センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

バイオミミクリーって?

2009-12-31 00:06:31 | 感覚、五感
バイオミミクリーは、自然界から優れたデザインや問題解決のヒントを引き出す研究分野である。
その歴史は何百年にも遡る。例えば16世紀にレオナルド・ダ・ヴィンチが図案に描いたヘリコプター型の飛行機は、おそらくはプロペラ型の羽根をもつ植物の種子に着目を得たものだろう。イギリスに移住したフランス人技術者マーク・イザムバード・ブルネルが、木造船に穴を開けるフナクイムシをヒントに、1818年に崩落を防ぎながらトンネルを掘り進む、シールド工法を考案したことはあまりにも有名だとはいえ、20世紀に大きく進展した生物研究の結果を踏まえ、自然の発明を工学的に応用する試みが本格的に始まったのは最近のことである。
すでに製品化されたデザインもある。動物の毛に付着する種子のイガの鈎型構造をヒントにした面ファスナー(マジックテープ)、ハエの眼を模した太陽電池パネルの反射防止コーティング、ヤモリの足裏の微細構造の解折から生まれた手術用の接着テープなどである。これらはほんの手始めに過ぎない。この分野の潜在的可能性については改めて語るまでもないだろう。
バイオミミクリーの研究対象は山ほどある。砂漠や深海低など、地球上の様々な環境には、自然が作り出した驚異的なメカニズムで、巧みに適応を遂げた生き物たちがいる。今のところ、バイオミミクリー研究はそうしたメカニズムのいくつかに着目し始めた段階、つまりバイオミミクリーという山の麓あたりをうろうろしている段階である。
そもそも、動植物はなぜ、それぞれの環境条件に見事に適応しているだろう。何百万年もの間に遺伝子のランダムな異変が積み重なり、自然という実験室での試行錯誤を通じてね特定のミクロな環境下での課題を解決できる構造が形づくられてきた。生物種の生存に役立つ構造は何世代にもわたって受け継がれる。
そのような構造を持つ個体は、より長く生存でき、子孫を残す確率が高いからだ。例えば、砂漠のような乾燥した環境下では、極端な水不足にいかに耐えるかが課題であり、わずかな水の効率的に集める構造を持つことが解決策となる。
水資源の枯場が懸念される今、この分野のバイオミミクリー研究は、我々研究者がい早く取り組む課題の一つだろう。
パーカー教授の研究分野ではバイオミミクリーをバイオミメティクスと呼称することも多いがここでは同教授の承諾を得てうえで、可能な限りバイオミミクリーで統一した。大林組、2009季刊大林No?51より引用。
バイオミミクリーとは、生物模倣と訳すが、ミミクリーはラテン語で「模倣」を意味し、生物界では「擬態」なとを意味します。
私共、五感教育研究所もこのバイオミミクリー研究にも取り組んでいる。私の得意分野の一つでもある「生物生態学」からの見地で私共はバイオミメティクステクノロジー(biomimeticstechnology )
(生物模倣技術)を自然界の動植物からヒントを得て、開発やアイデア、創造性などの応用に役立ているという考え方を推進し、指導している。日本の企業に新技術、アイデア、問題解決になる方法論を提案している。具体的な方法プログラムも当社は用意している。単なる考え方から人の五感を総動員し、自然観察の方法など応用を具体的な指導方法を当社は導入している。
「自然から学び、自然から模倣する」そのためには鋭い観察眼と視覚以外の感覚、自然の音を聞く、自然の匂いを嗅ぎわける。自然の息吹を皮膚で感じ、指先の触覚で感じ取り、観察ノートからスケッチなど人の脳科学、感覚理学を応用した「バイオミメティクステクノロジー」の応用は当社が日本で唯一であると自負している。
ただ、自然や動植物からの生態などからヒントを得るだけではこれら考え方は応用できない。これらの方法論に人の創造性能力が関係してくる。目的意識がはっきりし、思考錯誤の生みの苦しみの中から、物事を時には否定的に思考し、色々な局面から思考錯誤し観察、洞察することである。
また、これら創造性を生み出すためには、人の脳や感覚を癒す、心をリラックスさせる環境も必要である。プレッシャーやストレスの中から創造性は生まれない。
これら創造性とバイオミメティクステクノロジーを組み合わせた指導方法をしているのは当社だけである。日本での歴史は浅く、発想やアイデアの一環だろうという思い込みやイメージがあるがそうではないのである。
資源の少ない日本において「技術力は世界経済に対して最大の武器なのである」。
ところが最近は、この日本の技術力、創造性能力が極端に低下、欠如してきている。
世界ではすでに今年の秋ごろから、世界経済は復活の兆しがあるが、日本は未だに未曾有の不景気のままである。それどころか、民主党のマニフェストにより、スーパーコンピュータの開発に仕分けなる。予算の削減など全く私は理解的ない。新技術、新開発にはスーパーコンピュータ無しには進まない、世界経済からも立ち遅れ、「技術大国ニッポン」に陰りも見え始めるだろう。
今後とも私共は、富士通社が12月12日に朝日新聞社の取材でスーパーコンピュータの開発に拘って行くとの会見に賛同し、支援したいと考えている。私が推進している「五感オンデマンド」
私が生みの親だが、これらの考え方、取り組みはこれら創造性から生まれ、誕生したものである。
今後、大手通信会社、システム会社、日本の企業も含め、医療、農業、産業、教育、建築業など様々な分野にIT化を促進し、単なるIT化ではなく、日本人の持つ特殊能力「匠の技」の復活、技術力を継承させるためにも、育成プログラム、ソフト開発に着手し、私共が監修してこのバイオミメティクステクノロジーを応用しながら、日本経済の復活の足掛かりに成ればと願っている。
アクションジャパンとして、今後とも私はビジネスに「脳科学と感覚生理学」の応用を提案して参ります。
これらバイオミメティクステクノロジーに関する具体的な提案書、資料をご請求の場合は、個人等との問い合わせには対応できませんことをご了承ください。また、企業の担当者、興味のある企業等が御座いましたら、私共までご相談頂ければと思います。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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人は脳で恋愛をする!

2009-12-30 00:05:40 | 感覚
私が以前に何度か、恋愛を科学すると題して、説明してきたが今回は恋愛のメカニズムといえるものを紹介しよう。
最近、テレ日番組で、女性が男性化(オス化)しており、なんと60%にも及んでいるという報告されていた。今年の夏に女性雑誌「マリー・クレール」という雑誌から「性機能が低下している現代女性」について取材を受け、記事も登載されております。
それは、恋愛に関する脳、感覚の欠如、低下の表れでもある。
人を愛せない、男性を恋愛の対象に選ばない女性も増えている現状もあるのです。
ここで、私は仮説を立てながら、恋愛を脳科学、感覚生理学見地で解明しようとしている。私の五感研究の中にも、まじめに男女の恋愛を科学的見地で研究に取り組んでいるのである。
恋愛の極限の目的は、子孫繁栄だったのだが、どうも現代女性を拝見していると、人間の本能的感覚、女性ならば「繁殖能力」性機能自体も低下している。つまり、男性化が顕著に表れているという証拠でもある。
例えば、恋愛は好き嫌いの感情から始まるが、では、人の感情はどこで生まれるかということである。脳なのだが、脳幹の視床下部、大脳辺緑系の「扁桃核」が生み出すのです。
直感的にあの人が好きとか、よくあの人は生理的に駄目だと感じたりするのです。これらは無意識感覚に近く、脳で感じ取るより、本能的に直感で感じ取る感覚に近いのです。
また、恋愛に関わる脳部は、「尾状核」という、脳の奥底に位置している。小さな脳が関係している。
では、恋愛を詳しく科学的に説明すると、「恋愛には賞味期限がある」。
ヒトがヒトに恋する時には,「恋愛に夢中になる」恋の媚薬と呼ばれるPEAがカギを握っている。
PEAとは,(フェール・エルチ・アミン) は「ときめいている時」に脳内で分泌されるホルモンで、集中力や快感を倍増させる作用があります。PEAは化学構造でフェニール基とエチル基とアミノ基を持っている化学物質の総称です。
その代表的物質である覚醒剤は、PEAが人間に及ぼす作用を考察するうえで大変参考になります。 覚醒剤は人間の五感を過敏にさせ、集中力を高めさせ、快感を何倍にも増幅させます。
私達人間には、恋する本能的が有る。恋いの本質は「生物が子孫を残す事であり、子孫繁栄」である。
男女の出会いを私達は「運命の赤い糸」で結ばれていると言いますが,私達は運命的な出会いを体験するとあの人とは赤い糸で結ばれていると表現します。この赤い糸こそ科学的に解説するとHLA遺伝子である。このHLA遺伝子はヒトの主要組織適合性複合体(MHC; Major Histocompatibility Complex)と言われ、細菌やウイルスに対抗するための免疫情報なのです。
男女間では、このHLA遺伝子情報(配列)が男女間で似ていると免疫情報が少ない為、生まれた子供は免疫力が弱い子供が誕生する可能性が高いので、HLA遺伝子の似ていない者同士が出会い、そして生まれた子供はこの免疫情報も多く、免疫力も強い、病気に対して抵抗力のある子供に育つのである。
では、これら「赤い糸」はどのように胸キューンと成るかというと、ヒトの嗅覚に深く関わっている。
それは、特に女性の嗅覚に関わっている。女性は男性より嗅覚に優れているからでもある。
男性の「体臭」フェロモンを嗅ぎ分け、心地よいと感じる臭いこそ、この赤い糸遺伝子が関係しているのである。
男性の体臭を心地よい感じるヒトと、そうでなく汗臭いと感じるヒトとの差がこのHLA遺伝子の差でもある。これこそが、好みの男性、生理的に合わないと無意識に感じ取る感覚なのです。
ヒトが恋をするとPEAは性欲を高め、そして食欲を抑える効果を持っています。
PEAホルモンは、脳内麻薬の一種でもあり、副作用として、不眠、食欲不振などの症状が現れる。
これらの現象から、恋すると不眠に成ったり、身体が痩せたりするのである。
このPEAホルモンは、中脳の視床下部を刺激し、性欲や満腹中枢を刺激し、グレリン物質、胃袋から視床下部に分泌される食欲物質が減少し、食欲不振、性欲増進などを司っている。
これらから、人の特に女性は恋愛中は、精神的不安定や情緒の不安定などになりやすく、脳が平均して2年ぐらいで疲れ果ててしまうので恋愛の賞味期限と呼んでいるのです。但し、これらも個人差もあります。
これらの恋愛的感覚が現代女性たちが面倒くさい。一人の方が気楽だとか、もう年だしなどと諦めている人も実に多いのである。
例えば、私は電車内や町中でもヒューマンウォッチングをよくする。電車内では朝から通勤途中で吊革に掴りながら居眠りをしている若い女性、また、深夜の帰宅の電車内で座り込み、口からヨダレを流しながら居眠りしている女性、一人暮らしの女性の多くが部屋で一人、つまみを片手にビールなど飲んでいるという報告も多い。
これら、仕草、行動、思考までも男性化している証拠でもある。つまり、私から言わせると失礼だが女性ぽくないのである。以前なら、私たちオヤジ世代の仕草、行動に似ている。これらから、オヤジ化した女性たちと表現できるかもしれない。
だから、私は若い女性たちに恋愛の勧め、素敵な恋愛の方法もときに講演会や講座などても話している。また、よく相談もされる。失恋した時にはどうしたらよいかなどである。
失恋した時や恋愛に悩んだ時には、新たな恋愛をし、心をいつでも時めかすことで、女性が女性らしく、美しく見えるのである。見た目だけが綺麗でも駄目なのである。脳が綺麗でないといけないと私は指摘している。
皆様も、婚活などと言われ、若き女性が素敵な恋を求めて努力しているのは良いが、少し方向性が違っているようである。最近では、インターネットなどの出会い系サイトなど利用する人が多いが、実は、これら楽しては恋愛は上手くゆかないということである。それより色々な所に出かけ、人が集まる所に出かけ、運命的な出会いを求めた方が確率も成功例も高いのである。
何より、恋愛の基本は、人と人とのコミュニケーション、顔と顔を合わせた会話、目と目を見つめあい、胸をときめかす感覚こそ、私が提唱する恋愛の達人になれるということである。
多くの女性の味方として、私は今後ともまじめに、真剣に恋愛を科学的に研究して参ります。
コメント (1)
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血液型による性格判断?

2009-12-29 00:02:23 | 感覚
職場や学校で自分の血液型を聞かれた経験を持たない人はいないだろう。血液型によって「気まぐれ」「まじめ」などの性格まで決まっているのか、心理学のアプローチから検証した。
血液型本の大ブームになっている。特に2007年6月に発表された「B型自分の説明書」(文芸社)が大ヒットして、08年10月に150万部を突破した。
著者はiamais jamais氏、本名はもちろん、性別も年齢も一切明らかにされていない。自費出版でこれだけのベストセラーは珍しい。四タイプの血液型が揃った今シリーズ累計の売れ上げが480万部を超えている。
書店に行けば、血液型本を立ち読みする女性の姿が引きも切らない。
出版科学研究所によれば、08年1月~7月に刊行された血液型本は28点に上がるという。
これまでも血液型による性格診断ブームは何度もあった。最初のブームは古川竹二氏の論文「血液型」による気質学の研究だろう。発表は1927年戦前にさかのぼる。古川学説は日本法学総会で正式に否定されたものの、70年代に能見正比古氏による血液型本が登場し、再びブームを生み出していく。その後、下火になったかのように見えたが、04年にテレビ番組「あるある大辞典」で血液型性別診断が放送されて以来、大きなブームとなる。05年の日本社会心理学学会の発表によれば、04年度の血液型診断のテレビ番組数、1コーナーで扱ったものを含むは70本にも達したという。08/11/08 週刊ダイヤモンドより抜粋引用。
私のブログでも人の血液型と性格について説明しているが、私の見解は否定的であり、医学的に見ても、科学的に根拠にも欠如するものであり、ましてや脳科学、感覚生理学などの見地から立証できないのである。
また、人の血液型と性格についての専門家、研究員の数、論文、データも乏しく、ましてや今回の血液型性格診断本の「B型自分の説明書」なる本も、著者がどのような人で、専門家なのかも分からない本がヒットするなど私どもには考えられない。単なる流行性が強く働いたのだと予想される。
例えば、私どもが血液型の話をするときは、医学的要素、日本人の4割がA型であり、血液型によって栄養学、好む食べ物の傾向に違いがある。これらは科学的根拠もデータもあり、研究も進んでいる。これが性格なのかといわれると困るが、人の性格は血液型より、遺伝学的要素、脳科学の世界である。人の性格は両親から40%ほど遺伝的に受け継ぎ、育ってきた環境、親の躾、体験などの様々な要因が関わっているのです。
例えば、A型は几帳面でまじめなどといわれるが、B型でも、O型でもまじめで几帳面な人は多い。日本人の気質とも言われる几帳面は、確かに数字でA型で見ると日本人の4割だから、単純計算して6000万人以上になるから、当てはまるかも知れないが、血液型と人の性格の関係は有無に近いのである。もっと詳しく説明すると、私どもが研究に取り組んでいる「感覚生理学」で説明した方が早い。人の性格は脳の記憶、子供の頃の実体験、思い出、ショッキングな出来事など、生きざまのようなものから、遊びなどでも関わってくる。幼いころから私のように外で遊び、仲間とよく遊んだなど、人を助けあい、労わる体験をすれば、人に思いやり、労わりの心が育つ、また、親からあなたは人の役立つような人に成りなさいと母親から言われていた。これらが記憶となり、現在の研究に活かされている。
人の性格の多くは、体験や学びなど人の脳の記憶と深くかかわっているのである。だから、血液型などで簡単に人の性格は判断も診断もできないということである。
また、人の心理学で説明すると、人は群れる習性と同調する生き物である。特に女性は言語能力とコミュニケーション能力が男性より優れている。これらから、血液型と性格に関して興味を示すのは多くの場合、女性が多いのである。例えば、職場や学校で女性同士の会話の中で、血液型と性格診断の本を持ち出し、あなたの血液型はと尋ねると、A型と答えたとしよう、本を参考に几帳面でまじめだと書いてあるというと、疑いもなく、冷静に判断もせず直感的に当たっている。すごいねなど答える。少しでも疑問を持つと、仲間はずれにされる。だから同調する心理が働き、これらの心理から、血液型本は口コミから広がり、ブームとなるのです。
これら人との同調や真似る行為などを脳科学では「ミラーニューロン」と呼んでおり、働くのである。
これら心理学のアプローチから検証したものである。
信じることはけっして悪いことではないが、すべて信じ切ってしまう感覚、依存する感覚に私は警鐘を鳴らしているのである。
誤った知識、医学的根拠、科学的な根拠に欠けていることをぜひご理解頂きたいのです。
あくまでも参考本であり、すべて当てはまるものではありません。丁度、星占いや血液型別占いと似ていることをご理解頂きたいと思います。


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中国だけでない「危ない食品」

2009-12-28 00:06:23 | 感覚
中国食品をいっさい使わない給食が富山県がスタートさせたのは、07/9月のこと、349品目中30品目を占める中国産食材のうち乾燥ワカメやヒジキなど国産に替えられな4品目を給食メニューから完全に排除。残りを国産に切り替えた。きっかけは7月、横浜教育委員会が、独自調査で給食用の中国産乾燥キクラゲから食品衛生法の残留基準値の2倍にあたる殺虫剤フェンプロパトリンを検出したと発表したことだった。フェンプロパトリンを一定以上の量を摂取すると頭痛や痙攣、嘔吐、血圧低下を起こすことかがある。チャイナーフリー給食は9月、滋賀県内の7自治体にも波及した。
但し、横浜市のキクラゲから検出されたのは1kg当たりわずか0.02mg、フェンプロパトリンを一生毎日食べ続けても健康に害はないとされている「許量1日摂取量」は体重1kg当たり0.026mgなので、体重50kgの人がキクラゲを毎日65kg食べても健康に害はない計算だ。
米国でのペットフード渦に端を発した中国産食品の騒動は、日本では輸入ウナギを買い控えや野菜の輸入量が減少にまで発展した。
一部のメディアは魔女狩りのごとく基準違反や中国以外の違反者探しに血眼に成っている。
だがそこには、健康被害のリスクと基準値の関連をどう考えるかという科学的視野が欠けている。
社会に広がる「安心、安全ヒステリーは、より危険性の高い食品の警戒」を認め、結果的に消費者を危険にさらしかねない。
食品衛生法の残留基準値は実際に健康被害を生じる値の数百~数千分の一に設定されている。世間を騒がせている違反は、この基準値をわずかに超えただけのものが大半を占めている。2007/10/3ニュースウィーク日本版より抜粋引用。
私は以前から、人の味覚の関わりから食品、食の安全についてマスコミ等で提唱し続けている。現在も地元千葉県で「食の安全委員会のメンバー」でもあり、人の味覚の重要性から「食育の一環として食の安全を提唱している」。
誤った知識で、中国からの輸入食材がすべて危ないと2年前にはテレビやマスコミを含め、中国の残留農薬など基準値を遙かに超えていると過剰反応したことを思い出す。
確かに、日本よりは農薬の散布などの基準もあまく、日本の商社が現地指導することで大分以前よりは安全と考えられる。
私の実家は青森県五所川原市と津軽平野の中心地であり、農業王国でもある。食の安全は重要だが、もっと深刻な問題があるのです。それは後継者が居ない現状であり、農業従事者の平均年齢は60歳を超えており、これらは他府県でも同様に高齢者が働き手なのである。つまり、10年後の日本の農業は高齢者が支える形であり、現在の国内自給率40%をキープするのも難しく、お米、野菜なとが高騰すれば海外から益々食材、食品を輸入に頼るしかないのである。
私はこれらの解決策に私共が近年中に構想している「生命科学研究所の設立構想がある」。これらの施設で人間の身体に無害な「新農薬の開発、研究」に取り組みたいと考えている。新農薬の開発は、新薬などの開発以上に難しく、難題でもある。現に世界中で開発、研究されているが画期的な農薬は開発されていないのである。
日本に限らず、無農薬で日本の農業を実施したら、生産量は半減し、お米や野菜は3倍以上の価格でないと採算が合わなくなるのです。
また、私は地元貢献のため、日本の農業をIT化を促進し、大規模農業を支援する形で関わって行きたいと考えている。例えば私の実家(青森県五所川原市)では、私の親戚が中心となり、大型機械の導入、安定生産、安全な食品に取り組んでいる。
また、「米粉」の開発にも取り組み、安定供給ができるように取り組んでいる。米粉はアレルギー反応が少なく、安全で国内100%の生産が可能であり、パンやケーキ、うどんなどの応用が期待され、近年中には私たちの食卓に普通に並ぶだろう。
これらを推進するためにも、若手の農業後継者が必要不可欠である。そのためにも富士通やNTTレゾナント、NTTコミュニケーションズ社、農林水産省、経産省、総務省など産学官民の取り組みが必要と考えている。
これらが実施されれば、国内食品自給率を45%近くまで上げられるのではないかと考えている。今後とも私共、食の安全、確保に全力で取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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ホームネットワークの未来型!

2009-12-26 00:04:19 | 感覚、五感
急速に普及する家庭向け高速ブロードバンド。
従来、家庭用の通信回線といえば電話回線が主流だが、最近、光ファイバーを用いた家庭向けデータ通信、FTTH(Fiber To The Home)の普及が進んでいる。
CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)の予測によると、07年度のFTTH契約数はおよそ1365万件、来年2010年には倍近い2475万件に拡大する予定である。家庭向けデータ通信FTTHはコンセントに差し込むだけでインターネットが可能となるため、今後の普及が見込まれているのです。但し、私は日本で高速ブロードバンド(光ファイバー)は、プロバイダー契約やモデム、ルーターなどのリース代など含めるとマンションタイプは価格的には安いが、我が家のように一軒家は6000円以上と価格的な面がネックとなっている。
だから、私はNTTグループに、高速ブロードバンドを韓国並みに普及させるには、現在のADSL通信並の5000円以下でないと普及しないと提唱している。
今後、私共は「五感オンデマンド」は、これらホームネットワークの未来形を普及させるために、大手通信会社、システム企業、関連企業とのタイアップで家庭の健康管理、安心、安全を提唱するサービスや農業、医療など人材不足の解決のために「後継者育成プログラム」ソフト開発、研究に共同で取り組む予定である。
従来の通信はコミュニケーションや情報を得るには非常に役立つツールではあるが、携帯電話同様に依存する傾向が強いと弊害も生じている。特に私が危惧しているのは、感覚的に弊害を起こすということでイライラしたり、興奮したりする人が実に多いのである。私はこれらを「通信依存症」と呼んでいるが、これらの症状が酷くなると通信手段がなくなると、不安になり、イライラしたり、感情的に不安に陥るのです。つまり暴行や事件などにも、繋がりやすくなる危険性もあるのです。
現代社会は、人と人の会話するコミュニケーションが不足しており、相手の顔を見て会話することが希薄になっている。携帯電話やインターネットでのメール交換は文字的な会話であり、これらのコミュニケーションでは、人の五感が一方的な刺激にしか成らず、同様に脳刺激も不足します。
これらから、会話が不足すると言語能力の低下、ひいては理解力、決断力、集中力などの能力低下に繋がるのです。
これらを少しでも改善するために、私共が構想している「五感オンデマンド」を推進し、関係者、関連企業等の協力、支援を求めて参ります。
無機質的な通信から、思いやりがあり、人の五感に優しく、五感に訴える五感通信を目標に、ホームネットワークの未来型として、私は今後とも五感オンデマンドを推進して参ります。

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日本の食の安全、安心

2009-12-25 00:01:05 | 感覚
衰退続く農業でも現場発の改革が進む。
日本の食を支えるはずの農業の衰退が止まらない。農林水産省によると、就農人口はピーク比の約2割まで落ち込み、その61%が65歳以上。
農家の農業所得も425万円(07年)と定収入にあえぐ。
民主党政権の誕生で、日本の農政は大転換期を迎えているのだが、政策の目玉である。戸別所得保障制度の中身は見えない。農家には民主党農政に不安と期待が渦巻いている。
そんな現状に業を煮やし、自ら改革を留める。農家は少なくない。
10/7 週刊東洋経済より抜粋引用。
何度か、シリーズで私も、日本の食事事情を説明してきた。日本の食の確保、安全に対して推進している。
私は人の五感研究から、人の味覚の重要性、食について提唱している。私の実家が農家ということもあり、日本の食卓が「危ないと指摘」している。
それは、特に稲作などの農業の衰退が急加速的に進んでいる現状があるのです。中でも、後継者不足、農業従事者の平均年齢が65歳以上が6割を占めている。
これらから今後、10年後には日本の農業従事の殆どが高齢者で占められ、作物の出荷量などに影響が出ると予想されているのだ。
そうなると、日本のお米が高騰し、一般の家庭では口に入らないかも知れないのである。また、海外に食料を依存し、食料輸入が海外から多く入ってくると予想されている。但し、問題は後継者だけではない。日本の食糧問題でも深刻な世界的な問題になっているのは、ミス食品とも言われる。形や傷がついた野菜や果物、古米など流通出来ない。廃棄食料と食べ残しなどで廃棄される食料は何と、毎年約1900万トンに及ぶ、この数字は参考に、国連などが食糧支援として配布している食料(600万トン)であるから、約3倍の食料を廃棄している計算である。
一部の地域や農家ではこれらミス食品や食料を販売する所も増えているが、価格調整などのために一般のスーパーなどには、滅多に販売されることはなく、家畜の餌に一部は回されるが、殆どは廃棄されているのだ。
もし、国連がこれらの現状に釘をさすような指令が発せられれば、オーストラリア、アメリカ、中国などに日本への食料輸入制限でもされれば、それこそ「日本の食卓は危ないのである」。
ですから、今一度、私たちが出来ることから改革する必要性がある。勿体ないという考え方から、食べ残しを最小限度に抑え、また、食育から生産者に感謝と生き物の命を頂いているのだという「感謝の気持ちを持ち」食料の大切さを理解して頂けたらと思います。
私はこれらから、農業の現場から改革を推進し、大手通信会社、システム企業等、農林水産省などの協力支援を受けながら、日本の食の改革に取り組みたいと考えている。
まずはブログやテレビ取材から提唱し、現状を皆様に理解して頂き、協力も求めたいと考えている。
私は日本の農業支援として、農業のIT化促進をして参ります。後継者育成プログラム、ソフト開発、機械化された近代化農業を管理運営するために、IT化必要なのです。
これら農業オペレーターと私は呼んでいるが、若手の育成、高条件、高収入でなければ、若い人たちには現在の農業は勤まらないと思う。だから、農林水産省も後継者支援、定期的な農業従事支援として各所で説明会も行っている。
これらの成果が現れるのには、時間も掛かると予想されるが、日本の農業は面白い、儲かるのだということでなければ、現在の若い人たちにはなかなか理解されないかも知れない。
私が危惧しているのは、民主党の掲げる農政に不安を感じている。だから、民間で出来ることは民間でと考え、民間で支援して行くことを覚悟した。
今後とも、日本の食問題、食の安全、安心、確保は重要な問題であり。直接、私たちの健康、命に関わる問題でもあるので、日本政府でも真剣に取り組まなければならない急務であることを私から提唱して参ります。

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スーパコンピュータの推進!

2009-12-24 00:01:54 | 感覚
賛否両論の渦巻いた事業仕分けの中でもとりわけ注目を集めたのが次世代スーパーコンピュータだろう。学会、産業界からの強い反発を受けて、鳩山総理から「凍結見直し」が示唆されたが、現政権の国家戦略、百年の計のなさをはしなくも露呈する結果となった。
民主党のマニフェストにも「科学技術の育成」はうたわれている。しかしターゲットが不明なうえ、育成のためにも何をすべきかすらもまったく見えていない。政策の骨格が見えず、世村削減という目先の目的の一つで政策自体がぐらつく。この政権に対する産業界の不信は根深い。
開発が中断し、ロードマップが途切れると、その遅れは二度と取り戻せない。単にその期間分の遅れにとどまらない。産官学の共同開発は、いったん解体されると二度と同じメンバーを集められない。
さらに、スーパコンピュータ開発の遅れは、他分野での解析、シュミレーションに不可欠なインフラだからだ。インフラが脆弱では、世界のトップうんぬんする以前の話しで、国際競争の中で生き残ることすら難しい。
資源の乏しい我が国にとって、唯一の資源は人材であり、中でも「物作り」を中核とした科学技術の力は、最も期待の大きい分野といっても過言ではない。しかし科学、技術開発のタイムスパンは長い。ハイビジョンテレビという民生技術でさえ、技術方式が考案されてから一般に普及するまで30年の歳月を要した。量子コンピュータの開発ロードマップも30年計画だ。長期にわたる技術開発だけに、現在の科学者、技術者だけで終わる話しではない。研究開発の継続性を念頭に置いた、教育による人材の育成もまた、計画の中に織り込まれねばならない重要な要素だ。国家単位での長期的視点からの下支えがなければ、企業努力だけではどうにもならない。
10/1/2 週刊東洋経済より引用。
テレビでも取り上げている、事業仕分けで民主党がかかげたマニフェストを固執に進めた形になったことはご存じだろう。
皆さんは賛否両論があると思うが、私共研究者を始め、開発者、技術者を始め多くの企業ではスーパコンピュータは、必要不可欠なのである。医療、宇宙開発、気象、特に医療では遺伝子の解明、再生医療、難病の解明などの計算や、新薬の開発研究など必要なのである。
では、スーパコンピュータがなぜ必要なのかというと、普通のコンピュータで何十人も掛かって1年かがりで計算が掛かるところをスーパーコンピュータは1月足らずで行えるので、早さだけでなく、開発や研究に当たる時間短縮、それに関わる人件費の削減など数千万円以上するスーパーコンピュータを購入する方がコスト削減にも繋がり、資源の乏しい日本において、技術開発こそ、日本の経済の救世主となるのです。
これらのことは、未来の多種多様な業種に応用が可能であり、スーパーコンピュータの開発、研究こそ、開発者、技術者、研究者には欠かせない物であることをぜひ皆様にご理解頂きたいと思います。
12月12日の朝日新聞社の取材に富士通、間塚会長兼社長は「スーパーコンピュータの開発に拘る」という会見をしている。
私共は、これらの開発に支援し、民間で出来ることは民間で開発し、エコシステムの開発、研究、電気自動車開発などにはスーパーコンピュータがなければ開発は進まないのである。民主党は目先の数字や世界一がなぜ必要か全く分かっていない。もし、開発資金がもし出来なければ、日本経済も世界から立ち後れ、技術力は極端に低下し、資源の乏しい日本において、死活問題でもあると言っても過言ではないのです。
また、最も深刻な問題は、情報処理技術者の不足、社会基盤を支える人材の育成が急がれるのです。これら若手の育成、雇用の確保にもスーパーコンピュータの開発、研究は必要不可欠であるということを是非、ご理解頂きたいと思います。

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朝食をとる重要性!

2009-12-23 00:02:50 | 感覚、五感
最近、テレビ番組などで朝食を食べた方が良いのか、食べなくてもよいなどと議論されているが、私の見解は「食べるべきである」。
それは、脳を朝からしっかりと働かせるためである。皆さんもご承知のように脳のエネルギーブドウ糖やアラキド酸などである。
特にブドウ糖は朝食をとると、体温がきちんと上昇する。体や脳が活動するため、2時間もあれば、食べ物はブドウ糖に分解される。ブドウ糖は毛細血管から運ばれる。また、ブドウ糖は酸素と結合して、アデノシン三リン酸となり、これによって脳を働かせる。人は頭を使うと、脳の中でブドウ糖が消費されて行く、朝食をとらないと、体温はあまり上昇しない。特に冬場では常に体が冷えている感じとなり、その結果、脳の活動も鈍くなるのです。
そしてぼんやりしたり、ヒューマンエラーを起こしやすくなるのです。
特に女性は、鉄分、亜鉛などと同様にブドウ糖が必要な栄養素です。
朝食を抜くと昼間まで、断食状態のままにしておくと、当然脳にも影響が出ます。また、朝食を抜くと、朝の目覚めで上昇するはずの体温が上がらず、これらを繰り返すと低体温症になる可能性もあるのです。
常に体温が下がった状態では、脳の活動も低下するのです。ご飯やパンなどの炭水化物やブドウ糖に分解されるまで、約2時間かかるので、午前中の会議や打ち合わせ、試験などでは脳の働きが悪くなるため、集中力も低下するのです。ですから、これらの場合は、なるべく早めに起床し、朝食をきちんと食べることです。
ブドウ糖も毛細血管から脳に運ばれると言っておりますが、血液中に蓄えられるブドウ糖は約20gで、血中の許容量を超えたブドウ糖は「グリコーゲン」として筋肉や内臓に蓄えられる。但し、ブドウ糖の過ぎは「脂肪」になり贅肉として蓄えられるのです。
例えば、血糖値が下がってフラフラしたりするのは、脳の血液から充分な栄養素が摂取出来ないためである。
また、女性が午後になると甘い物が食べたい。甘いスイーツが食べたいと言うのは、まさしくブドウ糖の摂取、脳がエネルギー不足になり、脳が欲している状態なのです。
よく女性はおしゃべりをするので脳を使っていることになる。だから甘い物=ブドウ糖の摂取が必要なのである。意外と会話はエネルギーを消費するのである。特に脳のエネルギー消費が激しいということである。
このように人の脳では、ブドウ糖など必要としており、現在のようにゼロカロリーの飲み物や食べ物が多いが、私がゼロカロリーの食材、飲料水の依存、過剰摂取に警鐘を鳴らしているのは、まさしくこのブドウ糖の摂取が出来ない。よって人の味覚にも異変が生じるのです。砂糖本来のブドウ糖の甘さを理解できず、人工的な甘さを美味しいと感じ、ゼロカロリーだから健康によいと錯覚し、誤った知識でゼロカロリーの飲み物や食べ物を選択し、子供たちに飲ませたり、食べさせたりするのです。
私はこれらの傾向に以前から警鐘を鳴らし、依存に対する警告を発している。これらは現在、日本テレビ「バンキシャ」から長期取材を受けているところです。
ブドウ糖の摂取は、快感物質のドーパミンの分泌にも関わってくるのです。
ゼロカロリーなど多く摂取していると、この快感物質のドーパミン物質の分泌が低下し、飲んで美味しい、食べて美味しいと快感出来ないのです。
人工的な甘味の美味しさでは人はあまり快感出来ないことが分かっております。これらからもしっかり脳のために朝食をとり、朝から脳を活発的に働かせることで人の脳は活性化するのです。

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現代女性が男性化している!

2009-12-22 00:01:47 | 感覚、五感
今年、マリークレールという女性雑誌から私が取材を受けた。内容は現代女性の性能力が低下している訳についての内容である。
つまり、現代女性が男性化(オス化)していると言っても過言ではないことをこれからご紹介します。
女性雑誌の取材は女性のSEXの低下、生物的観点からメスの繁殖能力の低下ついて特集したものである。
つまり、セックスレス、SEXを楽しめなく、したくないという繁殖本能に異変が生じていることを指摘した。
私が現代女性が男性化しているというのは、感覚や思考性など人の脳の関わりから男性化していると指摘し、提唱しているのです。
最近、多く見られている通勤電車内でもつり革に掴まり、朝から居眠りしている若い女性や深夜帰宅すると、電車内で口からヨダレを流しながら居眠りしている女性、また、一人暮らしの女性も一人部屋の中で缶ビールやつまみでお酒を飲むなど、以前なら中年男性の代名詞といわれた行為であるが、最近は若い女性にこのような行動や仕草など、女性らしくない人たちが増えている。
先週、日本テレビで驚異的な数字が発表された。内容は、男性化した女性が何と60%にも及ぶというものであった。出所ははっきりしなかったが、このデータも満更でたらめでないようである。
私の仮説では、女性ホルモンの乱れや、男女の感覚(五感)の相違、脳の活動の相違が男性に近くなってきたと考えている。
例えば、男女では、五感も脳の働きにも相違があるのです。例えば、五感では男性は「視覚」と「触覚」に優れている。女性は「味覚」と「嗅覚」に優れている。脳の働きでは、男性よりも女性の方が脳細胞の数に大きな差があることが知られている脳部がある。
それは、「脳梁」という、左右の大脳をジョイントしている脳部が男性より1.5倍ほど女性が多いのです。ですから、女性は言語能力に優れ、直感力に優れている。だから男性は口げんかしても女性に敵わないということである。
逆に男性は、理論や空間認知に優れている。
男性は視覚によって恋をし、女性を愛するが、女性は男性の匂い、嗅覚によって恋をし愛し合うのである。
これらは、私たち人間の先祖、20万年前のホモサピエンス時代の人類は、男性は獲物を求め狩りに出かけるので草原で獲物を探す。鋭い視覚(眼)が必要であり、自分の居場所が理解できないと塒に戻れないので、空間認知に優れている。
また、獲物を射止めるためには、鏃を造らなければならず、触覚によって鋭利な鏃を造らなければ成らなかった。これらから、触覚や創造性能力に優れているのである。
逆に女性は子どもを産み育てる役割があり、隣同士仲良く助け合わないと生きて行けない。だから、コミュニケーション能力に優れ、言語能力に優れている。また、男性が持ち帰った獲物を調理しなければ成らず、その獲物が食べられるか、腐敗していないか、嗅覚と味覚で確認し、調理したから女性は嗅覚と味覚が優れているのである。これら先祖代々受け繋がれた「遺伝プログラム」本能が現代人の私たちにも受け継がれたのである。
だが、現代人は、色々な便利な道具やハイテクな装置などに依存する傾向から私たちの男女の感覚、脳の相違にも異変が生じてきているのではないかと私は仮説を立てながら指摘し、提唱している。
生活習慣の激変から女性ホルモンの変化、感覚、脳の思考性まで影響し、現代女性が女性らしくなくなったきた。男性化してきたと実感するのだと私は考えております。機会がありましたら、これらの問題に対して、女性向けの講座や講演会などを開催し、提唱して行きたいと考えている。また、私のブログでも提唱し、女性が女性らしく、男性は男性らしく、そして人間である。生き物、生物としての基本的な能力、人の五感を鍛錬し、脳を活性化させ、様々な鋭い能力を身につけて欲しいと願っている。

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日本の食料事情!

2009-12-21 00:00:20 | 感覚
海外に依存する日本の食。
世界の食料市場は、輸出入の活発な自動車など工業製品と異なり、非常に閉鎖的だ。生産のうち輸出に回るには、トウモロコシは12.4%、小麦で19.1%、食糧自給率約41%の日本は、こうした輸入市場に食卓の多くを依存している。その一方で、日本人の食生活は米の消費が減る一方で、自給率の低い肉や油類の消費が増え、自給率低下に拍車をかけた。さらに国内農業政策はちぐはぐだ。その根本から戦略の転換を迫られている。
ちぐはぐな日本の食料事情、海外に依存する日本の食!
日本は穀物等を年2940万トン輸入、その生産のために使われた海外の水は約558億トン、海外に依存している耕作面積は1233万ヘクタール、国内農地面積の約2.6倍。
一方で、国内の農地は活用されず。水田252万ヘクタールのうち、約4割が生産調整の対象に、それに加えて、耕作放棄地は38.6万ヘクタール(東京都の約1.8倍の広さ)に及ぶ。
食品廃棄の量も多い。国内の食品廃棄約1900万トン、世界で実施される食料援助量(約800万トン)の約3倍である。(出所)柴田明夫、丸紅経済研究所所長。
(主な食料輸入先)
牛肉2153億円、オーストラリア75.4% 米国14.8% 、豚肉4294億円、米国41.7%、カナダ21.7%、デンマーク18.6%、植物性油脂1429億円、マレーシア55.7% 、イタリア8.7%、フィリピン5.4%、米国5.2%、野菜3568億円、中国46.8%、米国18.6%、タイ4.3%、ニュージランド3.5%、イタリア2.9%、果実3898億円、フィリピン25.9%、米国21.7%、ニュージランド5.3%、メキシコ3.8%、ブラジル3.7%、魚介類1兆3855億円、中国17.1%、米国10.2%、ロシア9.5%、タイ8.0%、チリ7.1%他48.1%など。(出所)農林水産省「食料需要表」などを基に作成。輸入先については財務省「貿易統計」(08年実績)。10/17週刊東洋経済より引用紹介。
私のブログやテレビ出演などから日本の食料事情を紹介しているが、日本の食料事情は今後10年以内に大きく変貌するだろう。それは私の実家(青森県五所川原市)を例に挙げると理解できるが、現在、農業従事者は高齢化している。現在、五所川原市では農業従事者の平均年齢62.4歳、地域によっては20歳~39歳の従事者が0人と最悪の状態である。このままの推移10年後には、農業従事者の平均年齢が70歳を超えると言っても過言ではない。これらの解決策に私がふるさとの貢献として、乗りだし、取り組んで行く覚悟を決めたのである。早速に農林水産省にこれらの問題を資料提唱という形で問いかけをした。
これらの質問に対して、農林水産省は回答をメールではあるが送って来たので抜粋紹介しよう。
農業従事者を確保するためには、何よりもまず、農業に従事することで充分な所得の確保、やりがいの実感できるなど、農業後継者が就農する際の支援。
若者に農業の良さを知ってもらうため、全国各地の就農相談会の開催や短期間の農業体験を実施するとある。
期待したいものではあるが、具体性に欠け、なかなか行動に移行出来ないのではないかと考えている。
私は具体的対策として、来年以降、大手通信会社、関連会社とのタイアップにより、日本の農業をIT化を促進し、データ管理、農業従事者育成支援プログラムの作成を推進、協力を求めて参ります。
私が構想している農業後継者は、派遣農業従事者でもよいと考えている。住み込みで働ける環境や農業指導をソフト化し、ITを促進することで「農業オペレーター」的役割を担って欲しいと考えている。
私は私の実家、青森県五所川原市の地域貢献として、主力産業である近代化農業を推進し、「食育は箸育から」ご飯と和食を食べることで日本の食文化が守られて行くのです。

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ITで医療、農業に貢献!

2009-12-20 00:00:34 | 感覚、五感
9月から富士通の社長を兼務している間塚道義会長(66)は11日の朝日新聞の取材に応じた。「構造改革は着実に進んでいる。今後は前向きな戦略をとる」と述べ、高齢化社会を見据えて医療や健康、農業などの分野にIT技術を応用していく方針を明らかにした。
間塚氏の「ネットワークやITの力で、まだまだ発展できる分野は多い。人間中心のITシステムの開発を進め、安心、安全で豊かな社会づくりに貢献したい」と話した。
具体的には、高齢者の体に体温や脈拍など健康状態を24時間測るセンサーをつけ、データセンターに自動的に知らせるシステムや農家の作業をデータベース化して後継者に伝える技術の開発など進める。センサーやモバイル機器を手がける富士通の技術力を駆使し最大限に生かす戦略だ。ソフトウエアやデータをネット経由で使う「グラウンドコンピューティング」については、「企業や自治体のシステム運用に関する負担が軽くなる。利用は確実に広がっていく」との見通しを示した。
富士通は、政府の「事業仕分け」でやり玉にあがったスーパーコンピュータの開発を長年進める。
「資源のない日本は科学技術に力を入れ、最先端を追いかけていくべきだ。富士通はスパコンの開発に拘っていく」と強調した。
間塚氏は、9月に病気を理由に急遽退任した野副州旦(のぞえくにあき)前社長からバトンを受けた。後任社長については「新しい施策を打ち出すことができ、何が何でもやり遂げる胆力のある人が適任だ。選ぶ時期については全く未定」と述べるにとどめた。(高田寛)12/12(土)朝日新聞より引用。
私が以前から推進している「五感オンデマンド」こそ、このITを医療、農業に応用するための具体的なシステムである。
来年以降、大手通信会社、システム会社、通産省、総務省などの協力、支援を受けながら推進してゆく予定である。
私は今回この記事を拝見し、「五感オンデマンド」の開発、(ITトステム)を富士通社との協力、開発、研究をお願いし、通信に関してはNTTレゾナント、NTTコミュニケーションズ社とのタイアップで私が監修役として参加したいと考えている。
医療、農業に関しての導入テストケースとして、私の実家(青森県)の協力を求め、私が構想している「五感オンデマンド」を推進して行きたいと考えている。特に以前から私が構想している日本の農業にIT化の促進を目指している。
私の実家では「大規模農業」に取り組んでおり、米、大豆、麦など穀物類を中心に機械化が進んでいる。私もこの12月に見学に行き、機械化の現状を垣間見た。但し、必要なのがコンピュータ、特に稲作や今後、開発研究に取り組んでいる「米粉」の需要を見通し、生産に来年以降取り組んでいる。米粉はアレルギーなどの症状が出にくく、安全でパンやうどんなど幅広い用途に利用が可能と考えられている。モチモチ感の食感とお腹持ちのよい食材になるのです。これらの取り組みに欠かせないのが農業のIT化促進なのである。
また、私の実家の地域の農業従事者は平均年齢が60歳を超えており、年々高齢化している。計算上ではここ10年で農業従事者の平均年齢が70歳を超えてしまい。後継者が居なくなってしまうと日本のお米が高額になるか、海外からお米を輸入しなければならない。私はこれらの打開策としてこの農業のIT化促進によって若手の後継者の増進を期待している。
それだけではない、現在、離島や雪深い山岳地帯の一人暮らしの高齢者、都心でも引きこもっている高齢者、孤独死が深刻化している現在、地域のコミュニケーションツールとして活用でき、ユビキタス端末の開発によって、高齢者施設への導入など幅広い用途が考えられている。高齢者の健康を守り、地域の「絆」としての役割を担い、高齢者の引きこもり、孤独死の予防になると考えている。これらを推進するためには、民間企業だけが取り組んでも推進はではない。日本政府間、農林水産省、経産省、総務省などの支援、協力が必要不可欠なのである。
これらが私が来年以降構想し、推進してゆく「五感オンデマンド」である。
今後とも、富士通、NTTグループ、他関連企業、産学官民で取り組んで行きたいと考えている。結果少なからずや日本の経済にも多大な影響を与えるのではないかと私は考えております。私共の構想の灯を消すことなく、私は今後とも全力で取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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地方経済の復活!

2009-12-17 00:09:14 | 感覚
私は久しぶりに実家(青森県五所川原市)を訪れ、衝撃と農業の未来への期待を強く感じたのである。
20年前頃までは、日本の大手企業の工場が進出して活気があった。その後はご存じのようにサムプライム問題や深刻な不景気の嵐が直撃した形で、私の実家の地域では、企業の工場が撤退という形で次々と大きな工場が閉鎖や移転という形で今や一つに成ってしまった。残る一つも何れは撤退するという噂もあります。つまり、塩漬けされた壮大な土地があり、今後の空き地の活用、誘致などに青森県も必死である。それは、青森県内でも工場誘致に莫大な資金(税金)を投入して事業化を行ったが結果的にその企業が撤退を表明し、青森県には借金が残った形である。
残されたのは、200年かけて数十億円を返済して行くのである。このように地方各地には壮大な空き地と借金が残るようなところは沢山あるのです。
私は、これら実家、地元貢献のため努力し、私が出来る限りのことをすること決意致しました。
日本経済が低迷している現在では、工場などの誘致は難しいと思われるので、私共が関東などで構想している「生命科学研究所」の設立構想を考えているが、その中でも、創薬、新薬などのバイオケミカルの研究を推進して行く予定です。特に私は「無農薬」に注目しているが、現段階では日本の農業、生産量を上げるのには農薬は必要不可欠なのです。
もし、日本の農業が無農薬に拘り、手間暇をかけるとお米も野菜も今の2倍から3倍の価格と生産量が半減するのは目に見えている。
これらから、私は「新農薬」の開発、研究こそ地域の活性化と未来の農業を推進し、食料自給率に繋がると確信している。
この新農薬、無農薬に近い農薬の開発、研究、人体に無害で害虫駆除が可能な農薬の開発、研究の研究所の設立を私の実家、青森県(五所川原市)の元工場跡地などを活用し、農業王国青森を推進し、青森発、新農薬、創薬、新薬開発の起点として「バイオケミカルクライスター構想」を今後とも推進し、何れ日本のケミカル研究、バイオ研究の一大研究施設、自然環境に恵まれ、豊かな水資源があり、来年2010年の12月には青森新幹線が開通し、東京から3時間40分で到着する近さになります。また、五所川原市は新幹線「新青森駅から高速利用で約30分程度とアクセスもよく、研究の開発、研究には環境の良い場所であると提言している。これらが実現化すれば、地域も世界中から注目され、日本のバイオ研究の中心地になれば、地域の活性化、復活のカギになると考えている。規模的には数百億円規模の資金が必要なため、産学官民の協力、製薬会社などの支援や協力、共同開発で可能になるのではないかと考えている。
それから、研究員の派遣も都会から地方での研究となると覚悟も必要なため、これらの施設には、食事や娯楽なども完備した施設を構想、快適な空間作りにも着手することで田舎に居ながら都会的な暮らしが出来れば、定着するのではないかと考えている。
現段階では構想段階ではあるが、決して夢物語ではないのである。数年後には具体的に関東で来年度から一部活動するが、海外の大学と日本の大学の提携などが予定されており、これらの大学の設立と同時にバイオケミカル研究を開始する予定である。その後、バイオメディカル大学、生命科学研究所で人のバイオ研究などを推進して参ります。これらの延長線で私は、私の実家への恩返しに五所川原市で工場誘致し、撤退した跡地を復活させるためにも「バイオケミカル研究所」を五所川原市に誘致することを私は今後の研究課題として全力で取り組む予定である。

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日本でも科学捜査の重要性!

2009-12-16 00:00:18 | 感覚
最近、日本の犯罪は欧米並みに犯罪件数も事件件数も増加している。毎日のように殺人事件が起きている。
特に最近の犯罪傾向は、インターネットなどの出会い系サイトを悪用したケースなど多くなってきている。また、女性が男性を騙し、金銭目的に騙し取ったり、貢がせるなど、また、睡眠薬を服用させて大勢の人を殺害するなど昔の日本人では考え成らない手口である。
現在、二人の女性が頻繁に犯人像として紹介されているが、男性を騙し、金銭を巻き上げそして殺害するケースは二人の女性の犯罪手口が似ている。
また、最近2年半も逃亡した、犯人が捕まったが、大阪の建設現場で偽名を使って働き、100万円もお金を貯め、逃亡資金や顔を誤魔化すため、整形にお金を使っていたのである。今回は名古屋の美容整形の病院から犯人らしき男性が病院で整形を受けたと写真がテレビに出て、逮捕に繋がったのである。
また、未解決な事件も多くあり、全国指名手配犯人、殺人などの手配されている人たちだけでなんと1200件以上とまだ未解決事件が多々あるのです。また、最近は女子大生や若い女性が残忍な殺され方をしている。バラバラ殺人や殺害後自宅に放火など本当に残忍で許し難いものである。
これら日本の犯罪も欧米化しており、私は科学捜査研究所(科捜研)と言われる部署の犯罪調査に重点をおき、必要性を強く感じている。DNA調査、指紋、血液調査など中心ですが、今後は心理学、脳科学、感覚生理学などの応用やデジタル、IT化の促進なども必要であると私は指摘している。
以前にテレビドラマで、脳科学の科学捜査が画かれていたが、まさしくドラマの世界は大袈裟だが、死体解剖だけでなく、骨から男女区の区別、年齢測定、殺害方法や殺害時の日時予想、病歴の有無なども理解できるものである。
アメリカのテレビドラマではないが「骨から事件を解決する」など科学捜査に今後とも日本はアメリカのように科学捜査に予算も資金も、研究員の育成も必要である考えている。
例えば難事件と言われる捜査には、この科学捜査は欠かせない。但し、日本では歴史も資金も、規模も小さく、あまり重視されていない。昔ならそれで良かったかも知れないが、現在のように犯罪が多発している現状から科学捜査は、DNA鑑定だけでなく、指紋も、血液型調査なども必要だが、解剖学的見地、心理学、脳科学、感覚生理学から犯罪者を絞り出し、予想することでターゲット絞り込み、潜伏している地域の特定などに役立つのである。
また、デジタルやコンピュータを駆使し、犯罪者のモンタージュを作成し、全国指名手配を素早く行い、整形病院、一般病院、店舗などにインターネット配信し、立ち寄った場所に現れたら情報提供をしてもらい逮捕に繋がるシステムなどの開発も必要であると考えている。
具体的に私は、大手通信会社にこれらのシステムの開発を求め、産学官民で取り組む課題だと考えている。
また、死後何年後かに発見された遺体の測定、頭骨からコンピュータ処理し、3Dか復元装置の開発なども科学捜査に役立つはずである。
インターネット時代、犯罪の抑止を目的にこれら、指名手配や犯人の潜伏先を割り出すなどに必ずや役立つと考えている。
私は今後、日本政府、警視庁、内閣府などにこれらの構想や開発、研究に取り組み協力を求めて行きたいと考えている。
また、殺人事件の「時効撤廃」も訴えて参ります。
何時かしら安全な日本が「危ない、治安の悪い日本なったのだろう。いとも簡単に人を殺し、残忍な手口、、証拠隠滅など残忍な殺し方である」。
これら犯罪の抑止のためにも、私は科学捜査研究の重要性を提唱して参ります。

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民放CMヒリ貧!

2009-12-15 00:32:23 | 感覚、五感
キー5局で661億円減収、固い収益源も揺らぐ(9月中間決算)。
民法テレビ局の経営が曲がり角を迎えている。5日出そろった民放キー局09年9月中間決算は、収益の柱だったCM収入が軒並み大幅に減少。
5社計で同期より661億円も減った。不況のせいだけでなく、インターネットにおされて広告媒体としての地盤沈下も進んでいる。CM頼みの限界を見てとった各局は新たな収益源確保に本腰を入れ始めた。
「CM収入が好転するとは思っていない・むしろもっと厳しい状況になる」、日本テレビの能勢康弘常務執行役員は、中間決算発表した5日の記者会見で、厳しい見通しを口にした。
民放キー局5社の中間決算は全社が減収となった。TBSは00年の連結決算公表開始以来、初の最終赤字に転落、09年度の通期予想も厳しい。
本業の儲けを示す営業利益の5社の合計額は284億円で、4年前の4分の1の規模だ。テレビ局の収益源は、CMの広告収入が大半を占めてきた。
CM収入は番組と番組の間に流す「スポットCM」と特定の番組の途中で流す「タイムCM」の二つに分けられる。
昨年秋の米国発の金融危機を機に、スポット収入が減少。スポットは新製品発表など広告主の企業の販売推進戦略に合わせて申し込まれるので、どうしても景気に左右されやすい、ところが今年度に入り、タイム収入も落ち込み始めた。タイムCMは、番組の内容が想定される視聴者が分かった上でスポンサーとなるので、広告効果が高いとされ、企業もきりにくいと思われてきた。
5社のタイム収入は前年同期11~19%減少で各社ともスポット収入よりも下げ幅が大きかった。タイムCMは普通、数ヶ月間から半年間で広告主を決める。
そこに穴が開くと、CM単位全体の落ち込みに繋がり、放送局の経営に与える影響はスポットCM化ではない。11/6日、朝日新聞より抜粋引用。
私も以前にテレビCMの監修に携わったことがあり、テレビCMの作成には、お金は勿論、時間も人材の確保など大変である。
現在のテレビCMを拝見していると、限られた企業であり、大手自動車会社などもテレビCMの回数や種類が激変している。このようにCMの儲けかしらが回数も減っているのだから、テレビ局の収入も減少するのは仕方ないかも知れない。
但し、テレビ局は脱CM収入化を目指し、フジテレビなどでは「フジテレビNEXT」のようにCS放送、有料チャンネルでドラマやバラエティーなど強化している。
私も今年の3月にBSフジテレビ「ファイブセンス」の1時間特番で番組監修、講師として出演致しました。
今後、このような他チャンネルでの番組などの監修も増えると予想しているる。また、これらテレビ局の売り上げの落ち込みの起死回生に私は、世界初、3D映像に匂いの出る番組、テレビの開発、研究を具体的にテレビ局、通信会社、家電メーカーとの共同開発で可能になると確信している。
パナソニック社では来年10年に3D映像が見られる薄型大型テレビを発売すると発表している。
これらに、私共は料理番組に匂いが発生する装置を取り付け、世界初の匂い出る番組、近い将来には出来ればデジタル放送が始まる2011年に匂いの出るテレビCM放送を流すことも構想している。例えば、食品会社の商品紹介、缶コーヒーやインスタントコーヒーの匂い、化粧品会社の香水の匂いを発生させるなど、私共の実績でスーパーなどで野菜売り場から人工的なカレーの匂いやシチューの人工的(合成臭)を発生装置から発生させたら、通常の3倍の売り上げがありました。このように人の嗅覚を刺激すると食欲や購買力が高まることが知られております。
このように私共はテレビCMの復活はこのような新たな取り組み、創意工夫、創造性が必要であると指摘し、私共と共同開発、研究をして頂けるテレビ局、通信会社、家電メーカーや商社も含め、私共が監修し、共同で開発に取り組んで頂けれる企業を今後模索して参ります。

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長谷川穂積選手の強み!

2009-12-14 00:00:33 | 感覚、五感
長谷川穂積選手といえば、ボクシングの世界チャンピオンとして有名人だが、彼の強さを今回は科学的に感覚生理学的に説明したいと思う。
彼は今度10連覇という日本人ボクシング選手でも何人も成し遂げていない記録にも挑戦する。努力の天才ボクサーである。
彼の凄さは身体の柔軟性だけでなく、優れたボクシング感覚の持ち主である。例えば彼がパンチの連打をするときの早さ(スピード)は他の選手を圧倒する。
そのスピードはテレビ番組の中で測定したのだが何と1秒間に4回という凄さである。5秒間では両手で打ち出したパンチが20回となるのだから凄い。
では、なぜそのような早さでパンチが打ち出せるのか、それは長谷川選手の鍛えられた筋肉、普通のボクシング選手はストレートなどのパンチ力を高めるためのトレーニングをするため。瞬発力を必要とする筋肉(白筋)になる。但し白筋は筋肉線維を痛めやすく、持久力に欠ける。だから、連打などには向かないのである。そこで長谷川選手は鞭のようにしなやかに打ち出すパンチを繰り出すためにトレーニングし、赤筋(持久力)と白筋(瞬発力)の両方を持ち得たピンク筋という、瞬発力があり、持久力も備えた筋肉を得たのである。従来のボクシングのパンチの方法でなく、少林寺拳法のようなパンチと表現すると分かりやすいかも知れない。目にもとまらない素早い連打のパンチを繰り出すのである。
普通のプロボクサーがパンチをするときには、グローブの中の手は握った感じでパンチを繰り出す。ところが長谷川選手は軽く握った感覚(手のひらを広げた感覚)でストレートパンチも回転しながら繰り出すので効果的なのである。
また、長谷川選手は相手の選手のクセ、動作のクセを洞察する能力にも優れている。だから、相手の選手の次の動きが読めるのである。
例えば、左フックパンチを出すと相手の選手は左手が下がるクセがあるとすぐに右フックを繰り出すのである。それだけでなく長谷川選手は予想したかのように相手が繰り出すパンチを避けながら、パンチを繰り出すのである。
そこで、顔面に入れば相手はダウンするのである。
ここ4試合連続でダウンを奪っているのは、ボクシング感覚より、動物的感覚に近いのである。野生の動物が生命の危機を感じると回避するための感覚に似ているのである。
この感覚こそ「反射運動」反射神経の優れた日本で数少ないプロスポーツ選手である。
相手のパンチを可憐に交わすのも、この反射運動である。野球や球技などスピードで競うあう運動では「動体視力が求められる」がボクシングは相手の繰り出すパンチを交わすため、パンチの動きを反射的に交わす能力が求められるのである。長谷川選手が他の選手と違うのはこの反射運動が優れていることである。
現に、試合が終了すれば顔に受けたダメージが他の選手と圧倒的に違うのである。早い内に相手選手をノックアウトさせてしまうことにも関係しているが、打たれる回数が他の日本人選手と違うのである。逆に相手に対して与えるダメージやパンチの回数が圧倒的に多いのである。だから、長谷川選手は強いのである。
それだけではない。長谷川選手にはボクシングで戦い、勝ち続ける目的がある。一つには、家族のため、全国のファンのため、そして何より母のためである。ご存じのように長谷川選手の母は現在、テレビでも紹介されているように癌と闘い、辛い治療をしている。治療費を捻出するために頑張って努力し、闘っているのが長谷川選手である。何と親孝行な人だろうと感じてしまう。
私はスポーツの中でもボクシングは嫌いと言い続けているが、長谷川選手の試合だけは拝見する。
長谷川選手に限らず、私たちでも目的、目標がはっきりしていることが何をするにしても重要で価値がある。人の脳と関係が深いが、具体的な目的、目標は自己の「潜在的能力を引き出し、高める働きをする」。これこそが私が提唱する「感覚生理学」である。
それに使命感が長谷川選手にはあるので、並大抵のボクシング選手ではないということである。次回の試合10連覇を私も応援し、拝見したいと思う。
近く、テレビでも雑誌でもよいから対談をしたい数少ないプロスポーツ選手の一人である。私の目に叶った数少ない選手こそ、五感の達人でもあることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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