センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

怒りを科学する!

2010-05-31 00:00:19 | 感覚
私たち人では、「怒り」をムカツクや頭に血が上るなどと表現します。これらは、怒りの感情と脳の関わりから、身体的な影響が出るのです。
怒りの感情は、時に人からの悪口、態度や嫌いな行動などで我慢できなくなった状態時などで「怒りの感情」が生まれるのです。
では、怒りは人の脳の「扁桃体」という、感情を司る脳部で感じます。同時に「ノルアドレナリン」という脳内物質が分泌され、 危機状況に遭遇した時などの交感神経による戦いに備えた反応し、「毛細血管が収縮し、血液は活動しようとする脳の内部と骨格筋に集中して、顔面蒼白になる現象など起こります」。これらが、頭に血が上る。むかつくは、胃の繊毛運動が鈍くなるので「むかつく」と表現する人が多いのはこれらの働きです。
但し、人が何時も怒りばかり感じていると精神的に不安定になり、精神異常をきたすので、人の脳内では抑制物質、「セロトニンやギャバ」という理性の物質というホルモンが分泌されて、怒りが治まるのです。
但し、怒りに関しては個人差があり、怒りを簡単に抑えられない、すぐに怒る。むかつくとすぐに言葉に出す人たちも多いのは、人の脳の働き、とくに人の脳の「前頭葉」が関わっております。人の前頭葉は、判断や決定など、また、「堪忍袋」などの感情を司り、怒りなどをコントロールしている脳部である。
よく極度の怒りを覚え、我慢出来なくなるとこの堪忍袋の緒が切れたと表現しますが、実は、左脳の前頭葉の場所が活発に働くことが分かっております。
最初、怒りを覚えると感情を司る脳部「扁桃体」が活発に働き、そして、怒りが続くと今度は、逆に扁桃体の働きが治まり、左脳の前頭葉の働きが活発し、そして血液の流れが悪くなったときに堪忍袋の緒が切れた状態になるのです。
堪忍袋の緒が切れると人の心理として「戦闘モード」に入り、罵倒したり、大声を出したり、怒りが抑制出来ないと暴力的になるのです。
これらが口喧嘩や殴り合いの喧嘩などに繋がるのです。怒りは人の脳の恐怖感とも関わりがあり、大声で叫ぶのは、よく生き物たちが吠えるのと似ている行動です。
犯罪心理として、無言で怒りを覚え、行動を起こす人の多くが凶暴性があると言われているのです。
最近、若い人たちでむかつく、頭に来るとよく言葉に出しますが、これらは前頭葉の脳部の働きが鈍っている。判断や決定など思考性の低下の表れでもあります。
人の前頭葉は様々な五感の情報を統合し、計算→判断→決定→行動などの一連の思考をコントロールしている人の脳内でも重要な人が人らしい脳部なのです。怒りをコントロールしたり、堪忍袋もこの前頭葉にあります。
また、我慢中枢も前頭葉に位置しており、脳の疲れなどもコントロールしている重要な脳部なのです。
私共が脳を鍛錬する。脳トレーニングが重要だと提言しているのは、この前頭葉の鍛錬、体験などが重要だと提唱しているのも、この前頭葉の鍛錬なのです。嫌な事も、辛いことも体験し、頑張って耐え、不快なことも我慢することで子どもの頃から前頭葉が鍛錬され、賢く、逞しい子どもに成長して行くのです。
幼い頃から、我が儘に育ち、我慢を知らずに育ち、常に怒りやストレスなどを強く感じているとこの前頭葉の働きが鈍り、低下します。ですから怒りをコントロール出来ず、理性の働きも低下し、ストレスを怒りとして表現し、常にむかつく、頭に来るという言葉を多く発するのは、自分の思い通りにならない、イライラする。世の中が悪いとか他人が悪いなど、絶えず自分中心に考えがちになります。
これらは前頭葉の働きが鈍っている証拠です。ですから、様々な体験し、我慢するときには我慢し、怒りを抑え抑制すること、自分の思い通りに成らないことは多々あります。そのときには怒らず、出来る限り笑いを保つようにする。怒りは胃の働きの低下や頭に血が上るなど、交感神経の働きを活発化させるため、極度のストレスを感じ、胃潰瘍や血圧上昇など身体的な影響は勿論、精神的な健康面にも影響を与えます。
ですから、出来る限り怒り、怒らない、自然体でなるべく過ごすように努力することです。怒ったり、怒りを覚えても得をすることはないということを私から提言致します。
最近、皆様は「笑顔」 を忘れていませんか、眉毛がつり上がっていませんか?素敵な人は常にニコニコし、笑顔が素敵な人が多いのである。これらが「人の魅力に繋がるのです」。ですから、私は笑顔に心がけ、怒りを出来る限り口にしないようにしている。
笑顔から幸せは来ると私は考えております。皆様も出来る限り笑顔を大切にして頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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男性も化粧を!

2010-05-29 00:00:34 | 感覚、五感
私は仕事柄、テレビ等の出演や雑誌などの撮影から、普段から肌の手入れをしている。また、日光アレルギー(光線過敏症)から、日焼け止め、ローション、ファンデーションと肌の手入れをしないと、鼻の先や耳の当たりが赤くなり、腫れあがる。そして痒くもなるのです。
これらを切っ掛けに、肌の手入れを始めたら、顔もすべすべになり、顔色もよく見られ、皆から荒木先生、若く見えますよと言われています。
これらから、私はオヤジ臭や中年オヤジというイメージがないはずである。
勿論、ファッションに気を使っている。夏場は麻のスーツに、麻で出来た帽子を被り、アスコットタイなどかなり目立つ服装をしている。
今度、機会があればテレビでお見せしたいと思います。研究者というと、バーコードのような髪の毛や頭の毛が薄い男性のイメージがあるが、私はこれらのイメージを変えるためにも、ネクタイやYシャツなどにも拘っている。
少し、派手な色や柄なども取り入れている。勿論、化粧品も拘っている。
大手ブランドの男性用化粧品は私は使っていない。女性化粧品の中でも私は「ハウス・オブ・ローゼ」が気にいっている。
全品、無臭料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコール(エタノール)フリーなど、国産の和ハーブエキス(保温成分)配合など、私が地元のハウス・オブ・ローゼの店の前を通ったときに私の鼻が感じたのである。その臭いが気になり、店員に相談したらサンプルを貰い、洗顔後に使用したら、肌がしっとりと浸透し、顔つやがよく成った気がするのである。
また、天然ハーブの良い匂いに私は誘われ、この化粧品なら良いと感じたのである。若い女性定員さんに恥ずかしいのですが、私のような中年オヤジが化粧品の売り場に現れると嫌な顔をされるのではないかと、心配になりますと告げると、最近は若い男性でも立ち寄って、購入して行きますと言っており、少し安心致しました。但し、私のような中年オヤジは、夜のお勤めの「ニューハーフ」の方々は居られますがという説明でした。私はその筋の人間ではありませんと告げ、天然ハーブの臭いで、無臭料、無着色が分かりますと店員に言うと、驚いておりました。まさか、中年のオヤジが天然ハーブの臭いに誘われて立ち寄ったと思わなかったのでしょう。後から普通のオヤジではないと思ったのでしょう、私は名刺を渡し、改めてクレンジング、ローション、ファンデーションを購入したいと思っている。
1万円使い買い物ではあるが、男性も肌が綺麗な方が見た目もよく、美男子に見られるから、手入れはオヤジでも歳をとっても必要であると私は指摘している。中年のオヤジだから、女性ではないのだからオヤジが化粧するのはおかしいと、オカマと私を非難する人も居られると思いますがところが、若い女性からは私は好意に思われ、私のお父さんも荒木先生のように若々しく、化粧やファッションに気を遣って欲しいと思いますと言われます。
ですから、私は東京駅で下車しているので、多く人たちからの視線や女性から振り向かれたりと悪い気はしない。
テレビで見たという、中年女性から声も掛けられました。
このように人目を気にし(良い意味で)、身だしなみ、行動も紳士的にそして何より、感覚が若々しくないとバランスが悪いのである。
私は数年前からこれらアンチエイジングに取り組み、実践、定期的な運動、食事、感覚、化粧などのトータル的に取り入れ、実践してきたら気分も見た目も昨年からまた若返った感じである。私は家内に言っている。私は貴方のことを裏切っていない。20歳台の体型維持、見た目も格好よさも、娘たちにも自慢の出来るオヤジを目指している。
だから、自慢ではないが女性にはモテている。まさしくこれが「五感の理解なのです」。見た目だけでなく、仕草、行動、人に対する思いやりや優しさなども必要である。女性の事を理解し、人とのコミュニケーションを高め、多くの女性との会話などをしているので、私は大勢の女性の前で話せるし、抵抗は全くない。ましてや化粧品の研究員以外で、化粧品の良さを話させる研究者は数少ないと思われる。是非、女性の皆様も「ハウス・オブ・ローゼ」ホームページhttp://www.houseofrose.co.jpからアクセスしてみて下さい。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦研究員

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野外体験の重要性!

2010-05-28 00:00:52 | 感覚、五感
私たちは、以前から子どもの脳の発達段階において、野外体験(野外遊び)の重要性を提唱してきた。
最近、これらに関する研究データを大学と民間教育会社が調査した。
野外体験、野外遊びが多い子どもの方が、勉強する時間も多く取っており、学力も向上しているという報告内容である。
私共研究所は、野外体験を単なる遊び感覚で指導している訳ではありません。教育の現場として私たちは「感覚生理学」「脳生理学」的見地から指導しております。
ですから、野外で五感を総動員して活用することは、指先を使い、臭い嗅ぎ、自然界の音に耳を傾ける。などを脳で受け止め感じます。このことにより、脳が発達、鍛練されるということです。
私共研究所は具体的に、これら教育活動を、
例えば夏に野外でキャンプや自然観察などを実施し、子供たちに体験して頂きますが、遊びと同時に教育実施を私共は目的としております。単なる思い出作りや野外体験だけではないのです。
自然を理解し、環境教育の実施及び五感体験から身体の免疫力の向上(精神免疫学)を養う、そして脳の活性化を目指し、記憶力、集中力、洞察力などの能力アップさせることが私共の目的です。
これらから、日本各地で実施されている。野外体験教育とは異質であり、我が社の特徴でもあります。
第1回キャンプキャンプ参加者募集要項
「ぼくらの夏に飛び出せ!」

※キャンプ地  塔の峰青少年の家 小田原市久野4866-2 
実施日、平成22年8月9日(月)~8月11日(水) 2泊3日
目的 普段の都会生活をはなれ、子ども期に体験しておきたい自然体験、自然のあそび、自然物を使ってのクラフト及び仲間との遊び、そして親子の絆をより深くするようなキャンプの活動を行います。
※今教育の現場や家庭では
・針に糸が通せない ・靴紐が結べない ・コンパスで円が描けない
・定規で平行に真直ぐ線が引けない等など
昔の子どもたちは、野外で“感覚のひずみ”が遊びながらとれました。
このキャンプを通じて子どもの集団の中で、それらの問題や課題を解決できるようプログラムを組みました。
※プログラム
・薪を拾い、自分の力で火を焚きカマドで食事をつくる。
・ナイフを安全に使える。
・ノコギリやキリを使って工作をする。
・いろいろなクラフトをつくり、手や指を器用にする。
・五感を使った遊びをすし、友だち協力して課題に挑戦する。
・植物を使った遊びを多くする。
交通 現地集合・現地解散
費用  大人15.000円 子ども1人12.000 円、幼稚園、保育園児1人6.000円
募集人員 10~20家族
申込 五感教育研究所 横浜市緑区小山町660-58 高橋良寿 045-932-2578
craft@nexyzbb.ne.jp 実施要項は後日郵送(メールまたはFAXで参加者氏名、住所、電話番号・男女別・年齢等をお知らせください)
参加費振込先 三菱東京UFJ銀行 野方支店 普通預金口座 1042657
口座名 株式会社 五感教育研究所
私共は安全面は勿論、健康状態、子ども感覚を養うことが出来る「感覚生理学」を応用する日本で唯一の企業であり、ジャンジャック・ルソーの思想を汲み入れ、我が社の社訓として「哲学」を持って指導致します。
野外キャンプだからと自然に接するだけではありません。学びと体験を融合させ、五感療法という医学的要素、身体の免疫力を高める。五感力を向上させるなど私共の「感覚生理学」などを応用し、脳の発達段階にある子供達の身体、精神を育成し、育てる過程に私共の「野外体験教育」が役立てたらと願っております。
これらから、必ずや中身の濃い「自然体験教室」が出来るはずです。
私共研究所は「自然は教科書以上の事を教えてくれる。自然は先生だ!」をモットーに自然から学び、刺激を受けとり、子供達の脳の発達、活性化、正常化に繋がり、人との触れ合い、コミュニケーション能力から社会性などを学び、自然体験だけでなく、勿論、学習(勉強する)という考え方を融合させて私共研究所はご指導致します。是非、お子様を来年の夏休みに私共が企画「自然体験教室」に参加させてみては如何でしょう! きっと目が輝き、いきいきと元気な子どもに成長する手助けを私共は致します。


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日本テレビ「世界まる見え!」より、

2010-05-26 00:00:20 | 感覚、五感
3月30日(火)、日本テレビ「超超近近代史」春の4時間スペシャル番組に出演した関わりから、同局の世界まる見えの番組スタッフから、火事場の馬鹿力について監修依頼がありました。
放送は5月24日(月)の20:25~20:30頃に放送されました。ご覧になった方もいらっしゃると思います。
映像は、イギリス制作、アメリカで放送された実際に起きた事故や実例をドラマ仕立てに紹介したものである。(九死に一生、火事場の馬鹿力編)。
私の手元には翻訳された原稿がありますので、番組が終了しましたので短く紹介致します。
トロントの火事現場で、5階建てのビルが崩壊しました。中にいた消防士の1人は、約12mの落下し、そこへ250kgの梁が落ちてきて左腕を骨折し、重傷を負ってしまう。
トロントの消防士(ジョージ・エバンス)は身長176cm、体重90kgと外国人としては決して大柄体型ではない。
そのジョージは250kgの重さがある梁を左腕だけで持ち上げどけたのである。
確かに、ジョージは普段からジムなどで体を鍛えているが、幾らトレーニングしているからと、270kgもある梁を左腕一本で動かすことは出来ない。ましくこれらの力が「火事場の馬鹿力」なのです。
番組でも紹介されている映像は、放送前の何週間前に私の手元にDVDは届いていた。この映像を見ながら火事場の馬鹿力を科学的解明に私が携わったのである。
もう一例は、車の後ろのタイヤを交換しょうとしたトニーが、ジッャキーが外れ車とタイヤに挟まれてしまい、意識をなくしたところを近くに居た子どもが見つけ、台所で料理を作っていたトニーの母親を呼びに行き、母親(アンジェラ)は、何と車とタイヤに挟まれていた我が息子を助けるために、何と350kgの重さを5分以上持ち上げ、その間に必死に息子に呼びかけていたのである。近くの住人が助けに来て、トニーを救出したのである。トニーは一時意識不明だったが、二日後には意識を取り戻し、命に異常はなかったという。
これこそ、母親が我が子に対する「愛情」、これらも火事場の馬鹿力のなせる技です。
では、火事場の馬鹿力を科学的解明で私が解説致します。
普段私たちの身体、特に運動など力を有する行為は、常に100%の力を発揮していると、骨や筋肉が壊れるため、常に脳がコントロールし、生命の危機を管理しているのです。では、火事場の馬鹿力は何故、発揮されるのでしょう?
それは、人の脳の潜在的能力の一部なのです。
人が危機や命を落とすのではないかと、危険回避能力として働くのです。時には、他人のためにこの能力を役立てたりするのです。
人が危機的な状態などに遭遇すると脳内では、興奮状態になり「アドレナリン物質」が脳内に分泌され、大声を出して力を100%と出します。但し、これらの状態では、筋肉や骨への負担は大きく、時には極度の痛みも感じます。痛みを感じた時に今度は、痛みを和らげるため「エンドルフェン」が分泌されます。
このβエンドルフェンは、モルフェネの6.5倍の鎮痛作用があり、ですから、一時的に痛みが和らぎ、夢中になって人を救出したり、パワーを発揮するときには骨が折れていることさえ忘れてしまうほどです。
人の能力は、実際に私たちが考えている以上の能力を備えているのです。つまり、危機的な状態や危機回避能力として人の脳の「潜在的能力」として発揮された状態が火事場の馬鹿力なのです。
愛する人を救うため、自分の命を守るとき、他人の命を救うときなどにもこの潜在的能力が発揮されるのです。
これらに似た状態は、スポーツの世界でもあります。例えば、砲丸投げ、ハンマー投げ、槍投げなど力を全力で発揮しなければ成らないときに、オリンピック選手などが大声を出して、気合いを入れて投げます。
スポーツの場合を「シャウトの法則」と呼び、以前に大学の生徒5人の陸上部の選手に、声を出さずに力一杯投げて貰った時と、大声を出して投げて貰った時では、5人の選手全員が距離が伸びたのである。
このように人の筋肉の力だけではありません。人の脳や感覚には「集中したり、必死に覚えようと」すると記憶力や脳力が活性化し、高まることが知られております。どうしても覚えなければ成らないこと、学びたいことなど好奇心をもって、必死になり集中すれば、人は誰でも潜在的能力を発揮出来るのです。
最初から、自分には無理だ、出来ないとすぐに諦めてしまうとこれらの能力は発揮出来ません。
やってみなければ分からない、出来ると思い込み、必死に頑張れば自分が考えている以上の能力を発揮出来るのです。ですから、頑張る力、気力が必要で重要ということです。今後とも人の脳、五感の不思議について紹介して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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アイスクリーム頭痛!

2010-05-25 00:00:40 | 感覚、五感
皆さんも多くの人たちがアイスクリームやかき氷を食べたときに、急に額やこめかみの当たりにキーンとする痛みを体験があると思いますが、これが「アイスクリーム頭痛」と呼ばれるものです。
では、なぜこのように冷たい物を口に入れた途端に額などキーンと痛くなるかというと、現在二つの説があります。
一つ目は、(血管拡張説)、夏場など暑いときには体温を調整するために、血管が細くなっております。そこへ急に冷たいアイスクリームやかき氷などを口に入れると神経が強く刺激されると、血管が一時的に細くなり、その後、逆に血管が拡張します。そして額やこめかみの当たりがキーンする痛みを感じるのです。これらは夏場の暑いときに、冷たい物を急いで食べると起こりやすいのです。
もう一つは、(三叉神経説)と呼ばれております。
冷たさの刺激が三叉神経に伝わり、冷たいものを急に食べると三叉神経の刺激が強すぎるため、情報が混乱し「冷たさ」を「痛み」と感じます。
これらは脳の錯覚現象でもあるのです。
やはり、額やこめかみにキーンとする痛みを感じます。痛みは通常数秒から数十秒で治まります。特に身体的な影響を与えるものではありません。
これらは、人の味覚に関わる刺激の知覚なのですが、実は人の味覚は曖昧で敏感だと指摘しているのは、これらにも関わっているのです。
急な冷たさや激辛などは味覚というより「痛覚」、痛みとして脳が知覚していることに関係しております。
冷たい物は、アイスクリームでも、かき氷でも視覚で見れば冷たい物と認識出来ます。同様に唐辛子などの赤い薬味も見るからに辛いと分かります。
ところがいざ試食すると、冷たい、辛いと感じた瞬間に「痛み」として味覚以外の感覚で感じてしまうのです。
これらの感覚は味覚と言うより「触覚」の感覚なのです。舌に感じる感覚なのです。人の味覚は、本来、味覚細胞「味蕾」と嗅覚刺激、臭いによって甘い、苦い、酸っぱいなどと感じます。ところが、冷たさ、辛さは味覚細胞で感じる前に痛覚刺激として脳が知覚するので「痛み」が生ずるのです。
つまり、脳が錯覚を起こすのです。
これらアイスクリーム頭痛に関しては、日本テレビ「ジャック10」毎週水曜日、放送時間23:58~24:29分、出演者、千原ジュニア、松尾創路、藤井隆、
ニッポンのより良い未来を作る『ジャック10!』世の中に潜み、実に多くの国民を悩ませている弱点の数々。
そんな弱点を撲滅するべく、各界からプレゼンターが登場!驚きの克服方法を提案します!!一体どんなプレゼンが繰り広げられるのか!?
この番組は、あらゆる弱点とその克服方法を紹介する。
弱点克服プレゼンバラエティーです!!
こちらの番組スタッフから取材を受けているところです。番組の模様は6月の中旬以降になる予定です。私の出演は微妙なところですが、資料等の提供はしておりますので、公開されると思います。こちらの番組も面白く為になりますのでご覧頂ければ幸いです。
私たちの五感は、実は「錯覚の世界!」を見て、味わって感じているのです。
例えば、視覚でも同様に、錯視と呼ばれる現象が多々あります。例えばお面を裏返しで見ているはずなのに、本来は引っ込んでいるのに、出っ張って見えるのです。これらが錯視なのです。これらは脳の記憶イメージなのです。人の顔やお面の顔は誰も引っ込んでいるなどと考えもしません。ですから、お面の裏側を見ても出っ張っていると脳は認識するのです。
このように私たちの五感や脳は、自分が考えている異常に思い込みや勘違い、錯覚、錯視など様々な感覚のズレが生じているのです。私たちが無意識に感じているだけで、脳が勝手にコントロールし、修正しているのである。
ここに人の脳の神秘性があるのです。今後とも、五感、脳の不思議などについて説明して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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私の気になる一冊、 研究者という職業 (単行本)

2010-05-24 00:00:52 | 感覚
長年の研究者生活を肌で感じてきた筆者が、研究者とはかくあるべきもの、という議論を「僕」「君」と、研究職を目指す若手の読者へ語りかけるように展開した著書。
筆者はまず、研究者と教育者、そして科学者を明確に区分する。research workerという言葉が表すように、体を動かし自ら科学の最先端を切り開いていく「仕事人」こそ研究者であるという。椅子にふんぞり返ってでもできる「学者」体質が、科学するものの本質では決してありえないということを、強く主張している。同感である。
また、研究をするという動機が(プロアマ問わず)、「未知の事項を明らかにしたい」というものでなくてはならない、ということも終始徹底して述べられている。
これらのことは、全く当然のことでもあるが、しかし筆者は本書で、それがなされておらず、いわばぬるま湯のような研究体制と、それに適した若手研究者を生み出してしまう、日本の現在の大学・大学院教育を鋭く、しかも核心を突いて批判する。
少々海外との比較が浅い(もしくは多少偏った)点があるとは言え、非常に重要な問題提起をしている著作である。これから本格的に研究の道を目指そうと思っている若手研究者はもちろん、いわゆる「大先生」と呼ばれている方々にも、広く読んでいただきたい一冊である。
研究者を志す若者(学部後半~大学院前期)を読者に想定して書かれた先輩研究者の経験談の一種です。類書は多数ですが、著者が社会科学と経営工学にまたがる分野で活躍されており、事例が広範な分野に渡っていることは本書の特徴です。著者の研究姿勢や研究者の資質、昨今の大学院生に求めること等には共感する部分が多くあります。研究者志望の学生には早いうちに手に取ってもらいたいと思います。
首肯した個所をいくつか本文から抜粋しましょう。
「いろんな学問道場(社会科学系と理・工・医学系では、皆それぞれ学風、つまり道場の気風が違う)へ出入りしているうちに、少しづつでも当方の熱意や仕事能力を認めて貰えれば、外様の研究者でも、先方は弟子の一角に加えてくれるし、そうなると師の後にくっついて歩き、さらに勉強の場を広げることができるようにもなる(P.18)」・・・大学院へ進学する際に、学部とは別の大学を選択することがアメリカほど一般的でない日本では大切です。大学の中だけで閉じてしまうのでなく、学生のうちから外部の研究所や機関と連携して研究をする機会を得ることが重要です。
「詰まらない(trivial末梢的な)研究テーマに関わりあって、研究者人生の貴重な時間をあたら浪費してはいけない。何が重要で本質的か、何が瑣末で抹消的かを見極めることは、研究者の眼力に関わる最も大切なことである(P.27)」・・・同感です。老いてなお活躍されている研究者の課題設定力には目を見張るものがあります。そのテーマが更に広が得るか、あるいは袋小路かは博士号を取得する際の課題設定としても極めて重要です。日本では指導教官が与えてくれる場合も多いのですが、将来、一人の研究者として競争していく際には、自分で課題を設定するトレーニングをしてこなかったことは致命的になります。本書は二つ(三つ)の難問を同時に扱っていると言える。それは、研究者とは?と、職業とは?であり、更に研究者という職業とは?という超難問に挑んでいる。それぞれの(自称も含む)研究者がそれぞれの研究者観を持っているし、それぞれの職業人がそれぞれの職業観を持っているので、どれが正しい「研究者いう職業」観を持っているかは誰にも言い得ない。しかし、本書はその難問に果敢に切り込んでおり、若い読者に多くの示唆を与えるだろう。しかし、本書に書かれたことは基本的に著者個人の経験に根ざした「考え」に過ぎず、その意味で適度な距離感を保つ必要がある。本書の内容と読者の考えが同じであっても決してぬか喜びせず、また逆に全く異なる場合であっても悲観する必要はない。アマゾンより引用。
今回、私のお気に入りの一冊は「研究者という職業」、林周二著、東京図書、
1890円 です。私は、この一冊に期待もしている。つまり、若手の育成に役立てばと願っている。日本の研究者はプロ、アマにに限らず海外から比べると本当に恵まれていないのである。アメリカの大学の研究者になると、住宅の確保は勿論、生活費まで支給し、世界中から優秀な研究者が集まっている。だからアメリカという国は、ノーベル賞が多いのである。
私も、人の五感研究者としての使命感もあるが、何より、私は若手の育成、後継者を強く願っている。学歴やプロ、アマに限らず、研究した、研究者になりたいと願う人が増えてくれたらそれで私は良いのです。
日本の学問だけでなく、経済の復活にも、開発、技術力の向上にも研究者は必要であり、重要であると私は指摘し、努力もしております。
私共をテレビで出演することが増えたことは名誉な事だと思うが、これらはテレビ局の経費削減や裏事情もあるのです。
但し、私共研究者として忘れて成らないのは、「世のため、人のために研究する」。日本の科学者や研究者の中には、世界に論文で戦いを挑み続けている研究者も多い。私は論文数も少なく、到底、世界を相手に戦いを挑むなどは出来ないが、独創性と創造性を駆使して、研究を行っている。これらから、研究者を目指す人たちにこれだけは言える。研究者を目指すのであれば、学力は捨てよ、独創性と創造性、そして気力である。やる気がなければ長続きしない。
つまり「学習暦」が勝負だと私は考えている。若い人たちの中に研究者になりたい、目指すのであれば、これらの本や私たちを参考にして頑張って欲しいとつ強く願っている。待って居るぞ君たちを!私共研究者は惜しみなく君たちを迎えるだろう!
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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五感が求められている!

2010-05-22 00:00:57 | 感覚、五感
現在において、「五感ビジネス」が花盛りである。製品や商品、企画なども多く出回っている。中には私共が指摘する便乗型という、もどき製品や商品に中意味必要と提唱している。
最近、無傾向が好まれている。無臭、無味、無音、無菌などの製品や商品が実に多くなってきたことをご存知だろうか? 脱臭剤、芳香剤などは本当に種類が多くなってきた。ところが、匂いの調合や合成はプロフェッショナルな人が関わっているのだろうが、人の嗅覚のことを知らない人が開発に関わっていることが多いのだろう。私共研究所は人の五感研究から、これら匂いにも副作用があると指摘し、関係企業は勿論、皆様にも警鐘を鳴らしながら注意をしている。例えば、時間設定がある芳香剤の多くは、合成のアロマなどを使用している。その方がコストダウンできるからでもあるが、何より、臭い匂いや嫌な匂いを良い匂いで誤魔化す方法である。つまり、匂い発生装置の匂い成分がきついのである。私のように嗅覚の鋭い人たちには、女性がそうであるように、広い社内でも匂いが強く感じるのに、狭い住宅の室内では副作用、長時間や吸引は副作用も考えられる。私が実際に試してみたが、咳き込むその後鼻がむずむずしてくる。これらを何度か繰り返すと頭痛、個人差もあるが目眩も起こす人もおられかも知れない。これが匂い、嗅覚の副作用なのである。匂いだけではない、味もそうであるように、音でも同様に人の五感は繊細だけに五感を扱うビジネスはこれらを理解し、臨床実験を繰り返し、副作用まで考え、心理、感覚生理学などを応用して欲しい。これらを理解して取り組んでいる企業も団体も数少ない。だから、私共のような本格的な五感研究機関が注目されているのだ。
五感がブームだからと相乗りするような取り組み、製品や商品は今後とも増加傾向にある。私共研究所は五感研究のパイオニアとして、これらの取り組みにも関わって行くが、慎重に取り組み、副作用、人に与える影響、心理、生理的、精神的な影響なども鑑みタイアップする企業、団体等に提案、指導して参ります。先ほどの匂い発生装置もほのかに匂う、香るが重要で、本来天然アロマなどを使用し、正しく活用することで私たちの感覚、精神的な癒しなどに繋がるのである。これらのことを理解しないで開発すると副作用から海外では症状によって訴訟なども心配である。これらを鑑みながら私共はビジネス優先ではなく、使用する消費者(ユーザー)の立場から考え出し、心地良い物、人の五感を刺激し、五感に訴える製品、商品の開発など監修に関わって参ります。
但し、私共のポリーシーとして、私共を利用したり、ノウハウだけを求めるような企業には手を貸さない。儲けければ良いという企業には参加しないし、指導もしない。これらを守ることが「本物品質」なのである。
ただ、売れればよい、ヒットして儲かれば良いというものではない。本当に使う人が癒され、心地良くなり感動して貰えるような製品や商品を開発、販売したら口コミで黙っても売れるのである。そしてその企業が社会貢献していれば、私共はいくらでも依頼があればノウハウも提供するし、監修も受ける。
私共研究所は規模も小さく本当に貧乏集団だが、五感に関する研究や取り組みは日本で一流と自負している。儲け主義でないからこのようなことが言えるのである。
今後、五感ビジネスは益々花盛りだが、五感ビジネスは日本では歴史が浅いために、色々な企業や団体等が注目しているが、浮薄な製品、商品などには注意も必要である。また、テレビCMに出ているからと信頼できるかというとそうでもないことをご理解下さい。皆様には洞察力を駆使して、本当にご自分に役立つ物を選び、使用することで心や精神が癒されることが出来たら心地よさと快感を感じられるでしょう。
今後とも私共研究所は五感ビジネスに取り組んでいる企業などからの依頼があれば監修という形でコラボレーションなどに関わって行き、日本での五感ビジネスをリードして行きたいと考えております。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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好き嫌いの感情って!

2010-05-21 00:00:28 | 感覚、五感
私たち人は、好き嫌いが激しい生き物である。食べ物の好き嫌い、恋愛感情、趣向など様々な好き嫌いがあります。
私たちの脳内でも、快感、楽しい、美味しい、楽だが好きで、逆に不快、辛い、悲しい、不味いが嫌いである。これらの好き嫌いの感情は脳の「扁桃体」という脳部で感じています。
では、恋愛感情となると複雑な感情が生まれます。胸をときめかしたり、顔が赤くなったりと、これらは好き嫌いの感情とは違い、人を思いやる。愛するという感情なのです。ではこれら異性を愛したりする感情は脳の奥底に位置している「尾状核」という脳が愛情に関わっているのです。
最近は、人の五感に関する。好き嫌いがはっきりしているのです。臭い匂いが嫌いとか、不味い料理が嫌い、雑音が嫌いなど不快と感じる物はすべてと思えるほど毛嫌いされている。例えば、夏の風物詩の音も嫌われているのである。風鈴の音色、盆踊りの太鼓の音、蝉の鳴き声、野鳥の鳴き声も「うるさいと嫌われる」のである。だから、無音という傾向を好むことになる。
逆に、快適な物は好きで好まれるのである。心地良い匂いや良い匂い、美味しい食事、心地良い音などが好まれている。
つまり、現代人、特に日本人は「好き嫌いがはっきりしてきた」と言えるだろう。
私は仕事柄、芸能人やテレビ局のスタッフなどと一緒に仕事もすることがあるが、よく質問されるのは、最近の子どもたちや若者たちの感覚がおかしくなっていませんかと質問される。まさしく、この好き嫌いがはっきりしてきた事とも関係していると思われる。
私は日本人には、「曖昧の美学」と呼んでいるが、好き嫌いをあまりはっきりさせずに、曖昧に誤魔化してきた。つまり、人との関わりコミュニケーションが上手くとれていたから、愛想笑いなどがまさしくそうであるように相手に対して、好き嫌いの表現を曖昧にして、相手の気持ちを考えて「思いやりがあったのである」。例えば、貴方が好きですと告白されると、私たちが若き頃は、相手を傷つけまいと「友達からなら」と誤魔化し、嫌いだから諦めてくれとは言えなかったのである。ところが、最近の若者たちは告白されても、はっきりお断りするとか、嫌いと口に出して言う傾向が強いようである。これらも好き嫌いの感情、また、人とのコミュニケーション能力が欠如している。コミュニケーション能力の低下の表れだと私は感じている。
好き嫌いをはっきりいうことは時には良いことであっても、相手を傷つけたり、言葉の暴力にも繋がるのである。
私は、人の五感研究から、嫌いな事にも我慢し、辛いことも受け止め感じることを提唱している。例えば、臭い匂いや不味い料理、刺激の強い食材を嫌い、毛嫌いすると、五感の鍛錬に繋がらず、脳も活性化しない。つまり、良い匂いだけでなく、不味い料理も食べる。これらの嫌いな体験が、より一層、良い匂い、美味しい料理と比較して感じられることで、五感も鋭くなり、脳の発達、活動も高まるのである。これらを私は「精神適応能力」と呼んでいるが、少し、うるさい、気になる臭い、音、味と気に合わないと毛嫌いして、イライラして興奮する。そして、脳の興奮状態をコントロール出来ず、時に暴力や異常行動を起こすことに繋がるのです。
ですから、精神の安定、正常化させるためにも、五感を総動員して、外的情報を脳に送り、受け止める体験を積み重ねることである。嫌いだから、嫌だから、不快だからとすぐに毛嫌いし、否定してしまうと脳に記憶されずに、体験出来ない。これらの状態が五感の体験不足、刺激不足の状態であり、精神的にも安定せず、すぐに興奮して、イライラし、脳の抑制能力(理性)の働きも低下するので、何時までも興奮する。
2年前に夏に隣人の風鈴の音色がうるさいとトラブルになり、殺人事件を起こした若者がそうであるように、嫌いな物、嫌いな刺激、嫌いな状態を否定しまうと精神的に不安定になり、危険であると私は警鐘を鳴らしながら皆様に警告の意味も含め、ブログやテレビの取材からコメントを出して提唱している。
ここに私共の人の五感研究の神髄があるのです。人の五感のパイオニア企業として今後とも人の五感の重要性を提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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日光アレルギーに悩む!

2010-05-20 00:00:10 | 感覚
私は心身共にとても健康で、ストレスも少ないがただ一つ、悩みがある。それは、この時期紫外線が一年でも一番強いので、野外で太陽光を長い時間浴びると皮膚が爛れて、赤く腫れて痒くなるのです。
以前に病院で「日光アレルギー」内因性光線過敏症と診断された経緯があります。内因性光線過敏症は、遺伝的要因から紫外線などに対して、健常皮膚に異常反応するものです。一生治らないと皮膚科の医師に指摘されたが、私が診察を受けた都心の皮膚科の女医さんは、私の顔を見ながら診断し、病名を告げ、一生治りませんからと診断しただけで、5分も診察にかからず、薬を処方しただけで、数千円も受診料を取られた。私が医療関係に関わっていることは内緒にしてあるが、ドクハラに近い言い方とあまりにも短い診察に私は怒りすら覚える。病院の実名入りで言っても良いのだが、私は診察もその場で破り捨てたほどである。つまり、二度と通うかという表示をしたのである。
私だから、我慢できたから良いが、若い女性にこのように人の気持ちも考えずに、簡単に「一生治りませんからと口にするのはどうかと思ってしまう」。私もそのくらいは分かっていますと言い返したほどである。幾ら忙しいかも知れないが、このような医師はお金儲けに忙しいのだと思ってしまう。
ここで、日光アレルギーついて詳しく説明致します。
紫外線(日光)アレルギーとは。
紫外線(日光)アレルギーとは、日光と日光の紫外線によって引き起こされる免疫システムの反応を指します。 普通の人が照射されて問題のない程度の普通量の日光や紫外線(光線)照射でも健常皮膚に異常反応が出て何らかの皮膚症状を示します。 薬剤や化学物質などが原因となる外因性光線過敏症と、代謝障害や遺伝子異常など生体内の異常に伴って出現する内因性光線過敏症とに大別されます。 ...
紫外線(日光)アレルギーの症状。
紫外線(日光)アレルギーには、日光じんましん(日光蕁麻疹)、化学物質による光感作、多形日光疹などがあり、太陽光にさらされた皮膚にかゆみを伴う皮疹ができるのが特徴です。 皮膚症状は発赤や浮腫、あるいは発疹〔丘疹、じんましん(蕁麻疹)、水泡など多彩〕です。これらのアレルギー反応は遺伝する傾向にあります。 その他、全身性エリテマトーデス、ポルフィリン症などが原因となって、太陽光にあたった皮膚が損傷を受ける紫外線(日光)アレルギーもあります。 ...
紫外線(日光)アレルギーの原因 。
紫外線(日光)アレルギーの原因は、皮膚にある光感作物質が特定の波長の光線を受けたときに体質変化によって光抗原(アレルゲン)ができる事です。このアレルゲン(抗原)が生体タンパクと結合しタンパクの完全抗原(アレルゲン)となって皮膚にアレルギー反応を起こすのです。 この感作された皮膚に光があたるたびに光抗原(アレルゲン)が生成され、アレルギー反応を起こすというわけです。人によって光抗原(アレルゲン)が出現しやすい場合と出現しにくい場合とがあるようです。
アレルギーと病気辞典ホームページより抜粋引用。
私の症状は、先月の中旬から始まり、現在は顔の症状は治まっているが、手の甲が赤くなって痒くなっている。予防は日焼け止めジェルなどを塗ったり、UBカットのファンデーションを顔に塗っている。中年男性が女性用化粧品売り場に顔を出すのは恥ずかしいが、効果が高いのは女性用化粧品だからである。
私が心配したのは、先月の24日(土)に調布の味の素スタジアムの近くで、NHK教育「すイエんサー」の取材、収録から「火事場の馬鹿力の実験」でAKB48の3人と出演ロケが予定されていたので、野外ロケなので心配していたら、スタッフから電話で3人のスケジュールが取れないということでキャンセルになりました。幸いな事だと思うが残念でもある。
私のように野外に出るのが怖い、日光に当たるのが怖いと思い人は多いと思われる。毎年、私はこの5月前後に日光アレルギーで困っていたが、今年は例年異常に紫外線が強いと感じている。これらは太陽「太陽フレアー」活動が例年になく、活発化しているからだと感じている。
私の場合は、夏場になれば少しは治まるので安心だが、私のように日光アレルギーなど、何種類にもあるアレルギーに悩む人たちは近年増加傾向にあるのです。これらアレルギーに不安な人たちは、まずは良い病院を探し出し、親身に相談にのって頂ける医師を捜すことが安心できる一歩であることを私から指摘致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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自分は出来るという思い込み!

2010-05-19 00:00:10 | 感覚、五感
心理学の本、渋谷昌三著、本の中から一部抜粋引用して紹介しよう!
カナダの心理学者アルバート・バンデューラは、この自分にもできるだろうと予期(確信)する感覚を「自己効力感」と呼びます。
つまり「自分はここまできそうだ」という感覚が、次の行動を引き起こすのです。自己効力感が高い人は「よし、やってやるぞ」と前向きに思うことができ、一方、自己効力感が低い人は「自分には無理だ」とマイナス思考になって行動が起こせません。

これら言葉で説明するとことは簡単だが、いざ、実施しようとすると難しい。それは体験ある人は分かると思うが、問題や難題が多いからすぐに諦めたりすると、自己効力感は低下します。
だから、普段からイメージトレーニングなどしておく必要がある。ここで自己効力感に必要なイメージトレーニングを教えよう!
まず、営業などで、契約設立や企画など上手く行くと、達成感を感じたなど「快感」が重要である。
また、周りの人などが、達成し、成功している体験や様子を観察し「これなら自分もできそうだ」という気持ちを持つ。
上司から「君ならできる」と繰り返し説得されたりしたら、素直にその言葉を受け入れること。
人前などでのプレゼンや苦手とすることを、落ち着いて説明し、苦手意識を克服して行く、これらの問題を一つ一つクリアーし、取り組み努力して行くことで「自己効力感」が高まります。
つまり、これら自信に繋がり、確信するのです。
これらの感覚は、ビジネスに限らずスポーツの世界でも応用できます。普段から練習や鍛錬を重ね。努力しこの自己効力感が高まれば、優勝したいと、頑張るという意識に繋がり、厳しい練習にも耐えられるのである。
すぐに諦めたり、マイナス思考で「自分には無理だと、決めつけると」これら自己効力感が低下するので、何をやっても上手く行かないと嘆くことになり、益々自信もなくし、「自分は駄目な人間だと、思い込むのです」。
一度や二度の失敗、挫折を乗り越え、頑張って取り組み、励むことで「自己効力感」が高まり、自分はできる、いけるかも知れないと自信に繋がると、人は「潜在的能力」を発揮し、自分でも思わぬ力を発揮するのである。
これらの積み重ねが「やる気」に繋がり、人は努力して行くのです。
このやる気を起こさせるのには、人の話やアドバイスを素直に聞くという心構えも必要である。
オリンピックなどでメダルとる選手やプロスポーツ、ノーベル賞を受賞する研究者など、皆共通点は「素直な性格」なのである。人の話やアドバイスを素直に聞き、そして努力する。これらが自己効力感を高め、自分はできるという確信ややる気となり、目標や目的に前向きに頑張れるのである。
学校での勉強も同様に、勉強が嫌いだから、テストの成績が悪いから「頭が悪い」と決めつけないことである。一度や二度のテストの成績が悪くても、次に頑張ればよいのである。つまり、必死になり頑張れば必ず成績は上がります。つまりは覚えようとする素直な気持ちが大切なのである。
私のように自己効力感が高いと、自分にしか出来ない、使命感などを感じ、世のため、人のためにと努力し、研究に励むことも出来るのである。
これらが個性となり、自己の優れた才能や能力となるのです。ですから、すぐに諦めず、好奇心を持ち、そして「自己効力感を高める努力に励むこと」が自分は出来ると確信し、挫けることなく目標や夢に向かって努力して行けるのである。つまり、良い意味で思い込むということが重要ということである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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状況を変える3人の法則!

2010-05-18 00:10:25 | 感覚、五感
皆さんは、状況を変える3人の法則というのをご存知だろうか?
これらは、心理学用語から来ているのだが、集団という人の集まりは、最低3人から始まるとも言われている。
韓国での心理実験で、一人が交差点の真ん中で空を指さしても誰からも無視されるが、2人でも同様に無視される。但し、3人が揃って空を指さすと、交差点を渡っていた多くの人たちが指さした方角を見上げるようになるのです。
これが、状況を変える3人の法則と呼ばれているものです。
以前、韓国では、地下鉄火災によって大勢の死者を出した事故が発生している。これらも3人の法則が悪い方向に働くと被害が拡大するのである。それは、一人や二人の場合は、異常を感じるとすぐに動作を起こし、逃げだすことが出来るのだが、韓国で地下鉄火災の事故は、車内をビデオ撮影したものでも分かっているが、車内に煙が充満しても誰一人逃げ出さなかったのである。異常とは気がついても、誰一人と逃げ出さないか「大丈夫だと」人の心理が働くので逃げ遅れた人たちが多かったのである。
誰か一人でも「これは火事だから逃げなさい」と指示すれば助かった人は多いはずです。
私はこれらを理解しているので、先週の5/7金曜日、総武快速電車で錦糸町駅で降り損ねた若い女性が閉まり掛けたドア左手首を挟み、ドアは閉まったまま電車は発進し、それに気づいた近くの男性がドアを開けようとして、それでも開かず、また、近くの男性も手伝いドアをこじ開けようとしたが、それでも開かない、結局数人かがりでドアの隙間を広げるしか出来なかったのである。その様子を見ていた私は、乗客に緊急停止ボタンを探して近くの人は押して下さい指示したが、見つからず、若い女性の手首を挟んだまま、次の駅、馬喰町駅に到着後、若い女性は倒れかけたので、私が救い出し、駅員に担架と救急車の手配を、乗客に手伝って呉れる人を3人お願いしますと告げ、3人集まると次々に私も手伝いますと現れるので、私は3人お願いしますと告げたのです。
その間、私は女性の左手首の様子、指先の感覚は分かるが、指先を動かすことが出来ない状態を確認、アイシングして救急隊員に後はお願いした。
このように、人を助け出すときや状況を変えるのは、3人で充分ということなのです。
例えば、ビジネスにおいても同様のことが考えられる。私の出したアイデアや意見に対して、二人が賛成しても、少人数意見として却下されることがあるが、これが3人以上と成ると人の心理として、私も賛成しますと次々に賛成者が現れる不思議な法則なのである。
ですから、会社などで状況を変えるのには、少なくても3人以上の賛成者と同意があるともしかしたら、状況などを改善出来るかも知れない。
私共の会社は小規模だが、日本の大手企業、海外との取り組みや提携なども行っているが、いつも3人で決定している。大勢の企業だと反対や異議申し立てなどがあり、上手く事が進まないことが多々ある。少人数だと纏まりやすいのである。だから、大企業でも合併や提携なども役員3人で話し合い、決定すると以外とスムーズに上手く行くことが多いのである。
日本でも諺に一本の矢は折れる、二本でも折れてしまう、それが三本纏まると中々折れないと言われるように、三人の文殊の知恵などと言われるのは、これら人間の心理学から来ている言葉なのです。
これら状況を変える3人の法則も良い方に使われると良いのだが、詐欺行為や犯罪などの応用すると集団的行為に繋がるのである。スリ集団などがそうである。主にこれら犯人の行動は意外と3人で行動をすることが多いというのも納得が行く。以前に、インターネットで集い、見知らぬ女性を襲って金銭を奪い殺害した犯人たちも3人であった。これらも犯罪心理学にも応用できるものである。私共は五感センサなどの研究にも取り組んでいるが、人の心理を応用した「網膜、動脈スキャン」、人は嘘をつくと眼球の動きに変化を示します。幾ら訓練しても微妙な変化は人の視覚は見逃しますが、この視覚センサを導入すると嘘発見器から、嘘を見肉事が出来るのです。これらも人の心理学の応用です。このように人の心理を利用し、活用することで医療、ビジネスなど多様な応用が可能なのである。
これらを理解しているのと知らないとのでは、人の心理から危険回避能力などを高めることにも繋がるのです。
危険回避能力が高まれば、自分の命や他人の命も救うことが可能になるのです。このように様々な能力として役立つので、心理学を学んでおくことを私から推薦致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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別腹の仕組み!

2010-05-17 00:00:10 | 感覚、五感
皆さんは、食べ放題などでお腹一杯になっても好きな食べ物なら、食べられる「別腹だから」と表現して食べられるのである。
では、なぜ満腹なのに好きな食べ物が食べられるかというと、それは「食欲」と深く関わり合いがある。
人の食欲は脳の「視床下部」という脳部で感じている。この視床下部は自律神経の調節やホルモンなどの分泌も調整している。
胃袋は繊毛と平滑筋の収縮によって消化が行われている。この消化機能の活発化が急激に起こるのが別腹と成るのです。
但し、個人の好物な食べ物でなければこのような別腹には成らないのである。
よく、女性が満腹状態でもケーキなどのスイーツなどを食べられるのは、先ほどの食欲、脳の視床下部の指令が胃袋に伝わり、胃袋の平滑筋が活発に働くのである。そして、胃袋に少しの隙間、空間が出来るのです。これこそがまさしく別腹の正体である。
但し、自分の好む食べ物で、食べたいと強い意思が働かないとこのような別腹には成らない。
以前に病院との共同調査で別腹をMRI映像で調べたら、やはり、被験者の好みの食べ物に対して、胃袋が活発に働き、僅かだが見た瞬間に隙間が出来たのである。この空間で好きな物が食べられるのである。
これら別腹の食欲は視覚や嗅覚の刺激に関わっている。見た目に美味しいそう、美味しそうな臭いなど、五感を刺激することで、別腹が起こると考えられている。
別腹だけでなく、人の味覚に関わる不思議は沢山ある。同じ食材、味付け、料理なのに良い景色や風景を見ながら食べる料理と同じ料理を家の中で食べるのでは味が違って感じる。これらもやはり、脳の反応である。
特に人の脳の高揚する気分がこのように味覚に変化を与えるのです。良い風景や仲の良い仲間、友達と食べる料理など美味しく感じるのは、この高揚や快感から、人の脳内に「ドーパミン物質」、脳波もベター波という、高揚した気分がこのように味覚や感覚にも影響を与えるのです。
これらを「複合感覚」と呼びます。別腹の状態も脳と胃袋の関係で説明は出来ますが、つまり、このように人の感情や環境などでも変化するということなのです。
ですから、毎回満腹な状態から別腹の状態を作り出せる訳ではないのです。条件のようなものが必要なのです。自分の好物な食べ物があり、仲の良い仲間や友人、恋人同士、良い景色など高揚する。快感するなどの喜びがあるかどうかでも別腹は変化するのです。
このように人の味覚や食欲は曖昧で敏感だと私は指摘しておりますが、このように人体の不思議は数々あります。また、人体のシステムは良くできており、危険な状態を回避するためや機能を最大限に活用するために、我々人間に備わった五感はこのように不思議な現象などを起こしたりするのです。
今後とも、人体の不思議、五感の不思議を紹介して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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不老不死の研究!

2010-05-15 00:00:23 | 感覚、五感
不老不死の研究が最近、盛んに行われている。
その昔、中国の皇帝は不老不死の薬を求め、家来に世界中から薬草や薬を集めさせ、日本でも富士山麓の薬草を求めて家来が渡来した記録もあるほどである。このように人類は、不老不死に憧れ、永遠の若さを保ちたく、ヨーロッパでは、
女帝が若い女性の血を集めるため、若い女性が多く犠牲になった歴史もあるほどである。この女帝は若い女性の血液を飲んだり、血のお風呂に入ることで若返ると考えて居たのである。科学的な根拠など全くないが当時は若返られると考えたのだろう!
最近、不老不死に関わる生物が発見され、話題になっている。その生物とは「ベッニクラゲ」という小さなクラゲである。(写真参照)このクラゲが私たち人の不老不死というよりも、若返りの研究、細胞学から注目されているのです。
ここで、フリー百科事典『ウィキペディアより一部引用し、紹介します。
普通のクラゲは有性生殖の後に死ぬが、前述の通りベニクラゲは再びポリプへと戻ることができる。成熟個体は触手の収縮や外傘の反転、サイズの縮小などを経て再び基物に付着、ポリプとなる。生活環を逆回転させるこの能力は動物界では稀であり、これによりベニクラゲは個体としての死を免れている。ただし個々のベニクラゲは食物連鎖において常に捕食を受けており、本種の全ての個体が死を免れている(永遠に生き続ける)ということを意味するものではない。
有性生殖能を獲得するまでに発生が進んだ個体が未成熟の状態に戻る例は、後生動物としては本種と軟クラゲ目のヤワラクラゲ(Laodicea undulata)でのみ報告されている[2]。動物におけるこのような細胞の再分化は分化転換(transdifferentiation)と呼ばれる。論理的にはこの過程に制限はなく、これらのクラゲは通常の発生と分化転換を繰り返すことで個体が無限の寿命を持ち得ると予想されている。従って「不老不死(のクラゲ)」と称される場合もある。ただしこれは、老化現象が起こらないわけではなく若い状態に戻るだけなので、より厳密にいえば若返りである。
この現象は地中海産のベニクラゲで発見され、1991年に学会発表されてセンセーションを起こした。その後各地で追試されたが、地中海産のものでしかこの現象は見られなかった。しかし、鹿児島湾で採集された個体も同様の能力を持つことが2001年にかごしま水族館で確認された。

私は以前にも「クラゲが人類を救う」と指摘してきた。その理由は、若返りの細胞の研究は勿論だが、光るクラゲの色素細胞から癌細胞に発光させ、癌細胞の早期発見に役立てる研究が北海道大学や京都大学で現在進められている。
現在は臨床段階であり、近年中には認可も得られたら、癌検診に役立つと思われる。このようにクラゲなど自然界の生き物は、私たちが想像する以上に神秘的な能力を持ち、参考にすることは多々ある。これらの考え方から「バイオミミクリーテクノロジー」(生物摸倣技術)という考え方が生まれたのです。
私の研究課題にも、このバイオミミクリーテクノロジーと創造性やアンチエイジング(抗加齢)などの研究課題もある。単なる見た目の若返りでなく、整形などで若返ることを目的とした研究ではありません。
食事、運動、感覚(センス)や思考まで感覚的な要素を取り入れ、加齢を緩やかにする考え方を取り入れている研究から、多くの方々に指導も講演を行っております。
医学的には、これらベニクラゲ、再生医療などの研究から、顔の皺伸ばしなど整形で若返ることは可能となるだろうが、これらは見た目だけであり、真に若返った訳ではない。
近い将来、真に若返る研究が進み、将来的には若々しい高齢者が増えると予想される。この姿が理想なのか分からないが、人間の欲望として「何時までも若々しく」居たいと思うのは誰しも一緒だと思われる。近い将来それが可能になるとしたら貴方ならどうしますか?
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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スケジュール空白不安症!、

2010-05-14 00:00:15 | 感覚
ビートたけし氏がテレビ番組の中で、司会者がゴールデンウェークは何日休みがあるのですかと質問すると、2日程度休めばよいと答え、何日も休むと仕事が無くなるのではないかと心配になると語っていた。
まさしく、これらが予定空白恐怖症の古典的なものである。これらは40歳~50歳台に多いのだが、バブル時代を経験した人たちに多い。バブル時代は分厚い手帳にスケジュールを書き込むことが格好良くステータスだったのである。
これらが習慣となり、空白日があるとたけしさんのように仕事が無くなるのではないかと不安になり、マネージャーに頼んで仕事を入れるように指示するのです。これらタレントさんでも稼ぎのよい人たちに多い傾向である。
普通のサラリーマン、特に若い人たちならこのようにスケジュールを休みまで埋める人は少ないと思われる。
例え、スケジュールが空白でも、自分の時間として楽しむ人は多いと思われる。バブル時代、私たちの世代は週末になると仕事やゴルフ接待などのスケジュールを入れ、会社経費などを使ってまで楽しんでいた時代でもある。これらの癖とも言えるような習慣が未だに残っている。
女性でも同様に、週末毎にショッピングや話題の店に出かける。飲み会をするなどスケジュール帳は常に埋まっている状態でないと不安や時には、恐怖と感じる人も居られます。
現在のように、友達や仲間との連絡も携帯電話でスケジュールを確認しやすいので分厚い手帳を毎日見ながら、何ヶ月先の予定を入れるのである。
貴方の身近な人にもこのように、常に手帳を見ながらスケジュール管理、空白の日があると何とか予定を入れようと必死になっている人は居られませんか?
このような人は「予定空白不安症」の疑いがあります。
どちらかというと、私も毎日のように手帳は見ている。私の場合は、約束の確認、資料提供日やテレビ局とのやり取りの約束など忘れないためである。また、手帳をなくすと予定が把握できなくなるので、コンピュータ上のスケジュール管理も同時に行っている。私の場合は普通のサラリーマンと違い、色々なところから依頼や資料提供、監修の仕事など急にスケジュールが入ることがあるので、土日もゴールデンウェークもおちおちゆっくり休んでいられないという事です。今年の5連休も実は研究所に籠もり、貯まっている資料の後片付け、コンピュータにまとめるなど作業に追われ、来月の講座の資料造りに費やしている。但し、私の場合はこれらの作業も楽しみながら行っている。
普段なら、電話がかかってくれば対応し、メールでの問い合わせがあれば対応しなければならない日々が続いている。
幸いな事にこのゴールデンウェークは自分を見つめ直し、今後の私共の取り組み事業などを具体的な推進して行くために計画など考えてみるよい機会である。
このように私は人が休んでいるときに働き、仕事に励み、人が忙しく働いているときに休むのが好きである。このようなスケジュールで私は日々、人の五感研究に励んでいる。
だから、皆様もあまりスケジュールを立てすぎ、無理な予定を入れたり、空白な時間が有っても不安にならず、意識しないことである。
日々のスケジュールが空白になり、不安に感じる人はもしかしたら、手帳のカレンダーが埋まって行くことに「快感」を覚えていませんか? これら快感がスケジュール空白不安症、つまり、スケジュールが埋まって行くことに快感を覚え、埋まらないと不安になってしまう心理になるのです。
これらが「不安症候群」なのです。ですから、手帳に依存することなく、スケジュールを敢えて埋めて行かない、考えない日も必要であるということです。
依存傾向は○○中毒と言われる由縁であり、決して人の精神状態に良い影響を与えません。ですから、皆様もこのような感覚に覚えがある方は、今一度、自分を見直し、改善できることでしたら、改善に取り組んで見て下さい。
これらは精神の健康面に繋がるということを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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好き嫌いの感情って!

2010-05-13 00:00:14 | 感覚、五感
私たち人は、好き嫌いが激しい生き物である。食べ物の好き嫌い、恋愛感情、趣向など様々な好き嫌いがあります。
私たちの脳内でも、快感、楽しい、美味しい、楽だが好きで、逆に不快、辛い、悲しい、不味いが嫌いである。これらの好き嫌いの感情は脳の「扁桃体」という脳部で感じています。
では、恋愛感情となると複雑な感情が生まれます。胸をときめかしたり、顔が赤くなったりと、これらは好き嫌いの感情とは違い、人を思いやる。愛するという感情なのです。ではこれら異性を愛したりする感情は脳の奥底に位置している「尾状核」という脳が愛情に関わっているのです。
最近は、人の五感に関する。好き嫌いがはっきりしているのです。臭い匂いが嫌いとか、不味い料理が嫌い、雑音が嫌いなど不快と感じる物はすべてと思えるほど毛嫌いされている。例えば、夏の風物詩の音も嫌われているのである。風鈴の音色、盆踊りの太鼓の音、蝉の鳴き声、野鳥の鳴き声も「うるさいと嫌われる」のである。だから、無音という傾向を好むことになる。
逆に、快適な物は好きで好まれるのである。心地良い匂いや良い匂い、美味しい食事、心地良い音などが好まれている。
つまり、現代人、特に日本人は「好き嫌いがはっきりしてきた」と言えるだろう。
私は仕事柄、芸能人やテレビ局のスタッフなどと一緒に仕事もすることがあるが、よく質問されるのは、最近の子どもたちや若者たちの感覚がおかしくなっていませんかと質問される。まさしく、この好き嫌いがはっきりしてきた事とも関係していると思われる。
私は日本人には、「曖昧の美学」と呼んでいるが、好き嫌いをあまりはっきりさせずに、曖昧に誤魔化してきた。つまり、人との関わりコミュニケーションが上手くとれていたから、愛想笑いなどがまさしくそうであるように相手に対して、好き嫌いの表現を曖昧にして、相手の気持ちを考えて「思いやりがあったのである」。例えば、貴方が好きですと告白されると、私たちが若き頃は、相手を傷つけまいと「友達からなら」と誤魔化し、嫌いだから諦めてくれとは言えなかったのである。ところが、最近の若者たちは告白されても、はっきりお断りするとか、嫌いと口に出して言う傾向が強いようである。これらも好き嫌いの感情、また、人とのコミュニケーション能力が欠如している。コミュニケーション能力の低下の表れだと私は感じている。
好き嫌いをはっきりいうことは時には良いことであっても、相手を傷つけたり、言葉の暴力にも繋がるのである。
私は、人の五感研究から、嫌いな事にも我慢し、辛いことも受け止め感じることを提唱している。例えば、臭い匂いや不味い料理、刺激の強い食材を嫌い、毛嫌いすると、五感の鍛錬に繋がらず、脳も活性化しない。つまり、良い匂いだけでなく、不味い料理も食べる。これらの嫌いな体験が、より一層、良い匂い、美味しい料理と比較して感じられることで、五感も鋭くなり、脳の発達、活動も高まるのである。これらを私は「精神適応能力」と呼んでいるが、少し、うるさい、気になる臭い、音、味と気に合わないと毛嫌いして、イライラして興奮する。そして、脳の興奮状態をコントロール出来ず、時に暴力や異常行動を起こすことに繋がるのです。
ですから、精神の安定、正常化させるためにも、五感を総動員して、外的情報を脳に送り、受け止める体験を積み重ねることである。嫌いだから、嫌だから、不快だからとすぐに毛嫌いし、否定してしまうと脳に記憶されずに、体験出来ない。これらの状態が五感の体験不足、刺激不足の状態であり、精神的にも安定せず、すぐに興奮して、イライラし、脳の抑制能力(理性)の働きも低下するので、何時までも興奮する。
2年前に夏に隣人の風鈴の音色がうるさいとトラブルになり、殺人事件を起こした若者がそうであるように、嫌いな物、嫌いな刺激、嫌いな状態を否定しまうと精神的に不安定になり、危険であると私は警鐘を鳴らしながら皆様に警告の意味も含め、ブログやテレビの取材からコメントを出して提唱している。
ここに私共の人の五感研究の神髄があるのです。人の五感のパイオニア企業として今後とも人の五感の重要性を提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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