良く、定年退職後に「第二の人生」を楽しむなどと言いますが、それは、昔の話しです。
現在のように高齢化社会では「第三の人生」を定年退職後に迎える。
第一の人生は、誕生してから成人になるまでの「青春時代」、大学生頃までがそうです。
その後、多くの人たちが社会人となり、途中で結婚し、家庭を持つ人もおられると思います。
働き盛りの人たちの世代が「第二の人生」になります。
そして、私のように65歳を過ぎて、定年退職してから人生を楽しむ人たちが「第三の人生」となります。
こうした考え方には定義が曖昧です。それは、人それぞれに人生があるからです。
昔のように、高齢者になってから人生を楽しむと言う考え方は「余生を楽しむ」と言う意味合いもありました。
高齢者だから無理しないでゆっくり過して、好きなことをして、残りの人生を楽しんでとの願いを込めての第二の人生を楽しむことでしたが、現在のよううに高齢者が元気でアクティブな人が多いですから、リタイアすると言う考え方を肯定的に思っていない人たちも多いです。私もその一人です。
仕事を辞めて新たなことをする。好きなこと、趣味でも自分がしたいことをする。楽しむ(エンジョイ)することが第三の人生を楽しむことに繋がるのです。
ですから、第三の人生を迎えたからと高齢者扱いするのではなく、その昔「独身貴族」と言う言葉がありました。独身中は、好きなことをして過ごせるし、お金に不自由しないなどから独身貴族なんて呼ばれていました。
現在は「高齢者貴族」の時代だと私から提唱しています。
65歳を過ぎたら年金だけではなく、仕事の退職後にやシルバー人材のようにアルバイト的な稼ぎも出来ます。中には投資で蓄えを増やしている人もおられます。
余程、独身の人たちより、時間も金銭的にも豊かな人が多いです。だから、私が勝手に高齢者貴族と呼んでいます。
私自身も、今年の5月で定年退職し、それを期に6月中旬までには、新天地に引っ越します。自然豊かな、野生の生き物たちがいる場所に引っ越して、野生生物の写真三昧をしたいと思っております、
まさしく、私の第三の人生を楽しめる場所でもあります。
将来の不安や他の不安を抱えていては、残された人生を楽しむことは出来ません。
ネガティブな思考になると第三の人生を楽しむなんて理解出来ません。ですからポジティブ思考で、好きなことをして過し、プチハッピーが出来事があれば、充分に第三の人生を楽しでいると言えます。
第三の人生を楽しむことは「長生きの秘訣」なのだと思います。
センスプロデュース研究所、葛西行彦、