気には「天の気、地の気、人の気」があります。
目に見えないエネルギーを我々は「気」と呼んでいます。
気は、大きく分けて「天の気」、「地の気」、「人の気」の三種類に分類されます。
中国には「天地人三才」という風水の原理があり、「天の時、地の利、人の和」をとても大切にしています。
「天の気」は、太陽、月、惑星などの宇宙が発する気のことです。
「地の気」は、我々が暮らす、この大地が発する気のことです。
「人の気」は、人間が発する気のことです。
これら三つの「気」のどれか一つでも欠けたり、良い気でなかったりすれば、我々の暮らしのどこかに悪影響が出ます。
三つの気のバランスを保つことで快適な暮らしを手に入れることが出来ると言えます。
人の気は、漢字によく出てきます。例えば、元気、人気、弱気、強気、気楽、気分、気持ち、気質、病気など沢山あります。
本来の気の意味は「生命、意識、心などの状態や働き」を意味するものです。
ですから、気が病んだら「病気」になるし、気が弱ければ「弱気」になります。
気が元に戻れば「元気」となるものです。
ここで、「人の脳と気の関係」を仮説も含めて説明したいと思います。
私たちが身体の不調を感じた時、私たちは原因が分からなければ病院で検査を受けます。X検査やMRI検査を受診しますが、映像に写らなければ「異常なし」と診断されますが、胸が苦しいとか、不安でしょうがないなどでは、病名が分かりずらいものです。そうした場合は「心の病」だと想定できます。
つまり「気の病」でもあります。
他にも、今回の話題とは違いますが、何度、病院で検査しても痛みの原因や病が分からないなどは「霊障」の疑いなどもあります。
人の気は目には見えないエネルギーです。但し、気が発した時には「波動」として波(揺らぎ)として空間を伝播する現象が起きています。
電波や音波、電磁波などは身近な波動です。
波動学では全ての物質はそれそれぞれ特有の波の性質を持っていることが分かっています。現代では「量子物理学」という学問です。
人の脳は「思考したり、外的情報を認識したり、判断、決定」したりと日々活動しています。現に、成人男性の脳の消費エネルギーは「500cal」にもなります。私のように脳を頻繁に使う人は一日に700calほどエネルギーを消費します。
では、何故?脳はこんなにもエネルギーを消費してしまうのかと言うと、思考したりするときには「神経細胞(ニューロンネットワーク)」の伝達のために、ニューロン間(シナプス)の間隙を「微電流(パルス)」を発生させて情報伝達をしています。その時に、脳神経細胞(ニューロン)を速度400kmの速度、この速度には年齢差などもありますが、4wほどの電流を流してニューロンを伝達させています。
これらを何度も繰り返しているので「脳がエネルギー消費の激しい臓器なのです」。人の臓器の中でも脳は「栄養素の20%、酸素に至っては40%」も必要とする燃費の悪い臓器なのです。
また、心臓を心拍するのには、一瞬ではありますが「500w」ほどの電力を発生させて「心拍を動かしています」。
では、こうした人体発電はどこで起こしているかと言うと「骨のカルシウムイオン」によって起きます。
心臓と脳は深い関わり合いがあり、心臓や脳で発生した電流からは少なからず「波動」が出ています。これが「気の正体」です。
気の流れなどと言われるのは、よく、元気といいますが、これは人間が元々持っている気の力が良い状態のことです。また、「気力」が満ちているという表現もよく使われますが、これも気が充実して「やる気」に満ちている状態のことです。このような時は、物事が自分の予想以上にとんとん拍子に上手くいくことがあります。
逆に「気の流れ」が悪いと、やる気が落ちたり、気持ちが落ち込んでしまい、思うように事が運ばなかったりするとストレスに感じたりします。これらが「脳と気の関連性」です
私自身は「気の力も強く」、「レイキ(霊気)」という、掌から遠赤外線のように温かな「波動を発生」させることで「レイキ施術」が出来ます。それも離れた人には「テレパシーレイキ」で温かなレイキ(波動)を送ることが出来ます。
受けた人の多くは、5分もしない内に身体が温かくなり、肩こりや不安なども解消され、眠くなり、そのまま眠って貰うと翌朝には、身体も気持ちも軽くなります。これらこそ「気の流れを良く」するから効果が表れるものです。
皆さんも人の気の流れ、気の乱れなどを意識され、健康と幸せを得られることを願っております。
センスプロデュース研究所、葛西行彦