日本テレビ局内でも発見されたハクビシンは野生化したものが日本全国に
生育場所を広げ、都心にまで広がってきたのである。
ハクビシンを簡単に説明すると「肉食目」、ジャコウネコ科、体長49cm~76cm、
体重3~5kg、分布はヒマラヤ、インドシナ、中国南東部、台湾、そして日本である。
主食は、果実、昆虫、小動物などである。
本来は、山地の森林部、樹状生活しているのだが、都心は住処になる樹木も多く、何より、餌となる肉や果実などの生ゴミも沢山ある。
山林から都市に降りてきた形なのである。
世田谷の住宅に現れたり、八王子地区では夜間に頻繁に発見されている。
ハクビシンは、ヒトから逃げる習性が有るが、近寄ったり、悪戯すると鋭い、爪と歯で噛み付き、怪我をすることがある。
姿の可愛さとは正反対に凶暴性もあるから注意が必要である。
古い民家などや工場などの天井に住み着く事もあり、糞尿によって、匂いと何より、糞害によって、ダニなどが発生し、ヒトが刺される被害も増加している。
写真を見て頂くと、狸となどと間違いやすく、現れたら餌を上げたくなるが、ペットでは無いので、餌やりは厳禁である。
ハクビシンは夜行性なので、夜に都市に姿を現すのである。
2004年にはハクビシンの数は「1171頭」だったが、今年は1200頭を超えているようである。
益々その数を増やしているのが現状である。
私は以前から、外来種の驚異として私のブログで何種類かの外来種の驚異と猛威を説明しきた。
そのため、日本にもこれらの対策や駆除などのために「アニマルポリス」の導入を急ぐようにして欲しいと首相官邸に直接メールを何度か送っている。
日本テレビでの捕り物を見ていると警察官やスタッフなど何人も関わり、それだけでも、予算や時間なども必要であり、以前からアニマルポリスが導入になれば、弱い麻酔銃で簡単に捕獲でき、山里に放すなどのことが出来るのである。
警察官が網など使って、何人も人出を出してまで捕獲とテレビで放映するなど海外からすると何をしているかと思われるだろう。
私が海外でアニマルポリスの現状を見学したとき、少なからずショックを受けた、ハクビシンのように外来種や危険動物の出現には、2名程度のアニマルポリスが出動し、短時間に事を済ませてしまう手順の良さは、関心するばかりである。
これらを鑑み、日本にも一早く導入すべきと私は強く願っているのである。
ハクビシンの出現にあれだけの人出と報道は相当のお金が無駄になっていることを関係者は自覚して欲しいものである。
物珍しさで報道するのもどうかと思うが、本来は自然環境の破壊や日本本来の生物生態系が崩れている証でもある。
ニホンザルは日本固有の世界でも最北端に生育している猿だが、このニホンザルですら異変が起こっている。
岡山や四国などの一部の野生猿に尻尾が長い、ニホンザルに類似した猿が発見されているのだ。この猿は台湾ザルという、ニホンザルに似ているが、尻尾が長いのでニホンザルとの違いが分かる。
これら以外にも、昆虫や魚など、地球温暖化の影響もあり、日本の生物生態系に異変が起こっている。
これら生態系破壊、異変が私達の健康や驚異になっているのだと、多くの人達は感じていないのである。
現に、隣の台湾では2005年の夏にデング熱が発生し、5名が死亡した事件、これはネッタイシマ蚊という、伝染病を媒介する種類が確認され、世界中を震撼させたのである。
また、昨年の夏にはアカヒアリという、お尻に毒針を持つ殺人蟻と言われている蟻が確認され、三度、台湾では驚異と震撼が国中に広まったのである。
今年の夏は日本でも猛暑が予想され、5月ですでに猛暑日が確認されたのである。
これら南米産の生き物が日本にも生育場所を延ばし、身近に迫っているのである。現に、アルゼンチン産の蟻は毒はないが、神奈川県で昨年見つかっており、今後も北上する見込みである。
これら生活環境の急変、生ゴミの増加なども外来種や危険動物の成育場所を広げている可能性もあるのである。
ハクビシンも本来は動物園などでしか見かけられなかったのだが、ペットの一部が野生化し、カゴ抜けという、逃げ出したり、放し飼いにしたことが原因でもある。
私の地元の公園にも頻繁に現れるようになったカゴ抜けの鳥が野生化し、確認されるようになった。その種類とは「ワカケホンセイインコ」という、体長40cm程の黄緑色した綺麗なインコが野生化し、東京工業大学のキャンパスなどには200羽を超える数で姿が確認されているのだ。
インドやスリランカなどの暑い国に生育している野鳥が日本で野生化したのである。
鳴き声も独特で、日本で確認される野鳥とは姿も鳴き声も違いが分かるものである。これらの種類が私達の身近な場所で確認されているのだ。
皆様も注意し、外来種を確認しましたら、近寄らず餌を与えないで下さい。
ハクビシンなどの小動物を自宅や近くで確認したら、自分で処理や駆除しようとせず、役所などに相談されることである。駆除業者などを紹介して呉れるはずである。
ましてや大スズメバチなどの巣を確認したら、素人は絶対に手をださないことが肝心である。
これら例を挙げただけでも、身近に危険な生き物たちは姿を現しているのである。何より怖いのは、これら生き物や渡り鳥などによってウイルスなど媒介されることが最も危険なのである。
鳥ウイルスの原因も鴨などの渡り鳥から野鳥に感染し、家畜の鶏に感染する経緯がある。
ハクビシンでも同様に糞にはダニやバイ菌など多く発生し、ヒトの身体に悪影響を与えるのである。
都市でもドブネズミの巨大化などもあり、都市でも安心できない現状がある。
私達の身近に感染ウイルスの媒介動物が多く潜んでいる現状をこれからも紹介致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
生育場所を広げ、都心にまで広がってきたのである。
ハクビシンを簡単に説明すると「肉食目」、ジャコウネコ科、体長49cm~76cm、
体重3~5kg、分布はヒマラヤ、インドシナ、中国南東部、台湾、そして日本である。
主食は、果実、昆虫、小動物などである。
本来は、山地の森林部、樹状生活しているのだが、都心は住処になる樹木も多く、何より、餌となる肉や果実などの生ゴミも沢山ある。
山林から都市に降りてきた形なのである。
世田谷の住宅に現れたり、八王子地区では夜間に頻繁に発見されている。
ハクビシンは、ヒトから逃げる習性が有るが、近寄ったり、悪戯すると鋭い、爪と歯で噛み付き、怪我をすることがある。
姿の可愛さとは正反対に凶暴性もあるから注意が必要である。
古い民家などや工場などの天井に住み着く事もあり、糞尿によって、匂いと何より、糞害によって、ダニなどが発生し、ヒトが刺される被害も増加している。
写真を見て頂くと、狸となどと間違いやすく、現れたら餌を上げたくなるが、ペットでは無いので、餌やりは厳禁である。
ハクビシンは夜行性なので、夜に都市に姿を現すのである。
2004年にはハクビシンの数は「1171頭」だったが、今年は1200頭を超えているようである。
益々その数を増やしているのが現状である。
私は以前から、外来種の驚異として私のブログで何種類かの外来種の驚異と猛威を説明しきた。
そのため、日本にもこれらの対策や駆除などのために「アニマルポリス」の導入を急ぐようにして欲しいと首相官邸に直接メールを何度か送っている。
日本テレビでの捕り物を見ていると警察官やスタッフなど何人も関わり、それだけでも、予算や時間なども必要であり、以前からアニマルポリスが導入になれば、弱い麻酔銃で簡単に捕獲でき、山里に放すなどのことが出来るのである。
警察官が網など使って、何人も人出を出してまで捕獲とテレビで放映するなど海外からすると何をしているかと思われるだろう。
私が海外でアニマルポリスの現状を見学したとき、少なからずショックを受けた、ハクビシンのように外来種や危険動物の出現には、2名程度のアニマルポリスが出動し、短時間に事を済ませてしまう手順の良さは、関心するばかりである。
これらを鑑み、日本にも一早く導入すべきと私は強く願っているのである。
ハクビシンの出現にあれだけの人出と報道は相当のお金が無駄になっていることを関係者は自覚して欲しいものである。
物珍しさで報道するのもどうかと思うが、本来は自然環境の破壊や日本本来の生物生態系が崩れている証でもある。
ニホンザルは日本固有の世界でも最北端に生育している猿だが、このニホンザルですら異変が起こっている。
岡山や四国などの一部の野生猿に尻尾が長い、ニホンザルに類似した猿が発見されているのだ。この猿は台湾ザルという、ニホンザルに似ているが、尻尾が長いのでニホンザルとの違いが分かる。
これら以外にも、昆虫や魚など、地球温暖化の影響もあり、日本の生物生態系に異変が起こっている。
これら生態系破壊、異変が私達の健康や驚異になっているのだと、多くの人達は感じていないのである。
現に、隣の台湾では2005年の夏にデング熱が発生し、5名が死亡した事件、これはネッタイシマ蚊という、伝染病を媒介する種類が確認され、世界中を震撼させたのである。
また、昨年の夏にはアカヒアリという、お尻に毒針を持つ殺人蟻と言われている蟻が確認され、三度、台湾では驚異と震撼が国中に広まったのである。
今年の夏は日本でも猛暑が予想され、5月ですでに猛暑日が確認されたのである。
これら南米産の生き物が日本にも生育場所を延ばし、身近に迫っているのである。現に、アルゼンチン産の蟻は毒はないが、神奈川県で昨年見つかっており、今後も北上する見込みである。
これら生活環境の急変、生ゴミの増加なども外来種や危険動物の成育場所を広げている可能性もあるのである。
ハクビシンも本来は動物園などでしか見かけられなかったのだが、ペットの一部が野生化し、カゴ抜けという、逃げ出したり、放し飼いにしたことが原因でもある。
私の地元の公園にも頻繁に現れるようになったカゴ抜けの鳥が野生化し、確認されるようになった。その種類とは「ワカケホンセイインコ」という、体長40cm程の黄緑色した綺麗なインコが野生化し、東京工業大学のキャンパスなどには200羽を超える数で姿が確認されているのだ。
インドやスリランカなどの暑い国に生育している野鳥が日本で野生化したのである。
鳴き声も独特で、日本で確認される野鳥とは姿も鳴き声も違いが分かるものである。これらの種類が私達の身近な場所で確認されているのだ。
皆様も注意し、外来種を確認しましたら、近寄らず餌を与えないで下さい。
ハクビシンなどの小動物を自宅や近くで確認したら、自分で処理や駆除しようとせず、役所などに相談されることである。駆除業者などを紹介して呉れるはずである。
ましてや大スズメバチなどの巣を確認したら、素人は絶対に手をださないことが肝心である。
これら例を挙げただけでも、身近に危険な生き物たちは姿を現しているのである。何より怖いのは、これら生き物や渡り鳥などによってウイルスなど媒介されることが最も危険なのである。
鳥ウイルスの原因も鴨などの渡り鳥から野鳥に感染し、家畜の鶏に感染する経緯がある。
ハクビシンでも同様に糞にはダニやバイ菌など多く発生し、ヒトの身体に悪影響を与えるのである。
都市でもドブネズミの巨大化などもあり、都市でも安心できない現状がある。
私達の身近に感染ウイルスの媒介動物が多く潜んでいる現状をこれからも紹介致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦