センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

私の気になる一冊「世界は感情で動く」

2009-02-28 17:19:56 | 感覚
最近、私が気になる一冊の本を紹介したいと思う、それは「世界は感情で動く」
行動経済学からみる脳のトラップ、マッテオ・モッテルリーニ著(サン・ファエン生命健康大学教授)、泉典子訳、週刊エコノミスト3/3特大号より文書引用紹介。
人々の多くは「自分はおおよそ合理的に行動している」と思い込んでいる。
しかし本書を通じて示されるのは、人間の認識がいかに感情に左右され、あてにならないものかということである。
そもそも人間の脳は、知覚するすべての情報を処理するようにできていない。
そんなことをすれば、私達は圧倒的な情報の中で混乱し、身動きができなくなってしまう。そこで脳は「直観」という近道を使うことで、問題解決の労力を減らすことにした。しかしそれこそが「脳のトラップ(罠)」を生み出す元にとなり、ときに人々はそのトラップに引っかかって大きな損失を破る。
本書は、これまで蓄積されてきた行動経済学や神経経済学の研究成果を駆使し、どこにどんなトラップがあるのか、それを回避すめるためにはどうしたらよいのかを豊富な例で語る啓蒙の書である。
例えば、私達は経験の快苦の大きさ、そのピーク時点と終了時点でのみ判断する傾向がある。そのため実験の参加者に、78デシベルの大きさ音を16秒間聞かせた体験と同じだけの音を同じ時間聞かせた後にさらに66デシベルの音を8秒間きかせた経験とを比較して貰うと、後者の方が苦痛が少ないという回答が多くなってしまう(後者の方が終わり方が「まし」だからである)。
これをピークエンドの法則という。
こんな例が本書の中にはぎっしり詰まっている。詳しくは説明は本書に譲るが、例えば、サイコロの1の目は他の目が出るはずだと思う(少数の法則)。演説会での報告の順番が入れ替わるだけで報告者に対する評価が違ってしまう(順序効果)。自分が属する集団以外の他の集団への敵意すら単に自分の集団のアイデンティティーやプライドを高めたいという脳の要求に他にならない。
これらのトラップに陥らないようにするためには、私達がトラップのありかを認識すると共に、心の中に健全を批判者を育てることが必要だと本書はいう。
本書はイタリアの大学教授で、科学史、科学哲学、認識論、理論学、経済学などの幅広い分野で研究している。そのためか、本書では示される例は経済現象から文学や映画にまで多義にわたっており、語り口は豊饒きわまりない。
自分に自信がある人にこそね一読をお勧めしたい。

豊富な例で語る「直観」という脳の罠に陥らない方法。
私はこの文書を拝見し、女性の方々に読んで欲しいと思います。
直観は男性より、女性が優れており、男女の脳の相違でもある。日本では、脳科学のベストセラーの脳本は面白いかも知れないが、私達には参考に成らないのである。
別にやきもちをからベストセラーの本を読まない訳ではない。何より私は脳の本や感覚の本は、著者のレベルや内容が分かるので読まなくてもよいのである。
つまり、読むべき本は決定しているし、読むべき著者も決まっているから、日本での感覚、脳本は余程、無名か新人研究者の本をセレクトして読んでいる。
但し、海外の研究者の著書は私の不勉強からあまり知らない人が多く、読んで参考になることが多いのである。
私達研究者は、脳のトラップを脳の錯覚の世界と呼んでいる。つまり、人の脳は思い込みや勘違い、誤解など多々あるのです。
これら脳のトラップ(罠)に陥らないためには、自己の脳を理解することである。
人の脳は五感も同様に、外的情報を全て処理し、認識し、判断できる訳ではないのである。そこには、感情や体調など様々な心模様が関わってくるのです。
これらは、個人の好み、直観、感情など「複合感覚」として人の脳は情報を捉え処理し、診断し記憶するのです。
この著者のマッテオ・モッラルリーニ氏は、日本人研究者にはない感性、豊かな経験、豊富な知識の基に行動経済学や神経経済学の研究成果から書き下ろされており、日本では馴染みの薄い研究でもある。
是非、専門化、関係者にも一読して欲しい本である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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五感から若返る! (口から若返る)

2009-02-27 23:23:57 | 感覚、五感
アンチエイジング(抗加齢)「老化を遅らせて、病気にならず、いつまでも若々しく生きる」という人間なら誰しも望んでいることを検証し、実践することが目的とする最新の研究分野です。
人はどこで老いを感じるのか? もちろん個人差はありますが殆どの人に共通しているのは、目と口です。特に目は40歳を境に「老眼」を感じ始めます。
次ぎに老化を感じるのは口です。義歯や歯周病、口臭、味覚障害、口腔乾燥症などで老化を自覚する人が多く、歯科医療はアンチエイジング医学の最前線にいます。
「食べる」「話す」大切さ!
従来医学と歯学の分野では専門化が進み、他科との積極的な交流はありませんでした。ところが、アンチエイジング医学の世界では、このような考えは無意味に近いものがあります。
老化という問題は人間の体全体を視野に入れなければなりません。脳、目、口、肌、筋肉、血管そして考え方までどこを取って若々しい、というのがアンチエイジング医学の最終的なゴールです。
歯は白く、肌も異様に若いけど、やたら物忘れが激しく体力が無いというのは、真のアンチエイジングとは言えないようです。
口の役割としすぐに思い浮かぶのは「食べる」「飲む」です。生命維持に必要不可欠な栄養素を取り入れるためには、何はなくても口が必要です。食べるという行為は単に生命維持のためだけでなく、生きる楽しみとしても存在します。
食べることは、味覚、視覚など五感を総動員し、脳を刺激します。
おいしく食べるために、必要なものは、何といっても歯です。そして食べ物をきっちりと咀嚼するための筋肉、さらに唾液です。
これら三つの要素が非常に重要で、これらの機能が低下すると口の機能が悪化しているとも言えます。
口の重要な役割のもう一つは「話す」ということです。話す行為は、意外にエネルギーを使うため、よくしゃべる人は心身ともに健康なのですが、病気をしていたり精神的に落ち込んでいたりしたときには、誰とも話したくないものです。
食べたり、話したり口をよく使う人は心身ともに健康だと言えそうです。
口の機能を維持し、口の健康から全身のアンチエイジングを考えるためには、何をすべきかを紹介しています。(鶴見大学歯学部附属病院院長、斉藤一郎)
私の五感研究はただ人の五感、感覚器官や五感生理学的を研究している訳ではないのです。私の研究課題に「五感から若返る」。五感を鍛練することでアンチエイジング(抗加齢)を緩やかにするという考え方である。
私自身もすでに十数年前から、私自身が実験台となり、アンチエイジングに取り組んでいる。
身体面では筋肉維持のために、毎週二回のママさんバレーのコーチと身体のストレッチ運動、週末の1時間程度の散歩及び軽いランニング。
通勤時もエスカレーターは使用せず、階段を歩いてのぼる。電車内でもつり革に掴まらず、バランスを保っている。
また、身体を常に清潔に保つ努力もしている。体臭、口臭にも気をつかっている。体型の維持、20歳時のまま体型(体重)の維持である。
精神面では、ストレスを溜めず、睡眠不足にならないように質の良い眠りに心がけ、アロマセラピーや音楽セラピーで五感を癒している。
健康面では、普段の食事も腹八分に心がけ、酒は飲まず、タバコも吸わない。牛乳を飲み、魚中心の和食、少量の果物を食べるようにしている。
これらは「抗酸化作用防止のためである」。抗酸化とは、体の錆のようなものであり、これら抗酸化物質の多い人は、若くして身体的にも衰えやすいのである。
また、脳、五感刺激のために、毎日、新聞二社、経済誌、専門誌など数時間に及び、読み続けている。
定期的に野外でバードウォッチングして、五感を総動員しながら脳に刺激を送っている。
私のアンチエイジングの取り組みは今後もまだまだ続く。私のモットーは「気力、体力、知力」この三つが一つ欠けても私のアンチエイジングは達成出来ないのである。
人はなぜ? 老いるのか、これらの疑問は生命科学から説明すると、人が酸素を吸うと酸素の滓(カス)が生じる「活性酸素」である。この活性酸素が私達の体内の60兆個ある細胞を傷つけ、死滅させる。老いると皺がよったりするのは、この細胞の死、専門的には「アポトーシス」という現象から人は老いるのである。脳に至っては、20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅して行きます。但し、これらも個人差があるのです。
日々の生活の中で不摂生な生活習慣や脳刺激も希薄だと、実年齢より衰えは早まるのです。
また、お酒の飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎ、大食い、ストレスが多いなどの生活環境では、体内に抗酸化作用を抑制できず、成人病に疾患しやすく、太りやすくもなります。
勿論、早くに身体も脳も衰え、実年齢より更けて見えます。体型も考え方、感覚も衰えてしまうのです。
ですから、私はアンチエイジングに取り組み、若々しさを保つためのチャレンジを実践しているのです。
私は、今年52歳になりますが、身体能力も測定値08年測定、30年齢に匹敵する結果が出ました。体型も20歳時の60kgのままです。
多少記憶力は低下しているが、読書のお陰もあり、脳は活性化している。
また、五感に関しては、さすがに視覚は老眼になっているが、他の感覚は聴覚年齢も40歳、他の感覚は、特に嗅覚に関しては人一倍鋭いと自負している。
私は同世代の見本的なアンチエイジングを目指しており、そのための努力もしている。
何時までも異性からも同姓からも意識される「人」で有りたいのです。
これらも私の研究課題「五感から若返る」アンチエイジングの勧めである。
今後とも、アンチエイジングに取り組み、機会があればまた、テレビに出演し解説したいと思います。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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子供達の五感が衰えている!

2009-02-26 23:09:33 | 感覚、五感
BSフジテレビでも紹介したが、現在の子供達の五感が極端に衰えて来ているのです。
主な原因は、テレビの視聴、ゲーム、携帯電話、パソコンなどの画面を眺めたり、会話も自分の言葉の会話でなく、パソコンや携帯電話でのメール中心の会話である。これらから、現在の子供達の五感刺激は「視覚優位」であり、他の感覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚が疎かにされている。
例えば、視覚では、動体視力、動く物を目で追う能力なのだが、ゲーム機などの画面を長時間眺めていると、確かに眼球も動いているが、動体視力の鍛練には繋がらない。走っている電車から外の景色を目で追ったり、野球のボールをバットで打ったりすることで立体的な動体視力など養えるのである。
これらは反射神経として身に付き、危険回避能力に役立つのである。
人の視野は首を動かさず、両手を広げて指先が見えるのが170度である、高齢者になるとこの視野も150度近くまで狭くなります。
最近の子供達の視野は160度近くまで狭く成って来ている。これらも動体視力の低下の表れなのです。
味覚では、加工食品や好き嫌いが激しく、朝食を食べずに学校に行く子供達が多くなって来ている。他に学校給食でも「ばっかり食べ」最初ご飯だけ食べ、食べ終わったら今度はおかずだけ、食べるという食べ方です。
私達は、ご飯とおかずを一緒に食べることで口の中で中和します。
また、現在の子供達は極端な偏食から「亜鉛不足」に成っており、この亜鉛は味を感じる細胞「味蕾」の新陳代謝が出来ず、微妙な味が判断しにくくなり「味覚障害」を引き起こすのです。現在、全国の小学生の半数近くが味覚障害の疑いがあるのです。
嗅覚では、現在のように臭い匂いを排除しようとする傾向から「無臭傾向」が強く、より良い香りを好み、臭い匂いを毛嫌いします。
これらは嗅覚の体験不足により、人の脳で臭い匂いなどの微妙な匂いの違いを判断出来なくなります。
例えば、ガス漏れに気づかず気持ちが悪くなる人達や思わぬ事故に遭遇する人達も急増しております。
天然ガスは、無色、透明、無臭なので敢えて「タマネギの腐ったような匂い」をつけているのです。
人の嗅覚は他の感覚と違い、嗅覚刺激が脳(大脳辺緑系)に直接伝わる重要な感覚です。
これら嗅覚の衰えは、危険回避能力の低下にも繋がるのです。ですから、臭い匂いも、嫌いな匂いも感じ、嗅ぐことで微妙な匂いを感じことが出来るのです。
人の嗅覚は鍛練することで2000種以上の匂いを嗅ぎ分けることが可能になります。ですから、悪臭も良い匂いも嗅ぐ体験が重要なのです。
聴覚では、最近の子供達は生まれた頃から電子音の中で育ってきた生活環境があり、ましてや自然界の音に触れる機会も希薄であり、何より、脳の刺激不足などにより、音の認識能力が低下している。
現に多くの子供達が風鈴の音や野鳥の鳴き声が「うるさい」などと感じている子供達や若者達が多いのです。
私達は「心地よい音」と認識します。これらは脳の認知の仕方に変化が現れている証拠なのです。
私達は、風鈴や野鳥の鳴き声を右脳の聴覚野で認識するので心地よいと感じるのです。逆に子供達は左脳の聴覚野で認識するので、うるさい「雑音」と感じているのです。
また、人との会話のコミュニケーション不足から「子供達の補完能力が低下している」。補完能力とは、雑音や騒音の環境で人の声(言葉)が途切れても、人の聴覚は言葉を理解出来ますが、子供達の多くでは、この補完能力の低下から、途切れた声を聞き取れず、会話も理解できないのです。これらの体験が重要なのです。
ですから、生の声で聴き、話し、理解することで「補完能力が養えるのです」。
触覚では、物に触る体験不足、人との触れ合い不足なども人の触覚の衰えです。
人の触覚には、冷覚、温覚、圧覚、痛覚、そして内臓などの痛みなどを感じるのも触覚「内部感覚」があります。
ですから、冷たい物も温かい物に触ることで人の触覚は敏感に反応するのです。これらも危険回避能力に繋がるのです。
また、箸を上手に使ってご飯を食べるのも人の触覚なのです。指先の器用さは脳の器用さでもあるのです。
現在の子供達の多くは「不器用」なのです。
また、親子の触れ合い、親が子供を抱きしめる。抱っこする。これらも重要な触覚刺激です。欧米人のように抱き合いながら挨拶する習慣の無い日本人は握手程度です。
子供の中にはこの握手も出来ない子供達も多いのです。これらは人の愛情に関わり、親子での愛情不足にも繋がるのです。とても重要な感覚なのです。
「人の触覚(手)は外に飛び出した脳、第二の脳と言われる由縁」は、この触覚に関わっているのです。
総論、このように子供達の五感の衰えている現状を紹介しましたが、私達が研究、調査した一部なのです。私共に報告された現状は驚くことばかりです。
ある小学校のPTAさんの前で「子供達の五感」について講演会したときに、ある親御さんから、小学3年生の女児が台所に置き忘れた腐ったリンゴを誤って食べてしまい、嘔吐したとの質問を受け、味覚障害では無いかと相談されたのである。これらは味覚障害というよりも「感覚障害」の疑いがあるのです。
腐ったリンゴを見たことも無ければ、触った経験、勿論腐った匂いを嗅いだことも無いわけです。
これらの体験不足が危険回避能力を低下させ、このような現状に至ったのです。
このように現在の子供達の「五感が危ない」のです。今一度、日々の生活の中で人の五感の重要性を理解して頂き、今からでも遅くありません。子供の頃から五感が衰えてしまうのは、人の脳の集中力や記憶力まで低下するのです。
何より危険回避能力の低下は自分の身を守る手段が身に付かず、命に関わる事に繋がるのです。
私達は普段無意識のうちに五感を粗末にして居ませんか? 人の五感は脳に情報を送るとても重要な器官なのです。
この重要な五感によって、人の脳は成長し、発達、活性化し、正常化するのです。親子で時に野外で遊び、体験し、室内でも親子で会話をすることです。
本を読んだり、自然に触れ合い、自然を感じて五感を総動員することで子供の五感は鍛練されて行くのです。
私達大人でも、高齢者だから遅いとか、無駄と諦めず、自己の五感を鍛練することで私達の脳は活性化し、五感も敏感になる能力を私達は持っております。
私達の脳には「潜在的脳力」が備わっているのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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五感ビジネスの今後!

2009-02-25 23:06:39 | 感覚
最近において、人の五感が注目され、テレビ番組でも取り上げられている。
現に、私もこれらの番組の監修役として出演もしております。
また、五感ビジネスも注目されている。以前から嗅覚ビジネスは知られていた。香水、アロマ、脱臭剤など人の嗅覚、匂いビジネスは盛んでもある。
だが、最近は視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚における、五感を刺激したり、意識させることでビジネスに繋がるケースが多々ある。
例えば、ホンダの軽自動車のフロントデザインは、微笑みをイメージしてデザインされている。スクーターも人の顔をイメージし、人の五感に訴え、これらが安全に繋がればと考えてデザインされているのです。
これら、人の五感、脳を刺激させ、五感を意識し、販売の伸びに繋がっているのです。
以前に私のところに、大手のスーパーから食品売り場の売り上げを伸ばしたいので、人の五感を刺激し、販売に繋がる方法は無いですかと相談され、野菜売り場からカレーの匂いを発生させたことがある。この時は、ジャガイモの売り場ではあるが、その日はジャガイモが通常の3倍売れ、同時にカレールーも3倍売れたのである。
主に主婦の人達は、野菜売り場や魚売り場などで、調理方法などに悩み、献立に悩むのである。
その時に、どこからかカレーの匂いがするので、人の嗅覚、脳は反応し、カレーが食べたい。今日はカレーにしてみようと思考するのです。
これらに似たビジネス戦略として私は、音、聴覚刺激によって販売増進が出来ないか考えている。
例えば、音楽だけでなく、アウトドアー、スポーツ店、レストランなどでも心地よい音楽を流すことで、スポーツやアウトドアーをイメージさせ、ウエアーなどの販売増進に繋がらないかと思っている。
また、レストランで心地よい音楽と、心地よい匂い、五感を刺激することで、出された料理が一層美味しく感じられる工夫によって料理も高級になるのである。
私達の味覚はその場の雰囲気や環境によって変化するのです。これらを「複合感覚」と言いますが、友達同士や仲の良い人と食べる料理が美味しいように、感情などによっても料理の味が変わるのです。
他にも、人の五感を刺激するような演出、これらは現在、売り上げ不振で悩んでいるデパートの売り場などで応用が可能と考えている。
私も久しぶりに日本橋界隈のデパートを市場調査に出掛け、これではお客、特に若い客層の人達が来客しないと感じたのである。
何十年前のままであり、品揃え、売り場の雰囲気なども代わり映えしない。
これでは、人の脳や五感は刺激されず、快感にも出来ない。また、商品を購入しても感動しないと思われる。
この不景気でも、任天堂は08年過去最高の利益を計上し、デズニーランドも客数を伸ばしている。
これらに共通することは、楽しい、快感すると脳が喜ぶ事である。任天堂のゲーム機を購入することで、楽しく、五感も脳も刺激され、快感するのである。
デズニーランドも様々な催しが開催され、毎回変わったイベントが繰り広げられている。
これらが「楽しい」また行きたい、また買いたいと思考するのです。
これらがリピーターとなり、口コミから広がり、売り上げを伸ばしているのです。日本の百貨店のように何十年も代わり映えしない経営や品揃えは、時代錯誤に近いものがある。
やはり、創意工夫、社員一眼となり、知恵と英知を出し合い、脳科学でも感覚生理学でも応用して、新時代のために改革に取り組んだ会社、メーカーがこの不景気を乗り切り、景気が上浮いたら一気に売り上げを伸ばせるのである。
車が売れていないと言いながら、ホンダのハイブリット車が190万円を切る価格帯で販売し、予想以上に売れているのである。現在、予約しても納車は4月~5月という羨ましいような現状である。
これらも私は「五感ビジネス」を意識させ、脳の快感をくすぐる努力をしているからだと思っている。
これら企業努力、リストラで合理化するだけではなく、戦略的に取り組み、人が驚くような販売方法など積極的に取り組んだ、会社、メーカーがこの不景気に一人勝ちするような気配がある。
この未曾有の不景気をマイナスと捉えるか、プラスに捉えるか、今後の日本の多くの企業に問いかけられた課題でもある。
私は、勿論プラスである。ライバル社が躓いている間に、一人勝ち出来るからである。そのためには、企業努力、英知と知恵、創造性を駆使してこの局面を乗り越えた企業が一人勝ち出来るのである。
私共も昨年以上に不景気のお陰かも知れないが、来年の3月頃まで五感に関するビジネス、監修の依頼など入っている。後は、カレンダーを見ながらスケジュールを合わせる日々を送っている。
これからが「五感ビジネス最前線」である。
人の五感、脳を刺激させ、快感させる製品、商品、企画などが今後とも注目されることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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千葉市の財政!

2009-02-25 00:07:56 | 感覚
財政再建を理由に、多くの自治体が国が義務づけた以上のサービスを取りやめる傾向にある。
地方部ではさらに深刻だ。例えば診療報酬削減や医師、看護師不足による収入減に加えて、財政難による病院への一般会計から支出の減少が、自治体が運営する病院を追いつめている。
06年度決算では、全国973の自治体病院や経常赤字を出しており、資金繰りが危うい病院事業(自治体財政政建全化法)で「資金不足比率」が20%を越す事業は全国で53事業によっている。その多くが北海道、東北地方に集中している。
自治体病院は救急や産科、小児科、僻地医療、災害や感染症対策など、地域医療の中核を担う存在だったが経営が厳しい病院は、4月に本格試行される。自治体財政健全化計画の策定を求められ病床の削減が診療所への転換、自治体の関与が薄くなる独立行政法人化が民間法人への譲渡と迫られる。その際、必要な医療が維持される保障はない。
大阪府忠岡町や千葉県銚子市のように自治体が突然病院を閉鎖する事態も起きている。
千葉市の財政状態、三位一体政策は保育や救急医療に打撃!
人口93万人を擁する政令指定都市の千葉市は、地方交付税の不交付団体だ。独自財源の豊かさを示す財政力指数では、川崎市、名古屋市、さいたま市に次ぎ、政令指定都市中4位だが、製鉄所跡地や千葉駅西口などの大規模再開発に多額の予算を投じ続けた結果、借金返済の大変さを示す「実質公債費比率」では、横浜市に次ぐワースト2位、25%を越すと「財政健全化団体」として国の監視下に置かれるため。財政立て直しが危険に成っている。
そこでほかの事業と一緒に見直しの対象となったのが、高齢者の増加と共に増え続けてきた民生費だ。08年度予算では初めて総額の削減が打ち出され、敬老バス乗車券や医療費助成が全廃された。
大規模開発を進めた借金漬けの都市(大阪市の実費公費比率ワーストランキング)2007年度。
順位、1位→横浜市(20.6%)、 2位→千葉市(19.6%) 、3位→福岡市(18.4%)
4位→神戸市(17.1%) 5位→川崎市(16.3%)の順位になっている。
*高齢者や子供への福祉も削減、(千葉市は高齢者医療、福祉を大幅に見直した、各サービスの見直し状況)。
実例、敬老事業(敬老祝い金)、従来のサービス内容→70歳以上の高齢者に祝い金(6000円)または、バス、モノレール乗車券(8000円)、見直し後→77歳、88歳、99歳の節目の年に限り各1万円、3万円、5万円を支給、乗車券は廃止(08年度から)、対象者10万8353人(07年度)、8160人(08年度)。
老人医療費補助、従来のサービス内容→68歳、69歳の者及び60歳~67歳の障害者認定者などに保険保障3割り負担が1割り負担になるように補助、見直し後→02年10月に対象者を市民税非課税者のみとした後07年8月1日に制度廃止、廃止以前に対象者だった者も08年3月末で打ち切り。
対象者→1万4850人(01年度)、5654人(07年度) 、0人(08年度)。
福祉手当、在宅の要介護認定者(要介護4、5)に月1万2000円を給付、見直し後→新規申告の廃止、既得権者支給額の月8650円への引き下げ(06年度から)。
対象者→実人数596人(07年度)。
他にも、おむつ給付、住宅改修、安心電話、緊急通信システム、食の自立支援(配給食サービス)なども見直されている。
(出所)千葉市高齢福祉課及び健康保険課への取材及び同市資料を基に作成。
これらの抜粋文書、資料データの一部は週刊東洋経済2009、2、21より引用。
今回、私が千葉市の財政、高齢者医療、福祉の現状を取り上げたのは、私の住まいも千葉市であり、我が家にも70歳を過ぎる高齢者が同居しているからである。
千葉市は大規模開発を優先したため、借金漬けの全国ワースト2位と不名誉な市に成ってしまったのである。
現知事、千葉市市長が高齢者医療や福祉を優先するより、大規模開発に予算をつぎ込んだ結果でもある。これらから、高齢者手当、障害者手当、福祉手当など最も必要で重要な手当が減らされたのである。
我が家のお婆ちゃんも障害者手帳4級ではあるが、障害者手当は大きく削減されたのである。
我が家のおばちゃんは怒っているのである。弱者に冷たく、障害者にも冷たい市は他にも無いと思われる。
我々の税金を無駄使いしたツケは大きいのである。
これらの資料を次期、千葉県知事候補、森田健作氏の事務所に送り、県知事になられたら高齢者医療、福祉、障害者に温かい千葉県、千葉市を目指して欲しいと考えている。これら私達の税金を使って欲しい、勝手に大規模開発など望んでいないのである。
今のままで借金漬けを続けたら、実質公債比率25%を超えると「財政健全化団体」として国の監視下に置かれそうである。
そのために、これ以上無駄使いさせないためにも、私は県民を代表して、新知事に森田氏を推薦し、千葉市市長も新たな人材が必要であると考えている。
千葉市の財政見直しに関係者は全力で取り組み、早く、高齢者、子供達、福祉、医療、サービスに豊かな千葉県に成って欲しいと強く願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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BSフジテレビ「ファイブセンス」収録終了する。

2009-02-24 00:09:40 | 感覚
2月23日(月)、都内某所のスタジオでBSフジテレビ、ファイブセンス、五感を鍛える放課後レッスンの番組の収録が本日、終了致しました。
私の役割は、五感の講師として、各感覚器官の重要性の説明やパネラー(芸能人)の質問に答えるという内容である。
私のスタジオ入りが12時に入り、スタッフの打ち合わせ後、12:30~司会を含め、リハーサル収録を致しました。
そして、14:00~本番収録となり、パネラー5人の芸能人に五感の各感覚に関するテストや実験を実施するものです。
終始、番組はバライティーらしく、盛り上がり、お笑いタレントの突っ込みや会話から絶えずスタジオ中は笑いが溢れておりました。
さすが芸能人で、お笑いのつかみは上手である。
番組の放送は、BSフジテレビ、3月4日(水)の24:00~24:55分の1時間番組です。現段階では、パネラー(芸能人)の5人の名前は公表できないが、人気タレントの出演です。
10歳代、20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の5人から選ばれたタレントさんである。
私は、五感の講師として、テストの結果や実験の内容についてのコメントする立場です。
私は、このような場所は苦手あり、慣れないこともあり、撮影スタッフや音声並びに関係者に迷惑を掛けたと思う。
その証拠に、最後まで一人残り、コメント撮りやNG出しを何度かしたのである。
本当に良い経験をしたと思うが、本来、私はテレビやマスコミ等の出演は苦手有り、本業ではない、人の五感の研究から流れてとして、現在はテレビ等に出演しているが、これも人の五感の鈍感化が加速的に進んであり、各感覚器官の衰えや低下が、危険回避能力、集中力の欠如などに繋がり、これらを提唱することから依頼を受けたのである。
面白おかしく、人の五感をテストや実験を通して紹介しているが、実は大まじめに危機的な状態に現代人は成っている現状を少しでもご理解頂けたら幸です。
今月は、既に花粉症イベントで、新聞社、雑誌社からの取材で写真は多く写っていないが、会社名と私の名前は全国的に広まりつつある。そして、今回のBSフジテレビの1時間番組の出演により、多くの方々に私を初披露する結果に成ったのだが、格好悪いオヤジがテレビに出て、人の五感を説明している姿は、あまり絵に成らないし、見た目も見苦しいものがある。
それをカバーしてくれたのが、フジテレビの司会者とタレントさん達なのである。
本当に私は良い経験と思い出に残る1時間番組の出演となった。
きっと、最初で最後の1時間番組の収録になると思うが、人生の中でもこのようにテレビ銀組の中で監修と講師役は何度も有るものではない。
今度、私をテレビで拝見するのは、短い時間のコメントや資料提供程度だと思う。他に、記者会見も予定しているので、これらに出演する事はあるかと思うが、そんなに数は多くないと思う。
但し、現在は、人の五感ブームからテレビの番組やニュース番組、特集など今後とも組まれており、監修や出演の依頼もあると予想されるが、さすがに1時間番組の出演は多くないと考えられる。
今回、私は初めて知ったのだが、1時間番組のために撮影スタッフ、音声、その他諸々のスタッフは朝の7時からスタジオ入りして、私が収録終了した18:00過ぎても何人も残って、その後番組の打ち合わせ、深夜まで収録の修正など山積みの仕事を片付け行くのである。
本当にいつ眠っているのかと心配になるほど、テレビ番組スタッフは1時間番組のために、市場調査、データー集め、科学的根拠集めなどにかけづり周り、私をサポートしてくれているのである。
本当に頭が下がる思いである。
私は、これら1時間番組の出演を切っ掛けに、今までのように1時間番組を簡単に見られなくなったのである。
各局共通ではあると思うが、1時間番組に本当に多くのスタッフ、タレント、司会者など多くの人達が関わっている。
これらから、私は今後、気にいった番組はじっくり拝見し、スタッフへの感謝も含め、裏方さんの苦労を知るが故に今後、私はテレビの見方が変わったのである。
皆様も、私からの文書で番組の裏方さん達の苦労、仕事ぶりを知って頂ければ幸です。
楽しい番組も、面白い番組も、ためになる番組も多くの支えるスタッフの力があることをご理解頂ければ幸です。
BSフジテレビ、3月4日(水)24:00~24:55分、深夜ですが録画してご覧頂ければ、有名タレントと、司会者、そして講師の私が見られると思います。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、




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なぜ、電車の中で眠くなるのか?

2009-02-23 09:07:14 | 感覚
電車の居眠りが至福なのはいったどうしてだろう?
寝過ぎたら知らない駅・・・なんて失敗、皆さんもあるでしょう?なんで電車に乗るとあんなに眠くなるのだろう、実際、電車の中で寝ている人が多いこと。
その理由を足利工業大学睡眠科学センター長の小林敏孝教授に聞いた。
やはり、あの振動が原因ですか?「要因として有るかも知れません。単発の振動は脳には刺激を与えますが、周期的な振動は脳が慣れてしまうのでゆりかごに近い状態になるんですね」。
確かに赤ん坊はゆりかごや抱っこで、適度に揺られる方が寝付きがいい気がする。でも、電車の中で眠る一番の理由は睡眠不足、日本人の平均睡眠時間は欧米人より、1時間も短い、忙しい人は5時間を切るのでしょう。
欧米では、治安の問題も有るのでしょう、電車で眠る人は珍しいそうです。
先生の話を聞いて、8時間以上寝てから電車に乗ってみると確かに寝ませんでした。でも、電車で寝るとすごくスッキリして気持ちいいんだよな。
「電車での睡眠は浅いので、脳自体は活動を止めていません。ですから、サッと気分よく起きられます。
もう一つ、降りる駅などで気にしているので、心理学的にいうと、「注意睡眠」と呼ばれる状態になっています。
これは外部の刺激に注意を払いながらとる睡眠ではありません。
遅刻できないときに目覚まし時計より早く起きるのも注意睡眠ですよ。
逆に熟睡状態のときに脳も休んでいるので、血圧や心拍も下がっています。
この状態で起こされると非常に目覚めが悪くなります。
ちなみに、「可成りの睡眠不足で脳が睡眠を要求したのでしょう」。それでも、短時間で深い眠りに成ったのです。
睡眠が極度に不足すると、自分が気づかないうちに眠ってしまう。この深い睡眠が精神的な疲労を解決するのです。
電車の中で熟睡してしまうあなたは極度の睡眠不足、ストレス軽減のためにも、今日は早く寝てみとて? (コージー林田)フリーペーパー、R25より文書引用。
私も毎日のように電車通勤しているが、電車内で居眠りしている人達は多いのである。良く観察してみると、最近は若い人達も居眠りが多いのである。
それも大きく口を開けた状態で熟睡状態という人も居られるのです。
確かに、満員電車内は空調も悪く、酸欠状態に近いが、人の脳は酸欠状態になると眠くなる傾向があります。
人の脳は新鮮な空気を身体全体の40%もの酸素を必要とする臓器でもあるのです。
また、最近の若い人達が大きく口を開けて居眠りをしているのは、鼻呼吸が出来ないので、口呼吸しているのです。口からの呼吸は主に肺に空気が送られ、鼻呼吸は脳に酸素が送られるのです。
鼻呼吸が出来ないと、脳は常に酸素不足を感じ、働きも悪く、また、睡眠不足も重なると朝から電車内で熟睡状態になってしまうのである。
これらから、若い人達は身体的にも精神的にも、脳も疲れている状態なのである。
私が若い頃は、2日程度の徹夜は平気だったが、現在は、数時間の睡眠はさすがに翌日は眠いのである。
若者の中には、立ちながらつり革に掴まり、ふらふらに成ながら眠っている人達も居られます。
余程、私の方が深夜まで原稿や資料を作成していても、翌日は眠いながらも頑張って起きている。
本当にだらしないとしか言えないが、残念ながら現代の若者は疲れ切っている状態なのである。
これらは若者に限らず、子供達にも脳の疲れ状態が現れている。電車内ではすぐに座席に座りたがり、座れないと親にねだり、ぐずる子供も居る。
我が儘だけではない、体力も精神力も極端に弱くなってきている。
このような状態が子供の頃から続くと、大人に成長しても、朝から電車でぐったりして、常に居眠りをしている状態になるのです。
勿論、脳も感覚も鈍感化し、脳の働きも低下します。また、集中力や記憶力も低下するのです。常に脳が刺激不足、栄養不足に睡眠不足、これらの状態は、身体的にも精神的にも危ない状態と言っても過言ではない。
だから、子供の頃からしっかり睡眠をとり、脳や身体のためにもバランスのよい栄養を摂取し、運動と学びの両方から脳を活性化させ、子供らしい脳に戻すことで、人の脳は正常化し、活性化するのです。
睡眠と栄養こそ、人の脳の休息とエネルギー補給なのである。
今後とも、睡眠の重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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首相官邸前の樹木にキジバトの巣!

2009-02-21 01:18:55 | 感覚
私が、2月19日(木)に霞ヶ関に用事があり、首相官邸近くを歩いていて、ふと上を見上げると、記者会館の丁度首相官邸からもよく見える樹木にキジバトらしき1羽の鳩(親)が巣を造っていたのである。
キジバトは「幸せの青い鳥」の原型と言われる鳥で、知っている人達には幸福の鳥とされているのです。
生憎、国会では中川昭一前財務、金融相の「朦朧(もうろう)記者会見」の問題で自身が引責辞任したばかりである。
麻生総理大臣の今後は前途多難ではあるが、それを知ってか、知らずかこのキジバトは首相官邸を見上げるような場所に巣を造り、幸運を呼ぶのだろうか?
この場所を詳しく説明すると、記者会見の敷地内にある樹木の上にキジバトが巣を造っているのである。首相官邸の敷地からも良く見える場所である。
偶然と言えば、あまりに偶然過ぎるのである。
麻生総理大臣には、目にも止まらないだろうが、それどころではない心境と心情ではないと思うが、少し心の余裕を持って自然などに目を向けながら、新たな発見や発想が思い浮かび、今後の政見に良い影響を与えると思うのだが?
政治家だけではない、企業の経営者も合理化やコスト削減ばかり考えては優秀な人材までもリストラしてしまうのである。
これら日本のトップの人達は、今一度、自然を感じ、自然に学び、政治でも経済でも、新たなアイデア、創造性を養い、活かして欲しいと思う。
私が今回首相官邸前のキジバトの巣を題材に取り上げたのは、理由があります。
人の脳は、忙しいとき、ストレス時、パニック時などには、視野も狭くなり、余裕もなくなるのです。これらは感覚も鈍感化するのです。
ですから、冷静な判断、決断が出来ず、誤った判断、決断が日本の政治や経済にも影響を与えるのです。
私は人の五感研究から「五感生理学」政治感覚、経済感覚などの感覚を日本のトップの人達は意識し、学ぶことが急務であると指摘している。
特に私は日本の企業に「バイオミオテックステクノロジー」(生物模倣技術)を推進して一人でもある。また、人の五感を刺激し、人の脳に快感を与える商品開発、製品、企画など、自然や生き物から学び、ヒントにすることで、創造性能力に役立つのである。
ですから、これら商品開発や企画など発想や創造性を必要とする業種の人達には、時には野外に出て、樹木を眺めたり、野鳥の鳴き声に耳を傾け、風の流れ
を感じることが必要なのです。
五感を総動員して感じることで人の脳は情報を受け止め記憶します。
これらの体験記憶が創造性などに役立つのである。
だから私は研究所、事務所に籠もることなく、天気の日も雨の日も野外に出て、心を落ち着かせ、自然からのメッセージを自己の五感で受け止め、感じている。
特に思い悩んでいる時こそ、自然でも都会の中でも自分が一人になれる場所を探し、心を穏やかにさせ、冷静に成って判断、決断を下せば、良い結果に繋がると思うのである。
首相官邸前の樹木に巣を造った「キジバト」が今後の日本の行方を知っているのかも知れない。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、




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高偏差値の医学生

2009-02-19 23:48:13 | 感覚
「高偏差値」医学生 人間関係のカベ
ライター 鳥集 徹 編集部 甲斐さやか
◆消費者金融から借りて入学
昭和大医学部医学科5年生の釋尾知春さん(24)が一浪して同大に合格したとき、両親は初年度納付金約1100万円分を消費者金融から借りてしのいだ。最終的に自宅を担保に銀行から融資を受けられたので、消費者金融の借金は返済した。
当初は開業医志望で、「医者になれば安泰」と思っていた。だが、最近は勤務医にも魅力を感じている。
「外科は『きつくて、手術ばかりで、患者さんとの触れ合いがない』というイメージでしたが、実際は入念に計画や準備をして、患者さんと信頼関係を築いてから手術が行われます。楽だと思っていた皮膚科や眼科だって、カンファレンス、手術、勉強会と忙しい。やりたいと思える科でないと、モチベーションが続かな いのではないでしょうか」
◆必要なのは患者の目線に立てる医者
医療事故の責任が厳しく問われる時代を反映して、授業でも「このX線画像を見逃すと訴えられる」「ここは絶対にちゃんと説明しないと」と強調されるという。
同大医学教育推進室の高宮有介専任講師は言う。
「患者さんから『このドクターに命を預けたい』と思ってもらえる信頼関係をつくることが大切。口下手で自分のことをうまく伝えられないだけなら、6年間の教育で変わっていけますが、問題は、上から下にものを言うタイプです」
何でも勝手に決め、患者の話を聞かず、自分が間違っても謝ることができない人は、事故があっても逃げ腰で、非を認めようとせず、こじれやすいと高宮講師は言う。
◆周囲の勧めで医学部へ
高い社会的地位と安定した収入が得られるとあって、西日本を中心に「医学部志向」は依然として高い。地方の国立大であっても、医学部だけは難易度が主要国立大理系学部並み。医学部合格者が多い東海高校(名古屋市)出身で、同大3年の佐藤理さん(22)は、こう言う。
「塾で知り合った人のなかには、高校で成績が良くて医学部を勧められたという人もいました。少しでも興味があればいいと思いますが、自分がどういうスタンスで医師になるかを考えず、周囲に流されて医学部に入ったら、いずれ壁にぶち当たるかもしれません」。
AERA.net.jpより引用、
最近、医学生を目指す人達が増えてきたことは嬉しい限りだが、実は、医学生中に苦労する人達が多くなっているのである。
勉学は勿論だが、人とのコミュニケーションや自分の技量(外科希望)の医学生は、自分の不器用さに悩むことになるのである。
また、医学の国家試験に合格しても、今度は患者さん達との会話やコミュニケーションが苦手、苦労することになるのである。
それは、やはり、現在の医学大学の教育にあると私は指摘している。
以前に私はある医学薬科大学で非常勤ではあるが「コミュニケーション学科」という、人と人とのコミュニケーションの仕方、患者さんに対する説明などを指導した経験があるが、本当に現在の若い人達、医療関係を目指す人達は会話も、コミュニケーションも苦手なのである。
だから、いざ医療現場で働くとなると、人間関係に悩み、苦しみ、ストレスや鬱などになる人も多いのである。
折角、医学の国家試験に合格し、医師としてこれからなのに途中でリタイアする若手医師も急増しているのである。
私共も近年中に東京都内の臨海地区に医療系の大学を設立構想しているが、私は是非とも、コミュニケーション学科を設け、人との会話の仕方、コミュニケーションから哲学などを学んで貰う予定である。
これら医学生時代に学び、体験しておけば、いざ現場で必ず役立つからである。
また、大衆衛生や五感療法なども学科の中に取り入れ、西洋医学と東洋医学を融合した、日本で初めての医療系大学を目指している。
現在は、具体的に海外の大学の誘致と日本の大学の提携も、ほぼ決定している。
但し、問題は文科省の認可次第である。日本初のオール英語で授業を行うためことと、資金融資も一部は目処が立っているが、文科省からも支援して貰うための認可中なのである。
私共は、医学生を目指す多くの人達を陰ながら応援しているし、今後、優秀な医師、医療関係者を育成することが今後の私共の使命と感じている。
私共は、医療関係者を目指したい若い人達に偏差値の高さではなく、医師や医療関係者を目指すのなら、心の偏差値が高い人が優秀な医療関係者になれることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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東京がヒトの五感を刺激する。

2009-02-19 00:09:58 | 感覚
皆さんは、東京の地下が一大都市に成っているのをご存じだろうか?
渋谷から池袋までの完成している首都高速トンネルが、現在は品川までの工事をしている。
また、丸の内の地下街には、レストラン、ショッピングセンターなどのお店も沢山ある。
地上では、2012年に完成予定の「墨田デジタルタワー」500mの新東京タワーの予定も決定している。
丸の内、港区地区なども今後、高層ビルが立ち並ぶ都市計画が次々と建設予定なのである。
勿論、東京駅も現在工事中である。私は東京の事務所に通うため、八重洲口の地下街を通るのだが、銀の鈴が置いてある。通りには、食べ物やスイーツなど「ヒトの味覚」を刺激するお店が並んでいる。
お菓子売り場には、整理券を配っている店舗もあるのです。
また、八重洲の地下街には、アロマオイル、マッサージ、エステにと癒されるスペースもあるのです。
実に、最近東京、特に丸の内、八重洲口の地下街など面白いのである。
今後、何年か先には東京駅も新しくなり、益々ヒトの五感を刺激する空間、スペースが出来上がる予定である。
但し、見た目のきれいな店舗など多いのだが、残念ながらヒトの味覚や嗅覚を刺激はするのだが、触る「触覚」聞く「聴覚」を刺激する物が少ないのが残念である。
私共も、特に私は東京都の臨海地区を「オアシス計画」と題して高齢者、介護、医療、福祉の拠点にヒトの五感を刺激する空間造り、スペース造りにも手がけて行きたいと考えている。
葛西臨海公園の周辺をこのオアシス計画、ヒトの五感を刺激する空間造りの提案、アイデアを建物や自然環境を生かした公園作りなど、設計者、デザイナー、ゼネコン関係者なども含め、協力会社も求め、今後、ヒトの五感を刺激する空間の設計のアイデアを私は関係者に求めて行きたいと考えている。
これらの施設に大学、病院、生命科学研究所などの設立も構想している。
高齢者施設の設立と共に、病院などの設立でサポートして行きたいと思っている。
昨年の暮れに私は何人かで東京の夜を30分ほどヘリコプターで夜景を楽しみ、東京の連立するビル群を眺め、世界でも夜景のきれいさは東京がNO1だと言えるのではないか、私も15ヵ国程度は出掛けたが、日本ほど夜景のきれいさ、規模、明るさは他に類を見ないだろう!
夜景だけ見ていると何処が不景気かと思ってしまうが、着実に東京は今後も進化し、成長している。まるで巨大な「生き物のように」動いているのである。
東京は「ヒトの脳の欲求」によって今後とも拡大し進化し続けるだろう!
ヒトの欲求(欲)は底なし沼のように「多くの人達の欲求」を飲み込み、東京が進化し続けるのである。
その証拠に、高層ビル群は建ち並び、将来的にはこの高層ビル群を空中ケーブルカーで結ばれる日も来るかも知れない。
また、地下には快適な空間が生まれ、何十万人にと勤務する日も来ると思われる。東京地下都市計画もあるのです。今後10年間は東京から目が離せないのである。
但し、東京が益々高層化し、地下都市が進むにつれて、都市ハイテク化が進めば、進むほどヒトの五感、感覚は疎かにされるのである。
また、緑や自然環境も再現されるような都市計画に成って欲しいと願っている。
私共も東京の臨海地区の都市計画の一部に関わって行く予定だが、私はヒトの五感を意識し、刺激される空間造りに拘り、自然環境を生かしたスペース造りを今後とも提案して参ります。五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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妬みの脳機能明らかに!

2009-02-18 00:04:32 | 感覚
ねたみの脳機能、明らかに 他人の不幸を喜ぶ部位も。
2009年2月13日 提供:共同通信社
人がねたみを感じたり他人の不幸を喜ぶ時に、脳がどのように働いているかを明らかにしたと、放射線医学総合研究所などの研究チームが13日付の米科学誌サイエンスに発表した。
研究チームは19人の大学生に、自分は平均的な成績の主人公だと設定された台本を読んでもらった。台本には、進路の目標が同じで自分より優秀な同性の学生や、目標が異なり優秀でもない異性の学生が登場。
脳活動の変化を、血流から画像化する機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)でとらえると、優秀な学生に対するほど、身体的な痛みを処理するときに働く脳の部位の活動が活発になっていた。大学生に実際の気持ちを質問すると、ねたみも強くなっていた。
次に、登場人物が食中毒になったり、就職した企業が経営危機に陥ったりするとの台本を読むと、優秀な学生が不幸になった場合ほど、お金などを受け取った時に機能する脳の部位が反応していた。
同研究所の高橋英彦(たかはし・ひでひこ)主任研究員は「『他人の不幸はみつの味』と感じるメカニズムを脳科学的に明らかにできた。心理カウンセリングに応用できるのではないか」と話している。
この妬みの脳研究は、千葉県稲毛区にある「放射線医学総合研究所」の研究チームが、血流から画像化する機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)によって見つけ出したのだが、以前に私共も地元の大学の協力で、人が人を羨む行為「思考」について脳血流変化と、脳波の測定を行ったことがある。
丁度、羨むと妬みは似た場所が反応するのである。前頭葉の一部なのだが、特に女性より、男性の方が活発化しているのである。
これらから予想されるのは、妬みや、羨む思考性は、女性よりも男性が強いと思われるのである。
今後、人の脳の研究は進むと思われ、思考、思い、記憶など様々な脳の働きが解明されて行くと思われる。
私は、人の五感研究から、人の五感に関わる脳部、感覚生理学の研究を専門家を集め、本格的な人の五感を研究したいと考えている。
この構想を具体的にするために本年以降、東京都内、臨海公園地区に「生命科学研究所」を設立し、人の五感を各感覚器官ごとに専任の研究者に依頼や共同研究を申し込む予定である。
例えば、既に人の嗅覚研究では、日本の嗅覚研究の第一人者、明海大学歯学部、外崎肇一教授など具体的な名前が挙がっているが、他の感覚の研究に関しては、日本人に拘らず、海外の研究員にも依頼する可能性もある。
それは、日本では「感覚生理学」の研究者が極端に少なく、世界的に通用する論文も少なく、研究者も少ないのが現状なのである。
だから、逆にいうと本当に面白い研究でもあるのです。私の場合は、五感研究でも、専任の研究ではないので、「五感生理学」総合研究というアバウトな研究だから論文数も、専門誌や新聞などに登場することはないのである。
だから、私共は五感研究のスペシャリストに依頼をして、人の五感を本格的に研究することを考えているのです。
これら生命科学研究所で人の五感研究から、人の痛みの研究、五感の衰えのメカニズムや難病や病気の改善にも繋がると考えている。
また、人の五感が脳や身体に与える影響、五感療法、代替医療などのへの応用も可能になり、病気、痛みの改善、医療費の削減などにも繋がるものだと確信している。
今後とも私共は、人の五感研究から、人の五感の重要性、人の五感が与える影響など提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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グレープフルーツの効用!

2009-02-16 23:51:13 | 感覚
グレープフルーツと薬物による作用をキノコが軽減
2009年2月12日 提供:WebMD 食用キノコが、グレープフルーツジュース中の、薬剤を変化させる化学物質を吸収 。
【2月3日】食用キノコが、グレープフルーツジュースが薬剤を変化させる作用を中和すると、USDAの研究者らが報告している。
グレープフルーツジュースはおいしいだけでなく、身体にも非常に良い。抗酸化物質や他の有用な化合物を豊富に含んでいる。癌や心疾患の防止に役立つ可能性すらあるというエビデンスが存在する。
しかしグレープフルーツジュースには弱点がある。多くの汎用薬剤を身体が排泄するために必要な肝酵素を阻害する種類の化合物を含んでいるのである。このグレープフルーツと薬物の相互作用は、薬剤による副作用のリスクを上昇させる。
USDAの研究者Kyung Myung, PhDらは最近、ある非食用の真菌が、グレープフルーツと薬物の相互作用の原因となる化合物を何らかの形で吸収することを見出した。
今回Myung博士のチームは、Morchella esculentaという食用キノコ(別名アシボソアミガサタケ)にも同じ作用があることを見出した。そして程度はそれよりやや劣るが、他の食用の真菌にも同様の作用がある。これまでのところ、そのリストには、ヒラタケの変種、紅麹、さらには一般的なかさの小さなキノコが含まれている
USDAの研究者らはキノコを浸漬し、華氏250度(121℃)まで加熱して菌を死滅させた。次にキノコをすりつぶして真空濾過したものを、新鮮なグレープフルーツジュースまたは濃縮還元グレープフルーツジュースと混合した。
試験した最高濃度において、すなわち1.7オンス(50ml)のジュースに大匙約3分の2のアシボソアミガサタケを加えたとき、標的化合物の大部分がグレープフルーツジュースから除去された。他の真菌ではそれよりも小さな効果が認められた。
別 の実験で、キノコがグレープフルーツジュースに含まれるすべての好ましくない化合物を除去するわけではなかったことが明らかになった。処理後のジュースと 肝酵素との相互作用は依然としてオレンジジュースよりも大きかった。しかし処理後のジュースには未処理のグレープフルーツジュースの約半分ほどの活性しか なかった。
しかしMyung博士らは、キノコをすりつぶしたものを(おそらく)濾して取り除いた後のグレープフルーツジュースがどのような味がしたかについては報告していない。
知見は『Journal of Agricultural and Food Chemistry』2008年11月14号に掲載されている。
以前からグレープフルーツは、おいしいだけでなく、身体にも非常に良い。抗酸化物質や他の有用な化合物を豊富に含んでいる。癌や心疾患の防止に役立つ可能性すらあるというエビデンスが存在する。
抗酸化作用の高い果物の代表であり、私は好んで食べている。
また、私はグレープフルーツのアロマオイルを利用し、食事前にアロマで匂いを嗅ぐと食欲減退にも繋がるのである。
個人差もありますが、腹八分の食事に私は心がけているので、20歳代の体重60Kgをこの50歳代まで維持できている。また、定期的なスポーツを行うことで、身体の筋肉の維持にも努力している。
何より、感覚と脳は常に刺激し、体力、知力、気力をモットーに日々、取り組んでいるのである。
特に中年男性は、乳製品や果物を食べたがらないが、少量をなるべく食べるようにすると循環器系の病気などの予防にも繋がるのである。
特にお酒を飲み、タバコを多く吸う人達には特にグレープフルーツなどの果物、出来る限りグレープフルーツジュースではなく、果物のグレープフルーツを直接食べることである。
ジュース類は、飲み物などで栄養素の殆どは、腸などに吸収されず、尿として体外に流れてしまうのである。
それに対して、果物を食べることは、ゆっくり消化され、胃や腸から栄養が取り込まれるのである。ここに大きな違いがあるのです。
今後とも私共は、身体に良い食べ物や研究を紹介して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、





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五感実験(BSフジテレビ取材)より、

2009-02-15 23:52:38 | 感覚、五感
以前にもテレビ局から番組の中で、五感に関するテストの実験のアイデアや面白い実験などの依頼されたことがある。今回は、直接私が番組の監修を依頼され、番組の中でパネラー(タレント)5人に、ゲーム感覚で五感の実験を行い、私がヒトの五感の重要性や機能などを解説するものです。
バライティー番組ではあるが、1時間の番組の中で「ヒトの五感をテーマに実験やテストを行うスペシャル番組と言えるだろう!
私自身も1時間番組のテレビ出演は初めてであり、期待もしているのである。
放送予定は、3月4日(水)の24:00~24:55分の深夜なので、視聴率は低いと思われるが、私は価値ある番組と多くの方々に推進している。
私が昨年の10月16日にフジテレビ「めざましテレビ」に15秒間ではあるが、出演したときには、誰も見ていないかと思ったら、結構多くの方々が拝見していたらしく、その中でも外資系PR会社の担当者が見ており、今月の12日(金)に開催した。花粉症イベントの監修の依頼も入ったのです。
私自身、テレビやマスコミの力は大きいと実感している。それだけに責任も大きいことを感じている。
他にも、ヒトの五感ブームと言えるほど、私共の会社や私に監修や講演会などの依頼が急激に増えており、勿論、マスコミ関係からも取材が多くなって来たのである。
では、何故、このように私共のような三流企業や三流研究者にマスコミなどの依頼が有るのかというと、それは、ヒトの五感を本格的に研究している機関、組織も極端に少なく、また、研究者もヒトの五感を総合的な研究に取り組んでいる研究者が少ない現状もあるのです。
また、私が日本に広めようとしている「感覚生理学」や「五感生理学」の研究者は、本当に少ないのである。
ましてや、感覚生理学の論文は日本では、希であり、世界的に見ても何人も居ない現状があるのです。
これらの背景から、私共のような三流無名研究者までマスコミが取材や監修の依頼があるのです。
マスコミ関係者や日本の企業もヒトの五感に注目しており、これらからイベントの監修、企業では五感とのコラボレーション、マスコミ等の監修の業務が増えてきているのである。
私自身、テレビや雑誌などに登場することが本来の業務ではない。ましてや50代のオヤジ研究員がテレビに出演しても誰も関心はないと思うが、確かに会社の知名度は高くなり、我が社も「五感教育研究所」、社名も全国的に知られるように成ったのは嬉しい限りだが、それだけに今後の活動に責任感を強く感じるのである。
私達の会社は少人数で有りながら、研究も今後の構想も世界に目を向けて取り組んでいる。
プロフェッショナル企業として、会社の規模に拘らず、業務の内容に拘って行きたいと考えている。
その一つの取り組みが東京都内、臨海公園地区に海外の大学を誘致し、病院の設立、生命科学研究所の設立構想もあります。
現在は文科省の認可待ち状態である。日本初の施設ということもあり、認可や支援待ちなのである。
生命科学研究所では、日本初の本格的なヒトの五感研究、各感覚器官を一人研究者に研究担当を依頼し、論文は勿論、世界に通用する研究から五感ビジネスへの応用によって、医療改革、教育改革、感覚生理学を日本に広めるためにも今後頑張って参ります。
ヒトの五感研究をリードし、パイオニア精神を持って、「感覚生理学」を若い人達(後輩)に伝え、私達の研究の跡継ぎをして頂ける若い人達の育成も私共の役割であり、これらの活動が社会貢献に繋がると確信しております。
私共の会社は社長も高齢であり、私自身も今年52歳になるので、20年は頑張れても、その後はやはり、若手の跡継ぎの経営者、研究者が必要なのである。
私共は会社の規模より、研究や感覚生理学に熱意のある人材を求めている。
今年以降、私共の会社も新組織、新体制になることから、日本の企業、海外の企業も含め、海外の大学、日本の大学との連携などの協力を求め、ヒト五感研究を確立したいと考えている。
これらを実施することで、少なからず、日本の経済にも少しではあるが一石を投じ、経済が上向いて切れたと切に願っている。
私はやはり、ヒト五感研究から、今後のヒット商品や売れる商品は、ヒトの感覚、五感を刺激し、脳が喜ぶ(快感)する。商品、企画、開発、場所などにヒトが集まるのである。
この未曾有の不景気でも、デズニーランドは景気よく、また、老舗のゲームメーカー任天堂は過去最高売り上げと利益を出している企業もあるのです。
つまり、ヒトの脳が感動し、喜び、快感する。商品、開発、企画、場所などに人が集まり、群がるのである。そこからヒット商品が誕生するのである。
だから、私は物づくり日本の復活を祈って、ヒトの「五感」「脳」を刺激し、開館させる物づくりが、重要であり、必要と提唱している。
一部の企業には、私は五感の監修から開発のヒント、アイデアの指導もしている。また、ヒトの五感のコラボレーションによって、入店者数の増加や店舗の
売り上げ増加に繋がることを提唱している。
脳の衝動買やヒトの脳が喜ぶ商品などの開発にも今後、ヒト五感研究から可能であると私は提言している。
合理化のために人材を削減し、コストカッターばかりしている。企業では数年後の復活にも時間が掛かり、いざ、好景気になっても優秀な人材の確保、売り上げの確保も難しくなり、10年先を読み切った企業が生き残り、発展し続けるだろう!
また、私は21世紀は「感覚、五感の時代」だと提唱しているが、決して独り言ではなく、日本の経済の未来を担うことになると確信している。
今後とも日本を元気づける為にも、私共は頑張り、研究に取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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ヒトの嗅覚刺激で生活に変化を!、

2009-02-14 00:57:14 | 感覚
私達ヒトの脳は常に色々な刺激を求め続ける生き物です。日々の生活の中で変化がない、慢性化しているなどヒトの脳は退屈と思考します。
また、逆に仕事や家事が忙しい、疲れたと感じると肉体的にも精神的にも辛いと感じます。
このようなときにはヒトの脳(感覚)は刺激や疲れを癒したいと考えるのです。
私はこのような状態時には、五感を刺激し、癒すことにしている。
好きな音楽、それも質の高い、ハイクオリティーな音を聞いたり、アロマオイルのスプレーを自分の好みの匂いにブレンドしたり、嗅覚を刺激している。
時には、美味しい料理の出すレストランを探したりもする。
また、自然の中に身を置き、樹木の葉の揺れる音、樹木の匂い、風邪が頬を伝わる冷たさ、温かさ、野鳥の鳴き声などに耳を傾け、集中して五感を総動員して感じ取るとヒトの脳は、癒されるだけでなく、脳も活性化するのです。
ヒトの脳は臓器の中でも、最も消費エネルギーが激しく、身体の栄養素の20%も必要であり、酸素に至っては40%も必要とする臓器です。
脳のエネルギーこそ「ブドウ糖」なのである。それも人工甘味料などのでなく、天然の砂糖が脳のエネルギーに必要なのである。
他にも、新鮮な空気と良質な刺激が脳には重要なのである。
つまり、ハイクオリティーな情報で脳が喜び「快感」するのである。ヒトの脳は快感することで活性化するのです。
ヒトの脳は栄養と良質な情報によって、活性化するだけでなく、記憶力の向上、気力、知力も高まるのです。また、「やる気」も起こるのです。
特に忙しい現代人は、精神的にも不安定なヒトが多く、現在のようにリストラや給料カットなどの不安から精神的にもストレスを感じます。
不安や恐怖はヒトの脳内に「ノルアドレナリン」という脳内物質を分泌させ、自律神経に左右し、血圧上昇、心拍の上昇など心理的にも肉体的にも辛いものです。
このような状態時には、脳を癒すことに工夫をすることである。特に女性には精油(アロマオイル)を活用し、嗅覚刺激をすることで効果があります。
例えば、情緒不安定には心身のリラクセーションのために、ゼラニウム、ローズウッド、フランキンセンス、ベルガモットなど、無気力、精神疲労には、心身のバランス回復、サイプレス、ジュニバー、ティートリー、レンモングラスなど、気持ちの内向、情緒的な低下、強壮、自信回復、サンダルウッド、パチュリー、ジャスミン、イランイラン、クラリセージなど、
怒り、緊張、不眠、イライラ、心身のバランス回復、カモミール、ネロリ、マージョラム、ラベンダー、オレンジなど、無感情、自信喪失、気持ちの落ち込み、幸福感、クラリセージ、ジャスミン、ローズ、リンデンなど、
勉強の疲れ、集中力低下、記憶力の低下、記憶力、集中力のアップ、ペパーミント、レモン、ローズマリー、ユーカリ、コアウリなどのように精油(アロマオイル)でアロマセラピーされてみては如何でしょうか?
勿論、男性にもお勧めである。
私は我が社の東京事務所の近くの東京駅、八重洲地下街、ローズロードにある。(株)カリス成城八重洲店によく立ち寄って店員さんに相談して貰っている。
日本では、アロマセラピーの浸透は薄いが、海外特にヨーロッパでは、代替医療として認められており、歴史も古く中世ヨーロッパのお城でバラをお風呂に入れて香りを楽しんだり、クレオパトラがこよなく愛した匂いもバラなどの花の匂いでした。
私は、アロマオイルを携帯用のスプレーに入れて、マフラーやハンカチに振りかけている。これでオヤジ臭は消えているはずである。
簡単なスプレー式アロマオイルの造り方は、例えば、ラベンダーオイル1250円、とガラス製100ccの小瓶、スプレーの一式で1700円前後、但し、スプレーの容器は100円ショップでも購入でるが、アロマオイルに関しては100円ショップのアロマオイルは100%合成が多いので効果のほどは定かではありません。
やはり、本物の柑橘系から出来ているアロマオイルが良い匂いと効果もあります。これらを用意したら今度はエタノール、それも匂いの弱い弱性のエタノールを購入し、小さいもので1000円前後を購入。100ccの小瓶に3/1程度エタノールを入れて、次に水道水はカルキや塩酸系が含まれているので、蒸留水などを利用し、入れて薄めます。次に好みのアロマオイルを5~6滴、少し濃い目をお好みなら7滴ほどを入れて後はシェークするだけで出来上がります。
私は女性に人気の有るラベンダーをマフラーやコートの裏、ハンカチなど振りかけている。だから女性が近寄ってきても嫌がられないし、この間は電車車内で私の隣に座った女性から声を掛けられ、男性の方でラベンダーの匂いがするヒトは珍しいですよねと言われたが、その女性は化粧品会社の開発のヒトだったのです。私は実はヒトの五感を研究し、現在嗅覚刺激の研究中であると告げ、名刺を渡したのである。
何時もならオヤジ臭い、タバコを吸う男性なら、たばこ臭いなど男性は、特に50歳を過ぎた頃からオヤジは若い女性から匂いで毛嫌いされることが多いのです。ですから、私のような中年の男性には、ご自分の匂い(体臭)(口臭)などに気を使い、香水まで使用することは無いが、アロマオイルなら軽い匂いでオヤジ臭い匂いをカバー出来ます。また、私のように毎日のように体を清潔に保ち、整髪料もあまり使用せず、自然の匂いに拘ることである。
そうすれば、若い女性が近寄っても逃げないし、嫌がられないかも知れない。
おしゃれで格好良い、良い匂いがする中年男性はきっと女性にモテるかも知れない。残念ながら私は幾ら努力しても女性にはモテないが、嫌がられもしていない。
よく私のところに男性から荒木先生、女性にモテる、フェロモンや香りが有りますか、また、女性の五感に訴えてモテるように成るのにはどうしたらよいですかなど相談があるが、私の研究課題には無いので、何とも返答しにくいのだが、女性の感覚、脳の特徴を理解すると少しは女性にモテるように成るかも知れない。
何れにせよ、ヒトの脳、感覚を癒すのには、嗅覚刺激が重要であることがご理解頂けたかと思います。私共は今後ともヒトの五感、嗅覚などの感覚器官の重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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花粉症、イベント開催!

2009-02-13 00:05:01 | 感覚
2月12日(木)、コンタック総合研究所主催、エーデルマン・ジャパン総合プロデュース、監修、五感教育研究所、出演、主席研究員、荒木行彦
司会、太田プロダクション所属、高松知美
場所、千代田区丸の内、国際ビルB2、ABCクッキングスクール内、
時間、19:00~20:30、「取り戻そう! 花粉で失った感覚とふたりの愛!」実験
雑誌、新聞社、インターネット発信、テレビ局などマスコミ関係者に「花粉症イベントを開催致しました。以下のような内容で開催致しました。
中略、司会、「つづきまして、本イベントの監修を頂いており、日本で数少ない五感教育機関である。株式会社五感教育研究所の荒木行彦主席研究員より、挨拶をさせて頂きます。
それでは荒木様、宜しくお願いします」。

「私達、ヒトの五感のうち視覚で80%もの情報を脳に送っています。ですから、他の感覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚が現代人は疎かにされています。
例えば、五感の内、一つの感覚(五感)に日々の暮らしの中で不自由を感じるとヒトの脳は辛いと感じます。花粉症などで鈍化した感覚、五感などを取り戻すことが重要です。

花粉症に疾患しますと、目の痒み、涙目、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。特に鼻水、鼻づまりにより嗅覚が鈍感化することで、食事の味が分かりづらくなり「味覚」にも影響を与えるのです。

「花粉症がヒトの感覚に与える影響は、まず代表的な症状が鼻水の量に驚くことでしょう? 頻繁に出る鼻水、特に2月のピーク時には、野外と室内の温度差が大きいほど鼻水の量が増加します。ですから、社内や家庭でも野外から帰宅した時に症状が重くなる傾向があります。
これらの症状がヒトの脳や感覚に影響を与え、集中力の低下、欠如に繋がり、同様に生産性も低下するのです。また、ヒューマンエラーも増加するのです。

花粉症の時期、日々の生活の中で、目の痒み、鼻水から眠れず、イライラして睡眠不足に成ったり、鼻のかみすぎから、鼻が赤くなったりと可成りイライラするものです。また、仕事にも集中できず、片手にテッシュを持ちながらの作業では生産性も低下するだけでなく、ヒューマンエラーに繋がります。
そのような時に、一日二回の服用の鼻炎薬を上手く活用すると快適に過ごせるようになります。

鼻水が止まることは、勿論料理を美味しく食べられるし、脳も快感します。
ヒトの脳は快感によって活性化するのです。
ですから、本日の実験を通し、日々の暮らしの中で何不自由なく、感覚(五感)を取り戻すことが如何に重要であるかご理解頂ければ幸いです。


味覚(飲み物テスト)
司会、頭上の液晶をご覧下さい。コンダック総合研究所が1月28日に発表した「花粉症から取り戻したいものに関する意識調査」によると、約80%の人が花粉症がひどくても「コーヒーと紅茶」の味の違いはわかると回答しています。
荒木研究員、この調査結果について如何でしょう。

「目(視覚)、鼻(嗅覚)を遮断してしまうと、飲み物の味が曖昧になり、分かりづらくなります。但し、個人差があるので、まずは実験でみていきましょう」。

集中力と生産性の実験、
司会、「普通の状態と、鼻をかみながらタイピングするとでは、平均してXX割程度生産性が落ちているようですね」。荒木研究員、この結果、いかがでしょうか」。

「スライドを見ながら解説XXXXX、花粉症に疾患すると、鼻水が頻繁にでます。同時に人の脳も集中力が低下し、生産性も低下します。そのような状態は、ヒューマンエラーにも繋がります。

脳生理学的に広く知られていることですが、人の脳が集中出来るのは、約1時間30分程度だと言われております。花粉症に疾患し、鼻水が頻繁に出ますと、鼻水が気になって、物事に集中出来なくなることから、集中力の低下、生産性の低下に繋がりやすくなります」。

嗅覚、味覚(フルーツ)、実験、
司会、「さて3番目の実験に移りたいと思います」。
中略、さて、荒木研究員、嗅覚と味覚の関連性はどの程度重要なのでしょうか」。

「スライドを使いながら、嗅覚と味覚の関連性を解説」
食べ物(フルーツ)などは、嗅覚刺激が遮断されてしまうと、美味しく感じられず、その食材が何であるか、判断しにくくなるのです。人が食事を美味しく頂くためには、嗅覚刺激が重要なのです。
また、今回の実験は、味覚に関するテストですが、鼻がつまった状態では、飲み物は比較的に判別しやすいのですが、食べ物は分かりづらい特徴があります」。

司会、それでは荒木研究員、本日のまとめをお願い致します。

「今回の花粉症模擬実験の結果で分かりますように、私達の五感が一部でも鈍感化しますと、日々の暮らしの中で不自由に感じ、また、仕事などへの悪影響も考えられます。

それは、脳の集中力の欠如、生産性の低下、ひいてはヒューマンエラーなどに繋がりやすいということです。本日の実験を通し、日々の暮らしの中、仕事などで何不自由なく、感覚(五感)を取り戻すことが重要であることがご理解頂けたかと思います。
本日は、誠に有り難うございました。
株式会社、五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

これらの様子は、テレビのニュース、スポーツ新聞、雑誌、インターネット動画発信等で近日中に公開すると思います。
私も登場致しますので、ご覧下されば幸いです。
他に、BSフジテレビの取材から、「五感エグザネーション」仮の番組の出演も決定し、現在は、資料の提出、打ち合わせの真っ最中である。
収録は、今月23日(月)にスタジオ入りし、3月4日(水)、BSフジテレビ、
24:00~24:55の放送予定です。
私自身、初めての1時間番組の監修と出演になります。
私もテレビに出ることは嬉しいことではあるが、これら本来私の業務ではない。
やはり、生命科学研究所を設立し、本格的な人の五感研究に専念したいと考えている。
人の五感研究の数少ない研究機関としての責任、パイオニア的精神から今後ともヒトの五感研究から、人の五感の重要性、五感生理学を日本に広めたく人の五感研究に取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、http://filmo.ask.jp/contac/


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