センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ハイパーソニック効果を体験!

2011-08-31 00:00:40 | 感覚、五感
以前に、私がクリスタルボウルの音色に脳が響くと題して、ブログやフェイスブック上で公開しましたが、今回は人の聴覚、耳には聞こえない音を人の脳は感じているのです。
人の聴覚は20Hz(ヘルツ)~20.000Hzの可聴域で聞こえておりますが、これらは10歳代の可聴域です。これが50歳代になると、15.000Hz、70歳代になると半分の10.000Hzに高音域が聞こえづらくなるのです。
これらは、人の脳細胞は20歳を過ぎた頃から10万という数の脳細胞「ニューロン」が死滅して行きます。
これらも関係しており、聴覚細胞の死滅により、耳が遠く成ったと自覚するようになるのです。
高齢者の方によく、大きな声を出して説明している人は多いが、実はしっかり聞こえているのです。
言葉の内容を早口で言われると、脳で処理できないから、聞こえないと言葉に出すのです。
ですから、ゆっくりと分かりやすい言葉で高齢者の方には話すと理解され、聞こえるのです。
では、私たちに聞こえていない。音も実際には存在しているのです。先ほど説明したように、低周波では20Hzの以下の音、高周波では加齢と共に可聴域の範囲は狭くなって行きます。
但し、私たちが聞こえていない。低周波の音、高周波の音は体の何処で感じて、聞こえているのでしょうか?
聞こえている訳ではなく、脳で認識しているのです。
特に、超低周波と言われる。20Hz(ヘルツ)の音は、振動や波動として、皮膚感覚で感じます。
例えば、独特の歌声で聴いている人たちを心地良くさせたり、感動させたりするのは、独特の「倍音」を持ち主なのです。
私たち、人の声は一つの声として、聞こえているようですが、実は何種類かの音がハモって聞こえているのです。これらが倍音と呼びます。
耳「聴覚」では聞こえない音も実際に出ているのです。
先ほど、説明した。クリスタルボウルの音色こそ、超低周波から高周波の音域で音が出ています。
ところが、私たちの耳、聴覚は全の音が聞こえている訳ではありません。では、聞こえていない音こそ、ハイパーソニック効果と呼ばれるものです。
例えば、太鼓を叩いたときに、音意外にもお腹のあたりが響く感じがします。これらは超低周波振動というものです。
※ハイパーソニック効果の与える影響!
特に、脳に刺激を与え、脳内の血流量の増大やアルファ波の放出が増える。
免疫活性の上昇、ストレス性ホルモンの軽減などに役立つものです。
他にも、感動し、鳥肌が立つという感覚も、このハイパーソニック効果によるものです。
これらの音源は、自然界に多く、川のせせらぎ、滝の落ちる音、野鳥の鳴き声、鳴き虫の鳴き声、風鈴の音色などもこれらハイパーソニック効果の高い音です。
ところが、現在の子供たちや若者たちは、幼い頃からデジタル音の洪水の中に曝されており、アナログ音、これらハイパーソニック効果の音源の刺激を受けることが希薄です。
ですから、音に癒され、音で脳内が刺激されることが希薄なのです。
また、音の質に拘らない、音の違いが理解出来ない人たちも多いのです。
ですから、自然界の音に聞き入れる。「サウンドスケープ」(音風景)を体験する。クリスタルボウルのような神秘的な音に接する。聴きいれるなどの体験が、聴覚も脳も刺激し、ハイパーソニック効果から脳の血流の変化、アルファ波という、リラックス状態の脳になり、ストレスの改善、免疫を活性化し、細胞も活性化させる働きもあるのです。
このように、私たちは五感以外でも、第六感的な感覚は備わって居るのです。
但し、子供たちや若者たちはこれらの能力が低下し、欠如しているのです。
今後とも、私共は皆様に、ハイパーソニック効果の効用を体感して貰うために、クリスタルボウルやクラシック、オペラなどのライブや音楽など、様々な音を聴き入る重要性を提唱し続けて参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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「におい」に着目した脳研究!

2011-08-30 00:00:40 | 人の脳
古賀良彦、 1946年東京生れ。71年慶応義塾大学医学部卒業後、同大学医学部精神神経科学教室入室。76年杏林大学医学部精神神経科学教室に転じ、90年に同大学助教授、95年に教授となる。医学博士。著書に『事象関連電位マニュアル~P300を中心に』(95年、篠原出版・共著)、『花からのメッセージ~心とからだすこやかに』(95年、法研・共著)など。 1999年5月号掲載
最近、脳はさまざまな角度から研究がなされ、仕組みなどが解明されてきています。
先生は、『におい』という大変興味深い新しい切り口で、アプローチをされていらっしゃいますね。
古賀 はい。「人の心を生み出すのは脳である」という認識のもと、精神科医の立場で「心の健康」をテーマに、『におい』と脳、いわゆる心との関わりを研究しています。
どういうところから『におい』と脳、心が結びついたんですか。
古賀 『におい』をとらえるのは嗅覚ですが、ご存じの通り、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感はすべて脳でコントロールされています。例えば視覚は、主に新皮質と呼ばれる脳の中でも比較的、後に発達した部位で支配されています。人間はこの部位が発達しており、まず「これは花だ」と視覚が識別し、その後「きれいな花だ」と情緒的な判断が行なわれるわけです。
一方、嗅覚は、主に大脳辺縁系という部位で支配されています。これらは下等動物ほど発達している原始的な感覚といわれています。同時に大脳辺縁系は、情緒や欲動、記憶をコントロールしているため、『におい』を嗅いだ瞬間「いいにおい」、「嫌なにおい」というように、すぐさま感情に結びつきます。
なるほど、だから『におい』は心に大きな影響を与えるんですね。
先生の『におい』の研究とは、具体的にどういうものですか。
古賀 主に、人にいろいろな『におい』を嗅がせて脳波を測定し、脳の働きを見る研究をしています。
ご存じの方も多いでしょうが、人がリラックスしている時の脳波にはα波が多く見られます。そのことから、ある『におい』を嗅がせてα波が増えれば、その『におい』はリラックスさせる効果があると分るわけです。
例えばどういう『におい』が、心地よくさせるのでしょうか。
古賀 よく知られているものの中に、ラベンダーがあります。実験でラベンダーの『におい』を嗅がせてみると、ほとんどの人にα波の増加が認められました。この『におい』が好きな方には、非常にリラクゼーション効果があるといえます。
気分を穏やかにしたい時や眠れない時に、ラベンダーの『におい』を嗅ぐと良いと聞きますが、これは科学的にも正しかったということですね。
古賀 そういうことになります。個人差はありますが、ジャスミンも同じ効果が認められました。
また最近、ある化粧品メーカーから桃の『におい』が、どのような影響を与えるか調べてくれという要請があり、PET(※)という装置で脳を流れる血液の量を測定する実験をしたところ、怒りを発現させる脳の扁桃体の血流量を減らして、イライラを抑えるという結果が得られたんです。
『におい』は、リラックスと非常に関係深いんですね。
古賀 リラックス以外に、『におい』には脳を活発化させる働きがあることも分っています。
何らかの刺激が脳に入ってきた時、脳のシステムはその刺激ごとにさまざまな反応、機能を見せ、それぞれに応じた脳波が現れます。これを総称して「事象関連電位(じしょうかんれんでんい)」と呼びますが、その中に刺激後、約0.3秒で現れる「P300」という脳波があります。これは、すでに記憶している情報と、今脳に入ってきた情報が同じかどうか照合、判断する時などに出るんですが、この脳波の大きさが増すほど、脳が活発に活動していることを意味します。
実際、実験で『におい』を嗅ぎながら色や音の区別をさせたところ、本人が好きな『におい』だと、P300の大きさが増えたんです。
自分の好きな『におい』を嗅いで仕事をすれば、効率が上がるということがいえますね。
古賀 そういう効果も期待できるでしょう。また最近、ウイスキーの『におい』を使って脳の血流量を測る実験で、面白い結果を得ました。人にウイスキーのにおいを嗅がせたら、情緒感情と関係のある脳の右半球、特に快感をコントロールする中枢の部位の血流量が増え、中でもウイスキー好きな人はより効果が見られました。流れる血が増えるというのは、その部位の働きが活発化していることを示しますので、ウイスキーの『におい』が心地よさを与えていることを意味しているのです。
それは、アルコールが作用しているわけではないのですか。
古賀 アルコールだけでも実験しましたが、断然ウイスキーの方が血流量が増えており、熟成したウイスキーの『におい』がもたらしていることは明白です。どれも興味深い実験結果ですね。医療への応用も進んでいるんでしょうか。
古賀 近年、脳波や血流量の測定技術により、人を使った実験ができるようになったばかりです。これからさらに実験を重ね、本当に「『におい』が心に効く」ということを立証し、精神科の治療法として医療に活用したいですね。
現在も、「アロマテラピー」というものがありますが、これは植物の『におい』の人間に及ぼす影響に注目し、それを心と体の健康増進に積極活用しようという民間療法で、医学的治療ではありません。
先生のテーマである「心の健康」という観点からはいかがですか。
古賀 今のところ、心身症の治療に有効だろうと思います。この病気は、心の疲れが自律神経の緊張を高め、ストレスがたまってしまい、その結果、体の状態が不調になってしまう病気です。現在、原因である神経の緊張を取り除くのに精神安定剤を使用していますが、それに『におい』を代用できないかと考えています。
精神安定剤には、副作用や依存の問題もありますから、『におい』にとても期待がかかりますね。
古賀 そうですね。それ以外に、痛みの緩和に利用できないかとも考えています。スポーツでケガなどをしても、試合に勝っている時は何ともないが、負けた瞬間にどっと痛くなるということがあるでしょう。勝っている時の快感と同じような気分を『におい』で再現すれば、痛みを全部取り除くに至らないまでも、軽くできるのではないかと思っています。
また、これらの延長の話ですが、人によって効果のある『におい』が違うので、それを見つけてあげて、薬のように処方できるようにしたいですね。
いつしか、病気の治療や薬の代りとして利用するとか、はたまた「ちょっと一服」というような感覚で、自分に合った『におい』を日常的に使う時代が来るかもしれませんね。

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ザ・ゲンバ!

2011-08-29 00:00:40 | 環境
以前から私は、企業のトップ、経営者は現場を知り尽くし、自社の商品や製品など、様々な分野において熟知し、体験を積み重ねた経営者が日本の「物作り」には重要であると指摘してきました。
それは、戦後の日本の企業の経営者は、現場から立ち上がった。現場や商品、製品などを熟知し、様々な分野で知り尽くした経営者が多かったのです。
これらを「技術畑の経営者」と一時呼ばれていました。
ところが、30年前頃から、これら技術畑では、技術力が向上しても経営的な面で劣ってしまう。世界的に見ても、太刀打ちできない。
だから、頭脳明晰な高学歴で、MBA専門職学位であるMaster of Business Administrationに相当し、MBAと略称される。
これら経営学がアメリカなどの経済を良くしたとして、日本にも多く導入され、経営学に力を入れている企業が増えたのです。
また、日本では同系列の大学を卒業した経営者で無ければ社長になれないという、妙な仕来りのようなものも存在したこともある。
ところが、今年の3.11東北大震災では、震災後、数日で巨大企業が存続の危機的な状態に陥ってしまったのである。
想定外だった。未曾有の災害だったと経営者は言い訳をして、責任転換しようとしておりました。
経営者はその企業のリーダーであり、リーダーシップを発揮し、指揮命令を的確に、そして明確に出来なければ「危機管理、危機回避」が出来ないのである。
今回、まさしく、これら危機管理、危機回避能力の欠如した、経験の無い経営者が福島原発事故の処理の指揮、リーダーシップが発揮できず、速急の判断も決定も出来なかったのです。
これらは、机上の理論で経営しており、技術畑の経験が無いので、装置、システムがどのように出来ていて、作動しているのか? 事故に遭遇したときにはどのように処理したら良いのかなど、技術、現場の経験有る経営者なら、即判断と指示命令やリーダーシップが発揮出来たと思われるのです。
このように、今後、このような事態に遭遇し、危機管理、危機回避能力に優れた経営者が日本には急務であると私は指摘しております。
つまり、経営学は勿論重要ですが、それ以上に現場を知り尽くし、技術畑の経験があり、そして自社の商品、製品、装置、システムなど様々な事まで細かいことまで熟知している。知り尽くしている。「経験のある経営者」が求められると思います。
戦後の日本の経済成長を伸ばしてきたのは、これら現場を熟知、知り尽くした経営者、例えば松下幸之助氏、本田宗一郎氏などがそうであるように、今こそ、このような、現場を知り尽くし、経験してきた経営者が現場を指揮すれば社員の活力にも関係してくるのです。
何より、危機管理、危機回避も経営学として、学んでおり、これらの能力を発揮出来るのです。
ここで、具体的にこれらの考え方を導入している。日産自動車をご紹介します。
10年前の日産自動車は国内販売も低迷し、新車開発も疎かになり、巨額の赤字を出し、会社自体の存続が危ぶまれた時がありました。そこで、ルノーと関わりのある日産自動車は、リストラを決意し、実績のある。カルロス・ゴーン・ビショャラ氏を社長に招き入れ、経営の立て直しをはかったのである。
その後のカルロス・ゴーン氏の働きは皆さんもご存知のように日産自動車が蘇ったのです。
カルロス・ゴーン氏は、リストラで経費節約や売り上げ数字などに拘っているだけでなく、物作りにも熱心なのである。何よりも、現場第一主義で経営しているのです。現に私がお世話になっている。
千葉の日産自動車の販売店にも見学に来て、社員達に励ましの言葉を掛けています。また、昨年、自分自身が日産自動車の社長を退き、次期社長に命じたのが志賀俊之氏です。
この志賀社長こそ、アメリカ日産自動車の社長を経験し、現場を熟知している。経営者であり、自身、工場のシステムの装置の開発など手腕を振るっているのです。日産自動車の全てを知っている経営者なのです。
また、決断力やリーダーシップなどもある経営者です。現に、私が3.11東北大震災後の12日に、日産自動車にメールではあるが、東北の災害地に電気自動車や物資、毛布、食糧、水などを運ぶ手段やお願いを依頼したら、即翌日には、全役員を集め、電気自動車50台、四輪駆動車50台、毛布など3000枚などと物資を集めて、東北に向かったのです。
この指揮をとったのが、志賀俊之社長だったのです。そして、今後の日産自動車は、二ユーヨーク市の全タクシーが日産自動車になります。また、電気自動車の普及、新車開発も今年の秋以降に、来年にかけて何種類と販売して参ります。
日本の大手企業は、私は日産自動車の成功例を参考に、今一度「ザ・ゲンバ」を第一に考え、現場を熟知した経営者が今後は、日本経済の復活の足縢りになるのでは無いかと思っております。
私自身も日産自動車との関わりから、応援だけでなく、影響力のある一、日産ファンとして今後とも関わって参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、http://www2.nissan.co.jp/TOP/SOKODIKARA/



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クリスタルボウルの音色に脳が響く!

2011-08-27 00:00:40 | 人の脳
私は24日(水)、フェイスブックの友達登録をお願いしている。「柴田梨歩さん」の演奏による。クリスタルボウルの音色を初体験致しました。
このクリスタルボウルは、水晶で出来たすり鉢型をした物を叩いたり、こすって音を増幅させるものです。
金属では、これら叩くと高周波の高い、金属的な音がしますが、このクリスタルボウルは、金属的な音ではなく、もっとやさしい音です。
何より、私が驚いたのは、右の耳から入った音が直ぐに左の耳に抜ける感覚ではなく、まさしく「脳に響く!」ことを実感したのです。
これらクリスタルボウルを聴く前に、チャクラの説明とヨガに似た体操をしてから行ったため、身体の血行が良くなっていることを感じます。
また、好きな石を選んでと言われ、私は一番大きな水晶を手に取り、クリスタルボウルの演奏が始まる前に仰向けになっていた私は、この水晶を額に当てていたのです。
そして、クリスタルボウルの演奏が始まってからまもなく、額の当たりに温もりを感じた瞬間に、色が見え始めました。はじめは緑色、そして、黄色、紫色、赤、ピンク色、鈴の音色では、小さく黄色が遠ざかるように消えて行くのが見えました。
他の人たちはリラックスして眠っている人が多かったですが、私は決して眠れずにリラックスできません。逆に脳が活性化し、普段、音楽など聴いていても決して色が見えることはありません。絶対音感は音楽を学んでいないので理解出来ません。但し、絶対聴覚はあります。絶対聴覚とは音程や音の僅かな違いなどを判断できる聴覚です。
演奏が終了しても額に当てていた水晶は暖かく、手で持って暖めても体温以上に暖かくは感じません。逆に冷たく感じるぐらいですが、これも初めての経験で、多分、クリスタルボウルの素材も水晶です。クリスタル音色の波動が、私が額に当てた水晶に共鳴し、パワーを発揮し、そして,私の脳波と脳の血流に変化を与えたと思います。
普通であれば、音を聴いていても色が見えるものではありせん。希に2000人に一人の割合で五感が同時に二つ以上働く、普通なら、音を聴くときには「聴覚」が反応するのですが「共感覚者」と呼ばれる人にはこれら同時に聴覚と視覚が働くので、音に色がついて見えるわけです。
また、個人差もありますが、新聞の白黒の文字や数字に色がついて見える人や、音に匂いを感じる人、私のように香に色をイメージする人たちなど、これらの人たちを共感覚者と呼びます。
まさしく、この感覚がクリスタルボウルの音色とクリスタルの反応によって、はっきりと私の脳で共鳴したのです。そして、はっきりと緑色などが浮かんだのです。
柴田さんの説明では、このクリスタルボウルには個々に、大きさなどによって色があると説明、まさしく叩いていた。クリスタルボウルの音色と同じ色を私は見ていた訳です。
他の参加者は誰一人と色を感じることはなかったようです。
終了後も私の脳が全開したように解放され、「潜在的脳力」が引き出されたように、脳が冴えていることを実感出来ました。
これらの状態は身体能力も、運動能力も向上していると思われます。
これらの体験を誰でも出来る訳ではありません、少しで疑いを持ち、否定して聴き入ると脳は反応しないように思われます。私のように素直に受け入れ、感受性で感じて受け止めることで五感も脳も活性化するのです。
特に、音楽関係者や音に関わっている人、ストレスがたまっている人、不眠症で悩んでいる人たちには効果的と思われます。
私は瞑想をしておりましたが、睡眠はしておりませんでした。
多くの人は睡眠していたようにリラックス、癒し効果が高いのです。ではこれら音質、音色がなぜ、効果的かと申しますと、クリスタルは天然素材であり、本来アナログの音です。自然的で神秘的な音が脳細胞を刺激するということから、脳が活性化、脳もシーター波という、微睡み状態時に出て居る状態、だから眠くなるのです。また、低周波(波動)は私たちの聴覚に聞こえない音、20Hz(ヘルツ)以下の低い可聴域は、低周波振動として皮膚感覚として感じます。私が最初に離れた場所で聴いていても五臓六腑に響きました。これらの低周波が人の60兆個ある細胞に響き、自律神経を司る。「視床下部」を刺激し、副交感神経の働きから、血圧の低下、心拍数の低減などの効果から、癒し、リラクゼーションが出来るのです。
他に、脳内物質では「セロトニン」穏やかな気分になる。
脳の血流も、聴覚野を中心に前頭葉が活発に働いていると思われます。
ですから、額当たりが暖かく感じたという人が多いのはその証拠です。
私の場合は、見えないはずの色が見えている。目を閉じているのに、視覚野、後頭野が活発に働き、一般の方々とは脳の脳波も血流も働きも間違いなく、違います。私には間違いなく「脳鍛」になり、脳が喜んでいるような感覚があります。
翌日にも残っている聴覚刺激、小さな音にも敏感に反応する感じでした。これらは聴覚など、五感の反応能力が高まったのだと思います。
これらは、私だから出来ることでもあるのです。仕事柄、五感を常に意識し、鍛錬している。聴き分けている。見分けている。味分けている。嗅ぎ分けていることに優れているからです。
だから、私は初めて聴いた。クリスタルボウルの音色に五感も脳も刺激され、目覚めたと言っても過言ではありません。
これらから、定期的に繰り返し、クリスタルボウルの演奏に耳(聴覚)を傾けると、聴覚が優れるだけでなく、個人によっては脳の処理能力や集中力、認識力などが高まると予想されます。
ぜひ、皆様、一度、これら体感され、ご自分で潜在的脳力の引出から、様々な体験が出来ると思います。これらを私共は「感覚世界!」と呼んでおります。
ぜひ、クリスタルボウルの演奏からリラックスと癒しの効果を体感して欲しいと思います。今後はこれらクリスタルボウル演奏とコラボレーションして、アロマセラピー、音と香の融合によって、五感も脳も癒され、そして活性化させる方法を私共は提案して参ります。
クリスタルボウル「柴田梨歩さん」のブログ、http://profile.ameba.jp/nao-shibata もご覧下さい。感情ヒーリングを使ったカウンセリングの専門家です。
今後とも、私はこれらクリスタルボウルの音色を推進して参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、




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今回の北朝鮮のロシア訪問の目的!

2011-08-26 00:00:40 | 支援、援助
北朝鮮の金総書記が9年ぶりにロシア訪問!
金総書記はロシア訪問中にメドベージェフ大統領と会談。
24日(水)にシベリア鉄道、ウランウデに23日に午前9時に特別列車でウランウデに到着した。
昨日、24日(水)にウランウデの軍事施設で金総書記とメドべージェフ大統領との会談が開かれた。
この会談こそ、本来は日本とロシア間で会談されるべき問題なのです。
我が社の会社の社長、山口英一は、ロシアの科学アカデミーの会員、シベリア鉄道の会長でロシア政府とも深い関わりがあり、ですから、今回の北朝鮮とロシア間の会談の内容も熟知しております。
今回の北朝鮮金総書記のロシアメドべージェフ大統領と会談の目的は、カムチャッカ半島まで引かれる天然ガスパイプラインです。このガスパイプラインこそ、日本の商社、二社と東京ガスが共同で開発を数年前に事業化し、ロシア政府間との合意があれば、宗谷海峡を通して、本土、北海道にガスパイプラインを引き込み、日本にロシアの天然ガスパイプラインの開発が進められるはずでした。
ところが、日本では数年間には総理大臣が何人も代わり、ロシア外交や、アジア外交も出来ませんでした。
ロシア政府は、一民間企業とは合意しない意向をのべ、日本政府間との合意がされていれば、来年頃には北海道に天然ガスパイプラインがロシアから送り込まれたのです。そして、天然ガスを利用した。火力発電も2年半から3年には完成し、東北方面や関東方面で不足していた電力も送られたと思うと、本当に日本政府には落胆と、無能力さを痛感いたします。
逆に、ロシアは昨年、中国との合意でこのガスパイプラインを中国に引き込むことを合意し、そして、今回の北朝鮮が中国本土からガスパイプラインを陸続きの北朝鮮経由で韓国に引き込むことの合意を昨日、結んだものです。
北朝鮮は、韓国の資金援助によって、北朝鮮経由から韓国国内に天然ガスが引き込まれる計画が出来た訳です。
この間、日本では総理大臣を辞職させるとか、次期総理大臣を誰にするかで揉めております。他方、北朝鮮や中国、韓国は、鉄道、シベリア鉄道の中国本土の線路引き込みや天然ガスパイプラインなどのエネルギーの問題など、資源や電力不足の解決に取り組んでいるのです。
このように日本の政治がもたついている間に東南アジア外交はロシア政府と虎視眈々とそして、粛々と行われているのです。
このような状態時に、日本政府は災害の復興も進まず、勿論、経済面、外交に至ってはアジアの中でも蚊帳の外である。
こんな状態で、脱原発や電力不足などの問題をどのように具体的に解決して行くのでしょう!
数年前に日本政府とロシア外交で、この天然ガスパイプラインの合意が交わされていたら、今頃は、天然ガス発電所を北海道や東北に建設予定されていれば、2年半から3,年で東北方面や関東地方に電力の供給やエネルギーとしての確保が出来たのである。
資源貧国、主な資源を海外に依存する我が国において、外交が出来ない政治家は必要ないと思われる。
今頃、この非常事態に次期総理大臣を決める選挙をする国は世界中を見ても日本だけである。だから、海外の大統領から東南アジア外交の中心が中国になってしまったのである。
ましてや円高であり、輸出産業が悪化し、日本経済にも大きな影響を与えているのにたして、輸入、とくに資源輸入にチャンスなはずなのに消極的で政策もみられない。
こんな状態が何時まで続くのか分からないが、日本は経済の「ガラパゴス化」していると言っても過言ではありません。
政治家が出来ないのであれば、民間で出来ることは民間で頑張り、海外からの資源輸入の推進を日本の企業を中心に頑張って行くしかないのである。
但し、開発の多くは国、政府間の合意がないと進まないことが多いのです。
その点、北朝鮮を多くの人は批判をするだろうが、政策に関してはアクションを起こし、確実に外交をこなしているのである。
日本の政治かには、早く目覚めて貰い、誰か外交に手腕を発揮する大臣になって貰い。今回の災害復興、脱原発を具体的にどのように取り組み、何年後にはどれだけの数字で確保するのか、はっきりと明言する。リーダーシップに優れた総理大臣が日本には、必要です。机上の理論で、できもしない政策や思いつきで明言して欲しくありません。具体的な外交、政策を私は強く求めます。
これらは私一人の言葉ではなく、国民を代表して表明していることです。
私のこの文書を政治家の人は読まれることはないが、一般の市民の方々は、5000人以上読まれるはずです。
ここで、国民の声を題して、日本を建て直す、復興させる。元気にする総理大臣を私は強く望みます。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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五感酔い!

2011-08-25 01:17:26 | 感覚、五感
私たちの五感は、ご存知のように「視覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」「触覚」の五つの感覚器官が人にはあります。
これらには、副作用と言える様々な現象があるのです。
特に最近は、ハイテクな道具、技術、便利な道具、便利な物によってこれら五感の副作用が顕著に表れています。
中でも、昨年の夏頃に3D映像を見ていた人たちの多くが「映像酔い」という、乗り物に乗ったときに酔った感覚に近い、酔い方をした人たちが多かったのです。中国では幼い子供がこれら、3D映像の映画を見て、興奮し、心臓が痙攣して心臓発作で亡くなったというニュースが世界中で話題になりました。
これらはあまりにリアル過ぎる映像と、立体的な映像で、動きが激しいと、脳の視覚野で認識できず、また、非現実なのに現実化して脳が認識し、激しい動き他に視覚が追いつかず、映像酔いするものです。
他にも、私が危惧しているのは「音酔い」という現象、これらも音に敏感な絶対音感の持ち主や、音楽関係者など、雑音や色々な混ざった音の環境に曝されると、耳障り、気分が悪くなることもあるのです。
現実に、私の知人の若い女性がこれら「音酔い」を体感しております。
彼女は若くして、オーストリアのウィーンに渡り、本場でオペラ歌手として活躍している。ヨーロッパで有名な女性です。
彼女から下記のようなメールが届きましたのでご紹介します。
荒木さん、
「良い音を聞くことで聴覚を刺激し、耳の肥えた人たちを育てる」とても興味深いです。
私も、同年代の方たちや10代の成長期の方たちの耳の衰えや鈍感さに心配していました。
日本にはあまり帰ることはありませんが、何年かに1度帰ったときに一番びっくりするのが、お店の中の音楽の大きさです。
騒音としかいいようのない、バックミュージックを通り越した大きさで、しかも道を歩けば色々なお店からもれてくるさまざまな音で、
よく私は「音酔い」をします。
テレビをつければ、話している声と後ろで流れている音楽がうるさい事が多く、みんな気にならないのかな?と思っていました。
私は絶対音感があるので特に敏感ですが、それでもうちの母も、買い物に出かけたときやテレビを見ているときに何度も「あぁ、耳が疲れる」
とぼやいています。きっと質の悪い音だからなんでしょうね。
それでも同年代の子たちはまったくそういう不快感を感じずに日々過ごしているかと思うと恐ろしいことですね。
ぜひ、日本の音楽の質の向上、若い世代の方たちの聴覚を刺激し健康に保つためにも、がんばってください!
もし私にできることがあればお手伝いします。
他にも、私は嗅覚が人一倍、敏感なため私は「嗅覚酔い」をよく体感します。スーパーなどで試食用にギャザーを焼いていると油の焦げ臭さと、煙で数十メートル先から、鼻がムズムズする。眼が涙目になるなどの症状がでます。
また、芳香剤や脱臭剤などの合成香料の香がきつく、強いため、むせるような感覚になります。決して良い香ではないのです。
これらも気分が悪くなる。酷いときには、その場を逃げたくなります。これらも乗り物酔いのように酷いときには吐き気などをもようすこともあります。
これらは、五感の敏感な人たち、中でも数千人に一人か、それ以上の割合で、五感の敏感な人たちが体験することです。
但し3D映像など、バーチャルリアルティーを追求した3D映画など、動きの激しい、特に上下左右の動きが激しいと、実際に乗り物に乗っていないのに、乗りもの酔いの感覚、映像酔いに人は多いのです。これらは、人の五感の内、80%が視覚に頼り、脳に情報を送っているからです。また、人の五感は視覚優位だからこれら五感の副作用、五感酔いという聞き慣れない感覚に陥るのです。
今後とも、私共は関係者の協力、関連企業等の協力を得ながら、五感酔いの現状、危険性など警鐘を鳴らしながら提唱して参ります。
また、五感の衰え、鈍感さなどは感覚異変に繋がり、鈍感さは自己に迫る。危険な情報に対して、回避する能力が低下し「危険回避能力」も低下し、衰えるのです。つまり、危険回避が出来ないことは、時として命を落とすことにもなるのです。
このように五感を鍛錬する重要性を私は説いております。
特に「五感力トレーニング」と題して、五感を鍛錬し、衰え始めている五感の鍛錬、鈍感化している五感を鍛錬する。これらは身体の筋肉の衰えを鍛えるようなものなのです。加齢と共に衰える五感を鍛錬し、緩やかにすることで、感覚と脳の老化を防ぐことで可能であるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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自己に迫る危機を回避する!

2011-08-24 00:00:40 | 感覚、五感
今月、15日、ナイヤガラの滝で日本人女子大生が滝に落ちて行方不明のニュースが流れました。
以前から、日本の若者たちの観光地でのマナーの悪さが度々ニュースになりました。以前はイタリアの世界遺産に落書きして逮捕された大学生など、若者たちの観光地でのマナーの悪さが目立ちます。
但し、今回のケースはマナーの悪さだけでなく、滝に落下して行方不明になり、現在も行方を探しているのです。
滝に落下しないように柵がしてあるのだが、その学生はその柵を乗り越え、写真撮影していたと観光に来ていたアメリカ人女性の証言もあるように、傘を差しながら、片足は柵を越えていたという。そして、柵から片足を上げた瞬間にバランスを失い、滝に落下して行ったというのである。
その観光に来ていた。アメリカ人の女性は危ないからと注意をしようとした矢先だった。早く注意していれば、落ちないですんだものにと、涙ながらに証言しておりました。
これらは、以前から日本人の子供たち、若者たちに欠如している能力、その能力とは「危険回避能力」である。
以前から、身に迫る危機や危険を感じない。無意識だと警鐘を鳴らして注意して来た。
2年前には、宮崎県の高校で調理授業中にガス漏れが発生し、その臭いに誰一人気づかず、警報装置も無かったので、ガスが充満し、5人が倒れ、内3人が重症だったという事故、これらがまさしく危険回避能力の低下であり、欠如の表れです。幸いなことに学生の一人でもガスコンロに点火していたら、充満したガスに引火し、教室ごと爆発して多くの犠牲者を出していたかも知れないのです。
本来、天然ガスは無臭、無色透明なので敢えて「タマネギの腐った」臭い匂いをつけているのです。これら臭い匂いに対して、ガスが漏れていると反応する。気づかせることにあるのです。
現在は、これらのガスの臭いに対して、反応が出来なく成ってきているので、ガス漏れ探知機が各家庭に設置されているのです。
これらガスの臭いが分からない、認識できない。ガス漏れの匂いが倒れてから初めて怖いものだと体感したわけです。一歩間違えば命を落としていたかも知れないのです。
このように、今回の落下事故も、珍しいことではありません。以前にも、連続して、高層マンションの屋上や高層階で子供たちが遊んで落下し、死亡する事故が多発したことがあります。
これらも高さの恐怖感が分からない、理解出来ないなど恐怖心が希薄になることで起きる事故なのです。これらも危険回避能力なのです。
つまり、現在の子供たちや若者たちは、視覚に頼っている。多くの事柄や事情を視覚、眼で見て納得、認識、理解している。
だから、危険な事や危機が迫っていても危機感を感じない、無関心、無意識なのである。これらの感覚こそが最も危ないのです。現代風言うと「やばい」のである。
ですから、私はこれら危険回避能力を高める指導や教育の実施も必要と考えている。
例えば、今回の3.11東北大震災でもテレビなどの映像で見て、大津波の凄さは分かったと思っている。ところが、実際に体感した人たちは、それこそ、必死で逃げて、命拾いと恐怖感を強く感じたことだろう!
これらテレビなどの映像でしか理解していないから、対したことが無い、音もデジタルの音だから、実感がない、そして現地に行って、瓦礫が散乱し、焼け焦げた匂いや、音などを体感すると言葉を失うのです。これらが現実の世界であり、テレビで見ている映像はバーチャルの世界なのです。
現実を映し出しているようで、そこには、恐怖感も危機感もあまり感じないのです。これら体験不足が現在の子供たち、若者たちが希薄だから、頭の中では理解しているのだが、体験が希薄だから、安易に考え、行動もするのです。
その行動が危ないと分からないから、今回のような滝に落下してしまうのです。
私たちなら、危ない事も経験し、理解しているから絶対に柵に登ったり、ましてや傘を差して、柵に登り滝を撮影するとか、片足を柵の中に入れるなどの発想にならないのです。現に禁止看板も立てられ、警告しているのにも無視して、今回の落下事故に繋がったのです。単なるマナー違反ではなく、これら危険回避能力が極端に低下した実例です。
これらは、多くの子供たち、若者たちに増加してきている。親が体験していないから、分からない、教えない、注意しないなど子供の頃からの教育が必要となるのです。
そこで、私共研究所ではこれら専門家として、危険回避能力の重要性を提唱している。そして、危険回避能力の向上を目的に、教育も指導も行っております、私共の目的は、これら子供たちや若者たちの危険回避能力を高めることで、自己に迫る危機の回避、危険回避などが出来るようにすることで、自分の命も家族の命も守れるということに繋がるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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勉強より心身丈夫に 理想の子ども調査

2011-08-23 00:00:40 | 感覚、五感
2011年8月15日 提供:共同通信社
勉強ができるより、思いやりがあって心身が丈夫な子に-。かんぽ生命保険が小中学生の両親に実施したアンケートで、こんな理想の子ども像が浮かび上がった。かんぽ生命は「親世代がストレス社会に不安を抱く傾向が強まっている」と分析している。
調査によると、「どんな子どもになってほしいか」との質問に対し、「思いやりのある子」との回答が55・0%で最多。「体の丈夫な子」が47・8%、「心の強い子」が42・8%と続いた。「勉強のできる子」は13・5%にとどまった。
また「子どもは運動不足」と感じている親は52・7%と半数を超えた。不足の理由としては「体を動かせる場所が少なくなった」「体を動かすことに興味がない」が多かった。
アンケートは6月、小中学生の子どもを持つ30~44歳の父母を対象にインターネットを通じて実施し、1860人から回答を得た。
以前から、私が子供の五感、感覚、脳などの働きに変化が起きていると警鐘を鳴らしてきました。
中でも心身共に健康になることで、体力も脳力も活性化するという考え方で私は大勢の方々に指導も提唱しております。
特に、体験型教育の実施「五感教育」の重要性をすでに二十数年前から提唱し続けて参りました。
五感で体感する。五感の鍛錬から視覚以外の感覚を総動員して、感じる、体験することで、脳が活性化し、正しい判断と決定が出来るようになるのです。
例えば、今回の3.11東北大震災もテレビなどの映像では、恐怖感も実感もできません。ただ、映像だけで知っていると脳が理解し、認識するのです。
実際に現場に立って五感を総動員して感じれば、瓦礫の山や独特の匂い、音などに気づき異常な事態だと感じることが出来るのです。これらが、実際に体験し、理解した。認識できたということなのです。
テレビなどのメディアで見た映像は、視覚だけなので理解したとは言えないわけです。
これら体験することの重要性は、正しい理解、認識にあるのです。
私が体験型教育を推進するのには「理由」があります。教科書などで学ぶことは限りがあるということ、自然体験や野外遊び、運動などをする体験の方が教科書以上のことを学べるということなのです。
特に、体験型教育や運動を私は推進しておりますが、これらは全て「脳の発達と活性化」に関係しております。
寒い、暑いなどを体験すれば、体温調整の切り替えられる脳の発達を促し、病気などに強くなる体力、免疫力も身につきます。
室内で一日中、インターネットゲームなどしているよりも、野外で遊び、運動することで、手足を動かし、脳を刺激するのです。
これらは脳科学的にも解明されており、例えば、手足を動かす運動によって、脳の神経細胞(ニューロン)を伸ばして行く働きがあります。それは、ウィント3というタンパク質が脳細胞の成長を促すというものです。これらを刺激するのが、手足を動かす運動が役立っているというものです。
他に、野外で遊ぶことは、太陽光などを浴びます。ビタミンDなどの摂取、ビタミンDこそ、免疫力を高める働きをするのです。
他に、日光浴を浴びることで、脳内に「セロトニン物質」が分泌され、ストレスなどで興奮した脳を宥め、抑制する働きがあります。これらは「穏やかな気分」にさせてくれるのです。
また、私が注目しているのは、子供たちの「我慢力」を鍛える。養うことの重要性です。
これらは体験型教育を実施することで可能になります。
暑い日も寒い日も、辛くても頑張って、目標に向かって頑張る。そして、目標などが達成したら、快感になる。喜びとして感じるのです。
スポーツでも、厳しい練習に耐えて、頑張る。これらこそ「精神力」に繋がり、養えるのです。
現在の多くの子供たちが、我慢強くない、少し辛いことや嫌なことがあると、挫ける。諦める。嫌がるなど、自分が辛いことや悲しいこと、不快なことは嫌がり、避けようとします。ですから、精神力が弱く、ひいては体力、身体的な免疫力まで弱くなってしまうと言うことなのです。
私は「心技一体」という言葉を引用し、子供たちに我慢すること、頑張ることで身体も、精神も健康になると、脳の働きがよく成り、素直な心から,記憶力、集中力、洞察力などの様々な脳力が身につき、勉強しても覚えが早くなり、記憶力がよく成ることが分かっております。
ですから、何時間も割いて勉強しても、実は机上の理論では無いですが、単なる「知識」だけになるので、大人に成長し、勉強したことが役立たなくなるのです。逆に体験し、頑張った子供たちは「知恵」となり、自分で考え出す能力となり、大人に成長したときに役立ち、記憶として残っております。これらが、色々な試練にぶつかった時に、体験として役立ち、乗り越える事が出来るので、精神的にも健康になれるのです。
一見、身体的に健康そうに見える子供たちもストレスや、精神的な弱さから、精神的な障害に疾患する子供たち、若者たちが急増しているのです。
これらから、真に頭のよい子に育てるのには、辛いことも、嫌な事も頑張って挑み、これらを乗り越えたときに、親は褒めてあげることで、子供の脳内では「やる気」が起きるのです。このやる気こそ、その子の脳の成長には重要で、賢い子供に育てるためのポイントでもあるのです。
今後とも、私共研究所では、五感教育の実施から、体験型教育と学習との融合によって、賢く、素直な子供に育ち、運動や野外活動をすることで、身体も、精神的にも逞しい子供に育つと言うことです。ただ、記憶力のよい子供、知識の高い子どもより「学習歴」の有る子供たちを育てることの重要性を私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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熱中症搬送7071人 1週間では今年最悪

2011-08-22 00:00:40 | 感覚
2011年8月17日 提供:共同通信社
熱中症で8月8~14日に病院に搬送された人は、全国で7071人に達し、1週間の人数としては今年最悪となったことが16日、総務省消防庁の速報値で分かった。うち8府県の15人が亡くなった。これまでの最多は7月11~17日の6985人だった。最高気温35度以上の猛暑日に見舞われた地域が全国的に多かったためとみられる。消防庁は「最近、野外イベントなどで多数の熱中症患者が出ている。主催者は観客の体調管理に十分配慮してほしい」と呼び掛けている。
速報値によると、都道府県別で搬送者数が最も多かったのは東京の727人で、埼玉586人、愛知504人と続いた。年齢別では65歳以上の高齢者が44%を占め、18歳以上65歳未満が45%だった。
一方、5月30日から8月14日までの累計搬送者数は3万5436人に上り、死者は61人。都道府県別で人口10万人当たりの搬送数が多かったのは群馬、鳥取の42人、和歌山の40人、三重や岡山、愛知の38人などだった。
昨年の夏は猛暑日が約一ヶ月近く続いたこともあり、熱中症患者が高齢者を中心に大勢の人たちが熱中症で運ばれたことは記憶に新しいことである。
昨年は百人以上の死者も出す。最悪の事態であったのだが、今年は3.11東北大震災の大津波の影響で福島原発事故から電力不足から節電が実施され、今年の夏もエアコンなどの設定温度を上げる。15%節電が実施され、また、梅雨明けも7月の上旬と早かったのである。8月の上旬までは比較的に暑く無かったのである。
ところが、涼しい日が続いたかと思ったら、今週8日~一週間は猛暑日、最高気温が33度、時には35度の猛暑日が続いたこともあり、急激に全国で7071人に達し、1週間の人数としては今年最悪の事態になったものです。
今後は、朝夕が少しずつ気温が下がり、気象庁では今週が猛暑日の峠だとみている。
但し、安心出来ないのは、体力的に節電熱中症と呼ばれるように、高齢者の人たちが涼しくなったからと安心出来ないのです。
涼しくなったかと思うと、厳しい残暑が何日かある。これらを9月のお彼岸の頃まで続くと思われるのです。
以前にも熱中症の仕組み、疾患しやすい人たち、高齢者だけでない。幼い子供たちなどにも注意が必要と警鐘を鳴らしながら注意を促しております。
水分補給をしっかり行えば熱中症に無縁と考えている人は多いのです。
私共は、暑さに対応できる。暑さに慣れさせるということに重点をおいております。水分補給は勿論大切さです。
熱中症は人の脳の体温調整機能の低下している高齢者、体温調整機能の未発達の幼い子供たちに多いのである。
これらは体温調節している脳部、自律神経を司っている。「視床下部」が関わっております。この脳部は自律神経の働き、体温調整、呼吸、食欲などに関わっております脳部です。
この脳部が幼い子供では未発達であり、また、新陳代謝なども大人以上に高いため、発汗するのも大人以上に多いのに関係しているのです。
また、高齢者ではこれらの脳部が衰えるから体温調節、発汗なども機能も低下するので熱中症に疾患しやすのです。
ですから、定期的な運動や冷房ばかり浴びるのでなく、暑さに耐える体力や食事、運動などにも心がけることで高齢者でも暑さに強い脳を作り上げる事が出来るのです。
また、節電だからとやせ我慢のような事はせず、エアコンがあれば暑い日中はエアコンなどを使用することが熱中症から身を守ることになるのです。
練馬区などでは、猛暑日に市民会館や施設でエアコンを使用し、エアコンのある場所に高齢者の人たちを集め、声を掛けてエアコンのあるところに来て下さいと役所の人たちが熱中症予防に取り組んでいる地域もあるのです。
このように地域の人たちの取り組みなども重要と考えています。
今年だけでない、来年以降にも注意が必要な熱中症の問題、猛暑日が連日続く日は特に注意が必要です。今後とも、これらの問題に対して、地域だけでなく、日本全体の問題であると私共は指摘し、提唱しております。
高齢者の健康管理を今後とも日本政府は取り組んで欲しいと強く願っております。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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褒めて育てる。脳科学の勧め!

2011-08-20 00:00:40 | 人の脳
誉めて育てる!子供や若手社員など、人は誉められたい。評価して欲しい。賞賛して欲しいと願うのは、快感だから、嬉しいのです。幾つになっても誉められるのは嬉しいものです。だからと言って、ただ誉めれば良い訳ではありません。親も上司も単なる。成績表やテストの結果が良かった。良く頑張ったねと誉める人が多いがこれらは逆に下がったりしたら激怒したりすることになるのです。
普段なにげない行動や頑張っている姿に対して、タイミング良く誉めて上げると、子供たちや若手社員は、快感になり、嬉しいのです。ですから誉めることがマンネリ化すると効果はありません。
時に厳しい口調で励まし、そして誉めて上げるとそのギャプの大きさに人の脳は驚き快感を覚えて、もっともっと快感を味わいたい。誉めて欲しいと願うことでやる気が起きるのです。
人の脳の快感こそドーパミン物質の分泌により快感という感情が生まれるのです。ストレスが原因でドーパミンが極端に減少するとうつ病に疾患しやすくなるのです。
ここに誉めて育てるという重要性があるのです。
私たち人は、幾つになっても人から褒められると、気持ちが良くなります。これらこそ、喜びであり「快感」になります。
そして、もっと褒められたいと思考し、「やる気」に繋がるのです。ここに褒めて育てるという目的があるのです。
スポーツでも勉強でも、結果に対して評価し、褒めることは多いのですが、実は、そのプロセス、練習や勉強中でもタイミング良く褒めてあげると、子供たちは喜びが倍増するのです。
但し、口癖のように褒めても、人の脳はマンネリ化し、そんなに快感しないのです。時には叱咤激励し、それに答えるように頑張ったときにタイミング良く褒めてあげると、嬉しく、快感なのです。
人の快感は「ドーパミン物質」の分泌により、快感という感情が生まれ、これらの繰り返しが「やる気」に繋がるのです。
親でも、子供を褒めるタイミングやポイントがあるのですが、口先だけでなく、愛情を持って褒めてあげると子供は、もっと褒めて貰いたい、頑張るというやる気になるのです。
これら褒めて育てるというのは、褒めてばかりでは駄目で、叱咤激励し、一生懸命頑張っているときにタイミング良く、愛情を込めて褒めてあげれば、そのギャップから喜びが倍増します。
よく、頑固オヤジが人を褒めることが無いのに、珍しく人を褒めると、よく何か起きるのではないか? 珍しいと言いますが、これらは褒め方が上手く言えない。表現できないオヤジさんたちを指す言葉でもあります。
但し、現在は子供たちや若い社員などを褒める。タイミングやポイントが分からない。どうやって褒めたら良いのか?子供を褒めて、育てるということが理解出来ない人たち、親、上司が増えているのです。
私は、人とのコミュニケーション不足を指摘し、警鐘を鳴らしている。
携帯電話やパソコンでのメールなら、文字で褒めてあげるとかなら、出来るが口に出して言えないという上司や親が多いのです。
一言、よく頑張ったでも良いのです。優しく思いやりのある一言が、褒められたと自覚し、喜びを感じれば快感になるのです。
人の脳の特徴に、楽しい、楽だ、美味しい、褒められたなど快感が好きで、逆に、辛い、楽しくない、不味い、叱られたなどが不快なのです。これら不快を嫌うのです。
ですから、快感は一種の中毒のようなもので、癖になるのです。ですから、一度でも褒められると、もっと褒められたいと願うようになるのです。
このように褒めるということは、子育てや社員の育成には重要な要素であるのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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脳力開発とウォーキングの関係!

2011-08-19 00:00:40 | 人の脳
ストレスの改善と、脳のアンチエイジングの取り組みにウォーキングが最適である。
マウスに1日20分のランニングを2週間させると、ウィント3の生産が大幅に増え幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えた。
運動効果の仕組み解明が進んだほか、ウィント3を増やす物質を見つければ神経疾患の新薬開発に繋がると期待している。
これらは老化で減る脳の神経幹細胞を増やす仕組みを産業技術総合研究所と筑波大の研究チームが解明しました。
これらが、ウォーキングを1時間程度行うことで、手足を動かし、脳の老化と若返りを調整するタンパク質(ウィント3)という、海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌するタンパク質を「ウィント3」と呼びます。これらのタンパク質が手足を動かす運動によって多く分泌されることで、脳の老化を緩やかにするのです。
つまり、ランニングよりも少し早足で歩く「ウォーキング」が理に適っているということです。
これらを定期的に行うことで、これら脳の老化を緩やかにすることも可能になるのです。
また、野外でウォーキングすることは、太陽光を浴びて「ビタミンD」などを摂取できます。そして、手足を動かすウォーキングで脳内物質の「セロトニン」を増やす事が出来ます。
このセロトニンは、脳の興奮などを抑制する物質として知られております。
食べ物では、乳製品から摂取出来ます。牛乳やアイスクリームなどを飲んだり、食べた後に心地良くなるのは、これらセロトニンの分泌によるものです。
このセロトニンは睡眠の物質の一種であり、入眠前に牛乳を飲んだりするのはセロトニンを脳内に多く分泌させることです。
うつ病はこれらセロトニンが極端に減ることによって起きる症状です。
ですから、野外でウォーキングすることは、脳の活性化(ウィント3タンパク質)の分泌と、セロトニンの分泌により、イライラやストレスの改善、脳の若返りと穏やかな精神に繋がるということです。
ウォーキングをする前には、軽い準備運動とその場飛びを10回程度行ってから、歩くようにします。これらは「運動力学」という、脳の身体バランスを整えるので効果的です。
他に、小休止として、広場などで眼を閉じ、匂いや音など、視覚以外で感じることを体感します。これらが集中、洞察力を養うことで脳内のウィント3タンパク質を増幅させる働きがあるのです。脳の活性化、五感の鍛錬に繋がるというものです。
ウォーキングの時のポイントは、ただ歩くことに注視するのでなく、手足に集中して、手足を大きく動かして歩くこと、無意識ではなく、歩いていると脳に意識させ、集中して歩くことで効果が高まるのです。歩くことが脳力開発に繋がるのです。
これらは誰でも簡単にできるし、お金も必要ありません。出来れば、指導員の指導を受けて、事前に脳科学などの脳力開発の理論をしっかりと受講し、理解するとより効果的です。
これらのウォーキングは健康志向であり、心身共に健康になる。脳の若返り「ブレインアンチエイジング」(脳抗加齢)という、脳の若返りのタンパク質(ウィント3)が脳の老化防止繋がること、セロトニンがイライラなどストレスの改善、セロトニンを増やすことでおおろかな精神を生み出し、笑顔になるということ、これらを生み出すのが「脳力開発ウォーキング」なのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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美味しさの秘訣は(香にあり)!

2011-08-18 00:00:40 | 感覚、五感
よく皆さんが料理などを美味しいと感じて食べるのは味覚だと思っている人は多いと思います。実は香り(嗅覚)が深く関わっているのです。
また、気分が高揚すると、味覚など五感にも影響を与え敏感になります。
例えば、冷たいお弁当でも仲の良い友達や、良い景色を眺めて食べるお弁当は美味しいものです。
現に、香を遮断すると殆ど味が分からなくなるのです。ですから、味覚は曖昧で敏感だとも言えるのです。
以前にテレビ番組、科学バラエティ番組に出演したときに、お笑いタレントさんに、目隠しさせ、鼻に栓をして匂いを遮断して、リンゴジュースとオレンジジュースを飲ませたら、どちらのジュースも味がしないと答えています。
それほど、ジュースなどの飲み物や食べ物に香りが重要であり、美味しいと感じる味覚に香りが重要であるということがご理解頂けたかと思います。
最近、これら香りの良い商品やスイーツなども多く販売され、ヒットしています。
例えば香るバニラアイスクリームなど、天然のバニラの香りを協調し、香りの良さを楽しみ、美味しく味わって貰うということです。
テレビCMの中でも室内の明かりを消して、キャンドルの明かりでバニラアイスクリームを食べると、室内中にバニラの好い香がするという、従来には無かったアイスクリームです。
他にも、イチゴ果汁10%を入れて、イチゴ本来の甘酸っぱい香りを協調したイチゴモナカアイスクリームなども最近発売され、売れ行きも好調なようです。
これら少し値段的に高くても、美味しく、最近流行している「プレミアム化」のスイーツです。
私はどちらも購入し味わって見ましたが、香りも良く美味しかったのです。
他にも、食べ物だけでなく、香りに注視した商品など多く販売され、売り上げを伸ばしております。
香る柔軟剤、芳香剤、シャンプーやリンスも良い香りさせた物が多く販売されています。
以前は、合成香料の人工的な香りが多かったのですが、最近の高級志向の商品には天然アロマオイルを使用している物もあります。
それでも、合成香料は芳香剤などに多く使用されています。これらの共通点は香りが強い、きつい傾向があります。
また、バラのエキスをカプセルに凝縮し、体臭や口臭をバラの香りにさせるなどの商品も販売されております。
早速、購入しましたが、確かに口臭は一時的にバラの香りがしますが、効果はあまり期待出来ないと思われます。
これらの商品も口に入れる物なので、食べ過ぎ、摂りすぎには副作用もあると思われます。ですから、正しく使用し、適切に使いたいものです。
また、以前に日本板前協会、シェフ協会の人たちに美味しい料理の演出方法として、カラー(色彩)、香り付け、音楽(BGM)などの演出により、脳を高揚させてより一層料理を美味しくさせる方法として指導したこともあります。
これらは、人の五感を刺激し、五感に訴える方法で。感覚心理を応用してビジネスに繋げる「五感ビジネス」の考え方です。
例えば、家庭の料理でも器の彩りや盛りつけ方、香り付けにハーブや果物を利用する。そして、軽めの音楽を流し、節電しながら、キャンドル明かりで食事したら、何時もと雰囲気が変わり、気分が高揚し、五感が敏感に反応します。そして、香りなど嗅覚も敏感に働き「この料理、何時もより美味しい」と感じるようになるのです。
ですから、私は一流の板前さんやシェフの人たちに味覚の鍛錬の方法は、嗅覚の鍛錬すること、食材の良さを香りで判断出来るように訓練するなどを指導しております。そして、五感を総動員して、一瞬でレシピを考え、創作料理に取り組むことが重要だと指摘しております。
このように、美味しさの秘訣は「香りにあるのです」。
家庭の奥様であれば、食材を目の前にして、何分も悩むのでなく、食材の香りを嗅ぎそして、直感で料理の献立を立てて行くことが大切です。
そして、彩り、香り付けなどに心がければ、何時もの手料理が高級料理に変貌するのです。
今後とも、私共研究所は香りに関する話題、商品開発などのアドバイス、監修、プロデュースに関わり、皆様に香りと美味しさなどの提供をして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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プロサッカー選手、松田選手の急死を検証!

2011-08-17 00:00:40 | 感覚
松田選手急死なぜ…高血圧・肥満なく稀なケース
2011年8月5日 提供:読売新聞
松本山雅のチームドクターで、信州大病院の百瀬能成医師によると、JFLにはメディカルチェックの規定はないが、同FCではJリーグの規定に沿って、血液検査、心電図、負荷心電図、頭部と胸部のCT(コンピューター断層撮影)などの検査を実施している。今年1月に松田選手も検査を受けたが、異常はなかったという。
「本人はたばこも吸わず、通常の生活をしていた。当日の天候・気温を考慮しても脱水症状は考えにくい」と首をかしげる。
心筋梗塞は、心臓に栄養や酸素を送る血管が詰まる病気で、通常は高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙などが原因で起き、40-50代以降で発症する。
松田選手の場合は、このいずれにも該当せず、榊原記念病院の伊東春樹副院長(循環器内科)は、「珍しいケース」と話す。
サッカー界では、心臓疾患による現役選手の急死が時に起こる。2003年のコンフェデレーションズ杯で、カメルーン代表のフォエ選手(当時28歳)が試合中に突然倒れ、急逝した例が有名。この事件を受け国際サッカー連盟(FIFA)は、06年W杯ドイツ大会の際、全選手に対して心臓検査を実施するなどの対策を施した。
私は、医療関係者でもあまり知られていないのが、先天性、つまり遺伝性の心筋梗塞が希におこることがあるということです。
また、松田選手は心筋梗塞で倒れたその日に練習に遅刻してきたことに私は着目している。プロの選手は身体や筋肉などのメンテナンスは欠かせない。
だから、前日に夜遅くまでお酒を飲んで、暴飲暴食しているとは考えにくいのです。
確かに、当日最高気温も33度を超えており、熱中症から血液がドロドロになり心筋梗塞を引き起こしたとも考えにくいのです。
証拠に軽いランニングの途中に「本人が、やばいと声を出してから倒れたのを他の選手が聞いて、見ているのです」。
そして,今年の1月の検査で頭部と胸部のCT(コンピューター断層撮影)などを受けて異常がなかったという。
では、なぜ、このように33歳の若さで心筋梗塞を引き起こしたのか、あくまでも予想ではあるが、夏場に入ってから検査を受けていない。遺伝性の心筋梗塞と、当日に遅刻して、充分な柔軟体操や柔軟運動をしないで、選手と合流してランニングして、血液がドロドロの状態のまま、心筋が痙攣し、心臓発作から心筋梗塞に繋がり倒れたのではないかと、私の勝手ではあるが予想しております。
サッカーに限らず、野球などでもバッターの打ったボールを心臓に直接受けて死亡したケースや、心筋梗塞ではないが、プロ野球のコーチが試合前の練習で、脳梗塞で死亡したケースなど、実は若い年齢、それも強靭と思われているプロスポーツ選手の死亡例、ケースは最近増加傾向であるのです。
学生では、このシーズンで室内でも野外でも熱中症が原因で頭部を強打したりして若い命を毎年何例か報告があります。
これらはやはり暑い夏場に集中しております。ですから、私共は、私個人も海外で活躍している。プロサッカー選手のメンタル、身体のメンテナンスの指導、手伝いをしております。水分補給だけでなく、脳と身体、健康診断だけでなく、人間ドックの推進、練習や試合前日の行動、自己の健康管理など、球団や協会としても私たちプロの指導員の指導や相談なども願っている。
そうしなければ、また、何処かで若い選手の急死があるかも知れないのです。これら暑い夏場は、プロのスポーツ選手、強靭な肉体を持ってしても危ないということをぜひ、関係者は理解して欲しいと思います。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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震災後の自殺者増加!

2011-08-16 00:00:40 | 支援、援助
震災自殺、6月に16人 仮設住宅の居住者も 内閣府が初調査
2011年8月8日 提供:共同通信社
内閣府は5日、東日本大震災との関連が判明した6月の自殺者が全国で16人だったと発表した。3月11日の震災発生後、初めての調査で、仮設住宅に居住していた人もいた。調査、発表は7月分以降も継続する。
宮城県では45人の自殺者のうち8人、岩手県は36人中3人、福島県は50人中2人が震災関連だった。ほかに茨城県、埼玉県、東京都が1人ずつ。6月の全国の自殺者は2985人。
調査は(1)発見場所が避難所や仮設住宅、被災者の遺体安置所(2)避難所や仮設住宅に居住していた人(3)福島第1原発事故での警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域を含む被災地からの避難者(4)自宅や職場が地震、津波で甚大な被害を受けた人(5)原因、動機について遺書や遺族の話で震災の影響が判明した人-のいずれかに該当したケースを震災関連とした。
複数の項目に重複して該当する人もいたが、自宅、職場が被害を受けた自殺者は8人、動機が震災の影響と判明したのは6人。避難者は4人だった。避難所にいた人は2人で、仮設住宅の居住者も1人いた。避難所での自殺は1人。
16人のうち男性が11人、女性が5人。年代別では60代が6人、50代が5人と多かった。20代は2人、20歳未満と70代、80歳以上がそれぞれ1人ずつ。職業別では被雇用者が7人、無職が6人、自営業・家族従業者が2人、学生・生徒が1人。
内閣府の担当者は「これだけの大災害なので確実に影響はあるはずだが、初回なので分析は難しい。今後の推移を注視して対策に役立てたい」と話している。
以前にも、日本人の自殺者問題を提示し、ご紹介してきました。
今回は災害地での自殺者に関わる問題です。私は「後追い自殺」、身内を災害で亡くし、財産も家族も失った。絶望感や将来に対する不安から、極度のストレス、不安を感じると人の脳は、セロトニンという物質が極端に減り、笑顔が出来ない。
心から喜べないなど、これらからうつ病やストレス障害などで精神的に弱くなって来ている人が災害地や避難している人たちに広がっております。
また、私は自殺の連鎖と呼ばれる。自殺をした人の話しを聞いたり、見聞きすることで自分も死にたくなってきた。知り合いの人も自殺したのだから、一緒に死にたいなど考えるようになるのです。
6月時点の調査で16人というのは内閣府が調査したものなのだが、実際は自殺未遂などを含めると数百人以上にのぼっており、これら予備軍と言われる人たち、中年男性、50歳~60歳が最も多いのです。
そして、7月に入り、梅雨明け後の猛暑が続いている。これら生活環境、精神的な不安などすでに百人以上の人たちが自殺したと思われるのです。これらは日本政府が災害地で避難している人たちの健康管理、心理的なサポートをボランティアの医師団などに任せっきりであり、心理士などの「心のケア」が出来ていないのである。
海外では、災害など起きた後はすぐに政府から大勢の「心理カウンセラー」が派遣され、災害で見舞われた人たちの心のケアにあたり、「メタンルヘルスケア」で災害地の人たちの不安、ストレスの改善に取り組んでおります。
日本でも実施はされていますが、短期間であり、また、少人数の心理カウンセラーでは、一人一人の心のケア、精神的なサポートは充分ではない。
現に、私の知人の心理カウンセラーの資格を持った女性は何人かで集まり、ボランティアで災害地に避難している人たちの相談、心のケアにあたったのです。
本来ならば、日本政府が心理カウンセラーの派遣、関係者が足りないときには、海外からも援助してもらい、対応にあたるべきである。これらから鑑み、今回の災害地での自殺は人災的な要素が大きいのである。
日本人は以前にもプレッシャー、ストレス、不安などに弱い国民性を持って居ると説明したことがあるが、これらは医学的にも、脳科学的にも解明されております。
現に、日本での自殺者数は13年連続3万人を超えている。特に今年は大震災の影響もあり、3万5千人以上の自殺者が予想され、戦後最大の自殺者が出るかも知れないのです。これから日本政府は、総理大臣を誰に選出させるか、総理大臣を辞めさせるなどしている場合ではありません。もっと国民の方を見た政策と災害地の人たちの健康管理、復興、福島原発事故後の処理などに政治家生命をかけて、必死になって取り組んで欲しいものだと、私だけでなく、多くの国民は考えている。
そして、私共の声が日本政府に届くことを強く願ってやまない。今回の東北大震災は多くの場合、人災、二次的被害、災害が拡大したのは全て日本政府の政策にあるということを我々は教訓とし、そして政治家の人たちには反省と教訓を生かし、哲学を持った政治家が日本で少ないことに私は残念に思います。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、



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ストレスと脳の関係!

2011-08-15 00:00:40 | 人の脳
人は誰でもストレスを感じている。但し、同じストレスでも個人差があり、強く感じる人、あまり感じない人が居られます。
これらは体験や年齢など、脳の思考性、認識などに深く関係している。
最近では、若年性うつ病、従来のうつ病と違い、社会生活は普通に出来るのに、仕事や上司との関係などに悩み、苦しむ。そしてうつ病と診断されるのだが、これらは実は「未熟型うつ病」と言われ、社会に適応出来ない人たちを指すのです。
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。また、身体的なストレス、精神的なストレスと実に様々なストレスがあります。
中でも、良いストレスは自己の能力啓発や能力アップには必要なことなのです。ところが、これら良いストレスまでも悪く捉える。考えている人が多いのです。
身体的なストレスは、1日でも休息すれば楽になり、解決するが、精神的なストレスは、脳に強いダメージを与えるので、自律神経に働き、慢性的な腹痛、頭痛、下痢や嘔吐なども繰り返し、笑顔消えるのです。
これらは、脳内で「セロトニン」の分泌が減少すると、ストレスホルモンのコルチゾールが増えます。このストレスホルモン、コルチゾール (cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocortisone) とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。
日本人の多くが、不安や神経質、おおらかな性格の違いは「酵素」それも脳内の酵素に関係しています。
不安や神経質な人は、セロトニンが減少する。日本人の70%以上がSS型とSL型でこれら不安、神経質な酵素を持って居るのです。残る30%は大らかな酵素を持っている。(LL型)です。これらは、セロトニントランスポーター遺伝子(セロトニントランスポーターいでんし)とは、神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。染色体番号17に存在する。S型とL型が知られる。組み合わせはSS型、SL型、LL型がある)。
脳がストレスを感じると、「セロトニン」という物質が減少してしまいます。セロトニンとは、緊張や興奮などの状態から、心を落ち着かせる働きをもつ脳内物質です。このセロトニンが脳内に十分あった場合は、満足感や満腹感、幸福感が増し、過食を防ぐことが出来ます。しかし、過度のストレスを脳が受けると、セロトニンが減少し、食べ過ぎ、飲み過ぎにつながっていくのです。また、セロトニンが減ると、体内の消化酵素の働きを弱めてしまうことと関連があるといわれていますので、消化、排泄の力も弱ってしまいます。ストレスが原因の便秘などは、このことと関係が深いといわれます。
では、ストレスを改善し、セロトニンを増やすのには、運動や野外で太陽光を浴びるなど、ウォーキングが理想的なのです。暑い夏場も、汗を流し、運動することで、セロトニンが増えるのです。
ですから、セロトニンの分泌させるのには、ウォーキングが理想的なのです。これらも笑顔になる秘訣でもあるのです。私も定期的にママさんバレーのコーチで激しい運動をしていると、また、良く女性の人たちなどと会話を楽しんでいる。これらからストレスを感じないのは、セロトニンが多く放出、分泌されているからです。また、睡眠にも深く関わっている「セロトニン」、私は夜必ず牛乳を飲むのは、このセロトニンを増やすから入眠が早いのです。
他にも、アイスクリームを食べたり、運動後にバナナを食べるのも、これらセロトニンを増やすので心地良く感じるのです。また、カルシウム不足でイライラする感情は、脳の神経細胞の伝達にカルシウムイオンが関わっているからです。
ストレスなどでカルシウムも減少すると、イライラしてきます。これらにはセロトニンとカルシウムを増やす効果のある「牛乳」などが理想的なのです。
また、運動して手足を動かすことは、海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌する。生産が大幅に増え幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えるのです。この神経細胞はウィント3と呼ばれ、脳を活性化することにも繋がるのです。そして、1時間程度のウォークでもこれら神経細胞「ウィント3」という脳内タンパク質の分泌によって、ストレスの改善と脳の老化を防ぎ、脳のアンチエイジングが可能になるのです。
ですから、皆さんも、朝涼しい内から起きて、ジョッキングする必要はありません。それよりも早足で歩くことがこれら足腰の筋肉と膝への負担の低減、そして、なにより脳細胞を活性化、セロトニンの分泌量を増やすことで「ストレス」の改善から、不安の解決=大らかな感情になり、笑顔になれるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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