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センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

野球を脳科学で解明する!

2025-05-05 00:00:30 | スポーツ

野球と言えば、日本野球よりもメジャーリーグの野球が今や人気で、視聴している人は多いと思います。

日本人選手の活躍が世界からも注目されているからでもあります。

その中でも大谷翔平選手の活躍は、野球をあまり知らない人までも、大谷選手の事は知っている人は多いと思います。

まず、野球グランドからの数値で説明します。

投手板からホームベースまでの距離(18.44m)、塁間(27.431m)、外野フェンスまでの距離(76.199m)以上。

大谷選手のバットスイングスピードは平均は75.4マイル(約121.3km/h)と18位、ホームラン打球速度(184km)角度23度、飛距離121mを記録しています。

大谷選手のホームランに関しては、他のメジャーリングプレヤーより「弾丸ライナー」と呼ばれる速さで、それも低い角度でホームランが打てる選手は、日本人野球選手では大谷選手ぐらいです。

また、メジャーリーグ選手のホームラン時の平均打球速度は、トップクラスの選手では160〜180km/hを超えることがあります。特に大谷翔平選手は、2023年の試合では191km/hを記録し、注目を集めました。

 

此処から本題に入りますが、野球選手は0.1秒の闘いです。

野球選手がヒットやホームランを打つときの感覚は(0.1秒)の違いで三振かヒット、ホームランになります。

0.1秒の誤差とは、投手板からホームベースまでの距離は(18.44m)です。そして、ピッチャーが150kmのスピードボールを投じた時のキャッチャーミットに収まる。到達時間は(0.44秒)、160kmkスピードボールなら(0.38秒)と1秒掛かりません。つまり、瞬き出来ない世界なのです。

では、バッターはこの早い速度と短い時間にボールを打つのでしょうか?それは、脳の処理能力(時間)に関係しています。

バッターがピッチャーが投じた瞬間に「視覚」で見て、0.1秒で脳の運動野に情報を送り、運動野では、バットを振れと指示を出すのに0.1秒、そして、バットを振る動作に入るまでの時間差で、三振、ヒット、ホームラン、選球眼などに繋がります。

つまり、バットを振る動作の時間を0.1秒タイミングを合わせる。つまり、150kmのスピードボールを打つのに「0.5秒」以上時間が掛かるとほぼ、三振です。それが0.4秒ならファールチップやヒットになります。大谷選手のようにバットスイングの速さだけではなく、動体視力に優れた選手です。ですから僅か「0.3秒」ほどでバットを振りますからホームランが打てるのです。身体が大きいから、力があるだけではホームランは打てないという事です。

 

以前に私がテレビ番組に出演し「火事場の馬鹿力」を科学するという特番の監修と解説説明者として、野球選手の動体視力の内容を火事場の馬鹿力として代用して説明したことがあります。

人の脳は、幾ら頑張っても、必死に力を出そうとしても「80%」の力しか発揮できません。常に100%の力、能力を発揮し続けていると。身体、骨が壊れてしまうから脳がコントロールするようにセーブします。勿論、精神的なことも同様です。

では、プロスポーツ選手のようにパワーや運動能力を発揮しないと活躍出来場合は、100%の力、能力を発揮するために「練習やトレーニング」に励むのです。これらは昔からのやり方ですが、近年はこれに「脳科学を導入」する「ブレイントレーニング」と私は名付けて、プロの選手や団体等に指導したこともあります。

特に、スピード系のスポーツでは「動体視力」が成績として残せます。野球で言えば「打率」です。

 

例えば、砲丸投げ、やり投げなどで「大声」を出して投じるのは「潜在的能力(パワー)」つまり、残された20%の力を発揮するための術なのです。大声を出すことで100%に近いパワーが出せるのです。このことを「シャフトの法則」と呼ばれています。

他に、私が指導しているのは、歯の咬み合わせが悪いと、力は100%発揮できません。それは、一瞬の力を発揮する時には「人は踏ん張ります」。その力は平均200kgも及びます。日々、鍛えている人たちなら300kg近い力が歯茎に掛かります。ですから、長年行っているプロの選手たちの多くが歯がぼろぼろ状態になる人が多いのです。

以前に、あるテレビ番組で160kmのボールを現役のプロ野球選手と元プロ野球選手、素人(野球経験無い人)で三本勝負するという内容です。

そこで、私が素人にプロ野球選手を任す方法を極秘に指導して、実際に三本とも素人(スタッフ)がヒットを打ちました。最後の一本はぎりぎりでしたがホームランを打ち、本人だけではなく、プロ野球選手が落胆だけではなく、私に指導を煽りたいと訪ねて来ました。

 

私が指導したのは、動体視力を上げるために、DVDの映像を最大速倍の速さで見て貰い、30分ほど速さに慣れて貰い、ボールがはっきり見えるから、バットを振ればヒットになるから信じてと言葉をスタッフにかけました。そしたら一球目からヒットし、プロと元プロ野球選手は三振でした。プロは流石に二球目はファールと、三球目で三塁ゴロでした。

元野球選手は三三振でした。

スタッフに三球目にマウスピースを用意して貰っていましたから、これを噛んで打つ時に声を出して思って切り振ってと告げたら、何とホームランを打ちました。

これが「人の力を100%」出せれば、野球経験が無くてもホームランが打てることを証明しました。スタッフは勿論、プロ野球選手も「信じがたい」あり得ないと驚きを隠せませんでした。

後にプロ野球選手の球団から極秘に「指導依頼」がありました。

こうして、プロのスポーツにも「脳科学の応用」が必要ということを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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運動能力を高めるには-「潜在的脳力を高める」!

2019-11-11 00:00:30 | スポーツ

私はプロスポーツ選手から、一般の方々たちに「運動力学」や脳科学から「運動能力」を高める指導をしております。

私自身も、毎週火曜日と土曜日に地元のママさんバレーのコーチもしております。そして、可成り激しい運動もしており、有酸素運動は勿論、加齢と共に衰える体力を効率よく、脳科学を応用した運動力学を私個人が実験台になり、試しています。

お陰様で、地元千葉の体力測定で30歳代前半、垂直跳びや反復横跳びなどは20歳代の数値を出しております。

私は運動能力が音痴だ、運動能力が無いと考えている人は,確かに筋肉量や体力にも個人差がありますが、人間はおおむね、総じて運動バランスが良い生き物です。チーターのように100km以上のスピードで走る訳ではありませんが、生物界の中でも、ダチョウは二本足で60kmほどのスピードが出ますが、それに次いで、二本足で早く走れるのが人間です。

例えばオリンピック短距離の選手は時速40kmぐらいの速度で100mを走りきるのです。

 

では、人が運動する。手足を動かすだけでなく、道具を使って運動をする高度な身体能力は生物界でも人間だけですが、それらを可能にしているのが,私たち人の巨大な脳のおかげです。

特に、脳の中でも「頭頂葉」の運動野、手足の筋肉に電気的信号(刺激)を送っているのが脳の運動神経といわれる神経細胞です。

よく、私は運動神経が鈍いと自覚するのは、これら筋肉を動かす、運動神経の伝達が鍛錬されていないので,遅いのです。

特にスポーツ選手などには、反射神経、身体能力、身体バランス、筋力、種目によっては持久力、動体視力など様々な運動能力が求められます。

ですから、スポーツ選手は種目別に筋肉も脳も鍛錬する必要性があるのです。

例えば、陸上の短距離競争の選手と長距離選手との筋肉も、身体バランスの鍛錬も自ずと違ってくるのです。

短距離選手の筋肉は、出発力に優れた身体能力、運動能力が重要になります。ですから、筋肉も瞬発力のある「白質の筋肉」や上半身の筋力も大切になるのです。逆に長距離選手の筋肉は「持久力」が必要ですから「赤質の筋肉」が必要になるのです。

 

勿論、有酸素運動も重要であり、100mの短距離選手はほとんど無呼吸で走りきります。逆にマラソンなどの長距離選手は、呼吸のリズムがとても重要になり、脱水状態や筋肉の痙攣、断裂なども引き起こしやすいのです。

これら身体、運動能力をコントロールしているのは、私たちの脳です。

私が提唱している。近代スポーツに脳科学、感覚心理学が重要な要素だと指摘し、提唱しているのは、自己の「潜在的脳力」を引き出すことが目的です。

人の脳は、通常時では思いっきり運動しても、力を出しても80%程度の力、能力しか発揮出来ません。

それは、人の身体は常に100%の力や能力を発揮していると、筋肉や骨を壊す、痛めてしまうので、脳が無意識的にセーブ(70%~80%)にしているのです。

また、能力も常に100%発揮するとすぐに疲れてしまう、精神的に異常をきたすので、こちらもセーブしているのです。

つまり、普段ではあまり使われていない、発揮していない脳力を発揮させる方法です。眠っている状態の力、能力を発揮、引き出すという考え方です。

 

以前に、テレビ番組の中で野球の160kmのスピードは、一流のプロ野球選手のピッチャーでもそんなに数多くは投げられません。以前、私はこの160kmのスピードボールをプロ野球選手の前で、センター前ヒットにした時には、プロ野球選手たちは驚いておりました。荒木先生は野球の経験はあるのですかと質問され、全くありません。小学校の時や遊びではありますが、160kmのスピードボールは今回が初めての体験ですと告げると、ではなぜ、簡単に打てるのですかと質問されました。「これが脳科学、感覚心理」の鍛錬で誰でも打てるようになりますと答えると,プロ野球選手たちの目の色が変わりました。

 

これらこそ、脳の処理能力をスピードの早さに適合させる。順応させることなのです。私たちは160kmのスピードは普段ではあまり体験がありません。ですから,当然、脳は早いスピードだと思い込んでいるのです。これらのセーブしている思考や脳の働きを外し、動体視力を高める鍛錬、速読法やDVDを16倍速で何度も繰り返し観て、内容を理解する。文字を読み取るなどの訓練を1時間程度行うことで,私のように160kmのスピードボールが打てるのです。他にも、サッカーなどでは視野が広がるので、相手の動きが予測できる。ボールの動きがゆっくり見えるので、追いつくことが出来るのです。

このように人の脳を活性化させ、潜在的運動能力を引き出すと、種目別にこれら脳トレーニングと身体的トレーニングを組み合わせ、身体バランスを整えるなど、これらにメンタルトレーニングを取り入れることで、世界で活躍する選手を育成することも不可能ではありません。

このように近代スポーツは脳科学と科学的な根拠に基づいて、指導も鍛錬も必要だということを私から提言致します。

センスプロデュース、研究員、荒木行彦、


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運動能力を高めるには-「潜在的脳力を高める」!

2016-11-01 00:00:30 | スポーツ
私はプロスポーツ選手から、一般の方々たちに「運動力学」や脳科学から「運動能力」を高める指導をしております。
私自身も、毎週火曜日と土曜日に地元のママさんバレーのコーチもしております。そして、可成り激しい運動もしており、有酸素運動は勿論、加齢と共に衰える体力を効率よく、脳科学を応用した運動力学を私個人が実験台になり、試しています。
お陰様で、地元千葉の体力測定で30歳代前半、垂直跳びや反復横跳びなどは20歳代の数値を出しております。
私は運動能力が音痴だ、運動能力が無いと考えている人は,確かに筋肉量や体力にも個人差がありますが、人間はおおむね、総じて運動バランスが良い生き物です。チーターのように100kmのスピードで走る訳ではありませんが、生物界の中でも、二本足で早く走れるのは人間だけです。例えばオリンピック短距離の選手は時速40kmぐらいの速度で100mを走りきるのです。
では、人が運動する。手足を動かすだけでなく、道具を使って運動をする高度な身体能力は生物界でも人間だけですが、それらを可能にしているのが,私たち人の巨大な脳のおかげです。
特に、脳の中でも「頭頂葉」の運動野、手足の筋肉に電気的信号(刺激)を送っているのが脳の運動神経といわれる神経細胞です。
よく、私は運動神経が鈍いと自覚するのは、これら筋肉を動かす、運動神経の伝達が鍛錬されていないので,遅いのです。
特にスポーツ選手などには、反射神経、身体能力、身体バランス、筋力、種目によっては持久力、動体視力など様々な運動能力が求められます。
ですから、スポーツ選手は種目別に筋肉も脳も鍛錬する必要性があるのです。
例えば、陸上の短距離競争の選手と長距離選手との筋肉も、身体バランスの鍛錬も自ずと違ってくるのです。
短距離選手の筋肉は、出発力に優れた身体能力、運動能力が重要になります。ですから、筋肉も瞬発力のある「白質の筋肉」や上半身の筋力も大切になるのです。逆に長距離選手の筋肉は「持久力」が必要ですから「赤質の筋肉」が必要になるのです。

勿論、有酸素運動も重要であり、100mの短距離選手はほとんど無呼吸で走りきります。逆にマラソンなどの長距離選手は、呼吸のリズムがとても重要になり、脱水状態や、筋肉の痙攣、断裂なども引き起こしやすいのです。
これら身体、運動能力をコントロールしているのは、私たちの脳です。
私が提唱している。近代スポーツに脳科学、感覚心理学が重要な要素だと指摘し、提唱しているのは、自己の「潜在的脳力」を引き出すことが目的です。
人の脳は、通常時では、思いっきり運動しても、力を出しても80%程度の力、能力しか発揮出来ません。
それは、人の身体は常に100%の力や能力を発揮していると、筋肉や骨を壊す、痛めてしまうので、脳が無意識的にセーブ(70%~80%)にしているのです。
また、能力も常に100%発揮するとすぐに疲れてしまう、精神的に異常をきたすので、こちらもセーブしているのです。
つまり、普段ではあまり使われていない、発揮していない脳力を発揮させる方法です。眠っている状態の力、能力を発揮、引き出すという考え方です。
例えば、野球の150kmのスピードは、一流のプロ野球選手のピッチャーでもそんなに数多くは投げられません。以前、私はこの150kmのスピードボールをプロ野球選手の前で、センター前ヒットにしたときには、プロ野球選手たちは驚いておりました。荒木先生は野球の経験はあるのですかと質問され、全くありません。小学校の時や遊びではありますが、150kmのスピードボールは今回が初めての体験ですと告げると、ではなぜ、簡単に打てるのですか、質問されました。「これが脳科学、感覚心理」の鍛錬で誰でも打てるようになりますと答えると,プロ野球選手たちの目の色が変わりました。

これらこそ、脳の処理能力をスピードの早さに適合させる。順応させることなのです。私たちは150kmのスピードは普段ではあまり体験がありません。ですから,当然、脳は早いスピードだと思い込んでいるのです。これらのセーブしている思考や脳の働きを外し、動体視力を高める鍛錬、速読法やDVDを20倍速で何度も繰り返し観て、内容を理解する。文字を読み取るなどの訓練を1時間程度行うことで,私のように150kmのスピードボールが打てるのです。他にも、サッカーなどでは視野が広がるので、相手の動きが予測できる。ボールの動きがゆっくり見えるので、追いつくことが出来るのです。
このように人の脳を活性化させ、潜在的運動能力を引き出すと、種目別にこれら脳トレーラングと身体的トレーニングを組み合わせ、身体バランスを整えるなどと、これらにメンタルトレーニングを取り入れることで、世界で活躍する選手を育成することも不可能ではありません。私個人でも世界で活躍しているスポーツ選手にメールではありますが、指導もしております。このように近代スポーツは脳科学と科学的な根拠に基づいて、指導も鍛錬も必要だということを私から提言致します。
五感プロデュース、研究員、荒木行彦、


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士気を高めて運動能力を高める!

2016-08-02 00:00:30 | スポーツ
*格闘心と平常心をコントロールする方法!
スポーツの世界では様々な工夫で神経伝達物質の放出量を調節し、メンタルコントロールに役立てています。
ラグビーでは、試合前に円陣を組み、大声を上げてチームの士気を高める場面が見られます。大相撲の力士は、自分の顔や身体を叩いてテンションを上げます。
これらの行動は、緊張を高めて気分を盛り上げる心理的な技術で「サイキングアップ」と呼ばれます。
このテクニックを使えば、ノルアドレナリンの分泌が活性化され格闘意欲が十分に高まった状態で試合に入れます。「あがり症」の人が気持ちを落ち着かせるには、セロトニンの分泌を増やす必要があります。
野球のメジャーリーグで見られるのは、ガムを噛みながらバッターボックスに立つ選手の姿です。
ガムを噛むリズミカルな運動が脳を刺激し、セロトニンの分泌を促します。
ガムを噛めない場面では、ゆっくり深呼吸をしても同様の効果があります。
*「最後まで集中」が勝利をもたらす!
逆に、失敗に繋がる例を紹介しましょう。応援する人たちも思わず天を仰ぐ、劇的な逆転負けをした側のメンタルの状態についてです。試合の終盤に近づいて、大きな点差で勝っていると「この試合場面勝った」と思い込んでしまうことがあります。

これは「思考の完結」と呼ばれている現象で、脳が「勝った」と考えてしまうと、ドーパミンによる報酬系の回路は「このミッションは完了」と判断します。それによって、脳から情報を送り出す機能が弱まり、運動能力も低下して、思わぬ逆転負けに繋がることがあります。
最後の最後まで気を緩めてはいけません。
これらは、私から提唱している『スポーツと脳科学の応用』です。
以前から紹介しています。運動力学や潜在的脳力を引き出し、その人が持っている最大限の身体能力や運動能力を引き出す方法です。
私たちは普段の生活ではいくら必死に頑張っても身体の力や脳力も70〜80%程度しか発揮出来ません。
それは、常に100%の力や脳力を発揮すると、筋肉や骨などが壊れてしまう、生命の危機を脳が察知するので脳が勝手にセーブしているのです。
この状態ではオリンピックなどでは勝てないので、100%の力を発揮するために、大声を出したり、身体を叩いたり、その場跳びをピョンピョンと飛んだりして士気を高める一方で、リラックス状態を作っているのです。
よく、気合いだ!気合いだで試合に臨むと緊張感が高まり、身体能力や運動能力は低下することが分かります。
ですから、現在では日本の体操選手たちが取り入れている『成功イメージトレーニング』などがそうであるように冷静にリラックス状態で試合に臨み、いざとなれば潜在的脳力を発揮し、よい結果を出すことになるのです。
こうして、スポーツ選手だけでなく士気を高める『気力』は、勉強にも仕事にも、恋にも重要な要素であるということです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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筋肉痛のメカニズム

2013-10-24 00:00:40 | スポーツ
一般的なスポーツなどの筋疲労による筋肉痛のメカニズムは、肩こりとよく似ています。
筋疲労は、スポーツなどにより筋肉を使ったことによって引き起こされます。激しい筋収縮により、筋肉への酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源(ブドウ糖やグリコーゲン)が不完全燃焼を起こして、燃えカスのような状態で乳酸が残るためと考えられています。乳酸がたまった筋肉は縮んでしまうため、血行を妨げて疲労感やだるさの原因となります。また、筋肉を激しく伸縮させたことによって筋肉の繊維が損傷すると、炎症性の化学物質であるヒスタミン、セトロニンなどが産出し、痛みを引き起こすと考えられています。

では、疲れに関しては、疲れ物質の「乳酸が溜まって起こる」と考えられていました。これらは実際には関係なく、都市伝説なのです。
確かに、運動などで筋肉を動かすとエネルギーを必要とし、熱量を発します。そして、筋肉細胞などの破壊されたところを乳酸が分泌して補っているのです。
医学博士、渡辺 恭良さんのグループは、運動後の乳酸量を測定し、次に休息してから30分後に同じように乳酸量を測定したら、なんと運動後直後より増えていることを明らかにして、疲れ物質が乳酸ならば、休息後には減っていくはずである。
ここに着目して、別の物質が人の疲れに関係していると研究に励み「活性酸素の急激な増加」であることを発見し、世界中が注目したのです。
私たちが疲れたと感じるのは、乳酸ではなく、活性酸素が細胞を傷つけることで疲れたと感じるのです。
活性酸素は、私たちが呼吸していても、細胞死は起こります。人の細胞は60兆個あります。これらを「アポトーシス」と呼ばれ、細胞の自殺とも呼ばれている原因が活性細胞なのです。

筋肉などは使えば、激しい筋収縮により、筋肉への酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源(ブドウ糖やグリコーゲン)が不完全燃焼を起こます。
充分な準備運動をしないで、激しいスポーツや運動をすると、急激に筋肉が伸ばされて、肉離れを起こします。肉離れの場合は完治するまでに数か月かかるほど、重症になることがあります。
普通の筋肉痛ならば二日ほどで完治します。筋肉痛は筋肉繊維の炎症を補うために化学物質であるヒスタミン、セトロニンなどが分泌されて、痛みとして感じるのです。この痛みを感じなくなる病気は「無痛症」という、怪我をしても痛みを感じないために、非常に危険で、幼い子供が無痛症に疾患すると長生きできないというのは、大けがをしてしまう危険性があるからだです。
運動と筋肉は、加齢と共に、鍛錬しないと衰え、機能低下もしてきます。
その反面、若き頃に激しい運動をして、体力や運動神経に自身がある人ほど、過信します。ですから、筋肉痛や肉離れを起こしやすいとも言えます。
これから、スホーツをするのには、良い季節になりました。準備運動は念入りに行い、終了後も熱くなった筋肉をクールダウンさせることで、私のように長くやってこられるし、ほぼ、筋肉痛もありません。日々の鍛練と意識も必要です。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、


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スポーツ指導のあり方!?

2013-02-07 00:00:40 | スポーツ
最近、クローズアップされたように、スポーツ指導員による。体罰やセクハラ、パワハラなどが目立つようですが、以前は相撲部屋での親方の暴力的指導などがあり、問題になったばかりでした。
そして今回は高校での担当の先生の体罰、そして、柔道での指導、監督が女子選手に日常的に体罰や暴力が頻繁に有ったようです。
私もスポーツ指導では長年携わって来ています。
中学生時代から初めたバレーボールを現在も指導という立場で、それも女子選手のコーチを長年して来ています。
私の場合はオリンピックやプロ選手も一時は指導したこともありますが、決して体罰やセクハラなどありませんでした。

私たちが学生の頃は先輩から、気合い入れと称して殴られ、私も後輩を愛情を込めて殴りました。ケガをさせない程度ですが、勝利に拘り、チームが強ければ、根性だ、気合いだなどと、言って体罰します。
私はこれらの反省から、スポーツ指導には、絶対体罰やましてやセクハラなど、指導員としては失格であると指摘して来ました。
男性が女子を指導することは、どうしても、愛情や好みなどを一切無しに、平等に指導しなければならない。現在は女子の方が精神力があるから、叱咤激励はよいが、男性の場合、叱咤激励が激しいと、落ち込み、スポーツを辞めてしまうのです。

せっかく、能力があり、生かせる場所があるのに、個性もあり、将来が楽しみな選手たちが多いのに、監督、コーチ陣がそれを引き出せすに、才能のある若者の希望を奪い、気力をなくして、若くして引退や、プロの道を諦めるスポーツマンは多いのです。
だから、私は今こそ、選手を指導する前に、監督、コーチの指導が必要だと提言しています。
近く、科学文部省に提案したいと思います。
行き過ぎた指導、暴力やセクハラは犯罪です。スポーツ指導での体罰は美徳化した時代は終わりました。
根性や気合いでは世界と闘えません。
日本がこんなことで揉めている間に、世界では次のオリンピックのために、着々と監督、コーチ、選手と一体になり、練習に励み、監督と選手たちはコミュニケーションをとり、指導を受けて、技術や技を磨くために頑張っています。近代柔道が日本がメダルを獲れないのは、世界が日本柔道を封じ込めるために、観察して、一本を取られず、判定勝ちに拘った戦略的指導したから、世界が強くなったのです。日本柔道も未だに一本勝ちに拘りながら、世界柔道スタイルに対応して、指導しているはずなのに、何ら昔と変わらない指導では、次回のオリンピックでも、日本柔道はもっとメダルの数が減るだろう!?協会は是非、第三者指導員の採用を検討して欲しい。
第三者指導員は、スポーツだけでなく、メンタル、選手の健康、戦略など、心理や脳科学の応用が世界では当たり前に指導も予算もされています。
日本でも、水泳の北島選手に水泳競技に全く関係ない、脳外科のドクターが脳科学とハイテク技術を駆使して、金メダル連覇を果たしたのは有名な話しです。
柔道もこのくらいの柔軟な発想がないと世界では勝てません。何時までも、脳ミソが筋肉のような、根性だ!気合いだ!と言って体罰を続けるスポーツ指導をしているうちは日本は強くなれません。強く、勝ちたいのであれば、私たち、経験者、知識者の叡知と知恵を頼ればよいのです。
柔道や相撲と国技と言われる伝統スポーツだからと許されること、許されないことははっきりとして欲しい。もっと日本は頭脳を使って欲しい。頭脳を使って指導して欲しいものです。
何時でも、私たちに第三者指導員の依頼があれば協力致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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2013-01-08 00:00:40 | スポーツ
竹下佳江1978年3月18日(34歳)出身地 福岡県北九州市門司区
身長 159cm、体重 52kg、血液型 A型 全日本女子セッター。
今年のロンドンオリンピックで28年ぶりの銅メダルに輝いた全日本女子は、公開されていない事実がありました。
ロンドンオリンピックでメダルを獲るために、特訓、それも世界よりも平均身長が低い日本チームにおいて、真壁監督が口にしたのは、レシーブの強化でした。
バレーボールのルールは、ボールを床に落とさず、3回で相手に返せばよいわけです。
これに拘った、真壁監督は徹底してレシーブの練習、それも世界の一流の選手のアタックを想定して、全日本女子の練習は男性の打つアタックスピードとパワーに慣れることでした。
そして、ロンドンオリンピック出場も決まり、直後に事件は起きたのです。練習中に男子選手のアタックを竹下選手の指を直撃し、指の骨に披裂が入り、ロンドンオリンピックには、テーピングで固定して出場したのである。
マスコミや、スポーツ新聞に内緒で出場したのです。多分トスを上げる度に指に激痛が走ったと思います。特に、ブロック時は相手の選手のアタックを直接、指をかすめたり、指に当たると、その衝撃は想像を絶します。
以前に、社会人バレーチームの女子選手が、2mぐらいの身長の男性が打ったアタックをレシーブした瞬間に、痛いと両手を抑えたのである。その時に、左手首の当たりに激痛が走り、左手の手首の当たりを骨折したのです。

それほど強烈です。2mの身長、90kgを超える体重の男子選手は、最高打点3m50cm以上の高さ、丁度、都バスの屋根の高さと同じほどです。
そして、その衝撃はバレーボールが以前にバンクして、爆発したようにバーンという音と共に、破れてしまったことがあります。
その衝撃は1t近く負荷がかかります。それほど衝撃が強いのです。
その衝撃を竹下選手は受けて、左指を骨折したまま、ロンドンオリンピックに出場して、銅メダルに輝いたのです。
勿論、ドクターストップの状態だったのですが、指の骨折したままで出場することは、メダルに対する執念とも思えます。これらのこともあり、女子チームの士気が高まったのです。
銅メダル後に、マスコミ等からこれらことを取材されると、困りますと、そして、竹下選手の指の怪我を負っても出場というと、マスコミ等は竹下選手を絶賛して、褒め称えることを嫌い、絶えず銅メダルは、チーム皆の力で獲ったものですとインタービューで答えています。指の怪我を負って出場したこと、怪我は自分の不注意だったということなのです。それだけ、プロの世界は厳しいということです。
ロンドンオリンピでは、データバレー、アイパットを手にした。真壁監督、瞬時に指示を送っていたが、これだけで、全日本女子が銅メダルに輝いたのではないのです。徹底した。スパルタ的なレシーブ練習、0.1秒の速さに拘った練習、そして、何より粘り強い、精神力、メンタルトレーニングにも取り組んでいたのです。そして、28年ぶりの銅メダルに輝いたのです。
実は、世界女子バレーチームで、平均身長174cmはロンドンオリンピック出場チームでも最も身長の低いチームだったのです。
だから、日本チームはこの身長の低さを逆手にとり、デミリットをメリットに代える猛特訓を重ねたのです。
これらは、私たちの良い見本となりました。背が低いから、勝てない、メダルは無理だ!ではないのです。
怪我を負っても、チームを引っ張り、リードしてゆく竹下選手、この意気込みを他の選手も知り、士気が高まったのです。まさしく、理想的なリーダー像なのです。
全日本女子が28年ぶりに銅メダルに輝いた裏には、このようにあまり知られていない。
物語があったのです。
五感プロデュース研究所、主席研究員、荒木行彦、

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