を鳴らしながら異変に対して提唱している。
以前にも紹介した。無音傾向、現実的には無音はあり得ませんが、例えば昨年の夏に無音で盆踊りを踊っている人たちに声を掛けたら、ご近所から盆踊りの太鼓や音楽がうるさいと苦情があったため、ヘッドホーンを装着しながら盆踊りを静かに踊っているのである。周囲からすると異様な雰囲気である。
また、小学校などのラジオ体操の音楽までもやかましいと苦情を言うのである。これらから、私は「雑音」と「騒音」の違いを勘違いしている。理解していない人が増えていることに危惧している。殺伐とした世の中になり、精神的に不安定だったり、精神的な余裕のない人が増加していることに私は警鐘を鳴らしながら、感覚異変について「現代人の五感が危ない」とテレビ等に出演し、今後ともマスコミ等を通じ、ブログでも紹介して参ります。
例えば、現在の子供たちや若者たちでは野鳥の鳴き声などをうるさい、騒音として感じているようである。
これらは私たちの脳の認知に異変が起こっているのです。現在の子供たちや若者たちは生まれた頃から、電子音の洪水の中で生まれ育ってきた環境から、自然界の音などを心地よいと感じられない。また、自然体験など希薄であり、これらの体験不足、遊びなどの異変にも関係している。
一人で室内でゲーム遊びなど長時間、長期間行って依存すると電子音が心地よく、自然界の音、野鳥の鳴き声や盆踊りの音楽などを情緒として感じられず、電子音などの機械的な音を心地よいと認知するのが危険なのである。
脳の認知に異変が生じれば、風鈴などもうるさく感じ、雑音や騒音となるのです。音色や音を楽しむというような感覚にはならず、逆にイライラし、ストレスになりも脳が興奮し、暴力的になったり、凶暴になったりと人格異変も生じることがあるのです。
たかだか音と言うなかれ、正しい音の認識、音を楽しむ「心の余裕」がなければ、感性も脳も五感も発達せず、活性化しない。
幼い頃から、様々な音を聴き、体験し、心地よい音、楽しむ音楽など、心地よい音、雑音、騒音を正しく理解させる「音教育」の必要性を感じております。
まさしくこれらが「五感教育」なのです。今後とも五感教育の重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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お米と味覚

2010-02-19 00:00:56 | 感覚、五感
私は日本でもお米を知り尽くしている研究者であり、また人の味覚にも精通している研究者であると自負している。それには理由がある。
私の実家は青森県五所川原市の農家(米作農家)を営んでいる。だから幼い頃から美味しい食事、現在では高級食材の大間のマグロなど、トロを牛肉代わりに焼いて食べいた。うらの畑では新鮮なとりたての野菜を食べさせられ、勿論、何時も新米の美味しいお米を食べて育ったのである。
昨年亡くなった母は、。私が幼い頃から「美食家」でおしゃれなど贅沢しなくてもよういから、貴方には、本物の味、美味しい物を食べて欲しいとすべて、私のお昼のお弁当もみな手作りで持たせたのである。
このような食環境で育った私は、舌が肥え、味覚も発達し、現在の仕事(五感研究)に生かされている。
また、自然豊かな環境で育ったため、五感も発達し、感覚的にも鍛錬されたのである。
現在、これらの五感研究から「食から日本を元気にするプロジェクト」を農林水産省が推進している「めざましご飯」フードアクションジャパンを支援する形で、食品関連企業、日本板前協会、レストラン関係、箸や食器に関わる会社、JAグループ等、テレビ局、新聞紙、雑誌等で日本の食の見直し、ご飯を食べることで日本の自給率アップに繋がり、日本の農業の発展にも繋がると考えている。20歳代の独身男性に限って言えば65%もの人たちが朝食を食べない、20歳~30歳代の若者たちは、朝食を食べたとしても、ご飯ではなく、ハンバーガーやコンビニで購入したパンと珈琲で簡単にすましている。70%以上の若者たちではご飯を朝から食べていないことになる。
これらは深刻な問題であり、農林水産省も全力で取り組んでいる。朝食を食べない、20歳~30歳代の若者たちは、朝食を食べたとしても、ご飯ではなく、ハンバーガーやコンビニで購入したパンと珈琲で簡単にすましている。70%以上の若者たちではご飯を朝から食べていないことになる。
これらは深刻な問題であり、農林水産省も全力で取り組んでいる。テレビCMでお馴染みの石川僚君が「めざましご飯」の推進に一役を担っている。
このように日本の各地で、和食を見直し、朝からご飯をしっかり食べましょうと私共は推進しております。
以前にご飯と脳の関係について説明したことがある。ご飯は良質なブドウを含み、朝食を食べることで脳の活動が活発な時刻11時に脳の働きがピークに達するのである。このピーク時に朝食を抜くと、太りやすく、脳のエネルギー源のブドウ糖が不足し、脳の血流が悪くなるので、脳活動に影響が出るのです。
私共はこれらの現象を「脳の栄養失調」と呼んでおり、朝食の重要性を提唱しているのです。
また、日本食の良さを私共は大胆にも「和食文化」を世界に広め、海外にも輸出したいと思う。現在でも吉野野の牛丼は海外でも人気があるように、日本食関連、箸、器、お米、日本酒に至るまでトータル時な戦略である。
これらは私共が大手商社に提案し、海外に出店を計画している日本食チェーン店やご飯の関係店舗なども含め、日本食の良さを世界に知って貰うことで、国内の需要を高めることが目的でもあります。
また、私は日本の農業を支援、ふるさと貢献のために日本の農業のIT化促進に大手通信会社、システム会社等の支援協力の基、後継者育成プログラム、農機具、農薬などの管理などのシステム化を推進し、若手の後継者育成にも取り組んで参ります。
日本の農業は儲かる。面白いとなると自ずと後継者は増加すると考えている。
そうしなければ、今後10年の間に日本のお米は、農業従事者が高齢化し、65歳以上が70%を占め、お米の生産量が減少し、海外からお米を輸入しなければならなくなるだろう。そうすれば日本のお米が高騰、日本のお米は限られた富裕層だけが食べるようでは困るのです。
ですから、私は日本のお米、食の安全、安心、確保に農林水産省、経産省、総務省、科学文部省など産学官民で取り組む課題として提案し、警鐘も鳴らしながら取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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人の味覚は曖昧で繊細!

2010-02-18 00:00:47 | 感覚
私は五感研究から「感覚生理学」という、各感覚器官の働きによって、脳がどのように反応し、判断するかなど、感覚的にどのように理解し、感じているのかなどの研究から、様々な脳力開発、脳科学、感覚生理学の応用から、スポーツ界、ビジネス界、テレビ局の番組監修など推進している。
昨年頃から、テレビ局の取材で、味覚に関する取材が多くなってきた。最近もフジテレビ「めざましテレビ」昨年は二度の出演をしているが、今年は、良い風景を見たり、仲の良い仲間と食べる料理はなぜ美味しく感じるかについて長期取材を受けております。これらは「複合感覚」という、そのときの感情や環境、雰囲気によって人の味覚が変化するのです。つまり「気分の高揚」に関わっている。しかし、人の味覚は意外と曖昧で、食事の臭いが大半を占めている。現に、風邪をひいて鼻が詰まった状態で食事をすると体調がよくなっても食指が美味しく感じないのは、嗅覚刺激がないからである。
嗅覚と味覚は深い関わりがあり、相乗効果によって食事が美味しい、また、食べたいと食欲になるのです。
私は以前にテレビでもコメントしているが、現代人の味覚に異変が生じている。特に甘みに関する認識がズレてきていると警鐘を鳴らしながら提唱している。それは、人工甘味料の甘さ(人工的な甘さ)を美味しく感じ、本来の砂糖の甘さ、ブドウ糖を美味しく感じない。子供たちや若者の多くは「ゼロカロリー、カロリーオフ」などの飲み物、食べ物がカロリーが低いから健康によいと誤解されている。但し、私が指摘するゼロカロリーの表示にも疑問を感じているひとりである。中には、ゼロカロリーと表示しながら100mlあたり17㌍と表示してあり、そのペットボトルは500mlなので17×5=85㌍が総カロリーである。
どこがゼロカロリーか疑ってしまうが、以前厚生労働省などに問い合わせたら、帰ってきた回答が許容範囲というものであった。
本当に曖昧な表示であり、疑わしい商品や食品は多い。これらを私共は信用し、購入して口に入れている。
幼い頃から、このよにゼロカロリーの飲料水や食品を好んで飲んだり、食べていると特に甘みの成分、甘みを感じる味覚に異変が生じることは分かっている。但し、健康面での影響については長期的データ、資料など集めなければならないので難しい。味覚の異変については、私共の実験でも大学生5人に実験、テストをした結果でも、同じ飲み物、砂糖の入った飲みもと人工甘味料の飲み物とどちらか美味しく感じるかの実験で全員、ゼロカロリーが美味しいと答えている。これらは子供の頃から人工甘味の甘さを美味しいと脳が理解し、記憶しているからである。私には薬くさい味に感じるが、子供たちや若者たちには甘くて美味しいのだろう。参考に、ゼロカロリーの飲みのと砂糖の入った飲みの物を皿に入れ、犬とマウス、アリにどちらを好むか実験を行った。結果はいうまでもなく、3種類の生き物は躊躇なく、自然の味砂糖の飲み物に近づいたのである。この結果を皆様はどのように考えるかはお任せしますが、私は想像通りの結果に動物たちは本能の赴くままに選ぶことを確認した。
他に、私が危惧しているのは、日本人の味覚の異変、味覚に鈍感な人たちが増加している。現に小学生の半数に「味覚障害が疑われる」というように、味覚が鈍感になっている。これらは、朝からしっかりご飯、和食を食べていない。正しい食べ方が出来ていないので、味覚が発達せず、味覚が曖昧のままに大人に成長しているのです。
私はこれらを改善するためにも、五感研究からテレビ等に出演し、味覚の重要性を提唱し、「食から日本を元気にするプロジェクト」に参加し、食育などの推進から食と味覚、身体と脳を健康に元気にするをテーマに今後も活動して参ります。「現代人の五感が危ない!」これらから、日本テレビ報道番組、フジテレビ、朝日新聞大阪本社から長期取材を受けている。
近く、私がテレビ、新聞等のマスコミ等に出演し、呼びかけて参ります。
私共今後とも、人の五感研究から人の五感の重要性を提唱し続け、また、脳科学、感覚生理学から様々な能力開発にと応用し、皆様にご指導提唱して参ります。五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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舌の状態(色)で健康状態確認!

2010-02-17 00:00:10 | 感覚、五感
舌の色調、運動・ストレス等の生活習慣と関連
人間ドック受検者を対象とした調査結果を伊奈病院・副院長新井善雄氏が報告
2010年1月28日 伊藤 淳(m3.com編集部)
1月22日の一般演題で医療法人一心会伊奈病院健康管理センター(埼玉県北足立郡伊奈町)の副院長新井善雄氏は人間ドック受検者を対象に舌の色調と生活習慣の関連を調査した結果を報告。生活習慣の悪化と異常な舌の色調に関連が見られたことを示し、健康管理上、舌の色調の観察が有用であると解説した。
舌の色調を正常(淡紅色)、異常(赤、紫、赤紫)に分類
対象は2004年-2007年の人間ドック受検者3600名(延べ人数)。舌の色調と生活習慣因子との関連を比較検討した。舌の色調は正常(淡紅色)、異常(赤、紫、赤紫)に分類し、生活習慣因子としては運動、ストレス、VDT(visual display terminal)作業時間、喫煙を評価した。
それぞれの生活習慣因子は問診票に基づき、運動なし、あり(30分程度の散歩に相当)、かなり(60分以上の散歩に相当)、ストレス(自己申告)なし、あり、かなり、VDT作業時間0時間、1-4時間未満、4時間以上、喫煙0本、1-19本、20本以上に分類した。生活習慣不良群(運動なし、ストレスあり、VDT作業時間1時間以上、喫煙1本以上)と良好群(運動あり、ストレスなし、VDT作業時間1時間未満、喫煙0本)で舌の色調を比較すると、男性の不良群で正常な舌の色調約15%、良好群で約50%、女性の不良群で正常な舌の色調約20%、良好群で約80%だった。
次に新井氏は生活習慣の変化が舌の色調に及ぼす影響を調査。運動の生活習慣が増加した群では、舌の色調異常が男性28%で減少し、女性20%で減少した。異常な色調が増加した割合は男性14%、女性10%だった。
ストレスと舌の色調は運動と逆の相関関係が認められ、ストレスが増加した群では舌の色調異常が男性27%で増加し、女性も27%で増加した。異常な色調が減少した割合は男性14%、女性10%だった。
さらに運動増加ストレス減少群と運動減少ストレス増加群に分け比較すると、その差はより顕著となった。つまり、運動増加ストレス減少群では男性48%、女性39%で異常な色調が減少し、増加したのは男性5%、女性0%だった。一方、運動減少ストレス増加群では、男性9%、女性11%で異常な色調が減少し、男性42%、女性31%で増加が認められた。
新井氏はこれらの結果を踏まえて、「舌の色調は生活習慣と関連がみられ、よい生活習慣であれば正常な色調、悪い生活習慣では異常な色調となる」と解説。「舌の色調の変化は健康管理上重要と考えられる」と強調して、演題を終えた。

自分の舌を鏡などでじっくり観察したことは皆さんあるだろうか?
よく観察すると舌の色も日々変化していることが分かる。疲れが溜まったり、ストレスが強かったりすると、薄紫色や口唇ヘルペスによって爛れたようになっていないかなど、また、亜鉛不足でも舌の表面が荒れたりもします。
舌の病気、異常に関するホームページ http://www.ha-channel-88.com/zetu/をご参照頂ければ、写真入りで詳しく見られます。舌の病気といっても驚くほど種類があります。
私は普段から、亜鉛や鉄分、カルシウムなどを摂取しているので、自慢ではないが健康的な舌をしている。色も形も感度もよい。
舌が荒れていたりしていると食べ物がよく噛めない、美味しく感じないのである。また、私が危惧しているのは、現在の子供たちや若者たちの口の中が乾いている。唾液の分泌が不足しているのである。
唾液は、虫歯だけでなく、ヘルペス菌などを除菌してくれる働きは勿論、食事の消化を助け、味覚の発達も促すのです。
これらから、舌の色が悪かったり、淡い紅色の綺麗な色の舌をしていない人が多いのである。
口や口の中を常に清潔に保ち、亜鉛などの微栄養素を摂取し、睡眠不足やストレスの低減、お酒やタバコを控えるなどの予防策も必要である。
ただ、舌の色が少し変なだけだと侮るなかれ、口内の病気は万病の元とも言われ、舌の色が変だ、口内が荒れて、すぐに治らないど心配なら、専門医に相談され、検査と治療を早めに受診されることをお勧めする。
放っておくと身体も蝕まれてしまうこともあるので注意したいものである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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唾液の話!

2010-02-16 00:00:10 | 感覚
「検診は楽になったけど、口が乾いているのはまずいな」。
地域の小学校の歯科検診をしていた岡山大学病院小児歯科、岡崎好秀(56)がつぶやいた。
岡崎の心配は子供たちの唾液の減少。昔はちょっと口を開けているだけで、口内が唾液に満ちあふれた。今そんな子はまれ、口の中が乾き、皮膚もカサカサの子が増えている。
唾液腺は15歳ごろまで発達し、20歳ごろから分泌能力が低下するとeわれている。小児期に十分な発達がなければ、ピークが下がり衰えも早くなる可能性がある。
「かつて唾液の分泌量は1日1~1.5㍑といわれていたが、今は800mm~1㍑ぐらい」九州歯科大学教授、柿木保明(54)は言う。
原因は様々ある。まず噛む回数の減少。水分が少なく、硬い食べ物はよく噛んで唾液を出さないと飲み込めない。だが、軟らかなものなら、そのまま飲み込めるし、水や牛乳などで流し込む食べ方も噛まない食生活に拍車をかける。
さらに風邪薬や精神安定剤などの薬の副作用による口内の乾燥、ストレス社会が生み出す緊張も、唾液の分泌量を減らす。
唾液が少なくなると、どんな問題があるのか。虫歯や歯周病にかかりやかくなり、口臭が酷くなる。味覚にも異常をきたす。唾液に溶けた食物の味覚物質が舌の上にある味蕾に触れてはじめて味を感じる仕組みだからだ。
また、高齢者になって入れ歯を装着する際、外れやすくなったり、痛みを伴ったりもする。唾液の威力を示す実験がある。ネズミの表皮を1cm四方切って2日間、放置する。1匹ずつ単独で飼った方の治癒率は20%、お互に背中をなめあった。数匹飼いの方は、75%まで回復した。唾液中に含まれる上皮成長促進因子(EGF)の治癒力とリゾチーム、ラクトフェリンなどの抗菌効果だ。
「手足から化膿するような傷も、口の中では治りが早いでしょう」と岡崎。
唾液の抗菌力は日常生活に必要不可欠なのだ。2/1西日本新聞より引用。
人の唾液の抗菌作用には発がん性物質の毒も消す結果が期待されている。私も以前から、現在の子供たちの唾液の減少を危惧している。
特に私が指摘するのは、全国の小学生の半数以上において「味覚障害」の疑いがある。
これらは正しい食事、食べ方、栄養バランスなどの影響も考えられるが、私は何より唾液の減少が大きな原因だと考えている。
唾液の減少はウイルスなどに対して抗菌作用が低下するので、体内にウイルスが入りやすく、だからうがいをしても風邪をひきやすいのである。
だから、私は「食育」「食育は箸育から」と題して、ご飯食を推進し、よく噛んでご飯とおかずを一緒に食べる食べ方で「口内調味」が可能になり、唾液の量を増やし、同時に味覚の発達を促すのです。
空腹であれば、私たちは美味しそうな料理を見ただけでヨダレ「唾液」が口の中に多く分泌されます。これらが「食欲」となるのです。
現在の子供たちや若者たちにこの食欲にも異変が生じている。好きな物だけ食べる極端な「偏食傾向」である。
好きな物だけ食べ、美味しいとか、食べて快感することなく、ただお腹をいっぱいにする食べ方が増えているのだ。
これらは唾液の減少だけでなく、身体や脳へのエネルギー補給、栄養素のバランス不足から、身体も精神的にも不安定になる可能性が高いのである。
ご飯を中心に、和食に拘り、よく噛んで食べる習慣、朝からしっかりご飯とおかずを一緒に食べ、唾液を増やし、味覚の発達と共に身体、脳の健康で元気に毎日過ごせるようになるのです。
そして、定期的な運動を取り入れるとより一層身体も脳も活性化し、健康で元気に居られることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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野鳥観察が脳を活性化する!

2010-02-15 00:00:42 | 感覚、五感
本日(2月14日)日曜日、明治神宮にて、井の頭小学校の探鳥会が行われ、朝から晴天に恵まれ、多くの親子が参加されました。本日は特別な日で高円宮妃殿下様のご意向から、井の頭小学校の探鳥会に参加され、楽しい思い出と特別な一日なりました。
高円宮妃殿下様から、鳥のことについて問いかけられましたが、私より鳥の事が詳しく、驚きました。また、カメラの望遠レンズをお持ちで本格派な事に二度驚きました。
また、本日の探鳥会の様子は、婦人画報社が取材にみえており、6月号で写真入りで拝見出来ると思います。私は写真ではなく、文書の中で講師の荒木行彦として紹介されると思います。詳しい販売等は後日、私のブログで紹介致します。こちらも購入頂いてご覧頂ければ幸いです。
私は、以前に秋ノ宮紀子様の叔母様が私共の会社の取締役から王室とは関わりあいがあり、また、皇太子様とは、私共の社長山口英一が富士登山の案内人として同伴した経緯もあります。
高円宮妃殿下様は井の頭小学校の子供たちに野鳥のことを詳しくご説明され、また、カメラで写された「メジロ」の鳥の説明、鶯色はこのメジロの色を意味するのですという、専門的な説明をされ皆さんに驚いておりました。
知識だけでなく、私の研究分野、人の五感研究からの見地から、五感に優れ、視覚、聴覚と野鳥を見つけ出す能力の高さは、ベテランのバードウォッチャー以上である。本当に野鳥が好きで、自然を愛されているのだと感じ、私だけでなく皆さん、感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
井の頭の子供たち、親子だけでなく、私も関係者にも思い出に残る探鳥会になり、今回のブログで特別公開致しました。
最後には、ご挨拶と子供たちとの記念撮影、個人的な撮影までにお忙しい中応じて頂き、本当に感謝申し上げます。私も同席して記念撮影致しました。
失礼な言い方ですが、身近に高円宮妃殿下様を感じ、魅力ある素敵な人であることに虜になりました。
これらの楽しい様子は、婦人画報が取材をしておりますので、誌面で拝見出来ると思います。また、私も婦人画報社から以前に取材も受けております。
今後も、人の五感に関わる話題などで取材、資料提供なども致します。
このように、野鳥観察などを何度も提言しておりますが、鳥好きだけが集まって野鳥の種類を確認したり、数を数えるなどの行為が探鳥会ではないのです。
私共が指導する探鳥会は「自然環境教育」の一環であり、私の口癖として「自然は教科書以上のことを教えてくれる」のです。
また、野鳥を見つけ出す、探し出すことは人の脳の集中力を養い、鳴き声に耳を傾け、時には樹木の臭い、モグラの掘り返した軟らかな土に触ったりと人の五感、子供たちの五感を刺激し、鍛錬に繋がるのです。ですから、身体、精神(脳)も活性化し、実は記憶力、脳の活性化から学習能力が向上することが私共の研究から分かっております。
天気の良い日、一日、双眼鏡を片手に、最初はカラス、スズメ、ハトから覚え、野鳥図鑑を片手にゆっくりと自然に触れ、野鳥の鳴き声に耳を傾け、野鳥たちの世界をこの目「視覚」で確認して観ては如何でしょうか。
カワセミなど、コバルトブルーの野鳥が水面を飛び、思わず「綺麗と」と叫びたくなります。野鳥の世界は、雄が綺麗でイケメンでなければ結婚もできず厳しい世界なのです。また、歌(鳴き声も)上手くなければ雌にもてないのです。
これらを観察するだけでも楽しいのです。バードウォッチングというと、種類を確認したり、数を数えるだけではないことをご理解頂ければ幸いです。また、野鳥観察など自然に接することは人の五感、脳を刺激し、活性化させる一番の手段なのです。是非、皆様一度体験されることを推薦致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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戦う脳!

2010-02-13 00:00:19 | 感覚、五感
今回紹介する戦う脳とは、格闘など闘や戦争などで戦うことを意味するのでなく、自己の脳と戦うことを意味する。例えば、不安や恐怖などを克服することで人の脳は何倍も強くなり、精神的に強くなるという話である。
例えば、カーレーサーや命がけのスポーツで大事故などに遭い、九死に一生を得たなどの体験した人は少ないと思われるが、これらの人たちが再度、復活して活躍できるという。如何に人は恐怖心を克服し、自信を取り戻すことができるのかということである。
私たち人は、スポーツでも、仕事でも、勉強も集中的に維持させることは難しいものである。これらは脳生理学的に人が集中できる時間は約1時間30分~2時間と言われる。だから、多くの映画が1時間30分~2時間の上映時間である。それ以上だと人の脳は飽きてしまうのである。
但し、途中で休息を入れると持続が可能になるのです。では、人の不安や恐怖心を感じたときは、人の脳はどのように反応し、感じるのか? 危機的な状態や命に関わるなどの恐怖は恐怖心の中でも最も強く感じると人の脳「扁桃葉」感情を司る脳部位で強く感じた恐怖は極度のストレスや時には「トラウマ」になることもあります。
これらの状態時に人の脳内では「ノルアドレナリン」という(不安、恐怖)を感じたときに脳内に分泌される物質です。
では、この極度の不安や恐怖を乗り越えて克服できる人たちと出来ない人たちでは脳の働きに違いがあるのでしょうか?、それは人の脳の前頭葉の働きに違いがあるのです。人の前頭葉は五感からの情報を統合し、計算、判断、決定などを思考し、創造性に至るまで司っている。
普通ならばスポーツなどで大事故に遭遇し、命に関わる体験をすれば二度としたくないと考えてしまうのが普通ではあるが、ところがオリンピック選手や世界のトップに立ち人たちは、これら不安や恐怖、悩みすら克服できるのは、強い使命感、目的意識が強く、それに立ち向かう意志が強い人ほど克服する時間も短くなるのです。これらが戦う脳なのである。
例えば、カーレーサーが以前にクラッシュ事故を起こして、そのレース場を同じコースを走る場合は、事故を起こしたときの記憶が蘇り、行動が萎縮し、アクセルを踏めなくなることもあるという。但し、それではレースに勝てないので、慎重にハンドリングやアクセル調整をするのである。
そして、そのレースで勝利すれば、以前より「達成感と快感が深まる」この快感こそ、戦う脳のご褒美のようなもので、再び自信を取り戻すことが出来るのである。以前に一流レーサーにインタビューしたことがあるが、車のスピードレースに恐怖感を感じない選手は勝てないと言っていたことを思い出す。
その選手はレースをする度に恐怖を感じ、怖いと言うのです。これらの感覚がなければ命を落とすとも語ってくれた。
人の脳は弱い部分と強い部分を持ち合わせているのだ。自信を失い、悲しみや不安を長期間持ち続けると、人の脳の弱い部分が表れ、脳内ではノルアドレナリンが分泌される。これらが異常に分泌されるとトラウマや時には鬱状態になることもある。
逆に使命感や目的意識を強く持ち、自分はこれら不安や恐怖と戦うのだという強い意識は強い脳が表れて、克服できるのである。
悩みや不安、恐怖は私たちに色々な形で襲いかかる。病気、事故、身近な人の死など現代社会は不安と恐怖に満ち溢れている。これらに対して立ち向かうことは他人では言葉で励ますことは出来ても、改善は自分の強い意志を持ち、これら不安や恐怖と戦うのだと強い気持ちを持つことである。自分の悩みや不安、恐怖は自分の脳で解決しなければ、誰かが助けてくれるものではない。励ましと勇気づけは出来ても問題解決は結局自分の脳で解決しなければならない。
つまり、戦う脳を身につけ、脳も逞しく、精神的にも逞しくならなければ、色々な不安、恐怖がお襲いかかるとすぐに負けてしまう。だから、すぐに諦めず、私には無理だ、出来ないと否定的な言葉を吐かず、頑張ってみること、そして克服したときの快感を感じられたら、現在、悩みや不安、恐怖を感じている人たちは是非、ご参考にして戦って欲しい。
私共は、皆様の悩みや不安、恐怖の一つでも解決でき、克服し、喜びと小さな幸せの積み重ねが出来ればと願っている。そして心から皆様を応援致します。
無理せず、焦らず、ゆっくりでも良いので、悩み、不安、恐怖を一つ、一つ解決してゆき、笑顔が戻れば克服は近いのである。是非、戦う脳を身につけて欲しいものである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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脳力開発!

2010-02-12 00:00:11 | 感覚
現在もなお、脳ブーム、脳トレなどの脳本が多く販売されている。但し私が見て流行に便乗している本も沢山ある。中には私は「脳小説」と呼んでいるが、面白可笑しく書き上げている本も多い。
私はよく丸善日本橋店の3Fの専門書籍コーナーに出没するが、平日も何時行っても空いている。ゆっくり本選びが出来るのである。時には1時間近くも本を探したり、立ち読みしている。店員も顔なじみになり、荒木先生どうぞゆっくりして下さいなどと声すら掛けてくれるのである。
本だけではない、数年前に流行した脳トレゲーム機なども販売され空前のヒット商品になったこともある。
テレビ番組も競って脳トレ、これだけで誰でも脳が活性化するとか、こうすれば脳の開発が出来るなどとタレント脳科学者がテレビ番組でコメントする。
但し、脳開発などは思考や簡単な鍛錬で活性化したり、脳力が急に向上するものではない、簡単な計算で一時的に脳は活性化するが持続性はないのである。
やらないよりは、やった方が良い程度である。
ましてや脳トレゲーム機なとで脳が若返ったと勘違いしている人は実に多い。脳が若返ったのではなく、脳が何度か行っている内に反応が早くなり、慣れたということである。そしてゲーム機に脳が若返ると人の快感を擽る仕掛けになっているのである。これらはゲーム機だから良いと思うが、ゲームばかりしていても脳は活性化や働きがよく成ることは少ない、実感出来ないはずである。
それよりも、普段の生活の中で、人の名前が思い出せないのが、思い出せるようになった。運動能力や五感などが以前により、よく成った気がする。実感出来れば脳開発に成功したことになる。つまり、具体的な効果がないと脳トレなどは言えないのである。
私は脳開発に人の脳の「潜在的能力開発」を推進している。私にはこのような脳力はないと考える人は多いと思われるが、自分では感じない、分からないだけである。例えば、昨年の3月にBSフジテレビの1時間特番の監修と講師として出演したときに、視覚編で150kmのスピードボールを打つ女として紹介されたのが、脳力開発、脳活性速読インストラクター「呉真由美」その人である。私以上にマスメディアから注目され、取材も多く受けている。彼女の凄いところは、誰でも速読術を1時間ほど訓練すれば誰でも150kmのスピードボールが打てるようになる。テレビ番組でも小学生の子供達が簡単に打っていた姿には驚いたのである。このように動体視力だけでなく、運動神経や記憶力までも高まることが知られている。これこそが潜在的能力の引き出しなのである。
これらはほんの一例であり、五感を総動員し、五感を駆使して鍛錬すれば潜在的能力は発揮できる。但し、必死になり頑張る意気込みがないとこれら潜在的能力の引き出しに時間もかかるし、だらだら行っても結果は期待できない。
集中的に行い、意識を高めることが大切なのである。
私共は、これら脳科学、感覚生理学と呼び、スポーツ、ビジネス、一般家庭でも様々な脳力の開発に繋がると確信している。
ビジネスでは個人のスキルアップ、ビジネスパーソンとして脳科学、感覚生理学を応用し、業績やチーム力、企業力を向上させるのに役立つと考えている。以前に大手自動車会社にこの感覚生理学を応用し、新型の開発ヒント、五感を刺激し、五感に訴えるクルマ造りを提案「クルマの五感」としてときめきと同様にイチロー選手がテレビCMでコメントした。私が関わったものである。
今後、私共はこれら脳開発と同時に脳科学、感覚生理学を応用し、役立てる方法を各方面にご指導、監修や講師として参加したいと考えている。興味があり企業の業績を上げたい、未曾有の不景気を生き残りたいと考えている企業は多いと思われる。私は今後のビジネスパーソンこそこの「脳開発、脳科学、感覚生理学」の応用だと考えている。今後とも推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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カラー(色)の持つパワー!

2010-02-10 00:00:09 | 感覚
私は現在、色の持つ不思議な力、カラー心理、視覚的要素とカラーなどの研究にも取り組んでいる。私たち研究所は、脳科学、感覚生理学から五感ビジネスを提案し、日本の企業に指導、開発、研究などのアイデア、創造性などを応用し、推進している。中でもカラーが持つパワー、人の脳を刺激し、視覚に訴える。人の心理まで働きかけることが可能であり、これらから「カラー(色)で幸せになる」と題して色々な試みを始めました。今後は、五感療法などの医療現場での心理カラーの取り組み、会社の社内での快適空間作りの提案、道路標識、駅構内の照明のカラーを四季に応じて変化させる。心地よい音楽を流す、時には臭いを発生させることで心を落ち着かせ、意識させ、癒させる空間作りで飛び込み防止や自動車事故の低減などが可能になると考えている。視覚だけではなく、嗅覚刺激、聴覚刺激、触覚刺激など、人の五感を刺激し、脳に訴えることで、様々な効果が期待できるのです。これらの五感ビジネスは日本では歴史もなく、新たな取り組みであり、将来に渡り人の心理と感覚に訴え、身体の健康から精神の健康までを網羅することが可能である。また、購買力アップ、レストラン関係など、食欲増進から売り上げの向上、来客数の増加なども期待できるのです。私は日本経済の復活の鍵になるのではないかと考えている。「五感を刺激し、日本を元気づける」をテーマに私共は五感研究に取り組んでおります。近い将来には五感ビジネスは一大産業になると確信している。私には気配として感じているのです。現に、この2月以降、私共に共同開発、研究の監修や企業研修、テレビの取材等も多くなってきている。近く、大手インクメーカーとの話し合いで、総合研究所(カラー総研)の設立から色の持つパワーを利用し、新たなビジネス展開出来ないかと提案し、提唱している。例えば、私の構想に、自動車タイヤが殆どが黒だが、ダークグリン、ダークブラウンが有ってもよいと思う。これらの色のタイヤの車が目立つだけでなく、人間工学的、心理学的にクルマと意識が強くなることで近寄ってくるクルマを身近に感じ、交通事故の減少にも効果が期待されると思う。また、クルマの塗装に蝶々や熱帯の昆虫のような光の当たり具合で、夜間にクルマの色が輝くとか目立つことで、ライトだけでなくクルマ自体を確認できるなど、会社内でも事務所や会議室をLED(発光ダイオード)照明に代え、視覚に優しく、心が落ち着く空間作りの提案、社員食堂にオレンジ系暖色の照明を活用することで食事が美味しく感じるこれらを「複合感覚」と呼びます。午前と午後で照明を変化させたり、空調から臭いを発生させたり脳の疲れ、身体の疲れの改善に取り組むことでヒューマンエラー防止に役立ちます。導入した施設では20%のヒューマンエラーを削減出来たと言っておりました。これら20%と言えども、生産性の向上、ミス予防の効率化で損失が減少し、経費節約に役立つのです。当初は必備投資に経費負担は大きいが長期に考えると、その職場で働く社員の疲れ低減、脳の働きをよくすることで発想や創造性まで向上することが分かっている。これらメリットが大きいのである。日本ではまだ導入している企業は少ないが、大手事務用品会社や大手企業もこれら五感を刺激するシステム開発などを提案しているが、副作用や微妙な調整、アフター点検、定期的なアドバイスなど出来ない。それは専門的知識を必要とし、とくに嗅覚刺激には副作用もあり、個人差もあるので注意も必要であり、色の刺激も強くても、弱くても効果は期待できない。とくにカラーに関してはカラー心理ということを理解しないと快適空間作りなど提案は出来ないし、難しいのである。私共は五感研究のプロ集団であり、私たちのメンバーにはカラー心理研究員も協力体制が出来ている。五感ビジネスのパイオニアとして日本の多くの企業、医療施設、介護施設、学校に至るまで、ユニバサールデザイン、空間デザインなどの建築、脳と五感の癒し、脳の疲れ低減などの取り組みも私共は可能である。小規模な企業ながらスペシャリストの集団である。これら五感ビジネスを今後、私共は日本だけでなく東南アジア、海外にと私共研究所のノウハウを必要とする企業、団体、学校、医療関係、高齢者施設、産額官民などにも提案、私共が監修し、高い技術力を駆使して取り組んで参ります。現在は、私共に協力支援、共同開発やコンサルタントを依頼する企業、団体も増えてきている。但し、例え大手商社、企業と言えども社会貢献を目的で無ければ私共は協力しないし、ただ個人や企業の儲け主義でこれら協力支援するつもりは私には全くありません。何より、皆様に喜ばれ、悩みや不安などの解決、ストレスの低減、そして社会貢献が出来、結果その企業が発展できればそれで良いのである。これらの考え方に賛同して頂ける企業や団体等を模索して行くのも今後、私共の役割だと考えている。五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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ブレインバンク

2010-02-09 00:00:10 | 感覚
皆さんはドナーバンクなどは聞いたことがあると思うが、ブレインバンク、アメリカ、イギリス、ドイツなどでは死者の脳を保存し、研究に役立てる「ブレインバンクが盛んである」。中でもハーバード大学では研究目的に様々な病気の人の「脳」が6千個以上保存されている。日本でも東京都健康長寿医療センターに死亡した人の脳を保存、保管しているブレインバンクがある。
但し、日本では高齢者の脳に限られており、精神疾患の患者と健康な人との脳比較技研究が進んでいない現状である。
全国の精神科医を中心に患者会なども協力して、必要性を訴え、2011年にも、ブレインバンクを立ち上げる予定である。
海外のように病気の進行につれて脳がどのように変化したのかを見る本格的なデータベース作りを求める声は、脳科学者や精神病院の研究者の間で強い倫理面を中心に課題はつきない。参考資料1/25日本経済新聞。
私もドナー登録をしているが、神経や臓器すべて登録しており、勿論、脳も研究などに役立てて欲しいと願っている。
日本ではこれら脳の研究は進んでいるように思えるが、臨床実験や倫理的な問題で世界レベルからも立ち後れている現状なのである。
また、何より研究者の数、研究施設なども不足しており、何より政府支援、資金援助も他国からすると低いレベルである。
今回、紹介したハーバード大学の研究目的に様々な病気の人の脳が6000個以上保存されている。中には天才学者、科学者など著名な人の脳も保存されている。私も以前から脳と内臓は繋がっていると言っているが、病気と脳の関係を提唱し続けてきた。
2011年、やっとではあるが、日本でも本格的な患者の死後に提供を受けた脳で標本を作り病気の解明研究に役立てる本格的な研究が始まる。
私共研究所でも近年中に、本格的な五感研究から「生命科学研究所」の設立構想があります。感覚生理学の研究、海外からも研究者を集め、論文や研究データ、資料を作成し、病気や健康に関わる問題解決、新薬開発、研究、嗅気システム開発(検査機器)の開発、研究などにも取り組む予定である。
日本では、医療の研究は限られた研究施設、研究者の数も、政府間からの支援も少なくなかなか本格的な研究が進んでいない現状がある。今後の日本政府の支援援助を望みたいところだが、私共のような民間研究所では企業や国際的な取り組みなどでしか、支援も資金も確保することが難しく、これらから日本での医療研究は、研究者の研究レベルが高いのに生かされていない現状である。
だから、日本人の多くの研究者は海外の大学や病院、研究施設に所属して頑張っているのです。
アメリカのように、優秀な研究や研究者には、住居の手配、生活費の支援などその研究者が研究に没頭できるように環境を整えて上げているのである。
だから、世界中から研究者が集まり、医療などの特許数が圧倒的に多いのである。ノーベル賞もアメリカが多いのは、多国籍の人たちが受賞しているのだが、アメリカ国内で研究している「所属している」からなのです。
だからと言って日本でもこのような支援はしなくても良いと思うが、もっと日本政府は医療に関わっている研究者、他の研究者に対して、理解と支援をもっとして欲しいと強く願っている。
これらは皆様の健康と病気予防に繋がるということを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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