人には汗を流す汗腺という所があり、汗腺の数は、生後3歳ぐらいまでに200万~400万個と決まっている。
しかし、加齢と共に数は減って行く、また、生活環境によっても変化するのである。
熱帯性の地域に住んでいる人と、寒冷地域に住んでいる人では汗腺の数も違っているのである。これを「能動汗腺」と呼んでいる。
では、人はなぜ汗を流すのか、それは、体温の調節である。
人の体温は36.5度前後と決まっている。野外温度が高くなると人は汗が出やすくなる。
汗は血管内からでる水分として汗腺からでるが、この汗(水分)の蒸発(気化熱)
によって体温調節しているのである。
これら健康的な汗は水分が多いのでサラサラとしてすぐに蒸発する。だから匂いもあまり感じない。
健康な汗腺はミネラル分を再吸収して血液中に戻すことができるが、弱った汗腺にはそれができない。その結果、ミネラル分を含みベタベタした汗をかくことになるのだ。これら血液内のミネラルなどを排出してしまうので、ミネラル分が失われると、血液がドロドロに成り、体の生理機能、脳がダメージを受けるのである。
血液がドロドロになると十分に脳に酸素が行き届かなくなる。
これらが真夏などに起こると「熱中症」という症状になるのです。
熱中症などは人の脳の視床下部という脳部が自律神経の働きを促し、調節している。また、小脳などにダメージを受けるとふらつき歩けなくなる。
酷い場合は、軽い身体痙攣、体温調節できず体温が40度を超えると脳が溶け始め、脳死に至るのである。
人の脳は42度などの熱で溶けてしまう特徴があるのだ。
だから、絶えず新鮮な空気と栄養素が必要な燃費の悪い臓器なのである。
人の脳は身体の中でも酸素の40%、栄養素も20%を必要とするのです。
現在の子供達や若者達の中には、汗が出ない、良い質の汗が流れないという人達が急増している。
これは普段から汗を流さないために能動汗腺の数が減少し、体温調節が出来ず、脳の視床下部という、自律神経を司っている脳部も低下しているのだ。真夏の野外活動など、30分程度で熱中症など倒れてしまうのである。
我々大人でも同様に真夏の野外のスポーツは注意が必要なのである。よく見かける風景に草野球などの時にビールなど飲みながら野球をしているのは危険な行為である。ビール特に利尿効果とアルコールの飲み過ぎは体温を上げ、体内の水分を外に排出してしまうので、すぐに咽が渇くことになるのです。
アイスコーヒー、お茶などでも利尿効果が高く、汗より尿として出てしまうので、体内に吸収されにくいのである。
以前は、汗を出にくくするために水を飲むなと誤った知識が広まったが、水や飲み物を飲まなかったからと汗が出ないと言うものではない。
スポーツドリンクのように体液に近いと体内吸収率が高いのである。
現在は、スポーツ時は冬でも水分補給しながら運動するように指導している。
私のように一年中汗を出していると、激しい運動をしていてもTシャツが濡れることは少ないのである。これはサラサラの水分性の汗を流しているからすぐに蒸発しているからである。この汗が良質の汗なのである。
良く汗を流すと毒素が出ると言われて居るが、実は毒素が出て居ないのである。
汗の水分と一緒に分泌される皮脂が出るからである。肌の乾燥を防ぎ、肌の潤いを守る。新陳代謝も促されるため、汗は美肌づくりにも欠かせない。
また、汗を流し皮脂が出たらシャワーなど浴び、身体を綺麗にしておくと、美肌だけでなく、汗くさい匂いや体臭予防にもなるのです。
汗をかいたまま、Tシャツなど何日か置いておくと臭い匂いがするのは、汗の成分に雑菌が集るからである。
だから、私はこのシーズン、毎日シャワーを浴び、身体を洗っている。
また、定期的な運動に心がけ、汗を沢山流している。家内や家族には洗濯の量でたまらないと思うが私の健康法と美容法である。
皆様も、良い汗を流すため、ウォーキングや軽い運動などに心がけるようにしまうしょう。
但し、日中野外気温が30度以上の時にはスポーツは勿論、散歩も注意が必要です。
私は、散歩は涼しい早朝や夜に体育館で行っている。夜でも熱中症に疾患することがあるので注意が必要でもあるのでする
やはり、マメに水分を取りながらスポーツなどすることである。
私の場合は、スポーツする前に水分(スポーツドリンク)と途中でも補給し、500mmlのペットボトルを飲み、スポーツ終了後、今度はクエン酸とアミノ酸、亜鉛など多く含んだ飲み物を飲んでいる。これは翌日に疲れを残さないためである。
これからのシーズンは汗を流す機会や夏休みに入り、子供達が汗を流すことが多くなります。普段から冷暖房の効いた快適な生活環境に居る、子供達が急に野外で活動や遊ぶことは自律神経失調症などの疑いのある子供達には特に注意が必要である。
自律神経を鍛えることはつまり、脳を鍛錬することであり、強い肉体を造ることに繋がるのです。
だから人が汗を流すことは活動範囲を広げ、肉体的にも精神的にも強い人間になれるということを私から提唱致します。
汗を流したらバランスの良い飲み物と自分の体質に合った飲み物を選ぶようにしましよう。
そして、今年の暑い夏を元気に乗り越えて下さい。
五感教育研究所、主席研究所、荒木行彦
しかし、加齢と共に数は減って行く、また、生活環境によっても変化するのである。
熱帯性の地域に住んでいる人と、寒冷地域に住んでいる人では汗腺の数も違っているのである。これを「能動汗腺」と呼んでいる。
では、人はなぜ汗を流すのか、それは、体温の調節である。
人の体温は36.5度前後と決まっている。野外温度が高くなると人は汗が出やすくなる。
汗は血管内からでる水分として汗腺からでるが、この汗(水分)の蒸発(気化熱)
によって体温調節しているのである。
これら健康的な汗は水分が多いのでサラサラとしてすぐに蒸発する。だから匂いもあまり感じない。
健康な汗腺はミネラル分を再吸収して血液中に戻すことができるが、弱った汗腺にはそれができない。その結果、ミネラル分を含みベタベタした汗をかくことになるのだ。これら血液内のミネラルなどを排出してしまうので、ミネラル分が失われると、血液がドロドロに成り、体の生理機能、脳がダメージを受けるのである。
血液がドロドロになると十分に脳に酸素が行き届かなくなる。
これらが真夏などに起こると「熱中症」という症状になるのです。
熱中症などは人の脳の視床下部という脳部が自律神経の働きを促し、調節している。また、小脳などにダメージを受けるとふらつき歩けなくなる。
酷い場合は、軽い身体痙攣、体温調節できず体温が40度を超えると脳が溶け始め、脳死に至るのである。
人の脳は42度などの熱で溶けてしまう特徴があるのだ。
だから、絶えず新鮮な空気と栄養素が必要な燃費の悪い臓器なのである。
人の脳は身体の中でも酸素の40%、栄養素も20%を必要とするのです。
現在の子供達や若者達の中には、汗が出ない、良い質の汗が流れないという人達が急増している。
これは普段から汗を流さないために能動汗腺の数が減少し、体温調節が出来ず、脳の視床下部という、自律神経を司っている脳部も低下しているのだ。真夏の野外活動など、30分程度で熱中症など倒れてしまうのである。
我々大人でも同様に真夏の野外のスポーツは注意が必要なのである。よく見かける風景に草野球などの時にビールなど飲みながら野球をしているのは危険な行為である。ビール特に利尿効果とアルコールの飲み過ぎは体温を上げ、体内の水分を外に排出してしまうので、すぐに咽が渇くことになるのです。
アイスコーヒー、お茶などでも利尿効果が高く、汗より尿として出てしまうので、体内に吸収されにくいのである。
以前は、汗を出にくくするために水を飲むなと誤った知識が広まったが、水や飲み物を飲まなかったからと汗が出ないと言うものではない。
スポーツドリンクのように体液に近いと体内吸収率が高いのである。
現在は、スポーツ時は冬でも水分補給しながら運動するように指導している。
私のように一年中汗を出していると、激しい運動をしていてもTシャツが濡れることは少ないのである。これはサラサラの水分性の汗を流しているからすぐに蒸発しているからである。この汗が良質の汗なのである。
良く汗を流すと毒素が出ると言われて居るが、実は毒素が出て居ないのである。
汗の水分と一緒に分泌される皮脂が出るからである。肌の乾燥を防ぎ、肌の潤いを守る。新陳代謝も促されるため、汗は美肌づくりにも欠かせない。
また、汗を流し皮脂が出たらシャワーなど浴び、身体を綺麗にしておくと、美肌だけでなく、汗くさい匂いや体臭予防にもなるのです。
汗をかいたまま、Tシャツなど何日か置いておくと臭い匂いがするのは、汗の成分に雑菌が集るからである。
だから、私はこのシーズン、毎日シャワーを浴び、身体を洗っている。
また、定期的な運動に心がけ、汗を沢山流している。家内や家族には洗濯の量でたまらないと思うが私の健康法と美容法である。
皆様も、良い汗を流すため、ウォーキングや軽い運動などに心がけるようにしまうしょう。
但し、日中野外気温が30度以上の時にはスポーツは勿論、散歩も注意が必要です。
私は、散歩は涼しい早朝や夜に体育館で行っている。夜でも熱中症に疾患することがあるので注意が必要でもあるのでする
やはり、マメに水分を取りながらスポーツなどすることである。
私の場合は、スポーツする前に水分(スポーツドリンク)と途中でも補給し、500mmlのペットボトルを飲み、スポーツ終了後、今度はクエン酸とアミノ酸、亜鉛など多く含んだ飲み物を飲んでいる。これは翌日に疲れを残さないためである。
これからのシーズンは汗を流す機会や夏休みに入り、子供達が汗を流すことが多くなります。普段から冷暖房の効いた快適な生活環境に居る、子供達が急に野外で活動や遊ぶことは自律神経失調症などの疑いのある子供達には特に注意が必要である。
自律神経を鍛えることはつまり、脳を鍛錬することであり、強い肉体を造ることに繋がるのです。
だから人が汗を流すことは活動範囲を広げ、肉体的にも精神的にも強い人間になれるということを私から提唱致します。
汗を流したらバランスの良い飲み物と自分の体質に合った飲み物を選ぶようにしましよう。
そして、今年の暑い夏を元気に乗り越えて下さい。
五感教育研究所、主席研究所、荒木行彦