センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

青梅の森は、ベビーラッシュ!

2024-06-13 00:00:30 | 自然観察

先月の末ごろから今月にかけては、野生動物たちの子供たちが誕生する時期でもあります。先月の末頃には、太陽の子広場の池に「ヤマアカガエル」がオタマジャクシからカエルに孵り、池から渓流に移動する際にアオダイショウに食べられたり、鳥に食べられたりして、半分近くは渓流に辿りづけませんでした。 

また、イトトンボが先月の中旬頃に産卵して、こちらも幼体が羽化したのを確認しています。同時期、太陽の子広場の管理棟の近くの樹木に巣箱を設置してありますが、此処には「シジュウカラ」が営巣し、5月下旬には雛たちが巣立っています。 

青梅の森では、先月末頃から夏の渡り鳥が営巣し、先月の下旬には幼鳥も確認できました。せっかく営巣したのに、今月上旬の大雨で巣が流されたのか、翌日に様子を見に行ったら、親鳥が確認できませんでした。その場から消えたように居ませんでした。 

ところが、先日、メスを確認できたので再度、営巣、巣作りして呉れそうです。 

もう間もなく、雛(幼鳥)が確認できそうな種類の夏鳥が、二組ほどあり、こちらは幼鳥を確認出来たら、今年は幼鳥が十数羽になりそうです。 

気がかりなのが、営巣場所が中々決まらない夏鳥がいます。営巣場所を探しに、毎日のように撮影に行っていますが、これから梅雨入りに入ると天候が心配なので、天気を見計らって森に入ります。 

 

昆虫や野鳥以外にも、気になっているのが「ニホンカモシカのメス」、前髪が茶色に染めたようになっているカモシカのメスなので「チャバコ」と名付けて、観察、調査も含めて見守っております。 

お腹も膨らんで大きくなっていることから、そろそろ、出産しているか?まだなのかを確認中です。そんな中で、昨日、朗報の情報が私宛に届きました。 

永山公園の展望台に「カモシカの子供」を見たと言う方がおられるようです。親が確認できないとチャバコの子供と断定出来ませんが、私の予想よりも早かったので、チャバコの子供である可能性は高いものです。 

チャバコは、昨年の今頃に子供を出産し、私が昨年の6月に青梅に引っ越して、始めて青梅の森の生き物を撮影したのが「カモシカの親子」でした。 

角が生えていなく、中型犬くらいの大きさの可愛いカモシカの子供でしたが、私が撮影した二か月後に、急斜面から転落して亡くなりました。 

そんな気の毒な体験をしているチャバコなので、今回こそは、子供と一緒に、カモシカの子供は、約1年間ほど一緒に行動する。甘えん坊なカモシカの子供です。 

もし、チャバコの子供たちとしたら、昨年の二の前にならないように、元気に育って欲しいと願っています。 

 

こうして、昨年よりもベビーラッシュの種類が増えたようです。特に太陽の子広場の池は、私が絶滅危惧種のトンボを撮影したことがきっかけで池の改善工事が始まり、3月に工事も終わり、4月には水が溜り、5月には、最初にウシガエルが産卵し、次にヤマアカガエルが産卵、両方とも既にカエルになって渓流沿いに戻っています。 

そして、待望のトンボが産卵しました。最初はイトトンボの小さいトンボでしたが、5月下旬から6月の上旬には「クロスジギンヤンマ」が産卵しました。その時に撮影も出来ました。 

その写真を市役所の担当者の方にお見せしたら、池が復活しましたと喜んでいました。こうして、青梅の森とそこに生息する生き物たちは、私が「愛護」を目的に撮影していることにより、市役所職員の皆さんも協力して貰ったお陰で、今年は青梅の森は、昨年以上のベビーラッシュとなり、森と池も復活しつつあります。 

 

丁度、昨年の6月15日に青梅に引っ越して来て、1年になりますが、その一年間で青梅の生き物たちを護り、そして、山火事を防いで森林を護りました。その功績により、消防署と市役所からは、協力に対しての感謝状を頂いております。 

一年もしないうちに、私が自分で言うと自慢になりますが、活躍していると自負しております。また、青梅の生き物たちに私は受け入れられてもいます。 

現に、私がカメラを構えると。昆虫、トンボや蝶々、中にはオオスズメバチが肩に5分近くも止まって休んでいたり、カマキリが左腕に飛び移り、そこまで連れて行ってなどと分かったり、トンボが腕に止まり、腕を動かせなくなったりもしました。 

勿論、カモシカの鼻先を触ったりもしました。本来は、こうした野生の生き物たちと接近したり、身体に止まったり、自分の周りを飛び回ったりすることは普通ではあり得ないことです。 

それが、私には当たり前のように伺う度に出逢ったり、体験したりします。 

こうした関係は「青梅と生き物たちに受け入れられた」という証なのだと思います。 

セスプロデュース研究所、葛西行彦 

 

 


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美しい生き物王国(青梅)!

2024-05-27 00:00:30 | 自然観察

本日は、目的撮影に朝一で、太陽の子の広場に、トンボの産卵を確認しました。それも、私が見たこともない、綺麗なトンボが朝から二種飛んでいました。また、青梅の森に、サンコウチョウが冴えずっていると言う情報を貰い、探索していたら、森林の中から「月、星、ホィホィ」と、それは癒される鳴き声が聴こえて来ます。少し待っていたら、オスが木の枝に止まってくれた瞬間を今年、初撮影できました。但し、2枚だけしか撮影出来ませんでした。何羽かオスがいます。少し、森の奥に進んだら、今度も聴きなれた綺麗な鳴き声がして、木の上を見上げら、私の頭の上に「オオルリのオス」がいました。あまりに上なので、離れて撮影出来ました。何ともラッキーでした。数人のカメラマンが追っかけ撮影していたので、逃げて来たようです。また、メスと出逢えたら多分、近くに営巣出来そうな場所もあるので、私が最初に撮影して誰にも言わずに、営巣してくれたら嬉しいです。営巣を撮影したいと、カメラマンが知り合いに拡散して、人が人を集めてしまい。以前に八王子のオオルリの営巣地では、100人近いカメラマンが集まり、オオルリが巣を放置して立ち去ったなど事例があります。幸い青梅では、私が確認して拡散しないように知り合いのカメラマンたちに注意を促します。本日は、ラッキーがことが何度もありました。オオルリの撮影出来たし、サンコウチョウが鳴いていないか?耳を澄ましていたら、私の頭の上の木に、今度はキビタキが止まって冴えずっていました。一時間もしない内に、サンコウチョウ、オオルリ、キビタキと人気の夏鳥を撮影出来るなんて、青梅の森は「素晴らしい」と独り言で叫んだほどです!ランチをするために、湿地にある、木のベンチに座り、食べ終わり、休んでいたら、森の中からガサガサと音がしたので、見たら!茶髪のメスのカモシカが現れました。直ぐに私と気付き振り向いてくれましたが、その時、私一人でなかったので、近寄らずに坂を上り、森の中に行ってしまいましたが、元気そうで良かったです。一週間ほど、逢えていなかったの心配でした。本日は、青梅に生育している「美しい生き物」たちに多く出逢えました。今日ほど、青梅に引っ越して良かったと思えた一日でした。明日も朝からトンボ池とサンコウチョウを撮影したいと思っています。場所等はいくら知り合いでも教えしません。私と同席なら教えします。他の人に拡散されのが生き物にストレスを与えていることを誰よりも知っています。そんなことを生き物たちは、良く分かっているので、私が一人の時にはこうして、一箇所で人気の夏鳥を三種も撮影出来るものです! 


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奥多摩(むかし道)探索!

2024-05-06 00:00:30 | 自然観察

「奥多摩むかし道」は、奥多摩駅から奥多摩湖へ通づるトレッキングコースで、旧青梅街道を辿る歴史的な道です 

かつて江戸と甲州を結ぶために整備されたこの道は、気軽に歩けるトレッキングコースとして人々に愛されています。その当時の面影が今も残り、歴史と自然を満喫できる場所となっています。 

この道には興味深いスポットが点在しています。奥多摩むかし道の魅力的な場所の一部です 

弁慶の腕抜き岩: 高さ約3メートルの岩で、伝説的な武士・弁慶が抜いたとされています。 

白髭神社都の天然記念物指定の大岩を持つ神社で、歴史的な面影を感じることが出来ます。 

耳神様: 病の快気を願った地蔵尊で、奥多摩の昔の信仰を偲ばせます。 

また、二ヶ所の吊り橋から見る渓谷の美しさも魅力の一つです峠や橋のたもとには江戸時代の道祖神や馬頭観音なども残っており、歴史と自然を同時に楽しめる素晴らしい場所です。ぜひ訪れてみて下さい。 

 

奥多摩むかし道は、奥多摩駅から奥多摩湖までの遊歩道です。9.6kmの道沿いをトレッキングするコースです。 

昨年に、私は奥多摩湖からの帰りに奥多摩駅まで戻ろうとしましたが、約10kmの道程なので途中数キロのところでバスに乗って帰宅しました。 

奥多摩むかし道は、片側には多摩川の上流と反対側には森林があります。そこからは、夏鳥の鳴き声が聴こえます。 

本日、久しぶりに奥多摩むかし道を訪れたのは、夏鳥の観察と撮影です。 

オオルリやキビタキは勿論のこと、コサメビタキ、センダイムシクイなどの夏鳥も確認できます。奥多摩では、昨年の夏に多摩川沿いの岩場にオオルリが繁殖していました。 

こうしたことから、奥多摩駅に比較的近い場所で繁殖しています。他にも、ツバメの巣は奥多摩駅無いに数個のツバメの巣が確認できます。 

私が先月、奥多摩湖の帰りに奥多摩駅構内のツバメの巣には雛は生まれていませんでしたが、本日は小さなツバメの雛が確認できました。 

今回は、奥多摩駅から奥多摩湖までは行かずに、数キロのむかし道を歩きながら野鳥を探して撮影して来ました。探して30分もしないうちに森林部からオオルリやキビタキの鳴き声がしていました。 

今時期は、メスに求愛鳴きしているので、オオルリなどは木の高いところに止まって囀っています。 

 

何故、高いところで囀るかと言うと、遠くにいるかも知れない「メス」に対して、求愛鳴きしているものです。 

そして、メスに出逢えたら、岩場を探してその場所に(巣作り)を初めのが早ければ、5月下旬ころから6月初旬の頃になります。 

本日は、奥多摩むかし道の入り口から.1.3kmほどの杉の木に「コサメビタキ」が営巣していました。撮影も出来ました。そこから500mぐらい下ったら、キビタキの地鳴きでしたが、杉の木の枝に止まっていたところを撮影しました。 

崖の上の方からオオルリが囀っていたので、下りてくるのを待ちました。キビタキが止まっている木の辺りに、オオルリも止まることを分かっている私は、キビタキが何処かに行ったので、オオルリが下りてくるまで周りにある花を撮影していたら、オオルリが降りて来て囀りました。驚いたのは、杉の木の皮を細く切って咥えていました。どうやら、繁殖の巣作りに入ったようです。電線に止まったり、木の枝に止まったりしていたので、私は追いかけたりしません。幸い、カメラマンは私一人でしたから、近くまで来るのを待っていたら、離れてはいましたが目の前の枝に止まったので撮影が出来ました。綺麗なブルーの羽色が鮮やかでした。 

 


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野鳥観察が脳を活性化させる!

2024-03-27 00:00:30 | 自然観察

野鳥観察が脳を活性化させる!
この話題は、十数年前にテレビ番組から取材を受けて話題にもなり、放送後には子供に野鳥観察(バードウォッチング)を親子でする人たちが増えました。
私は井の頭小学校で「探鳥会」の講師をしてから三十年以上が経ちました。
そんな大勢の子供たちに指導して感じたのは、普段では中々見られない、感動や感激を感じて喜ぶ姿をよく見かけます。
そんな子供は生き生きとし、笑顔が絶えません。
私には孫はいませんが、孫のような世代から頼りにさせる。子供たちとコミュケーションが取れます。
また、野鳥を探す方法、早く見つけ出す方法を私の独自の指導方法、「脳科学の応用」にあります。
此処で何故?野鳥観察が脳を活性化させるかについて脳科学で説明します。

野鳥を探す。早く見つけ出すのには、目で探しても居場所は、経験がないと分かりません。ですから、私は「野鳥の鳴き声」に耳を傾け、鳴き声のする方向を探します。
木の上なのか?林の中にいるのかを探し当てます。
次に、木に止まっていれば、風で動いているのと違い、早く動いたりしたら、其処に野鳥が止まっていたりします。


笹薮でも同様に笹が風で動いていないのに、カサカサと音がしたり、動いていたら笹薮の中には小鳥がいます。
そして、肉眼で見て「いた!」と見つけたら、種類を確認するために、双眼鏡で見ます。そして、カワセミだと分かると、ブルーの綺麗な鳥と分かり、綺麗だと感動します。
カワセミを始めて見たことがきっかけで、野鳥観察、バードウォッチングをする人が多いのも納得します。
こうした一連の動作は、感覚を研ぎ澄まし、集中力を養うことになります。
私は専門的に「センストレーニング」と名付けています。

つまり、野鳥観察をすることは、人の五感を総動員し、見つけた時の喜びこそ「感動と快感」に繋がります。
人の脳は「楽しい、楽、快感」などが好きで、「辛い、苦しい、不快」などが嫌いです。
ですから、嫌いなことはストレスでしかありません。ストレスは、全てが脳に悪い訳ではありません。人の脳には、強いストレスはあまりよくありませんが「刺激的なストレス」は、脳の活性化には必要なことです。
例えば、探鳥会では季節によって確認出来る野鳥も違います。勿論、気温も違います。
時には、野外ですから不快に感じるかも知れませんが、こうした場面も踏まえて、野鳥を探し廻りそして、野鳥を探し当てて、見つけた喜び、それが誰よも先に見つけたお子さんを私は褒めます。 よく見つけたね!と言うと笑顔で喜んでくれます。
こうした笑顔や笑いが特に子供たちの脳には、一番の良い刺激となり、活性化するのです。
バードウォッチングなどでは、単なる野鳥を見つけるだくではなく、脳をフル活動させることになります。 

鳥を見つけるために集中し、洞察力を使い、そして観察力を養います。
こうしたことから私が「センストレーニング」と名付けたように、子供の成長と共に脳の発達にも繋がります。
現に探鳥会に参加された親御さんから、我が子が探鳥会に参加してから落ち着いて来たとか、宿題も嫌嫌でなく、自主的に集中して出来るようになり、学校の成績も上がりましたと言われ、私の予想通りに、センストレーニングされた訳です。
こうした体験は、子供だけではなく、我々大人、特に高齢者の方々にも応用は出来ます。
但し、指導員が野鳥のばかりを集中して教えていては、逆効果になります。
それは、飽きてしまったり、つまらないと感じたら脳はストレス状態だからです。
こうした。センストレーニングを応用した「探鳥会」やバードウォッチング指導が出来るのは、日本では私だけと自負しています。
そもそも、バードウォッチングが人の脳を活性化させると言う、長年の指導経験と人の感覚や脳の関連研究をしてきた賜物です。
今後も子供たちに愛護を目的に野鳥を探しながら同時に脳を鍛える方法で指導して参ります。
センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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写真日記(9日)、太陽の広場から永山公園!

2023-11-13 00:00:30 | 自然観察

した。

神社の近くの木に「ヤマガラ」が居ましたので撮影が出来ました。

例年は、年明が明けてから真冬になれば、神社の周辺の木の下などにイカルが群れで訪れます。また、アオゲラやアカゲラも寒くなると神社周辺に集まります。

本日は、まだ、気温が高く19度ありました。例年なら17度以下が最高気温になります。それでも、今週末からは最高気温も15度前後と例年の気温なります。

そして、中旬を過ぎたら13度以下、最低気温も一桁大、8度以下になります。

その頃には、冬鳥がそろそろ、確認できると思います。本日は、本当に静かな青梅の森でした。

朝から、モズが囀っておりましたが、撮影は出来ませんでした。

ジョウビタキは最近、木の上に止まったりしているので確認できます。アオジは、茂みの中に隠れてしまうので中々見られません。カケスは木から木に飛び移るような感じです。それも上空には二羽のトビが飛び回っているので野鳥たちが警戒しています。

本日もやはり、午後の13時ぴったりにカモシカが現れました。一匹だったのでアオシカかと思いましたが、身体が小さかったのと、直ぐ後にもう一匹が居たので「兄弟のカモシカ」それも双子のカモシカでした。

何度か会っているので、私だと分かり近寄っても逃げません。それよりも、気にしながら私をじっと見つめていました。

こんなところをアオシカに見られたら、焼きもちを焼くかも知れません。カモシカは、同じ場所でも、お互いが餌場で鉢合わせしないように、枝などに「におい付け」をします。目の下にある(眼下腺」というところから「分泌物」を出して、擦り付けます。そのことで「マーキング」して、テリトリーだと主張していることになるので、いくらアオシカが先に生まれたからと、臭いで分かります。ですから、近寄れないのです。

逆に、アオシカは、太陽の広場でも後方の茂みや広場の木にマーキングしているので、そちらに頻繁に現れます。

昨日は、アオシカでしたが、二頭の若いカモシカにも名前を付けて上げようと「若男」と「若子」にしました。兄弟のカモシカは、お兄ちゃんがオスで、妹らしきがメスのようです。

こうして、新たな私の相棒が出来ました。

 


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スミナガシという蝶々!

2023-08-03 00:00:30 | 自然観察

スミナガシ(墨流、 Dichorragia nesimachus) は、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。日本からヒマラヤまでを含む東南アジアに分布する森林性のチョウで、成虫地に青緑色を帯びた独特の模様をしている。

特徴!

成虫の前翅長は32-44mmで、メスの方がやや大きい。翅の形はオオムラサキゴマダラチョウに似てわずかに丸みを帯びた三角形で、目立つ突起などは無い。

翅色は前後・表裏とも青緑色を帯びた灰黒色が地色で、前翅前縁に細長い斑が数個縦に並び、中央部にも白斑が点在する。外縁には白斑が1列並び、その内側には白斑を挟むように「」の字型の白斑が前翅2列、後翅1列並ぶ。また、後翅は前縁がみを帯び、くの字白斑の内側に青い斑点が並ぶ。なお、型(春に発生する個体)は型よりも白斑が大きい。 ストローのような口の部分は赤色であり、周りの身体の色に比べて目立っている。

スミナガシという和名は、黒っぽい中にも複雑な模様がある翅を「墨流し」で作った模様に喩えたものである。

分布と亜種[編集]

日本では本州から南西諸島まで、日本以外にも朝鮮半島台湾インドシナ半島からヒマラヤ地方まで広く分布する。広い分布域の中で多くの亜種に分かれており、例えば日本では以下の3亜種が分類されている。

本土亜種 D. n. nesiotes (Fruhstorfer, 1903) - 本州から屋久島まで。

奄美・沖縄亜種 D. n. okinawaensis Shimagami, 1986 - 奄美大島から沖縄本島にかけて。

八重山亜種 D. n. ishigakianus Shirozu, 1952 - 八重山諸島

 

生態

成虫の発生時期は地域によって異なり、本州での成虫発生は年2回、5月から8月くらいまでだが、八重山諸島では3月から10月まで数回にわたって発生する。冬は越冬する。

低地から丘陵地の雑木林に生息し、成虫は昼の暑い時間帯にはあまり活動せず、夕方に活発に飛ぶ。オス成虫は縄張りを張る性質があり、木の葉の上などに翅を広げて止まり、同種のオスや同じ食草をもつアオバセセリが接近すると飛び上がって追い払う。を訪れることは少なく、樹液や熟した果実、動物のなどにやって来て汁を吸う。

幼虫アワブキ科アワブキ、リュウキュウアワブキ、ヤマビワなどを食草とする。幼虫は褐色で、オオムラサキやゴマダラチョウの幼虫と同様頭部に2本のをもつ。は褐色で、葉脈そっくりの模様に加え虫喰い痕のような切れこみもあり、枯れ葉に擬態している。

日本では、スギヒノキなどの植林や管理放棄によって雑木林が減少し、それに伴ってスミナガシも個体数を減らしている。絶滅危惧種に指定している自治体も多い。

 

引っ越ししてから、丁度、一ヶ月半になりますが、その間、永山公園で休憩所でランチしていたら、案内看板の鉄柱に止まっていた綺麗な蝶々を見たら「オオムラサキチョウ」でした。国蝶がこんなところにと、おにぎりを咥えながらカメラを構えてさつえいした程です。

そして、本日、檜原都民の森で「スミナガシ」という、綺麗な蝶々がトンネルの前のコンクリートに止まっていました。そこは、標高1200mほどの所と、トンネルから冷たい風が吹いているところなのでスミナガシが居たのだと思われます。

成虫は昼の暑い時間帯にはあまり活動せず、夕方に活発に飛ぶとありますから、檜原都民の森は最高気温が25度前後と涼しい風で夕方のような感じなので日中でも確認できたのだと思います。

本来は、野鳥を探して撮影しようとしましたが、殆ど鳴いていなく、数種類の確認で終わりました。がっかりしていたところに今回の幸運と言える出逢いでした。

一ヶ月半でオオムラサキとスミナガシに出逢えて、それも撮影出来たとなれば「蝶々マニア」からすると何て運のいい奴と思われるかも知れません。それほどラッキーな事だと思います。

明日から8月になりますが、きっと幸運が訪れると思います。

 


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青梅の森(樹木)が枯れている!

2023-07-04 00:00:30 | 自然観察

カシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)とは、コウチュウ目・ナガキクイムシ科の昆虫である。広葉樹に被害を与える害虫である。成虫の体長は5mm程度の円筒状であり、大径木の内部に穿孔して棲息する。穿孔された樹木は急速に衰える。夏場でも葉が真っ赤に枯れることから、景観上の問題となることもある。

夏場に被害が目立つようになる。樹木の周囲に、穿孔によって排出された木のくず(フラス)が散乱することも特徴である。樹種はミズナラ、カシ、シイなどが対象となりやすく、しばしば大量発生と衰退を繰り返す。 人里から離れた奥山の旧薪炭林のほか、里山でも伐採されず老齢木となった広葉樹にも被害は見られる。昆虫が病原体を運ぶことが、マツ材線虫病(松くい虫)の被害と共通しているが、両者に関連性は無い。

本種は「養菌性キクイムシ」と呼ばれるグループに属し、幹に掘ったトンネル(孔道)の内壁に繁殖した菌類(酵母)を食べて生活している。体には、マイカンギアと呼ばれる菌類を保持する特殊な器官があって、枯れた木から生きている木へと菌類を運ぶ。本種と強く結びついている菌類としては、カビの仲間であるRaffaelea quercivora(俗に「ナラ菌」と呼ばれる)がよく知られる。

本種による影響の例として、京都市の「五山送り火」で知られる如意ヶ嶽(大文字山)など東山連峰では、2005年から2010年までの6年間に亘り、本種の影響と見られるナラ枯れの被害が拡大している。

カシノナガキクイムシが青梅でも大量発生していることから、あちらこちらの樹木が伐採されています。「枯れた木から生きている木へと菌類」が移ることがあるので伐採しないといけない訳です。

樹木の周囲に、穿孔によって排出された木のくず(フラス)が散乱することも特徴があることから樹木に白く細かな木くずのようなものが張り付いているようにも見えます。(写真参照)。

 

カシノナガキクイムシとは、コウチュウ目・ナガキクイムシ科の昆虫である。広葉樹に被害を与える害虫である。成虫の体長は5mm程度の円筒状であり、大径木の内部に穿孔して棲息する。穿孔された樹木は急速に衰える。夏場でも葉が真っ赤に枯れることから、景観上の問題となることもある。

カシナガの天敵!

カシナガは坑道の入口で幼虫を親虫が世話をするため、天敵の種類は少ないものの何種か知られています。このうち最も有力な天敵と考えられているのが、ルイスホソカタムシ、ホソカタ)です。本種はキクイムシ類の坑道に入り、幼虫を捕食します。とても細長い筒型で、脚は体にぴったりとくっつくような構造になっており、キクイムシ類の坑道に入るのに適した体型をしています(写真)。この特徴的な外見と稀少性から、かつては虫マニア垂涎の甲虫でしたが、ナラ枯れの拡大とともに各地でみられるようになりました。

残念ながら青梅の森には天敵のルイスホソカタムシ、ホソカタが少ないようなので被害が拡大しているようです。

これから夏場の時期に特に目立つようになり、青梅の森を管理している人たちは樹木の伐採や駆除対策に取り組んでいるようです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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奥多摩むかし道沿いを歩く!

2023-06-29 00:00:30 | 自然観察

「奥多摩むかし道」は、旧青梅街道と呼ばれていた道で、氷川から 小河内に達するまでの道です。

この街道は、小菅から大菩薩峠を越えて甲府に至る甲州裏街道でね甲州街道より 8km ほど近道であったそうです。現在の青梅街道は、柳沢峠を越えて塩山 ( 甲州市 ) に至る道で明治11 年に開通しました。昔、小河内の生活は、塩山との交易で支えられていました。大菩薩峠の無人小屋で物々交換をしていましたが、一度も間違いはなかったそうです。  

その後、小河内の物産は、氷川への厳しい山道 (14km)を避け、歩きやすい五日市 (20km) に運ばれ、生活物資に変えられていました。 岫沢 (くきざわ ) から風張峠に出て、浅間尾根を通り、本宿に下りて五日市に向かう道を通りました。明治32 年に、小河内と氷川間が、わりと平坦な山腹を通る道に改修され、道のりも10kmに短縮、交易ルートが氷川へと変わりました。 以降、木炭の生産が飛躍的に増加しました。  

この後も氷川への道は、度々の改修され生活の道となったのは大正から昭和初期に入ってからです。昭和13 年、氷川~西久保間にダム建設資材 輸送専用として造られた道路が昭和20年に一般道として開放され、現在の国道411号線になりました。

この奥多摩むかし道は、奥多摩駅から奥多摩湖までの10.1km、徒歩時間(3時間30分)かかります。往復すると20km歩かないといけません。ですから、私は奥多摩駅からバスで境橋バス停下車し、徒歩、上り5分で「不動の上滝」に到着しました。歩いている最中に、猟銃の発砲音が三発して驚きました。熊でも居るのかと思いましたが、滝に到着した時には、猟銃を持った人が居たので、聞いたら鹿を(間引き)していると、間引きとは、多くなり過ぎた鹿を数を減らすために、猟銃で撃って殺処分するということです。私的には、動物好きな私としては可哀そうでなりません。鹿には罪はありません。

滝周辺を撮影したら、直ぐに(奥多摩むかし道)に戻り、奥多摩駅を目指して野鳥探索をしながら歩きました。歩いている途中にも猟犬の吠える鳴き声と発砲する音が響き、その度にビックとします。

 

私が歩いてる。奥多摩むかし道の反対側でしたから、野鳥が逃げたりはしませんでしたが、猟銃の発砲音だけが山中に響いておりました。

途中では、クロツグミやカケスの飛翔などを確認できました。

本来ならば、奥多摩駅から奥多摩湖へ行って「クマタカ」を撮影したかったのですが、夏場の次回に再度訪れます。

また、電車到着直ぐに奥多摩湖行のバス乗り場も分かりましたし、来月には奥多摩湖まで足を伸ばして野鳥撮影したいと思います。

奥多摩駅の近くの神社の横から下って渓流沿いまで降りられます。

以前に、奥多摩駅周辺の川沿いなどに下りて撮影した時には、アナグマやイタチ、カワガラス、ミソサザイなどが撮影出来ました。撮影の最中には、ニホンカモシカの子供が川沿いに水飲みに降りてきました。勿論、撮影出来ました。

今回は、キセキレイの水浴び、トビ、カワラヒワなどしか撮影出来ませんでしたが、青梅の渓流沿いと違い、奥多摩の多摩川の渓流は澄み切って川幅が狭いこともあり、流れが早いです。とても清々しく、梅雨時期とは思えない感じでした。

こうして、奥多摩周辺は青梅よりも自然豊かで多種多様な生物が生息しております。

どんな動物たち、鳥たちに出逢えるかは(その時の運)次第だと言えます。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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千葉県立青葉の森公園

2023-04-24 00:00:30 | 自然観察

千葉県立青葉の森公園(あおばのもりこうえん)は、千葉県千葉市中央区にある千葉県立の都市公園(広域公園)。広域避難場所に指定されている。

1987年開園。農林水産省畜産試験場の跡地に造られ、梅や桜の名所である。

ネイチャーゾーン、レクリエーションゾーン、カルチャーゾーン、スポーツゾーンに分けられており、陸上競技場などのスポーツ施設や博物館や文化ホールなどの文化施設も充実している。

家族連れで楽しむことができるほか、芸術文化ホールでコンサートが開かれたり、スポーツプラザを利用して小中学校の総合体育大会などの体育行事が行われたりもする。

青葉の森公園は、以前から野良猫が数が年々増加しています。

それは、捨て猫が増えた訳ではなく、定期的に餌やりなどを見ているからです。

市民の中で、野良猫と呼ばず、家猫や公園猫として保護をしている団体らしき人たちもいます。

こうした人たちが野良猫に定期的に餌を上げて面倒を見ています。

こうした活動は、猫の殺処分を減らすためですが、本来の野良猫の保護は、数を増やさないために「不妊手術」して、野良猫が繁殖して数が増えることを抑えることが殺処分を減らせるのですが、此処、青葉の森公園の池周辺の野良猫は、毎年、数を増やし、現在は推定、20匹前後まで増えました。

公園を散歩している人の多くは、野良猫の餌やりを思わしく無いと考えている人は多いです、

野良猫に餌やりして面倒を見れば、野鳥を襲わないかも知れませんが、逆に野鳥は藪の中で入ってくる野良猫を嫌がり警戒します。特に春と秋には活発に動き周ります。

夏場と冬場は行動が限られてきます。今時期は、幾ら餌を与えられてはいると言われても、野鳥の雛や幼鳥を狙います。

ここのまま、野良猫に餌やりを続けていたら、来年の今頃には、間引きしないといけなくなると、何匹かは犠牲となり殺処分されます。

ただ、猫が好きで殺処分されるのが可哀想だからと正しい保護の仕方を知らないでこうした保護活動が裏目に出ることを知って欲しいと思い、近く千葉市と青葉の森の管理している人に、虐待や放棄だけが愛護法違反ではなく、東京都条例では「ハトなどの動物」への餌上げを禁じています。

間引き殺処分したら、野良猫を面倒見ている人たちは、酷いと騒ぐでしょうが、数を増やしたのは、無責任な餌やり、可愛から好きだからで愛護、保護はあまりよくありません、

愛護、保護の本来の目的をきちんと知り、理解した上で面倒を見ているのなら、私は反対しませんが、餌を上げることで野良猫らしからない体形をした猫もいます。

海外では、餌やりなども虐待に当たると餌を上げた人は処罰され、罰金を支払わなければなりません。

愛護法は、私が2000年に当時の法律大臣にペットの殺処分や密猟者から生き物を護るために愛護法の制定をお願いしたものです。

日本も、海外並みに餌やりが虐待に繋がると言うことを私から提唱致します。

センスプロデュース、葛西行彦

 


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私の好きなハナミズキの花!

2022-05-02 00:00:30 | 自然観察

ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。別名、アメリカヤマボウシ。

ハナミズキの名は、ミズキの仲間で花が目立つことに由来する。また、アメリカヤマボウシの名は、アメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。

 

形態・生態!

樹皮は灰黒色。葉は楕円形となっている。秋には紅葉する。

花期は4月下旬から5月上旬で、白色や薄いピンク色の花をつける。但し、花弁のように見えるのは総苞で、中心の塊が花序である。実際の花は、4弁の直径5mm程度の目立たない花が集合して、順次開花する。秋につける果実は複合果で、赤い。

庭木のほか、街路樹として利用される。栽培する際には、うどんこ病などに注意する。また、アメリカシロヒトリの食害にも遭いやすい。ハナミズキの深刻な病害であるハナミズキ炭疽病の感染地域では、感染によってハナミズキの街路樹が枯死すると、ハナミズキ炭疽病に抵抗性があるヤマボウシまたはハナミズキのヤマボウシ交配品種に植え替える病害対策が行われることがある。

ハナミズキは英語では「犬の木」を意味する「dogwood」と呼ばれる。この語の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたためと言われ、他には、木製の串を意味する英古語の「dag」「dog」を作る材料に使われる堅い木であったことからとも言われる。ただし、イヌの皮膚病治療に使ったとされる「dogwood」は、同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユと考えられており、ハナミズキとは異なる。

 

日本における植栽

日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へサクラ(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まり。この話は、1981年改訂版の日本の中学生向け教科書『NEW PRINCE』中3版でもエピソード的に取り上げられた。贈られたハナミズキは全部で60本、うち白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本で、日比谷公園、小石川植物園などに植えられた。

原木は第二次世界大戦中にほとんどが伐採されるなどして、戦後小石川植物園で切株が発見されて、その標本が憲政記念館に展示されており、原木は現在東京都立園芸高等学校にしか残っていない。なお、2012年にサクラの寄贈100周年を記念して、再びハナミズキを日本に送る計画が持ち上がっている。

皆さんが「ハナミズキ」と思い出すのは、「ハナミズキ」は、一青窈の5枚目のシングルであり、代表曲の1つ。2004年2月11日コロムビアミュージックエンタテインメント(現・日本コロムビア)より発売。初回盤モノクロジャケット仕様だと思われます。

アメリカ同時多発テロ事件発生時、ニューヨークにいた友人からのメールをきっかけに、一週間ほどで書いた詞であった。作詞当時は、A4用紙3枚程で「テロ」・「散弾銃」といった言葉があり、一青曰く「挑戦的な詞」であったという。その詞を削っていって「君と好きな人が百年続きますように」の言葉に辿り着いたのは、一青自身も不思議に思っているという。

今年は、桜の花の開花も早かったので、何時もなら「ハナミズキの花」も4月下旬、ゴールディーウイークの頃に満開になり、見頃になるのですが、今年は4月中旬に満開となり、奇麗に咲いています。同時に「藤の花」も咲いています。

私もハナミズキの花を観て、撮影した時に「一青窈のハナミズキの歌」が思い浮かびました。

ハナミズキの花言葉は「華やかな恋」「私の想いを受けて下さい」です。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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葛西臨海公園に行って来ました!

2021-10-15 00:00:30 | 自然観察

両公園とも葛西沖開発事業で海面を埋め立てて造られた都立公園である。

葛西臨海公園は東京都建設局所管、面積は約80.6haあり、水元公園(96ha)や小金井公園(80ha)と並ぶ大規模公園である。園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族園」や飲食施設[1]、大観覧車があるほか、鳥類園や多種多様な植物を楽しむことができ、休日を中心に行楽地として賑わっている。

葛西海浜公園は東京都港湾局所管、2つの人工干潟(西なぎさ: 15ha・東なぎさ: 10ha)とその水域、約411haから成る。2018年10月、ラムサール条約登録湿地となった。葛西臨海公園を抜け、葛西渚橋を渡って入園する。東なぎさは環境保全ゾーンとなっていて、立ち入りが禁止されている。西なぎさは夜間の入園が禁止されているが、初夏には潮干狩り、夏季には水遊びの家族連れ、また元日の明け方は特別に早朝開放されて、初日の出の参拝客でも賑わう。

何度か定期的に野鳥撮影に来ています。葛西臨海公園、こちらの臨海公園は、私の苗字と同じ葛西ですが、直接には関わり合いがありません。

私の苗字と関わり合いがあるのは、葛飾区の青戸に葛西城があったことや金町に、葛西神社があることで関わり合いがあります。

では、江戸川区にある葛西臨海公園は「葛飾の西」に位置し、江戸時代には、魚や浅利などの魚介類を荒川を経由して、葛飾区の青戸の葛西城まで運んでいました。

そんな関連のある場所に葛飾の西にあることから「葛西」と言う地名を名付けらたものです。

 

今、現在は、この葛西臨海公園周辺を開発見直しされており、隣接する「葛西臨海公園水族館」も移転案が浮上しています。

また、観覧車や江戸川区が運営するホテルも赤字などが続いているので、同様に再開発が見直される可能性もあります。

また、葛西臨海公園の海岸沿いは、2年前に「ラムサール条約」に指定された経緯もあり、法的に護らているのは、開発は出来ません。

但し、池や観察棟などの施設等の修繕などはされているので保全されそうです。

葛西臨海公園では、海の鳥類や森林の鳥類なども確認出来る、東京湾でも有数の野鳥観察場所です。

こちら葛西臨海公園でも「桜の狂い咲き」がありました。今年の秋は、丁度、桜の咲く頃の日中と夜との温度差があり、似ているので、桜が「春が来た」と勘違いして、各地で桜の狂い咲きが見られています。

最近、上空にオオタカ、ノスリ、ミサゴなどの猛禽類が確認されているとのネットニュースでも紹介されていました。

これからが、冬の渡り鳥、カモ類が増えて来ますが、今年は10月が暑い日が続いているので、少し遅くなりそうです。

確認した野鳥は、カルガモ、ハクセキレイ、セグロセキレイの若鳥、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ数百羽の群れ、キジバト、シジュウカラ、オナガ、キビタキ飛翔、トビ、カワセミ(若鳥メス)、カワセミ、オス、カモメ、オオセグロカモメなど。


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