センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

女性特有の癌検診の推進!

2019-05-03 00:00:03 | 検診

*免疫機能や成長がストレスで妨げられる!

ストレスの応答反応が非常に強かったり、長い間応答が続いていると身体に様々な影響が出てくる。

よく知られているように、血圧の上昇が続くため、高血圧の原因になる。

血糖値も上がり、糖尿病の原因となる。特に後述するグリココルチコイドの蓄積によるステロイド糖尿病が起こりやすい。

全身の筋が緊張するため筋組織の損傷も起き、生殖能力の低下、成長抑制、免疫機能の低下なども引き起こす。鬱病や摂食障害、自律神経障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD:post Traumatic Stress Disorder)など、多様な心理的障害の引き金にもなる。

慢性的、あるいは急性の大きなストレス負荷による体内の応答メカニズムが、近年かなり細かく分かって来ている。

 

*グリココルチコイドの分泌有害の主因!

ストレスが関るとHPAaxisによって副腎からアドレナリンやノルアドレナリン、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の一つ、グリココルチコイド(糖質ステロイド)ではないからと言われている。

このホルモンは、ストレス応答により脳に作用して、タンパク質分解を促進するなどで、エネルギー確保に働くと考えられる。

その作用は短期間的に有用だが、ストレスが続き、体内に増えた状態が続くと先に述べたように様々な悪影響が引き起こされると言われる。

強いストレスを受け続けると身体にも脳にも様々な悪影響が出る。

強度のストレスにより心的外傷ストレス障害(PTSD)を発症することもある。

ストレスホルモン!

「コルチゾール」は糖質コルチコイドの一種です。様々なストレスに反応して分泌されるため、アドレナリン、グルカゴン、成長ホルモンと共に「ストレスホルモン」とも呼ばれています。

コルチゾールはストレスを感じた時だけに分泌される訳ではありません。こうして、ストレスは

人の身体や脳に悪影響を与えるものです。

 

但し、ストレスには「人体的ストレスと精神的ストレス」があります。

例えば、肉体労働や激しい運動なども「身体的ストレス」から筋肉痛や疲労となります。

精神的ストレスは、人間関係に悩んだり、女性の人なら信用していたら人から裏切られたり、仲間から悪口や陰口を言われるなども精神的ストレスとなります。

これらストレスが全て悪いものではありません。積極的に学んで自身のスキルアップや「やる気」を起こすなどには、自身に「負荷」を掛けないといけません。時にはプレッシャーや緊張する場面もあると思います。但し、これらのストレスは身体や精神には悪い影響を与えないストレスです。

精神的ストレスは「自身が不快や嫌だと思考したり、感じたりすると極度のストレス(負荷)が掛かります」。

私のようにストレスに強い人ばかりではありません。日本人は総じて「ストレスに弱い」国民性を持っています。

それは世界でも稀な「不安遺伝子」を持っているからです。

不安遺伝子には、三タイプあり、Sタイプ=不安に弱い、SSタイプ=不安にやや弱い、Lタイプ=不安に強いがあり、日本人は、SとSSタイプで日本人の97%もの人たちが不安遺伝子を持っている国民性があります。

ですから総じて「プレッシャー、不安、ストレス」に弱いと言える訳です。

これらから「ストレスに弱いのは自分だけではない」。大勢いるのだと思考し「前向き(ポジティブ思考)」して、ストレスを忘れるぐらいに夢中になることや、やりたいこと、好きなことをして過ごすなど思考変化をさせることで、ストレスを低減できるものです。他には、リラックス効果、女性の人なら「快感」出来ること、良い香りを嗅いだり、心地よい音楽聴いたり、身体を動かして汗をかいたら、お風呂に入りリラックスするなどでストレスは改善できるようになります。

つまり「ストレスとは上手く付き合う」ということが重要だということです。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


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