センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

神戸オリエンタルホテルの「カレーが食べたい」!

2010-03-31 00:00:38 | 感覚、五感
兵庫県神戸市のオリエンタルホテル(The Oriental Hotel)は、神戸市の旧居留地に。初代オリエンタルホテルが、1870年(明治3年)に開業しました。
日本最古級の西洋式ホテルでした。当時、日本最高のホテルの一つと称され。
また、素晴らしい食事を提供するホテルとして知られていた。
今でこそ、世界では、最高級品として知られている神戸ビーフの名声を世界に広めた施設の一つでもあります。
その後、1987年にはダイエー傘下に入り、新神戸オリエンタルホテルや、神戸メリケンパークオリエンタルホテルという姉妹ホテルが建設された。
しかし、4代目となっていた本家のオリエンタルホテルは、 1995年の阪神淡路大震災で大きな被害を受けました。
その後建物は取り壊され、惜しまれながらも125年の長き歴史に幕を閉じました。神戸のシンボルと讃えられていたオリエンタルホテルは、2010年3月3日、同地に再オープンを果たしました。
そして、その再開されたオリエンタルホテルの総料理長を任されたのが越智伸一郎(おち・しんいちろう)さんです。
越智さんは、オリエンタルホテルの名物料理であったビーフカレーを再現しようと動き始めます。
そして、とうとうオリエンタルホテルの名物料理であったビーフカレーが再現されることとなりました。
旧オリエンタルホテルで提供されていたカレーを2010年4月6日より17F カフェにてご提供できることになりました。
しかしながらこのカレーはまだたくさんの量を作ることができませんので、提供方法を限定させて頂くことをご容赦ください
【提供日時・数量】
毎週火曜~金曜 14:30から17Fカフェにて 1日限定10食
毎朝10時より当日分の優先受付17Fフロントにて承ります(1名様につき2名様分まで)尚、お電話でのご予約は承りしておりません。
より多くのお客様にご提供できるよう鋭意努力して参りますので何卒宜しくお願いいたします。オリエンタル・ホテル http://www.orientalhotel.jp/
兵庫県神戸市中央区京町25
【代表】078-326-1500【宿泊】078-326-1511【レストラン】078-326-1577
【パーティー】 078-326-1501【ウェディング】078-326-7722 
(火曜定休、祝日の場合は営業)。E-NEWSより引用。
私は、29年前に、神戸で開催された(ポートピア81年)に訪れ、神戸の街を見学し、オリエンタルホテルに3泊した。そのときに幻と言われた10食限定のカレーを食べたのである。今でも忘れられない「甘く深みがあり、独特のカレー」なのです。ただ甘いだけでなく、タマネギの美味しい甘さなのである。そのオリエンタルホテルも15年前の淡路大震災でホテルが半壊し、神戸のシンボルが消えようとしたのです。オリエンタルホテルに宿泊することは当時のステータスであり、著名人は勿論、海外の邦人など多くの有名人も宿泊したことで有名なホテルだった。そのホテルが姿を来そうとしたとき、地元からオリエンタルホテルの復活の声が上がり、そして今年2010年3月3日、同地に再オープンを果たしました。
私は、このニュースを聞き、涙が出るほどでした。そして、29年前に運良く食べられたカレーが今でもはっきり記憶にある。たかがカレーではあるが、されどカレーで神戸牛にタマネギの甘さが絡まった丹精に作ったシェフの思いがこもったカレーである。
私は、神戸方面に今度出張や関わりがあれば、新設したオリエンタルホテルに宿泊し、懐かしい「オリエンタルホテルのカレー」を食べたいものである。
食べたら、私は懐かしく思い、涙ぐみながら味わって食べると思う。
私はその当時、五感研究とは無縁だったが、この味だけは忘れていない、このオリエンタルホテルの特徴は、料理が美味しいこと、決して高額ではなく一般の人たちも高級料理が手軽に食べられるホテルとしてレストラン関係は席が何時も満杯で、満足行く料理を何時でも提供している。このホテルが15年ぶりにオープンしたのだ。本当に嬉しい限りである。私はすぐにでも復活した神戸の街を観に行きたくなった。
3年前には、神戸KissFMから「五感ウィーク」で取材を受けたが訪問出来なかった。今後、神戸テレビ局からの取材があれば、神戸を応援するために協力したいと思う。本当に神戸の街、オリエンタルホテルは「人の五感を刺激し、五感に訴える」場所であり、街である。今後とも私共は神戸市とも関わって行きたいと考えている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香る贈り物!

2010-03-30 00:00:46 | 感覚
私たちがお土産や贈り物というと、甘い食べ物(スィーツ)やギフトなどを思い出す人は多いと思うが、今回紹介するのは「香る贈り物」、香る贈り物とイメージするのは香水などと思われるが、香水やアロマではなく、お茶の香りがほのかに漂う化粧箱の話である。千葉県野田市にある段ボール工場、贈答品などに使う、化粧箱で最大手のクラウン・パッケージ(愛知県、小牧市)の事業所だ。黄みかがった薄手の段ボールにお茶の小さな斑点のアクセントをつけ、独特の風合いを醸し出す。この原料こそ「茶殻」を使用しているのです。
生産過程で大量に発生する茶殻は肥料以外のリサイクル素材として使用するのには乾燥や炭化などの前処理が必要になる。つまりエコ的ではないのである。ところが最近、これらの問題をクリアする技術を伊藤園が開発し、同社の工場から排出される茶殻は年間4万トンにも及ぶ。そのうち09年度は「機能性材料」として販売するのが約500トン、前年(08)年の二倍以上に急成長している。用途は、紙ナプキン、靴の中敷き、化粧箱など幅広い用途が考えられている。これらは茶殻だけでなく、コーヒーでも同様に加工すれば出来るのではないかと考えている。紙コップからコーヒーやお茶の臭いが発生せさたらより一層、コーヒーやお茶が美味しく感じるのである。
また、店先などでコーヒーやお茶の臭いが漂うとつい飲みたくなるのが人の心理である。
私共の実験でも、大手スーパーの野菜売りで人工的にカレーの臭いを発生させたら、ジャガイモ、肉、カレールーが通常の三倍売れたのである。
最近は、香る携帯電話なども販売されている。人の嗅覚に関わるビジネスは盛んなのである。
私は大手通信会社が提案している「香る通信」 に賛同する形で今後、人の五感研究から関わって行きたいと考えている。
例えば、恋人の誕生日に、本物の花束のプレゼントは喜ばれると思うが、誕生日の前日に自宅に怪しげな装置が届き、それを指示通りにパソコンのUSBに装着し、そして彼から誕生日のおめでとうメールが届く、添付してあるバラの花束をクリックした途端に、パソコンからほのかにバラの匂いがして部屋中バラの匂いに包まれる。そして彼女は驚き、感動するはずである。
このようなシュチエーションを私は描きながら「香る贈り物」として提案している。
また、ギフトでもパッケージから香りがすると最初は中身から臭いが漏れているのではないかと勘違いするだろうが、実はパッケージから臭いがすることに驚くはずである。何か不思議な感じがするだろう!
私は通勤途中に東京駅の八重洲違いを通り通っている。この違いにはスイーツの専門店が並んでいるのです。夕方になると大勢のお客さんが立ち寄っている。お店の中には、お握りや総菜屋さんもあるが、これらのお店は色々な臭いが入り交じって複雑な臭いがするのである。実はこれらは私のように嗅覚の鋭い人には辛いのである。折角美味しそうなお店なのに、つい立ち止まって見ていられないのである。
また、スイーツのお店でもケーキや甘い匂いを発生させると購買力があがるのである。どうしてもウインドーケースの中に入れてしまうので、あまり匂わないのである。だから、人工的にケーキの臭い、甘い匂いを発生させると通行人が気づき、立ち止まって食べたくなる=購買につながるのです。
これらも私が提唱する。香りの贈り物と称しているのです。
特に空腹時や午後のおやつの時間帯に臭いを発生させると効果は高いと思われる。人の心理に働きかけ、人の五感を刺激し、五感に訴える演出が大切なのである。お店の売り上げにも関係してくる。だから私は、飲食店、お菓子のお店などにもっと臭いに気を遣い、臭いや音なども多様に演出する試みをするべきであると指摘し、指導している。
これらから私共研究所は、人の五感を刺激し、五感に訴える演出の一つとして「香る贈り物」と題して「五感ビジネス」を推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳の処理能力を高める!

2010-03-27 01:13:45 | 感覚、五感
私たちは、大量の情報を五感によって情報を脳に送っている。特に人の視覚は80%以上もの情報を脳に送っている。時には錯覚現象も起こしながら(錯視)することもある。
また、音の認識、臭いの識別と脳はフル活動しながら情報を認識し、その情報が正しいのか「補完能力」を駆使して、聞きづらい音や人の声など、味覚も同様にどんな味なのか記憶を遡り感じ取っているのです。
ところが、脳の鍛錬不足や体験記憶などの不足は、これらの脳の処理能力も低下し、脳活動も低下する。
私たち人の脳は「潜在的能力」を誰でも備わっていると言っているのは、これら五感からの情報の処理能力を高めることなのです。
例えば、潜在的能力を高め、脳の処理能力を高めると、150kmのスピードボールを誰でも簡単に打てるようになるのです。
これらの能力を高めるのには、一種の訓練が必要です。速読術という、早く本を読んだりすると脳の処理能力は高まり、早くなります。但し、先ほどの150kmのボールは打てる訳ではありません。動体視力を高める訓練をしなければならないのです。例えば、DVDの映像を早送りで見るなど。16倍速、24倍速と速度を上げて何度も繰り返し目で追うことで、脳の処理能力が高まるのです。
また、両手の指の間隔を素早く眼球を動かす練習などを繰り返しながら、休息も入れながら1時間ぐらい行っていると脳は対応するため、処理能力を高めるのである。
例えば、私たち人の脳は「概念」という先入観のようなものがあり、150kmのスピードボールは早くて打てないと、意識してしまいます。そして、私には打てないと諦めてしまいます。
これらは、脳の処理能力を邪魔し、低下させるのです。
私たち人の脳は、五感などの外的情報は、各感覚器官から入力という形で脳に入ります。詳しく説明すると、各感覚器官(情報入力)インプット→計算→判断→決定→行動(身体を動かしたり)アウトプット、これらを人の脳は瞬時の打ちに理解し、処理するのです。
ところが、五感の体験不足や五感の偏りにより、これら一連の認識に異変が生じることがある。これらが錯覚や判断、認識の誤りに繋がるのです。ですから、正しい、判断、認識が出来ず、例えば、危険回避能力などの低下に繋がるのです。例えば、ガス漏れのガス臭い匂いに気づかず意識をなくしてしまう若い人たちなど、まさしく、脳の処理、認識などの能力が低下している現れである。だから、私は人の五感の重要性はこれらの能力と脳の活性化にあると提唱しているのです。
ですから、普段から脳の鍛錬、感覚の鍛錬のために素早い物を見たり、聞いたり、普段出来ないこと、体験出来ないことなど脳に刺激を送るとそれに対応する、人の脳は早い物には、早く適応し、聞きづらい音や声、曖昧な味などに関しても補完能力が働き、正しく修正させてくれる働きがあるのです。
ところが、現在の子どもたちや若者たちでは、感覚の鍛錬、脳の刺激不足などこれらの能力が欠如し、低下してきている。
だから、記憶力や集中力、思考力、発想力、創造性、ひいては危険回避能力など様々な脳力が欠如し、低下している。だから私は脳トレーニングと五感トレーニングが必要であると提唱している。
やはり、自己の五感力や潜在的能力を引き出すのには、少なからず楽には発揮出来ないと言うことである。訓練や鍛錬、努力も必要であるのです。
日々の日常生活の中で、五感を鍛錬し、脳の処理能力を高める鍛錬をすることで思わぬ能力や潜在的能力が発揮出来ればきっと自己の隠された能力に必ずや自分が驚くはずである。人はみなこのような脳力を持ち備えているのです。それに私たちは気づかないだけなのです。
人の脳が神秘的で小宇宙と言われる由縁がここにあるのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の花を五感で楽しむ!

2010-03-26 00:00:22 | 感覚、五感
春の花と思い出すと桜の花を思い出す人は多いと思われる。日本人にとって桜の花は特別な花と言える。
桜の花の色は淡いピンク色でパステルカラーという、色が日本人の色の好みに合うのです。
西洋人は鮮やかなバラの花など、色の花を好むとは対照的である。
私はよく近くの公園に散歩に出かけては四季折々の花々、野鳥観察など自然を五感で感じ、楽しんでいる。悩み事やアイデア、思いにふけるには自然の中は理想的である。樹木の臭い、花々の甘い匂いなど、時には花のわずかな密を味わうこともある。
本日も桜の弱った木にコゲラという日本で一番小さなキツツキの仲間が巣を作るために丸い穴を嘴を使って掘っていたのである。
春と共に野鳥は恋の季節(繁殖期)を迎えるのである。これら昆虫や野鳥に花粉を運ばせて受粉させるために、桜の花やこぶしの花など咲かせるのである。
人の目を楽しませるために花々は花を満開にさせるのではないのです。
つまり、子孫繁栄のために昆虫や野鳥たちに甘い蜜というご褒美で誘い、甘い蜜の臭いに誘われた昆虫や野鳥たちは蜜を求め、飛び回るのです。そして花粉が体に付き、そして受粉するのです。自然の摂理であり、仕組まれた植物の戦略でもあるのです。
本日もこぶしの花に西洋ミツバチが花の蜜を吸いに集まっていた。他にもメジロやヒヨドリなど、あのスズメですら桜が満開になると蜜を吸いに集まるのです。つまり、この季節は生き物たちにも待ち遠しい季節なのです。
これらを自己の五感で感じ、自然の中を散歩すると何と贅沢で、五感も脳も癒され、活性化することが実感出来るはずです。ここに感性と五感の敏感か鈍感の差として表れるのです。
私は少しの時間でも幾ら忙しくても散歩はかかせない、樹木のあるところなら尚更感覚も脳も刺激され、心地よさと癒されることが実感出来るはずです。ですからストレスが溜まらないのです。
これらストレスの改善方法、解決方法でもあるのです。
私は自然が好きで、自然の生き物たちが好きである。だから自然を自己の五感を総動員して感じ、四季の花々、植物などの臭いを感じ、野鳥の鳴き声に耳を傾け、風の流れを皮膚感覚で感じ、時には木の実などを味わってみることである。
そうすれば、五感も脳も活性化され、鍛練されていることを実感出来るし、鋭くなったことに気づくだろう。自然にはこれら人の潜在的能力を引き出す環境には最適なのである。
私がよく口癖にいうのは「自然は教科書以上のことを教えてくれる」「自然から学ぶことは多い」ということである。
皆様も、これから桜が満開になり、一年でも彩りよく、ワクワクする季節になりました。春らしいファッションに身を包み、気のあった仲間、恋人同士でもよいので花を見に出かけて見ませんか、花を話題に人とのコミュニケーションをとってみては如何でしょう。
現在のように人との関わりが面倒くさい、一人で居たいなどと考え、自宅に引きこもり、ネットゲーム依存症や精神的な不安定になる人たちも多いという。私はこれらを解決させるのには、面倒でも人と関わり、会話しコミュニケーションすることが重要であると指摘し、人は一人では生きて行くことは出来ないのである。
人は人と関わり、助け合い、協力し合い生きて行くのです。人と関わることが煩わしいとか、面倒だと考えると引きこもりや孤独感を感じてしまう。会話が少なくてもよいので花を見ながらでもよいで人と関わり、愛想笑いでもよいので笑顔で笑えば、ストレスも悩みも忘れ、人の脳は適応し、順応するのです。これらの感覚が人とのコミュニケーションの重要なところなのです
私は、大勢の人たちと関わりが持て、幸いにも芸能人の友人や仲間も多い。仕事柄と言ってしまえばそれまでだが、まず積極的に人との関わりを持つよう努力することである。
現在の若い人たちの多くが、この人とのコミュニケーションが出来ずに悩み苦しんでいる人は多いのである。これらを助けてくれるのが花見だと私は考えている。花や自然の中では誰でも素直になり、自然な雰囲気になれるのです。
今後とも私共は人との関わり、コミュニケーションの重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子化進む危うさ(自動車編)!

2010-03-25 00:00:28 | 感覚、五感
自動車の電子化、最新の高級車はコンピュータが100個程度搭載されている。制御するプログラムは多い物で1千万行程度と、10年前の10~15倍で航空機並の「走るコンピュータ」(車工学に詳しい永井正夫、東京農大工学教授)と
いわれる。
例えばトヨタ自動車の高級車レクサスには、運転席に座ると、3人までの運転手のポジションを記憶しており、ドアミラーの位置、ハンドルの位置の高さ、座席の位置までも記憶(メモリー)している。それだけでなく、オートエアコンとは呼ばないらしいが、快適な空調システム、以前にはセンチュリーという日本最高車種の後席にはマッサジー機能まで付いていた。本当に自動車にこのような機能や装置が必要なのか、日本の高級車には小型のモーターが50個以上使用されているから驚きであり、それだけでなく、バッテリーも大型の物を使用し、それも2年は持たないというから何と贅沢でエコでない。
つまり、電子化が進み、ハイテクな技術に頼るあまり消費電力や仕組みが複雑化しているのである。だからもしこれらのシステム障害、コンピュータなどに不都合(バグる)と私たち素人ではどうにもならないし、エンジンルームを開けても、エンジンにカバーで下が見えないほどである。
昔なら、私が免許を取り立ての頃の車なら私でも直せたのである。そのくらいシンプルだった。だから大きなトラブルにならなかったのである。
現在の高級車がもし何かのトラブルになれば専門業者にレッカーして貰うことしかないのである。どこからしら私たち日本人は、日本の車は安全で故障が少なく、安心であると思い続けてきたのではないか。そして今回のトヨタ自動車の大リコール問題、以前(数年前)に私が大手自動車会社に開発や研究には、人の五感を刺激し、五感に訴えるクルマ、心がときめく車でないと乗っていても楽しくない。電子制御され、全て電子化されると危ういと指摘した。
もし、コンピュータやシステム、ソフトに不都合が生じると直接危険でなくても、以前に何度か体験しているが、オートウインドーが運転席のガラスが途中で閉まらなくなり、半開きで高速道路を走行したことや、また、友人が7年間乗っている日本の最高車種の車がドアミラーが作動せず、手で調整し、工場に持って行ったら小型のモーターの寿命ということで新品に交換というような状態なら良いが、スタート前にハンドルがロックされエンジンが掛からなかったなど細かな安全対策が実は日本車は疎かにされている。これらは最近起こり始めているトラブルの一例なのだ。我々素人はこんな物だろうと納得するが実は、リコールに繋がるものだったのです。
私が以前から大手自動車会社にも提案した。耐久テストとかドアの開閉テストも室内(研究所)の限られた条件や路上試乗テストもヨーロッパなどの好条件で行われることが多かった。ドアの開閉テストは機械的に10万回テストなど繰り返し行われているが、これらで果たして耐久テストと言われるのか、これらの実験やテストでデータや安全対策に応用出来るのかと思ってしまうのである。
私はその自動車会社に企業のプロドライバーから意見を聞くべきだと指摘したことがある。プロのドライバーこそ、毎日のようにその車を運転し、良いところも欠点も理解しているから、その人達からの意見を尊重し、次の車開発、研究に応用し、熟成させたクルマ作りと安全対策に活用して貰えば良い車だけでなく、リコールの少ないクルマ作りが出来るのではないかと考えている。
つまり、ハイテク技術や電子化に頼り切る。依存する考えた方は危険であると私は警鐘を鳴らしながら日本の自動車メーカーに提唱している。
人の五感で感じ、五感を総動員してクルマ作りをするべきだということである。いくらハイテクな時代になっても乗りこなすのは人であり、機械でもロボットでもない。生身の人間なのだから、人の五感を刺激し、人の五感に訴える。車でなければ楽しくない、ぞくぞくしない、心がときめかないのである。
ましてや電子化やハイテク化だけでは安全対策には繋がらないということである。私共は人の五感研究から、人の五感の重要性を提唱しており、五感ビジネスを提唱しておりますが、現在において車の開発、研究は全て電子化する危うさを少しでも日本に限らず海外の自動車メーカー、家電メーカーなど機械や電化製品など開発、研究している企業は今一度、人の五感に注目して欲しいし、今後の企業の発展には「人の五感がキーポイント」ビジネスパーソンになることをご理解頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビジネスに人間心理学、脳科学の応用!

2010-03-24 00:00:30 | 感覚、五感
消費者心理を科学的に分析、最近、ビール売り場でよく目にする「カロリーオフ」「糖質ゼロ」の文字だ。
不思議なことにこのような製品はビールにはなく、発泡酒ばかり。業界データによれば、いまや発泡酒市場の43%がカロリーオフ製品だ。
カロリーオフのビールは売れないというのがこれまでの定説だった。実際、ビールメーカーはこれまで何度もカロリーオフのビールに挑戦してきたが、定番として生き残った製品はなかった。
ビールではうまくいかなかった、カロリーオフ製品が発泡酒で成功したのはなぜか「淡麗グリーンラベル」を販売するキリンビール営業部の山崎徹氏の分析はこうだ。「消費者にしてみれば、高級品のイメージのビールでカロリーをカットしてしまうとのビールそのものが持つコクやうま味が薄まり、損をしていると感じるからではないか」、そもそも発泡酒は麦芽の使用量がビールに比べて少ない。その分、「すっきりライト感覚で飲める」(キリン)の特徴だった。
発泡酒より価格の安い第三ビールの登場で、発泡酒のポジションが曖昧になってきたが、その生き残り戦略がビールには成功しなかったカロリーオフ機能だった。消費者に損した感覚を与えない価格帯で健康志向を訴えたことが、発泡酒が生き残ったポイントといえる。08/11/8週刊ダイヤモンドより引用。
私のブログでも、ヒット商品作りに向けて消費者心理を科学的に分析し、ビジネスに人間心理、脳科学の応用を私は推進している。多くの企業や団体等に指導もしている。たとえば車のデザインなど、住宅などの空間デザインなどに人間工学、心理学、脳科学が重要であると以前に大手自動車会社に提案、指導した経験がある。
現在、日本は未曾有の不景気から抜け出せずにいる。消費者の購買力も低下し、物が売れない。百貨店の閉鎖なども相次いである。
今年の3月に入り、株価も上昇し、企業の多く黒字の決算を出している。
私が注目しているのは、この不景気を逆手にとるように会社の営業成績を伸ばしたり、増産や営業成績を伸ばしている企業も多いのである。
企業の規模に限らず、これらは世間から求められ、必要とされる企業、ノウハウがあり、その企業でなければできない。高額な料金を払ってでも購入したい、ノウハウがあるから世界から依頼されるのです。
これらの企業の共通点が技術力の高さ、世界が求めるノウハウがあり、消費者心理に訴えた商品開発や販売でも見せ方、売り方の創意工夫など、消費者心理を上手に利用し、刺激することが重要であると私は指摘している。
以前に私がスーパーの野菜売り場から人工的なカレーの臭いを発生させたら、その日は、ジャガイモや肉類、カレールーなど通常時の三倍の売り上げがあったのです。
また、映画館でチョコレートのシーンに合わせて、指定席の下から合成のチョコレートの臭いを発生させたら、観客から歓声と驚きの声があがり映画が終わったときには近くのコンビニやお菓子売り場から、チョコレートが消えてしまったことに私自身が驚いたのである。これらは嗅覚刺激によって、購買力がアップした実例だが、連想やイメージさせるだけでも、食べたくなる。買いたくなる人間心理が働くのです。これらを利用し、活用する考え方が、人間心理学、脳科学、そして「感覚生理学」の応用なのです。
例えば、空間デザインにカラーセラピーなどの応用から、老舗旅館が閉鎖に追い込まれた旅館の再生にこれら人の五感を刺激し、訴える方法を導入して「スパエステ」お風呂に入りながら、景色を眺め、心身ともにリラックスできる環境や設備などを導入した老舗旅館が再生したところもある。
まさしく、これら私が提唱する「感覚生理学の応用」、五感ビジネスの応用という考え方です。
今後とも、私共研究所は、依頼のあった企業や店舗、団体等などとのコラボレーション、タイアップによって日本の経済の復活の足かがりになればと願っている。いまや日本は技術力だけでは世界で戦えない、英知の結集と創造性能力を駆使して、取り組めば必ずや日本の経済の復活は早いと思われる。私共はこれらのお手伝いをして参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本テレビの取材から!

2010-03-23 00:00:15 | 感覚、五感
去る11日(木)18:00~、日本テレビ局入りし、私だけ先に収録致しました。
内容は若者にとってお酒は身近な存在ではないらしい。一体何故、若者は酒から離れていったのだろうか?
「若者がお酒を飲まなくなった原因の一つはお酒を美味しいと感じなくなっている」。これらの内容で取材を受けました。
番組は春のスペシャル番組、日本テレビ「大河バラエティ!超超近代史」、
放送日時、(さんまアンドところの大河バラエティ 超近代史 人間はあいかわらずあほか)とは日本テレビ系列で2007年から不定期に放送、第2回, 2010年3月30日(火)19:00 ~23:18, 春の4時間スペシャル、さんま&所の大河バラエティ!超超近現代史!人間は相変わらずアホか! (全国放送)司会、所ジョージ、明石家さんま、ゲスト、ビートたけし、進行、馬場典子(日本テレビアナウンサー)、その他、豪華ゲスト多数、「若い人たちのお酒離れについて」出演五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、私は、離れ編で「お酒離れ」、現在の若者達が日本酒やビールを飲まなくなったのは、味覚の変化、刺激の強い飲み物や食べ物が毛嫌いされているのです。
これらは、人の味覚は「曖昧で繊細」と私が指摘したように、嗅覚、匂いが深く関わっているのです。例えば、日本酒の匂いや味がツーンとするとか、ビールの泡の苦み、ポップなどの独特の匂いを嫌うのである。
これらについて、番組の前半1時間以内に「離れ」編で若者のお酒離れで登場します。私が取材を受けたものです。
これらは幼いころから、飲みものや食べ物が自由に選べ、好きなときに、好きな物を食べられ、飲める時代です。
偏食や偏った好みから、子どもたちや若者たちの味覚が発達していない。刺激されないのである。ですから、幼いころから、酸っぱい食べ物も、飲み物も、苦い味も、辛い味も体験し、脳に記憶することである。これらの体験記憶が大人に成長し、味覚の発達と正常化するのです。
味覚だけではありません。嗅覚、匂い刺激、臭い匂いも、良い匂いも色々嗅ぎ分け、体験を積み重ねることが重要なのである。
だから、若い人たちも日本酒やビールなど本格的な大人の味をトライし、最初は、苦みや鼻にツーンと来ても飲み続ける美味しさが理解出来るのである。最初のイメージで片付けず、色々なお酒を飲む事で、本当にお酒が美味しい、味の違いが分かる大人になれるのです。これらから「酒育」と題して、若者たちや一般の方々にも「美食、美酒」の飲み方、身体的にも精神的にも健康的な飲み方などの推進をして参ります。
これら、食育ならぬ「飲育」が必要なのかも知れない。ダッエットビールやゼロカロリーの飲み物が主流と思われるほど販売もされ、消費もされている。
但し、私が指摘するゼロカロリー、カロリーオフは、飲み過ぎにも注意は必要である。それは、ブドウ糖本来の甘さ、つまり自然の甘さを理解出来ず、人工的に作られた甘さが美味しいと感じ、脳が記憶してしまうのである。
現に、大学生にダイエットコーラ(ゼロカロリー)と従来のブドウ糖の入ったコーラでは、どちらが美味しいかと大学生20名に答えて貰ったら、殆どの生徒はダイエットコーラー、ゼロカロリーが美味しく感じると答えている。
お酒同様に、口当たりの良い、ソフトドリンクを好むのである。だから、若い女性は梅酒や缶チューハイなどを好み、ビールもカロリーオフなどが好まれている。男性も同様に軽いビールや缶チューハイなどが好まれるのである。
ワンカップ片手に、つまみなどで飲んでいる姿は我々オヤジ世代から上の人たちである。
私は是非、若い人たちに和食を食べて、同時に日本酒を飲み、美味しさを理解し、和食と日本酒、日本のビールを飲みましょうと推進している。これらは自給率のアップの切っ掛けになるのではないかと考えている。
この機会に、これらの番組からお酒の飲み方、美味しさを理解して欲しいと願っている。
私は日本テレビでは、他の番組からも企画段階ではあるが取材を受けている。他にも、フジテレビ「めざましテレビ」、NHK「スタジオパーク」から企画段階ではあるが、味覚や嗅覚に関わる番組の制作を企画している。これらの番組からも長期取材を受けております。
今回の番組を機会に日本テレビ系列「日本一受けたい授業」などの講師出演もありそうです。世界まる見えなど、これらはみな人の五感に関わる話題であり、人の五感の重要性を何年も前から警鐘を鳴らしながら提唱してきた結果がこのようにマスコミ関係から取材という形で多くなってきたのだと考えている。
今後とも私共は人の五感の重要性、鍛錬する必要性を提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想像、妄想の旅!

2010-03-22 00:00:22 | 感覚、五感
高徳院(鎌倉大仏)由来、
鎌倉を代表する名所となっている長谷の高徳院の本尊である大仏は、鎌倉幕府第三代執権・北条泰時の晩年になってから作り始めた。「吾妻鏡」によれば、北条泰時の時に、淨光という僧が諸国を勧進して浄財を集めて歩き、暦仁元年(1238)3月から大仏と大仏殿を造り始めた。北条泰時もその建立に援助をした。そして大仏開眼は5年後の寛元元年(1243)6月11に行われた。泰時は前年の6月に 62歳で亡くなった。この時、建立した大仏は木造であった。
そして4年後の宝治元年(1247)にこの大仏が暴風雨の為に倒壊したので、建長四年(1252)にあらためて金剛の大仏が造営され始めた。大仏殿は建武二年(1335)と志安二年(1369)の台風で倒壊。更に明応四年(1495)の大津波で押し流され、以来、現在の様な露座の大仏となってしまった。本尊の大仏は阿弥陀如来。阿弥陀如来の高さは12.38m、総重量は121トンである。
高徳院(鎌倉大仏)、ホームページより引用。
鎌倉の大仏は当時、金剛の大仏として金色に輝き、大仏殿で守られていたのである。ところが、明応四年(1495)の大津波で押し流され、以来、現在の様な露座の大仏となってしまった。
私も以前に北鎌倉の大仏を見学に行ったときに、大仏の左頬のあたりに微かに金箔らしき跡が残っているので、金色に輝いた大仏であることが理解できるのである。これら想像し、妄想して大仏を眺めるとその当時にタイムスリップしたように私の脳裏に浮かび上がるのである。
私は、このように事前に歴史や出来事などを調べ、学ぶことでその場所や建物、大仏などを見学することが好きである。それも、一人旅で気の向くまま、ゆったりとした時間を過ごし、脳裏に歴史ロマンを実感するのです。
私は歴史を遡る旅だけでなく、由来のある場所、生き物の関わりなどこれらの名所歩き、出来る限り歩くようにしている。以前は、千葉県船橋市の神社、お寺、料亭など「太宰治由来の場所」を全部歩き訪ね歩いたのである。場所毎に太宰がその場所で何を考え、思ったのかなど、想像し、妄想し考えふけったのである。
皆様も、時には歴史の由来のある場所、自分の好きな歴史人物の由来ある場所や施設などを事前に調べ、勉強し、学びそして、想像し、妄想しながら思いを馳せて伺うと何かしら得られるはずです。
私は、その空間の空気、歴史を遡り、その人物や由緒ある建物、由来のある場所などを訪ね、思いを馳せて、その場に立ち止まり、時には何時間も「体感するのです」。そうすれば、感覚も脳も活性化していることが実感出来るはずです。私はこれらを「知的旅ロマン」と名付けているが、皆様も時には、歴史人物の由来の場所、気になる建物や由緒ある場所を訪ね歩き、写真を写すのよし、日記に書き込むのも良いでしょう。
私にとってこれらの場所は、私のパワースポットであり、訪ねた後には何かしらの刺激となり、心地よさと、生きているという実感を体験出来るのである。
今後とも私は時間の有る限り、歩ける限り、色々な由緒のある場所、人物が関わっている所などを訪ね歩きたいと思います。そして、五感を総動員して感じ取り、記憶し、体感して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お酒と味覚!

2010-03-20 00:00:20 | 感覚、五感
私は残念ながら、お酒は全くだめで飲めないが、仕事柄お酒には詳しい。本日(11日、木曜日)に日本テレビの取材から、若者のお酒離れ、ビールや日本酒などが美味しく感じないのは何故かについて説明した。
確かに、若い人たちが片手に缶ビールなど飲む姿を見かけなくなってきた。
だから上司が部下にお酒を飲みに誘っても断れるることが多いという。では、若い人たちはそんなにお酒を飲まなくなったのかというと、そうでもないのである。若い女性はさすがに片手に缶ビールは少ないが、甘い梅酒や缶チューハイなどが好まれているようである。だから、男女とも口当たりのよい飲み物、お酒が好まれている。
では、何故ビールや日本酒が好まれなくなったかというと、従来のビールより、発泡酒やゼロカロリービールなどは飲まれているようである。
これらから、若者たちの味覚が変化しているのである。刺激の強い飲み物や食材は毛嫌いされるのです。それは、幼い頃から好きな物を好きなだけ、好きな時間に食べてきた事とも関係している。
現在のように偏食傾向、ワサビや梅干しなど刺激が強い味や匂いの食材は食べられない、嫌いである。これらは子どもの頃から避けて食べると「味覚が未発達」のまま大人に成長するのである。食事でも同様に鼻にツーンと来るとか、刺激の強い食材、ワサビ、コショウ、苦み、辛みなどの刺激がある食べ物や飲み物は毛嫌いされる傾向にあるのです。
ですから、ビールはポップの匂いと苦みの味、日本酒は独特の鼻にツーンと来る味から、これらのお酒を美味しいと感じないのです。ところが、私たちは最初は口当たりや苦みや鼻にツーンと来ても、次第にこれらが美味しいと感じるようになるのです。これらを「味覚的記憶」と言いますが、美味しい味も、不味い味も体験し、記憶することで、美味しい料理や飲み物の味が一層美味しく感じるのです。これらの味覚の体験が不足しているので、ビールや日本酒が美味しく感じなくなるのです。
味覚だけではなりません。人の味覚は嗅覚、つまり匂いが大部分を担っているのです。現に、風邪などをひいて鼻が詰まった状態でご飯を食べると美味しくなく感じるのは、匂い刺激がないからなのです。
以前に何度か、目隠し、鼻をつまんだ状態でプリンとお豆腐を食べると味が分からず、全く違う食材なのに一緒に感じてしまうほどである。
ですから、人の味覚は「曖昧で繊細」なのです。人の味覚は嗅覚との関わりも深くこれらを「共通感覚」と言います。
つまり、匂いも良い匂いを嗅ぐのでなく、臭い匂いも、危険臭も嗅ぎ分けることで良い匂いがより一層心地良い香りなどに感じるのです。
これら、五感を総動員し、体験し、記憶することで五感が鍛錬され、敏感になるのです。現在のように偏った一方的な刺激が脳に記憶されているので、その記憶にない、味、臭いなどに対して極端に抵抗感を感じ、嫌うのです。
人の脳は、快感、楽しい、楽だ、美味しいなどが好きで、不快、楽しくない、辛い、不味い、臭いなどが嫌いなのです。
ですから、五感を総動員して感じる重要性がここにあるのです。美味しく感じない、食べ物も、飲み物も味わってみること、そして味の違い、好みの物だけでなく、時には嫌いな食べ物、飲み物などにもチャレンジしてみることです。
そうすれば、味覚は発達し、同時に嗅覚も発達する。人の五感は日々変化し、鍛錬しなければ衰え行くのです。
私は今後とも、五感研究から若者たちにビールや日本酒の美味しさを再認識して貰い、味わって良さを理解して欲しいと願っている。これらは和食の日本の食文化であり、伝承に繋がるのです。ご飯を食べなくなってきた若者たち、勿論、日本酒も飲まなくなってきている。
今一度、日本食を見直し、日本の食文化を守るためにも今後とも私はマスコミ等を通じて「日本食の重要性」を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味覚を育てる!

2010-03-19 00:00:42 | 感覚、五感
私は現在、人の五感研究から現代人の味覚の衰え、低下を危惧している。
それは、私共とテレビ局の調査で全国の小学生の半数が「味覚障害」が疑われている。
また、人の味覚の重要性から、食と味覚、味覚と脳の関わりなどマスコミ等での取材、テレビ出演も多くなってきている。
人の味覚は食事の味を感じるだけでなく「美味しい」と快感を感じ、また食べたいなどの食欲にもつながります。
正しい食べ方、好きな物だけ食べる偏食や箸を使って上手く食事のできない子供たちも増えている。
私は朝食、それもしっかりとゆっくり咀嚼して食べることを推進している。それは、咀嚼することで口内の唾液の分泌を促し、口内の雑菌などを減らす役割を担っている。また、三叉神経の刺激によって脳に刺激を送ることで脳の血流がよくなり、脳の栄養素ともに脳活動によい影響を与えるのです。
何度も朝食や人の味覚の重要性を私は指摘し、警鐘を鳴らしながら提唱している。人の脳は人体の中でも燃費の悪い臓器であり、酸素の40%を必要とし、栄養素も20%を必要とする臓器です。
現在の子供たちの食事の仕方にも異変が生じているのです。それは「ばっかり食べ」という食べ方です。私が武蔵野市のある小学校で子供たちと一緒に給食を食べることになり、私は仕事柄子供たちの食べ方を注目していた。多くの子供たちが、最初にご飯だけ食べ、食べ終わったら次におかずだけ食べる食べ方です。
これらの食べ方ですと、少し酸っぱい物、苦みのある食材、辛い食材などを食べられないのです。
普通、私たちはこれら刺激のある食材はご飯と一緒に食べて、口の中で中和して食べます。これらを「口内調味」と呼びますが、これらが正しい食べ方なのです。正しく食事ができないと味覚の未発達だけでなく、ご飯を美味しく食べられない、嫌いな食材が多くなり、極端な偏食傾向になると微栄養素の不足など身体の健康にも影響を与えるのです。それだけではありません。
出された料理を美味しいと感じられないため、味覚は勿論、お腹を満腹にさせるための食べ方、食事になることが危惧されるのです。
私たちが美味しい料理を食べると、満足した、美味しかったと脳が快感します。現在の子供たちや若者たちでは、この「美味しかったという快感ができない」人たちが増えているのです。
このような状態では、味覚だけでなく、他の感覚も鍛錬できず、脳の働きも低下することがわかっております。
脳の働きの低下は、記憶力の低下、集中力の低下、及び脳の抑制能力の低下につながるのです。つまり、理性の働きが悪くなり、興奮した脳は自分でコントロールできず、周りに八つ当たりや暴力的になるのが最も怖いのです。
これらが、食事と脳の健康ということなのです。身体的な健康面は勿論のこと、精神面の健康にも食と味覚は関わっているということを是非、皆様にご理解頂けたらと思います。
私共研究所はこれらの関係から「食育は箸育と題して」皆様に食と味覚の重要性を提唱し、指導して参ります。私共の使命と思い、今後とも正しい食事、味覚の重要性を提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リコール問題から(危機管理)を学ぶ!

2010-03-18 00:00:56 | 感覚、五感
ついにトヨタ神話が崩れかけようとしている。これらはトヨタ車だけでなく、日本のクルマは安全で故障しない、安くて質もよく、完成度の高いクルマとして世界を席巻したのである。
ところが、海外に工場起点を移し、現地から部品などの調達するようになり、いくらトヨタ式管理システムを採用しても、私は以前からボルト一本に至るまで部品管理や生産管理に目が行き届かないのではないかと危惧していた。
以前に私は日本の大手自動車に私が乗っていた乗用車の欠陥部品を見つけ、デーラーから、その自動車会社の本社、役員まで状況を訴え、徹底的に調べて貰うように要求し、書面での原因とその後の改善策を求めた経緯がある。お陰で私はその自動車メーカーで一部監修する役割を担ったのである。
結局はリコールせず、そのクルマを新型車に変更し、車名も変更したのである。
私は人の五感研究から、人の感覚の重要性、能力の向上を提唱し続けている。危機管理などはまさしく、人の感覚、特に「予知能力」なのである。少しでもおかしい、何かあるのではないかと感じる敏感に反応する能力である。
日本の自動車会社に限らず、私が危惧しているのは、この管理能力、危機管理能力が欠如している経営者は多い。それは、自動車会社でも多いが、本田宗一郎氏のように技術畑で油まみれになり、自動車を知り尽くしいる経営者が日本には必要なのである。
高学歴で海外で経営学を学んだ。頭で自動車のことを理解している経営者が多いのである。自動車に限らず、自社製品の取引先を殆ど知らなかったり、把握していない経営者も多いのである。
また、私は日本での技術力低下を危惧している。それは「巧みの技」の継承や巧みの理解が希薄になっているのにも日本の技術力が低下してきている原因があるのではないかと考えている。
未だに、自動車のドアの型どりは、職人といえる人が手の触覚を頼りに、数ミリのくるいなくカーブなど磨きを掛けているのである。
経営者も同様に技術畑を経験し、油まみれになり、自社の自動車の隅々まで理解している。体で理解していれば、間違いなく、欠陥もすぐに見抜き、発見して大リコールに繋がらなかったのではないか、よく医学の世界や新薬の開発には「臨床実験」が行われるが、ハイテク業界ではテスト実験は機械的な実験を繰り返すだけで、データは取りにくいのである。つまり、完成したクルマを人間が運転し、五感で異常を感じ取る能力が必要であり、これらが臨床実験なのである。これらはリコールや異常を察知する早道なのである。
ところが、現在の自動車に限らず、日本の多くの製品は合理化、生産性を重視し、五感で異常や予知するなど考えもしない。理解していないのである。
だから、このような世界を驚かせる自体に発生し、その企業の存続にも関わる深刻な問題に繋がるのです。
私は今一度、日本での技術力「物作りの日本」を見直し、ハイテク、合理化、生産性だけでなく、人の五感、感覚で危機管理を身につけ、頭で理解するのでなく、体で感じ取るこれこそが「五感で感じる」ことの重要性である。
このような考え方の経営者は残念ながら日本には少ない。今後、トヨタ社に限らず、他の企業でも起こりえることであることを理解して欲しいと思います。
私共は、3月以降にこれら人の五感を生かした危機管理能力の向上などの指導や安全管理など、人の感覚に関わる問題解決のために指導、講演も含め活動して参ります。具体的には6月の建築業界関係者向け、五感を刺激し、五感に訴えるデザインや設計、室内空間作りなどの講演も多数依頼が増えております。
売り上げに拘り、物作りに拘らなかった今回の大リコール問題。私たちは物作りの怖さと、逆に楽しさ、未来に向けたチャレンジが始まると確信している。
「物作りこそ人の五感が重要で、五感を理解していなければ危険である」。
私共研究所のノウハウを求め、必要とする企業があれば、惜しみなくノウハウを提供し、私共は会社の利益や私欲で指導や研修などを行うのでなく、日本の技術力の向上を目指し、復活を祈るだけである。
少しでも私共が関わる事が出来たら幸いである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネトゲ依存症と五感の関係!

2010-03-17 00:00:43 | 感覚、五感
皆さんはネトゲ依存症という言葉をご存知だろうか?、以前にはゲーム依存症なる言葉が流行ったが、今回のネトゲ依存症はその進化版でもある。ネットゲーム依存症の人たちを示す言葉でもある。
インターネットで繋がれたゲーマという人たちがネットによってコミュニケーションしながら、戦う内容のゲームが多いのである。20歳代から40歳代に多く、主婦や人との関わりの苦手な人たちにそのような傾向が多いのである。
現実の社会から「逃避したい」、現実の世界で人と関わるのが苦手、うっとしいと考える人たちはこの非現実の社会で関わりを持つのである。
ゲームの内容によっては、味方同士で助け合い、バーチャルな世界で愛し合い、結婚するという内容のネットゲームもある。
多くは、深夜から朝方までゲームをしているため、お昼過ぎまで眠っている。だから、無職や引きこもりがちになってしまうことが社会問題にもなっている。以前に私がゲーム脳について、感覚生理学的に説明したことがあるが、これらに似ている。現実の世界では自分の思うような生き方や、思い通りにならないことが多い、ところが非現実(バーチャルリアルティーの世界)では、思い通りに行くことがある。そしてゲームに填り、人は「快感を覚える」この快感の繰り返しが依存症に繋がるのである。つまり、ゲーム中毒などと表現されるように、填ってパソコンでも壊れる物なら、八つ当たりし、荒れてしまうだろう。現に若者が親からゲームのやり過ぎを注意されたら、バットで親を殴った事件なども発生している。
ケーム依存は、視覚的要素、ゲームを行っている時間、期間が長ければ、長いほど、脳の刺激も強くなり、依存症の症状が重くなるのである。現実の世界なら、会社で上司から怒られたり、指示を受けるのが嫌だと感じるだろう、ゲームの中では逆に部下や年上の人も指示が出来たりするのである。これらの感覚に陥るとネトゲ依存症に疾患しやすくなる。
これらは、人の脳の記憶と感覚異変と私は呼んでいるが、長時間のネットゲームに填ると、視覚的要素から現実の世界で関わる。コミュニケーション出来なくなることが最も恐ろしいのです。逆にバーチャルな世界でしかコミュニケーション出来ない。ゲームの最中に「仲間」と書き込みという形でコミュニケーションをとり、仲間と助け合い、指示を送ったり、愛し合ったりと現実の世界観とは違った感覚で楽しみ、快感を覚えるのである。
これらバーチャルな感覚は、思い込み、思い違いなど現実の世界観と非現実の世界観の境目を理解出来ない、何年か前にフライトシュミレーションゲームという、リアル感を追求した飛行機のフライトゲームに填り、ゲームの中でジャンボジェットをいつも飛ばしているので実際のジャンボジェット機を飛ばせると思い込み、ハイジャックし、パイロットが断ると持っていたナイフで刺して死亡させる事件はショッキングでした。これらはゲーム依存症の最たるものだが、 ネトゲ依存症は現実の世界、社会での関わりやコミュニケーションを苦手とし、関わりを避けようとする傾向が強い人たちが問題化されているのです。即、事件や暴力沙汰に繋がるわけではないが、身体的にも精神的にも健康的とは言えないのである。ましてや私共の五感研究から、感覚的記憶に異変が生じている。ネットゲームに填り、一日中ゲームを行っていると精神的な影響や感覚的に異変が生じるということである。
これらの社会問題は、韓国では深刻な社会問題として数年前から取り組みなどが行われている。ゲームメーカーに協力やネット会社に協力して貰い、深夜の時間帯に制限させるなどの対策なども考えられている。日本以上に韓国ではネットゲームの人口もネット環境の良いため、現に光ケーブルの普及率が90%と言われるネット王国でもあります。プロのゲーマも世界一に輝くのは韓国人が多いのである。
カリスマのゲーマも存在するほど韓国では加熱している。但し、韓国では私共のような人の五感、感覚を研究する研究機関もないため、私共は韓国にも進出し、五感の重要性を説いていきたいと考えている。
ゲーム、とくにネットゲーム自体は私は否定もしないし、悪いことではないと思うが、それを使いこなす人たちの填る程度、プレーしている時間、期間を制限することが重要なのである。何でもそうだが依存してしまう、頼り切ってしまう感覚が「危険なのである」。
私はネットゲームプレーヤー同士、ゲームのやり過ぎに注意、お互いに現実の世界で生きて、コミュニケーションしようと呼びかけ、正しく、楽しくプレーすれば私はどんどんやって欲しいが、現状の段階では何かしらの政府間や企業間で制限や専門機関などの関わりが必要と考えている。身体的にも精神的にも不安定、不健康になることは思わしくないし、若者達にけっして良いわけではない。今後ともゲーム脳、感覚については追求し、警鐘を鳴らしながら提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本にアニマルポリスの導入へ!

2010-03-16 00:00:27 | 感覚
私は2000年の夏に当時の法務大臣「臼井日出男法務大臣」が知人ということもあり、ペット動物、実験動物の扱いの現状を訴え、手紙ではあるが現状を報告、当時殺処分されたペットが30万頭を超えたこともあり、法の改正を求めたものである。同年の10月に臨時国会で可決され、「動物の保護と管理に関する法律」と「ストカー法」が可決された。そして同年12月には施行されたのである。現在は「愛護法」と名称を変更になっております。
これらの活動から、私は日本でのペットブームに警鐘を鳴らす意味でも、日本にぜひ「アニマルポリス」の導入を申し出ている。先ほども警視庁に提案を差し上げたところである。
例えば、危険動物の管理放棄や違法ブリーダーの取り締まり、国際保護生物指定の希少生物の販売目的輸入禁止取締りなどもアニマルポリスの取り締まり管轄である。また、以前に東京の渋谷に野猿が現れ、捕り物騒ぎになったことは記憶に新しいところだが、警察官が何十人に動因されそれでも捕まらない。
これらは税金の無駄遣いであり、失態なのだからプロ(アニマルポリス)は訓練された人が保護に関わる。海外では普通2名程度が麻酔銃などを使用し、1時間~2時間程度で保護ができる。これらが税金もあまり使わず無駄がないのである。皆さんはこのように捕り物にいくらお金が掛かるかご存知だろうか、例えば警察官を10人出して、何十時間も掛かったらそれこそ数百万では経費や人件費は時には1千万円を超えることすらあるのです。
また、私は日本にアニマルポリスを導入することで雇用の確保が生まれる。陣国各地の都道府県に採用すれば、地域で数名程度でも全国規模となれば、数千名の雇用が生まれる。また、これらに関わる動物専門学校、警察学校などの採用にも増員できる。訓練や動物の管理、保護に関する指導も必要になる。
経済効果も数百億円から実施され、導入されたら数千億円の経済効果も期待できると考えている。
海外、アメリカやヨーロッパではアニマルポリスの歴史も古く、それに関わっている人たちの活動範囲も広く、社会貢献に役立っている。何より生物保護、自然環境保護の観点からも日本にも必要であると訴えている。
私の娘二人も現在も生物の保護に、管理に関わる活動をしているが、日本でのアニマルポリスが導入されれば、私の娘のように待ちわびている人たちは多いのである。
日本では、現在ブログなどで署名集めをしているが、なかなか難しいだろう。だから私どもは警視庁は勿論、内閣府、法務省、文部科学省などの各署の認可、協力支援がなければ実現は難しいと考えている。
具体的にアニマルポリスをただ導入するだけでなく、数年かけて人材の育成、教育指導などもして行かないと無理である。いざ現場で体験不足は時には命取りなることもあるからである。ただ、動物たちが可愛そうだからと私は「愛護法」に関わったわけではないのである。同様にアニマルポリスの導入も同様に有識者を集め、検討し、予算も具体的な活動内容など決まらないと日本での導入には今しばらく時間が掛かると考えている。但し、現在の危険動物などの管理放棄、虐待は未だに続いているこれらを即急に取り締まらなければならない。現状は警察官が行っているが、現行では無理に近い、それは犯罪や事件が多発しており警察官が忙しすぎるのである。だから専門の取締官(アニマルポリス)が日本に必要なのである。
私は以前に動物の管理と法律の改正に関わった実績がある。今後とも関係省庁、専門学校、警察学校などの協力支援など求めて行きたい。
まずは署名も大事だが声を上げて訴えて行く活動から始まる。皆様にも是非、多くの人たちがアニマルポリスの日本での導入を待ちわびていることをご理解頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記憶力を高め、家事に仕事に生かす方法!

2010-03-15 00:00:10 | 感覚
私も最近、ある有名作家の名前が思い出せず、イライラしたことがある。皆様も、特に人の名前が思い出せない。固有名詞が出てこないなど、もどかしさを感じた人は私のような中年以降の人なら誰しも経験有ると思います。
それは、人の脳の記憶の仕方に関係している。中年以降になれば誰しも記憶力が低下してきたと自覚する人は多いと思われるが、実は記憶力が低下したのでなく、記憶していることを引き出す能力、スピードが遅くなっただけなのである。それは、人の脳細胞と深く関わっている。人の脳細胞は20歳を過ぎたころから毎日10万という数の脳細胞が死滅して行きます。但し、記憶力を高めるために努力や鍛錬をすることで別のルートで脳細胞が蘇ることが知られている。この能力を「可塑性」といいます。この復活ともいえる脳力を活用することで高齢者でも脳活動は活発化させることが可能になるのです。
中年以降になると記憶力が低下したと自覚するのは、体験や経験豊かな人たちですから、記憶しなくてもよい、さほど覚えなくてもよいと「概念」が働くのです。つまり、覚える能力よりも中年以降の人たちは若者達より体験的な記憶に優れているのです。
だから人生経験豊かな大人の人たちが、若者たちより知恵や創造性などに優れているです。逆に若者たちは、計算が早いや人の名前が覚えている「知識」が高いとの差なのである。
例えば、人が記憶している数字を競い合うギネスでは、円周率計算を10万桁以上を記憶し、暗記していた人は日本人で千葉県に在住する60代の男性だったのです。60歳になっても記憶力は衰えないという証拠でもあるのです。
ここで、記憶力を高め方法を伝授いたします。皆さんはよく口癖に「自分は無理、出来ない」とすぐに諦めていませんか? そして、覚えてなの役に立つのと嘆いていませんか? 好奇心が衰えていませんか? これらが記憶力や脳の活性化の邪魔をしているのです。
また、面倒くさいと嘆いていませんか? これらも脳の鍛錬には「概念」が強くなり、邪魔になります。ですから、すぐに諦めず、チャレンジする思いと好奇心を持って、必死になれば人の脳には「潜在的能力」があるのです。
勉強に限らず、スポーツでも同様です。
皆さんも経験あると思いますが、どうしてもこれを覚えないといけないとか、学ばなければならないと決意したときには、しっかり記憶して忘れないのである。これが必死さなのです。
例えば、家庭の主婦なら、今晩の献立どうしようと思い悩むでしょう、スーパーに出かけ、食品を見ながら思い悩む人もおられるでしょう。
但し、問題は何時までも悩んでどうしようと考え込んでしまうことです。直感でも良いので、「よっし、今日の献立はこれ」と決断する。思考も想像も駆使して、決断を「即決」することで記憶力も脳も活発化するのです。
よく、マス目計算や計算ノート、脳トレのゲームなどで脳を鍛錬しようとするする人たちも多いですが、実は、脳全体が鍛錬されるのでなく、脳の一部、つまりやらないよりはやった方が良い程度だということをご理解下さい。
それより、五感を総動員して、感じ、記憶することを繰り返した方が脳全体を鍛錬できる。
本を読むにしても声に出す。音読するとか、速読法で読む。これらを工夫するだけでも脳トレになります。
仕事などビジネスでは、計算や処理は出来ても、若い人たちがアイデアや創造性が発揮出来ないのは、ズバリ「知識力」が高くても「知恵力」が低いからである。つまり、与えられた仕事、特に計算や文書の処理などは手慣れたものだろう。但し、自分で仕事を見つけ、創り出す。アイデアを発揮させる。創造性を駆使するのは、体験学習や努力して学びなければ不可能である。
記憶には、暗記する記憶、体験型記憶など様々ある。人の記憶や学習はコンピュータのデータのようなもので、後に家庭の家事でも、仕事場で活用などの基になるのです。但し、記憶力だけでは役に立たないのである。
だから、私が企業での新人研修や講演で、創造性脳力開発と名付け、取り組んでいるのがそうであるように、現在の若者たちには、記憶力が高くても、この脳力が欠けているのである。
よく私が講演や研修、指導していて多くの人たちに質問されるが、荒木先生の考える頭の良い人とはと、質問されると私は必ず「素直な性格の人、記憶を引き出し、それを応用する創造性の高い人」が頭が切れて回転が速い、つまり頭(頭脳)が優れている人と提言している。
素直な性格は、人の言うことを素直に聞き、記憶する。そして、記憶力の良い人は引き出す能力も早く、優れている。ましてやその記憶を創造性に応用できれば、ノーベル賞も可能な人になるかも知れないのである。
私共は、これら人の脳科学、感覚生理学を応用し、個人のスキルアップ(脳力開発)、運動選手など、一般の方々の脳力開発、脳の活性化の方法など指導もして参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒーで五感を癒す!

2010-03-13 00:38:45 | 感覚
私はコーヒーが好きで毎日3杯は飲んでいる。朝昼食後の一杯、この一時が一番美味しい、そして、昼食後の一杯、それから3時に軽めのスイーツなどと一緒にコーヒーを飲む時が何より、五感が癒され、私の脳も喜んでいる。
18歳頃から現在52歳になる毎日コーヒーを飲み続けていることが出来たのだからそれだけ健康ということでもある。私にはコーヒーだけは止められないのである。カフェイン中毒などと表現する事はあるが、自覚症状がはっきりせず曖昧な表現である。それどころから私にはコーヒーと定期的に運動し、脳、感覚も鍛錬しているからアンチエイジング的な飲み物だと指摘し、脳を活性化する飲み物であると提唱し、推進している。
私には若返りの水、命のコーヒーと呼んでいるが、肌つやの良さ、若々しく見られているのも、飲み物と運動、感覚の鍛錬からだと自負している。
今もタイプしながらコーヒーを飲んでいるが、頭が冴えるのである。時にはコーヒーカップを代えて飲んだりもする。これらは複合感覚と呼びますが、そのときの感情や雰囲気、環境によって人の五感は変化するのです。例えば、良い景色を見て食べるお弁当が美味しく感じるように、コーヒーカップなどを代えて飲むと同じコーヒーでも味が変わるように感じるのです。
私もコーヒーが飲みたいが、コーヒーを飲むと眠れない、興奮するという人には、私はタリーズコーヒーのタリーズ・ビーンズ(デカフェ)を推薦している。アメリカやヨーロッパでは日常的に飲まれているデカフェ、そもそもデカフェとは、カフェインを含んでいる飲食物からカフェインを取り除き、カフェインをほぼ含まなくなったもの。タリーズでは、化学製品を使用せず、コーヒー本来の味を出来るだけ損なわない製法を活用し、カフェイン90%以上取り除いたビーンズを使用している。ほどよいボディに酸味の効いた、体に優しいカフェインレスコーヒー「デカフェ」です。
私は事務所の近くの京橋タリーズ店でお持ち帰りしてこのデカフェを飲んでいる。眠気防止には役立ちそうにないが、甘いスイーツなどとの相性は良いのである。本当に優しいコーヒーと私は表現しているが、コーヒー通の私には少し物足りない感はあるが、時にはカフェレスコーヒーも良いと思う。
確かにコーヒーに拘り始めると、コーヒー豆だけでなく、水に拘り、入れ方、豆の引き方まで拘ってしまう。確かにコーヒーに拘ってもお酒に拘るよりは、健康的であるし、何より金銭的に合理的な飲み物である。お酒なら、缶ビール一本350mmlよりコーヒーの方が安いかも知れない。喫茶店などやホテルで飲むコーヒーなら一杯500円~1000円はするが、200gのコーヒーを購入して飲めば、200g1000円のコーヒー豆でもお得である。200gあれば数十杯のコーヒーが飲めるからである。
また、一杯ごとにお湯を注ぐタイプのコーヒーなら、宣伝ではないが一杯20円程度といっているように低価格で美味しいコーヒーが飲めるのも、コーヒーの魅力の一つでもある。安くて健康的な飲み物なのである。
以前、コーヒーの飲み過ぎは胃潰瘍になりやすいとか、カフェイン中毒になるとか指摘されたことがあるが、お酒の飲み過ぎによる肝硬変や胃潰瘍は聞いたことはある。コーヒーの飲み過ぎで死亡したというニュースや報告は今まで私は聞いたことがない。
それどころか、コーヒーを毎日3杯以上飲んでいる人は、高齢者は飲みない人より、癌に疾患しにくいとか、脳梗塞の予防になる。脳卒中予防になるなどの医療新聞等に研究データが報告されているのである。
最近、俄然コーヒーの効用が期待され、高齢者の方々にも飲まれ始めているのです。コーヒー通の私としては嬉しい限りである。
また、コーヒーが五感を癒し、五感を刺激すると提言しているのも私ぐらいだが、コーヒーを飲んだ後の脳波や脳活動は驚くほど活発化しているのです。これらから、五感も鋭くなっていると予想されるのです。
頭がすっきりする気分は、つまり脳が活性化している証拠なのです。
他の飲み物では、あまりあり得ないことである。脳の活性化に即効性のある飲み物こそコーヒーなのである。そして、コーヒーで今日も乾杯である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする